JPH05321942A - スライド式等速自在継手 - Google Patents
スライド式等速自在継手Info
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- JPH05321942A JPH05321942A JP13255192A JP13255192A JPH05321942A JP H05321942 A JPH05321942 A JP H05321942A JP 13255192 A JP13255192 A JP 13255192A JP 13255192 A JP13255192 A JP 13255192A JP H05321942 A JPH05321942 A JP H05321942A
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- JP
- Japan
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- ring
- outer ring
- leg shaft
- inner ring
- universal joint
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D3/205—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
- F16D3/2055—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D2003/2026—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints with trunnion rings, i.e. with tripod joints having rollers supported by a ring on the trunnion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライド式等速自在継手のスライド抵抗を大
幅に減少させる。 【構成】 トリポード部材４の脚軸８と同軸上に設けら
れた案内ローラ１０を内側リング１１と外側リング１２
とで形成し、外側リング１２には外輪１のトラック溝３
のローラ案内面１７によって外輪１の軸線と平行に案内
される外周面１８を形成する。内側リング１１と脚軸８
の両側部間に脚軸８の球形外面９ａで接触案内される一
対の軌道輪１９を組込み、その軌道輪１９と内側リング
１１の対向面に環状の軌道溝２０を形成する。軌道溝２
０に組込んだ複数のボール２１の転がり運動によって軌
道輪１９の回転運動を吸収し、外側リング１２の傾斜を
防止して外側リング１２を純粋に転がり運動させる。
幅に減少させる。 【構成】 トリポード部材４の脚軸８と同軸上に設けら
れた案内ローラ１０を内側リング１１と外側リング１２
とで形成し、外側リング１２には外輪１のトラック溝３
のローラ案内面１７によって外輪１の軸線と平行に案内
される外周面１８を形成する。内側リング１１と脚軸８
の両側部間に脚軸８の球形外面９ａで接触案内される一
対の軌道輪１９を組込み、その軌道輪１９と内側リング
１１の対向面に環状の軌道溝２０を形成する。軌道溝２
０に組込んだ複数のボール２１の転がり運動によって軌
道輪１９の回転運動を吸収し、外側リング１２の傾斜を
防止して外側リング１２を純粋に転がり運動させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、主として自動車に組
込まれるスライド式の等速自在継手に関するものであ
る。
込まれるスライド式の等速自在継手に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】スライド式等速自在として、トリポード
形等速自在がある。ところで、従来から知られているト
リポード形等速自在継手においては、外輪の軸とその外
輪の内側に組込まれたトリポード部材の軸が作動角をと
ってトルクを伝達するとき、トリポード部材の脚軸に支
持された球面ローラが外輪のトラック溝に対して傾斜
し、球面ローラは純粋に転がり運動せずトラック溝の両
側のローラ案内面との間で滑りが生じ、スライド抵抗が
大きく、振動および発熱が生じる問題がある。
形等速自在がある。ところで、従来から知られているト
リポード形等速自在継手においては、外輪の軸とその外
輪の内側に組込まれたトリポード部材の軸が作動角をと
ってトルクを伝達するとき、トリポード部材の脚軸に支
持された球面ローラが外輪のトラック溝に対して傾斜
し、球面ローラは純粋に転がり運動せずトラック溝の両
側のローラ案内面との間で滑りが生じ、スライド抵抗が
大きく、振動および発熱が生じる問題がある。
【０００３】その問題点を解決するため、図８に示すよ
うに、トリポード部材３０の脚軸３１に支持された案内
ローラ３２を内側リング３３と外側リング３４とで形成
し、一方、外輪３５のトラック溝３６の両側に外側リン
グ３４の移動を案内するローラ案内面３７を設け、継手
が作動角をとってトルクを伝達するとき、内側リング３
