JPS58158389A - スクイズポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモルタル、生コンクリート等のスラリーを送り
出すためのスクイズポンプに関するものである。

本発明の目的はスラリーを効率よく移送し得るとともに
弾性チューブの耐久性を向上させ、さらＧこはポンプケ
ース内で弾性チューブがポンプブース中心方向へ移動す
ることがないようにして安全に操作できかつ製造が容易
なスクイズポンプを提供することをこある。

実施例 以下、この発明を具体化した一実施例を第１〜３図に従
って説明すると、１はスクイズポンプ全体を示し、車輪
２を有する基台３には円筒状のポンプケース４が固着さ
れている。４ａは同ポンプグーヌ４の前面（第１図左側
）に設けられた上下一対の小孔であり、同小孔４ａの両
側をこは、ポンプケース４の一部を折曲げて折曲げ部４
ｂ（第３図（ｂ））が形成されている。５はポンプケー
ス４の円弧状の内周面を左右に２分割するように設けら
れた突条であって、その内側には弾性チューブ６が円弧
状をこ屈曲されて配設されている。そして、同弾性チュ
ーブ６の一端は前記ポンプケース４の外周上端（こ固定
された支持具７に支持固定されるとともに、他端は前記
基台３に固定された支持具８番こ支持固定されている。

９は前記ポンプケース４両側板にてその両端近傍が回転
可能に支持され、後記ローラー１２を公転させる回転軸
であって、その一端のポンプケース４側板外方にはスプ
ロケット１０が固定されている。１１はその基端が回転
軸９番こ直角に固定され、同回転軸９を中心として反対
方向へ一対ずつ計４本設けられた支持軸であって、それ
らの先端にはローラー１２が同支持軸１１を遊転軸心と
してそれぞれ回転可能に設けられ、回転軸９が回転した
時一対のローラー１２が同回転軸９を中心として公転す
ると同時に弾性チューブ６をその両側から挟圧しながら
同チューブ６外面上を転動するよう番こなっている。又
、同ローラー１２の頂部はテーパ状に縮径され、そのテ
ーパ面１２ａとローラー１２の側面１２ｂ及び頂面１２
ｃとはそれぞれ曲面にて滑らかに連続するようになって
いる。

１３は弾性チューブ６内側に沿うようにして設けられた
規制部材であり、角材をほぼ馬蹄形状に折曲げて形成さ
れている。１４は前記規制部材１３の支持部であり、そ
の両端はポンプケース４の小孔４ａよりやや外部へと突
出したのち、ビスによって折曲部４ｂに固定されている
。よって、規制部材１３はポンプケース４内でがたつく
ことはない。

なお、前記規制部材１３はローラー１２の回転時に弾性
チューブ６がポンプケース４中心方向へ移動することを
規制している。１５はポンプケース４の後方をこおいて
基台上に設けた前記ノブロケット１０駆動用の駆動源で
ある。

以下、本発明１の作用について述べる。

駆動＃１５（こまって、スプロケット９を反時計方向へ
同転させると、先行する一対のローラー１２が弾性チュ
ーブ６を左右から挟圧しながら同チューブ６に沿って転
動する。そして、この先行ローラー１２から１８０°遅
れた位置を同じく一対のローラー１２が弾性チューブ６
を挟圧しながら転勤し、これによって両一対のローラー
１２間における同チューブ６内のスラリーがローラー１
２の回転方向（こ移送される。

ローラー１２が弾性チューブ６がら離れる際、ローラー
１２は弾性チューブ６をポンプケース４の中心側へと引
張るが、弾性チューブ６はその内周面が規制部材１３に
押圧されるため、ポンプケース４中心側へ移動すること
はない。

又、弾性チューブ６はローラー１２によって挟圧され、
縦長の偏平状に変形するが、規制部材１３＆こ抑圧され
て反４発し、その形状は円筒状に復元し易くなる。

さら番こ、ポンプケース４内周面中央には弾性チューブ
６がローラー１２をこ確実に挟圧されるようにその曲げ
径を設定する突条５を設けたことにより、同ポンプケー
ス４内への弾性チューブ６の配設を容易に行うことがで
きる。

