JP2847044B2 - 中空軸形遊星減速装置及びそれを用いた遠心分離機 - Google Patents

中空軸形遊星減速装置及びそれを用いた遠心分離機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心分離機等に用いら
れる中空軸形遊星減速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高速回転させて汚泥物と水分と
を分離する遠心分離機等に用いられる中空軸形減速装置
としては、単純遊星減速装置やサイクロ減速装置(「サ
イクロ」及び「サイクロ減速機」は登録商標−以下「サ
イクロ (R) 減速装置」という)などが利用されている。
【0003】まず、単純遊星減速装置100としては、
図5に示すように、遠心分離機200のスクリューコン
ベア201(回転搬送体)に接続された中空軸102
と、この中空軸部102との間に空間Zを形成して軸受
103で軸支されつつ第1入力プーリ104と遠心分離
機200のケース202(中空回転体)とにそれぞれ接
続された回転ケース105と、空間Z内に配置され大径
の太陽歯車106とこの太陽歯車106の軸心を基準に
して太陽歯車106と回転ケース105の第1内歯車1
07間を軸受108を介して回動する遊星歯車109と
からなる2組の遊星歯車機構110、111と、遊星歯
車機構110と第2入力プーリ112を連結する枠体1
13と、遊星歯車機構111と中空軸102とを連結す
る連結部材114とで構成されている。また、遊星歯車
機構110、111とは、回転ケース105に連結され
たケース202と中空軸102に連結されたスクリュー
コンベア201の回転数V1、V2の総速比Iが、例え
ば、I=20となるようにされている。そして、各入力
プーリ110、112で回転ケース105と中空軸10
2とをほぼ同一の回転数V3、V4(但し、V3>V
4)で回転すると、2組の遊星歯車機構110、111
により回転ケース105に連結されたケース202が回
転数V1=V3で、又中空軸102に連結されたスクリ
ューコンベア201が回転数V2=V3−(V3−V
4)/Iでそれぞれ回転して、即ち、入力時の第1入力
部101と第2入力部112との回転数の差を減速(小
さくして)して、中空軸形減速装置100の中空軸10
2内から順次、遠心分離機200内に送り込まれる水溶
性の汚泥等を、水溶液と汚泥とに遠心分離しつつ、スク
リューコンベア201で汚泥を搬送して遠心分離外に取
り出すものである。
【0004】また、サイクロ (R) 速装置250として
は、図6に示すように、外周に減速比に等しい歯数のサ
イクロイダル曲線が刻まれた曲線板251と、高速軸2
52に固定され軸受を介して曲線板251の中心に対し
て偏心量θを持って軸支される偏心体253と、曲線板
251の外周にこの歯数より1本多く設けられた外ピン
254と、曲線板251に設けられた貫通孔256内に
嵌合される複数の内ピン257を有する低速度軸258
とを主要部として構成されている。そして、高速軸25
2が回転すると、偏心体253と曲線板251は外ピン
254の中心まわりに偏心運動を起こすと共に、曲線板
251の歯形が外ピン254に押し付けられ、その結
果、1回の偏心運動の間に曲線板251は、1歯ずつ偏
心運動方向と逆の方向に動かされて減速し、この減速さ
れた運動を内ピン257を介して低速軸258に伝達す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の単純遊星減速装置では、各遊星歯車機構110、1
11が太陽歯車106と遊星歯車109とで構成されて
いるので、回転ケース105と中空軸102を回転させ
ると、図7に示すように、太陽歯車106、遊星歯車1
09には回転ケース105に向かう遠心力F1、F2
が、又回転ケース105には太陽歯車106に向かう遠
心力F3が作用する(但し、遠心力F1とF3は相殺さ
れる。)と共に、太陽歯車106と遊星歯車109との
間、及び遊星歯車109と第1内歯車107(回転ケー
ス105)との間にはそれぞれ接線同方向の接線力f
1、f2、f3が発生してこれらの合成力fが軸受10
8に作用するので、遊星歯車109の軸受108の強度
や中空軸102及び回転ケース105のバランスの対策
上、遠心力等を極力低く抑えるために、この中空軸10
2と回転ケース105間の空間を小さく抑えて減速装置
全体を小型化する必要があり、例えば、遠心分離機20
0により遠心分離される物体を大量に送り込むために、
中空軸102の径を大きくすると、これに比例して太陽
歯車106、遊星歯車109、軸受108等が小さくな
るので、上記遠心力F3や合成力fが作用すると、その
