JP2002128267A - 段差を有する物品の取扱い装置 - Google Patents

段差を有する物品の取扱い装置

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JP2002128267A JP2000323836A JP2000323836A JP2002128267A JP 2002128267 A JP2002128267 A JP 2002128267A JP 2000323836 A JP2000323836 A JP 2000323836A JP 2000323836 A JP2000323836 A JP 2000323836A JP 2002128267 A JP2002128267 A JP 2002128267A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動作速度の高低に関係なく正確かつ安定して動
作することができる装置を提供する。 【解決手段】カプセルCがキャップ部CCを先にして進
入通路2から反転スペース3内に進入したときには、そ
のカプセルCは、先ず往動端にある反転フォーク6上に
載置され、次いで反転フォーク6の復動に伴って移動さ
れる過程においてその上側が当接部材7で止められた状
態で下側が反転フォーク6により払われて反転された
後、排出通路4に排出されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段差を有する物
品、特にボディ部およびキャップ部からなるカプセルの
方向規制や選別を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日では、ネジやボルト等の機械部品、
プラスチック成形品、医薬品用カプセル等の段差を有す
る物品は、機械的にまたはエア搬送等により自動的に搬
送され、種々の加工や検査、その後の包装、また機械部
品等においては機械類への組み付け(ネジ締め等による
装着)に供される。
【0003】例えばカプセルは、医薬品等の小容器とし
て広く用いられており、その加工や包装(箱詰め等)等
は自動的に行われる。そして、かかる加工等において
は、多数のカプセルを同じ向き(通常の場合ボディ部が
移送方向前側となる向き)で順次管路内をエア搬送や落
下等により移送し、装置に対する供給等を行う。
【0004】したがって従来から、カプセルを移送する
に際し上述のように多数のカプセルを同じ向きに整える
方向規制装置が提案され、利用されている。本出願人
も、この種の装置として先の特願平8−32718a,
8b号において、シンプルな構造の方向切替機構を提案
した。この第1先行例は、段差を有する物品の通過を許
容する進入口と排出口、およびその間に連結した段差を
有する物品の方向切換部を備えており、進入口と接続し
て方向切換部が段差を有する物品の小径部は受け入れる
が大径部を係合する一次停止部と、一次停止部から外さ
れた段差を有する物品全体の通過を許容し、排出口と接
続した排出経路と、一次停止部に係合した段差を有する
物品を回転させるための姿勢制御空間と、一次停止部か
ら段差を有する物品の進行方向に対して交差する方向に
進退自在とした突き出し部材とを有し、一次停止部に段
差を有する物品が小径部が受け入れられた状態で係合し
たときにはそのままこの突き出し部材で一次停止部から
排出経路へ押し出し、一次停止部に大径部の先端が係合
して小径部が受け入れられていないときには、突き出し
部材で大径部を押して姿勢制御空間において段差を有す
る物品を回転させ、次いで突き出し部材を後退させて小
径部から排出経路へ投入するようにしたことを特徴とす
るものである。なお、この第1先行例の方向規制装置
は、反転に失敗するとしても100万個に1個程度であ
り、非常に正確であることが判っている。
【0005】またこの装置によりカプセルの向きを整え
るのに失敗した場合や、移送中にカプセルがボディ部と
キャップ部に分離したりした場合等においてこれを排除
するため、本出願人は、先の特願2000−46875
号においてセンサを用いて検査選別を行う装置を提案し
ている(第2先行例)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1先
行例の方向規制装置は、物品の反転および排出をそれぞ
れ突き出し部材による押出しおよび後退という2段階動
作によって行うものであったため、正確かつ安定して動
作させるためには突き出し部材の動作速度にも自ずと範
囲があり、処理効率を極端に上げたり下げたりし難いも
のであった。
【0007】一方第2先行例においては、センサや動作
制御装置等の複雑な装置構成が必要であるという問題点
を有していた。また、この第2先行例を第1先行例と組
み合わせる場合、装置が大型化してしまうという問題点
もあった。
【0008】そこで、本発明の主たる課題は、動作速度
の高低に関係なく正確かつ安定して動作することができ
