JP2009115727A - 生産システム - Google Patents

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Abstract

【課題】組合せ秤の故障診断を発動するタイミングを適切に設定することにより、組合せ秤のホッパなどの故障を速やかに検出して、組合せ秤の歩留向上や効率化を図れる生産システムを提供する。特に、組合せ秤と包装機と異物検出装置などの検査装置とが生産ライン上に配された生産システムにおいて、当該検査装置からの物品不良検出信号を組合せ秤が受信した場合に組合せ秤のホッパなどの故障診断を行うことにより、組合せ秤の歩留向上や効率化を図れる生産システムを提供する。
【解決手段】生産システム100は、「秤安定待時間」経過以後の計量タイミングにおいて組合せ処理がなされた被計量物品Pを、組合せ物品として外部に排出する組合せ秤2と、組合せ物品の異常を検出可能な検出装置3、4、6と、を備え、組合せ秤2が検出装置3、4、6からの検出信号を受信した場合、上述の計量タイミングにおいて、組合せ秤2の故障診断を実行するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、組合せ秤の計量値を用いて組合せ秤の故障診断を行える生産システムに関し、特に、組合せ秤と包装機と異物検出装置などの検査装置とが配された生産ラインにおいて、当該検査装置からの物品不良検出信号を組合せ秤が受信した場合に実行される組合せ秤の故障診断技術に関する。
最適量の被計量物品の組合せを求める組合せ秤を有する従来の生産システムには、組合せ秤から排出された複数の被計量物品からなる組合せ物品を包装(例えば袋詰包装)できる包装機と、包装品の異常(不良品など)を検出できる検出装置と、不良品を生産ライン上から排除できる振分装置と、がすでに組み込まれている。
上述の検出装置の例として、X線異物検出装置などの異物検出装置や、重量チェックを行える重量選別機がある。例えば、異物検出装置によって包装品内の異物が検出された場合、または、重量選別機によって、包装品が所定重量範囲外とされた場合、これらの装置は、組合せ物品の不良信号を検出装置の後段(生産ラインの後工程)に設置されている振分装置に送信する。すると、この振分装置を用いて不良品が生産ライン上から適切に排除される。
特許文献1では、異物検出装置(ここでは、金属検出装置)の後段に設置されている振分装置が、金属検出装置の金属検出信号を受け取ると、この振分装置により、金属混入の包装品を振分排除できることが記載されている。また、この特許文献1記載の技術では、金属検出装置の金属検出信号により、包装機から送り出される異物(金属)を含む包装品の形態と異物(金属)を含まない包装品の形態とを異ならせるように、包装機の包装動作を制御している。これにより、異物(金属)を含む包装品の排除を容易にしている。
なお、このような包装品中には、金属、石、合成樹脂などの異物が、種々の原因により混入すると考えられている。例えば、組合せ秤において被計量物品を収納するホッパの磨耗による損壊によりホッパの欠片が包装品に混入する場合がある。ホッパの磨耗が起こりやすい箇所として、ホッパ本体の下方の開口部に揺動可能に取付けられたゲートの揺動中心部の軸受け部がある。
そこで、特許文献2に記載の技術では、軸受け部のブッシュが損傷して異物として包装品に混入しないよう、軸受け部の改良がなされている。
特開昭63−148130号公報 特開平8−135669号公報
上述の組合せ秤の歩留向上や効率化には、不良な包装品の数を極力減らす必要がある。そこで、本件発明者は、包装品の良否(例えば、異物混入)を判別可能な検出装置(例えば、異物検出装置)における検出信号を基にして、組合せ秤の故障診断動作に入ることにより、組合せ秤の歩留向上や効率化を行えると考えている。
例えば、組合せ秤では、被計量物品の最適な組合せを行えるよう、数多くのゲート付きホッパが装備されている。この組合せ秤のホッパのゲート開閉駆動の頻度は高いので、ホッパを長期間使用していると、ホッパのゲートを駆動するための駆動装置とゲートを連結している部材とが分解して、分解されたホッパの部品が、異物として包装品に混入すると考えられる。この場合、包装品を全数チェックして、分解されたホッパの部品を全て回収することにより、はじめて、包装品の出荷を行える。ホッパが分解されていることを検出できるまでの期間が長いほど、分解されたホッパの部品の回収に時間と手間がかかる(つまり、組合せ秤の早期復帰が困難になる)。よって、組合せ秤の故障診断を発動するタイミングの決定が重要になる。
