JP3060381B2 - 等速度三脚継手 - Google Patents

等速度三脚継手

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JP3060381B2 JP11082567A JP8256799A JP3060381B2 JP 3060381 B2 JP3060381 B2 JP 3060381B2 JP 11082567 A JP11082567 A JP 11082567A JP 8256799 A JP8256799 A JP 8256799A JP 3060381 B2 JP3060381 B2 JP 3060381B2
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ジー・ケー・エヌ・オートモーティヴ・アクチエンゲゼルシャフト
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、内方開口を備えそ
してこの内方開口を広げかつ各々2つの対向軌道を形成
する均一に周部に分布された3つの凹所を備えた外方継
手部材を有し、中心部材を備えそしてこの中心部材に対
して半径方向に配置されかつ各々前記凹所内に延びる均
一に周部に分布された3本の三脚アームを備えた内方継
手部材を有し、そして前記三脚アーム上に回転可能に支
持されかつそれぞれの凹所の前記軌道と転動接触してい
るローラ構体を有しているローラベアリングを備えた
速度三脚継手に関する。
【0002】
【従来の技術】前記の型の三脚継手は内方継手部材と外
方継手部材との間でトルクを伝達するのに役立ちかつと
くに自動車の動力伝達装置(ドライブライン)に使用さ
れている。継手が回転しかつ内方継手部材および外方継
手部材の長手方向軸線が相対的に連接されると、ローラ
要素は、それぞれの凹所内で、周期的に、長手方向の往
復運動を実施する。ローラ要素が三脚アーム上で同軸的
に支持される三脚継手の場合に、ローラ要素は同時に、
長手方向運動に重畳されその角度が長手方向軸線間の連
接角度の大きさの2倍である周期的な角度運動を実施す
る。ローラ構体が三脚アーム上で角度的に可動に保持さ
れる範囲で、長手方向の往復運動が引き起こされ、ロー
ラ構体のローラ軸線は相対的に平行に延びる。トルクの
伝達の間中、ローラ要素はは各々一致する周部方向にお
いて凹所の軌道の1つに対して載置し、これに反してそ
れぞれの凹所の他方の軌道に対して周部の遊びが必ず存
在する。前記第2の軌道がローラ構体の外方環状縁部に
よって交互に接触されるために限定的な作用が存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、三脚継
手は負荷下の運転から推進(プッシング)運転へ変わる
と、この車両の場合であるような、トルクなしの方法に
おいて回転するときかまたは実質上負荷なし状態におい
て運転されるとき、ローラ要素の接触は各凹所の2つの
軌道の間で変化する。接触の変化は運転の快適さに逆に
作用する雑音を発生する雑音発生パルスに関連付けられ
る。
【0004】それゆえ、本発明の目的は、トルクなしの
運転の間中凹所の軌道間のローラ要素の接触の変化によ
って発生される雑音が低減されるような方法において上
述した型の継手をさらに開発することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、各ローラ構
体がそれぞれの三脚アームに対して独立して回転可能で
かつアーム軸線に対して半径方向において前記三脚アー
ム上に少なくとも間接的に支持される少なくとも2つの
ローラからなり、少なくとも第1のローラがそれぞれの
凹所の2つの軌道の一方で転動しかつ他方の軌道に対し
て遊びをもって回転可能であり、そして少なくとも第2
のローラがそれぞれの凹所の2つの軌道の他方上で転動
しかつ第1の軌道に対して遊びをもって回転可能である
ことによって達成される。
【0006】前記幾何学的条件の結果として、ローラ構
体は、これが第1軌道との軌道接触と第2軌道との軌道
接触との間のほとんど遊びなしに挿入され、かつ同時
に、2つのローラの相対的な自由な回転可能性のため、
接触が同時に発生するならば、転動運動が両方の軌道で
引き起こされる。極めて小さい取り付け遊びのため、ト
ルクの変化による一方の軌道から他方の軌道への接触の
変化から結果として生じるパルスはほぼ完全に回避され
る。それにも拘わらず、各ローラ構体の2つのローラの
独立した回転可能性は、接触が発生するとき、それぞれ
のローラが正しい方向に自由に転動することができるた
め、それぞれの無負荷の軌道において摺動摩擦率の増加
を回避する。
【0007】好適な実施例によれば、各ローラ構体にお
いて、第1のローラがそれぞれの三脚アーム上で第1
ードルベアリングによって支持されそして第2のローラ
が第1のローラ上で第2のニードルベアリングによって
支持されることが提案される。かかる実施例において、
ローラ構体は三脚アームそれぞれのアームの軸線に対し
て同軸的に保持される一方、ローラ構体はアームの軸線
の方向において第1のニードルベアリング上で可動であ
る。回転している三脚継手が或る角度位置にあるとき、
ローラ構体の前記軸方向転動運動は凹所内の枢動運動に