る装置を提供することにある。また他の課題は、機械的
・簡素・コンパクトな構成で方向規制および選別を行う
ことができる装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】<請求項1記載の発明>
大径部および小径部が長手方向に連なりそれらの間に周
方向に沿う段差を有する物品の方向を規制する装置であ
って、前記物品が反転しうる広さを有する反転スペース
と、前記反転スペースの上部に出口を有し、前記物品が
長手方向が通過方向に沿う姿勢で通過するように形成さ
れた進入通路と、前記反転スペースの下部に入口を有
し、前記物品が長手方向が通過方向に沿う姿勢で通過す
るように形成された排出通路と、実質的に水平方向に沿
う一対の先端突出部を有し、この先端突出部間の隙間が
前記物品の小径部は通り抜けるが大径部は通らない幅と
され、かつ前記反転スペース内における前記進入通路出
口下方の往動端とその側方の復動端との間で往復動作す
るように構成された反転フォークと、前記反転スペース
内における反転フォークの上側および下側に設けられた
一対の当接部とを備え、物品が小径部を先にして進入通
路から反転スペース内に進入したときには、その物品
は、先ず往動端にある反転フォークの隙間に小径部が貫
通した状態で保持され、次いで反転フォークの復動に伴
って移動される過程においてその上下両側が前記当接部
材で止められ姿勢が保持されたまま反転フォーク先端か
ら抜き出された後、前記排出通路に排出されように構成
され、物品が大径部を先にして進入通路から反転スペー
ス内に進入したときには、その物品は、先ず往動端にあ
る反転フォーク上に載置され、次いで反転フォークの復
動に伴って移動される過程においてその上側が前記当接
部材で止められた状態で下側が反転フォークにより払わ
れて反転された後、前記排出通路に排出されるように構
成されたことを特徴とする、段差を有する物品の取扱い
装置。
【0010】<作用>本発明では反転フォークの復動の
みにより物品の反転を行うことができ、動作速度の高低
に関係なく、正確かつ安定してカプセルの反転等の動作
を行うことができるようになる。
【0011】<請求項2記載の発明>物品の通過を妨げ
ない通過状態と通路内にあって物品の通過を妨げる停止
状態との間で往復動作される一時停止部材が、前記進入
通路の通過方向に前記物品一個分の長さより長く且つ前
記物品二個分の長さより短い間隔をもって少なくとも2
箇所設けられ、この一時停止部材は前記反転フォークの
往復動作と連動し、前記反転フォークが復動端にあると
きには、最下流の一時停止部材は停止状態となる一方で
その上流側の一時停止部材は通過状態となり、前記反転
フォークが往動端にあるときには、最下流の一時停止部
材は通過状態となる一方でその上流側の一時停止部材は
停止状態となるように構成された、請求項1記載の段差
を有する物品の取扱い装置。
【0012】<作用>かかる構成を採用することによっ
て、交互に通過状態と停止状態とが切り替わる最下流側
およびその上流側の一時停止部材により、反転スペース
に対して一個ずつ物品が供給されるので、次カプセルが
前カプセルに対して反転を妨げる等の影響を及ぼすこと
が実質的になくなる。
【0013】<請求項3記載の発明>大径部と小径部と
が分離可能に連結された前記物品の取扱い装置であっ
て、前記排出通路の途中に分岐通路を連通させ、その分
岐部の排出通路入り口を塞ぐ位置に出没往復動作する遮
蔽部材を設け、この遮蔽部材は前記反転フォークの往復
動作と連動し、前記反転フォークが往動端にあるときに
は、前記分岐部の排出通路入り口を塞いで物品を分岐通
路に排出させる位置に往動し、前記反転フォークが復動
端にあるときには、前記分岐部の排出通路入り口を塞が
ずに物品を排出通路を介して排出させる位置に復動する
ように構成された、請求項2記載の段差を有する物品の
取扱い装置。
【0014】<作用>かかる構成を採用することによ
り、小径部のみが大径部から分離し、本装置に送り込ま
れるような事態が生じても、当該小径部は反転フォーク
を通過してしまうものの、その先において遮蔽部材によ
りはじかれ分岐通路に排出されることになり、排出通路
には排出されなくなる。
【0015】<請求項4記載の発明>上部に前記排出通
路の出口が開口する選別スペースと、選別スペースの下
部における前記排出通路出口の下方位置に入口を有する
第1の選別排出通路と、選別スペースの下部における第
1の排出通路の入口と隣接する位置に入口を有する第2
の選別排出通路と、実質的に水平方向に沿う一対の先端
突出部を有し、この先端突出部間の隙間が前記物品の大
径部および小径部の両方が通り抜ける幅とされ、かつ前
記選別スペース内における前記排出通路出口下方の往動
端とその側方の復動端との間で前記反転フォークと連動
して往復動作するように構成された上側フォークと、こ
の上側フォークに対して物品大径部の長さ未満の間隔を
もって配設され、実質的に水平方向に沿う一対の先端突
出部を有し、この先端突出部間の隙間が前記物品の小径
