JPH10305260A - 重量選別装置 - Google Patents

重量選別装置

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JPH10305260A
JPH10305260A JP9128048A JP12804897A JPH10305260A JP H10305260 A JPH10305260 A JP H10305260A JP 9128048 A JP9128048 A JP 9128048A JP 12804897 A JP12804897 A JP 12804897A JP H10305260 A JPH10305260 A JP H10305260A
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泰三 山本
Masakiyo Inoue
雅清 井上
Yoshihisa Kawaguchi
善久 川口
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SHIONOGI KUORIKAPUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリブレーションを自動的に行うことがで
きる重量選別装置を提供すること、及び、比較的単純な
機構で確実に被検査物を搬送して重量測定を行うことが
できる重量選別装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 第1秤量部2により重量測定を行った後
の被検査物を、サンプリング手段5によってサンプリン
グし、これを第2秤量部6で重量測定すると共に、その
測定結果を、上記キャリブレーション部により、同一の
被検査物について上記第1秤量部2で重量測定を行った
測定結果と比較し、両測定結果の差が所定の誤差範囲内
にあるか否かを判別することにより、キャリブレーショ
ンを行う。また、被検査物を1つずつ上記秤量部2へと
搬送する搬送手段3として、外周面に多数の搬送ポケッ
ト321が形成された間欠回転する搬送ローラ32を用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品、化学品、
食品等の種々の産業分野における製品やその他の物品に
ついて、自動的に重量測定を行い、当該被検査物が所定
の重量範囲内にあるか否かを検査して、良品と不良品と
に選別するための重量選別装置に関し、更に詳述する
と、重量測定を行う秤量部の精度を検査するキャリブレ
ーション操作を所定間隔ごとに自動的に行うことがで
き、信頼性の高い検査を確実に行うことができる重量選
別装置、及び比較的簡単な機構により確実に被検査物を
搬送して重量測定を行うことができる重量選別装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の産業分野において、製
品やその他物品の重量を測定し、当該被検査物の重量が
所定範囲にあるか否かを検査して選別することが品質管
理項目の1つとして行われており、特に医薬品について
は、重量のばらつきが直接有効成分量のばらつきとな
り、投与量が厳格に管理されなければならない薬剤にあ
ってはこのようなばらつきが大きな問題となる場合もあ
るため、重量検査は極めて重要な検査項目の1つとなっ
ている。
【0003】近年、カプセル剤等の医薬品の重量検査
は、重量選別装置を用いて自動的に行われるようになっ
てきており、このような重量選別装置としては、図7に
示した装置が従来から知られている。
【0004】この図7に示した重量選別装置は、カプセ
ル剤について重量検査を行うためのものであり、被検査
物であるカプセル剤を連続的に供給するホッパーaと、
このホッパーaからカプセル剤を1つずつ秤量台gへと
送るマガジンbと、カプセル剤の重量測定を行う秤量部
cと、測定結果に基づいてカプセル剤の良否を判定する
良否判定部(図示せず)と、良否判定に応じてカプセル
剤を良品と不良品とに選別して回収する選別回収部dと
を具備している。
【0005】上記ホッパーaは、略ロート状に形成され
たもので、内部に所定数量のカプセル剤が貯留されるよ
うになっており、図中eで示した大ホッパーからカプセ
ル剤の減少に応じてカプセル剤が補充され、常に一定数
量のカプセル剤が貯留されるようになっている。
【0006】また、上記マガジンbは、上端部が上記ホ
ッパーa内に貫通挿入された上下動可能なパイプ状のも
のであり、その下端部には下端開口部を開閉するシャッ
ターfが取り付けられている。更に、上記秤量部cに
は、上記マガジンbから供給されるカプセル剤を秤量台
gへと案内するVレールhと、該Vレールh上に供給さ
れたカプセル剤を横倒しにすると共に、これを押し出し
て上記秤量台g上へと移動させるプッシャiと、上記秤
量台g上に移動してきたカプセル剤を所定位置で停止さ
せるストッパーnと、重量測定後のカプセル剤を上記秤
量台g上から上記選別回収部へと移動させるインジェク
タpとが備えられている。更にまた、上記選別回収部d
は、重量測定後のカプセル剤を排出する排出シュートj
と、該排出シュートjから分岐して設けられた不良品排
出シュートkと、該排出シュートjと不良品排出シュー
トkとの分岐点に設けられた選別ゲートmとを具備して
いる。
【0007】この重量選別装置による重量検査は、以下
のようにして行われる。即ち、上記マガジンbの上下運
動によりホッパーa内のカプセル剤が1列に整列した状
態で該マガジンb内に充填され、図7中に破線で示した
ように、該マガジンbが最下点に達した時に一時的に上
記シャッターfが開いてマガジンの下端開口部からカプ
セル剤が上記Vレールh上に載置される。すると直ち
に、上記プッシャiが水平方向に移動してVレールh上
のカプセル剤を横倒しにすると共に、上記秤量台g上へ
と移動させ、このカプセル剤を上記ストッパーnにより
秤量台gの所定位置で停止させて重量測定を行う。重量
測定後、図7中に破線で示したように、上記ストッパー
nが下方へと移動して排出シュートjの投入口が開くと
共に、上記インジェクタpが図7中矢印で示したように
動作して秤量台g上のカプセル剤を上記選別回収部dの
排出シュートjへと投入すると共に、上記重量測定の測
定結果に基づいて上記良否判定部(図示せず)がカプセ
ル剤の重量が所定範囲内にあるか否かを判定し、その判
定結果に応じて上記選別ゲートmを開閉する。この場
合、重量が所定重量範囲内にある良品と判定された場合
には、上記選別ゲートmが上記不良品排出シュートkの
口を閉じた状態となり、良品カプセル剤は排出シュート
jを通って装置外へと排出され、一方重量が所定重量範
囲外の不良品と判定された場合には、図中一点鎖線で示
したように、上記選別ゲートmが開いて、上記不良品排
出シュートkの上端開口部が開くと共に、該選別ゲート
mが排出シュートjを不良品排出シュートkとの分岐点
で塞ぎ、不良品カプセル剤が不良品排出シュートkへと
導かれ、この不良品排出シュートkを通って選別回収さ
れる。以降、上記操作が連続的に繰り返され、自動的に
