JPH0335180B2 - - Google Patents

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JPH0335180B2
JPH0335180B2 JP60098290A JP9829085A JPH0335180B2 JP H0335180 B2 JPH0335180 B2 JP H0335180B2 JP 60098290 A JP60098290 A JP 60098290A JP 9829085 A JP9829085 A JP 9829085A JP H0335180 B2 JPH0335180 B2 JP H0335180B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging
machine
package
conveyor
detector
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60098290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61259928A (ja
Inventor
Satoru Imura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAIKA GIJUTSU KENKYUSHO
Original Assignee
SAIKA GIJUTSU KENKYUSHO
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Publication date
Application filed by SAIKA GIJUTSU KENKYUSHO filed Critical SAIKA GIJUTSU KENKYUSHO
Priority to JP9829085A priority Critical patent/JPS61259928A/ja
Publication of JPS61259928A publication Critical patent/JPS61259928A/ja
Publication of JPH0335180B2 publication Critical patent/JPH0335180B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は精穀工場などで利用可能で、穀物な
どの粉粒物品を包装し、かつ、これを検査する装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば、精米工場では、精白した米を10
Kgや30Kgの所定量に計量し、これをプラスチツク
包装材などで袋詰包装し、製品として払い出して
いる。また、袋詰包装は包装機によつて自動的に
行つているが、包装材に穴などの欠損が有つた
り、シール箇所が不充分であつたりする包装不良
が時に発生する。ところが、包装不良があると、
輸送中に内容物がこぼれたり、包装製品を積み上
げた時に荷崩れを起す原因になる。この為、不良
包装の検査は不可欠であるが、従来は、この検査
を全て人手によつて行つていた。
もつとも、一部には自動検査の技術が提案され
ている。たとえば、特開昭52−110184号公報には
紙袋の縫い合せ口の検査を、放射線の照射によつ
て行う技術が示されている。また、特開昭61−
93032号公報には包装体に落下や振動などの外力
を加え、その前後の重量変化によつて検査する技
術が示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、人手によつて検査する従来の方式で
は、作業能率が悪い上に、コストが高くなり、ま
た、昨今、精米業界では包装がますます少量化
し、且つ数量が増えるという状況にあり、人手で
は対応しきれなくなつている。
また、前記従来の自動検査には、特開昭52−
110184号では放射線を用いる関係で、被曝の危険
が伴い、容易に利用できない上に、この方式で
は、縫合せ口の良否しか検査できず、例えば包装
機の胴部に穴がある場合には発見できないという
欠点がある。更に、特開昭61−93032号では外力
付加前後の重量差によつて検査するので、こぼれ
量が少ない場合には検出できない。なぜなら、計
量器の測定精度には限界があつて、微小な重量減
少は検出できない。例えば10Kgのものでは少なく
も数gの減少が必要で、これ以下の減少の場合に
は重量差による限り発見できないのである。
本発明はこのような点に鑑み、包装から検査、
更には不良包装体の除去までを自動一貫的、かつ
安全に行うことができ、その上、微量のもれをも
確実に高精度で検出できる包装検査装置を提供せ
んとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の包装検査装置の技術的手段は、粒状物
を包装材で被包する包装機と、この包装機に連結
された搬出機と、この搬出機上の包装体に外力を
作用させる加力装置と、この加力箇所の下方に配
置され、包装体からこぼれ出た物を収集する装置
と、この収集装置に付設され、こぼれ出た物を発
見する検出器と、包装材の搬出路に設けられた選
別機とからなり、包装体からこぼれ出た物を収集
装置で集めて、検出器で検知し、こぼれが発見さ
れると検出器から選別機に信号を送つてその包装
体を除去するようになつていることにある。
〔作用〕
本発明の包装検査装置では、包装機において粉
粒物が包装され、この包装体は搬出機によつて送
り出されてくる。搬出機上の包装体には加力装置
によつて外力が加えられる。包装不良があると、
そこから内部に粉粒物がもれ出る。もれ出た物は
収集装置によつて一ケ所に集められた上で、検出
器によつてもれの有無が検査される。もれが発見
されると、その信号が選別機に送られ、選別機が
作動して、その包装体を搬出路から除去する。
〔実施例〕
本発明の包装検査装置の実施例を図面について
説明する。1は包装機で、被包装原料は精白米な
どの粉粒物であり、所定量に計量された物をプラ
スチツク製包装材などで個々に袋詰めする。2は
コンベアなどの搬出機であり、包装機1に連結さ
せて設けられていて、包装機1により袋詰されて
排出されてくる包装体Aを順次、自動的に送り出
す。3は加力装置であり、通常は搬送機2に付設
されていて、搬送機2により搬送途中にある包装
体Aに適当な外力を加える。外力の種類として
は、衝撃、加圧、振動、噴風、包装体の傾斜や裏
返しなどであり、包装体Aの形状や被包装物の種
類に応じて適宜選択する。4はこぼれ物の検知装
置で、包装体への加力によつて発生したこぼれ物
の有無を検査する。第1図の実施例では、こぼれ
物を集める集収コンベア5と、コンベア5の排出
端に設けられたホツパ6と、ホツパ6の下端に取