ところで、組合せ秤のホッパが何等かの原因により故障すると、当該ホッパを用いた被計量物品の計量を適切に実行できないので、重量選別機において不良品の存在、ひいては、計量ホッパの故障を適切に推定できそうである。例えば、特開2000−193515号公報には、最適に組合せられた組合せ計量値と、組合せ物品を排出した後にこれらを一まとめにして重量チェッカを用いて計った後計量値とのずれの有無を検出することによって、計量不良の要因となった計量ホッパを推定する機能を備えた組合せ計量システムが提案されている。しかし、正常でない計量ホッパ内の被計量物品が、組合せ物品に選ばれるとは限らないので、このような重量選別機を用いた不良品の検出が有効に機能しない場合がある。つまり、本公報記載の技術の如く、組合せ計量値と後計量値との比較では、正常でない計量ホッパの特定に、時間はかかり過ぎ(この公報では、正常でない計量ホッパの特定に、6回の計量サイクルを要する例が示されている)、組合せ秤の早期復帰が困難となる場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、組合せ秤の故障診断を発動するタイミングを適切に設定することにより、組合せ秤のホッパなどの故障を速やかに検出して、組合せ秤の歩留向上や効率化を図れる生産システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、n個(nは2以上の整数)の供給ホッパ、前記供給ホッパ毎に対応して配され、前記供給ホッパから供給される被計量物品の重量を計量するn個の計量ホッパ、および、前記計量ホッパ毎に対応して配され、前記計量ホッパ内の前記被計量物品の重量を検知できるn個の計量センサを有しており、前記被計量物品が前記供給ホッパから前記計量ホッパに投入されてから一定時間以後の計量タイミングにおいて、前記計量センサにおける前記被計量物品の合計重量が所定の重量範囲となる前記計量ホッパの組合せを選択する組合せ処理を実行するとともに、前記選択された計量ホッパ内の前記被計量物品を組合せ物品として外部に排出する組合せ秤と、
前記組合せ物品の異常を検出可能な検出装置と、
を備え、
前記組合せ秤が前記検出装置からの検出信号を受信した場合、前記計量タイミングにおいて、前記組合せ秤の故障診断が実行される生産システムを提供する。
このようにして、組合せ秤の故障診断を発動するタイミングが、検出装置により出力される検出信号(異物検出信号など)を契機として適切に設定されているので、組合せ秤のホッパなどの故障を速やかに検出できる。よって、組合せ秤の早期復帰が可能になり、組合せ秤の歩留向上や効率化を図れる。
例えば、前記故障診断において、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパの計量値が、所定のサンプル回数分、サンプリングされ、かつ、前記サンプリングされた計量値の経時変化が増加方向にある場合、前記k番目の計量ホッパに対応するk番目の供給ホッパが故障していると診断してもよい。
これにより、組合せ秤の供給ホッパの故障を速やかに検出できるので、組合せ秤の供給ホッパの早期復帰が可能になる。
また、前記故障診断において、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパの計量値が、所定のサンプル回数分、サンプリングされ、かつ、前記サンプリングされた計量値の経時変化が減少方向にある場合、または、前記サンプリングされた計量値が、所定の基準重量以上の過量である場合、前記k番目の計量ホッパが故障していると診断してもよい。
これにより、組合せ秤の計量ホッパの故障を速やかに検出できるので、組合せ秤の計量ホッパの早期復帰が可能になる。
また、前記組合せ秤は、前記供給ホッパ毎に対応して配され、前記被計量物品を前記供給ホッパに供給するn個の供給器を備え、
