JPH1149321A - ローラコンベヤ - Google Patents

ローラコンベヤ

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JPH1149321A
JPH1149321A JP20554397A JP20554397A JPH1149321A JP H1149321 A JPH1149321 A JP H1149321A JP 20554397 A JP20554397 A JP 20554397A JP 20554397 A JP20554397 A JP 20554397A JP H1149321 A JPH1149321 A JP H1149321A
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JP
Japan
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outer frame
roller
inner frame
frame
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP20554397A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachinori Tokutome
祥則 徳留
Shohei Honda
昇平 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp, Toshiba Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
Priority to JP20554397A priority Critical patent/JPH1149321A/ja
Publication of JPH1149321A publication Critical patent/JPH1149321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ローラに多大な負担をかけることなく、曲り角
での重量物の移動を容易にする。 【解決手段】台車1の両側にほぼ四分の一円にわん曲し
た外フレーム2と内フレーム3を取り付け、この外フレ
ーム2と内フレーム3との間に多数本の長尺ローラ支持
軸6を並べて取り付ける。この長尺ローラ支持軸6には
分割された形状の短小ローラ7と間隔子8が交互に取り
付けられている。短小ローラ7は回転自在となってい
る。間隔子8は短小ローラ7の左右への移動防止用であ
る。このローラコンベヤによれば、曲り角で重量物を移
動する際に、それぞれの短小ローラ7が適正な回転数と
なることにより、曲り角通過時の負荷を軽減し、多大な
労力をかけることなく容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量物を水平運搬
する際にコーナ部の移動性を容易にしたローラコンベヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術】ローラコンベヤはころの原理を応用した
コンベヤで、はしご状に組んだフレームに複数のローラ
を並べて取り付けたものである。移動装置が付属されて
いない重量物の移動はローラ(ころ)またはこのローラ
を取り付けた台車を組み合わせたローラコンベヤ等によ
り行っている。
【0003】重量物をローラコンベヤで運搬するに際し
て、直線距離だけでなく、とくに曲り角などのコーナ部
がある場合には四分の一円にわん曲したわん曲部を有す
るローラコンベヤと直線部で使用するローラコンベヤと
の組み合わせによって行っている。ローラコンベヤのロ
ーラとしては円筒ローラ,ニードルローラ,テーパロー
ラ,球面ローラ,たわみローラ等が知られている。
【0004】図5および図6により従来コーナ部に使用
されるわん曲部を有するローラコンベヤについて説明す
る。図5はローラコンベヤの平面図で、図6は図5のC
−C矢視方向断面図である。
【0005】図5および図6について、符号1は台車の
要部のみを示しており、この台車1の両側に四分の一円
にわん曲した外フレーム2と、この外フレームより曲率
の小さい四分の一円にわん曲した内フレーム3が取り付
けられている。外フレーム2と内フレーム3との間には
多数本の円柱状長尺ローラ4が並べられており、この長
尺ローラ4は短小のローラ支持軸5を介して外フレーム
2と内フレーム3に取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5及び図6に示した
従来の湾曲しているローラコンベヤでは、重量物の移動
をする際、円柱状長尺ローラ4の内側と外側の回転数お
よびこれに伴う円周長が同一なため、重量物の外側を外
輪差分だけ人力により押す必要がある。この場合、重量
物の内側はほぼ同一位置にあることにより長尺ローラ4
は回転しないことになるため、この移動には多大な労力
が必要となる課題がある。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、重量物の移動の際に、曲り角での重量物の移
動に多大な労力をかけることなく、曲り角通過時の重量
物の負荷を軽減できるローラコンベヤを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、台車
と、この台車に取り付けられたほぼ四分の一円にわん曲
した外フレームと、この外フレームに対向して前記外フ