部は通り抜けるが大径部は通らない幅とされ、かつ前記
上側フォークと連動して前記選別スペース内における前
記排出通路出口下方の往動端とその側方の復動端との間
で往復動作するように構成された下側フォークとを備
え、前記物品が小径部を先にして排出通路から選別スペ
ース内に進入したときには、その物品は、先ず往動端に
ある上側フォークの隙間を通って小径部が往動端にある
下側フォークの隙間を貫通してその下端が前記第1の選
別排出通路入り口内に入り、かつ大径部が往動端にある
上側フォークの隙間内にある状態で保持され、次いで上
側フォークおよび下側フォークの復動に伴って移動され
る過程において、物品小径部の下端が前記第1の選別排
出通路入り口に掛け止められ姿勢が保持されたまま上側
フォークおよび下側フォークの先端から抜き出された
後、前記前記第1の選別排出通路に排出され、前記物品
が大径部を先にして、大径部のみの状態で、あるいは上
下が大径部の状態で、排出通路から選別スペース内に進
入したときには、その物品は、往動端にある上側フォー
クの隙間を通り、往動端にある下側フォーク上に載置さ
れかつ上側フォークの隙間内にある状態で保持され、次
いで上側フォークおよび下側フォークの復動に伴って第
2の選別排出通路入り口の上に移動された後、上側フォ
ークおよび下側フォークの先端から抜き出され、第2の
選別排出通路に排出されるように構成された、請求項1
〜3のいずれか1項に記載の段差を有する物品の取扱い
装置。
【0016】<作用>かかる構成を採用することによ
り、物品が大径部を先にして、大径部のみの状態で、あ
るいは上下が大径部の状態で、排出通路から選別スペー
ス内に進入してたとしても、それらは全て第2の選別排
出通路に排出され、第1の選別排出通路には小径部が前
側となった物品のみが排出されるようになる。
【0017】<請求項5記載の発明>全ての前記往復動
作方向が平行となるように構成され、前記反転フォー
ク、一時停止部材、遮蔽部材、上側フォークおよび下側
フォークは、各往復動作方向以外には動作しないように
支持され、前記反転フォーク、一時停止部材、遮蔽部
材、上側フォークおよび下側フォークに対して係合する
カム溝が形成された溝カムと、その往復駆動源とが設け
られ、前記溝カムの往復動作によって、前記反転フォー
ク、一時停止部材、遮蔽部材、上側フォークおよび下側
フォークが連動して往復動作されるように構成された、
請求項4記載の段差を有する物品の取扱い装置。
【0018】<作用>かかる構成を採用することによっ
て、機械的・簡素・コンパクトな構成で方向規制および
選別を行うことができるようになる。
【0019】<請求項6記載の発明>前記段差を有する
物品が、前記大径部としてのキャップ部と、これが外嵌
された前記小径部としてのボディ部とからなるカプセル
とされた、請求項1〜5のいずれか1項に記載の段差を
有する物品の取扱い装置。
【0020】<作用>本発明は、かかるカプセルの取扱
いに特に好適な装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しつつ詳説する。本発明の段差を有す
る物品の具体例としては、図1に示すように、(イ)頭
部が円弧状断面のネジ状のもの、(ロ)頭部が円柱状断
面のネジ状のもの、(ハ)円柱状で、頭部に円柱状のキ
ャップを備えたもの、(ニ)全体として卵形で、頭部を
大径のキャップ状としたものがある。もちろん、このよ
うな形状の段差を有する物品のみならず、大径部および
小径部が長手方向に連なりそれらの間に周方向に沿う段
差を有するものであれば本発明に適用可能である。
【0022】以下では、物品がカプセルの場合の例を引
いて本発明装置について詳説する。図2は、本発明に係
るカプセル取扱い装置例を示しており、この装置は、カ
プセルCが反転しうる広さを有し、反転軌跡に沿ってそ
の前後通路2,4に対して側方に膨出した形状の反転ス
ペース3と、反転スペース3の上部に出口を有し、カプ
セルCが長手方向が通過方向に沿う姿勢で通過するよう
に形成された実質的に鉛直方向に沿う進入通路2と、反
転スペース3の下部に入口を有し、カプセルCが長手方
向が通過方向に沿う姿勢で通過するように形成された実
質的に鉛直方向に沿う排出通路4と、図3にも示すよう
に実質的に水平方向に沿う一対の先端突出部6a,6a
を有し、この先端突出部6a,6a間の隙間S1がカプ
セルCのボディ部CBは通り抜けるがキャップ部CCは
通らない幅とされ、かつ反転スペース3内における進入
通路2出口下方の往動端とその側方の復動端との間で往
復動作するように構成された反転フォーク6と、反転ス
ペース3内における反転フォーク6の上側および下側に
設けられた一対の当接部7,7とが、基板1に形成され
または取り付けられている。
【0023】また、カプセルCの通過を妨げない通過状
態と通路内にあってカプセルCの通過を妨げる停止状態
との間で往復動作される一時停止部材8a,8bが、進
入通路の通過方向にカプセルC一個分の長さより長く且
