JP2003121248A - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JP2003121248A
JP2003121248A JP2001319071A JP2001319071A JP2003121248A JP 2003121248 A JP2003121248 A JP 2003121248A JP 2001319071 A JP2001319071 A JP 2001319071A JP 2001319071 A JP2001319071 A JP 2001319071A JP 2003121248 A JP2003121248 A JP 2003121248A
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Japan
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chute
timing hopper
gates
hopper
collecting chute
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Tadashi Matsugi
匡 真継
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理能力の向上を図り得る組合せ計量装置を
提供する。 【解決手段】 複数個の計量ホッパ6iで計量した品物
を集合シュート10iを介して一対のゲート13を有す
るタイミングホッパ12に集め、タイミングホッパ12
の両ゲート13を開いて排出する。移動可能に設けた不
良排出用の振分シュート22およびタイミングホッパ1
2を所定の駆動力で移動して、振分シュート22または
タイミングホッパ12をのいずれか一方が選択的に集合
シュート10iからの品物Mを受け取って自動的に排出
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組合せ計量装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来の組合せ計量装
置では、複数個の計量ホッパ(図示せず)で計量した品
物Mを集合シュート9を介してタイミングホッパ12に
集めている。前記タイミングホッパ12の下端には、一
対のゲート13a,13bが設けられている。この一対
のゲート13a,13bは、計量ホッパの計量値が所定
値を越えたオーバーウェート等の場合と、組合せの結果
が正量の場合とに応じて、何れか一方のゲートが択一的
に開放される。正量排出の場合、すなわち目標値あるい
は目標範囲の組合せが存在する通常の運転時には、正量
排出用のゲート13aが開放され、品物Mが当該正量ゲ
ート13aの下方に位置する正量排出口24aから下流
に排出される。一方、たとえば、計量ホッパが過量であ
る場合など、不良が生じた場合には、不良排出が行われ
る。該不良排出の場合には、当該計量ホッパ内の商品が
集合シュート9を介してタイミングホッパ12に排出さ
れると共に、ゲート13bが開放されて、当該ゲート1
3bの下方に位置する不良排出口24bから排出され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の組合せ
計量装置で正量・不良の振り分けを自動で行う場合、タ
イミングホッパ12の一対のゲートのうち、一方のみが
択一的に開放されるので、二点鎖線で示すように、品物
Mがタイミングホッパ12のゲート上を滑落しながら排
出される。そのため、滑落時に摩擦抵抗が生じるので、
品物Mの排出速度が低下する原因となるので、単位時間
当たりの処理数(処理能力)が低くなる原因となる。
【0004】したがって、本発明の目的は、正量・不良
の振り分けを自動的に行い、かつ、処理能力の向上を図
り得る組合せ計量装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の組合せ計量装置は、複数個の計量ホッパで
計量した品物を集合シュートを介して一対のゲートを有
するタイミングホッパに集め、該タイミングホッパの両
ゲートを開いて排出できるようにしたものにおいて、不
良排出用の振分シュートおよび前記タイミングホッパが
移動可能に設けられ、所定の駆動力で前記振分シュート
またはタイミングホッパを移動して、これらのうちいず
れか一方が選択的に前記集合シュートからの品物を受け
取って排出するようにしたことを特徴としている。
【0006】この構造によれば、正量排出の場合には、
組み合わされた商品が集合シュートを介してタイミング
ホッパに集められ、タイミングホッパの一対のゲートが
同時に開放されることにより、品物がタイミングホッパ
内を自然落下しながら排出される。一方、不良排出の場
合には、所定の駆動力でタイミングホッパに代えて振分
シュートが集合シュートの下方に移動され、品物が当該
振分シュートから排出される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の組合
せ計量装置について説明する。先ず組合せ計量装置の一
般的な機能および動作について説明する。図1に示すよ
うに、搬送コンベア100は、被計量物である品物Mを
組合せ計量装置1の分散フィーダ2の中央部に落下させ
る。なお、品物Mは数個ないし多数個が集められた後に
袋詰めされて商品になる。
【0008】前記分散フィータ2および各供給トラフ3
iはそれぞれ加振装置の駆動により振動することで、分
散フィーダ2上の品物Mを、各供給トラフ3iの下流に
設けられた多数のプールホッパ4iに供給する。これら
各プールホッパ4iには、ゲート5iが設けられ、前記
各供給トラフ3iから供給されて受け取った品物Mを一
時的に収容して貯留する。
【0009】前記各プールホッパ4iの下流には多数の
計量ホッパ6iが設けられている。これら各計量ホッパ
6iには、前記プールホッパ4iから該計量ホッパ6i
に投入された品物Mの重量を検出する重量検出器7iを
備えた計量ヘッダおよびゲート8iが設けられている。
ゲート8iの下方には大きな集合シュート9が設けられ
ている。組合せ計量装置は前記重量検出器7iで検出さ
れた品物Mを一まとめにして目標値もしくは目標値に近
い値とし、品物Mを下流に落下させる。
【0010】図2(a)に示す固定フレーム14の上面
にはガイドレール19が敷設されている。前記固定フレ
ーム14には図3の右側面図に示すように、移動フレー
ム15が載置されており、該移動フレーム15には前記
ガイドレール19上を転動する4個の車輪18が設けら
れている。前記固定フレーム14には、たとえばエアシ