重畳され、そして第1軌道の長手方向溝の幅がそこで縁
部接触を発生することなく長手方向溝内で第2のローラ
の枢動運動を収容するのに十分大きいことを保証するよ
うに注意されねばならない。
【0008】第2の実施例によれば、各ローラ構体にお
いて、第1のローラがそれぞれの三脚アーム上で第1の
ニードルベアリングによって支持される球状スリーブ上
に枢動可能に保持されそして第2のローラが前記第1の
ローラ上で第2のニードルベアリングによって支持され
、前記球状スリーブが、前記中心部材と前記外方継手
部材との枢動を確保していることが提案されている。こ
の実施例において、或る角度位置において回転している
三脚継手のローラ構体は凹所内に形状嵌合方法において
案内され、回転軸線が相対的に平行に延びるように保持
されている。第1軌道内の長手方向溝は、機能が逆に影
響を及ぼされることなく、第2のローラの幅に比較的密
接して適合され得る。走行面の幅はしたがって増加され
る。
【0009】第3の実施例によれば、各ローラ構体にお
いて、第1のローラが、順次、球状の三脚アーム上に枢
動可能に案内される、スリーブ上に第1のニードルベア
リングによって回転可能に支持され、そして第2のロー
ラが第1のローラ上に第2のニードルベアリングによっ
て支持されることが提案される。かかる三脚継手の機能
は実質上、上述した後者の三脚継手に対応している。第
1のローラに対して枢動可能である回転可能に支持され
た球状スリーブに代わって、三脚アームに対して枢動可
能でありかつ第1のローラがその上で回転可能である中
間のスリーブが設けられる。
【0010】さらに他の実施例によれば、第1ローラが
2つの部材から構成されそしてそれぞれ第2のニードル
ベアリングおよび第2のローラ用の中央環状溝を形成す
る。一方で、この手段は、複数の固定要素を必要とする
ことなく、第2のニードルベアリングおよび第2のロー
ラを組み立てることが可能である。三脚アーム上でのロ
ーラ構体の回転可能性を達成するために球状スリーブを
使用すると、前記球状スリーブは、また、第1ローラと
全く容易に組み立てられ得る。
【0011】さらに他の好都合な実施例によれば、第2
のローラの走行面が各々第1のローラの走行面を超えて
突出しそしてそれぞれの第1軌道に、前記走行面に対し
てそれぞれの第2のローラの接触なしの係合を許容する
ための長手方向溝が設けられることが提案される。各凹
所の2つの軌道の一方でのローラ構体の各接触位置にお
いて、ローラ構体のローラの一方が実質上対称的に負荷
され、そして好適なトルク伝達の方向において、接触し
ているローラが減少された特別な負荷を受けるようにな
っている大きさの条件が好都合であるかも知れない。
【0012】普通に提案されることは、第1のローラの
走行面および第2のローラの走行面が、相対的に、異な
る直径の同中心球状面を形成するということである。こ
れは、ローラ構体が三脚アームの軸線に対して同軸的に
延びるように保持される場合にとくに好適な実施例であ
る。しかしながら、ローラ軸線が三脚アーム軸線に対し
て枢動可能であるならば、走行面の種々の形状、とくに
第1および第2ローラの完全に筒状の形状が使用され得
る。
【0013】さらに他の実施例は、各ローラ構体におい
て、中央の第1のローラおよびこの第1のローラを三脚
アームの軸方向で挟持する2つの第2ローラが、それぞ
れの三脚アーム上で、または三脚アーム上で枢動可能で
あるスリーブ上で個々のニードルベアリングによって直
接支持されることからなる。この実施例は、ローラ構体
が三脚アームに対して枢動可能である中間のスリーブを
備えている場合にとくに好都合でかつ実施し易い。
【0014】以下に、本発明を添付図面に示された2つ
の実施例を参照してより詳細に説明する。
【0015】
【実施例】図1に示される三脚継手は長手方向軸線A1
を有する外方継手部材11からなり、この外方継手部材
は、中央内方開口12およびこの内方開口12を広げか
つ外方継手部材内に同一の角度的距離において周部に分
布される3つの軸方向に延びる凹所13を有している。
各凹所は第1軌道16を備え、この第1軌道には、中央
部分において、均一であるとみなされる表面に対して凹
みが付けられる長手方向溝15が設けられ、各凹所はそ
のうえ前記第1軌道14に対向しかつその表面が同様に
均一である第2軌道16を備えている。凹所13は外方
継手部材11の長手方向軸線A1 の方向に延び、断面は
一定でかつ第1および第2軌道14,16は軸線平行方
法において延びている長手方向溝15を含んでいる。外
方継手部材11は長手方向軸線A1 と一致する長手方向
軸線A2 を備えた内方継手部材21を収容している。
【0016】内方継手部材21は軸ジャーナルを挿入す
るのに適するほぼ環状の中央部片(部材)22およびこ
の中央部片22から出発し、半径方向軸線Azにより延
びそして各々ほぼ心出しされた方向において外方継手部
材11のそれぞれの凹所13に延びる3本の三脚アーム
23からなっている。第1および第2軌道14,16と
転動接触にあるローラ構体24は三脚アーム23に回転
可能に支持されている。前記ローラ構体24の1つが例
として以下で記載される。
【0017】ローラ構体は、例えばともに溶接される2
つの実質上対称の半体26a,26bから構成される第