つカプセルC二個分の長さより短い間隔をもって少なく
とも2箇所設けられている。本例の一時停止部材8a,
8bは通過方向と直交する方向に沿う姿勢を維持しま
ま、進入通路2内に出没するように往復動作される丸棒
部材とされている。
【0024】また、排出通路4の途中に分岐通路10を
斜め下方より連通させ、その分岐部11の排出通路入り
口12を塞ぐ位置に出没往復動作する遮蔽部材13を設
けている。本例の遮蔽部材は図4にも示すように、水平
状基端部13aと分岐通路入り口下端に向けて傾斜した
先端側遮蔽部13bとからなるものとされている。
【0025】さらに本例では、上部に排出通路4の出口
が開口する選別スペース20と、選別スペース20の下
部に入口がそれぞれ並設された第1の選別排出通路21
および第2の選別排出通路22と、図5にも示すように
実質的に水平方向に沿う一対の先端突出部23a,23
aを有し、この先端突出部23a,23a間の隙間S2
がカプセルCのキャップ部CCおよびボディ部CBの両
方が通り抜ける幅とされ、かつ選別スペース20内にお
ける排出通路出口下方の往動端とその側方の選別スペー
ス側壁部内の復動端との間で出没往復動作するように構
成された上側フォーク23と、この上側フォーク23に
対してカプセルCのキャップ部CCの長さ未満の間隔を
もって配設され、図6にも示すように実質的に水平方向
に沿う一対の先端突出部24a,24aを有し、この先
端突出部24a,24a間の隙間S3がカプセルCのボ
ディ部CBは通り抜けるがキャップ部CCは通らない幅
とされ、かつ上側フォーク23と連結され選別スペース
20内における排出通路4の出口下方の往動端とその側
方の選別スペース側壁部内の復動端との間で出没往復動
作するように構成された下側フォーク24とを備えてい
る。
【0026】他方、これら反転フォーク6、一時停止部
材8a,8b、遮蔽部材13、上側フォーク23および
下側フォーク24は、全ての往復動作方向が水平となる
ように構成され、かつ各往復動作方向以外には動作しな
いように支持され、また基板1の背面には、図7に示す
ように反転フォーク6、一時停止部材8a,8b、遮蔽
部材13、上側フォーク23および下側フォーク24に
対して係合するカム溝31,31…が形成された平板溝
カム30と、その往復駆動源(図示せず)とが設けられ
ており、溝カム30の上下往復動作によって、反転フォ
ーク6、一時停止部材8a,8b、遮蔽部材13、上側
フォーク23および下側フォーク24が連動して且つそ
れぞれ所定のストロークで往復動作されるようになって
いる。なお、この往復駆動源としては、シリンダや、回
転駆動源およびクランク機構を組み合わせたものを採用
することができる。
【0027】なお特に本例の各フォーク6,23,24
は、隙間S1,S2,S3の先端部の間隙幅が前述した
各規定幅よりも狭く形成されている。また各通路2,
4,10,21,22は、カプセルCが長手方向が通過
方向に沿う姿勢で通過しうる限り、横断面形状は円形で
も矩形でも良い。
【0028】次に、かかる装置の動作態様について、場
合分けして順に説明する。 <第1の例:カプセルがボディ部を先にして進入した場
合>本装置を稼動するに際しては、先ず、進入通路2に
カプセルC,Cを順次落下供給するとともに、往復駆動
源を作動させ、溝カム30の上下往復動作によって、反
転フォーク6、一時停止部材8a,8b、遮蔽部材1
3、上側フォーク23および下側フォーク24が連動し
て且つそれぞれ所定のストロークで往復動作させる。
【0029】このとき、図2に示すように反転フォーク
6が往動端にある場合には、上流側の一時停止部材8a
はカプセルCの通過を妨げる位置にあり停止状態となっ
ており、カプセルCはこの位置で一時停止される。反対
に反転フォーク6が復動端にあるとき或いはその後に反
転フォーク6が復動端に移動したときには、上流側の一
時停止部材8aはカプセルCの通過を妨げない位置にあ
り通過状態となり、下流側の一時停止部材8bはカプセ
ルCの通過を妨げる位置にあり停止状態となるので、図
8に示すように、カプセルCは下流側の一時停止部材8
bにより一時停止される。
【0030】次いで、図9に示すように反転フォーク6
が往動すると、これと連動して下流側の一時停止部材8
bは通過状態となり、一時停止部材8a,8b間に一時
停止していたカプセルCが反転スペース3へと落下供給
される一方で、上流側の一時停止部材8aは停止状態と
なり、次カプセルCは上流側の一時停止部材8aにより
一時停止され、その先には送り込まれない。
【0031】ここで、カプセルCがボディ部CBを先に
して進入通路に供給されたものである場合には、そのカ
プセルCは、同図に示すように先ず往動端にある反転フ
ォーク6の隙間S1にボディ部CBが貫通した状態で保
持される。
【0032】次いで図10に示すように反転フォーク6
が復動する際に、カプセルCは反転フォーク6に伴って
移動される過程においてその上下両側が当接部材7,7