カプセル剤の重量選別が行われるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の重量選別装置では、上記秤量部cによる重量測定の
精度を検査,確認するための所謂キャリブレーションを
行う場合、作業員がその都度手作業により行わなければ
ならず、キャリブレーション作業が煩雑であるという欠
点がある。
【0009】即ち、「キャリブレーション」とは、計測
機器を標準器(基準器)又は標準試料と比較して、その
誤差が基準値以内にあることを確認し、基準値以内にな
い場合にはこれを調整・修復することであり、GMPに
おいて、各種計測機器について、必要な周期で、その目
的や重要度に応じてこのキャリブレーションを実施する
ことが義務づけられている。
【0010】上記従来の重量選別装置では、このキャリ
ブレーションを実施する場合、その都度基準分銅を用い
て上記秤量部cを構成する天秤の精度を確認し、誤差が
基準値以内にない場合にはこれを調整・修復することと
なり、この場合、通常このような装置においては、図7
に示した測定機構からなる検査ラインを多数並設して
(市販されている装置では6列のものと12列のものが
ある)、短時間に多量のカプセル剤を処理するようにな
っているため、各ラインごとに上記基準分銅を用いてキ
ャリブレーションを行わなければならず、キャリブレー
ション操作に多大な労力を要することとなる。従って、
自動的にこのようなキャリブレーションを行うことがで
きる重量選別装置の開発が望まれる。
【0011】また、上記従来の重量選別装置は、カプセ
ル剤を1つずつホッパーaから秤量台gへと搬送し、更
に重量測定後これを選別回収部dへと送り出すための搬
送機構が複雑であるという欠点もある。
【0012】即ち、上述のように、この従来の重量選別
装置は、上下動する上記マガジンbが最下点に達した
時、該マガジンbの下端から一つのカプセル剤が上記V
レールh上に載置され、これを上記プッシャーiで横倒
しにすると同時に上記秤量台g上へと移動させて重量測
定を行い、重量測定終了後直ちに上記ストッパーnを移
動させて排出シュートjの投入口を開くと共に、上記イ
ンジェクタpにより秤量台g上のカプセル剤を排出シュ
ートjに投入するようになっており、このカプセル剤の
搬送機構は、上記マガジンb、プッシャーi、ストッパ
ーn及びインジェクタp等の動きを伴う部品を多数有し
ており、かつこれら動きを伴う部品を正確なタイミング
で動かす駆動機構及び制御機構が必要である。このよう
に、上記従来の重量選別装置はカプセル剤を搬送する機
構が非常に複雑であり、これが処理能力向上の足枷にな
ると共に、部品コストや組立コストなどのコスト高を招
き、更には搬送中にカプセル剤が破損するなどの搬送不
良を発生させる原因となる場合もあり得る。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、キャリブレーションを自動的に行うことができ、手
作業による煩雑なキャリブレーション操作を行う必要な
く、高精度で信頼性の高い重量検査を効率よく行うこと
ができる重量選別装置を提供すること、及び、比較的単
純な機構で確実に被検査物を搬送して重量測定を行い、
かつ重量測定後の被検査物を確実に排出することができ
る重量選別装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、被検査物を連続的に供給する供給部と、被
検査物の重量を測定する第1秤量部と、上記供給部から
供給された被検査物を上記第1秤量部へと1つずつ搬送
する搬送手段と、上記第1秤量部で重量測定した測定値
を所定の基準値と比較して被検査物の良否を判定する良
否判定部と、上記良否判定部による判定結果に応じて被
検査物を所定重量範囲内の良品と所定重量範囲外の不良
品とに選別する選別手段と、上記第1秤量部により重量
測定を行った後の被検査物をサンプリングするサンプリ
ング手段と、該サンプリング手段によりサンプリングし
た被検査物の重量を測定するキャリブレーション用の第
2秤量部と、上記第1秤量部による測定結果と上記第2
秤量部による測定結果とを比較して、両測定結果が互い
に所定の誤差範囲にあるか否かを判定するキャリブレー
ション部とを具備してなり、常時は、上記供給部から連
続的に供給される被検査物を上記搬送手段により1つず
つ上記第1秤量部に搬送して該第1秤量部で重量測定を
行い、その測定結果に基づいて上記良否判定部により良
否判定を行い、その判定結果に応じて上記選別手段によ
り被検査物を良品と不良品とに選別して回収すると共
に、所定間隔ごとに上記第1秤量部で重量測定を行った
後の被検査物を上記サンプリング手段によりサンプリン
グして上記第2秤量部で重量測定を行い、その測定結果
と上記第1秤量部による測定結果とを上記キャリブレー
ション部により比較して、上記第1秤量部のキャリブレ
ーションを行うように構成したことを特徴とする重量選
別装置を提供する。
【0015】即ち、本発明の重量選別装置は、第1秤量
部により重量測定を行った後の被検査物を、上記サンプ
リング手段によってサンプリングし、これを上記第2秤
量部で重量測定すると共に、その測定結果を、上記キャ
リブレーション部により、同一の被検査物について上記
第1秤量部で重量測定を行った測定結果と比較し、両測
定結果の差が所定の誤差範囲内にあるか否かを判別する
ことにより、基準分銅を用いることなく被検査物により
キャリブレーションを行うことができるものである。
【0016】従って、任意に設定した所定間隔ごとに上
記サンプリング手段、第2秤量部及びキャリブレーショ
ン部を起動させることにより、自動的にキャリブレーシ
ョンを行うことができる。
【0017】ここで、本発明の重量選別装置では、特に
制限されるものではないが、上記選別手段を、上記第1
秤量部により重量測定を行った後の被検査物を排出する
排出シュートと、該排出シュートから分岐して設けら
れ、被検査物を不良品回収コンベアに導く不良品排出シ
ュートと、上記排出シュートと上記不良品排出シュート
との分岐点に設けられ、該不良品排出シュート口を開閉
する良否選別シャッターとを具備した構成とし、この選
別手段を構成する上記不良品排出シュート、上記良否選
別シャッター及び不良品回収コンベアが、キャリブレー
ション時には上記サンプリング手段となるようにするこ
とができる。
【0018】即ち、常時は、上記良否判定部の判定結果
に応じて上記良否選別シャッターを開閉し、良品は上記
排出シュートを通して排出し回収すると共に、不良品は
上記良否選別シャッターを開くことにより排出シュート
から分岐した上記不良品排出シュートを通して上記不良
品回収コンベアへと導いて回収することにより、被検査
物を良品と不良品とに選別して回収し、上記キャリブレ
ーション時には、上記良否判定部の判定結果にかかわら
ず、若しくは良否判定を行うことなく、無条件に上記良
否選別シャッターを開いて、上記第1秤量部で重量測定
を行った後の被検査物を上記不良品排出シュートを通し
て上記不良品回収コンベアへと導くと共に、該不良品回
