JPS58125430A - 密封検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、袋の密封検査装置に関する。

包装業界において、特に食物が包装される限り、密封包
装媒体として袋を用いることが好ましい。

このような従来の密封袋は内容物が壊れることを最少に
しないばかりか、内容物が外部の汚染物によって影響さ
れるのを妨げない。従って密封袋は、次の工程、例えば
組（１ダース）毎に梱包する前に密封度を検査すること
が好ましい。従来、密封袋は圧力部材によって衝撃が加
えられ、この衝撃によって内部から逃げる空気を検査す
る検査部を順次通過させて検査されていた。この方法を
実行する装置の例としては、英国特許第１４５６９１８
号に開示されている。この方法は、衝撃が袋内の内容物
を損傷させ、また圧力部材がピンホールによる漏洩を検
出する程十分な時間袋を押圧しないので、あまり有益で
なかった。

本発明は上記の不利益を克服したもので、本発明によれ
ば、検査のために袋が収容される収容部と、検査を合格
した前記袋を°送出する送出部と、前記袋がその間に収
容されると共に前記袋を圧縮するように移動する１組の
圧力部材と、前記圧力部材が所定値以上に互いに近ずく
ように移動した時に出力信号を送出する検出手段とを備
え、前記１組の圧力部材は前記袋を前記収容部から前記
送出部に移送する運搬装置の部分を形成し、この運搬装
置が複数連続的に前記収容部から前記送出部に移動する
ことを特徴とする密封検査装置が提供される。

好ましくは、前記袋が接触する圧力部材の少なくとも１
つの面にギザギザの面が形成され、このギザギザ面が通
常平行な溝群である。また、６袋は一面に密封部を有す
る柔軟な袋であり、この密封部と接触する前記圧力部材
の面には少なくともギザギザ面が形成される。

また運搬装置は、前記収容部から前記送出部までの動き
の少なくとも１部の期間において前記袋が前記圧力部材
間で通常直立した位置にあり、前記圧力部材の少なくと
も１つは前記袋の上部と接触する突出部を有し、前記圧
力部材は１つが固定され、他が近ずいたり離れたりでき
、前記突出部が前記可動の圧力部材に形成される。

この運搬装置は共通閉通路を連続的に移動できると共に
各々円板によって運ばれ、前記収容部および前記送出部
は前記円板の回転軸の回りに角度おいて配置される。

さらに運搬装置は、固定のカム面と、このカム面に当接
しながら追従すると共に各運搬装置に各々接続されるカ
ム追従部材とを備え、従ってこの追従部材が前記カム面
に沿って移動する時に圧力部材を相対的に移動させる。

これら圧力部材の少なくとも１つは、袋を間隔おいて係
合するように個々に動作できる少なくとも２個の部分に
分割され、これら部分のいずれかが所定値以上動いた時
には前記検出手段が出力信号を送出する。

この検出手段は光学検出器であり、各運搬装置は前記圧
力部材が前記所定値以上に互いに近ずいた時に前記検出
器の光線を遮断するように配置されるフラグ部材を備え
ている。

前記検出部と前記送出部との間には不合格な袋を回収す
る回収部が配設され、この回収部には、検出手段の出゛
力信号に応答して、運搬装置の圧力部材を互いに遠ざけ
て、その間にある袋を緩めさせる回収装置が形成される
。

また回収部は、前記運搬装置の移動方向に前記収容部と
前記送出部と間に配置される。この回収装置は、前記検
出手段の出力信号に応答して前記圧力部材の少なくとも
１つを移動させるように前記圧力部材と係合し、また前
記各運搬装置を通過して移動する部材を備えることが好
ましい。これら検出手段および回収装置は、運搬装置の
移動方向に離れて配置され、回収装置の動作は検出手段
で動作される運搬装置によって到着するまで遅延してい
る。

以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

まず、第１図、第２図において、検査装置は、密封袋Ｓ
が包装密封器１１から検査用に収容さ、れる収容部１０
と、この袋Ｓの密封効果が検査される検査部１２と、密
封検査が不合格になった袋が取り出される回収部１３と
、密封検査が合格した場８１ｋ１１検査部１５に送出さ
机る送出部１４とを備えている。これらの処理部（収容
部１０、検査部１２、回収部１３および送出部１４）は
水平軸１９の回りに配置されるロータ１６の外周辺に間
隔おいて配置される。このロータ１６上には、等角間隔
で配置された運搬装置１７が支持される。