で止められ姿勢が保持され、そのまま更なる反転フォー
クの復動によって反転フォーク6先端から押し抜き出さ
れ、図11に示すように排出通路4に排出され、選別ス
ペース20へ落下供給される。またこの反転フォーク6
の復動に伴って、上流側の一時停止部材8aが通過状態
となるとともに、下流側の一時停止部材8bは停止状態
となり、次カプセルCが下流側の一時停止部材8bによ
り一時停止される。
【0033】さらにこの反転フォーク6が復動端にある
とき、上側および下側フォーク23,24は、選別スペ
ース20内における排出通路4の出口下方の往動端にあ
り、選別スペース20内に落下供給されたカプセルC
は、先ず上側フォーク23の隙間S2を通ってボディ部
CBが往動端にある下側フォーク24の隙間S3を貫通
してその下端が第1の選別排出通路21の入り口内に入
り、かつキャップ部CCが往動端にある上側フォークの
隙間S2にある状態で保持される。
【0034】次いで図12に示すように、上側および下
側フォーク23,24の復動に伴ってカプセルCが移動
し、その過程においてカプセル小径部CBの下端が第1
の選別排出通路21の入り口に掛け止められ姿勢が保持
され、そのまま上側および下側フォーク23,24の更
なる復動により上側および下側フォーク23,24の先
端から押し抜き出され、図13に示すように第1の選別
排出通路21に落下排出される。
【0035】またこの上側および下側フォーク23,2
4の復動に伴って、下流側の一時停止部材8bは通過状
態となり、一時停止部材8a,8b間に一時停止してい
た次カプセルCが反転スペース3へと落下供給される一
方で、上流側の一時停止部材8aは停止状態となり、さ
らにその次のカプセルCは上流側の一時停止部材8aに
より一時停止され、その先には送り込まれない。このよ
うに本例では、対向配置され交互に通過状態と停止状態
とが切り替わる一時停止部材8a,8bにより、反転ス
ペースに対して一個ずつカプセルCが供給されるので、
次カプセルが前カプセルの反転を妨げるようなことは実
質的にない。
【0036】以降、カプセルがボディ部を先にして供給
されている限りはこの動作が繰り返される。
【0037】<第2の例:カプセルがキャップ部を先に
して逆さに供給された場合>これに対して、カプセルC
がキャップ部CCを下にして逆さに供給された場合、反
転スペース3内への供給までは前述の場合と同様である
が、反転スペース3内へ落下供給されたカプセルCは先
ず、図14に示すように往動端にある反転フォーク6の
隙間に挿入されずその上に上下方向に沿う姿勢で載置さ
れ、続いて図15に示すようにく反転フォーク6の復動
に伴って移動される過程においてその上側が前記当接部
材で止められた状態で下側が反転フォークにより払われ
て図16に示すように反転された後に、排出通路4に排
出され、選別スペース20へ落下供給される。
【0038】カプセルCの反転に関し、図15に示すよ
うに上側当接部7の下側に引き込みスペースSCを設け
ておくと、反転フォーク6により払われたカプセルCの
キャップCC側が当接部7よりも復動端がわに引き込ま
れるので、より確実にカプセルCの反転が達成される利
点がある。しかし本発明では、図26に示すように、当
接部7,7がカプセル通過方向(本例では鉛直方向)に
沿う壁面となし、引き込みスペースを設けなくとも良
い。
【0039】このように、本発明では反転フォーク6の
復動のみによりカプセルの反転を行うことができ、動作
速度の高低に関係なく、正確かつ安定してカプセルの反
転等の動作を行うことができるようになる。
【0040】以降、前述図12および図13に示すのと
同様にして選別され、第1選別排出通路へ排出される。
【0041】<第3の例:ボディ部のみが供給された場
合>本例のカプセルCのように、大径部(キャップ部)
と小径部(ボディ部)とが分離可能に連結されていると
きには、本装置への供給以前にこれらが分離し、いずれ
か一方のみが本装置に供給されることがあり、これを選
別する必要がある。特に小径部(ボディ部)のみの場合
に対処するために本例で設けているのが遮蔽部材13で
ある。
【0042】すなわち、ボディ部CBのみが本装置の進
入通路2に送り込まれたときには、反転スペース3内へ
の供給までは前述の場合と同様であり、その際反転フォ
ーク6は進入通路出口下方の往動端にあるが、反転フォ
ーク6の隙間S1はボディ部が通過可能な幅とされてい
るため、図17に示すようにボディ部CBは往動端にあ
る反転フォーク6により保持されずに通過してしまう。
【0043】しかるに本例の遮蔽部材13は、反転フォ
ーク6が往動端にあるときには、これに連動して分岐部
11の排出通路入り口を塞ぐ位置に往動しているので、
ボディ部CBは反転フォーク6を通り抜けたとしてもこ
の遮蔽部材13によりはじかれて分岐通路10に排出さ
れることになる。なおこの遮蔽部材13は、反転フォー
ク6が復動端にあるときには、これに連動して分岐部1
1の排出通路入り口を塞がない位置に復動しているた