レームより曲率半径の小さいほぼ四分の一円にわん曲し
た前記台車に取り付けられた内フレームと、この内フレ
ームと前記外フレームとの間に並べられて取り付けられ
た多数本のローラ支持軸と、このローラ支持軸に回転自
在に取り付けられた複数の短小ローラとを具備したこと
を特徴とする。請求項2の発明は、前記複数の短小ロー
ラ間にローラ移動防止用間隔子を取り付けてなることを
特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、前記複数の短小ローラ
の外径を前記外フレームから前記内フレームに向けて徐
々に大きくするとともに、前記台車を前記外フレームか
ら内フレームに向けて右下り勾配を付与してなることを
特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、台車と、この台車に取
り付けられたほぼ四分の一円にわん曲した外フレーム
と、この外フレームに対向して前記外フレームより曲率
半径の小さいほぼ四分の一円にわん曲し前記台車に取り
付けられた内フレームと、この内フレームと前記外フレ
ームとの間に並べられて回転自在に取り付けられ前記外
フレームから前記内フレームに向けて徐々に小径となる
多数本の円錐状ローラとを具備したことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、前記円錐状ローラの軸
心は左端側よりも右端側が高く、かつ前記円錐状ローラ
が回転した際に前記外フレームと内フレームとの上面に
沿う水平面となるように前記外フレームおよび前記内フ
レームに取り付けてなることを特徴とする。
【0012】請求項1〜3の発明によれば、重量物を多
数の短小ローラ上に載置して移動させる際に、わん曲部
を有するローラコンベヤと水平部を有するローラコンベ
ヤとを組み合わせて配置するが、わん曲部を通過する場
合、わん曲部を有するローラコンベヤの短小ローラはそ
れぞれ独自の回転をする。したがって、外フレーム側と
内フレーム側の短小ローラがそれぞれ適正に回転するこ
とになり、重量物がわん曲した曲り角を移動するに際し
て多大な労力を必要とせずに重量物を容易に移動するこ
とができる。
【0013】請求項4〜5の発明において、複数の短小
ローラの代りに外フレーム側から内フレーム側に向けて
徐々に小径となる円錐状ローラを設けてなることによ
り、円錐状ローラの円周長に沿ってそれぞれの位置に適
応した回転となるので、重量物の外側を外フレーム側の
差だけが人力により押す必要がなく、多大な労力を必要
とせずに重量物を容易に移動することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1および図2により本発明に係
るローラコンベヤの第1の実施の形態を説明する。な
お、図1は本実施の形態におけるローラコンベヤの平面
図、図2は図1のA−A矢視断面図である。
【0015】図1および図2において、符号1は台車の
要部を概略的に示しており、台車1の左右両側にはほぼ
四分の一円にわん曲した外フレーム2と、この外フレー
ム2に対向してこの外フレーム2より曲率半径の小さい
ほぼ四分の一円にわん曲した内フレーム3が取り付けら
れている。内フレーム3と外フレーム2との間には多数
本の長尺のローラ支持軸6が並べられ取り付けられてい
る。
【0016】ローラ支持軸6には短小ローラ7と間隔子
8が交互に設けられている。間隔子8はローラ7が左右
に移動するのを防止するためのものである。長尺のロー
ラ支持軸6は軸受9を介して外フレーム2および内フレ
ーム3に回転自在に取り付けられている。短小ローラ7
は長尺ローラ4を複数に分割した形状を有しているが、
球面ローラや算盤玉の形状にすることもできる。
【0017】本実施の形態によれば、台車1に等間隔に
複数に分割された形状の短小ローラ7をローラ支持軸6
に設け、複数の短小ローラ7,7間に間隔子8を設ける
ことにより、重量物がこの短小ローラ7上を移動する際
には内フレーム3側の短小ローラ7と外フレーム2側の
短小ローラ7の回転数が同一になることはなく、それぞ
れの短小ローラ7が適正な回転数になるため、重量物の
移動には多大な労力を加えることなく容易に移動でき
る。
【0018】また、長尺のローラ支持軸6も軸受9を介
して回転自在となっているため、負荷を軽減できる。さ
らに、間隔子8をギヤで構成することによりさらに外フ
レーム2と内フレーム3間のローラの回転数を変えるこ
とが容易となり、曲り角通過時の負荷をより軽減するこ
とができる。
【0019】なお、本実施の形態において図2中破線で
示したように台車1aを左側から右側に向けて右下りの
傾斜を有するように構成し、かつ短小ローラ7を左側か
ら右側へ向けて破線で示すように外径が徐々に大きくな
るように構成することもできる。このように構成する
と、傾斜した床面に沿って重量物を移動する場合、その
床面の傾斜角に合わせた傾斜角度を有する台車1aとす
ることにより、傾斜した床面での重量物の移動に際して
上記実施の形態と同様の作用効果がある。
【0020】つぎに、図3および図4により本発明に係
るローラコンベヤの第2の実施の形態を説明する。な
お、図3および図4中、図1および図2と同一部分には
同一符号を付して重複する部分の説明は省略する。図4
は図3のB−B矢視断面図である。本実施の形態が第1
の実施の形態と異なる点は、図1および図2に示した複
数に分割された形状を有する多数の短小ローラの代り
に、円錐状ローラ10を設けたことにある。すなわち、円
錐状ローラ10は左端の外フレーム2側から右端の内フレ
