JPS6136485Y2 - - Google Patents

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JPS6136485Y2
JPS6136485Y2 JP1982026512U JP2651282U JPS6136485Y2 JP S6136485 Y2 JPS6136485 Y2 JP S6136485Y2 JP 1982026512 U JP1982026512 U JP 1982026512U JP 2651282 U JP2651282 U JP 2651282U JP S6136485 Y2 JPS6136485 Y2 JP S6136485Y2
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JP
Japan
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roller
conveyance
drive body
rotary drive
conductor
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JP1982026512U
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JPS58131207U (ja
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Priority to JP2651282U priority Critical patent/JPS58131207U/ja
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Publication of JPS6136485Y2 publication Critical patent/JPS6136485Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) (産業上の利用分野) 本考案は、搬送ローラ自体を回転させることに
よりその上に載置される物体を搬送する駆動式の
ローラコンベヤに係り、とくに、テーパ状の搬送
ローラを用いた搬送方向が円弧状のものに関す
る。
(従来の技術) ローラコンベヤにおける搬送ローラの駆動方法
としては、従来1個のモータによりチエーンやギ
ヤ等を介して多数のローラを駆動するのが一般的
であつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような駆動方法では、テーパ状の
搬送ローラを用いた円弧状のローラコンベヤのよ
うに搬送方向が小さな曲率半経で曲つている場
合、駆動機構もこれに沿つて曲げねばならず、構
造が複雑になつてしまい、また、搬送速度の異な
るコンベヤを得るためには、そのコンベヤ毎に回
転速度の異なるモータを用いたり、減速比の異な
るチエーンや歯車機構を用いねばならず、標準化
の点で問題があつた。
本考案の目的は、円弧状のローラコンベヤにお
いて、円筒状の外周部が回転するように構成され
た回転駆動体を用いてテーパ状の搬送ローラを回
転させることにより、駆動機構を簡単にし、しか
も、搬送速度の異なる円弧状のローラコンベヤを
共通部品で作ることにある。
(考案の構成) (問題点を解決するための手段) 本考案は、複数のテーパ状の搬送ローラ16を
その小径部側を中心として放射状に並設した円弧
状のローラコンベヤにおいて、前記搬送ローラ1
6の下方に円筒状の外周部が駆動回転するモータ
ローラから成る回転駆動体19を搬送ローラ16
の軸方向に沿つて配置し、この回転駆動体19の
外周にこれと一体に回転しかつ外周を前記搬送ロ
ーラ16の外周に接する環状の回転伝導体24を
軸方向位置調節可能に嵌装したものである。
(作用) 本考案のローラコンベヤは、前記テーパ状の搬
送ローラ16を回転駆動体19により軸方向位置
調節可能な回転伝導体24を介して回転数調節可
能に駆動するものである。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図は搬送方向を円弧状に曲げ
たローラコンベヤを示しており、図において11
は支持用の架台で、円弧状の内側フレーム12お
よび外側フレーム13と、これらの間に設けられ
る底部フレーム14とを持つ。
16はそれぞれテーパ状に形成された複数の搬
送ローラで、各フレーム12,13間にその小径
部側を中心として放射状に並設され、その回転軸
17は前記内側および外側フレーム12,13に
それぞれ回転自在に支持されている。
19は回転駆動体で、前記搬送ローラ16の非
搬送側、すなわち図示下方に搬送ローラ16の軸
方向に沿つて配置されている。この回転駆動体1
9は通称モータローラと呼ばれるもので、円筒状
を成す外周部が回転するように構成してある。す
なわち、その中心軸20は外側フレーム13と、
底部フレーム14上に設けられた支持台21とに
より固定支持されており、リード線22を介して
供給される電力により外周部が中心軸20を中心
に回転する構造のものである。
24は環状の回転伝導体で、上記回転伝導体1
9の外周に軸方向位置調節可能に嵌装され、この
回転駆動体19と一体に回転し、その外周は前記
搬送ローラ16の外周に接しており、この間の接
触力により回転駆動体19の回転力を搬送ローラ
16に伝えこれを駆動する。
ここで、上記回転駆動体19は、第1図で示す
ように、1台で2本の搬送ローラ16を駆動する
ように搬送ローラ16間に設ける。また全ての搬
送ローラ16を駆動する必要はなく、図示中間部
に位置する搬送ローラ16のように一部の搬送ロ
ーラ16を回転駆動体19と関係のないアイドル
ローラとしてもよい。
そうして、搬送ローラ16はテーパ状に形成さ
れているので、回転伝導体24の嵌装位置によつ
て搬送ローラ16の回転速度が変化する。すなわ
ち、回転伝導体24を回転駆動体19の第2図で
示す右端寄りに取付けると、第3図aで示すよう
に、この部分の搬送ローラ16の直径は小さいた
め、搬送ローラ16は比較的高速つまり高回転数
で回転する。これに対し回転伝導体24を第2図
の左端寄りに取付けると、第3図bで示すよう
に、この部分の搬送ローラ16の直径は大きいた
め、搬送ローラ16は比較的低速つまり低回転数
で回転する。このように、回転伝導体24の回転
駆動体19に対する嵌装位置をその軸方向に変化
させるだけで、搬送ローラ16の回転速度を無段
階で調節することができる。従つて、どのような
搬送速度に対しても何ら構造的な改造や加工を必
要とせず、共通部品により粗立でき、標準化の点
で優れている。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、円弧状のローラ
コンベヤを構成するテーパ状の搬送ローラを、そ
の外周に接する回転伝導体を介して回転駆動体に
より直接的に駆動するようにしたので、駆動にチ
エーンやギヤ等を用いた従来のもののように、小
さな曲率半径の曲り部においても、搬送ローラの
駆動機構が複雑となることはない。また、回転伝
導体の回転駆動体への嵌装位置をその軸方向に変
化させるだけで、テーパ状の搬送ローラの回転速
度を無段階で調節できるので、搬送速度の異なる
円弧状のローラコンベヤを共通の部品で組立てる
ことができ、組立後の速度調節もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるローラコンベヤの一実施
例を示す平面図、第2図は第1図の正面図、第3
図a,bは本考案における回転伝導体の搬送ロー
ラに対する接触状態をそれぞれ示す図である。 16・・搬送ローラ、19・・回転駆動体、2
4・・回転伝導体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のテーパ状の搬送ローラをその小径部側を
    中心として放射状に並設した円弧状のローラコン
    ベヤにおいて、 前記搬送ローラの下方に円筒状の外周部が駆動
    回転するモータローラから成る回転駆動体を搬送
    ローラの軸方向に沿つて配置し、 この回転駆動体の外周にこれと一体に回転しか
    つ外周を前記搬送ローラの外周に接する環状の回
    転伝導体を軸方向位置調節可能に嵌装したことを
    特徴とするローラコンベヤ。
JP2651282U 1982-02-25 1982-02-25 ロ−ラコンベヤ Granted JPS58131207U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2651282U JPS58131207U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 ロ−ラコンベヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2651282U JPS58131207U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 ロ−ラコンベヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58131207U JPS58131207U (ja) 1983-09-05
JPS6136485Y2 true JPS6136485Y2 (ja) 1986-10-23

Family

ID=30038463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2651282U Granted JPS58131207U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 ロ−ラコンベヤ

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JP (1) JPS58131207U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636805U (ja) * 1979-08-30 1981-04-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636805U (ja) * 1979-08-30 1981-04-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58131207U (ja) 1983-09-05

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