め、反転フォーク6に保持された後に反転フォーク6の
復動により排出通路4に供給される物品は、そのまま選
別スペース20に送り込まれる。
【0044】なお、図示しないが本例の分岐通路は後述
の第2選別排出通路に合流連通させることもできる。
【0045】<第4の例:キャップ部のみが供給された
場合>これに対してキャップ部CCのみが供給されるこ
ともあり、その場合には、選別スペース20内への供給
までは図18および図19に示すように、前述第2の例
と同様であるが、選別スペース20内における選別態様
が異なる。
【0046】すなわち、選別スペース20内に落下供給
されたカプセルCは、先ず、排出通路4の出口下方の往
動端にある上側フォーク23の隙間S2を通って往動端
にある下側フォーク24上に載置され、その下端部が第
1選別排出通路内に挿入されずかつ上側フォーク23の
隙間S2内にある状態で保持される。
【0047】次いで図20に示すように、上側および下
側フォーク24の復動に伴って第2の選別排出通路22
の入り口の上に移動され選別スペース20の側壁に当接
された後、そのまま上側および下側フォーク23,24
の更なる復動により上側および下側フォーク23,24
の先端から抜き出され、図21に示すように第2の選別
排出通路22に排出される。
【0048】<ダブルキャップの場合>他方、カプセル
Cのボディ部に前述分離キャップCCが下側から外嵌さ
れた状態(いわゆるダブルキャップ)で、本装置に供給
されることもある。
【0049】本装置にダブルキャップカプセルDCが供
給された場合には、前述第4の例と基本的に同様にして
第2選別排出通路22に排出される。すなわち、ダブル
キャップカプセルDCは、上下両側がキャップ部CCと
なっているので、前述第2の例と同様に反転フォーク6
において反転され、選別スペース20内に落下供給さる
ものの、以前上下両側にキャップ部CCがある。
【0050】よって、選別スペース20内に落下供給さ
れたダブルキャップカプセルDCは、先ず図23に示す
ように、排出通路4の出口下方の往動端にある上側フォ
ーク23の隙間S2を通って往動端にある下側フォーク
24上に載置され、その下端部が第1選別排出通路内に
挿入されずかつ上側フォーク23の隙間S2にある状態
で保持される。次いでこのダブルキャップカプセルDC
は、図24に示すように、上側および下側フォーク24
の復動に伴って第2の選別排出通路22の入り口の上に
移動され選別スペース20の側壁に当接された後、その
まま上側および下側フォーク23,24の更なる復動に
より上側および下側フォーク23,24の先端から抜き
出され、第2の選別排出通路22に排出される。
【0051】なお 図示しないが、仮に反転スペース3
においてカプセルCの反転に失敗し、カプセルCがキャ
ップ部CCを先にして選別スペース20内に送り込まれ
たときも本ダブルキャップカプセルDCの場合と同様に
動作し、第2選別排出通路22に排出されるようにな
る。しかし、本発明の場合、かかる反転失敗は100万
個に1個あるか否かである。
【0052】このように本装置例は、機械的・簡素・コ
ンパクトな構成で方向規制および選別の両方を正確かつ
安定して行うことができるものである。
【0053】<その他> (イ)図25に示すように基板1,1…を複数枚並設
し、各基板Bの同種の往復動作部材相互(反転フォーク
相互等)を一つの(複数でも良い)連結部材35,35
…により並設方向に連結してそれぞれ一体化し、これら
基板1,1の少なくとも一方側に溝カムを配して、この
溝カム30を往復動作させることによって、全基板の反
転フォーク6、一時停止部材8a,8b、遮蔽部材1
3、上側フォーク23および下側フォーク24が連動し
て且つそれぞれ所定のストロークで往復動作させるよう
に構成することもできる。
【0054】(ロ)本発明では、上記例における遮蔽部
材13および分岐路10を省略した構成とすることがで
きる。また、遮蔽部材13および分岐路10の省略とと
もに或いは省略せずに、選別スペース20、第2排出路
22、上側フォーク23および下側フォークを含む選別
機構を省略した構成とすることができる。
【0055】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、動作速度
の高低に関係なく、正確かつ安定してカプセルの反転等
の動作を行うことができるようになる、センサ等を必要
とせずに、機械的・簡素・コンパクトな構成で方向規制
および選別を行うことができるようになる等の利点がも
たらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る段差を有する物品の具体例を示す
概略図である。
【図2】本発明に係る取扱い装置の縦断面図である。
【図3】反転フォークの平面図である。
【図4】遮蔽部材の平面図である。
【図5】上側フォークの平面図である。
【図6】下側フォークの平面図である。
【図7】溝カムの正面図である。
【図8】第1の動作例を示す取扱い装置の縦断面図であ