なおこの図面においては、明確にするために全ての運搬
装置が示されていない。このロータ１６が第１図の矢印
Ｘ方向に所定角度ずつ回転して所定位置に停止した毎に
、各運搬装置１７は連続的に密封器１１から袋Ｓを受は
取り、この袋Ｓを検査部１２において検査し、この検査
結果に応じて検査後の袋Ｓが回収部１３あるいは送出部
１４に送られる。

詳述すると、ロータ１６は、軸１９による回転をキー止
めできる円板１８を備え、この軸１９は軸受２０によっ
て固定枠２１に取付けられる。従って運搬装置１７は、
全て回転円板１８の片側に取付（プられ、各々が袋Ｓを
挾持し得る１対の圧力部材２２．２３を備えている。第
１の圧力部材２２は円板１８に固定さ＾てζする外、艮
禿とボルトとの配列２４によって回転方向に移動して調
整できる。一方、第２の圧力部材２３は円板１８に水平
軸を介して回転自在に取付けられ、これにより第１の圧
力部材２２に近ずいたり遠ざかったりしながら部分回転
できる。

この第２の圧力部材は、第３図に示すように、袋Ｓの異
なった場所に各々接触する、間隔おいて配置された第１
、第２の部分２３ａ、２３ｂに分割される。この第１の
部分２３ａは円板１８を通して回転自在、に延長してい
る軸２５の一端に固定され、−力筒２の部分２３ｂは、
この軸２５を囲んで、さらに円板１８を通して回転自在
に延長しているスリーブ２６に固定される。これら軸２
５およびスリーブ２６は相対的に回転でき、従って第１
、第２の部分２３ａ　、２３ｂは個々に回動できる。

この円板１８の反対側には、第４図に示すように軸２５
およびスリーブ２６が各々動作レバー２７．２８に接続
されている。これら動作レバー２７．２８の各端には回
転軸１９を囲み枠２１に固定されるカム面３０と係合す
るローラ２９が各々取付けられる。またこれら動作レバ
ー２７．２８の各他端は、円板１８の外周外に延長し、
後述するように７ラグ３１を備えている。引っ張りバネ
３２（第１図に１個のみを示す）は、円板１８上の端子
３４と動作レバー上の端子３３との間を接続している。

この結果ローラ２９をカム面３０に接触するように付勢
させ、従って第１、第２の部分２３ａ　、２３ｂを圧力
部材２２方向に付勢させる。　カム面３０の外形は、第
１図に示すように、各運搬装置１７が収容部１０に位置
した時に圧力部材２３が圧力部材２２より離れ、この円
板１６が矢印Ｘ方向に回転するにつれて圧力部材２３の
第１、第２の部分が圧力部材２２方向に回転するように
、形成される。この収容部１ｏにおいて、密封器、１１
から送り込まれる袋Ｓは圧力部材２２゜２３１１に落下
し、枠２１に固定される支持体３５上に載置される。こ
の円板１６が回転すると、この袋Ｓは第１図の１７′に
よって示されるようにバネ３３の力で圧力部材によって
挾まれて圧縮させられる。もしこの袋の密封度が完全で
あるならば、圧縮量は袋内の空気圧によって制限される
。

従って、圧力部材の部分２３ａ　、２３ｂすなわち動作
レバー２７．２８は、袋がこの圧縮量分だけ圧縮された
時に回動時の所定位置に停止される。

一方、袋の密封が不完全ならば、袋内の空気が漏洩し、
この結果、圧縮量が前記のように制御されない。それゆ
え、圧力部材の部分２３ａ　、２３ｂおよび作動レバー
２７．２８は、前記の所定位置外に回動する。本装置は
この効果を用いて欠陥の密封袋を次の方法によって取り
除いている。

＼ 検査部１２には、光線の遮断で動作する光学検出器３６
が配設される。ロータ１６が運搬装置１７を検査部１２
に停止させた時に、もしレバー２７．２８は所定の位置
の向こうに回動できないならば、フラグ３１が第１図の
３１′の破線に示すように光線の外側に位置して光線を
透過させる。

しかし、これらレバー２７．２８のいずれかが所定位置
の向こうに回動した場合、フラグ３１は一点鎖線３１″
に示すように光線を遮断する。このような光線の遮断は
、検出器３６に回収部１３の回収装置３７を操作する出
力信号を送付させる。

