JP3205874U - 軌道走行搬送装置 - Google Patents

軌道走行搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3205874U
JP3205874U JP2016002614U JP2016002614U JP3205874U JP 3205874 U JP3205874 U JP 3205874U JP 2016002614 U JP2016002614 U JP 2016002614U JP 2016002614 U JP2016002614 U JP 2016002614U JP 3205874 U JP3205874 U JP 3205874U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
track
spherical
wheels
swingable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016002614U
Other languages
English (en)
Inventor
尾崎正和
Original Assignee
オザック精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オザック精工株式会社 filed Critical オザック精工株式会社
Priority to JP2016002614U priority Critical patent/JP3205874U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3205874U publication Critical patent/JP3205874U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

【課題】車輪で軌道を上下から挟んで走行し、物品を搬送する軌道走行搬送装置において、直線的な軌道は勿論、曲線的な軌道をも走行でき、工場等の物品搬送用の軌道として任意に曲がった軌道を敷設することが出来るようになる軌道走行搬送装置を提供する。【解決手段】揺動自在車輪部3を車輪取付部2を介して搬送基体4に取り付けることにより、軌道走行搬送装置1を構成する。揺動自在車輪部3とは、車輪を球状回転支持体で支持することで車輪の向きが軌道に沿って水平方向Aに変わり得る構造の車輪部である。【選択図】図1