1ローラ26からなっている。この第1ローラ26は三
脚アーム23上で第1のニードルベアリング25によっ
て回転可能に支持されている。ニードルベアリング25
は固定リング27によって固定されそしてローラ26は
−継手の連接に必要とされるように、ニードルベアリン
グ25上で三脚アーム23の軸方向に自由に可動であ
る。第1ローラ26は中央溝29によって遮断される実
質上球状の走行面28を形成している。
【0018】第2のローラ32は、第1ローラ26に対
してかつしたがって第1ローラ26から独立して、三脚
アーム23に対して回転し得るように第2のニードル
アリング31によって環状溝29内に支持されている。
第2のローラ32は第1ローラ26の走行面28より大
きい曲率半径を有している球状走行面34を有してい
る。第1ローラ26は第1軌道14に対して転動接触し
ており、これに反して第2のローラ32は同一の基部に
接触することなく長手方向溝15に係合する。第2のロ
ーラ32のみが、その走行面34によって、第2軌道1
6に対して転動接触しており、これに反して走行面34
のように遠くに延びない、第1ローラ16の走行面28
は前記軌道16に対して遊びをもって配置されている。
【0019】図2に示される三脚継手は長手方向軸線A
1 を有する外方継手部材11からなり、この外方継手部
材は、中央内方開口12およびこの中央内方開口12を
広げかつ外方継手部材内に同一の角度的距離において周
部に分布される3つの軸方向に延びる凹所13を有して
いる。各凹所は第1軌道14を備え、この第1軌道に
は、中央部分において、均一であるとみなされる表面に
対して凹みが付けられる長手方向溝15が設けられ、各
凹所はそのうえ前記第1軌道14に対向しかつその表面
が同様に均一である第2軌道16を備えている。凹所1
3は外方継手部材11の長手方向軸線A1 の方向に延
び、断面は一定でかつ第1および第2軌道14,16は
軸線平行方法において延びている長手方向溝15を含ん
でいる。外方継手部材11は長手方向軸線A1 と一致す
る長手方向軸線A2 を備えた内方継手部材21を収容し
ている。
【0020】内方継手部材21は軸ジャーナルを挿入す
るのに適するほぼ環状の中央部片22およびこの中央部
片22から出発し、半径方向軸線Azにより延びそして
ほぼ心出しされた方向において外方継手部材11のそれ
ぞれの凹所13に延びる3本の三脚アーム23からなっ
ている。第1および第2軌道14,16と転動接触して
いるローラ構体24は三脚アーム23に回転可能に支持
されている。前記ローラ構体24の1つを例として以下
で記載する。
【0021】ローラ構体は、例えばともに溶接される2
つの実質上対称の半体26a,26bから構成される第
1ローラ26からなっている。この第1ローラ26は球
状スリーブ30上で対応する内方環状溝によって枢動可
能に配置されている。前記球状スリーブ30はニードル
ベアリング25によって軸ジャーナル23上に回転可能
に支持されている。ニードルベアリング25は固定リン
グ27によって固定されそして球状スリーブは、継手の
連接に必要とされるように、ニードルベアリング25上
で三脚アーム23の軸方向に自由に可動である。第1ロ
ーラ26は中央環状溝29によって遮断される実質上球
状の走行面28を形成している。
【0022】第2ローラ32は、第1ローラ26に対し
てかつしたがって第1ローラ26から独立して、三脚ア
ーム23に対して回転し得るように第2のニードルベア
リング31によって環状溝29内に支持されている。第
2のローラ32は第1ローラ26の走行面28より大き
い曲率半径を有している球状走行面34を有している。
第1ローラ26は第1軌道14に対して転動接触してお
り、これに反して第2のローラ32は同一の基部に接触
することなく長手方向溝15に係合する。第2のローラ
32のみが、その走行面34によって、第2軌道16に
対して転動接触しており、これに反して走行面34のよ
うに遠くに延びない、第1ローラ16の走行面28は前
記案内軌道16に対して遊びをもって配置されている。
【0023】図3に示される三脚継手は図1の説明の第
1パラグラフに記載されたと同一の特徴からなってい
る。対応する特徴は対応する番号によって識別される。
前記ローラ構体24の1つが例として以下で説明され
る。
【0024】ローラ構体は、軸線Az の方向に互いから
離れている2つの実質上対称のローラとして設計される
第1ローラ26a,26bからなっている。この第1ロ
ーラの一方26aは三脚アーム23上で第1のニードル
ベアリング25aによって回転可能に支持されている。
第1ローラの他方26bは他の第1のニードルベアリン
グ25bによって支持されている。第1ローラ26a,
26bは、中央ギヤツプによって遮断される実質上球状
の走行面28a,28bを形成している。第2ローラ3
2は、第1ローラ26a,26bから独立して、三脚ア
ーム23に対して回転し得るように、三脚アーム23上
で第2のニードルベアリング31によってギヤツプ内に
支持されている。第2のローラ32は第1ローラ26
a,26bの走行面28a,28bより大きい曲率半径
を有している球状走行面34を有している。第1ローラ
26は第1軌道14に対して転動接触しており、これに
反して第2のローラ32は同一の基部に接触することな