前記故障診断において、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパの計量値が、所定のサンプル回数分、サンプリングされ、前記サンプリングされた計量値がゼロ付近であり、かつ、前記k番目の計量ホッパに対応するk番目の前記供給器に前記被計量物品が供給されている場合、前記k番目の計量ホッパ、前記k番目の計量ホッパに対応するk番目の供給ホッパ、または、前記k番目の供給器が、故障していると診断してもよい。
これにより、組合せ秤の故障(供給ホッパ、計量ホッパまたは供給器の故障)を速やかに検出できるので、組合せ秤の早期復帰が可能になる。
なお、ここで、前記検出装置は、前記組合せ物品中の異物を検出可能なX線異物検出装置であってもよく、前記検出信号は、前記X線異物検出装置を用いて前記組合せ物品中に異物が検出された際に、前記X線異物検出装置から出力される信号であってもよい。
また、前記検出装置は、前記組合せ物品中の金属を検出可能な金属検出装置であってもよく、前記検出信号は、前記金属検出装置を用いて前記組合せ物品中に金属が検出された際に、前記金属検出装置から出力される信号であってもよい。
また、前記検出装置は、前記組合せ物品の重量を検出可能な重量選別機であってもよく、前記検出信号は、前記重量選別機を用いて所定の重量範囲外の前記組合せ物品が、所定の頻度で検出された際に、前記重量選別機から出力される信号であってもよい。
また、前記検出装置は、前記組合せ物品を包装可能な包装機であってもよく、前記検出信号は、前記包装機において前記組合せ物品のシール不良があった際に、前記包装機から出力される信号であってもよい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、組合せ秤の故障診断を発動するタイミングを適切に設定することにより、組合せ秤のホッパなどの故障を速やかに検出して、組合せ秤の歩留向上や効率化を図れるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態による生産システムの構成例を示した模式図である。また、図2は、図1の生産システムの物品供給系の構成例を示した模式図である。また、図3は、図1の生産システムの制御ブロック図である。
本実施形態の生産システム100は、図1に示すように、所定の重量範囲内にある1袋分の被計量物品P(図2参照)を外部に排出できる被計量物品Pの組合せ処理を行い、1袋分の被計量物品Pを包装(袋詰包装など)する物品供給系50と、物品供給系50から排出された包装品を搬送する搬送コンベア8、9と、搬送コンベア8、9により搬送される包装品中の異物の有無を検査するX線異物検出装置4と、包装品の重量を計量することにより包装品の重量チェックする重量選別機5と、不良の包装品を振分選別するスイング式の振分装置6と、を備える。
なお、X線異物検出装置4、重量選別機5、振分装置6および搬送コンベヤ8、9は、何れも公知の機器であり、これらの機器4、5、6、8、9の詳細な構成説明は省略する。
次に、図1および図2を用いて、この物品供給系50の具体的な構成例について詳しく説明する。
図1および図2に示すように、上述の物品供給系50は、被計量物品Pを組合せ秤2に供給する供給装置1と、最適量の被計量物品Pの組合せを求める組合せ秤2と、この組合せ秤2から排出された複数の被計量物品Pからなる組合せ物品を袋詰できる包装機3と、制御装置40と、を備えている。
制御装置40は、マイクロプロセッサなどにより構成されており、図2に示すように、CPU26、振動制御回路22、A/D変換回路23、ゲート駆動回路24、I/O回路25、および、操作設定表示器27を備える。なお、操作設定表示器27は、CPU26に接続されており、この操作設定表示器27を用いて、組合せ秤2を運転するための運転ON−OFF制御、各種の運転パラメータの設定、後述する組合せ演算結果の表示などを行える。
組合せ秤2は、図2に示すように、装置上部の中央に、円錐形のトップコーン13と、このトップコーン13を載せて、このトップコーン13を振動できるメインフィーダ14と、を備える。