軸受108の寿命や各歯車106、109の強度が短く
なり、十分な回転速度を確保できない問題があった。
【0006】また、サイクロ (R) 減速装置250では、
曲線板251の偏心による振動を避けるため、通常、2
枚の曲線板を相互に180°位相そずらして使用してい
るが、この場合でも、高速軸252の偶力による振動を
避けることができず、遠心分離機に適用して高速回転す
ることが困難であるという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、中空軸の径を十分に確保しながら、
十分な軸受寿命と歯車の強度を得られ、且つ高速性能に
優れた中空軸形減速装置及びそれを用いた遠心分離機を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の中空軸形減速装置及びそれを有する遠心分
離機では、請求項1においては、中空軸と、前記中空軸
の外側に回転可能に軸支された遊星枠と、前記遊星枠に
回転を伝達する第2入力部と、前記遊星枠に軸受を介し
て回転可能に軸支された遊星歯車と、前記遊星歯車を覆
って当該遊星歯車に第1内歯車を介して噛合する回転ケ
ースと、前記回転ケースに回転を伝達する第1入力部
と、前記中空軸と前記遊星歯車を第2内歯車を介して連
結する連結部材と、前記回転ケースからの回転を出力す
る第1出力部と、前記中空軸からの回転を出力する第2
出力部とを備え、前記第1内歯車と前記第2内歯車と
は、相互に歯数に差を設けて前記遊星歯車に噛合してい
るものである。
【0009】請求項2においては、中空回転体と、前記
中空回転内に回転可能に設けられた回転搬送体とを有
し、前記中空回転体及び前記回転搬送体とが中空軸形遊
星減速装置で減速された回転数で回転される遠心分離機
であって、前記中空軸形遊星減速装置が、中空軸と、前
記中空軸の外側に回転可能に軸支された遊星枠と、前記
遊星枠に回転を伝達する第2入力部と、前記遊星枠に軸
受を介して回転可能に軸支された遊星歯車と、前記遊星
歯車を覆って当該遊星歯車に第1内歯車を介して噛合す
る回転ケースと、前記回転ケースに回転を伝達する第1
入力部と、前記中空軸と前記遊星歯車を第2内歯車を介
して連結する連結部材と、前記回転ケースからの回転を
出力する第1出力部と、前記中空軸からの回転を出力す
る第2出力部とを備え、前記第1内歯車と前記第2内歯
車とは、相互に歯数に差を設けて前記遊星歯車に噛合し
ていると共に、前記第1出力部が前記中空回転体に、前
記第2出力部が前記回転搬送体にそれぞれ連結されてい
るものである。
【0010】
【作用】このように本発明の中空形減速装置及びそれを
用いた遠心分離機によれば、遊星歯車機構を遊星歯車の
みで構成して空間に配置し、且つ遊星歯車と中空軸とを
連結部材に形成された第2内歯車で連結すると共に、第
1歯車と第2歯車とは、相互に歯数に差を設けて遊星歯
車に噛合しているので、太陽歯車を配置しない分だけ中
空軸の径や遊星歯車を大きくすることができると共に、
第1内歯車と第2内歯車との遠心力及び接線力を相互に
反対方向に作用するようにして減速効果を発揮させるて
軸受に作用する力を接線力の偶力とすることができの
で、十分な軸受の寿命と遊星歯車の強度を得つつ、高速
性能を向上させることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例である中空軸形減速
装置及びそれを用いた遠心分離機について、図面を参照
して説明する。図1は本実施例における中空軸形減速装
置の構成を示す一部断面図、図2は本実施例における中
空軸減速装置の構成を示す模式記号図、図3は本実施例
の中空軸形減速装置が用いられる遠心分離機の構成を示
す断面図、図4は本実施例における中空軸減速装置の回
転の際に作用する力関係を示す図1のA−A断面図であ
る。
【0012】図1及び図2において、1は中空軸減速装
置であって、中空軸2、遊星歯車3及び回転ケース4を
主要部として構成されている。この中空軸2は、軸部2
Aとこの軸部2Aの一端側に半径外方向に突出するフラ
ンジ部2Bと、このフランジ部2Bから軸線方向に延び
る大径軸部2Cとが一体形成されたもので、このフラン
ジ部2Bの外周面には歯車6が形成されている。また、
中空軸2の軸部2Aには、このフランジ部2Bが突出す
る反対側から遊星枠7が両端部に軸受8、9を介して回
動可能に軸支されている。この遊星枠7は、第1枠部7
A及び第2枠部7Bに2分割されており、この第1枠部
7Aと第7枠部との間に遊星歯車3が配置されている。
遊星歯車3は、両端部が各枠部7A、7Bに形成された
凹部10、10内に軸受11、11を介して回転可能に
された軸部12と、この軸部12に一体形成され遊星枠
7の外周面から半径外方向に突出する歯車部13とで構