３の球形外面３３ａと外側リング３４の円筒形内面３４
ａの接触部で滑りを生じさせ、外側リングの姿勢を一定
に保持して外側リング３４を正しく転がり運動させるよ
うにした等速自在継手が既に提案されている。
うに、トリポード部材３０の脚軸３１に支持された案内
ローラ３２を内側リング３３と外側リング３４とで形成
し、一方、外輪３５のトラック溝３６の両側に外側リン
グ３４の移動を案内するローラ案内面３７を設け、継手
が作動角をとってトルクを伝達するとき、内側リング３
３の球形外面３３ａと外側リング３４の円筒形内面３４
ａの接触部で滑りを生じさせ、外側リングの姿勢を一定
に保持して外側リング３４を正しく転がり運動させるよ
うにした等速自在継手が既に提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記等速自
在継手においては、脚軸３１と共に内側リング３３が傾
くと、その内側リング３３と外側リング３４の接触部に
作用する摩擦力によって外側リング３４にＸ1 −Ｘ1 軸
回りの回転力が作用し、外側リング３４が内側リング３
３と共に傾斜しようとする。その外側リング３４の傾き
をトラック溝３６のローラ案内面３７に形成した肩部３
８によって防止する構成であるため、等速自在継手が作
動角をとってトルクを伝達するとき、外側リング３４は
僅かに傾きをもち、肩部３８に接触した状態でローラ案
内面３７に沿って移動することになり、スライド抵抗が
小さいながらも多少のスライド抵抗がある。
在継手においては、脚軸３１と共に内側リング３３が傾
くと、その内側リング３３と外側リング３４の接触部に
作用する摩擦力によって外側リング３４にＸ1 −Ｘ1 軸
回りの回転力が作用し、外側リング３４が内側リング３
３と共に傾斜しようとする。その外側リング３４の傾き
をトラック溝３６のローラ案内面３７に形成した肩部３
８によって防止する構成であるため、等速自在継手が作
動角をとってトルクを伝達するとき、外側リング３４は
僅かに傾きをもち、肩部３８に接触した状態でローラ案
内面３７に沿って移動することになり、スライド抵抗が
小さいながらも多少のスライド抵抗がある。
【０００５】この発明は、スライド式等速自在継手のス
ライド抵抗を大幅に減少させることを技術的課題として
いる。
ライド抵抗を大幅に減少させることを技術的課題として
いる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、外輪の内側に軸方向の３本
のトラック溝を形成し、外輪の内側に挿入したトリポー
ド部材には３本の脚軸を設け、各脚軸と同軸上に設けら
れた案内ローラを内側リングと、この内側リングに回転
自在に支持された外側リングとで形成し、外側リングは
トラック溝の両側のローラ案内面によって外輪の軸線と
平行に案内される外周面を有し、前記脚軸と内側リング
の両側部間には、脚軸に設けた球形外面に接触案内され
る一対の軌道輪を組込み、各軌道輪と内側リングの対向
面に環状の軌道溝を形成し、この軌道溝内に複数の転動
体を組込んだ構成を採用したのである。
めに、この発明においては、外輪の内側に軸方向の３本
のトラック溝を形成し、外輪の内側に挿入したトリポー
ド部材には３本の脚軸を設け、各脚軸と同軸上に設けら
れた案内ローラを内側リングと、この内側リングに回転
自在に支持された外側リングとで形成し、外側リングは
トラック溝の両側のローラ案内面によって外輪の軸線と
平行に案内される外周面を有し、前記脚軸と内側リング
の両側部間には、脚軸に設けた球形外面に接触案内され
る一対の軌道輪を組込み、各軌道輪と内側リングの対向
面に環状の軌道溝を形成し、この軌道溝内に複数の転動
体を組込んだ構成を採用したのである。
【０００７】
【作用】上記のように構成すれば、脚軸が傾くと、その
脚軸の球形外面と軌道輪の接触部において滑りが生じ
る。その接触部における摩擦抵抗によって軌道輪が回転
すると、ボールが軌道溝内で転がり運動し、軌道輪の回
転運動が吸収される。このため、案内ローラはつれ回り
せず、常に一定の姿勢に保持され、トラック溝のローラ
案内面によって外側リングは純粋に転がり運動する。
脚軸の球形外面と軌道輪の接触部において滑りが生じ
る。その接触部における摩擦抵抗によって軌道輪が回転
すると、ボールが軌道溝内で転がり運動し、軌道輪の回
転運動が吸収される。このため、案内ローラはつれ回り
せず、常に一定の姿勢に保持され、トラック溝のローラ
案内面によって外側リングは純粋に転がり運動する。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図１乃至図７に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【０００９】図１乃至図４に示すように、外輪１の閉塞
端に第１軸２が設けられ、内面には軸方向の３本のトラ
ック溝３が１２０°の間隔をおいて形成されている。
端に第１軸２が設けられ、内面には軸方向の３本のトラ
ック溝３が１２０°の間隔をおいて形成されている。
【００１０】外輪１の内側に挿入されたトリポード部材
４は、第２軸５の外側に嵌合され、その嵌合面間に形成
