JPS58145742A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPS58145742A
JPS58145742A JP2793382A JP2793382A JPS58145742A JP S58145742 A JPS58145742 A JP S58145742A JP 2793382 A JP2793382 A JP 2793382A JP 2793382 A JP2793382 A JP 2793382A JP S58145742 A JPS58145742 A JP S58145742A
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JP
Japan
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rubber
aluminum hydroxide
parts
flame
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP2793382A
Other languages
English (en)
Inventor
Taisuke Okita
泰介 沖田
Masashi Aoshima
正志 青嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は充填剤としての水酸化アルミニウム及び補強助
剤としての有機ケイ素化合物を含むことを特徴とし、さ
らに加硫剤を加えて成る加硫ゴム用ゴム組成物に関する
ものである。
ゴム製品を製造する際、各種の充填剤が用いられるが、
大きく黒色充填剤と白色充填剤とに分けられる。前者の
例としては各種のカーボンブラックがあげられ、後者の
例とじてはタルク、クレー、炭酸カルシウム等があげら
れる。後者を用いた場合には各種の顔料等を用いること
により、いわゆる色もの加硫ゴム製品を得ることができ
る。またカーボンブラックに比べこれら白色充填剤は電
気絶□縁性に優れる為、電線電気部品等に広く用いられ
ている。最近ゴム製品も多種多様化するにつれ、白色(
色もの)ゴム製品が多くなってきている。引布、建材用
ガスケット、自動車トリム、各種レジャー用品等、その
カラー化、カラーの多種類化は今後増々ふえていくであ
ろうことは明らかである。こうした多くの用途に使用さ
れるゴム製品には優れた耐候性、耐オゾン性等の特性を
有する耐久力の高いゴム特性が要求されるが、他ゴムに
比ベエチレンプロピレンゴムはこうした特性に優れると
ころから今後もますますその需要(色ものゴム製品への
需要)は増えていくき考えられている こうした白色配合(色もの配合)の中で、水酸化アルミ
ニウムを用いた配合はとりわけ注目しておかなければな
らないものである。
水酸化アルミニウムはクレーやタルク等と同様、白色充
填剤であるが、他の白色充填剤と異なる大きな特徴は難
燃性ゴム製品を製造できる点である。即ち、水酸化アル
ミニウムを用いることにより、ゴム製品に難燃性を付与
したり、難燃特性の向上をはかることができるのである
。これは充填剤としての水酸化アルミニウムが燃焼の際
、結晶水または水酸化アルミニウム自体の脱水反応によ
り水(H2O)を放出して燃焼をくい止める為と考えら
れ、他の白色充填剤にはみられない優れた特徴である。
また燃焼防止の際、有害なガスや煙を出さない点でも、
現在公知の多くの難燃剤に比べても優れている。こうし
た水酸化アルミニウムの優れた特性はよく知られたとこ
ろであり、建材、車輌を中心とする乗物、電気製品等に
用いられるゴム製品には、たびたび検討され、かつ一部
では使用されている。しか(8) しながらその多くは補強性は弱く、ゴム製品の強度を満
たすことが困難な為、その使用は大きく限定されている
のか実状である。
本発明者らは長年この水酸化アルミニウムを用いた配合
について検討を行なってきた。
その結果本発明に到達したものであり、補強助剤として
特定の有機ケイ素化合物を用いることを見だしたもので
ある。できるだけ細かな粒径を持つ水酸化アルミニウム
を用いて補強性向上をはわるしかなかった従来の方法に
対して補強性(引張強さ、引裂強さ等)を向−しさせる
方法として補強助剤という全く新らしい方法を見だした
意義は大きい。
本発明は水酸化アルミニウムを充填剤に用いてゴム製品
を製造する組成物に関するものであり、従ってゴム種や
、加硫系や加硫剤の量等による制約は待には受けない。
即ちゴムγ゛′ 種としては天然ゴム、スチレン第タジェンゴム、エチレ
ンプロピレンゴム(エチレンプロピレン共重合体及びエ
チレンプロピレン非共(4) 役ジエン共重合体)、クロロプレンゴム、アクリロニト
リルブタジェンゴム、シリコーンゴム等が例示され、加
硫系としはイオウ加硫、パーオキザイド加硫、キノイド
加硫等が例示罹 さ第1、必要に応じて公知加硫促進剤や珈橋助剤を用い
ることができる。しかし前述したとト<コム種としでは
エチレンプロピレンゴムか最も代表的かつ重要であるこ
とは述べる才でもない。
本発明組成物中の有機ケイ素化合物は水酸化アルミニウ
ムを充填剤に用いた加硫ゴム製品の補強性を大巾に向上
せしめる補強助剤としての効果を持つものであり、アル
コキシル基と結合したケイ素(R−0−8i−なる54
)を2個以上分子構造中に有することを特徴とする。現
在市販され、最も一般的なものはビス−1ea−()・
リエトキシシリル)プロピル〕デトラサルファイドであ
る。この化合物は以下のような構造を持つでいる。