る。
【図9】第1の動作例を示す取扱い装置の縦断面図であ
る。
【図10】第1の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図11】第1の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図12】第1の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図13】第1の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図14】第2の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図15】第2の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図16】第2の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図17】第3の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図18】第4の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図19】第4の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図20】第4の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図21】第4の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図22】第5の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図23】第5の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図24】第5の動作例を示す取扱い装置の縦断面図で
ある。
【図25】他の装置例を示す側面図である。
【図26】他の反転スペース部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…段差を有する物品の取扱い装置、2…進入通路,3
…反転スペース、4…排出通路、6…反転フォーク、7
…当接部、8a,8b…一時停止部材、10…分岐通
路、11…分岐部、12…分岐部の排出通路入り口、1
3…遮蔽部材、20…選別スペース、21…第1選別排
出通路、22…第2選別排出通路、23…上側フォー
ク、24…下側フォーク。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大径部および小径部が長手方向に連なりそ
    れらの間に周方向に沿う段差を有する物品の方向を規制
    する装置であって、 前記物品が反転しうる広さを有する反転スペースと、 前記反転スペースの上部に出口を有し、前記物品が長手
    方向が通過方向に沿う姿勢で通過するように形成された
    進入通路と、 前記反転スペースの下部に入口を有し、前記物品が長手
    方向が通過方向に沿う姿勢で通過するように形成された
    排出通路と、 実質的に水平方向に沿う一対の先端突出部を有し、この
    先端突出部間の隙間が前記物品の小径部は通り抜けるが
    大径部は通らない幅とされ、かつ前記反転スペース内に
    おける前記進入通路出口下方の往動端とその側方の復動
    端との間で往復動作するように構成された反転フォーク
    と、 前記反転スペース内における反転フォークの上側および
    下側に設けられた一対の当接部とを備え、 物品が小径部を先にして進入通路から反転スペース内に
    進入したときには、その物品は、先ず往動端にある反転
    フォークの隙間に小径部が貫通した状態で保持され、次
    いで反転フォークの復動に伴って移動される過程におい
    てその上下両側が前記当接部材で止められ姿勢が保持さ
    れたまま反転フォーク先端から抜き出された後、前記排
    出通路に排出されように構成され、 物品が大径部を先にして進入通路から反転スペース内に
    進入したときには、その物品は、先ず往動端にある反転
    フォーク上に載置され、次いで反転フォークの復動に伴
    って移動される過程においてその上側が前記当接部材で
    止められた状態で下側が反転フォークにより払われて反
    転された後、前記排出通路に排出されるように構成され
    たことを特徴とする、段差を有する物品の取扱い装置。
  2. 【請求項2】物品の通過を妨げない通過状態と通路内に
    あって物品の通過を妨げる停止状態との間で往復動作さ
    れる一時停止部材が、前記進入通路の通過方向に前記物
    品一個分の長さより長く且つ前記物品二個分の長さより
    短い間隔をもって少なくとも2箇所設けられ、 この一時停止部材は前記反転フォークの往復動作と連動