リンダ装置からなる駆動装置が固定されており、図2
(a),(b)に示すように、該駆動装置によって移動
フレーム15が固定フレーム14に対して概ね水平方向
Xに移動される。
【0011】前記移動フレーム15には、タイミングホ
ッパ12および振分シュート22が固定されている。前
記タイミングホッパ12および振分シュート22は、移
動フレーム15の前記移動方向に互いに離間して配設さ
れており、前記移動フレーム15の移動により、後述す
るように、タイミングホッパ12および振分シュート2
2のうち、いずれか一方の上端12a,22aが集合シ
ュート9の下端の開口9aに選択的に合致する。
【0012】正量排出の場合には、つまり、図1の前記
各重量検出器7iの検出値に基づいて各計量ホッパ6i
内の品物Mが組み合わされ、一まとめにされて排出され
る場合には、当該組合せに参加した計量ホッパ6i内の
品物Mが集合シュート9に排出される。図2(a)に示
すように、定常的には、タイミングホッパ12の上端1
2aは、集合シュート9の下端の開口9aに合致する正
量排出の位置において待機している。したがって、前記
集合シュート9に排出された商品Mは、タイミングホッ
パ12内に落下する。図3に示す前記タイミングホッパ
12の下部には、水平軸線Hのまわりに回転して開閉す
る一対のゲート13が設けられており、前記タイミング
ホッパ12に落下した品物Mは、一まとめにされて、ゲ
ート13により所定のタイミングで下流に排出される。
【0013】一方、全ての計量ホッパ6i内の品物Mが
所定の重量を上回る場合には、組合せに参加できないの
で、計量ホッパ6iから当該品物Mを排出する不良排出
が行われる。図2(b)に示すように、前記不良排出の
場合には、集合シュート9の下端の開口9aに、振分シ
ュート22の上端22aが合致する不良排出位置に移動
フレーム15が移動され、品物Mが集合シュート9から
振分シュート22に排出される。なお、振分シュート2
2の下方には、当該不良排出位置において、振分シュー
ト22の下端から排出された品物Mを受け取る品物回収
部25が設けられている。
【0014】つぎに、前記組合せ計量装置の動作につい
て説明する。前記正量排出の場合には、図2(a)に示
すように、品物Mは、前記集合シュート9から前記正量
排出位置のタイミングホッパ12内に落下し、前記一対
のゲート13が同時に開放されることにより、下方に向
け排出される。このとき、品物Mは、一対のゲート13
が同時に開くので、滑落するのではなく、自然落下す
る。したがって、落下速度が速くなるから、品物Mを排
出するサイクルタイムが短くなり、処理能力が向上す
る。
【0015】一方、前記不良排出の場合には、図2
(b)に示すように、駆動装置によって移動フレーム1
5が右方向に移動され、集合シュート9の開口9aと振
分シュート22の上端22aとが合致する前記不良排出
位置に位置決めされる。この位置決め後、品物Mは前記
集合シュート9から振分シュート22をかいして品物収
部25に排出される。前記不良排出後、駆動装置によっ
て移動フレーム15が左方向に移動され、タイミングホ
ッパ12が前記正量排出位置に復帰する。
【0016】ところで、前記不良排出の発生頻度は一般
に極めて低いので、集合シュート9に対しタイミングホ
ッパ12と振分シュート22とを選択的に対向させる交
換動作によるロスタイムの生じる回数は少ない。そのた
め、この組合せ計量装置は品物の排出処理能力を高く維
持できる。
【0017】なお、移動フレーム15の駆動装置として
は、前記実施形態のエアシリンダに代えて、たとえばモ
ータを用いて移動フレーム15を移動させるようにして
もよい。また、移動フレーム15の移動機構としては、
前記実施形態の車輪18およびガイドレール19に代え
て、ナイロン(登録商標)などの素材を用いて構成した
ガイドベース上を摺動させる構成としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明よれば、集
合シュートを介して集められた品物は、同時に2つのゲ
ートが開いて大きな開口から自然落下して排出されるの
で、品物の落下速度が速くなる。つまり、サイクルタイ
ムが短くなる。また、不良排出の際には集合シュートに
対しタイミングホッパと振分シュートとを選択的に対向
させる交換動作を行う必要があり時間を要するが、この
不良排出の発生頻度は一般に低いので、そのため、本組
合せ計量装置は処理能力が高くなり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る組合せ計量装置の機
能を示す概念図である。
【図2】同装置の品物の排出方法を示す部分正面図であ
る。
【図3】同装置の部分側面図である。
【図4】従来の組合せ計量装置の排出方法を示す部分正
面図である。
【符号の説明】
6i:計量ホッパ 10i:集合シュート 12:タイミングホッパ 13:ゲート 14:固定フレーム 15:移動フレーム 22:振分シュート M:品物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の計量ホッパで計量した品物を集
    合シュートを介して一対のゲートを有するタイミングホ
    ッパに集め、該タイミングホッパの両ゲートを開いて排
    出できるようにした組合せ計量装置において、 不良排出用の振分シュートおよび前記タイミングホッパ
    が移動可能に設けられ、所定の駆動力で前記振分シュー
    トまたはタイミングホッパを移動して、これらのうちい
    ずれか一方が選択的に前記集合シュートからの品物を受
    け取って排出するようにした組合せ計量装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 固定フレームと、該固定フレームに対し概ね水平方向に
    移動可能に設けられた移動フレームとを更に備え、 前記振分シュートおよび前記タイミングホッパの双方を
    前記移動フレームに固定し、 正量排出の際には前記集合シュートの下端の開口に前記
    タイミングホッパの上端の開口が合致し、 不良排出を行う際には、該排出に先立って前記移動フレ
    ームが前記駆動力により移動して、前記振分シュートの
    上端が前記集合シュートの下端の開口に合致するように
    した組合せ計量装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記一対のゲートが水平軸線のまわりに回転して開閉す
    る組合せ計量装置。
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