JPH0617770A - チューブポンプ - Google Patents

チューブポンプ

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Publication number
JPH0617770A
JPH0617770A JP20303792A JP20303792A JPH0617770A JP H0617770 A JPH0617770 A JP H0617770A JP 20303792 A JP20303792 A JP 20303792A JP 20303792 A JP20303792 A JP 20303792A JP H0617770 A JPH0617770 A JP H0617770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
roller
peripheral surface
inner peripheral
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20303792A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihito Kondo
敏仁 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP20303792A priority Critical patent/JPH0617770A/ja
Publication of JPH0617770A publication Critical patent/JPH0617770A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューブの形状を強制的に復元させ、その移
送能力及び定量性を安定化できるチューブポンプを提供
すること。 【構成】 円筒状の内周面301を有するケーシング3
と、内周面301に沿って配設されたチューブ5と、ケ
ーシング3内に配設された回転体7と、回転体7に取着
され、該回転体7の回転によりチューブ5を内周面30
1に押圧しつつ移動する第1のローラ9と、回転体7に
取着され、該回転体7の回転により内周面301に沿っ
て移動する第2のローラ11とを備え、第2のローラ1
1は、第1のローラ9でチューブ5を押圧する方向とは
直交する方向に間隔をおいて一対設けられ、一対の第2
のローラ11の外周面間の寸法は、チューブ5の外径に
ほぼ対応した大きさで設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチューブポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】チューブポンプは比較的少量の流体の移
送を行なう場合、その制御が容易であることから実験用
や医療用等として広く用いられている。そして、チュー
ブポンプでは、被移送流体の吸引、吐出は専らチューブ
自体の弾性的復元力に基ずいて行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなチューブポンプの作動原理では、例えば、連続運転
により、或は長期使用によりチューブの弾性的復元力が
低下すると、結果的にポンプの移送能力及びその定量性
も低下してしまうことがしばしば生じる。本発明は前記
事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、
チューブを強制的に復元させ、その移送能力及び定量性
を安定化できるチューブポンプを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るチューブポンプは、円筒状の内周面と、こ
の内周面に形成された開口とを有するケーシングと、前
記内周面に沿って配設され、両端の吸込用口と吐出用口
とが前記開口に配置されたチューブと、前記ケーシング
内に配設された回転体と、前記回転体に取着され、該回
転体の回転により前記吸込用口側から吐出用口側に向か
い前記チューブを前記内周面に押圧しつつ移動する第1
のローラと、前記回転体に取着され、該回転体の回転に
より前記吸込用口側から吐出用口側に向かい前記内周面
に沿って移動する第2のローラとを備え、前記第2のロ
ーラは、前記第1のローラで前記チューブを押圧する方
向とは直交する方向に間隔をおいて一対設けられ、前記
一対の第2のローラの外周面間の寸法は、前記チューブ
の外径にほぼ対応した大きさで設定されていることを特
徴とする。また、本発明は、前記第1のローラ及び第2
のローラが、回転体の回転方向に間隔をおいて複数設け
られていることを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本実施例に係るチューブポンプの断面平面
図、図2は要部の斜視図を示す。1はチューブポンプ
で、チューブポンプ1はケーシング3と、チューブ5
と、回転体7と、第1のローラ9と、第2のローラ11
で構成され、前記回転体7は軸13を介してケーシング
3の内部に配設されている。ケーシング3の内部には前
記軸13を中心とした円筒状の内周面301が形成さ
れ、ケーシング3の内部と外部は、前記内周面301に
形成された開口303により連通している。
【0006】前記チューブ5は弾性を有する部材により
形成されている。前記チューブ5は前記内周面301に
沿って配設され、両端の吸込用口501と吐出用口50
3とが前記開口303に配置されている。尚、この吸込
用口501には、例えば、被移送流体が充填されたタン
クに接続するホースが継手を介して連結され、また、吐
出用口503には、被移送流体の移送場所に接続するホ
ースが継手を介して連結される。
【0007】前記回転体7はモータ等の駆動源により、
軸13を中心として、図1中、時計回りで吸込用口50
1側から吐出用口503側に回転される。回転体7は、
この実施例では互いに間隔をおいた2枚の三角プレート
701で構成され、前記第1のローラ9が2枚の三角プ
レート701の各頂部に軸703を介して回転可能に配
設され、実施例では三つ配設されている。また、2枚の
三角プレート701の各辺の中間部は縦板705により
連結され、この縦板705を介して前記第2のローラ1
1が配設されている。
【0008】前記第1のローラ9は回転体7の回転によ