く長手方向溝15に係合する。
【0025】第2のローラ32のみが、その走行面34
によって、第2軌道16に対して転動接触しており、こ
れに反して走行面34のように遠くに延びない、第1ロ
ーラ26a,26bの走行面28a,28bは前記案内
軌道16に対して遊びをもって配置されている。ニード
ベアリング25a,31,25bは固定リング276
によって固定されている。各2つのニードルベアリング
の間には円板33a,33bまたは間に挿入された他の
固定リングがある。すべてのローラ26a,32,26
bは、継手の連接に要求されるようなニードルベアリン
グ25a,31,25b上て三脚アーム23の軸方向に
自由に可動である。
【0026】図4に示される三脚継手は図2の説明の第
1パラグラフに記載されたと同一の特徴からなってい
る。対応する特徴は対応する番号によって示されてい
る。三脚アーム23はスリーブ要素36を枢動可能に支
持する球状ヘッド35からなっている。スリーブ要素は
ローラ構体24を保持している。ローラ構体24の一方
を以下で例として説明する。
【0027】ローラ構体は、軸線Az の方向に互いから
離れている2つの実質上対称のローラとして設計される
第1ローラ26a,26bからなっている。この第1ロ
ーラの一方はスリーブ要素36上で第1のニードルベア
リング25aによって回転可能に支持されている。第1
ローラの他方26bは他の第1のニードルベアリング2
5bによって支持されている。第1ローラ26a,26
bは、中央ギヤツプによって遮断される実質上球状の走
行面28a,28bを形成している。第2ローラ32
は、第1ローラ26a,26bから独立して、スリーブ
要素36に対して回転し得るように、スリーブ要素36
上で第2のニードルベアリング31によってギヤツプ内
に支持されている。第2のローラ32は第1ローラ26
a,26bの走行面28a,28bより大きい曲率半径
を有している球状走行面34を有している。第1ローラ
26は第1軌道14に対して転動接触しており、これに
反して第2のローラ32は同一の基部に接触することな
く長手方向溝15に係合する。
【0028】第2のローラ32のみが、その走行面34
によって、第2軌道16に対して転動接触しており、こ
れに反して走行面34のように遠くに延びない、第1ロ
ーラ26a,26bの走行面28a,28bは前記案内
軌道16に対して遊びをもって配置されている。ニード
ベアリング25a,31,25bは固定リング27
a,27bによって固定され、これらの固定リングはス
リーブ要素36の外面に挿入されかつそれらの間に第1
ローラ26a,26bおよび第2ローラ32を保持して
いる。各2つのニードルベアリングの間には円板33
a,33bまたは間に挿入されたさらに他の固定リング
がある。継手の連接に要求されるようなスリーブ要素
は、三脚アーム23の軸方向に自由に可動である。
【0029】図5に示される三脚継手は図3の説明に記
載されたと同一の特徴からなっている。対応する特徴は
対応する番号によって識別されている。差異はローラ構
体24にのみ存在する。ローラ構体24の一方を以下で
例として説明する。
【0030】ローラ構体は、1部片から構成される単一
の第1ローラ26からなっている。この第1ローラ26
は軸ジャーナル23上で第1のニードルベアリング25
によって回転可能に支持されている。ニードルベアリン
グ25は固定リング27によって固定されそしてローラ
26は、継手の連接に必要とされるように、ニードル
アリング25上で三脚アーム23の軸方向に自由に可動
である。第1ローラ26は中央溝29によって遮断され
る実質上球状の2部分走行面28a,28bを形成して
いる。
【0031】第2のローラ32は、第1ローラ26に対
してかつしたがって第1ローラ26から独立して、三脚
アーム23に対して回転し得るように第2のニードル
アリング31によって第1ローラ26上に支持されてい
る。第2のニードルベアリング31は環状溝29内に保
持されている。第2のローラは第2のニードルベアリン
グ31上で軸方向に摺動され得る。第2のローラ32は
第1ローラ26の走行面28a,28bより大きい曲率
半径を有している球状走行面34を有している。第1ロ
ーラ26は第1軌道14に対して転動接触しており、こ
れに反して第2のローラ23は同一の基部に接触するこ
となく長手方向溝15に係合する。第2のローラ23の
みが、その走行面34によって、第2軌道16に対して
転動接触しており、これに反して走行面34のように遠
くに延びない、第1ローラ16の走行面28a,28b
は前記案内軌道16に対して遊びをもって配置されてい
る。
【0032】図6に示される三脚継手は図4の説明に記
載されたと同一の特徴からなっている。対応する特徴は
対応する番号によって識別される。三脚アームはスリー
ブ要素36を枢動可能に支持する球状ヘッドからなって
いる。スリーブ要素はローラ構体を支持している。ロー
ラ構体24の1つを例として以下で説明する。
【0033】ローラ構体は、1部片からなる第1ローラ
26からなっている。この第1ローラ26はスリーブ要
素36上でニードルベアリング25によって回転可能に
支持されている。第1ローラ26は中央ギヤツプ29に
よって遮断される実質上球状の2部分走行面28a,2
