JPS58126797A - ジサツカライドトリペプチド及びジサツカライドテトラペプチドの製法 - Google Patents

ジサツカライドトリペプチド及びジサツカライドテトラペプチドの製法

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JPS58126797A
JPS58126797A JP57009237A JP923782A JPS58126797A JP S58126797 A JPS58126797 A JP S58126797A JP 57009237 A JP57009237 A JP 57009237A JP 923782 A JP923782 A JP 923782A JP S58126797 A JPS58126797 A JP S58126797A
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小谷 尚三
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    • C12R2001/00Microorganisms ; Processes using microorganisms
    • C12R2001/01Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
    • C12R2001/465Streptomyces

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、免疫増強作用、非特異的感染防御作用等を有
する有用なジサッカライドトリペプチド及びジサッカラ
イドテトラペプチドの製法に関するものである。
細菌細胞壁の構築単位であるペプチドグリカンが免疫増
強作用を有することはよく知られている〔生化学48.
 to81〜1107(1976) )。従来、細菌細
胞壁に溶菌酵素を作用させて免疫増強作れた水溶性ペプ
チドグリカンは、種々の分子量のペプチドグリカンの混
合物であって、製造ととにその組成が異なり、従ってそ
の作用の強さも製造ごとに変動する。
米国特許第4,186,194号には、他の低分子ペプ
チドグリカンとともに、一般式(I)又は(1)N−A
cGlc−N−Acy l−Mur喜 (’I ) 「 meso−DAP −Ala N−AcGlc−N−Acyl−Mur(式中、N−A
cGIcはN−アセチルグルコサミニル基を、  N−
Acyl−MarはN−アシルムラミル基を、L−Al
aはL−アラニル基f、D−GluはD−グルタミル基
を、me so −DA Pはメン−2,6−ジアミノ
ピメリル基又はメン−2,6−ジアミノピメリン酸を、
D−AlaはD−アラニンを意味する。但し、D−グル
タミン及び/又はメソ−2,6−ジアミノピメリン酸残
基におけるカルボキシ基は遊離の形であってもアミド化
されていてもよい。) で表わされる化合物が単一物質として開示され、それら
が免疫増強作用を有すると述べられている。その製法と
して、ミコバクテリア、ノカルジア又は大腸菌の細胞壁
に溶菌酵素を作用させる方法が開示されている。しかし
具体的には。
ミコバクテリウム・スメグマチスの脱脂細胞壁にリゾチ
ーム及びムラミル−L−アラニンアミダーゼ(ミキソバ
クターAL、由来)を作用させて得られる。ペプチドグ
リカン3両分のうちの最も低分子の両分を更に調整用電
気泳動に付して、式(I)においてAclがグリコリル
基、グルタミル基及びメソ−2,6−ジアミノピメリン
基のカルボキシ基がアミド化された物質を得たと述べて
いるにすぎない。大腸菌の細胞壁から調製した不溶性ペ
プチドグリカンにリゾチームを作用させた例でも、得ら
れるペプチドグリカン3画分のうちの最も低分子の画分
が、ジサッカライドテトラペプチド及びジサッカライド
トリペプチドの混合物であると述べているだけである。
従って、単一物質を単離・精製したというにはほど遠い
従来、細菌細胞壁のペプチドサブユニット間のD−アラ
ニル−メソ−2,6−ジアミノピメリン酸結合を特異的
に開裂するD−アラニル−メン−2,6−ジアミノピメ
リン酸エンドペプチダーゼ(以下エンドペプチダーゼと
記す)、として、ストレプトミセスsp、L−3産生酵
素が知られているC Biken JournaI 1
9 、75−91(1976)L しかし後記参考例か
ら明らかなように、この菌株のエンドペプチダーゼ産生
能は極めて低く、実用に供し得る量のエンドペプチダー
ゼを得るのは困難であった。
本発明者らは、溶菌酵素として実用に供するに充りな量
のエンドペプチダーゼを得るべく鋭意研究を重ねた結果
、上記ストレプトミセスsp。
L−3iエンドペプチダーゼ産生能の優れた菌株ストレ
プトミセス・ニトロスポレウスSKに変異させること、
及びストレプトミセス・グリビスポラスの培養液から高