Description

本考案は、車輪で軌道を上下から挟んで走行し、物品を搬送する軌道走行搬送装置に関するものである。
図9は従来の軌道走行搬送装置の1例を示す図である。図9において、5は軌道、5Aは軌道体、5Bは軌道支持体、20は軌道走行搬送装置、21は車輪取付部、22は車輪部、23は搬送基体である。図示はされていないが、搬送基体23には、搬送すべき物品を載せるための構造部分が、該物品に応じて設けられる。
軌道走行搬送装置20は、搬送基体23の一方の側に複数個の車輪部22がそれぞれ車輪取付部21を介して取り付けられることにより構成される。
軌道5は、軌道体5Aとそれを支持する軌道支持体5Bとで構成される。図9では、軌道支持体5Bの上面と下面に軌道体5Aが取り付けられた例を示している。
軌道走行搬送装置20は、この軌道5を車輪部22で上下から挟んだ状態で走行させられる。なお、軌道走行搬送装置20を走行させる力は、適宜の手段で外部から与えられる。図9で右方に走行力が与えられた場合には右方へ走行してゆき、左方に走行力が与えられた場合には左方へ走行してゆく。
図10は、従来の軌道走行搬送装置が軌道を走行する様子を示す図である。符号は図9のものに対応している。
なお、軌道走行搬送装置に関する文献としては、下記の先行技術文献欄に記すような特許文献がある。
特開平10−076937号公報 特開平11−011299号公報
前記した従来の軌道走行搬送装置には、曲線を描く軌道は走行することが出来ないという問題点があった。
従来の軌道走行搬送装置20の車輪部22は、搬送基体23に対して傾くことがないように一定の姿勢で固定されていた。そのため、直線的な軌道を走行することは出来たが、曲線的な軌道を走行することは出来なかった。
そのため、工場等の施設内に敷設する物品搬送用の軌道として、曲線を含む軌道を敷設することが出来なかった。
本考案は、このような問題点を解決することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本考案では、搬送基体(4)の一方の側に複数個の車輪部がそれぞれ車輪取付部(2)を介して取り付けられ、該車輪部の車輪で軌道(5)を上下から挟んで走行し、物品を搬送する軌道走行搬送装置(1)において、車輪部を車輪(8)の向きが軌道(5)に沿って水平方向に変わり得る構造の揺動自在車輪部(3)とすることとした。
また、搬送基体(4)の一方の側に複数個の車輪部がそれぞれ車輪取付部(2)を介して取り付けられ、該車輪部の車輪で軌道(5)を上下から挟んで走行し、物品を搬送する軌道走行搬送装置(1)において、前記車輪部を、内輪と外輪および両者の間にベアリングが装着されている構造の車輪(8)と、中央部の水平方向にボルト挿通孔(17)が開けられ、上部中央および下部中央から垂直方向に軸挿通孔(16)が開けられた球状回転支持体(11)と、前記車輪(8)と前記球状回転支持体(11)とに挿通してそれらを一体に固定するボルト(7)とを有するよう構成され、前記軸挿通孔(16)にそれぞれ遊挿される軸(10)を中心にして水平方向に回動し得るよう軸支された揺動自在車輪部(3)となし、車輪取付部(2)を、前記球状回転支持体(11)の外側球面と滑らかに接触するよう内側に窪んだ球面を有すると共に、該球面中央に前記軸(10)の一端を固着するための軸固着孔(15)が開けられた球面すべり軸受(12)を、内部の上下にそれぞれ配設する構成のものとなし、軌道(5)が直線部のほか曲線部を含むものであっても車輪(8)の向きがそれに応じて水平方向に自在に変わるようにすることとした。
本考案の軌道走行搬送装置では、車輪部を車輪の向きが軌道に沿って水平方向に変わり得るような構造の車輪部、即ち揺動自在車輪部とした。そのため、直線的な軌道を走行することが出来ることは勿論、曲線的な軌道をも走行することも可能となり、工場等の施設内に敷設する物品搬送用の軌道として、曲線を含む任意に曲がった軌道を敷設することが出来るようになった。
本考案の軌道走行搬送装置の全体を示す図 本考案の軌道走行搬送装置が軌道を走行する様子を示す図 本考案装置における車輪取付部分を走行方向に垂直な断面で見た図 本考案装置における車輪取付部分の水平方向断面を上方から見た図 本考案装置で使用する球状回転支持体を示す図 本考案装置における揺動自在車輪部を示す図 本考案の軌道走行搬送装置が軌道の直線部分を走行する場合の図 本考案の軌道走行搬送装置が軌道の曲線部分を走行する場合の図 従来の軌道走行搬送装置の1例を示す図 従来の軌道走行搬送装置が軌道を走行する様子を示す図
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本考案の軌道走行搬送装置の全体を示す図である。図1において符号は図9のものに対応し、1は軌道走行搬送装置、2は車輪取付部、3は揺動自在車輪部、4は搬送基体である。
軌道走行搬送装置1は、搬送基体4の一方の側に複数個の揺動自在車輪部3がそれぞれ車輪取付部2を介して取り付けられることにより構成される。揺動自在車輪部3は、図9の従来の車輪部22とは異なり、車輪の向きが軌道に沿って水平方向(図中の矢印Aの方向)に変わり得るような構造のものとされている(構造の詳細は図3,4で述べる)。
なお図示はされていないが、搬送基体4には搬送すべき物品を載せるための構造部分が、該物品に応じて設けられる。また、軌道5は、軌道体5Aとそれを支持する軌道支持体5Bとで構成される。