8bを形成している。ギヤツプ内には中央溝29があ
る。第2ローラ32は、第1ローラ26に対してかつし
たがって第1ローラ26から独立して、三脚アーム23
に対して回転し得るように、溝29内に保持された第2
ニードルベアリング31によってギヤツプ内に支持さ
れている。第2のローラ32は第1ローラ26の走行面
28a,28bより大きい曲率半径を有している球状走
行面34を有している。
【0034】第1ローラ26は第1軌道14に対して転
動接触しており、これに反して第2のローラ32は同一
の基部に接触することなく長手方向溝15に係合する。
第2のローラ32のみが、その走行面34によって、第
2軌道16に対して転動接触しており、これに反して走
行面34のように遠くに延びない、第1ローラ16の走
行面28a,28bは前記軌道16に対して遊びをもっ
て配置されている。ニードルベアリング25は固定リン
グ27a,27bによって固定され、これらの固定リン
グはスリーブ要素36の外面に挿入されかつ軸方向に固
定された第1ローラ26を保持している。継手の連接に
必要とされるようなスリーブ要素は、三脚アーム23の
軸方向に自由に動き得る。
【0035】本発明の好ましい実施の形態を列挙すると
概ね以下のとおりである。
【0036】1.内方開口(12)を備えそして前記内
方開口(12)を広げかつ各々2つの対向軌道(14,
16)を形成する均一に周部に分布された3つの凹所
(13)を備えた外方継手部材(11)を有し、中心部
材(22)を備えそしてこの中心部材(22)に対して
半径方向に配置されかつ各々前記凹所(13)内に延び
る均一に周部に分布された3本の三脚アーム(23)を
備えた内方継手部材(21)を有し、そして前記三脚ア
ーム(23)上に回転可能に支持されかつ前記それぞれ
の凹所(13)の前記軌道(14,16)と転動接触し
ているローラ構体(24)を有しており、各ローラ構体
(24)が前記それぞれの三脚アーム(23)に対して
独立して回転可能でかつアーム軸線(Az )に対して半
径方向において前記三脚アーム(23)上に少なくとも
間接的に支持される少なくとも2つのローラ(26,3
2)からなり、少なくとも第1のローラ(26)がそれ
ぞれの凹所(13)の前記2つの軌道の一方(14)で
転動しかつ他方の軌道(16)に対して遊びをもって回
転可能であり、そして少なくとも第2のローラ(32)
がそれぞれの凹所(13)の2つの軌道の他方(16)
上で転動しかつ第1の軌道(14)に対して遊びをもっ
て回転可能である等速度三脚継手において、各ローラ構
体(24)において、第1のローラ(26)がそれぞれ
の三脚アーム(23)上で回転可能に支持されそして第
2のローラ(32)が第1のローラ(26)上で回転可
能に支持される(第1図)ことを特徴とする等速度三脚
継手
【0037】2.各第1ローラ(26)がそれぞれの三
脚アーム(23)上で第1のニードルベアリング(2
5)によって支持されることを特徴とする上記項目1に
記載の等速度三脚継手
【0038】3.各第2ローラ(32)がそれぞれの第
1ローラ(26)上で第2のニードルベアリング(3
1)によって支持されることを特徴とする上記項目1ま
たは2に記載の等速度三脚継手
【0039】4.内方開口(12)を備えそして前記内
方開口(12)を広げかつ各々2つの対向軌道(14,
16)を形成する均一に周部に分布された3つの凹所
(13)を備えた外方継手部材(11)を有し、中心部
材(22)を備えそしてこの中心部材(22)に対して
半径方向に配置されかつ各々前記凹所(13)内に延び
る均一に周部に分布された3本の三脚アーム(23)を
備えた内方継手部材(21)を有し、そして前記三脚ア
ーム(23)上に回転可能に支持されかつ前記それぞれ
の凹所(13)の前記軌道(14,16)と転動接触し
ているローラ構体(24)を有しており、各ローラ構体
(24)が前記それぞれの三脚アーム(23)に対して
独立して回転可能でかつアーム軸線(Az )に対して半
径方向において前記三脚アーム(23)上に少なくとも
間接的に支持される少なくとも2つのローラ(26,3
2)からなり、少なくとも第1のローラ(26)がそれ
ぞれの凹所(13)の前記2つの軌道の一方(14)上
で転動しかつ他方の軌道(16)に対して遊びをもって
回転可能であり、そして少なくとも第2のローラ(3
2)がそれぞれの凹所(13)の2つの軌道の他方(1
6)上で転動しかつ第1の軌道(14)に対して遊びを
もって回転可能である等速度三脚継手において、各ロー
ラ構体(24)において、第1のローラ(26)がそれ
ぞれの三脚アーム(23)上で回転可能に支持される球
状スリーブ(30)上に枢動可能に保持され、そして、
第2のローラ(32)が前記第1のローラ(26)上に
支持されていて、前記球状スリーブが、前記中心部材
(22)と前記外方継手部材(11)との枢動を確保し
ている(図2)ことを特徴とする等速度三脚継手
【0040】5.各第1ローラ(26)がそれぞれの三
脚アーム(23)上で第1のニードルベアリング(2
5)によって支持されることを特徴とする上記項目4に
記載の等速度三脚継手
【0041】6.各第2ローラ(32)がそれぞれの第
1ローラ(26)上で第2のニードルベアリング(3
1)によって支持されることを特徴とする上記項目4ま