活性の新規なエンドペプチダーゼを好収率で得ることに
成功し、これらに基づいて本発明を完成した。
本発明は、細胞壁構築成分として、アミン基がアセチル
化されたムラミン酸部分、イングルタミン及びアミド化
されたカルボキシ基を有するメン−2,6−ジアミノピ
メリン酸を含む細菌の細胞壁に、ストレプトミセス・グ
ロビスボラス由来のN−アセチルムラミダーゼ及びスト
レプトミセス・ニトロスポレウスSK又はストレプトミ
セス・グロビヌポヲス由来のエンドペプチダーゼを作用
させ、更に必要に応じて加水分解することを特徴とする
一般式(厘) l           l CH3H2NC0CH(CH2)2 囮□CO )(2NCH(C)(2) 3CHCOR20NH2 (式中s R1は水素原子又はアセチル基を意味し、R
2ハヒドロキシ基又は1−カルボキシエチルアミノ基を
意味する。) で表わされるジサッカライドトリペプチド及びジサッカ
ライドテトラペプチド並びにその塩の製法に関するもの
である。
本発明の方法によれば、水溶性で、強い生理活性を有し
、毒性が弱く、かつ構造決定された単一成分のペプチド
グリカンである式(1)の化合物を大量に得ることがで
きる。
式(1)で表わされる化合物には、N−アセチルグルコ
サミニル−β−1,4−N−アセチルムラミル−L−ア
ラニル−D−イソグルタミニルーメソ−アミド化−2,
6−ジアミノピメリン酸(以下GMP3− Aと記す)
、N−アセチルグルコサミニル−β−1,4−N−アセ
チルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミニルー
メソ−アミド化−2,6−ジアミツピメリルーD−アラ
ニン(以下GMP4−A  と記す)、N−アセチルグ
ルコサミニル−β−1、4−N 、 6−0−ジアセチ
ルムラミル−し−アラニル−D−イソグルタミニルーメ
ソ−アミド化−2,6−ジアミノピメリン酸(以下GM
P3−Bと記す)及びN−アセチルグルコサミニル−β
−1、4−N。
6−0−”アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソ
グルタミニルーメソ−アミド化−2゜6−ジアミツピメ
リA/−D−アラニン(以下GMP4−Bと記す)が含
まれる。
本発明の方法に用いられる細菌の具体例としては、ラク
トバシラス・プランタラム(Lactobacillu
splantanm ) 、コリネバクテリウム・ジフ
テリアエ(Corynebacteriun diph
theriae )等が挙げられるが。
前者が好ましい。細胞壁のペプチドグリカン含有量を高
めるために、これらの細菌に薬剤耐性を持たせたり、あ
るいは人工的に細胞壁の特殊外層を欠損させて変異させ
てもよい。これらの細菌を常法により培養し、培養液か
ら菌体を分離し、これを物理的に破壊し、次いで高濃度
の食塩水で菌体内蛋白質を流出・除去し、更にトリプシ
ン処理して不要の蛋白質を除去することにより、原料の
細胞壁が得られる。また、このようにして得られた細胞
壁を0.05〜0.5N、好ましくは0.1〜0.2N
のアルカリで処理したもの。
あるいは企画をα05〜0.5N、好ましくは0.1〜
α2Nのアルカリで処理したのち−L記と同様に処理し
て調製した細胞壁全原料として用いてもよい。
上記のようにして得られた細胞壁に2種の酵素、スなわ
ちN−アセチルレムラミダーゼ及ヒエンドベプチダーゼ
を作用させて細胞壁を溶解させる。この場合、先にN−
アセチルムラミダーゼを作用させるか、あるいは2種の
酵素を同時に作用させるのが好ましい。この反応では、
不要な開裂を避けるために、できるだけ精製した酵素を
使用すべきである。
N−アセチルムラミダーゼとしては、例えばストレプト
ミセス・グロビスポラスB −1829が産生する酵素
(以下M1−アセチルムラミダーゼと記す)が好ましく
用いられる。このB−1829株は工業技術院微生物工
業技術研究所及びアメリカンタイプカルチャーコレクシ
ョン(ATCC)にそれぞれ徽工研菌寄第596号及び
ATCC21553号として寄託されており、その菌学
的性質、培養方法及びその培養液からの酵素採取法は特
公昭49−16956号、特開昭49−118821号
及び米国特許第3,929,579号に詳細に記載され
ている。
エンドペプチダーゼとしては、例えばストレプトミセス
・ニトロスポレウヌSK又はストレプトミセス・グロビ
スポラヌB −1829が産生する酵素が好ましく用い
られる。SK株は%BikenJournal 19 
、75〜91 (1976)に記載されているストレプ
トミセヌsp、L−3f、エンドペプチダーゼ産生能の
優れたものに本発明者らが変異させて創製したものであ
る。このSK株(微工研菌寄第5475号)の創製(変
異)法、培養方法、菌学的性質及びその培養液からのエ
ンドペプチダーゼ(以下SK−エンドペプチダーゼと記