(C2HsO)3−8H−(CH2)3−84−CCH
2)3 Sl (OHsC2)3(5) この化合物はアルコキシル基きしてのエトキシ基を一つ
のケイ素当り最大の8個有しており、白色充填剤である
ケイ酸、ケイ酸塩に対するンランカップリング剤として
知られているが、いまだ水酸化アルミニウム配合におけ
る検討例は知られていない。水酸化アルミニウムはケイ
酸、ケイ酸塩とはゴムの充填剤う としての効果が全く異なることは言QIIまでもない。
2.8例にとれば、(I)水酸化アルミニウムに比ベケ
イ酸、ケイ酸塩は極めて補強効果が大きく、ホワイトカ
ーホンと呼ばれているっ(II)水酸化アルミニウムに
は難燃効果かあるのに対し、ケイ酸、ケイ酸塩にはこう
した効果が極めて少ない為難燃配合には用いられないか
、または難燃剤を必要とする。理水酸化アルミニウムは
ゴム基材100重量部当り、数100部といった配合が
可能であるのに対し、ケイ酸、ケイ酸塩は未加硫ゴムの
粘度が極端に高くなり押出等の加工が困難となる為50
重量部といった少量に限定される。など、(6) よく知られたところである。さらにビス−〔8−(トリ
エトキシシリル)プロピル:]テトラサルファイドは、
ケイ酸、ケイ酸塩配合系において2重量部位使用するこ
とにより未加硫物(コンパウンド)のムーニー粘度を時
には72位と大巾に下げる効果をもつことが知られ一〇
いるが、水酸化アルミニウム配合の場合には以下の実施
例で示すごとく、粘度低下効果は全く示さず、同じ白色
充填剤とはいいながら、水酸化アルミニウムに対する効
果はケイ酸、ケイ酸塩に対する効果とは全く異なってい
る。本発明は公知のシランカップリング剤を含有するゴ
ム組成物に関するものであるか、水酸化アルミニウムと
いう、ケイ酸、ケイ酸塩とは全く異質の白色充填剤を含
むゴム組成物に関するものであり、シランカップリング
剤の効果も両者に対し異なった挙動を持っているもので
あり、従って本発明が全く新規なものであることは明白
である。
本発明組成物には必要に応じてカーボンブラックや他の
白色充填剤、プロセスオイル、老化防止剤、加工助剤、
顔料等を併用することにより主として難燃特性を生かし
たゴム製品、例えば建材や車輌用ゴム製品、電気部品等
を製造することかできる。またスポンジ製品の製造も可
能である。
以下にエチ1/ンプロピレンゴムをゴム基材として用い
、ビス−[、8−(トリエトキシシリル)プロピルコテ
トラサルファイドを用いた実施例を示すが、これはこれ
らのものか広く一般に市販され、かつ使用されでいるか
らであり、本発明を限定するものではない。
〔実施例1〕 ニスプレン501 A  100重態部、平均粒子径0
5〜・しの水酸化アルミニウム60重量部、ステアリン
酸1重量部の配合物をBR型バンバリーを用い、70℃
、12P  にて5分混練した後、10インチロールに
てツクシノール872重量部、ツクシノールTT0.5
Km部、ツクシノールTRA0.5重量部、ツクシノー
ルM1電量部、イオウ1.5重量部、ビス〜〔8−(ト
リエトキシシリル)プロピル]テトラサルファイドを加
えて本発明組成物を得た。
得られた組成物の特性を以下に示す。
☆比較例 ビス−38−()リエトキシシリル)プロピルコテトラ
サルファイドを使用することに(9) よりTBω1張強さ)、EB(伸び)、TR(引裂強さ
)、いずれも大巾に改良されていることがわかる。、な
おケイ酸配合において公知であるムーニー粘度低下は本
発明組成物においでは認められず、その作用機構が大き
く異なることかわかる。
〔実施例2−1 パーオキサイド加硫系を用いた例を示す。
ニスプレン501A 、水酸化アルミニウム、亜鉛華、
ステアリン酸の混合物を実施例1と同様にしてバンバリ
ーにて混練して得た後、10インチロールにてジ京ミル
パーオキナイド(98%濃度)2.7重量部、及びビス
−〔3−(トリエトキンシリル)プロピルコテトラサル
ファイドを添加し、本発明組成物を得た。
本組成物の特性を以下に示′ず。
(1(1)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ゴム基材100重量部に、1)水酸化アルミニウム30
    〜800重量部、2)分子構造中に、アルコキシル基と
    結合したケイ素を2個以上含有する有機ケイ素化合物0
    .2〜20重量部及び、3)加硫剤 を含むことを特徴とする加硫ゴム用ゴム組成物。
JP2793382A 1982-02-22 1982-02-22 ゴム組成物 Pending JPS58145742A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243435A (ja) * 1985-08-20 1987-02-25 Shin Etsu Chem Co Ltd 耐火性シリコ−ン発泡体組成物
JPS6270478A (ja) * 1985-09-25 1987-03-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 難燃性ゴムパツキン
JP2001011194A (ja) * 1999-06-28 2001-01-16 Yamada Shingijutsu Kenkyusho Kk 有機ポリマー組成物、その製造方法、及びウエット式マスターバッチの製造方法
JP2012072413A (ja) * 2011-11-11 2012-04-12 The Eco Kk 有機ポリマー組成物

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