収コンベアを逆転させ、通常の不良品回収時の回転方向
とは逆方向に回転させて被検査物を上記第2秤量部へと
送ることにより、被検査物をキャリブレーション用にサ
ンプリングするように構成することができるものであ
る。
【0019】このように、選別手段を用いてサンプリン
グ手段を構成することにより、複雑な経路を要すること
なく、比較的簡単な機構で確実にキャリブレーション用
のサンプリングを行うことができ、装置の小型化及び部
品コストの削減を達成することができる。しかも、キャ
リブレーション時には、第1秤量部の精度が確認される
までは、もともと通常の重量測定検査を行うことはでき
ないので、このように選別手段を用いてキャリブレーシ
ョン用のサンプリングを行うように構成しても検査効率
を低下させることはない。
【0020】更に、上記のように選別手段を、上記排出
シュートと上記不良品排出シュートと上記良否選別シャ
ッターとを用いて構成した場合、上記不良品排出シュー
ト又はその排出口近傍に被検査物の通過を検知する不良
品排出センサーを取り付けると共に、上記排出シュート
の先方に良品を回収する良品回収コンベアを配設し、上
記不良品排出センサーにより上記良否判定部で不良品と
判定された被検査物の排出を検出すると共に、不良品の
排出が検出されなかった場合には上記良品回収コンベア
を逆転させて不良品が良品中に混入することを防止する
ように構成することが好ましい。これにより、良品中に
不良品が混入することを確実に防止して、より信頼性の
高い重量検査を行うことができるものである。
【0021】以上のように、本発明の重量選別装置によ
れば、キャリブレーションを自動的に行うことができ、
手作業による煩雑なキャリブレーション操作を行う必要
なく、作業員による監視やキャリブレーション作業に要
する手間を軽減することができると共に、高精度で信頼
性の高い重量検査を効率的に行うことができるものであ
る。
【0022】また、本発明は、搬送機構手段を簡略化し
た重量選別装置として、被検査物を連続的に供給する供
給部と、被検査物の重量を測定する秤量部と、上記供給
部から供給された被検査物を上記秤量部へと1つずつ搬
送する搬送手段と、上記秤量部で重量測定した測定値を
所定の基準値と比較して被検査物の良否を判定する良否
判定部と、上記良否判定部による判定結果に応じて被検
査物を所定重量範囲内の良品と所定重量範囲外の不良品
とに選別する選別手段とを具備し、上記供給部から連続
的に供給される被検査物を上記搬送手段で1つずつ上記
秤量部へと搬送して重量測定を行い、その測定結果に基
づいて上記良否判定部により良否判定を行い、その判定
結果に応じて上記選別手段により被検査物を良品と不良
品とに選別して回収する重量選別装置において、上記搬
送手段が、外周面に被検査物が収容される複数の搬送ポ
ケットが形成された間欠回転する少なくとも1つの搬送
ローラを具備してなり、上記各搬送ポケット内に被検査
物を1つずつ収容して、上記搬送ローラの間欠回転によ
り被検査物を搬送し、該搬送ローラの最下点で上記搬送
ポケット内に収容された状態で被検査物を上記秤量部の
秤量台上に載置して、該搬送ローラが間欠的に停止して
いる間に重量測定を行い、この被検査物を該搬送ローラ
の間欠回転により秤量台から移動させると共に、上記搬
送ポケット内から自重により排出して上記選別手段へと
移行させるように構成したことを特徴とする重量選別装
置を提供する。
【0023】即ち、この重量選別装置は、被検査物を1
つずつ上記秤量部へと搬送する搬送手段として、被検査
物を収容する複数の搬送ポケットが形成された少なくと
も1つの搬送ローラを用い、この搬送ローラの間欠回転
により、供給部から供給される被検査物を秤量部の秤量
台へと搬送し、更に重量測定後これを同搬送ローラの間
欠回転により選別手段へと送り出すように構成されてい
るので、最低限1つの搬送ローラがあれば被検査物を供
給部から秤量台、そして選別手段へと順次搬送すること
ができ、少ない部品点数で確実な搬送を行うことができ
る搬送部を構成することができ、よって、動きを伴う部
品も最低限上記搬送ローラがあればよく、しかもその動
きも単純な間欠回転であればよいので、複雑な駆動機構
や制御機構を要することもない。
【0024】従って、この重量選別装置によれば、複雑
な動きが要求される多数の動的部品を、正確にタイミン
グをとりながら制御して被検査物の搬送を行う、上記従
来の重量選別装置に比べて、少ない部品点数、簡単な機
構で、正確かつ確実に被検査物の搬送を行うことがで
き、処理能力の向上、コストの削減を図ることができ
る。
【0025】なお、この重量選別装置の搬送手段は、秤
量台に被検査物を1つずつ載置し、重量測定後これを選
別手段へと移動させる部分に、間欠回転する上記搬送ロ
ーラを用いるものであり、被検査物の種類や特徴、更に
は被検査物を供給する供給部の仕様などに応じて他の部
材と上記搬送ローラとを組み合わせて搬送手段を構成し
てもよい。例えば、後述する実施例のように、上記搬送
ローラと、この搬送ローラの各搬送ポケットに供給部か
ら連続的に供給される被検査物を確実に装填するための
供給ドラムとを組み合わせて搬送手段を構成することが
できる。
【0026】また、この間欠回転する搬送ローラを用い
た搬送手段は、勿論、上述したキャリブレーション機能
を具備した本発明の重量選別装置の搬送手段として好適
に用いられるものであり、これにより上述のキャリブレ
ーション機能を具備した本発明重量選別装置の処理能力
の向上、材料コストや製造コストの削減などを図ること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、実施例を示し、
本発明につきより具体的に説明する。図1〜図6は、本
発明の一実施例にかかる重量選別装置を示すものであ
り、この重量選別装置は、カプセル剤の重量を測定して
カプセル剤が所定の重量範囲内にあるか否かを判別し、
自動的に所定重量範囲内にある良品と所定重量範囲外の
不良品とに選別して回収するものである。
【0028】この重量選別装置は、図1,2に示されて
いるように、所定個数のカプセル剤を貯留すると共に、
該カプセル剤を連続して供給するホッパー1(供給部)
と、カプセル剤の重量測定を行う第1秤量部2と、上記
ホッパー1からランダムに供給されるカプセル剤を上記
第1秤量部2へ1つずつ搬送する搬送手段3と、上記第
1秤量部2による測定結果からカプセル剤の良否判定を
行う良否判定部(図示せず)と、該良否判定部による判
定結果に応じてカプセル剤を良品と不良品とに選別する
選別手段4と、キャリブレーション時に重量測定後のカ
プセル剤をサンプリングするサンプリング手段5と、該
サンプリング手段5によりサンプリングしたカプセル剤
を再び重量測定する第2秤量部6と、上記サンプリング
したカプセル剤についての上記第1秤量部2による重量
測定結果と上記第2秤量部6による重量測定結果とを比
較して上記第1秤量部2のキャリブレーションを行うキ
ャリブレーション部(図示せず)とを具備している。
【0029】上記搬送部3は、図1,2に示されている
ように、外周面の一部が上記ホッパー1と近接して回転