したスプライン６によって第２軸５に回り止めされ、止
め輪７によって軸方向に移動するのが防止されている。
４は、第２軸５の外側に嵌合され、その嵌合面間に形成
したスプライン６によって第２軸５に回り止めされ、止
め輪７によって軸方向に移動するのが防止されている。
【００１１】トリポード部材４は３本の脚軸８を外周に
有し、各脚軸８に球面ブッシュ９が回転自在に、かつ軸
方向にスライド自在に取付けられている。
有し、各脚軸８に球面ブッシュ９が回転自在に、かつ軸
方向にスライド自在に取付けられている。
【００１２】球面ブッシュ９の外側に設けた案内ローラ
１０は、図３に示すように、内側リング１１と外側リン
グ１２とから成り、外側リング１２は内側リング１１と
の間に組込んだニードル１３によって回転自在に支持さ
れている。
１０は、図３に示すように、内側リング１１と外側リン
グ１２とから成り、外側リング１２は内側リング１１と
の間に組込んだニードル１３によって回転自在に支持さ
れている。
【００１３】ニードル１３は、内側リング１１の外端部
に設けたフランジ１４と、内端部に嵌合され、止め輪１
５により抜け止めされたワッシャ１６とによって軸方向
に移動するのが防止されている。
に設けたフランジ１４と、内端部に嵌合され、止め輪１
５により抜け止めされたワッシャ１６とによって軸方向
に移動するのが防止されている。
【００１４】外側リング１２は、トラック溝３の両側に
設けたローラ案内面１７によって外輪１の軸線と平行に
案内される外周面１８を有する。
設けたローラ案内面１７によって外輪１の軸線と平行に
案内される外周面１８を有する。
【００１５】図３では、外側リング１２の外周面１８お
よびローラ案内面１７を点Ｏ1 に中心をもつ円弧面とし
て外側リング１２の移動を案内しているが、図６（イ）
に示すように、上記外周面１８を円弧面とし、ローラ案
内面１７を二つの傾斜面ａ、ｂで形成し、その傾斜面
ａ、ｂに上記円弧状外周面１８をアンギュラコンタクト
させてもよい。
よびローラ案内面１７を点Ｏ1 に中心をもつ円弧面とし
て外側リング１２の移動を案内しているが、図６（イ）
に示すように、上記外周面１８を円弧面とし、ローラ案
内面１７を二つの傾斜面ａ、ｂで形成し、その傾斜面
ａ、ｂに上記円弧状外周面１８をアンギュラコンタクト
させてもよい。
【００１６】また、図６（ロ）に示すように、外側リン
グ１２の外周面１８およびローラ案内面１７のそれぞれ
を２つの傾斜面ｃで形成して外側リング１２の移動を案
内してもよい。
グ１２の外周面１８およびローラ案内面１７のそれぞれ
を２つの傾斜面ｃで形成して外側リング１２の移動を案
内してもよい。
【００１７】前記球面ブッシュ９と内側リング１１の両
側部間には一対の軌道輪１９が組込まれている。軌道輪
１９は球面ブッシュ９の球形外面９ａに接触案内される
球面１９ａを有する。この軌道輪１９と内側リング１１
の対向面には環状の軌道溝２０が形成され、その軌道溝
２０に複数の転動体としてのボール２１が組込まれてい
る。
側部間には一対の軌道輪１９が組込まれている。軌道輪
１９は球面ブッシュ９の球形外面９ａに接触案内される
球面１９ａを有する。この軌道輪１９と内側リング１１
の対向面には環状の軌道溝２０が形成され、その軌道溝
２０に複数の転動体としてのボール２１が組込まれてい
る。
【００１８】図５は、上記の構成から成る等速自在継手
が作動角をとった状態を示し、脚軸８は図２に示すＯ−
Ｚ軸を中心に回動して傾き、その脚軸８と共に球面ブッ
シュ９も傾斜する。また、脚軸８と球面ブッシュ９は軸
方向に相対移動する。
が作動角をとった状態を示し、脚軸８は図２に示すＯ−
Ｚ軸を中心に回動して傾き、その脚軸８と共に球面ブッ
シュ９も傾斜する。また、脚軸８と球面ブッシュ９は軸
方向に相対移動する。
【００１９】軌道輪１９は球面ブッシュ９の球形外面９
ａに案内されているため、球面ブッシュ９が脚軸８と共
に傾くと、軌道輪１９と球面ブッシュ９の接触部におい
て滑りが生じる。このとき、接触部に作用する摩擦力に
よって、軌道輪１９には図２に示すＸ2 −Ｘ2 軸回りに
回転力が付与され、上記軌道輪１９が回転すると、ボー
ル２１は軌道溝２０内を転がり運動し、軌道輪１９の回
転を吸収する。このため、内側リング１１および外側リ
ング１２は傾斜せず、常に一定の姿勢に保持される。
ａに案内されているため、球面ブッシュ９が脚軸８と共
に傾くと、軌道輪１９と球面ブッシュ９の接触部におい
て滑りが生じる。このとき、接触部に作用する摩擦力に
よって、軌道輪１９には図２に示すＸ2 −Ｘ2 軸回りに
回転力が付与され、上記軌道輪１９が回転すると、ボー
ル２１は軌道溝２０内を転がり運動し、軌道輪１９の回
転を吸収する。このため、内側リング１１および外側リ
ング１２は傾斜せず、常に一定の姿勢に保持される。
【００２０】したがって、等速自在継手が作動角をとっ
てトルクを伝達するとき、外側リング１２はローラ案内
面１７に案内されて外輪１の軸線と平行する方向に移動
すると共に、純粋に転がり運動する。
てトルクを伝達するとき、外側リング１２はローラ案内
面１７に案内されて外輪１の軸線と平行する方向に移動
すると共に、純粋に転がり運動する。
