JPS58145419A - 芳香族ポリイミドフイルムの製造方法 - Google Patents

芳香族ポリイミドフイルムの製造方法

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JPS58145419A
JPS58145419A JP57027729A JP2772982A JPS58145419A JP S58145419 A JPS58145419 A JP S58145419A JP 57027729 A JP57027729 A JP 57027729A JP 2772982 A JP2772982 A JP 2772982A JP S58145419 A JPS58145419 A JP S58145419A
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    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05D5/12Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures to obtain a coating with specific electrical properties
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08J2379/08Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
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    • H05K3/022Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates
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    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31721Of polyimide

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香族ポリイミドフィルムの製膜法に関するも
のである。
従来より芳香族ポリイミドフィルムはそのすぐれた耐熱
性および電気的0機械的特性を持っており電子機器用の
ベースフィルム、宇宙航空用の素材として広く使用され
るに到っている。これら芳香族ポリイミドは一般に、前
駆体であるポリアミド酸の有機溶媒から乾式法で製膜さ
れていた。すなわち、フィルム状に流延した原液を乾燥
することにより脱溶媒、閉環を行わせしめポジイミドフ
ィルムとするいわゆる乾式法が常法であった。しかしこ
の方法では脱溶媒速度が非常に遅いとともに完全に閉環
させる温度(通常200℃以上)まで溶媒が残存してい
るため、かかる高温下での溶媒の熱分解などが起き溶媒
回収率が低下する等のフィルム製造上の生産性が低いこ
とが欠点であった。この点に鑑み本発明者らは製膜工程
に特定の条件下に管理された乾湿式プロセスを導入する
事によりこれら欠点が解消出来、高い生産性で芳香族ポ
リイミドフィルムが製膜可能である事を見い出し本発明
に到達した。
すなわち本発明は、固有粘度0.461 / 6以上の
ほとんど未閉環のポリアミド酸の10〜45重量係濃度
のアミド系極性溶媒を主体とする原液を支持体上べ流延
し、一部脱溶媒を行ないポリマ濃度を50チ以上にする
とともにポリマの閉環率を30チ以上にせしめてフィル
ムとし、該フィルムを水系の媒体中で溶媒含有率10チ
以下に脱溶媒させ。
次いで200℃以上に加熱し閉環率を90チ以上にする
ことを特徴とする芳香族ポリイミドフィルムの製造方法
である。
本発明で製造されるフィルムは、下記(1)式の構造単
位で示される芳香族ポリイミドである。またそのフィル
ムの原液として用いられるポリマは。
下記(II)式の構造単位で示されるポリアミド酸であ
る0 ここで ′:R(は少なくとも1個の芳香族環を含有し
ており、炭素数としては25以下が好ましくイミド環を
形成する2つのカルボニル基は隣接する炭素原子に結合
している有機基である。
また式中−R2−は2価の有機基であり、これは一般式
H,N−R,−+NH,を有する芳香族ジアミンに由来
している。
〇    〇 111 111    0 トラカルボン酸成分によってもたらされる。
このような芳香族テトラカルボン酸の代表例としては次
のようなものが挙げられる。
ピロメリット酸二無水物、53.a、l−ビスフェ千ル
テトラカルボン酸二無水物、2,5,6.7−す7タレ
ンジカルポン酸二無水物、2.2−ビス(3,4−ジカ
ルボキシフェニル)エーテル二m水物、ピリジン−2,