ーム3側に沿って外径が徐々に小さくなっており、左端
から右端へ向けて右上りに短小のローラ支持軸5a,5
bを介して外フレーム2と内フレーム3に取り付けられ
ている。
【0021】円錐状ローラ10の軸心は左端側よりも右端
側が高く、かつ円錐状ローラ10が回転した際に外フレー
ム2と内フレーム3との上面に沿う水平面となるように
外フレーム2と内フレーム3に取り付けることが必要で
ある。
【0022】本実施の形態によれば、台車1に等間隔に
多数本の円錐状ローラ10を並べて取り付けたことによ
り、重量物がこのローラコンベヤ上を移動する際には円
錐状ローラ10の回転数は外フレーム2側と内フレーム3
側の回転数は同じであるが、それぞれの位置に適応した
円周長にすることにより多大な労力をかけることなく重
量物の移動が容易となる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1〜3では複数
の短小ローラの内側と外側の回転数、請求項4〜5では
円錐状ローラの回転に伴う円周長が内側と外側で同一に
はならず、重量物の外側を外輪差分だけ人力により押す
必要がなくなり、曲り角通過時の負荷を軽減し、多大な
労力を必要とすることがなく、重量物を容易に移動でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るローラコンベヤの第1の実施の形
態を示す平面図。
【図2】図1のA−A矢視断面図。
【図3】本発明に係るローラコンベアの第2の実施の形
態を示す平面図。
【図4】図3のB−B矢視断面図。
【図5】従来のローラコンベアを示す平面図。
【図6】図5のC−C矢視断面図。
【符号の説明】
1…台車、1a…傾斜した台車、2…外フレーム、3…
内フレーム、4…長尺円柱状ローラ、5…短小のローラ
支持軸、6…長尺のローラ支持軸、7…短小ローラ、8
…間隔子、9…軸受、10…円錐状ローラ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車と、この台車に取り付けられたほぼ
    四分の一円にわん曲した外フレームと、この外フレーム
    に対向して前記外フレームより曲率半径の小さいほぼ四
    分の一円にわん曲した前記台車に取り付けられた内フレ
    ームと、この内フレームと前記外フレームとの間に並べ
    られて取り付けられた多数本のローラ支持軸と、このロ
    ーラ支持軸に回転自在に取り付けられた複数の短小ロー
    ラとを具備したことを特徴とするローラコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記複数の短小ローラ間にローラ移動防
    止用間隔子を取り付けてなることを特徴とする請求項1
    記載のローラコンベヤ。
  3. 【請求項3】 前記複数の短小ローラの外径を前記外フ
    レームから前記内フレームに向けて徐々に大きくすると
    ともに、前記台車を前記外フレームから内フレームに向
    けて右下り勾配を付与してなることを特徴とする請求項
    1記載のローラコンベヤ。
  4. 【請求項4】 台車と、この台車に取り付けられたほぼ
    四分の一円にわん曲した外フレームと、この外フレーム
    に対向して前記外フレームより曲率半径の小さいほぼ四
    分の一円にわん曲し前記台車に取り付けられた内フレー
    ムと、この内フレームと前記外フレームとの間に並べら
    れて回転自在に取り付けられ前記外フレームから前記内
    フレームに向けて徐々に小径となる多数本の円錐状ロー
    ラとを具備したことを特徴とするローラコンベヤ。
  5. 【請求項5】 前記円錐状ローラの軸心は左端側よりも
    右端側が高く、かつ前記円錐状ローラが回転した際に前
    記外フレームと内フレームとの上面に沿う水平面となる
    ように前記外フレームおよび前記内フレームに取り付け
    てなることを特徴とする請求項4記載のローラコンベ
    ヤ。
JP20554397A 1997-07-31 1997-07-31 ローラコンベヤ Pending JPH1149321A (ja)

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JP20554397A JPH1149321A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 ローラコンベヤ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008521620A (ja) * 2005-09-29 2008-06-26 ホン スン パク、 円弧状ブレード移送装置
US8672119B2 (en) 2011-09-29 2014-03-18 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. System for conveying a part
JP2019137534A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 トーヨーカネツソリューションズ株式会社 カーブローラコンベヤ
CN114212441A (zh) * 2021-12-20 2022-03-22 江苏惠利隆塑业集团有限公司 一种防跑偏输送装置

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