り内周面301に沿って移動するように配設され、前記
各第1のローラ9の外径は、図1に示すように、チュー
ブ5を内周面301に押圧しチューブ5を閉塞させる大
きさで形成されている。
【0009】前記第2のローラ11は、第1のローラ9
でチューブ5を内周面301に押圧する方向とは直交す
る方向に間隔を置いて一対設けられている。各第2のロ
ーラ11は夫々縦板705に固設された軸707に回転
可能に支持され、回転体7の回転により内周面301に
沿って移動するように配設されている。一対設けられた
第2のローラ11の外周面間の寸法は、未使用のチュー
ブ5の外径とほぼ同じか、或は、その前後の寸法で設定
されている。この実施例では、第2のローラ11の外周
面間の寸法は、未使用のチューブ5の外径よりも若干小
さく設定され、一対の第2のローラ11によりチューブ
5が挟まれるように構成されている。
【0010】本実施例によれば、回転体7の回転により
第1,第2のローラ9,11が前記吸込用口501側か
ら前記吐出用口503側に移動する。これにより第1の
ローラ9がチューブ5を内周面301に押圧しつつ移動
し、吸込用口501から被移送流体が吸引され、吐出用
口503から吐出される。そして、第1のローラ9によ
り押圧されつぶされた状態のチューブ5は、一対の第2
のローラ11により挟まれ、強制的に元状態に復元され
るので、チューブ自体の弾性による復元力のみに頼るこ
となく被移送流体の吸引が可能となる。従って、チュー
ブポンプ1の移送能力及び定量性を安定化でき、また、
チューブ交換までの時間を大幅に延長できる。
【0011】尚、実施例では第1のローラ9が三つと、
一対の第2のローラ11が三つの場合について説明した
が、このようなローラの個数は任意であり、例えば、第
1のローラ9が一つで、一対の第2のローラ11が一つ
の場合には、逆止弁等を用いることで流体移送が可能と
なる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、チューブを押圧する第1のローラとは別に第2の
ローラを回転体に取着し、この第2のローラを、第1の
ローラでチューブを押圧する方向とは直交する方向に間
隔をおいて一対設け、これら一対の第2のローラの外周
面間の寸法を、チューブの外径にほぼ対応した大きさで
設定し、第1のローラにより押圧されつぶされた状態の
チューブを、一対の第2のローラにより強制的に復元さ
せるようにしたので、チューブポンプの移送能力及び定
量性を安定化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チューブポンプの断面平面図である。
【図2】チューブポンプの要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 チューブポンプ 3 ケーシング 5 チューブ 7 回転体 9 第1のローラ 11 第2のローラ 301 内周面 303 開口 501 吸込用口 503 吐出用口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の内周面と、この内周面に形成さ
    れた開口とを有するケーシングと、 前記内周面に沿って配設され、両端の吸込用口と吐出用
    口とが前記開口に配置されたチューブと、 前記ケーシング内に配設された回転体と、 前記回転体に取着され、該回転体の回転により前記吸込
    用口側から吐出用口側に向かい前記チューブを前記内周
    面に押圧しつつ移動する第1のローラと、 前記回転体に取着され、該回転体の回転により前記吸込
    用口側から吐出用口側に向かい前記内周面に沿って移動
    する第2のローラとを備え、 前記第2のローラは、前記第1のローラで前記チューブ
    を押圧する方向とは直交する方向に間隔をおいて一対設
    けられ、 前記一対の第2のローラの外周面間の寸法は、前記チュ
    ーブの外径にほぼ対応した大きさで設定されている、 ことを特徴とするチューブポンプ。
  2. 【請求項2】 前記第1のローラ及び第2のローラは、
    回転体の回転方向に間隔をおいて複数設けられている請
    求項1記載のチューブポンプ。
JP20303792A 1992-07-06 1992-07-06 チューブポンプ Pending JPH0617770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20303792A JPH0617770A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 チューブポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20303792A JPH0617770A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 チューブポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0617770A true JPH0617770A (ja) 1994-01-25

Family

ID=16467306

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20303792A Pending JPH0617770A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 チューブポンプ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103764198A (zh) * 2011-04-21 2014-04-30 西斯-特尔有限公司 用于体外回路的管状插入件

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103764198A (zh) * 2011-04-21 2014-04-30 西斯-特尔有限公司 用于体外回路的管状插入件
JP2014518525A (ja) * 2011-04-21 2014-07-31 シス−テル エス.ピー.エー. 体外循環回路のための管状挿入体

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