可能に配設された供給ドラム31と、該供給ドラム31
の下方に、外周面を該供給ドラム31の外周面と近接さ
せた状態で回転可能に配設された搬送ローラ32とで構
成されている。
【0030】上記供給ドラム31の外周面には、図2,
3に示されているように、カプセル剤を直立姿勢(ここ
でいう「直立姿勢」とは、カプセル剤がその軸方向をド
ラムの径方向に向けた姿勢である)で収容する多数の供
給ポケット311がドラム31の周方向に沿って1列に
整列して形成されていると共に、このポケット列がドラ
ム31の外周面に多数列(図では12列)形成されてい
る。また、この供給ドラム31には、図3に示されてい
るように、各供給ポケット311と連通した吸引シュー
312が各供給ポケット311ごとに設けられており、
上記ホッパー1から供給ポケット311にカプセル剤を
受容する際、この吸引シュー312を通して各供給ポケ
ット311内が吸引され、これによりホッパー1から各
供給ポケット311へとスムーズにカプセル剤が移行す
るようになっている。更に、図1,3に示されているよ
うに、この供給ドラム31の回転方向上流側から回転方
向に沿って最下点近傍までの1/4周部分は、カプセル
剤の脱落を防止するカバープレート313により覆われ
ている。
【0031】一方、上記搬送ローラ32の外周面には、
図2〜4に示されているように、上記供給ドラム31の
供給ポケット311に対応して周方向に沿って一列に整
列した多数の搬送ポケット321が形成されていると共
に、このポケット列が上記供給ポケット311のポケッ
ト列に対応して多数列(図では12列)形成されてい
る。この搬送ポケット321は、カプセル剤を横転状態
(ここでいう「横転状態」とは、カプセル剤がその軸方
向をローラの軸方向に向けた状態である)で収容し得る
ものであり、この場合図3,4に示されているように、
直立姿勢でこの搬送ポケット321に収容されたカプセ
ル剤はその先端部が搬送ローラ32の外周面から突出し
た状態となるようになっている。また、図1,3,5に
示されているように、この搬送ローラ32の回転方向上
流側から回転方向に沿って最下点近傍までの約1/4周
部分は、姿勢変換プレート322により覆われており、
この姿勢変換プレート322の上端部には、図5に示さ
れているように、上記搬送ポケット321の各ポケット
列に対応してV字溝323が形成されている。
【0032】これら供給ドラム31及び搬送ローラ32
は、いずれも回転速度と角度とを割り出すインデックス
装置13(図2参照)により制御されながらモータ等の
駆動源12(図2参照)により駆動されて、互いに逆方
向(図1中、供給ドラム31は反時計回り、搬送ローラ
32は時計回り)に同期して間欠回転するようになって
いる。
【0033】次に、上記第1秤量部2は、図1〜3に示
されているように、上記搬送ローラ32の最下点におけ
る周面に受け皿(秤量台)24を近接させた状態で配設
された差動トランス式天秤21を具備しており、この差
動トランス式天秤21により上記搬送ローラ32により
搬送されてきたカプセル剤の重量測定を行うようになっ
ている。この場合、この差動トランス式天秤21は、図
2に示されているように、上記搬送ローラ32の上記搬
送ポケット321の各ポケット列に対応してそれぞれ1
つずつ配設されており、図では12列のポケット列に応
じて12個の差動トランス式天秤21が配設されてい
る。なお、図3中、22は差動トランス、23は差動ト
ランスアンプである。また、特に図示していないが、上
記差動トランス式天秤21の受け皿24の上面は中央部
が略V字状に凹んだ形状となっており、この凹み上にカ
プセル剤が載置され、安定的に重量測定が行われるよう
になっている。
【0034】この第1秤量部2の上記各差動トランス式
天秤21による重量測定の結果は、上記良否判定部(図
示せず)に送られ、各差動トランス式天秤21ごと、即
ち各ポケット列ごとにカプセル剤重量の良否が判定され
るようになっている。この良否判定部による判定は、各
差動トランス式天秤21で重量測定した測定値を予め設
定した所定の基準値と比較して、その差が所定の許容範
囲内であるか否かを識別することにより行われ、許容範
囲内であれば良品、許容範囲を超えていれば不良品と判
定するようになっている。
【0035】上記選別手段4は、図1に示されているよ
うに、上端開口部が上記搬送ローラ32の最下点近傍に
おいて該ローラ32の外周面と近接しかつ上記差動トラ
ンス式天秤21と隣接した状態で、傾斜状態に配設され
た四角管状の排出シュート41と、該排出シュート41
の中間部から分岐して垂直に配設された、四角管状の不
良品排出シュート42と、上記排出シュート41と上記
不良品排出シュート42との分岐点に設けられ、該不良
品排出シュート42の上端開口部を開閉する良否選別シ
ャッター43とを具備している。
【0036】ここで、上記排出シュート41は、上記搬
送ローラ32の搬送ポケット321の各ポケット列に対
応してそれぞれ1つずつ配設されており、図では明確に
示していないが、12列のポケット列に応じて12本の
排出シュート41が配設されていると共に、この12本
の排出シュート41の全てにそれぞれ上記不良品排出シ
ュート42及び上記良否選別シャッター43が取り付け
られている。また、上記各良否選別シャッター43は、
図1,3に示されているように、常時は上記不良品排出
シュート42の上端開口部を閉塞した状態となってお
り、上記良否判定部(図示せず)により不良判定がなさ
れた時に、図3中に二点鎖線で示したように、良否選別
シャッター43が開いて、不良品排出シュート42の上
端開口部が開口すると共に、該シャッター43によって
排出シュート41が閉塞され、排出シュート41内を流
れるカプセル剤が不良品排出シュート42内へと落下す
るようになっている。
【0037】また、図1,2に示されているように、上
記排出シュート41の先方には、良品回収コンベア44
が配設されており、排出シュート41を通して排出され
た良品カプセル剤をこの良品回収コンベア44で搬送
し、良品回収シュート441(図2参照)を通して回収
するようになっている。更に、上記不良品排出シュート
42の先方には、不良品回収コンベア45が配設されて
おり、不良品排出シュート42を通して排出された不良
品カプセル剤をこの不良品回収コンベア45で搬送し、
不良品回収シュート451(図2参照)を通して不良品
回収容器452(図2参照)に回収するようになってい
る。この場合、上記各不良品排出シュート42の下端開
口部近傍に、一対の投受光器からなる不良品排出センサ
ー453(図1参照)が取り付けられており、この不良
品排出センサー453でカプセル剤の通過を検知するこ
とにより、上記良否判定部(図示せず)で不良品と判定
されたカプセル剤が不良品排出シュート42を通って排
出されたか否かを確認するようになっている。
【0038】上記良品回収コンベア44及び不良品回収
コンベア45は、上述したように、それぞれカプセル剤
を良品回収シュート441及び不良品回収シュート45