従って回収装置３７は、枠２１に部分的に回転できるレ
バー３８を備え、検査結果が不合格の袋を運ぶ運搬装置
１７が回収部１３に到着した時に、ピストンおよびシリ
ンダの組立体（油圧駆動装置）３９が作動して、レバー
３８を第１図に示すように反時計方向に部分回転させ、
これによりレバー３８の自由端側の当接部材４０が作動
レバー２７゜２８の各端部と係合して、圧力部材２３が
圧力部材２２から遠ざかるように作動レバー２７．２８
を回転させる。従って運搬装置１７で運ばれた不合格の
袋は挟持状態が緩められ、自重で円板１６の下に配置さ
れた回収運搬器（図示略）に落下する。レバー３８の反
対端近傍に配置れるリミットスイッチ４１はレバー３８
が第１図に示すように元の初期位置に戻るまで円板１６
のステップ回転を防止する。１ 前記の如く、袋が好ましく密封されていた場合には検出
器３６が作動しない。この場合、運搬装璧１７は合格の
袋を回収部１３を素通りして送出部１４に運搬する。こ
の円板１６が回転して運搬装置２１７を送出部１４に移
動させた時には、カム面３０がレバー２７．２８を回動
させて、圧力部材２３を圧力部材２２から遠ざかるよう
に回動させる。この状態の袋は、この時略水平になって
いる圧力部材２２にちょこんと載かつている。その後送
出部１４に配置されるカム作動のかき出しアーム４２は
袋を圧力部材２２上から重鎖検査器１５上に移動させる
。

上記の記述から、袋は円板１６が収容部１０から検出部
１２までの運搬装置１７をステップ回転させる全ての時
間にわたって圧力部材２２．２３の間で圧縮されること
が理解される。従って例え袋にピンホール（微細な穴）
があっても、運搬装置が検査部に到着するまでには袋内
の空気が十分に漏洩し、これによってピンホールの漏洩
が検知できる。更に袋はバネ３２の弾性力のみによって
圧縮されるので、密封検査中に損傷する内容物を少なく
できる。この点に関して、バネ３２の弾性力は、圧力部
材２３が袋に接触した時に弱くなるように設定されてい
る。

この検査装置は、袋が所定の長さか否かを検査する装置
も含んでいる。このため１対の光学検出器４３．４４　
＜検出器３６と類似）が円板１６の放射状に間隔おいて
配置され、検出器３６がフラグ３１を検出すると同時に
袋の長さが検出される。

この袋が収容部１０で運搬装置１７に収容された時には
、支持体３５が袋の下端を所定の放射位置に確保させる
。従って袋が所定の長さであればその上端は所定の上端
位置になるであろう。この事実に基づいて、検出器４３
．４４は長さの合否を検出し、袋が正しい長さであれば
放・射的に見て内部側の検出器４３のみが作動する。も
し、袋が長すぎれば両者の検出器４３．４４が作動し、
あるいは袋が短かすぎればどちらの検出器４３．４４も
作動しない。従って後者２つの場合に、不合格信号を回
収装置３７に送出し、この不合格の袋が回収装置に到着
した時に上記密封検査の場合と同様に回収される。

このような装置が１面にシーム（密封口）を有する袋を
検査するために用いられる限り、袋は、通常シームを有
する面が固定の圧力部材２２に接するように運搬装置１
７に収容される。この場合袋が圧力部材間において徐々
に圧縮された場合に、密封が完全でなくともシームが圧
力部材２２の面にぴったりと当接して検査を合格する問
題がある。

この問題を解決するために各運搬装置１７は第５図に示
すように改良されている。詳述すると、圧力部材２２の
面にはギザギザが形成され、これによって圧力部材２２
がシール面を密封するのを防いでいる。このギザギザ面
は通常相互に平行な溝群４５が好ましい。この図示の配
列において、溝群４５は円板１６の回転軸に平行な方向
に圧力部材２２の面を横断して延長している。しかし、
この溝群４５は例えば図示の方向と直角方向に、所望通
りに選択できる。

第５図は各運搬装置１７に形成できる他の実施例を示し
ている。詳述すると、圧力部材２３は２個の部分の代り
に、放射外方向の端部４６が固定の圧力部材２２方向に
突出する中−の部材で構成される。この運搬装置が収容
部１０に配置された時に圧力部材２２．２３は袋を直立
状態で収容するように配向している。これは袋の内容物
が重力で下部領域に落下する。次に運搬装置が検査部１
２方向に移動する期間において、圧力部材２３の突出部
４６は、袋内の内容物が圧力部材２３によって壊れない
ように空気のみが存在する袋の上部を圧縮する。

この圧力部材２３の放射方向の長さ、すなわら突出部４
６の放射方向の位置は検査を受ける袋の寸法によって明
らかに依存する。また異なった寸法の袋を検査するため
に交換できる異なった長さの圧力部材のセットを形成す
ることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による検査装置の１実施例の概略側面図
、第２図は第１図の■−■轢断面図、第３図および第４
図は運搬装置の部材の詳細図、第５図は本発明による別
の実施例を示す部分側面図である。 １０・・・・・・収容部、１４・・・・・・送出部、１
７・・・・・・運搬装置、２２．２３・・・・・・圧力
部材、Ｓ・・・・・・密封袋。 出願人　ハルブリット　デベロップメントリミテッド