5,!?、 6テトラカルボン蒙二無水物、3゜s’、
 4.4’ベンゾフエノンテト2カルボン酸工無水物あ
書いはこれらテトラカルボン酸エステルなどが好ましく
用いられる。一方、芳香族ジアミンとしては、2個のア
4ノ基はお互いに隣接位置に結合していないものが好ま
しく、またR1としては1個の芳香族環を含有しており
、炭素数としては25以下が望ましく9例えばpキシリ
レンジアミン。
m−フェニレ/ジアンン、ベンチヂン、4.4’ジアミ
ノジフエニルエーテル、4.4’ジアミノジフ工品ルメ
タン、4.4’ジアミノジフエニルスルホン、3゜ダシ
メチル−4,4′シア叱ノジフェニルメタ/、1゜5シ
アぐノナ7タレン 3.37ジメトキシペンチヂy、1
.4ビス(3メチル−5アミノフエニル)ベンゼンのご
とき化合物が挙げられる。これら酸成分やアミン成分は
各々単独でまたは混合して用いられる事は言うまでもな
い。
重合時又は製膜用原液として使用する溶媒としては水に
可溶な適性のアミド系溶媒が使用されるがポリマに対し
ては不活性で溶解性9すぐれたものが選ばれる必要があ
り、好ましい例としてはジメチルアセドア;ド、ジエチ
ルア、セトアミド、Nメチルピロリドン、Nメチルカプ
ロラクタム、ジメチルホルムアミド、テトラメチレンス
ルホン。
ヘキサメチルホスホルアミド等の単独又は混合溶媒が挙
げられる。
ここで本発明中で使用される原°液中のポリマの濃度は
、10〜45重量%が最適であり、上記アミド系溶媒は
90〜55チが好ましいが、他のポリマや添加剤を含有
していても差し支えない。
またアミド系溶媒を主体とする原液とはアミド系溶媒と
ポリマの含有は全体の801以上である事を意味する。
原液の粘度としては流延時の温度で100〜20000
ボイズが適当である。
製膜用原液としてポリイミド前駆体(ポリアミド駒を調
整する方法は、ジアミンの極性溶媒溶液を作製しておき
、この中へ低温、(通常50℃以下好ましくは39℃以
下)下にテトラカルボン酸二無水物を粉末で添加する方
法+9モル数過剰のシアミントテトラカルボン酸を反応
させアミンオリゴマをあらかじめ作・製しておき1次に
不足分のテトラカルボy酸無水物を反応せしめる方法な
どがあるがいわゆる低温溶液重合法によって調整する方
法が好ましく、ポリマ中のイミド閉環率はほとんど未開
環、好ましくは5チ以下である事が望ましい。
このような原液状態で閉環率が大きすぎると原液からの
・ポリマの析出や分離、ゲル化が生じ均一な流延や均質
な最終フィルムを得る事が困難である。
また最終フィルムの機械的特性の低下および製膜工程中
のフィルムのぜい化を防止するためには原液中のポリマ
の分子量を一定以上にしておく必要があり、この尺度と
しては固有粘度をもって表わすのが便利である。つまり
固有粘度’inh )が低すぎると前記したような欠点
を生じるようになるため、少なくとも0.4(dl/g
)以上のポリイミド前駆体(ポリアミド酸)が必要であ
る。また流延時の原液粘度としては低すぎると流延むら
などを起こし、高すぎるとメルトフラクチャー等のトラ
ブルを惹起するため適当な原液粘度に調整する必要があ
る。
このようにして調整されたポリイミド前駆体(ポリアミ
ド酸)原液はドクターナイフ、口金などによりフィルム
状に支持体上へ流′延(塗布を含む)された後1通常8
0℃以上、250°0以下、好ましくは130℃以上2
00℃以下に一定時間加熱せられ乾燥およびイミド化が
進行させられる。自己支持性のあるフィルムを形成させ
、最終フィルムの機械的強度の向上を良好にするために
この乾式直後のフィルムのポリマ濃度は少なくとも50
チ以上にする必要があり、ポリマ中のイミド閉環率とし
ては30%以上にしなくてはならない。
つオリポリマ濃度が50チ未満であると自己支持性のあ
るフィルムが得られ難く続く工程中でのフィルム取扱い
が困難になる。またイミド閉環率が30チ未満の場合に
は続く湿式1程および加熱工程でポリマが加水分解を起
こし易く、最終フィルムとしてぜい化した機械強度の弱
いフィルムしか得られない。この様な特性を持つ乾式加
熱フイより好ましくは130′〜200℃の範囲にする
のが好ましい結果をもたらす。この加熱温度を80℃以
下低温にすると、イミド化率を30%以上にするのに長
時間を要し工業的にはあまり好ましいものではない。ま
た2 50 ’O−以上の高温にすると溶媒の急激な蒸
発による気泡の発・生やイミド化率の急激な上昇や加水
分解が急激に起こり最終フィルムの物性をコントロール
する事が非常に困難になるなどの欠点が生じゃすいこと
もある。なおイ環など周知の閉環反応でもよいことはも
ちろんである0しかし通常は上記の加熱による閉環が最
も好ましい。ただし、いずれの場合も湿式1程に入る直
前のフィルム中のポリマ濃度は501以上が必要である
乾式1程によシポリマ濃度5Q%以上、ポリマ中のイン