たは5に記載の等速度三脚継手
【0042】7.内方開口(12)を備えそして前記内
方開口(12)を広げかつ各々2つの対向軌道(14,
16)を形成する均一に周部に分布された3つの凹所
(13)を備えた外方継手部材(11)を有し、中心部
材(22)を備えそしてこの中心部材(22)に対して
半径方向に配置されかつ各々前記凹所(13)内に延び
る均一に周部に分布された3本の三脚アーム(23)を
備えた内方継手部材(21)を有し、そして前記三脚ア
ーム(23)上に回転可能に支持されかつ前記それぞれ
の凹所(13)の前記軌道(14,16)と転動接触し
ているローラ構体(24)を有しており、各ローラ構体
(24)が前記それぞれの三脚アーム(23)に対して
独立して回転可能でかつアーム軸線(Az )に対して半
径方向において前記三脚アーム(23)上に少なくとも
間接的に支持される少なくとも2つのローラ(26,3
2)からなり、少なくとも第1のローラ(26)がそれ
ぞれの凹所(13)の前記2つの軌道の一方(14)で
転動しかつ他方の軌道(16)に対して遊びをもって回
転可能であり、そして少なくとも第2のローラ(32)
がそれぞれの凹所(13)の2つの軌道の他方(16)
上で転動しかつ第1の軌道(14)に対して遊びをもっ
て回転可能である等速度三脚継手において、各ローラ構
体において、第1のローラが、順次、球状の三脚アーム
上に枢動可能に案内される、スリーブ上に回転可能に支
持され、そして第2のローラが第1のローラ上に支持さ
れることを特徴とする等速度三脚継手
【0043】8.各第1ローラがそれぞれのスリーブ上
で第1のニードルベアリングによって支持されることを
特徴とする上記項目7に記載の等速度三脚継手
【0044】9.各第2ローラがそれぞれの第1ローラ
上で第2のニードルベアリングによって支持されること
を特徴とする上記項目7または8に記載の等速度三脚継
【0045】10.前記第1ローラ(26)が2つの部
材から構成されそしてそれぞれ第2のニードルベアリン
グ(31)および第2のローラ(32)用の中央環状溝
(29)を形成する(図1、図2)ことを特徴とする上
記項目1〜9のいずれか1項に記載の等速度三脚継手
【0046】11.前記第2のローラ(32)の走行面
(34)が各々前記第1のローラ(26)の走行面(2
8)を超えて突出しそして前記それぞれの第1軌道(2
4)に、前記走行面(34)に対してそれぞれの第2の
ローラ(32)の接触なしの係合を許容するための長手
方向溝(15)が設けられることを特徴とする請求項1
ないし10のいずれか1項に記載の等速度三脚継手
【0047】12.前記第1のローラ(26)の前記走
行面(28)および前記第2のローラ(32)の前記走
行面(34)が、相対的に、異なる直径の同中心球状面
を形成することを特徴とする上記項目1〜11のいずれ
か1項に記載の等速度三脚継手
【0048】14.内方開口(12)を備えそして前記
内方開口(12)を広げかつ各々2つの対向軌道(1
4,16)を形成する均一に周部に分布された3つの凹
所(13)を備えた外方継手部材(11)を有し、中心
部材(22)を備えそしてこの中心部材(22)に対し
て半径方向に配置されかつ各々前記凹所(13)内に延
びる均一に周部に分布された3本の三脚アーム(23)
を備えた内方継手部材(21)を有し、そして前記三脚
アーム(23)上に回転可能に支持されかつ前記それぞ
れの凹所(13)の前記軌道(14,16)と転動接触
しているローラ構体(24)を有しており、各ローラ構
体(24)が前記それぞれの三脚アーム(23)に対し
て独立して回転可能でかつアーム軸線(Az )に対して
半径方向において前記三脚アーム(23)上に少なくと
も間接的に支持される少なくとも2つのローラ(26,
32)からなり、少なくとも第1のローラ(26)がそ
れぞれの凹所(13)の前記2つの軌道の一方(14)
で転動しかつ他方の軌道(16)に対して遊びをもって
回転可能であり、そして少なくとも第2のローラ(3
2)がそれぞれの凹所(13)の2つの軌道の他方(1
6)上で転動しかつ第1の軌道(14)に対して遊びを
もって回転可能である等速度三脚継手において、各ロー
ラ構体において、中央の第1のローラおよびこの第1の
ローラを三脚アームの軸方向で挟持する2つの第2ロー
ラが、それぞれの三脚アーム上で、または三脚アーム上
で枢動可能であるスリーブ上で直接支持されることを特
徴とする等速度三脚継手
【0049】14.前記第1のローラおよび/または第
2のローラがそれぞれの三脚アーム上で個々のニードル
ベアリングによって支持されることを特徴とする上記項
目13に記載の等速度三脚継手
【0050】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、内方開口を備
えそして前記内方開口を広げかつ各々2つの対向軌道を
形成する均一に周部に分布された3つの凹所を備えた外
方継手部材を有し、中心部材を備えそしてこの中心部材
に対して半径方向に配置されかつ各々前記凹所内に延び
る均一に周部に分布された3本の三脚アームを備えた内
方継手部材を有し、そして前記三脚アーム上に回転可能
に支持されかつ前記それぞれの凹所の前記軌道と転動接
触しているローラ構体を有しており、各ローラ構体が前