1へと搬送するように、常時は、良品回収コンベア44
は図2中矢印A方向に、不良品回収コンベア45は図2
中矢印B方向に回転するようになっているが、これら良
品回収コンベア44及び不良品回収コンベア45はいず
れも逆転可能に構成されており、状況に応じて良品回収
コンベア44は図2中矢印C方向に、不良品回収コンベ
ア45は図2中矢印D方向にそれぞれ逆転するようにな
っている。
【0039】即ち、上記良品回収コンベア44は、上記
不良品排出センサー453(図1参照)により1つでも
不良品カプセル剤の排出が確認されなかった場合に、図
2中矢印C方向に逆転して良品回収コンベア44上の全
てのカプセル剤を一時保管シュート442を通して一時
保管容器443に回収するようになっており、また上記
不良品回収コンベア45は、上記第1秤量部2を構成す
る各差動トランス式天秤21のキャリブレーションを行
う際に、上記キャリブレーション部(図示せず)の指令
によって、図2中矢印D方向に逆転し、不良品回収コン
ベア45上の全てのカプセル剤をサンプリングシュート
454を通して第2秤量部6へと落下させるようになっ
ている。
【0040】ここで、上記選別手段4を構成する上記不
良品排出シュート42、上記良否選別シャッター43及
び上記不良品回収コンベア45が上記サンプリング手段
5をも構成しており、キャリブレーション時にはこれら
上記不良品排出シュート42、上記良否選別シャッター
43及び上記不良品回収コンベア45からなるサンプリ
ング手段5によりキャリブレーション用のカプセル剤を
サンプリングするようになっている。
【0041】即ち、キャリブレーション時には、上記キ
ャリブレーション部(図示せず)の指令によって、上記
良否判定部(図示せず)の判定結果にかかわらず、若し
くは良否判定を行うことなく、無条件に上記良否選別シ
ャッター43が開き、上記排出シュート41から全ての
カプセル剤が上記不良品排出シュート42を通して上記
不良品回収コンベア45へと導かれる共に、該不良品回
収コンベア45が通常の不良品回収時の回転方向とは逆
方向の図2中矢印D方向に逆転し、各カプセル剤が上記
サンプリングシュート454を通して上記第2秤量部6
へと送られ、キャリブレーション用のカプセル剤がサン
プリングされるようになっている。
【0042】この場合、上記不良品回収コンベア45
は、図6に示されているように、コンベアベルト455
の搬送面に等間隔ずつ離間して多数の仕切壁456が立
設されており、各仕切壁456間にカプセル剤保持部4
57が形成されている。そして、各不良品排出シュート
42から送られてくるカプセル剤は、上記各カプセル剤
保持部457に1つずつ収容保持され搬送されるように
なっている。また、この不良品回収コンベア45は、キ
ャリブレーション時には図2中矢印D方向に間欠回転す
るようになっており、これにより上記各カプセル剤保持
部457に1つずつ収容保持されたカプセル剤が、順次
1つずつサンプリングシュート454を通って第2秤量
部6へと落下し、該第2秤量部6で1つずつ重量測定が
行われるようになっている。
【0043】ここで、上記第2秤量部6において、重量
測定を行う機器としては、0点設定及び重量測定を自動
的かつ高精度に行うことができる重量測定機器であれば
いずれのものでもよく、特に制限されるものではない
が、具体的にはメトラー天秤が好適に用いられ、本実施
例でもメトラー天秤を使用している。
【0044】また、上記キャリブレーション部(図示せ
ず)は、予め設定した任意間隔で上述のサンプリング動
作を起動させ、更に上記第2秤量部6による重量測定の
結果を基に、上記各差動トランス式天秤21のキャリブ
レーションを行うものであるが、このキャリブレーショ
ン部によるキャリブレーション操作は、同一のカプセル
剤について上記第1秤量部2の差動トランス式天秤21
で重量測定を行った測定結果と上記第2秤量部6による
測定結果とを比較し、両測定結果の差が所定の誤差範囲
内にあるか否かを判別することにより、差動トランス式
天秤21の調整や修復が必要か否かを判定することによ
り行われる。
【0045】ここで、上記良否判定部(図示せず)及び
上記キャリブレーション部(図示せず)は、いずれも適
宜なコンピュータを用いて構成することができ、この場
合良否判定部と上記キャリブレーション部とを1つのコ
ンピュータで構成してもよい。なお、図1中の11は、
ホッパー1内の被検査用カプセル剤を供給ドラム31の
供給ポケット311に1個ずつ確実に装填するためのブ
ラシローラである。
【0046】次に、本実施例の重量選別装置によるカプ
セル剤の重量検査、及びキャリブレーション時の動作に
ついて説明する。
【0047】カプセル剤の重量検査を行う場合、まず上
記ホッパー1内にランダムに収容されたカプセル剤が、
上記供給ドラム31の供給ポケット311内に直立姿勢
で収容され、該供給ドラム31の各供給ポケット311
内に収容保持された状態で、該供給ドラム31の間欠回
転により下方へと運ばれる。この場合、上記ホッパー1
からカプセル剤を各供給ポケット311内に移行させる
際には、上記吸引シュー312(図3参照)を通して各
供給ポケット311内が吸引され、併せてブラシローラ
11の回転による捌き作用によりホッパー1から各供給
ポケット311へとスムーズにカプセル剤の受け渡し
(供給ポケット311への装填)が行われ、また各供給
ポケット311内に収容されて供給ドラム31の回転に
より下方へと運ばれる各カプセル剤は、上記カバープレ
ート313(図1,3参照)により脱落の発生を防止し
つつ確実に最下点へと運ばれる。そして、図3に示され
ているように、供給ドラム31の最下点において、上記
各供給ポケット311から各カプセル剤が供給ドラム3
1と同期的に回転する上記搬送ローラ32の各搬送ポケ
ット321へと直立姿勢のまま受け渡される。
【0048】搬送ローラ32の各搬送ポケット321に
受け渡された各カプセル剤は、図3,5に示されている
ように、直立姿勢で各搬送ポケット321内に収容され
た状態で、搬送ローラ32の回転により下方へと運ばれ
る。このとき、直立姿勢で各搬送ポケット321内に収
容された各カプセル剤は、先端部が搬送ローラ32の外
周面から突出した状態で上記姿勢変換プレート322の
配設箇所へと搬送され、図5に示されているように、こ
の姿勢変換プレート322のV字溝323の一方の内縁
によって各カプセル剤の突出端部が横方向に押圧され、
各カプセル剤が横転状態に姿勢変換されて各搬送ポケッ
ト321内に収容された状態となり、該姿勢変換プレー
ト322により脱落の発生を防止しつつ確実に最下点へ
と運ばれる。そして、図3に示されているように、搬送
ローラ32の最下点において、上記搬送ポケット321
内のカプセル剤が上記第1秤量部2の差動トランス式天
秤21の受け皿24上に載置され、間欠回転する搬送ロ
ーラ32が停止している間に差動トランス式天秤21に
よりカプセル剤の重量測定が行われる。
【0049】上記差動トランス式天秤21による重量測
定の結果は、上記良否判定部(図示せず)で、予め設定
した所定の基準値と比較され、その差が所定の許容範囲