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）検査のために袋が収容される収容部と、検査を合
   格した前記袋を送出する送出部と、前記袋がその間に収
   容されると共に前記袋を圧縮するように移動する１組の
   圧力部材と、前記圧力部材が所定値以上に互いに近ずく
   ように移動した時に出力信号を送出する検出手段とを備
   え、前記１組の圧力部材は前記袋を前記収容部から前記
   送出部に移送する運搬装置の部分を形成し、この運搬装
   置が複数連統御に前記収容部から前記送出部に移動する
   ことを特徴とする密封検査装置。 （２）前記圧力部材の少なくとも１つは、前記袋が接触
   する面にギザギザの面が形成されることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の密封検査装置。 （３）前記ギザギザ面は、通常平行な溝群であることを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載の密封検査装置。 （４）前記多裂は一面に密封部を有する柔軟な袋であり
   、この密封部と接触する前記圧力部材の面には少なくと
   もギザギザ面が形成されることを特徴とする特許請求の
   範囲第２項あるいは第３項記載の密封検査装置。 （５）前記運搬装置は、前記収容部から前記送出部まで
   の動きの少なくとも１部の期間において、前記袋が前記
   圧力部材間で通常直立した位置にあり、前記圧力部材の
   少なくとも１つは前記袋の上部と接触する突出部を有す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第４項ま
   でのいずれかに記載の密封検査装置。 （６）前記運搬装置において、前記圧力部材は１つが固
   定され、他が近すいたり離れたりでき、前記突出部が前
   記可動の圧力部材に形成されることを特徴とする特許請
   求の範囲第５項記載の密封検査装置。 （７）前記運搬装置において、前記圧力部材は１つが固
   定され、他が近ずいたり離れたりできることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれかに記
   載の密封検査装置。 （８）前記運搬装置は共通閉通路を連続的に移動できる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項から第７項まで
   のいずれかに記載の密封検査装置。 （９）前記運搬装置は、各々円板によって運ばれ、前記
   収容部および前記送出部は前記円板の回転軸の回りに角
   度おいて配置されることを特徴とする特許請求の範囲第
   ８項記載の密封検査装置。 〈１０）前記各運搬装置において、前記圧力部材の少な
   くとも１つは前記回転軸に略平行な軸の回りを回動でき
   ることを特徴とする特許請求の範囲第９項記載の密封検
   査装置。 （１１）前記運搬装置は、固定のカム面と、このカム面
   に当接しながら追従すると共に各運搬装置に各々接続さ
   れるカム追従部材とを備え、従ってこの追従部材が前記
   カム面に沿って移動する時に前記圧力部材を相対的に移
   動させることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第
   １０項記載のいずれかの密封検査装置。 （１２）前記圧力部材の少なくとも１つは、前記袋を間
   隔おいて係合するように位置する個々に動作できる少な
   くとも２個の部分に分割され、前記検出手段は、これら
   部分のいずれかが所定値以上動いた時に出力信号を送出
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項から第１１
   項までのいずれかに記載の密封検査装置。 （１３）前記検出手段は光学検出器であり、各運搬装置
   には前記圧力部材が前記所定値以上に互いに近すいた時
   に前記検出器の光線を遮断するように配置されるフラグ
   部材を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項か
   ら第１２項までのいずれかに記載の密封検査装置。 （１４）前記検出部と前記送出部との間には不合格な袋
   を回収する回収部が配設され、この回収部には、前記検
   出手段の出力信号に応答して、前記運搬装置の圧力部材
   を互いに遠ざけて、その間にある袋を緩めさせる回収装
   置が形成されることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   から第１３項記載のいずれかの密封検査装＠。 （１５）前記回収部は、前記運搬装置の移動方向に前記
   収容部と前記送出部と間に配置されることを特徴とする
   特許請求の範囲第１４項記載の密封検査装置。 （１６）前記回収装置は、前記検出手段の出力信号に応
   答して前記圧力部材の少なくとも１つを移動させるよう
   に前記圧力部材と係合し、また前記各運搬装置を通過し
   て移動する部材を備えたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１４項あるいは第１５項記載の密封検査装置。 （１７）前記検出手段および前記回収装置は、前記運搬
   装置の移動方向に離れて配置され、前記回収装置の動作
   は前記検出手段で動作される前記運搬装置によって到着
   するまで遅延することを特徴とする特許請求の範囲第１
   ４項、第１５項あるいは第１６項記載の密封検査装置。