JPS58137498A - 高塩基度製鋼スラグの利用方法 - Google Patents
高塩基度製鋼スラグの利用方法Info
- Publication number
- JPS58137498A JPS58137498A JP2057282A JP2057282A JPS58137498A JP S58137498 A JPS58137498 A JP S58137498A JP 2057282 A JP2057282 A JP 2057282A JP 2057282 A JP2057282 A JP 2057282A JP S58137498 A JPS58137498 A JP S58137498A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- solid
- basicity
- steel
- gypsum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷却の過程で崩壊し、取扱い難い高塩基度製鋼
スラグの有効利用方法に関するものである。製鋼スラグ
としては各種のものがあるが1本願発明ではこれらの中
、高塩基度の普通鋼の還元期スラグ、特殊鋼の電気炉ス
ラグ及び連続鋳造スラグを対象とする。
スラグの有効利用方法に関するものである。製鋼スラグ
としては各種のものがあるが1本願発明ではこれらの中
、高塩基度の普通鋼の還元期スラグ、特殊鋼の電気炉ス
ラグ及び連続鋳造スラグを対象とする。
現在この3種類のスラグは、ノロ鍋に受は約8〜12時
間冷却後排出されているが、約150〜200℃になる
とダスティングを起こして崩壊飛散する為作業環境は悪
く、又飛散防止の為に散水板埋立廃棄されているのが現
状である。
間冷却後排出されているが、約150〜200℃になる
とダスティングを起こして崩壊飛散する為作業環境は悪
く、又飛散防止の為に散水板埋立廃棄されているのが現
状である。
本発明は上述の欠点を解消し、有効に利用する方法に係
り、その要旨は高塩基度製銅スラグを空気急冷しβ−2
Ca O−8s Ot主体物となした後、石膏を添加し
て粉砕しヘドロ固化材や土質改良材として利用する方法
である。
り、その要旨は高塩基度製銅スラグを空気急冷しβ−2
Ca O−8s Ot主体物となした後、石膏を添加し
て粉砕しヘドロ固化材や土質改良材として利用する方法
である。
以下本願発明方法の作用効果を確認するために行なった
実験及びその結果を示す。
実験及びその結果を示す。
実験に用いた試料の化学分析値、性状を第1表に示す。
下記第1表中、還元期スラグとは普通鋼の還元期スラグ
を、CCスラグとは連続鋳造スラグを、電気炉スラグと
は特殊鋼の電気炉スラグを、又酸化期スラグとは普通鋼
の酸化期スラグをそれぞれ示す(以下同じ)。
を、CCスラグとは連続鋳造スラグを、電気炉スラグと
は特殊鋼の電気炉スラグを、又酸化期スラグとは普通鋼
の酸化期スラグをそれぞれ示す(以下同じ)。
次に各スラグの可溶成分の分析値を第2表に示す。
第 2 表
第1表に示す高塩基度製銅スラグ(還元期スラグ、CC
スラグ、電気炉スラグ)を電融マグネシアルツボに入れ
て再溶解し、底に穴を開けたルツボから溶融スラグを流
出させ、エアーを強く吹付は鉄製容器に急冷された球状
あるいは楕円吠急冷物を集めた。
スラグ、電気炉スラグ)を電融マグネシアルツボに入れ
て再溶解し、底に穴を開けたルツボから溶融スラグを流
出させ、エアーを強く吹付は鉄製容器に急冷された球状
あるいは楕円吠急冷物を集めた。
この急冷されたスラグは、主含有鉱物はβ−2Ca0・
8i0.であり、オートクレーブ処理(ASTM) t
、た場合の崩壊率は約1〜296であった。
8i0.であり、オートクレーブ処理(ASTM) t
、た場合の崩壊率は約1〜296であった。
この急冷スラグに二水石青を71〜711JIN配合し
てボールミルにてブレーン値約2000〜2500e+
4’t に粉砕し試料とした(以後高塩基度スラグの
急冷粉砕物と記す)。又比較の為に市販の普通ポルトラ
ンドセメント、高炉水滓粉砕物(44μmlJ下、ブレ
ーン値3100cd/f )、転炉スラグ尾鉱(05w
以下で44胸以下約72%)、石灰(試薬−級の生石灰
)を用い水分50%のヘドロに第3表に示す割合で配合
し、攪拌機で混合し、ビニール袋に入れて固化状態を調
べた結果第3表に示す如くであった。第3表中配合割合
は乾量での重量九を示し、◎は手で押した場合に非常に
硬いことを%0は同硬いことを、△はやや硬いことを、
×は固化していないことをそれぞれ示す。
てボールミルにてブレーン値約2000〜2500e+
4’t に粉砕し試料とした(以後高塩基度スラグの
急冷粉砕物と記す)。又比較の為に市販の普通ポルトラ
ンドセメント、高炉水滓粉砕物(44μmlJ下、ブレ
ーン値3100cd/f )、転炉スラグ尾鉱(05w
以下で44胸以下約72%)、石灰(試薬−級の生石灰
)を用い水分50%のヘドロに第3表に示す割合で配合
し、攪拌機で混合し、ビニール袋に入れて固化状態を調
べた結果第3表に示す如くであった。第3表中配合割合
は乾量での重量九を示し、◎は手で押した場合に非常に
硬いことを%0は同硬いことを、△はやや硬いことを、
×は固化していないことをそれぞれ示す。
又水分28%の関東ローム層上に、上述したのと同じ様
に高塩基度スラグの急冷粉砕物等を添加し、モルタル練
り鉢で混合し、土質試験モールドにランマーで三層に分
けて詰め(JIB法)、10日間湿空養住(20″C%
60%)後、圧縮強さを調べた結果を第4表に示す。
に高塩基度スラグの急冷粉砕物等を添加し、モルタル練
り鉢で混合し、土質試験モールドにランマーで三層に分
けて詰め(JIB法)、10日間湿空養住(20″C%
60%)後、圧縮強さを調べた結果を第4表に示す。
以上述べて来た様に本願発明方法によれば、溶融状態か
ら空気急冷される事により、鉱物組成がβ−2CaO・
Sin、で崩壊性が無く、かつ水硬性を有する急冷スラ
グとなり、これに石膏を添加したものはセメントや高炉
水滓粉末を用いた場合と同様に、ヘドロや火山灰上等を
固化させる事が出来、しかも少量の添加で圧縮強さの大
なる安定土質が得られるという効果がある。
ら空気急冷される事により、鉱物組成がβ−2CaO・
Sin、で崩壊性が無く、かつ水硬性を有する急冷スラ
グとなり、これに石膏を添加したものはセメントや高炉
水滓粉末を用いた場合と同様に、ヘドロや火山灰上等を
固化させる事が出来、しかも少量の添加で圧縮強さの大
なる安定土質が得られるという効果がある。
更に本願発明方法では溶融スラグの急冷時に、顕熱を熱
風等として回収し有効利用する事も出来る。
風等として回収し有効利用する事も出来る。
特許出願人 日本磁力選鉱株式会社
代 理 人 有 吉 教 晴582−
Claims (1)
- 1、 高塩基度Waミスラグ空気急冷しβ−2Caoe
S iOt主体物となした後、石膏を添加して粉砕し