す)の採取法については後記参考例で詳述する。ストレ
プトミセス・グロビスボラスB −t82助f産生する
エンドペプチダーゼ(以下AM3−エンドペプチダーゼ
と記す)の単離・精製は、B−1829株を特公昭49
−16956号に記載の方法で培養し、培養液から粗酵
素を採取し、後記参考例に示す方法で精製することによ
り行われる。AM3−エンドペプチダーゼは、後記のよ
うに物理化学的性質においてSK−エンドペプチダーゼ
とは明らかに異なり、更にストレプトミセス・アルプス
G (Streptomyces albus G )
が産生するDDカルボキシペプチダーゼ(Bioche
mistry 9.2955.2961(1970) 
:]とは基質特異性が異なるので、新規なエンドペプチ
ダーゼである。
原料の細胞壁の2種の酵素による溶解は、一般にpH7
,0〜8.5の緩衝液中、防腐剤(例えばクロロホルム
、窒化ナトリウム等)の存在下、約37℃で行われる。
プ応終了点は、N−アセチルムラミダーゼを作用させる
場合には遊離する還元糖が一定に達した時であり、エン
ドペプチダーゼを作用させる場合には遊離アミノ基の生
成が一定に達した時である。反応時間は、酵素量並びに
細胞壁の敏及び性質によって異なるが、通常8〜60時
間、好ましくは24〜48時間である。エンドペプチダ
ーゼは、常法に従って固定化し、連続使用してもよい。
例えば、+ 該酵素をCM−セファデックスC−25(Na  タイ
プ。
ファルマシア社)にイオン結合により、あるいはジアゾ
化されたp−アミノベンジル−セルロースにジアゾカッ
プリングにより固定化して用いられる。反応混液からの
目的物の単離は、イオン交換クロマトグラフィー、シリ
カゲル等のカラムクロマトグラフィー、ゲ/L/諷過等
の手段全組み合わせて行うことができる。ラクトバシラ
ス・ブランクラムのアルカリで処理していない細胞壁を
原料に用いた場合には、GMP3−A。
GMP 4−A 、 GMP 3−B及びGMP4−B
が得られ、アルカリで処理した細胞壁を用いた場合には
、 GMP3−A及びGMP4−A  が得られる。G
MP3−B及びGMP 4− Bはそれぞれ、酸性下に
加水分解することにより、定量的にGMP3−A及びG
MP 4−Aに変換することができる。本加水分解反応
は、0.05〜0.5N、好ましくは0.1〜0.2N
の鉱酸水溶液中で行われる。
反応温度は通常40〜80℃、好ましくは60℃前後で
あり、反応時間は通常2〜9時間、好ましくは5〜7時
間である。
式(璽)の化合物は、各種の無機塩絨もしくは有機塩基
又は無機酸もしくは有機酸と常法に従って処理すること
により、塩類に導くことができる。
式(鳳)の化合物及びその塩は、免疫増強作用。
非特異的感染防御作用等の生理活性を有し、医薬として
有用である。
以下に、 GMP3−A 、 GMP4−A 、 GM
P3−B及びGMP 4−B  についての生理活性試
験の結果を示す。
試験例1 免疫増強作用(アジュバン1−活性)(1)
感作動物の調製 〔ドラケオ−zv6VR(ペンシルバニア リフイニン
グ社))、I:アラセルA(アストラケミカルインダス
トリーズ社) ) 、 (1/、Mリン酸緩衝生理食塩
水溶液〕をそれぞれ4:l:s(/V)の割合で含む%
型肌濁液1 td当υ、結晶卵白アルブミン1■及び試
験化合物(変量、 200μm以下)を加えて調製した
液の0.2 meずつを、1群5匹の雌性ハートレイ系
モルモット(体重200〜301)の左側後足踪内に1
回注射し、感作動物を調製した。
角膜反応 感作2週間後に角膜内に、 20 fl19kl濃度の
結晶卵白アルブミン生理食塩水溶g!を、直径が約5f
fの一過性の白濁が生じるように注射する。
48時間後における角膜の濁りの程度(スコア)から細
胞性抗体生成増強の有無、すなわち遅延性アレルギー成
立の有無及びその程度を判定した。
皮膚反応 感作3週間後に脱毛した指部皮内に、1■/++e濃度
の結晶卵白アルブミン溶液0.1 dを注射し。
48時間後の発赤の長、短径の平均値及び硬結注射部位
と反対側の対照部位の皮膚の厚さの比(ダブルシツクキ
ス法)から、遅延型アレルギーの成立の有無及びその程
度を判定した。
体液性抗体生成量 感作4週間後に心臓穿刺によって採血し、血清中の抗卵
白アルブミン量を窒素量(、μfkl)として定量し1
体液性抗体生成増加の有無及びその程度を調べた。
試験結果を第1表に示す。
第1表 免疫増強作用 傘フロイントの不完全アジユバノド 試験例2 非特異的感染防禦作用 体重約231の5td−dd’7系雄性マウスを使用し
た。感染前3,2及び1日日に試験化合物の生理食塩水
溶液を静脈内投与する。投薬24時間後に緑儂菌512
(感染両社2xlO’/マウス)を腹腔的感染させ、感
染7日後の生存数を観察し第2表の結果を得た。