記それぞれの三脚アームに対して独立して回転可能でか
つアーム軸線に対して半径方向において前記三脚アーム
上に少なくとも間接的に支持される少なくとも2つのロ
ーラからなり、少なくとも第1のローラがそれぞれの凹
所の前記2つの軌道の一方で転動しかつ他方の軌道に対
して遊びをもって回転可能であり、そして少なくとも第
2のローラがそれぞれの凹所の2つの軌道の他方上で転
動しかつ第1の軌道に対して遊びをもって回転可能であ
等速度三脚継手において、各ローラ構体において、第
1のローラがそれぞれの三脚アーム上で回転可能に支持
されそして第2のローラが第1のローラ上で回転可能に
支持される構成としたので、トルクなしの運転の間中凹
所の軌道間のローラ要素の接触の変化によって発生され
る雑音が低減されるような方法において等速度三脚継手
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】軸方向に対してそれぞれの三脚アーム上に固定
されるローラを有し、第2ローラが第1ローラ上に支持
されている等速度三脚継手を示す断面図である。
【図2】それぞれの三脚継手の軸方向に対して枢動可能
であるローラを有し、第2ローラが第1上に支持されて
いる等速度三脚継手を示す断面図である。
【図3】軸方向に対してそれぞれの三脚アーム上に固定
されるローラを有し、第1と第2ローラが三脚アーム上
に直接支持される等速度三脚継手を示す断面図である。
【図4】それぞれの三脚アームの軸方向に対して枢動可
能であるローラを有し、第1および第2ローラが球状の
三脚アーム上に保持されたスリーブ上に支持される等速
度三脚継手を示す断面図である。
【図5】軸方向に対してそれぞれの三脚アーム上で固定
されるローラを有し、第2ローラが単一の第1ローラ上
に支持されている等速度三脚継手を示す断面図である。
【図6】それぞれの三脚アームの軸方向に対して枢動可
能であるローラを有し、第2のローラが球状の三脚アー
ム上に保持された単一の第1ローラ上に支持される等速
度三脚継手を示す断面図である。
【符号の説明】
11 外方継手部材 12 内方開口 13 凹所 14 第1軌道 15 長手方向溝 16 第2軌道 21 内方継手部材 22 中央部片(部材) 23 三脚アーム 24 ローラ構体 25 第1ニードルベアリング 26 第1ローラ 27 固定リング 28 第1ローラの走行面 29 環状溝 30 球状スリーブ 31 第2のニードルベアリング 32 第2のローラ 33 円板 34 第2のローラの走行面 35 球状ヘッド 36 スリーブ要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−254218(JP,A) 特開 平3−172619(JP,A) 特開 昭48−77243(JP,A) 実開 昭56−124325(JP,U) 特公 昭48−9862(JP,B1) 特表 平6−511535(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 3/205

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方開口(12)を備えそして前記内方
    開口(12)を広げかつ各々2つの対向軌道(14,1
    6)を形成する均一に周部に分布された3つの凹所(1
    3)を備えた外方継手部材(11)を有し、中心部材
    (22)を備えそしてこの中心部材(22)に対して半
    径方向に配置されかつ各々前記凹所(13)内に延びる
    均一に周部に分布された3本の三脚アーム(23)を備
    えた内方継手部材(21)を有し、そして前記三脚アー
    ム(23)上に回転可能に支持されかつ前記それぞれの
    凹所(13)の前記軌道(14,16)と転動接触して
    いるローラ構体(24)を有しており、各ローラ構体
    (24)が前記それぞれの三脚アーム(23)に対して
    独立して回転可能でかつアーム軸線(Az )に対して半
    径方向において前記三脚アーム(23)上に少なくとも
    間接的に支持される少なくとも2つのローラ(26,3
    2)からなり、少なくとも第1のローラ(26)がそれ
    ぞれの凹所(13)の前記2つの軌道の一方(14)で
    転動しかつ他方の軌道(16)に対して遊びをもって回
    転可能であり、そして少なくとも第2のローラ(32)
    がそれぞれの凹所(13)の2つの軌道の他方(16)
    上で転動しかつ第1の軌道(14)に対して遊びをもっ
    て回転可能である等速度三脚継手において、 各ローラ構体(24)において、第1のローラ(26)
    がそれぞれの三脚アーム(23)上で回転可能に支持さ
    れそして第2のローラ(32)が第1のローラ(26)
    上で回転可能に支持される(第1図)ことを特徴とする
    等速度三脚継手
  2. 【請求項2】 内方開口(12)を備えそして前記内方
    開口(12)を広げかつ各々2つの対向軌道(14,1
    6)を形成する均一に周部に分布された3つの凹所(1
    3)を備えた外方継手部材(11)を有し、中心部材
    (22)を備えそしてこの中心部材(22)に対して半