【００２１】なお、案内ローラ１０とボール２１と軌道
輪１９のセットは、図２のＯＹ軸回りに回転できるが、
トルク伝達時には調心性が生じ、軌道輪１９が図２のＸ
2 −Ｘ2 方向を向くので常にＸ2 −Ｘ2 軸回りの回転が
できる。しかし、この自己調心性だけでは不足のときは
内側ローラのフランジ部を角形とし、外輪に接触させる
ことによりＯＹ軸回りの回転を防止してもよい。
輪１９のセットは、図２のＯＹ軸回りに回転できるが、
トルク伝達時には調心性が生じ、軌道輪１９が図２のＸ
2 −Ｘ2 方向を向くので常にＸ2 −Ｘ2 軸回りの回転が
できる。しかし、この自己調心性だけでは不足のときは
内側ローラのフランジ部を角形とし、外輪に接触させる
ことによりＯＹ軸回りの回転を防止してもよい。
【００２２】図３に示す実施例では、脚軸８の外側に球
面ブッシュ９を嵌合したが、図７に示すように、脚軸８
の外周に球形外面８ａを形成してもよい。この場合、軌
道輪１９の球形外面８ａと対向する面１９ａを平面と
し、その平面と球形外面８ａの接触部における滑りによ
って脚軸８の軸方向の移動を吸収する。
面ブッシュ９を嵌合したが、図７に示すように、脚軸８
の外周に球形外面８ａを形成してもよい。この場合、軌
道輪１９の球形外面８ａと対向する面１９ａを平面と
し、その平面と球形外面８ａの接触部における滑りによ
って脚軸８の軸方向の移動を吸収する。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る等速自在
継手においては、脚軸が傾動して軌道輪が回転すると、
軌道溝内で転動体が転がり移動して軌道輪の回転運動を
吸収するため、継手が作動角をとってトルクを伝達する
とき外側リングが傾くのを防止することができる。この
ため、外側リングを純粋に転がり運動させることがで
き、スライド抵抗を大幅に減少させることができる。
継手においては、脚軸が傾動して軌道輪が回転すると、
軌道溝内で転動体が転がり移動して軌道輪の回転運動を
吸収するため、継手が作動角をとってトルクを伝達する
とき外側リングが傾くのを防止することができる。この
ため、外側リングを純粋に転がり運動させることがで
き、スライド抵抗を大幅に減少させることができる。
【００２４】また、外側リングが傾斜することがないた
め、外側リングの傾きを防止する肩部の形成が不要とな
り、外輪の製作が容易である。
め、外側リングの傾きを防止する肩部の形成が不要とな
り、外輪の製作が容易である。
【図１】この発明に係る等速自在継手の一実施例を示す
縦断正面図
縦断正面図
【図２】同上の縦断側面図
【図３】図２の一部を拡大して示す断面図
【図４】図３のIV−IV線に沿った断面図
【図５】同上の作動状態を示す断面図
【図６】（イ）、（ロ）は同上の外側リングの他の例を
示す断面図
示す断面図
【図７】同上の等速自在継手の他の例を示す断面図
【図８】従来の等速自在継手を示す断面図
【図９】同上の作動状態を示す断面図
１ 外輪 ３ トラック溝 ４ トリポード部材 ８ 脚軸 ８ａ、９ａ 球形外面 １０ 案内ローラ １１ 内側リング １２ 外側リング １９ 軌道輪 ２０ 軌道溝 ２１ ボール
Claims (1)
- 【請求項１】 外輪の内側に軸方向の３本のトラック溝
を形成し、外輪の内側に挿入したトリポード部材には３
本の脚軸を設け、各脚軸と同軸上に設けられた案内ロー
ラを内側リングと、この内側リングに回転自在に支持さ
れた外側リングとで形成し、外側リングはトラック溝の
両側のローラ案内面によって外輪の軸線と平行に案内さ
れる外周面を有し、前記脚軸と内側リングの両側部間に
は、脚軸に設けた球形外面に接触案内される一対の軌道
輪を組込み、各軌道輪と内側リングの対向面に環状の軌
道溝を形成し、この軌道溝内に複数の転動体を組込んだ
ことを特徴とするスライド式等速自在継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13255192A JPH05321942A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | スライド式等速自在継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13255192A JPH05321942A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | スライド式等速自在継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321942A true JPH05321942A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15083937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13255192A Pending JPH05321942A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | スライド式等速自在継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321942A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5713797A (en) * | 1995-02-02 | 1998-02-03 | Gkn Automotive Ag | Universal joint having arms of a tripod interacting with tracks of an outer joint member through two different intermediate members |