ヘドロ固化材や土質改良材として利用する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2057282A JPS58137498A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 高塩基度製鋼スラグの利用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2057282A JPS58137498A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 高塩基度製鋼スラグの利用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58137498A true JPS58137498A (ja) | 1983-08-15 |
JPH0155919B2 JPH0155919B2 (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=12030904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2057282A Granted JPS58137498A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 高塩基度製鋼スラグの利用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58137498A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61497A (ja) * | 1984-04-28 | 1986-01-06 | Nippon Jiryoku Senko Kk | 高塩基度製鋼スラグの利用方法 |
JPS6121794A (ja) * | 1984-07-10 | 1986-01-30 | Nippon Jiryoku Senko Kk | 製鋼スラグの利用方法 |
JPS6121793A (ja) * | 1984-07-10 | 1986-01-30 | Nippon Jiryoku Senko Kk | 製鋼スラグの利用方法 |
JPH0225689A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-29 | Hoshino Sansho:Kk | 電炉スラグの処理方法 |
EP1152064A3 (de) * | 2000-05-05 | 2002-09-25 | Mannesmannröhren-Werke AG | Verfahren zur Herstellung eines Granulats aus Konverterschlacke durch Verblasen mit Luft |
JP2003247786A (ja) * | 2002-02-25 | 2003-09-05 | Nippon Magnetic Dressing Co Ltd | 製鋼スラグの処理方法 |
US20130269573A1 (en) * | 2010-11-10 | 2013-10-17 | Ecomaister Co., Ltd | Ultra-rapid hardening hydraulic binder using reduced slag powder, and method of preparing the same |
CN105300795A (zh) * | 2014-06-18 | 2016-02-03 | 上海宝冶钢渣综合开发实业有限公司 | 一种钢渣制品稳定性的检测方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008022827A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Sangyo Shinko Kk | 植栽基材および植物生育方法 |
-
1982
- 1982-02-10 JP JP2057282A patent/JPS58137498A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61497A (ja) * | 1984-04-28 | 1986-01-06 | Nippon Jiryoku Senko Kk | 高塩基度製鋼スラグの利用方法 |
JPS6121794A (ja) * | 1984-07-10 | 1986-01-30 | Nippon Jiryoku Senko Kk | 製鋼スラグの利用方法 |
JPS6121793A (ja) * | 1984-07-10 | 1986-01-30 | Nippon Jiryoku Senko Kk | 製鋼スラグの利用方法 |
JPH0225689A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-29 | Hoshino Sansho:Kk | 電炉スラグの処理方法 |
EP1152064A3 (de) * | 2000-05-05 | 2002-09-25 | Mannesmannröhren-Werke AG | Verfahren zur Herstellung eines Granulats aus Konverterschlacke durch Verblasen mit Luft |
JP2003247786A (ja) * | 2002-02-25 | 2003-09-05 | Nippon Magnetic Dressing Co Ltd | 製鋼スラグの処理方法 |
US20130269573A1 (en) * | 2010-11-10 | 2013-10-17 | Ecomaister Co., Ltd | Ultra-rapid hardening hydraulic binder using reduced slag powder, and method of preparing the same |
US8834625B2 (en) * | 2010-11-10 | 2014-09-16 | Ecomaister Co., Ltd. | Ultra-rapid hardening hydraulic binder using reduced slag powder, and method of preparing the same |
CN105300795A (zh) * | 2014-06-18 | 2016-02-03 | 上海宝冶钢渣综合开发实业有限公司 | 一种钢渣制品稳定性的检测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0155919B2 (ja) | 1989-11-28 |
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