第2表 非特異的感染防御作用 生理食塩水投与群 0/16 以下に参考例及び実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。
参考例1  ストレプトミセス・ニトロスポレウスSK
の調製小谷らが奈良県橿原市の土壌から分離した親株ス
トレプトミセスsp、L−3を可溶性デンプン1チ、酵
母エキス0.2%、ラクトバシラス・プランタラムAT
CC8014の細胞壁0.1俤、寒天2チからなる斜面
培地(pH7,4)で15回継代培養をくり返し、この
培地に親株を充分馴化させる。
この親株を上記培地で30℃、7日間培養し。
充分胞子を着生させた後、胞子を無菌生理食塩水5.0
 dで洗い取り、その0.511!/を、シャーレに流
し込んだ上記培地に塗抹し、30℃で4日間培養する。
生成した大きな溶菌斑を伴ったコロニーを拾取し、上記
斜面培地に植えつける。
この操作を15回くり返し、特にエンドペプチダーゼ産
生能の優れた1株を選出した。この単胞子分離操作で得
られた菌株を上記斜面培地に植え、胞子が充分M #E
、するまで培養する。胞子を無菌生理食塩水5.0 m
lで洗い取り、2回遠心洗浄浮遊後シャーレに移し、紫
外線殺菌燈(東芝電気、15W)で照射(10分間、距
離約15clI+)シ、照射液の0.5 dを上記培地
を含むシャーレに塗抹し、特にコロニーの大きさに比べ
て大きな溶菌斑を示す菌株を拾い上げる。この操作を5
回くり返してSK株を調製した。
このようにして変異させた新規SK株の菌学的性質は第
3〜6表に示すとおりである。
第3麦苗の形態 (以 丁 余 白) 第5表 生理的性質 第6表 炭素源の利用性 (グリドハム・ゴツトリーブ・寒天) なお1本変異株の細胞壁中にはL 、 L −2,6−
ジアミノピメリン酸残基を含む。
SK株のこれらの菌学的性質をBergey’s Ma
nualof Determinative Bact
eriology 8版、ISPの分類法、ヒュノター
の検索表と照合し、比較検討したところ、近級種として
はアクチノミセス・アトロリパセウス(Acttnom
yces atrolivaceus )、ストレプト
ミセス・ハルステディ(Streptomyces h
alstedii)及びストレプトミセス・ニトロスポ
レウスが挙げられる。しかし、アクチノミセス・アトロ
リパセウスはその胞子表面構造に比(warty )が
みられる点において、またストレプトミセス・ハルステ
ディはその胞子の数が3〜10ケである点において本変
異株とは一致しない。本変異株は、フラクトース及びラ
ムノースの利用性のパターンが僅かに異なるもののスト
レプトミセス・ニトロスポレウスと最も類似するので、
ストレプトミセス・ニトロスポレウスに属する新菌株と
認め、本変異株をSK株と命名した。なお第7表に示す
ように、SK株と親株とはそのエンドペプチダーゼ産生
能において明確に区別される。
表中の数字はエンドペプチダーゼの生産量を示す。なお
エンドペプチダーゼの1Uは、ラクトバシラス・プラン
タラムATCC8014の細胞壁水性懸濁液、トリス−
塩酸緩衛液(pH8,(1)及び酵素液からなる溶tL
(最終緩衝液濃度: 0.05M、600nmにおける
吸光度:0.5)4suを37℃で装置した場合、60
0nmの吸光度が1分間に0.001減少するに必要な
酵素蓋とする。
ODo:初発吸光度、  ODt: 1分後の吸光度但
し003≦0Do−〇Dt≦013 本SK株及び親株が産生するエンドペプチダーゼの基質
に対する作用点は同一であるが、親株の酵素産生能があ
まりにも低すぎるため、両酵素が同一であるかどうかは
判らない。そこで本発明者らはSK株が産生する溶菌酵
素をSK−エンドペプチダーゼと命名し、親株が産生ず
るエンドペプチダーゼとは区別することにした。
このような菌学的性質を有するSK株は適当な培地中で
培養される。培養は振盪培養あるいは静置培養のいずれ
でもよいが、20〜40℃、好ましくは30℃前後にお
いて、1〜4日間、なかんずく2〜3日間振盪培養する
のが好ましい。
培地は、ストレプトミセス属に属する微生物の培養に通
常用いられるものでおればいずれも使用できる。例えば
、グルコーヌ、デキストリン。
マルトーヌ、可溶性デンプンのような糖類、脱脂大豆、
酵母エキス、ポリペプトン、肉エキス。
コーンスチープリカー、味液のような窒素源、食塩、硫
安、塩化アンモニウム、硫酸マグネシウム、硫酸第二鉄
、硫酸亜鉛、塩化カルシウム。
炭酸カルシウム、リン酸塩のような無機塩あるいはビタ
ミン類等を含むpH6〜9.なかんずくpH7〜8の培
地が用いられる。ラクトバシラヌデフンタラムやコリネ
バクテリウム・ジフテリア二のような微生物の企画又は
その細胞壁をSK−エンドペプチダーゼ誘発剤(1nd
ucer ) トして培地に加えてもよい。
培養液からのSK−エンドペプチダーゼの採取は、培養
液から菌体を除いた溶液について、陽イオン交換樹脂処