成されている。また、遊星枠7の第1枠部7Aは、第2
入力プーリ14に接続されており、この第2入力プーリ
14が駆動源60(駆動モータ)で回動されると共に、
遊星枠7を介して同方向に遊星歯車3が回動される。
【0013】回転ケース4は、遊星歯車3を外側から覆
って収納する空間Aを有する軸状体であって、遊星枠7
と中空軸2の大径軸部2Cとのそれぞれに外嵌された軸
受15、16により遊星枠7と中空軸2とに回動自在に
軸支されている。この回転ケース4の第1枠部7A側の
端部は、駆動源60(駆動モータ)で回動される第1入
力プーリ17に接続されて回動されると共に、この内周
面7aのには、遊星歯車3に噛み合う第1内歯車18が
設けられている。また、回転ケース4と遊星歯車3間の
隙間Hには、連結部材となる継手歯車20が配置されて
いる。この継手歯車20は、回転ケース4の第1内歯車
18の近傍から中空軸2の大径軸部2C側に突出して折
れ曲がってフランジ部2Bの歯車部6まで延びる断面凹
形状を有しており、フランジ部2Bの歯車6に噛合する
歯車21と、遊星歯車3に噛合して円周の亘って形成さ
れた第2内歯車22とがそれぞれ形成されている。ま
た、第1内歯車18と第2内歯車22とは、それぞれの
歯数Z1、Z2に差が設けられている。尚、30、31
は遊星枠7と中空軸2との間に介装されたオイルシール
材、32、33は回転ケース4と遊星枠7又は中空軸2
の大径部2Cとの間に介装されたオイルシール材、34
は第1内歯車18と回転ケース4間に介装されたプレー
ト材である。尚、遊星歯車3は、第1内歯車18の周方
向に所定間隔を隔てて複数設けられている。
【0014】そして、中空軸形減速装置1は、図3に示
される遠心分離機50に連結される。図1及び図2の遠
心分離機50は、中空回転体となる筒状ボール体51
と、この筒状ボール体51に内装されたスクリューコン
ベア52とを主要部として構成されている。このスクリ
ューコンべア52は、回転軸53とこの回転軸53の半
径外方向に延びる複数枚の攪乱板部54とを有してお
り、水溶性の汚泥を攪乱板部54で攪乱させながら水溶
液と汚泥に遠心分離する。また、遠心分離機50は、中
空軸形減速装置1の中空軸2を第2出力部40としてス
クリューコンベア52に連結され、又回転ケース4を第
1出力部41として筒状ボール体12に連結されてい
る。
【0015】本実施例の中空軸形減速装置1及びそれを
用いた遠心分離機50は、以上のように構成されるが、
次に、本実施例の中空軸形減速装置1及び遠心分離機5
0の作動について説明する。
【0016】先ず、図示しない駆動源を駆動して、第1
入力プーリ17と第2入力プーリ14とを同方向にぼぼ
同一の回転数Va、Vbにして回転(但し、Va>V
b)すると、回転ケース4が軸受15、16を介して回
転されると共に、遊星枠7を介して遊星歯車3が回転す
る。そして、回転ケース4と遊星枠7とが回転すると、
第1内歯車18と第2内歯車22との歯数Z1、Z2の
差があるので、第1出力部41の回転数Vcと第2出力
部40の回転数Vdとの速度比Iが、I=Z2/(Z1
−Z2)とされることから、第1出力部41の回転数V
cがVa、第2出力部40の回転数VdがVd=Va−
(Va−Vb)/Iとされて、遠心分離機50の筒状ボ
ール体51、スクリューコンベア52に伝達されてそれ
ぞれが回転数Vc、Vdで回転する。これにより、各入
力プーリ14、17で回転される遊星枠7又は回転ケー
スの回転数Va、Vbの差を、第1内歯車18と第2歯
車22との歯数差で減速して(小さくして)、第1出力
部41又は第2出力部40で回転される遠心分離機50
の筒状ボール体51とスクリューコンベア52とを回転
Vc、Vdとすることができる。
【0017】このとき、中空軸形遊星減速装置1の遊星
歯車3と回転ケース4が回転すると、図4に示すよう
に、遊星歯車3に回転ケース4に向かう遠心力Faと、
回転ケース4に遊星歯車3に向かう遠心力Fbとが相互
に反する方向に作用すると共に、遊星歯車3に噛合する
第1内歯車18と第2内歯車22をはその噛合部分で相
互に反対方向に作用する接線力fa、fbが作用する
が、各遠心力FaとFbとは相殺され、また、各接線力
faとfbとは互いに方向が逆であるので遊星歯車3の
軸受11、11等には偶力が作用するだけになる。
【0018】次いで、遠心分離機50の筒状ボール体5
1とスクリューコンベア52とが回転すると、中空軸2
内と通って遠心分離機50内に、順次送り込まれる水溶
性の汚泥が、中空軸2とスクリューコンベア52の回転
軸53との間に形成された連絡孔55を介して筒状ボー
ル体51内に流れ込む。そして、スクリューコンベア5
2の回転により、この複数の攪乱板部54で攪拌されつ