軌道走行搬送装置1は、この軌道5を揺動自在車輪部3で上下から挟んだ状態で走行させられる。軌道走行搬送装置1を走行させる力は、適宜の手段で外部から与えられる。
図2は、本考案の軌道走行搬送装置が軌道を走行する様子を示す図であり、符号は図1のものに対応している。直線的な軌道も曲線的な軌道も走行することが可能となるので、工場等の施設内に敷設する物品搬送用の軌道として、曲線を含む任意に曲がった軌道を敷設することが出来るようになった。
図3は、本考案装置における揺動自在車輪部および車輪取付部を走行方向に垂直な断面で見た図である。符号は図1のものに対応し、7はボルト、8は車輪、9は止め輪、10は軸、11は球状回転支持体、12は球面すべり軸受、13は止め輪、14はナット、18は廻り止めねじである。
搬送基体4に取り付けられた車輪取付部2の内部には、上下にそれぞれ球面すべり軸受12が配設されている。止め輪13は、球面すべり軸受12を車輪取付部2内にしっかりと固定し、脱落しないようにするためのものである。球面すべり軸受12の中央部分には、軸10の端部を固着するための孔が開けられている。廻り止めねじ18は、球面すべり軸受12が軸10を中心に球状回転支持体11に連られて回るのを防止するためのねじである。従って、このねじは、例えば軸10と平行に車輪取付部2の壁体を貫通して球面すべり軸受12に食い込むようねじ込まれる。
揺動自在車輪部3は点線で囲んだ部分であり、ボルト7,車輪8,止め輪9,球状回転支持体11およびナット14等で構成される。車輪8としては、内輪と外輪を具え、両者の間にベアリングが装着されている構造のものを用いる。車輪8は、その中心にボルト7が挿通され、止め輪9によりボルト7の頭部に固着される。ボルト7は更に球状回転支持体11に挿通され、端部にはナット14が螺合される。次に球状回転支持体11の構造について説明する。
図5は本考案装置で使用する球状回転支持体を示す図である。符号は図3のものに対応し、15は軸固着孔、16は軸挿通孔、17はボルト挿通孔、19はざぐり穴である。図5(1)は球状回転支持体11を、水平方向のうちボルト挿通孔方向に対し直角の方向から見た図であり、図5(2)は球状回転支持体11を、水平方向のうちボルト挿通孔方向から見た図である。
球状回転支持体11の水平方向には、前記したボルト7を挿通するためのボルト挿通孔17が開けられている。また球状回転支持体11の上下には、それぞれ軸10を受容する軸挿通孔16が開けられている。これら軸挿通孔16には、軸10が上下から遊挿される。軸10の他方の端部は、球面すべり軸受12の軸固着孔15に固着される。この球面すべり軸受12は、図3に示すように球状回転支持体11の球状外周面を包み込むよう車輪取付部2の内部に配設され、止め輪13により固定される。
つまり、揺動自在車輪部3は、軸10を介して車輪取付部2に連結される。なお、ざぐり穴19は、図3における廻り止めねじ18の先端部を受容するための穴である。
図4は、本考案装置における揺動自在車輪部および車輪取付部分の水平方向断面を上方から見た図である。符号は図3のものに対応し、Bは矢印である。図6は揺動自在車輪部を取り出して示した図である。
揺動自在車輪部3と車輪取付部2との連結は、遊挿された軸10により行なわれているので、揺動自在車輪部3は軸10を中心として回動する方向(矢印Bの方向)に揺動することが可能となっている。揺動自在車輪部3の車輪8とは反対側の端部(ナット14の部分)周辺の搬送基体4には、揺動自在車輪部3の回動時に該端部が接触して回動の邪魔をしないよう、凹部が設けられている。
図4において点線で描いた揺動自在車輪部3は、揺動した状態を示している。
図7は、本考案の軌道走行搬送装置が軌道の直線部分を走行する場合の図であり、符号は図1のものに対応している。軌道体5Aが直線的に敷設されている部分では、車輪8の向きは直線的な軌道体5Aの向きのままでよい。従って、揺動自在車輪部3は軸10を中心に回動する必要がないので、回動していない。
図8は、本考案の軌道走行搬送装置が軌道の曲線部分を走行する場合の図である。符号は図1のものに対応している。軌道体5Aが曲線的に敷設されている部分では、車輪8の向きは軌道体5Aの曲がり具合に応じて自動的に向きが変えられる。それにより、軌道走行搬送装置1は曲線的な軌道部分でもスムーズに走行することが可能となる。
向きが変えられる理由は、揺動自在車輪部3が軸10を中心に回動し得るよう構成されているからである。即ち、軌道体5Aに沿わせられている車輪8は、軌道体5Aの曲線部分にさしかかると、軌道体5Aの曲率に沿おうとする力により車輪8の向きを変えさせようとする力を受ける。その力により揺動自在車輪部3は、軸10を中心にして向きを変えさせようとする力がなくなるまで回動させられ、結局、車輪8の向きは軌道体5Aに沿う方向に変えられる。
1…軌道走行搬送装置、2…車輪取付部、3…揺動自在車輪部、4…搬送基体、5…軌道、5A…軌道体、5B…軌道支持体、7…ボルト、8…車輪、9…止め輪、10…軸、11…球状回転支持体、12…球面すべり軸受、13…止め輪、14…ナット、15…軸固着孔、16…軸挿通孔、17…ボルト挿通孔、18…廻り止めねじ、19…ざぐり穴、20…軌道走行搬送装置、21…車輪取付部、22…車輪部、23…搬送基体