内であるか否かが識別され、許容範囲内であれば良品、
許容範囲外であれば不良品と判定される。そして、12
個並んだ差動トランス式天秤21によるいずれかの測定
値が不良であるとの判定がなされた場合には、直ちに不
良検出信号が上記良否選別シャッター43の開閉動作を
制御する制御部(図示せず)へと発信され、該当する排
出シュート41に設けられた良否選別シャッター43が
開いて、図3中二点鎖線で示した状態となり、不良品排
出シュート42の上端開口部が開口すると共に、該シャ
ッター43によって排出シュート41が閉塞された状態
となる。
【0050】次いで、再び上記搬送ローラ32が間欠回
転することにより、図4に示されているように、搬送ポ
ケット321内に収容されたカプセル剤が受け皿24上
から上記排出シュート41の上端開口部上に移動し、搬
送ポケット321から自重により抜け落ちて排出シュー
ト41内へと落下する。そして、上記良否判定部により
良品と判定された良品カプセル剤は、自重により排出シ
ュート41内を下方へと流れて行き、上記良品回収コン
ベア44上に載置され、該良品回収コンベア44の図2
中矢印A方向への回転により、図2中右側へと運ばれ、
良品回収シュート441を通して排出、回収される。
【0051】一方、上記良否判定部により不良と判定さ
れた不良品カプセル剤は、上述の良否選別シャッター4
3が開いた状態となっている排出シュート41内を自重
により下方へと流れ、該排出シュート41から分岐した
上記不良品排出シュート42内へと落とされ、該不良品
排出シュート42を通って不良品回収コンベア45上に
載置される。そして、この不良品回収コンベア45上に
載置された不良品カプセル剤は、該不良品回収コンベア
45の図2中矢印B方向への回転により、図2中左側へ
と運ばれ、不良品回収シュート451を通して不良品回
収容器452に収容される。
【0052】ここで、上記不良品カプセル剤の排出回収
時には、上記不良品排出センサー453(図1参照)に
よりカプセル剤の通過を検知することにより、上記良否
判定部(図示せず)で不良と判定された不良品カプセル
剤が不良品排出シュート42を通って排出されたか否か
が確認され、1つでも不良品カプセル剤の排出が確認さ
れなかった場合には、上記良品回収コンベア44が図2
中矢印C方向に逆転して良品回収コンベア44上の全て
のカプセル剤を図2中左側へと搬送し、一時保管シュー
ト442を通して一時保管容器443に回収することに
より、良品中に不良品が混入することを確実に防止する
ようになっている。なお、一時保管容器443に回収し
たカプセル剤は、上記ホッパー1に戻して再び重量検査
を行えばよい。
【0053】以降、同様の動作が連続して繰り返され、
自動的にカプセル剤が良品と重量不良の不良品とに選別
されて回収される。この場合、本実施例の重量選別装置
では、上記キャリブレーション部(図示せず)に予め任
意に設定した間隔で自動的に上記第1秤量部2を構成す
る差動トランス式天秤21のキャリブレーションが行わ
れる。
【0054】本例装置のキャリブレーションプログラム
が起動すると、上記差動トランス式天秤21によりカプ
セル剤の重量測定を行った後、その結果が上記キャリブ
レーション部(図示せず)に記憶されると同時に、上記
良否判定部の判定結果にかかわらず、若しくは良否判定
を行うことなく、無条件に上記良否選別シャッター43
が開いて、上記差動トランス式天秤21で重量測定を行
った後のカプセル剤がすべて上記不良品排出シュート4
2を通して上記不良品回収コンベア45上に落下し、図
6に示されているように、不良品回収コンベア45の各
カプセル剤保持部457に1つずつカプセル剤が収容さ
れ、該不良品回収コンベア45が逆転し通常の不良品回
収時の回転方向とは逆方向に回転して図2中矢印D方向
に間欠回転し、上記各カプセル剤保持部457に1つず
つ収容保持されたカプセル剤が、順次1つずつサンプリ
ングシュート454を通って第2秤量部6へと落下し、
該第2秤量部6で1つずつ重量測定が行われる。この場
合、上記第2秤量部6を構成するメトラー天秤の受け皿
上には、1つずつカプセル剤が落下して、図示した装置
では最終的に1回のキャリブレーションで12個のカプ
セル剤が載置されることになるが、このメトラー天秤は
1つのカプセル剤の重量測定が行われた後、直ちに0点
設定が自動的に行われるようになっており、これにより
1つずつ確実にカプセル剤の重量測定が行われる。この
間、上述した重量選別動作は一旦停止した状態となる。
【0055】上記第2秤量部6により重量測定された各
カプセル剤の測定結果は、上記キャリブレーション部
(図示せず)に送られ、該キャリブレーション部で同一
のカプセル剤について上記第1秤量部2の差動トランス
式天秤21で重量測定を行った測定結果と比較され、両
測定結果の差が所定の誤差範囲内にあるか否かが判別さ
れて上記差動トランス式天秤21の調整や修復が必要か
否かの判定が行われる。その結果、いずれの差動トラン
ス式天秤21も調整や修復の必要なしと判定された場合
には、再び装置が始動して上述した重量選別動作が繰り
返される。一方、いずれか1つの差動トランス式天秤2
1でも調整や修復の必要有りと判定された場合には、そ
のまま装置を停止し、何らかの警告サインを発すると共
に、表示部(図示せず)等にいずれの差動トランス式天
秤21に調整や修復の必要があるのか等の情報を表示す
る。そして、この情報を基にして作業員が不備のある差
動トランス式天秤21の調整や修復を行った後、再び装
置を始動させることにより、上述した重量選別操作を再
開する。またこの場合、前回のキャリブレーション時か
ら今回のキャリブレーション時までに処理されたカプセ
ル剤を記録しておくことによって、これを再びホッパー
に戻して再検査することにより、無駄なく信頼性の高い
検査を行うことができる。
【0056】以降、このようなキャリブレーション操作
を予め任意に設定した間隔で行いながら、上述した重量
選別が行われるものである。なお、キャリブレーション
のためにサンプリングしたメトラー天秤の受け皿上に載
置されたカプセル剤は、キャリブレーションを行うたび
に取り除いてもよく、またこのメトラー天秤は受け皿上
にカプセル剤が残っていてもその都度0点設定が行われ
るため、ある程度カプセル剤が受け皿上にたまった後に
取り除いてもよい。なお、受け皿上から取り除いたカプ
セル剤は、上記ホッパー1に戻して再び重量検査を行え
ばよい。
【0057】このように、本実施例の重量選別装置によ
れば、予め任意に設定した所定間隔ごとに自動的にキャ
リブレーションを行いながら、カプセル剤の重量検査を
行うことができ、手作業による煩雑なキャリブレーショ
ン操作を行う必要なく、高精度で信頼性の高い重量検査
を効率よく行うことができる。
【0058】また、本実施例の重量選別装置では、キャ
リブレーション時に、選別手段4を構成する不良品排出
シュート42、良否選別シャッター43及び不良品回収
コンベア45で上記サンプリング手段5を構成するよう
になっているので、複雑な経路を要することなく、不良