理、硫安塩析あるいはCM−セファデックスC−25(
Na+タイプ)処理等を合理的に組み合わせることによ
り行うことができる。
参考例2   SK株の培養とSK−エンドペプチダー
ゼの製造デキストリン2チ、脱脂大豆2チ、酵母エキス
0.5 % 、食塩0.2 % 、ラクトバシラス・プ
ランタラムATCC8014の細胞壁0.24 i含有
する培地(pH7,4) 50 fiにSK株を2チの
接種量で接種した後1通気量50I1./分、攪拌速度
180回転/分の条件下、30℃で3日間培養し、沖過
助剤2 kgを加えてフィルタープレスで沖過する。漏
液502にアンバーライトCG−50(H”タイプ、ロ
ームアンドハース社)2.5Jcg(湿潤重量)を加え
、、pH5,0に調整し1時間攪拌する。
樹脂を分別水洗後、0.2M食塩水10℃で溶出し、そ
の溶出g!1pu7.5 に調整した後、80チ飽和に
なるように硫安を加える。得られた沈殿を最少量の水に
溶解し、4℃で2日間水に対して透析した後、 CM−
セフアデツクスC−25(Na+タイプ、ファルマシア
社)のカラム(5,6x 40C11)に付し、次いで
0〜0.5M NaC1の直線濃度勾配法で溶出する。
0,05〜0.1Mで溶出する画分を濃縮し、脱塩し、
凍結乾燥してSK−エンドペプチダーゼ300■を得た
参考例a  AM3−エンドペプチダーゼの製造デキス
トリン2チ、脱脂大豆0.5%、ポリペプトン0.2%
1食塩0.2%、 MgSO40,1%。
Na2HPO40,5%、 CaCl20.02 %か
らなる培地(pH7,5)701にストレプトミセス・
グロビスポラスB −1829株を1チの接種量で接種
した後、通気量7027分、攪拌速度250回転/分の
条件下、30℃で3日間培養する。培養液を沖過し、r
液7゜βにアンバーライトCG−50(Hタイプ) 6
.5 kflを加えて1時間攪拌後、諷過する。分別し
た樹脂を充分に水洗した後、0.2 M Na28PO
4(p)(7,5)で溶出し、溶出液に硫安全60チ飽
和になるように加える。得られた沈殿物を沖取し、少量
の脱イオン水に溶解し、電気透析器(セレニオン透析槽
W−ob型9日不練水)で2〜5時間脱塩を行う。
その溶液をCM−セファデックスC−25(Na+タイ
プ)のカラム(5,OX20cm)に付し、次いで0−
0.06 MNaClの直線濃度勾配法で溶出する。活
性画分を集めて濃縮し、セファデックスG−25(ファ
ルマシア社)でゲ)V−過後、凍結乾燥してAM3−エ
ンドペプチダーゼ800■を得た。
このようにして得られたSK−及びAM3−エンドペプ
チダーゼの酵素学的性質の比較結果を第8表に示す。
第8表 SK−及びAM漕素の性質 培養条件 通 気   通 気 酵素誘導必 要   不必要 至適 pHpH9,0pH8,5 至適温度 55〜60℃  55〜60℃至適緩衝液濃
度  0.02M         0.04M分  
子  量  1.6 X 10 ’         
1.3 X 10’等  電  点  pH8,3pH
9,0テキスl−!jン2%、脱脂大豆0.5% 、ポ
リベグ1−:10.21.食塩0.17%、 MgSO
40,1% 、 Na2HP0.0.5%。
CaC1z 0.02%からなる培地(pH7,5)7
D中で1通気量70氾/分、攪拌速度250回転/分の
条件下、ストレプトミセス・グロビスポラスB −18
29株ヲ30℃で3日間培養する。培養液全濾過し、炉
液7゜2にアンバーライトCG−50(H+タイプ) 
6.5に9を加えて1時間貫拌した後沖過する、樹脂を
0.2M Na 2HPO4(pH7,5)で溶出し、
溶出液に硫安を60チ飽和になるように加える。得られ
た沈殿物を炉腹し、少量の脱イオン水に溶解し、0゜0
5M!Jン酸緩衝液(pH7,0)で平衡化したCM−
セルロース(Na+タイプ。
バイオ−ラッド社)のカラム(3,Ox 70G)に付
す。
0.05M及び0.1Mリン酸緩衝液(pH7,0)で
段階的に溶出する。0.IM’!Jン酸緩衝液溶出画分
を透析した後、 0.05M!Jン酸緩衝液(pH7,
0)で平衡化したCM−セファデックスC−25(Na
+タイプ)のカラL(3,Ox 60cm )に付す。
次いで0.05M及び0.1Mリン酸緩衝液(pH7,
0)で段階的に溶出し、0.1M溶出画分を0.05M
!Jン酸緩衝液(pH7,0)に対して透析スル。i析
液’iセファデックスG−75(7ア)vマシア社)で
ゲル濾過全行い、活性画分を脱塩し、濃縮したのち凍結
乾燥してMl−アセチルムラミダーゼl、10愕全得た
参考例5 細胞壁の調製 ラクトバシラス・プランタラムATCC8014の湿潤
菌体520vを生理食塩水4rに浮遊させ。
これをダイノーラボラトリ−ミル(シンマルエンタープ
ライゼス社)を用いて破壊する。未破壊細胞を遠心分離
(800xiP、 10分)し、上清懸濁液に食塩をI
Mになるように加える。次いで細胞壁を遠心分離(9,