Claims (2)

  1. 搬送基体(4)の一方の側に複数個の車輪部がそれぞれ車輪取付部(2)を介して取り付けられ、該車輪部の車輪で軌道(5)を上下から挟んで走行し、物品を搬送する軌道走行搬送装置(1)において、
    車輪部を車輪(8)の向きが軌道(5)に沿って水平方向に変わり得る構造の揺動自在車輪部(3)としたことを特徴とする軌道走行搬送装置(1)。
  2. 搬送基体(4)の一方の側に複数個の車輪部がそれぞれ車輪取付部(2)を介して取り付けられ、該車輪部の車輪で軌道(5)を上下から挟んで走行し、物品を搬送する軌道走行搬送装置(1)において、
    前記車輪部を
    内輪と外輪および両者の間にベアリングが装着されている構造の車輪(8)と、
    中央部の水平方向にボルト挿通孔(17)が開けられ、上部中央および下部中央から垂直方向に軸挿通孔(16)が開けられた球状回転支持体(11)と、
    前記車輪(8)と前記球状回転支持体(11)とに挿通してそれらを一体に固定するボルト(7)とを有するよう構成され、前記軸挿通孔(16)にそれぞれ遊挿される軸(10)を中心にして水平方向に回動し得るよう軸支された揺動自在車輪部(3)となし、
    車輪取付部(2)を
    前記球状回転支持体(11)の外側球面と滑らかに接触するよう内側に窪んだ球面を有すると共に、該球面中央に前記軸(10)の一端を固着するための軸固着孔(15)が開けられた球面すべり軸受(12)を、内部の上下にそれぞれ配設する構成のものとなし、
    軌道(5)が直線部のほか曲線部を含むものであっても車輪(8)の向きがそれに応じて水平方向に自在に変わるようにしたことを特徴とする軌道走行搬送装置(1)。
JP2016002614U 2016-06-07 2016-06-07 軌道走行搬送装置 Active JP3205874U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016002614U JP3205874U (ja) 2016-06-07 2016-06-07 軌道走行搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016002614U JP3205874U (ja) 2016-06-07 2016-06-07 軌道走行搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3205874U true JP3205874U (ja) 2016-08-18

Family

ID=56690775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016002614U Active JP3205874U (ja) 2016-06-07 2016-06-07 軌道走行搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3205874U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101901029B1 (ko) Oht 장치
CN102551773B (zh) 用于ct扫描架的自调整轴承
US10072449B2 (en) Roller
KR101220119B1 (ko) 변압기 이송용 휠블럭 장치
JP6342062B2 (ja) ワゴンキャスター
WO2016136608A1 (ja) 自在キャスター
TWM564587U (zh) Suspension transport device with rotating mechanism
US20170362040A1 (en) Motor driven roller support
JP3205874U (ja) 軌道走行搬送装置
JP5614762B2 (ja) 移送ローラーユニット及びこれを利用した移送装置
JP6578236B2 (ja) 仕分コンベヤ用の連結機構及び仕分コンベヤ
KR20190047170A (ko) 등속과 배속이 공존하는 수평형 컨베이어 시스템
JP6786291B2 (ja) 産業用ロボット
JP2011121759A (ja) コンベアユニット及びこれを備えたコンベア装置
JP2014001052A (ja) 連続搬送体
JP2013103531A (ja) 自在キャスターおよび該自在キャスターを備えた台車
JP2001171512A (ja) 有軌道台車システム
ITMI932523A1 (it) Dispositivo per il trasporto di oggetti lungo un percorso chiuso a guida
JP2008001398A (ja) 運搬用部材およびパレットの運搬方法
JPWO2006087860A1 (ja) ホイールコンベヤ装置
JP6684835B2 (ja) ローラ機構及びエッチング装置
JP3119238U (ja) 機械式搬送装置
JPH1149321A (ja) ローラコンベヤ
JP2015030574A (ja) 方向変換装置
JP2023057892A (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3205874

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250