品排出用の経路を用いて比較的簡単な機構で確実にキャ
リブレーション用のサンプリングを行うことができ、装
置の小型化及び部品コストの削減を達成することができ
る。しかも、キャリブレーション時には、第1秤量部2
の各差動トランス式天秤21の精度が確認されるまで
は、もともと通常の重量測定検査を行うことはできない
ので、このように選別手段4を用いてキャリブレーショ
ン用のサンプリングを行うように構成しても検査効率を
低下させることはない。
【0059】更に、本実施例の装置では、上記不良品排
出センサー453により良否判定部(図示せず)で不良
品と判定されたカプセル剤の排出を検出すると共に、不
良品の排出が検出されなかった場合には上記良品回収コ
ンベア44を逆転させて不良品が良品中に混入すること
を防止するようになっているので、良品中に不良品が混
入することを確実に防止して、極めて信頼性の高い重量
検査を行うことができるものである。
【0060】更にまた、本実施例の装置では、上記供給
ドラム31及び搬送ローラ32の間欠回転する2つの回
転体で搬送手段3が構成され、その搬送ローラ32の間
欠回転により、カプセル剤を第1秤量部2の受け皿24
へと搬送し、更に同搬送ローラ32の間欠回転により重
量測定後これを選別手段4の排出シュート41へと送り
出すようになっており、上述した従来の重量選別装置の
搬送手段に比べて少ない部品点数で搬送手段が構成さ
れ、動きを伴う部品も上記供給ドラム31と搬送ローラ
32だけであり、しかもその動きも単純な間欠回転であ
ればよいので、複雑な駆動機構や制御機構を要すること
もない。
【0061】従って、この重量選別装置によれば、複雑
な動きが要求される多数の動的部品を、正確にタイミン
グをとりながら制御して被検査物の搬送を行う、上記従
来の重量選別装置に比べて、少ない部品点数、簡単な機
構で、正確かつ確実に被検査物の搬送を行うことがで
き、処理能力の向上、コストの削減を図ることができ
る。
【0062】なお、本発明の重量選別装置は、上記実施
例に限定されるものではなく、種々変更することができ
る。例えば、上記実施例では、供給ドラム31と搬送ロ
ーラ32とを用いて搬送手段3を構成したが、搬送手段
3はカプセル剤を1つずつ確実に第1秤量部2へと搬送
することができるものであればいずれのものであっても
よい。また、上記実施例では、選別手段4を構成する不
良品排出シュート42、良否選別シャッター43及び不
良品回収コンベア45を用いてキャリブレーション用の
カプセル剤をサンプリングするように構成したが、サン
プリング手段は、選別手段4とは別に独立して設けても
よく、選別手段4も排出シュート41から分岐した不良
品排出シュート42と良否選別シャッター43とを用い
た構成に限定されるものではなく、良否判定部の判定結
果に応じて確実に良品と不良品とを選別回収することが
できるものであればいずれのものであってもよい。更
に、第1秤量部2及び第2秤量部6に用いられる天秤も
差動トランス式天秤とメトラー天秤に限定されるもので
はなく、これら以外の天秤や重量測定機器を用いてもよ
い。また更に、上記実施例ではキャリブレーションによ
り第1秤量部2の不備を検出した場合には、作業員が第
1秤量部2の調整や修復を行うようにしたが、不備を検
出した場合に適宜な調整手段や修復手段により自動的に
調整,修復を行うようにすることも可能であり、その他
の構成についても本発明の要旨を逸脱しない限り、適宜
変更して差し支えない。
【0063】また、本発明の重量選別装置は、上記実施
例のように、カプセル剤の重量検査に好適に使用される
ものであるが、被検査物はカプセル剤に限定されるもの
ではなく、錠剤等の他の医薬品や各種食品、化学品等の
種々の製品やその他の物品について重量検査を行う場合
にも好適に使用されるものである。
【0064】更に、本発明は、被検査物を秤量台へと1
つずつ搬送する搬送手段として、外周面に搬送ポケット
が設けられた間欠回転する供給ローラを用いたことを要
旨とする重量選別装置をも提供するものであるが、この
場合、被検査物の種類などによっては、キャリブレーシ
ョン機能を省略することもでき、例えば上記実施例の装
置において、キャリブレーションのみに関与する部材や
機構を省略して重量選別装置を構成することもできる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重量選別
装置によれば、予め任意に設定した所定間隔ごとに自動
的にキャリブレーションを行いながら、重量検査を行う
ことができ、手作業による煩雑なキャリブレーション操
作を行う必要なく、高精度で信頼性の高い重量検査を効
率よく行うことができる。
【0066】また、搬送手段として、外周面に搬送ポケ
ットが設けられた間欠回転する供給ローラを用いた重量
選別装置にあっては、比較的単純な機構で確実に被検査
物を搬送して重量測定を行うことができ、処理能力の向
上、部品コストや製造コストなどのコスト削減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる重量選別装置の概略
を示す正面図である。
【図2】同重量選別装置の概略を示す側面図である。
【図3】同重量選別装置を構成する第1秤量部及びその
周辺を示す部分拡大断面図である。
【図4】同重量選別装置において、第1秤量部の受け皿
(秤量台)からカプセル剤(被検査物)を選別手段の排
出シュートへと移行させる際の動作を説明する部分拡大
断面図である。
【図5】同重量選別装置を構成する搬送ローラ及び姿勢
変換プレートを示す部分拡大斜視図である。
【図6】同重量選別装置を構成する不良品回収コンベア
を示す部分拡大斜視図である。
【図7】従来の重量選別装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ホッパー(供給部) 2 第1秤量部 21 差動トランス式天秤 24 受け皿(秤量台) 3 搬送手段 31 供給ドラム 311 供給ポケット 32 搬送ローラ 321 搬送ポケット 4 選別手段 41 排出シュート 42 不良品排出シュート 43 良否選別シャッター 44 良品回収コンベア 45 不良品回収コンベア 453 不良品排出センサー 5 サンプリング手段 6 第2秤量部(メトラー天秤)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物を連続的に供給する供給部と、
    被検査物の重量を測定する第1秤量部と、上記供給部か
    ら供給された被検査物を上記第1秤量部へと1つずつ搬
    送する搬送手段と、上記第1秤量部で重量測定した測定
    値を所定の基準値と比較して被検査物の良否を判定する
    良否判定部と、上記良否判定部による判定結果に応じて
    被検査物を所定重量範囲内の良品と所定重量範囲外の不
    良品とに選別する選別手段と、上記第1秤量部により重
    量測定を行った後の被検査物をサンプリングするサンプ
    リング手段と、該サンプリング手段によりサンプリング
    した被検査物の重量を測定するキャリブレーション用の