ド閉環率50%以上に調整された自己支持性のあるフィ
ルムは続いて水幕の媒体中へ浸漬または媒体を噴霧せら
れて溶媒が抽出されるσ水系の媒体とは、水を主成分と
する液体であり、ポリマに対しては貧溶媒であるが原液
を構成する有機極性アミド系溶媒とは親和性のある液体
のことである。水系のS体として使用することの可能な
液体としては9例えば水単独、水と原液を構成している
アミド系溶媒との混合物、水とエチレングリコール、ア
十トン、低級アルコール等との混合物等が挙げられるが
、水の比率としては少なくとも50チ以上が脱溶媒速度
や溶媒回収を考慮すると望ましい。また湿式1程での温
度は湿式時に使用する水系媒体の凝固点から沸点までの
範囲であるが1通常5〜90℃が適当である。該湿式1
程では原液を構成するアミド系有機溶媒が抽出される訳
であるが、湿式1程終了直後のフィルム中の溶媒含有率
はポリマ当り10チ以下にする事が好ましく、多く残存
すれば続く熱処理工程中での溶媒の分解損失が多くなり
好ましくない。溶媒含有率を10チ以下にするためには
、湿式浴中の浸漬時間および温度、フィルムの厚さなど
により条件が決定せられるが湿式1程中での均一な凝固
フィルムを得るためには、急激なポリマの沈澱を防止す
るた袴多段浴を使用するなどしてポリマの凝固を徐々に
行なう方法が好ましい。湿式1程中のフィルムは水系媒
体でポリマが膨潤した状態にあるため湿式温度範囲での
延伸が行ないやすく最終フィルムの機械特性向上のため
、この工程中で延伸を行なう事はより好ましい。
湿式1程を終了したフィルムは水系媒体の飛散。
残存する少雪のア考ド系溶媒の飛散およびポリマのイミ
ド化をほぼ完結するために熱処理が行なわれる必要があ
る。この加熱工程は少なくとも20Q℃以上、好ましく
は500 ’O以上700 ’o以下が必要であり、そ
れ以下では閉環が不十分であったりフィルム中の揮発分
除去に非常に長時間を有する等の不都合が起こってくる
。最終のフィルムの吸湿特性や機械的物性を考えると、
この工程中ではインド閉積車を901以上にする必要が
ある。
また本工程中の加熱はフィルムをW!張下に行なう事が
好ましいが、必要に応じて延伸、リラックス等を行なう
事は何らさしつがえ、ない。
本発明は芳香族ポリイミドフィルムの製膜に際し、原液
中のほとんど未閉環のポリアミド酸を一定範囲以上の閉
環率にし、がっボy−q濃度が高い範囲で水系の媒体中
で脱溶媒後、一定温度以上で加熱する方法でフィルムを
得る事によって次のごとき優れた効果を生じるものであ
る。すなわち。
従来の乾式法のみでは支持体から剥離されたフィルム中
の残存溶媒が続く熱処理工程でほとんど分解してしまい
、かつ飛散し回収が困難であるが。
本発明は湿式1程を導入する事によって剥離後の残存溶
媒の分解がなく大部分を回収する事が可能であり生産性
が高くなった。また湿式1程中で膨潤しているフィルム
は延伸が行い易く機械特性にすぐれたフィルムを得やす
い。さらに湿式中での脱溶媒速度は一般に加熱脱溶媒よ
りも速いため製膜速度の向上や厚物フィルムが容易に得
られる効果がある。
本発明で言うインド閉積車とは、ポリイミド前駆体のみ
がポリマである場合を0とし、完全にポリイミドに転化
したポリマである場合を100として下式によって求め
た。
7ゼ ド悶財の罷にノ この値は赤外吸収スペクトルや核、磁気共鳴スペクトル
などの機器分析法や酸価測定法などにより求める事が出
来る。本発明の実施例に於いては赤外吸収スペクトルの
720m  (イ叱ド壌吸収)、と。
875cm(p−置換フェニル吸収)の吸収がらインド
閉積車を求めた。
また本発明に於ける固有粘度(η□nh )  は下式
によりNメチルピロリドンを溶媒として0.56/i 
QOd、30℃の条件下にウベローデ型帖度計を用いて
測定した。
以下本発明を実施例をもって説明する。
実施例1.比較実施例1 4.41ジアミノジフ工ニルエーテル26重量部を脱水
したジメチルアセドア考ド231部に溶解させ15℃で
攪拌下に粉末状のピロメリット酸二無水物28.4部を
鏑々に添加した。添加とともに系の粘度が上昇し添加終
了後さらに1時間攪拌を続けたところインド閉積車がほ
とんど0であるポリアミド酸が得られ、?i0’oにて
で□nh −’。5.溶液粘度1300ボイズを示す原
液が得られた。この原液中のポリマ濃度は19fiであ
る。次にこの原液を150μの間隙を有するドクタナイ
フでガラス板上へ均一に流延し、140℃に加熱された
熱風オープン中へ15分間放置したところポリマ濃度7
0チ、イミド閉環率52チの自己支持のある淡黄色フィ
ルムが得られた。剥離されたフィh A ヲ20℃の流
水中へ5分間浸漬したところ、フィルム中に残存するジ
メチルアセドア叱ドはガスクロマトグラフによる分析で
ポリマ当り1チであった。
このフィルムを固定棒に張った状態で200 ”Oにて
