JPS58149662A - ねり製品の製造方法 - Google Patents

ねり製品の製造方法

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JPS58149662A
JPS58149662A JP57030047A JP3004782A JPS58149662A JP S58149662 A JPS58149662 A JP S58149662A JP 57030047 A JP57030047 A JP 57030047A JP 3004782 A JP3004782 A JP 3004782A JP S58149662 A JPS58149662 A JP S58149662A
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JP
Japan
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acid
product
heating
meat
water
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JP57030047A
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English (en)
Inventor
Tsuneji Yamamoto
山本 常治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特にねり製品原料を成型後、酸性溶液を用いて加熱処理
することを特徴とするねり製品の製造方法に関する。
一般にねり製品の保存性については腐敗菌は微酸性から
中性、さらに、微アルカリ性で急速に増殖するがPH5
以下の酸性側では強く抑制されることが知られている。
またソルビン酸等の添加剤の防腐効果もーが酸性に移動
するに従って効果が著しくなることも知られている。し
かしながら、一を酸性にした場合には保水性を減少させ
、弾力が低下するという致命的欠点があり、この欠点を
克服するために、従来グルコノデルタラクトン等の添加
が試みられているがその効果は少なく、またソルビン酸
添加法も各種の改良が試みられているにも拘らず各種の
欠点を有していることは周知の事実である。
従って本発明の目的はねり製品の一を調整することによ
り保水性や弾力性を低下させることなく、その保存性を
向上させることである。本発明者達は研究の結果、ねり
製品の製造に必要な加熱工程を利用して、成型した魚肉
すり身或は・・ム、ソーセージ等の食肉すり身をpH 
2. 0前後の酸性溶液を用いて60〜100℃に加熱
処理することによってこの目的を極めて容易に達成し得
ることを知った。
すなわち、本発明はねり製品原料を成型後、酸性溶液を
用いて加熱処理することを特徴とするねり製品の製造方
法に関するものであって、好ましくはpH 2. 0前
後の酸性溶液に60〜100℃で浸漬加熱するか、また
はシャワー状に噴霧するかして、製品の中心部の温度を
70〜90℃とするもので、この場合加熱は水蒸気加熱
あるいは温湯加熱と併用してもよく、また使用する酸と
しては酢酸、クエン酸、フマール酸、乳酸、フィチン酸
、アスコルビン酸等の有機酸や燐酸等の無機酸が使用さ
れ得る。処理溶液の2値は2.0前後が望ましく、これ
より2値が低い場合には魚肉すり身やハム、ソーセーノ
等の食肉の緩衝作用によって加熱製品のPHはそれ程酸
性にならず、これより2値が高い場合には魚肉すり身等
では酸膨潤がおこり表面にぬめりが生じてくる。また使
用する処理溶液の一値は浸漬時間やシャワー加熱時間等
によっても変化することが知られている。製品の防腐性
を高めるためには製品の2値は5,5以下、好ましくは
4.5以下にすることが望ましいが、製品の2値が4.
0程度になると酸味が強くなってくるために食味との関
連を考慮した上で、処理溶液の2値、濃度、加熱製品O
PH値を決定することが必要である。
本発明の処理方法では浸漬またはシャワー溶液の2値が
20〜3.0の場合には魚肉すり身の膨潤点に近くなる
ために表面に酸膨潤が生じて、加熱直後は製品の表面が
ぬるぬるすることがあるが、これは冷蔵庫で一夜放冷す
れば酸液の内部滲透、拡散のため表面は固くなりぬめり
は消失する。また加熱後に放冷した場合には離水現象が
多くなる場合が見られるが、これはすり身原料のすわり
を充分性なうことによって殆ど防止することができる。
さらに3〜5チの澱粉を添加することによって全く離水
がおこらなくなることも知られている。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1゜ 洋上スケトーすり身を解凍し、これに食塩27チを添加
して*ffし3o%加水した塩すり身を、20 X 3
0 X 100 mmに成型し、40℃の微温湯で30
分すわりをとり、次いで30℃の3%クエン酸水溶液(
pH2,0)に15分浸漬した。この加熱によって得ら
れた魚肉ねり製品は表面が白くなり、弾力性の強いもの
で離水もなかった。またサランラップに包み、冷蔵庫に
放置したところ、5週間経過後もネト、カビの発生が全
く認められなかった。
実施例2 洋上スケトーすり身を解凍し、食塩3.0チして塩すり
地積し、澱粉5チ、調味料1%、卵白10チを加え20
チ加水したものを直径2011IKの球状に成型し、3
5℃の微温湯で30分すわシをとり次いで80℃の0.
6 %フマール酸溶液(pH2,1)に15分浸漬加熱
した。製品の表面の色は白くなり弾力性の強い製品が得
られた。放冷後、グラスチック容器に入れて密封し冷蔵
庫に放置したところ、5週間後もネト、カビの発生は全
く認められなかった。
実施例3゜ 洋上スケトーすり身を室温で解凍し、これに食塩27チ
を添加し櫨壇機で25分間塩すりした。
加水は魚肉に対して50チ、卵白は10チ、グルタミン
酸ソーダ1.0チを添加して充分に博鐘混合したものを
30X30X120m角に成型し、80℃の温湯に20
分浸漬加熱したものを、同様に成型したすり身を40℃
の微温湯で30分すわりをとったものを80℃の温湯な
らびに酸性処理溶液に20分間浸漬加熱したものと比較
したところ、酸液浸漬加熱によるものは温湯加熱に比較
して何れも破断強度が2倍以上になるという全く予想さ
れない結果を得た。
以上述べたところから明らかなように、本発明は従来か
らのねり製品の製造工程に必須とされている加熱工程を
酸性溶液を用いて代行するこζによりねり製品の特性を
増すとともに保存性に著しい効果をもたらしたものとい
うことがでさるものである。
特許出願人  山 本 常 治

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ねり製品原料を成型後、酸性溶液を用いて加熱処
    理することを特、徴とするねシ製品の製造方法。 2 水蒸気加熱または温湯加熱と併用することを特徴と
    する前記第1項記載の方法。
JP57030047A 1982-02-26 1982-02-26 ねり製品の製造方法 Pending JPS58149662A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60203165A (ja) * 1984-03-28 1985-10-14 Nippon Suisan Kaisha Ltd 表面に着色薄膜層を有する魚介類肉食品の製造方法
WO1995021544A1 (en) * 1994-02-11 1995-08-17 Unilever Plc Ambient stable food product
KR20020030422A (ko) * 2000-10-17 2002-04-25 김강식 신규한 돈육의 마리네이딩 방법 및 그 돈육

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