000xs’ 、 30分)し、大量の脱イオン水で4
回遠心洗浄する。洗浄細胞壁をα05 Mリン酸緩衝g
!(pH7,0)に懸濁し、トリプシン4.2fを加え
、37℃で6時間装置する。
反応混液を冷却遠心(800X r、15分)して粗大
物を除き、その上清を更に遠心(9,0OOXf、 3
0分)して細胞壁を集める。細胞壁e O,05M I
Jン酸緩衝液(pH7,0)  で3回遠心洗浄して精
製細胞壁86ftk得た。
参考例6 アルカリ処理細胞壁の調製 参考例5で得られた細胞壁80?fj!:0.IN N
aOH4,4℃に懸濁し、室温で30分〜2時間攪拌し
た後、濃塩酸で中和し1次いで遠心(9,000xs’
、30分)して細胞壁を集める。細胞壁を1M食塩及び
水で洗浄し、凍結乾燥してアルカリ処理細胞壁402を
得た。
参考例7 アルカリ処理細胞壁の調製 ラクトバシラス・ブランクラムATCC8014の湿潤
全菌体1212を常水1℃に懸濁し、よく分散させた後
、固型のNaOH4f’z加え、 NaOHが完全に溶
解したのち室温で30分間嘩拌する。濃塩酸でpH値ヲ
7.0付近に戻した後、遠心分離(800xf、10分
)シ、沈殿物?:1回水洗する。得られたアルカリ処理
企画を参考例5と同様に処理して、アルカリ処理細胞壁
18fを得た。
71−例8次M3−エンドペプチダーゼの固定化参考例
3で得られたAM3−エンドペフ゛チダーゼ500■を
0.05Mリン酸緩#液(pH8,0)20屑lに溶解
した溶液を、常法に従ってジアゾ化したp−アミノベン
ジル−セルロース1.00(qに加え、4°Cで20時
間攪拌して反応させた後、37℃で1時間加温する。反
応終了後、固定化された酵素tp取し、0.25Mリン
酸緩衝液(pH8,0)、次いで水で遊離の酵素を洗い
出した後、低温保存する。
参考例3で得られたAM3−エンドペプチダーゼ200
 fR9’iセファデックヌG −100のカラム(2
,OX 100α)でのゲ)vF5過分画により更に精
製する。ここに得られた精製酵素t、 0.001M 
!Jン酸緩衝液(pH6,5) 50xlに懸濁したC
M−セファデックスC−25(Na+タイプ、5.(l
湿潤重量)[7111え、4℃で24時間攪拌する。C
M−セファテ゛ックスC−25’i沖取し、上記緩衝液
500@/で充分洗浄してAM3−エンドペプチダーゼ
結合CM−セファデックスC−25’i得た。
参考例5で得られた精製細胞壁43fをトリス−塩酸緩
衝液(pH8,5、最終濃度0.02M)に懸濁し、超
音波処理により充分に分散させ、120℃で10分間加
熱処理をする。冷後、参考例4で得られたMl−アセチ
ルムラミダーゼ43■および窒化ナトリウム280■金
加え、脱イオン水を加えて総量を4.32となし、37
℃で24時間温装する。次いで参考例2で得られたSK
−エンドペプチダーゼ105fn9’!に加え同温度で
24時間攪拌した後、100℃、2分間の加熱により反
応を停止させる。反応混eを冷却遠心(9,0OOX?
 、 30分)して不溶物を除き、その上清をECTE
OLA−セルロース(ブラウン社)のカラム(s、6x
 so cm )に通し、非吸着部分全50℃以下で減
圧濃縮する。濃縮液全セファデックスG −50(5,
6X 83CI11 )とセファデックスG −25(
5,6x 77エ)の連結カラムに通し、中分子量画分
を集めて50’C以下で減圧濃縮する。この濃縮液をダ
ウエソクヌ50W x 2(Na十タイプ、ダウケミカ
ル社)にかけ、非吸着部分を同様に濃縮する。濃縮液を
シリカドライカラム(7X 7ocm )に通し、70
チプロバノ”−1V700yxlで展開し、 GMP3
−A、 GMP、−A、 GMP3−B及びGMP 4
−B混在画分を集め濃縮する。この濃縮液を更にシリカ
ドライカラム(ナイロン製)に付し。
イソ酪酸−0,5M N)(40H(5: 3 V/J
”)で展開した後、ドライカラムを適当な長さに輪切に
する。
次いで各輪切画分の一部を取り、薄層クロマトグラフィ
ーに付し、上記イソ酪酸−NH40Hで展開し、いずれ
の輪切画分にペプチドグリカンが存在するかを確認する
。薄層クロマト的に単一のペプチドグリカンが含まれる
2群の輪切画分を集め、エーテル処理をしてイソ酪酸を
除去した後、水で抽出する。抽出液全濃縮し、ゲ/l/
沖過により脱塩する。得られたGMP、−、GMP4−
 A混在画分及びGMP3− 、 GMP、−B混在画
分全それぞれCM−セファデックスC−25(H+タイ
プ)のカラム(4,5X ao cm)に付し2次いで
0.5 x 10−” N塩酸2.OAで溶出して、 
GMP3−A、 GMP、−A及びGMP3−B、 G
MP4−Bを分画する。各化合物を主として含有する画
分を集め、0.01NNaOHで注意深く中和した後、
 50℃以下で減圧濃縮する。次いで。
セファデックスG−25のカラム(s、o x 80 