付けられた光センサなどの検出器7とからなる。
また、この実施例では搬送機2はロープ製やメツ
シユ製のコンベアであり、加力によつて包装体A
から被包装物がこぼれ出ると、このこぼれ物はロ
ープやメツシユの間隙から集収コンベア5上に落
下し、このコンベア5によつて送られ、ホツパ6
で集められ、検出器7によつてこぼれ物の存在が
検出される。8は選別機であつて、搬送機2に連
結させて設けられていて、この選別機8は検出器
7からの信号によつて作動し、こぼれ物の無い正
常な包装体Bの場合には、送出コンベア9の方へ
送り出し、こぼれの生じた不良包装体Cの場合に
は選別除却する。なお、第1図の実施例では選別
機8を特別に用い、搬送機2と送出コンベア9と
の間に設置したが、必ずしも、このような構成を
とる必要はなく、例えば、搬送機2と送出コンベ
ア9とを直接連結させ、不良包装物Cは送出コン
ベア9に移行した段階で、押出装置によつて送出
コンベア9上から側方へと押しのけるようにする
ことも可能である。
第2図には加力装置の一実施例が示されてい
る。この実施例では、搬出機2はロープ状コンベ
アである。11はフオーク状のアームで、ロープ
の間隙を通つて上方に突出可能である。12はア
ーム軸で、モータなどの回転駆動装置に連結され
ていて、アーム軸12は連続回転または反復回転
させられる。従つて、搬送機2によつて送られて
きた包装体Aはアーム11の旋回によつて下面か
ら衝撃を受け、更にアーム11の旋回により傾け
られ、場合によつては裏返される。この際、包装
体に穴などが存在すると、そこから被包装物がこ
ぼれ落ち、また包装体の両端のシール体が弱い
と、シールが剥れ、そこからこぼれが生ずる。ま
た、傾斜させたり、裏返したりされるので、包装
体の上面に穴がある場合でも、こぼれが発生す
る。こぼれ出た被包装物はロープの間隙を通つて
落下し、集合傾斜面13によつて集められ、検出
器7でこぼれの存在が検知される。
なお、加力装置としては、搬送機2の上方に加
圧ローラを設け、搬送機2によつて送られてくる
包装体に上面から押圧力を加えるようにするなど
種々の手段を採ることができる。
第3図には選別方式の他の実施例が示されてい
る。搬送機2には送出コンベア9が連結させられ
ていて、選別機8は送出コンベア9の上方に設け
られている。選別機8は、上端を支点として揺動
自在に支持された押出アーム15と、アームを揺
動運動させるクランク機構16と、クランクを駆
動するモータ17とからなる。そして、不良包装
物Cが送出コンベア9上に移動してきた時に、選
別機8が作動して、押出アーム15の揺動によつ
て不良包装物Cを側方に押しのけるようになつて
いる。
本発明に於いて、包装機1の種類、包装の形
状、検査器の構造などは前記実施例に限定される
ことなく自由である。
〔発明の効果〕
本発明の包装検査装置では、包装機から搬出さ
れてくる包装体に外力を加えて、強制的にもれを
発生させ、もれ出た物の有無を検出して、包装の
良否を判定する方式である。この為、極く微量の
もれであつても、確実に発見でき、検査精度が非
常に高い。更に、本発明では、包装から検査、及
び不良品の除去までの一貫の作業を全て自動的に
行うので、作業能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の包装検査装置の実施例を示し、
第1図は装置全体を示す概略図、第2図は加力装
置の一実施例を示す側面図、第3図は選別機の他
の実施例を示す正面図である。 1……包装機、2……搬送機、3……加力装
置、4……検知装置、5……集収コンベア、6…
…ホツパ、7……検出器、8……選別機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粒状物を包装材で被包する包装機と、この包
    装機に連結された搬出機と、この搬出機上の包装
    体に外力を作用させる加力装置と、この加力箇所
    の下方に配置され、包装体からこぼれ出た物を収
    集する装置と、この収集装置に付設され、こぼれ
    出た物を発見する検出器と、包装材の搬出路に設
    けられた選別機とからなり、包装体からこぼれ出
    た物を収集装置で集めて、検知器で検知し、こぼ
    れが発見されると検出器から選別機に信号を送つ
    てその包装体を除去するようになつている包装検
    査装置。
JP9829085A 1985-05-09 1985-05-09 包装検査装置 Granted JPS61259928A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9829085A JPS61259928A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 包装検査装置

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JP9829085A JPS61259928A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 包装検査装置

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Publication Number Publication Date
JPS61259928A JPS61259928A (ja) 1986-11-18
JPH0335180B2 true JPH0335180B2 (ja) 1991-05-27

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JP9829085A Granted JPS61259928A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 包装検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7174395B2 (ja) * 2018-03-26 2022-11-17 株式会社寺岡精工 検査装置および検査方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110184A (en) * 1976-03-12 1977-09-16 Hitachi Ltd Apparatus for inspecting joint portion of paper bags
JPS6193032A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 株式会社クボタ 袋詰検査方法

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