2分、300℃にて7分加熱してイミド閉環率がほぼ1
00チのポリイミドフィルム(28μ)が得られた。本
フィルムの物性値を後述の比較例とともに第1表に、示
す。
イぐド閉環、率の低いフィルムが乾湿式製膜で劣ったフ
ィルムを与える事を示すために次に比較例を示す。
実施例1で重合基れたポリアンド酸原液を使用し、同様
にアプリケータでガラス板上へ流延した後75℃のオー
プン中へ20分間放置して乾燥。
イミド化を行なった。ガラス板より剥離したフィルムは
ポリマ濃度は52チであったが、2イミド閉環率は14
チと低かった。このフィルムを同様に流水中で10分間
脱溶媒させ残存溶媒率を1′俤とした後、定長下に20
0℃、2分間、300℃7分間加熱してポリイミドフィ
ルムを作製し九が破れが生じやすいもろいフィルムであ
った。物性値を第1表に示す。
第  1  嚢 実施例2.比較実施例2 4.4′ジアミノジフ工ニルエーテル20部tiメチル
ピロリドン155.4部に溶解し、10℃に冷却し攪拌
しながらビフェニルテトラカルボン酸二無水物25部を
粉末状で添加゛し30分間攪拌した。
続いて2.2 部のビフェニルテトラカルボン酸二無水
物をNメチルピロリドン8,2部に溶解させた溶液を滴
下して反応を完結した。得られた原液はポリマ濃度25
チ、η1nh−0,95,2000ボイズであった。こ
の原液を脱泡後ギヤポンプにて200μのスリット間隙
よりSUS板上へ押出した後120℃の熱風オーブンゝ
中で10分間乾燥させイミド閉環率40チ、ポリマ濃度
65チの自己支持性のある淡黄色フィルムを得た。この
フィルムを801が水・*−20%がNメチルピロリド
ンの10℃の浴中へ5分間浸漬した後、一方向へ1.5
倍延伸し。
さらに流水で1分間脱溶媒して残溶媒率1.5チのフィ
ルムを得た。このフィルムを定長下に150℃で3分、
630℃にて3分間加熱しイミド閉環率97チ以上の2
5μ厚みのポリイミドフィルムを得た。
得られたフィルムは延伸方向に35kg/mm″、直角
方向に12kg/mm ”の強度を示す淡黄色透明な強
靭なフィルムであった。
比較のために8UEl板上へ流延したフィルムをそのま
ま同一の浴中および流水中へ浸漬しフィルム化を試みた
が、湿式1程に入ると直ちにフィルムの析出現象が発生
し非常にもろいフィルムしか得られず白濁した実用的で
ないフィルムであった。
実施例3.比較実施例3 3、3? 4.4?ベンゾフエノンテトラカルボン酸二
無水物14.28部をNメチルピロリドンとジメチルア
セトアミドの1部1重量比の混合溶媒に溶解させ。
10℃の攪拌下に4,4;ジアミノジフェニルメタン1
3.86部を粉末添加し3時間攪拌した。得られたポリ
アミド酸は閉環率がほとんど0チであり。
”inh ” ””ポリマ濃度33q6で粘度4500
ボイズを示した。
この原液を実施例2と同一の押出し装置によりポリマ濃
度を57俤まで乾燥しイミド閉環率を45優にした後、
20℃の水槽中へ5分間浸漬して脱溶媒を行ない残溶媒
2チのフィルムを得た。つづいて定長下にこのフィルム
を220℃にて2分間加熱したところ、揮発分は・1チ
以下であった。さらに300℃にて3分間加熱してほぼ
100チにイミド化した35μのフィルムを得たこのフ
ィルムの強度、伸度は各々15 鞄/fom” 、 1
8 %であり一連の乾湿式1程でのフィルム化に要した
時間は20分であった。
乾式法のみによる製膜時間と比較するために。
上記のはくりフィルムをそのまま定長下に220℃に1
5分間加熱したところ溶媒はまだポリマ当り35チも残
存しており揮発が非常に遅い事を示している。
さらに500・℃にて7分間加熱してようやく揮発分1
チ以下、イミド閉環率はぼ100優の35μフイルムを
得る事が出来た。この乾式製膜に要した時間は32分と
本発明の1.5倍以上の時間を可能となる事が判明した
特許出願人 東し株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固有粘度0.4az/g以上のほとんど未閉環のポリア
    ミド酸の10〜45重量%濃度のアミド系極性溶媒を主
    体とする原液を支持体上へ流延し、一部脱溶媒を行ない
    ポリマ濃度を50係以上にするとともにポリマの閉環率
    を30チ以上にせしめてフィルムとし、該フィルムを水
    系の媒体中で溶媒含有率10チ以下に脱溶媒させ1次い
    で200℃以上に加熱して閉環率を90チ以上にするこ
    とを特徴とする芳香族ポリイミドフィルムの製造方法。
JP57027729A 1982-02-23 1982-02-23 芳香族ポリイミドフイルムの製造方法 Granted JPS58145419A (ja)

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