cm )でのゲル沖過により脱塩し、50℃以下で減圧
濃縮した後、凍結乾燥してGMP3−A、 GMP4−
A、 GMP3−B 。
GMP、−B’iiそれぞれ0.7f 、 0.7r 
、 16r 、 14f得た。
これら4化合物の理化学的性質及び化学分析の結果を第
9表に示す。
c以 下 余 白) また、4化合物にN−アセナルムラミル−L−アラニン
アミターセを作用させて得られた分解産物及びそれらし
てついての分析結果を第10表に示す。なお、分析は公
知の方法に従って行い、構造の決定は機器分析(!11
S、 GCMS、 NMR,IR。
UV)及び酵素的分析によりhっだ (以 下 余 白) 実施例2   GMP3−A、GMP4−A、GMP3
−B及びGMP4−Bの製造参考例5に記載の方法で得
られたラクトバシラス・プランタラムATCC8014
のmai胞壁1.200r f I) ン酸緩衝液(p
)I 8.0 、最終濃度α04M)30Rに懸濁し、
Ml−アセチルムラミダーゼ241.クロロホルム50
#I/ 、 CoCl□・6H2014,3? 、 A
M3−エンドペプチダーゼ0.58fを加え、更に常水
を加えて602とし、37℃で24時間攪拌する。反応
液に濃塩酸を加えてpH2,5〜3.0に調整し、不溶
物を遠心除去する。上浦液を希NaOHで注意深く中和
した後、ダイアイオン PA316(CF タイプ、三
菱化成)のカラム(10×140cm )に通し、夾雑
物全吸着除去する。非吸着画分をダイアイオンPK21
2 (H’タイプ、三菱化成)のカラム(14x 19
0cm )に付し、次いで0.3M食塩水で溶出する。
得られた画分を希NaOHで注意深く中和した後、シリ
カゲ/I/(キーセルグル60.メル2社)のカラI^
(5,Ox 50個)に付す。カラムをクロロホルム−
メタノール−水(15:10:2)1(lで洗浄し、次
いでクロロホルム−メタノール−水(10°10 : 
2 ) 15℃でGMP3−、 GMP4−B混在画分
全溶出させ、次いでメタノ−Jvlortc GMp 
3−+ GMP4−A混在画分’x m 出すセる。両
画分ヲ50℃以トで減圧a縮後、それぞれをダイアイオ
ンHP−20(三菱化成)のカラム(20x 135 
ci、)に付す。常水1 on、次いで5チメタノール
102で溶出すると、水溶出画分からはGMP3−A及
びGMP3−Bが、5%メタノール溶出画分からはGM
P4−A及びGMP 4−B が(44られる。このよ
うにして得られたGMP3−A、 GMP4−A、 G
MP3−B。
GMP4−B  画分全それぞれ50℃以1゛で減圧濃
縮後、CM−セファデックス< niタイプ′)のカラ
ム(i5x 135CI11 )  に例し、次いで0
.5 X 1O−3N塩酸10Qで溶出する。得られた
+1!!l’+)をff、NaOHで中和した後、50
℃以ドで減圧濃縮し、次いでセファデックスG−250
カフム(6,OX 160cm )でのゲルρ過により
脱塩する。溶出液を50℃以−ドで減圧濃縮し、凍結乾
燥してGMP3−A、 GMP4−A。
GMP3−B、 GMP4−B  ’iそれぞれ38f
’、 38ji’、 67.8fF。
56.2y−得た。
実施例3  GMP、−A及びGMP4−Aの製造参考
例6に記載の方法で得られたラクトバシラス・プランタ
ラムATCC8014のアルカリ処理細胞壁1,200
fをリン酸緩衝液(pH8,5,最終濃度0.02M)
 3ONに懸濁し、よく分散させた後、Ml−アセチル
ムラミダーゼ2.4r、クロロホルム50m1 、 C
oCl2’6H2014,3r 、参考例8に記載の方
法で得られた固定化AM3−エンドペプチダーゼLO1
il(乾燥重量)を加え、更に常水?加えて60Aとし
、37℃で48時間攪拌する。反応液を脱水機に付して
固定化酵素を除去した後、上清液を濃塩酸でpH2,5
〜3oに調整し、生じた沈殿を高速遠心で除去する。上
清液全希NaOHで注意深く中和した後、ダイアイオン
PA 316 (CI−タイプ)のカラム(10x 1
40cm)に通し、夾雑物を吸着除去する。非吸着画分
をタイアイオンPK212(H+タイプ)のカラム(1
4X z9oc14)に付し。
次いで0.3M食塩水で溶出する。得られた両分を希N
aOHで中和した後、タイアイオンHP−20のカラム
(20x 135CIl)に付し、水で溶出されるGM
P 3−A  と5%メタノールで溶出されるGMP、
−Aに分画する。このようにして得られたGMP3−A
GMP、−A 画分をそれぞれ逆浸透装置(RO−モジ
ュー/L’RT−1.住友化学)で脱塩濃縮した後、C
M−セファデックヌ(H″タイプのカラム(15×13
5ci)に付し、次いで0,0OIN塩酸1Mで溶出す
る。得られた両分を希NaOHで中和した後、50℃以
下で減圧濃縮し1次いでセファデックスG−25のカラ
ム(6,Ox 160cm)でのゲル沖過により脱塩す