    し、前記反転フォークが復動端にあるときには、最下流
    の一時停止部材は停止状態となる一方でその上流側の一
    時停止部材は通過状態となり、前記反転フォークが往動
    端にあるときには、最下流の一時停止部材は通過状態と
    なる一方でその上流側の一時停止部材は停止状態となる
    ように構成された、請求項1記載の段差を有する物品の
    取扱い装置。
  3. 【請求項3】大径部と小径部とが分離可能に連結された
    前記物品の取扱い装置であって、 前記排出通路の途中に分岐通路を連通させ、 その分岐部の排出通路入り口を塞ぐ位置に出没往復動作
    する遮蔽部材を設け、 この遮蔽部材は前記反転フォークの往復動作と連動し、
    前記反転フォークが往動端にあるときには、前記分岐部
    の排出通路入り口を塞いで物品を分岐通路に排出させる
    位置に往動し、前記反転フォークが復動端にあるときに
    は、前記分岐部の排出通路入り口を塞がずに物品を排出
    通路を介して排出させる位置に復動するように構成され
    た、請求項2記載の段差を有する物品の取扱い装置。
  4. 【請求項4】上部に前記排出通路の出口が開口する選別
    スペースと、 選別スペースの下部における前記排出通路出口の下方位
    置に入口を有する第1の選別排出通路と、 選別スペースの下部における第1の排出通路の入口と隣
    接する位置に入口を有する第2の選別排出通路と、 実質的に水平方向に沿う一対の先端突出部を有し、この
    先端突出部間の隙間が前記物品の大径部および小径部の
    両方が通り抜ける幅とされ、かつ前記選別スペース内に
    おける前記排出通路出口下方の往動端とその側方の復動
    端との間で前記反転フォークと連動して往復動作するよ
    うに構成された上側フォークと、 この上側フォークに対して物品大径部の長さ未満の間隔
    をもって配設され、実質的に水平方向に沿う一対の先端
    突出部を有し、この先端突出部間の隙間が前記物品の小
    径部は通り抜けるが大径部は通らない幅とされ、かつ前
    記上側フォークと連動して前記選別スペース内における
    前記排出通路出口下方の往動端とその側方の復動端との
    間で往復動作するように構成された下側フォークとを備
    え、 前記物品が小径部を先にして排出通路から選別スペース
    内に進入したときには、その物品は、先ず往動端にある
    上側フォークの隙間を通って小径部が往動端にある下側
    フォークの隙間を貫通してその下端が前記第1の選別排
    出通路入り口内に入り、かつ大径部が往動端にある上側
    フォークの隙間内にある状態で保持され、次いで上側フ
    ォークおよび下側フォークの復動に伴って移動される過
    程において、物品小径部の下端が前記第1の選別排出通
    路入り口に掛け止められ姿勢が保持されたまま上側フォ
    ークおよび下側フォークの先端から抜き出された後、前
    記前記第1の選別排出通路に排出され、 前記物品が大径部を先にして、大径部のみの状態で、あ
    るいは上下が大径部の状態で、排出通路から選別スペー
    ス内に進入したときには、その物品は、往動端にある上
    側フォークの隙間を通り、往動端にある下側フォーク上
    に載置されかつ上側フォークの隙間内にある状態で保持
    され、次いで上側フォークおよび下側フォークの復動に
    伴って第2の選別排出通路入り口の上に移動された後、
    上側フォークおよび下側フォークの先端から抜き出さ
    れ、第2の選別排出通路に排出されるように構成され
    た、 請求項1〜3のいずれか1項に記載の段差を有する物品
    の取扱い装置。
  5. 【請求項5】全ての前記往復動作方向が平行となるよう
    に構成され、 前記反転フォーク、一時停止部材、遮蔽部材、上側フォ
    ークおよび下側フォークは、各往復動作方向以外には動
    作しないように支持され、 前記反転フォーク、一時停止部材、遮蔽部材、上側フォ
    ークおよび下側フォークに対して係合するカム溝が形成
    された溝カムと、その往復駆動源とが設けられ、 前記溝カムの往復動作によって、前記反転フォーク、一
    時停止部材、遮蔽部材、上側フォークおよび下側フォー
    クが連動して往復動作されるように構成された、請求項
    4記載の段差を有する物品の取扱い装置。
  6. 【請求項6】前記段差を有する物品が、前記大径部とし
    てのキャップ部と、これが外嵌された前記小径部として
    のボディ部とからなるカプセルとされた、請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の段差を有する物品の取扱い装
    置。
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