つその遠心力で質量の軽い水溶液が筒状ボール体51の
上方面に沿ってその回転により図示しない液排出口に搬
送されると共に、質量が重い水溶液が分離された汚泥
が、スクリューコンベア52の回転による遠心力でその
濃縮度を増しつつ(水溶液の包含量を減少しつつ)、筒
状ボール51内の下部に沈澱してスクリューコンベア5
2の攪乱板部54で図示しない濃縮排出口に搬送され
て、水溶液と濃縮汚泥とに遠心分離する。
【0019】
【発明の効果】このように本発明の中空形遊星減速装置
によれば、遊星歯車機構を遊星歯車のみで構成して空間
に配置し、且つ遊星歯車と中空軸とを連結部材に形成さ
れた第2内歯車で連結すると共に、第1歯車と第2歯車
とは、相互に歯数に差を設けて遊星歯車に噛合している
ので、太陽歯車を配置しない分だけ中空軸の径や遊星歯
車を大きくすることができると共に、第1内歯車と第2
内歯車との遠心力及び接線力を相互に反対方向に作用す
るようにして減速効果を発揮させるて軸受に作用する力
を接線力の偶力とすることができ、例え、中空軸の径を
大きくしても、十分な軸受の寿命と遊星歯車の強度を得
つつ、高速性能を向上させることが可能となる。この結
果、本発明の中空軸形遊星減速機を遠心分離機に用いた
場合にも、軸受の寿命や歯車の強度を得つつ、中空回転
体及び回転搬送体の回転数差を小さくして、高速回転さ
せて中空軸内から搬送される分離物体を素早く、分離す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における中空軸形遊星減速装
置の構成を示す一部断面図である。
【図2】本発明の一実施例における中空軸形遊星減速装
置の構成を示す模式記号図である。
【図3】本発明の一実施例における中空軸形遊星減速装
置が用いられる遠心分離機の構成を説明するための断面
図である。
【図4】本発明の一実施例における中空軸減速装置の回
転の際に作用する力関係を示す図1のA−A断面図であ
る。
【図5】従来技術における単純遊星減速装置の構成を示
す模式記号図である。
【図6】従来技術におけるサイクロ (R) 減速装置の構成
を示す斜視図である。
【図7】従来技術における単純遊星減速機の回転の際に
作用する力の関係を示す断面図である。
【符号の説明】
2 中空軸 3 遊星歯車 4 回転ケース 13 遊星歯車 14 第2入力プーリ(第2入力部) 17 第1入力プーリ(第1入力部) 18 第1内歯車 20 継手歯車(連結部材) 22 第2内歯車 40 第2出力部 41 第1出力部 51 筒状ボール体(中空回転体) 52 スクリューコンベア(回転搬送体)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空軸と、前記中空軸の外側に回転可能
    に軸支された遊星枠と、前記遊星枠に回転を伝達する第
    2入力部と、前記遊星枠に軸受を介して回転可能に軸支
    された遊星歯車と、前記遊星歯車を覆って当該遊星歯車
    に第1内歯車を介して噛合する回転ケースと、前記回転
    ケースに回転を伝達する第1入力部と、前記中空軸と前
    記遊星歯車を第2内歯車を介して連結する連結部材と、
    前記回転ケースからの回転を出力する第1出力部と、前
    記中空軸からの回転を出力する第2出力部とを備え、 前記第1内歯車と前記第2内歯車とは、相互に歯数に差
    を設けて前記遊星歯車に噛合していることを特徴とする
    中空径遊星減速装置。
  2. 【請求項2】 中空回転体と、前記中空回転内に回転可
    能に設けられた回転搬送体とを有し、前記中空回転体及
    び前記回転搬送体とが中空軸形遊星減速装置で減速され
    た回転数で回転される遠心分離機であって、 前記中空軸形遊星減速装置が、中空軸と、前記中空軸の
    外側に回転可能に軸支された遊星枠と、前記遊星枠に回
    転を伝達する第2入力部と、前記遊星枠に軸受を介して
    回転可能に軸支された遊星歯車と、前記遊星歯車を覆っ
    て当該遊星歯車に第1内歯車を介して噛合する回転ケー
    スと、前記回転ケースに回転を伝達する第1入力部と、
    前記中空軸と前記遊星歯車を第2内歯車を介して連結す
    る連結部材と、前記回転ケースからの回転を出力する第
    1出力部と、前記中空軸からの回転を出力する第2出力
    部とを備え、 前記第1内歯車と前記第2内歯車とは、相互に歯数に差
    を設けて前記遊星歯車に噛合していると共に、 前記第1出力部が前記中空回転体に、前記第2出力部が
    前記回転搬送体にそれぞれ連結されていることを特徴と
    する遠心分離機。
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