    径方向に配置されかつ各々前記凹所(13)内に延びる
    均一に周部に分布された3本の三脚アーム(23)を備
    えた内方継手部材(21)を有し、そして前記三脚アー
    ム(23)上に回転可能に支持されかつ前記それぞれの
    凹所(13)の前記軌道(14,16)と転動接触して
    いるローラ構体(24)を有しており、各ローラ構体
    (24)が前記それぞれの三脚アーム(23)に対して
    独立して回転可能でかつアーム軸線(Az )に対して半
    径方向において前記三脚アーム(23)上に少なくとも
    間接的に支持される少なくとも2つのローラ(26,3
    2)からなり、少なくとも第1のローラ(26)がそれ
    ぞれの凹所(13)の前記2つの軌道の一方(14)上
    で転動しかつ他方の軌道(16)に対して遊びをもって
    回転可能であり、そして少なくとも第2のローラ(3
    2)がそれぞれの凹所(13)の2つの軌道の他方(1
    6)上で転動しかつ第1の軌道(14)に対して遊びを
    もって回転可能である等速度三脚継手において、 各ローラ構体(24)において、第1のローラ(26)
    がそれぞれの三脚アーム(23)上で回転可能に支持さ
    れる球状スリーブ(30)上に枢動可能に保持され、そ
    して、第2のローラ(32)が前記第1のローラ(2
    6)上に支持されていて、前記球状スリーブが、前記中
    心部材(22)と前記外方継手部材(11)との枢動を
    確保している(図2)ことを特徴とする等速度三脚継
  3. 【請求項3】 内方開口(12)を備えそして前記内方
    開口(12)を広げかつ各々2つの対向軌道(14,1
    6)を形成する均一に周部に分布された3つの凹所(1
    3)を備えた外方継手部材(11)を有し、中心部材
    (22)を備えそしてこの中心部材(22)に対して半
    径方向に配置されかつ各々前記凹所(13)内に延びる
    均一に周部に分布された3本の三脚アーム(23)を備
    えた内方継手部材(21)を有し、そして前記三脚アー
    ム(23)上に回転可能に支持されかつ前記それぞれの
    凹所(13)の前記軌道(14,16)と転動接触して
    いるローラ構体(24)を有しており、各ローラ構体
    (24)が前記それぞれの三脚アーム(23)に対して
    独立して回転可能でかつアーム軸線(Az )に対して半
    径方向において前記三脚アーム(23)上に少なくとも
    間接的に支持される少なくとも2つのローラ(26,3
    2)からなり、少なくとも第1のローラ(26)がそれ
    ぞれの凹所(13)の前記2つの軌道の一方(14)で
    転動しかつ他方の軌道(16)に対して遊びをもって回
    転可能であり、そして少なくとも第2のローラ(32)
    がそれぞれの凹所(13)の2つの軌道の他方(16)
    上で転動しかつ第1の軌道(14)に対して遊びをもっ
    て回転可能である等速度三脚継手において、 各ローラ構体において、第1のローラが、順次、球状の
    三脚アーム上に枢動可能に案内される、スリーブ上に回
    転可能に支持され、そして第2のローラが第1のローラ
    上に支持されることを特徴とする等速度三脚継手
  4. 【請求項4】 内方開口(12)を備えそして前記内方
    開口(12)を広げかつ各々2つの対向軌道(14,1
    6)を形成する均一に周部に分布された3つの凹所(1
    3)を備えた外方継手部材(11)を有し、中心部材
    (22)を備えそしてこの中心部材(22)に対して半
    径方向に配置されかつ各々前記凹所(13)内に延びる
    均一に周部に分布された3本の三脚アーム(23)を備
    えた内方継手部材(21)を有し、そして前記三脚アー
    ム(23)上に回転可能に支持されかつ前記それぞれの
    凹所(13)の前記軌道(14,16)と転動接触して
    いるローラ構体(24)を有しており、各ローラ構体
    (24)が前記それぞれの三脚アーム(23)に対して
    独立して回転可能でかつアーム軸線(Az )に対して半
    径方向において前記三脚アーム(23)上に少なくとも
    間接的に支持される少なくとも2つのローラ(26,3
    2)からなり、少なくとも第1のローラ(26)がそれ
    ぞれの凹所(13)の前記2つの軌道の一方(14)で
    転動しかつ他方の軌道(16)に対して遊びをもって回
    転可能であり、そして少なくとも第2のローラ(32)
    がそれぞれの凹所(13)の2つの軌道の他方(16)
    上で転動しかつ第1の軌道(14)に対して遊びをもっ
    て回転可能である等速度三脚継手において、 各ローラ構体において、中央の第1のローラおよびこの
    第1のローラを三脚アームの軸方向で挟持する2つの第
    2ローラが、それぞれの三脚アーム上で、または三脚ア
    ーム上で枢動可能であるスリーブ上で直接支持されるこ
    とを特徴とする等速度三脚継手
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