| US5772517A (en) * | 1995-02-17 | 1998-06-30 | Gkn Automotive Ag | Transmission joint having a tripod element, the arms of the tripod element having spherical surfaces on axes offset from radii of the tripod element |
| US5797799A (en) * | 1995-01-11 | 1998-08-25 | Gkn Automotive Ag | Sliding universal joint for a motor vehicle having a tripod with three journals each having two different force transmission components |
| US5895322A (en) * | 1995-01-11 | 1999-04-20 | Gkn Automotive Ag | Sliding universal joint having an anti-vibration assembly between a spherical roller and a runway |
| US6227978B1 (en) * | 1998-03-25 | 2001-05-08 | Gkn Automotive Ag | Tripode joint with roller bearing |
| WO2003098065A1 (de) * | 2002-05-17 | 2003-11-27 | Ina-Schaeffler Kg | Verstellbare rolleneinheit für ein gelenkinnenteil eines tripode-gleichlaufdrehgelenkes |
| EP1643143A1 (en) * | 1998-12-08 | 2006-04-05 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Constant velocity universal joint |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP13255192A patent/JPH05321942A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5797799A (en) * | 1995-01-11 | 1998-08-25 | Gkn Automotive Ag | Sliding universal joint for a motor vehicle having a tripod with three journals each having two different force transmission components |
| US5895322A (en) * | 1995-01-11 | 1999-04-20 | Gkn Automotive Ag | Sliding universal joint having an anti-vibration assembly between a spherical roller and a runway |
| US5713797A (en) * | 1995-02-02 | 1998-02-03 | Gkn Automotive Ag | Universal joint having arms of a tripod interacting with tracks of an outer joint member through two different intermediate members |
| US5772517A (en) * | 1995-02-17 | 1998-06-30 | Gkn Automotive Ag | Transmission joint having a tripod element, the arms of the tripod element having spherical surfaces on axes offset from radii of the tripod element |
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