    第2秤量部と、上記第1秤量部による測定結果と上記第
    2秤量部による測定結果とを比較して、両測定結果が互
    いに所定の誤差範囲にあるか否かを判定するキャリブレ
    ーション部とを具備してなり、常時は、上記供給部から
    連続的に供給される被検査物を上記搬送手段により1つ
    ずつ上記第1秤量部に搬送して該第1秤量部で重量測定
    を行い、その測定結果に基づいて上記良否判定部により
    良否判定を行い、その判定結果に応じて上記選別手段に
    より被検査物を良品と不良品とに選別して回収すると共
    に、所定間隔ごとに上記第1秤量部で重量測定を行った
    後の被検査物を上記サンプリング手段によりサンプリン
    グして上記第2秤量部で重量測定を行い、その測定結果
    と上記第1秤量部による測定結果とを上記キャリブレー
    ション部により比較して、上記第1秤量部のキャリブレ
    ーションを行うように構成したことを特徴とする重量選
    別装置。
  2. 【請求項2】 上記選別手段が、上記第1秤量部により
    重量測定を行った後の被検査物を排出する排出シュート
    と、該排出シュートから分岐して設けられ、被検査物を
    不良品回収コンベアに導く不良品排出シュートと、上記
    排出シュートと上記不良品排出シュートとの分岐点に設
    けられ、該不良品排出シュート口を開閉する良否選別シ
    ャッターとを具備してなり、常時は、上記良否判定部の
    判定結果に応じて上記良否選別シャッターを開閉し、良
    品は上記排出シュートを通し排出して回収する共に、不
    良品は上記排出シュートから上記不良品排出シュートを
    通して上記不良品回収コンベアへと導き回収することに
    より、被検査物を良品と不良品とに選別して回収し、キ
    ャリブレーション時には、上記不良品排出シュート、上
    記良否選別シャッター及び上記不良品回収コンベアが上
    記サンプリング手段を構成し、無条件に上記良否選別シ
    ャッターが開いて、上記第1秤量部で重量測定を行った
    後の被検査物を上記不良品排出シュートを通して上記不
    良品回収コンベアへと導くと共に、該不良品回収コンベ
    アを逆転させて被検査物を上記第2秤量部へと送るよう
    に構成した請求項1記載の重量選別装置。
  3. 【請求項3】 上記不良品排出シュート又はその排出口
    近傍に被検査物の通過を検知する不良品排出センサーを
    取り付けると共に、上記排出シュートの先方に良品を回
    収する良品回収コンベアを配設し、上記不良品排出セン
    サーにより上記良否判定部で不良品と判定された被検査
    物の排出を検出すると共に、不良品の排出が検出されな
    かった場合には上記良品回収コンベアを逆転させて不良
    品が良品中に混入することを防止するように構成した請
    求項2記載の重量選別装置。
  4. 【請求項4】 上記搬送手段が、外周面に被検査物が収
    容される複数の搬送ポケットが形成された間欠回転する
    少なくとも1つの搬送ローラを具備してなり、上記各搬
    送ポケット内に被検査物を1つずつ収容して、上記搬送
    ローラの間欠回転により被検査物を搬送し、該搬送ロー
    ラの最下点で上記搬送ポケット内に収容された状態で被
    検査物を上記第1秤量部の秤量台上に載置して、該搬送
    ローラが間欠的に停止している間に重量測定を行い、こ
    の被検査物を該搬送ローラの間欠回転により秤量台から
    移動させると共に、上記搬送ポケット内から自重により
    排出して上記選別手段へと移行させるように構成した請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の重量選別装置。
  5. 【請求項5】 被検査物を連続的に供給する供給部と、
    被検査物の重量を測定する秤量部と、上記供給部から供
    給された被検査物を上記秤量部へと1つずつ搬送する搬
    送手段と、上記秤量部で重量測定した測定値を所定の基
    準値と比較して被検査物の良否を判定する良否判定部
    と、上記良否判定部による判定結果に応じて被検査物を
    所定重量範囲内の良品と所定重量範囲外の不良品とに選
    別する選別手段とを具備し、上記供給部から連続的に供
    給される被検査物を上記搬送手段で1つずつ上記秤量部
    へと搬送して重量測定を行い、その測定結果に基づいて
    上記良否判定部により良否判定を行い、その判定結果に
    応じて上記選別手段により被検査物を良品と不良品とに
    選別して回収する重量選別装置において、上記搬送手段
    が、外周面に被検査物が収容される複数の搬送ポケット
    が形成された間欠回転する少なくとも1つの搬送ローラ
    を具備してなり、上記各搬送ポケット内に被検査物を1
    つずつ収容して、上記搬送ローラの間欠回転により被検
    査物を搬送し、該搬送ローラの最下点で上記搬送ポケッ
    ト内に収容された状態で被検査物を上記秤量部の秤量台
    上に載置して、該搬送ローラが間欠的に停止している間
    に重量測定を行い、この被検査物を該搬送ローラの間欠
    回転により秤量台から移動させると共に、上記搬送ポケ
    ット内から自重により排出して上記選別手段へと移行さ
    せるように構成したことを特徴とする重量選別装置。
  6. 【請求項6】 上記選別手段が、上記第1秤量部により
    重量測定を行った後の被検査物を排出する排出シュート
    と、該排出シュートから分岐して設けられ、被検査物を
    不良品回収コンベアに導く不良品排出シュートと、上記
    排出シュートと上記不良品排出シュートとの分岐点に設
    けられ、該不良品排出シュート口を開閉する良否選別シ
    ャッターとを具備してなり、上記良否判定部の判定結果
    に応じて上記良否選別シャッターを開閉し、良品は上記
    排出シュートを通し排出して回収する共に、不良品は上
    記排出シュートから上記不良品排出シュートを通して上
    記不良品回収コンベアへと導き回収することにより、被
    検査物を良品と不良品とに選別して回収するように構成
    した請求項5記載の重量選別装置。
  7. 【請求項7】 上記不良品排出シュート又はその排出口
    近傍に被検査物の通過を検知する不良品排出センサーを
    取り付けると共に、上記排出シュートの先方に良品を回
    収する良品回収コンベアを配設し、上記不良品排出セン
    サーにより上記良否判定部で不良品と判定された被検査
    物の排出を検出すると共に、不良品の排出が検出されな
    かった場合には上記良品回収コンベアを逆転させて不良
    品が良品中に混入することを防止するように構成した請
    求項6記載の重量選別装置。
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