る。溶出液を50℃以ドで減圧濃縮し、凍結乾燥しテG
MP3−A、 GMP4−A ’iiそれぞれ110f
、90?得た。
実施例4  GMP3−A及びGMP、−Aの製造参考
例7に記載の方法で得られたラクトバシラス・プランタ
ラムATCC8014のアルカリ処理細胞壁1.200
5’をリン酸緩#液(pH8,5,最終濃度0.02M
) 30ftに懸濁し、よく分散させた後、M、−ア七
チルムラミターセ2.4y、クロロポルム5o肩eを加
え、更に常水を加えて60Qとし、37℃で24時間攪
拌する。反応液を濃塩酸でpH2,5〜3.0に調整し
、生じた沈殿を高速遠心で除去する。上清g!l’e濃
NaOHで中和した後、ダイアイオンPA316(CI
−タイプ)のカラム(10x 140 C1l+)に通
し、夾雑物を吸着除去する。非吸着画分を電気透析器(
セレニオン透析櫓DU〜Ob型)により脱塩した後、塩
酸でpH6,5に調整する。参考例9に記載の方法で得
られたAM3−エンドペプチダーゼ結合CM−セファデ
ックスC−25iカラム(10×100C11)に充填
し、37°Cに保温しながら、上記溶液全流速100m
l/分で通す。この操作を2〜3回くり返す。得られた
反応(&をダイアイオンPK212(H+タイプ)のカ
ラム(14x 190cm )に付し。
次いで0.3M食塩水20Qで溶1t’、する。得られ
た画分金希NaOHで中和した後、ダイアイオンHP−
20のカラム(20x 135 C?I+)に付し、以
後実施例3と同様に処理してGMP3−A、 GMP、
−Aをそれぞれ100f。
sot得た。
実施例5  GMP3−B及びGNP 4−BからGM
P3−A及びGMP、−B 1,00(q’jz O,
IN Li酸10txeに溶解し、60”Cで8時間加
熱する。冷後、反応液を希NaOHでpH6,0に調整
し、50℃以下で減圧濃縮した後。
セファデックスG−2幻カラムでのゲルρ過により脱塩
する。溶出液を50℃以Fで減圧71縮し、凍結乾燥し
てGMP3−A 960■を得た。。
GMP4−81,000〜を用い、上記と同様に反応・
処理してGMP4−A 966■を得た。
特許出願人  人日本製薬株式会社 代理人 坪井有四部 手  続  補  正  書(0発) 1.事件の表示 昭和57年特許願第   9237号 2、発明の名称 ジサッカライドトリペプチド及びジサッカライドテトラ
ペプチドの製法 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住所 大阪市東区道修町3丁目25番地5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6゜補正の内容 l)明細書第4貞ドから10行の「L)−グルタミン」
の次に「酸」を加入する。
2)明細書第5貞5行に「ACl」とあるのをjAcy
lJと訂正する。
3)明細書第5@5行の「グリコリル基」の次に「で」
を加入する。
4)明a曹第11貞11〜12行に「微ユ]研菌寄第5
475号」とあるのを「微工研条寄第216号」と訂正
する。
5)明細書第24頁の表のドア行、その行全体を削除し
て次の式を挿入する。
6)明細書第28貞7行に「セレニオン」とあるのを「
セレミオン」と訂正する。
7)明細書第39頁7〜8行に1−β−エキソグルコー
スアミダーゼ」とあるのを[エキンーβ−N=アセチル
グルコサミダーゼ」と訂正する。
8)明細書第44頁6行に[セレニオン」とあるのを「
セレミオン」と訂正する。
7、添付書類の目録 (1)微生物国際寄託についての受託証    1通以

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 細胞壁構築成分として、アミノ基がアセチル化されたム
    ラミン酸部分、イソグルタミン及びアミド化されたカル
    ボキシ基を有するメソ−2゜6−ジアミノピメリン酸を
    含む細菌の細胞壁に、ストレプトミセス・グロビスポラ
    ス(Streptomycesglobisporus
      )由来のN−アセチルレムラミダーゼ及ヒストレプ
    トミセヌ・ニトロスポレウスSK(Streptomy
    ces n1trosporeus SK )又はスト
    レプトミセス・グロビスポラス由来のD−アラニル−メ
    ソ−2,6−ジアミノピメリン酸エンドペプチダーゼを
    作用させ、更に必要に応じて加水分解することを特徴と
    する一般式 %式% (式中、R1は水素原子又はアセチル基を意味し、R2
    ハヒドロキシ基又は1−カルボキンエチルアミノ基を意
    味する。) で表わされるジサッカライドトリペプチド及びジサッカ
    ライドテトラペプチド並びにその塩の製法。
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