さて、ここで従来のスクイズポンプについて、第７図及
び第８図に従って以下に述べる。

このスクイズポンプでは前記のような規制部材１３が無
く、一対の相対向する復元ローラー１３ａが、ローラー
１２より９０°離れた位置において、支持軸１４を介し
、て回転軸９上に配設されていた。

自ｊＪ記復元ローラー１３ａは弾性チューブ６の内周面
を押圧しながら転動し、ローラー１２によって挟圧され
て縦長の偏平状に変形した弾性チューブ６の形状を円筒
状に復元していた。しかし、ローラー１２は弾性チュー
ブ６を内側へ引張りながら、同弾性チューブ６から離れ
るため、ローラー１２か完全Ｇこ離れると、反動で弾性
チューブ６は大きな音を発してポンプケース４側へ、と
戻ることがあった。

よって、弾性チューブ６には単なる抑圧力のはか（二強
い曲げ応力が加わり、弾性チューブ６の位置が安定せず
、スラリー出口附近に疲労を生じて耐久力も弱まるとい
う欠陥があった。

又、弾性チューブ６の一端を基台ｉこ固定しておかない
と、弾性チューブ６はローラー１２の回転方向へ押し出
されていくという欠陥もあった。

本発明実施例では規制部材１３を設けることにより、従
来のスクイズポンプにみられた欠陥を克服している。

次に本発明のスクイズポンプの別個を以下に示す。

第４図及び第５図は規制部材１３をそれぞれ円環状及び
円板状に設けたものである。このように規制部材１３を
形成すれば同規制部材１３は前記第３図の実施例の規制
部材１３より強固なものとなる。

又、本発明において、規制部材１３は第６図に示すよう
に、アーム１３ｃ上に複数個のローラー１３ｂを円環状
に配列して形成することも可能である。

以上、詳述したように本発明のスクイズポンプは弾性チ
ューブ６がポンプブース４中心方向へ移動するこ仁を規
制するための規制部材１３を、弾性チューブ６＆こ沿う
ようにして、同弾性チューブ６内側に設けたことにより
、スラリーを効率よく移送し得るとともに、弾性チュー
ブの耐久性を向上させ、さら番こは弾性チューブがポン
プケース中心側へ移動することないようにして安全昏こ
操作でき、弾性チューブの配設が簡単で製造が容易であ
るという優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化した一実施例のスクイズポンプ
を示す側面図、第２図はその主要部の正面図、ｍａａ図
は同じくその縦断面図、第３ｂ図は同じくその横断面図
、第４図、第５図及び第６図は本発明の別の実施例を示
すそれぞれ要部縦断面図、第７図は従来のスクイズポン
プの一例を示す側面図、第８図は第７図の主要部の正面
図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　遊転しながら公転する複数のローラーにて、円弧状
   昏こ配設された弾性チューブを側面から転勤抑圧してス
   ラリーの吸入、吐出を行うようをこしたスクイズポンプ
   において、弾性チューブ（６）がポンプブース（４）中
   心方向へ移動することを規制するための規制部材（１３
   ）を弾性チューブ（６）に沿うようにして、同弾性チュ
   ーブ（６）内側に設けたことを特徴とするスクイズポン
   プ。 ２　前記規制部材（１３）は角材をほぼ馬蹄形状（こ折
   曲げて形成されたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載のスクイズポンプ。 ３　前記規制部材（１３）は円環状に形成されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のスクイズ
   ポンプ− ４前記規制部材（１３）は複数個のローラー（１３ｂ）
   を円環状をこ配列することによって形成されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のスクイズポ
   ンプ。 ５　前記規制部材（１３）は円板状に形成されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項（こ記載のスクイ
   ズポンプ。