供給装置1は、トップコーン13の上方に配され、例えば、振動器を取り付けたトラフ(大型の細長い容器;trough)により構成されている。このトラフに被計量物品Pを入れて、振動器を用いて被計量物品Pを加振すると、被計量物品Pは、トラフ内を振動により搬送される。また、供給装置1は、トップコーン13の円錐頂点と対向する位置に被計量物品Pの排出口1Aを有する。これにより、排出口1Aからトップコーン13に供給される被計量物品Pは、メインフィーダ14の振動エネルギーによって、トップコーン13において放射状に均等に分散させる。更に、トップコーン13の周囲に並ぶように、トップコーン13から送出された被計量物品Pを載せる複数(ここでは、n個;nは2以上の整数)の直進フィーダパン151nが円状に配されている。これらの直進フィーダパン151nのそれぞれには、直進フィーダパン151nに対応するn個の直進フィーダ161n(供給器)が設けられている。各直進フィーダ161nの振動エネルギーにより、直進フィーダパン151n上に載った被計量物品Pの振動による直進搬送が行われ、これにより、被計量物品Pが後述の供給ホッパ171nに供給される。
なお、図2に示すように、制御装置40のCPU26は、各供給機器1、14、161nに内蔵される加振部分(図示せず)に、振動用の駆動信号を付与する振動制御回路22を用いて、各供給機器1、14、161nによる被計量物品Pの供給動作を制御している。
また、トップコーン13上の被計量物品Pの量を検出する光電式のレベルセンサ12が、トップコーン13に近接する位置に配置されている。このレベルセンサ12の出力側は、制御装置40のI/O回路25を介してCPU26に接続されている。CPU26は、レベルセンサ12の信号を基に、トップコーン13上の被計量物品Pを一定量に保つように、振動制御回路22を用いて供給装置1に「連動信号」(図3参照)を送信する。これにより、供給装置1による被計量物品Pの供給動作を制御できる。なお、この「連動信号」とは、組合せ秤2に供給される被計量物品Pの量が少なくなった場合に、組合せ秤2(制御装置40)から供給装置1に送る信号であり、この信号を供給装置1が受信すると、供給装置1からの被計量物品Pの排出が適切に実行される。
また、図2に示すように、直進フィーダパン151nの下方には、n個の供給ホッパ171n、n個の計量ホッパ181n、および、n個のロードセル191n(重量センサ)がそれぞれ、直進フィーダ161n(直進フィーダパン151n)対応して設けられ、円状に配されている。
供給ホッパ171nは、直進フィーダパン151nから送りこまれた被計量物品Pを受け取り、供給ホッパ171nの下方に配された計量ホッパ181nが空になるとゲートを開いて、計量ホッパ181nへ被計量物品Pを排出する。各計量ホッパ181nには、ロードセル191nが取り付けられており、各ロードセル191nが、ロードセル191nに対応する計量ホッパ181n内の被計量物品Pの重量を計測する。
制御装置40による組合せ処理により、n個の計量ホッパ181nの中から被計量物品Pを排出すべき計量ホッパ181nの組合せ(排出組合せ)が求められ、この排出組合せに選ばれた計量ホッパ181nのゲートが開いて、計量ホッパ181nから被計量物品Pが集合シュート20上へ排出される。この集合シュート20は、計量ホッパ181nの下方に設けられている。また、集合シュート20の下部には集合ファンネル21が配されている。計量ホッパ181nから排出された被計量物品Pは集合シュート20上を滑り落ち、集合ファンネル21で集められて集合ホッパ(図示せず)に一旦溜められる。
なお、図2に示すように、制御装置40のCPU26から出力された制御信号に基づいて、制御装置40のゲート駆動回路24により、各供給ホッパ171nおよび各計量ホッパ181nのゲート開閉動作が制御されている。また、各ロードセル191nの出力側は、増幅器(図示せず)を通して制御装置40のA/D変換回路23の入力側に接続され、A/D変換回路23の出力側は、CPU26に接続されている。これにより、上述の組合せ処理が制御装置40において適切に行える。
また、集合ファンネル21の下方に、包装機3が配されており、図2に示すように、制御装置40のI/O回路25を介して、CPU26と包装機3との間で信号の送受信が行えるようになっている。具体的には、組合せ秤2(制御装置40)が、包装機3からの「排出命令信号」(図3参照)を受けると、上述の集合ホッパのゲートを開き、被計量物品Pの包装機3への排出がなされる。被計量物品Pの包装機3への排出が完了したら、組合せ秤2は、「排出完了信号」(図3参照)を包装機3に送信する。すると、包装機3において被計量物品Pが包装される。
ここで、本実施形態の生産システム100では、図3に示すように、組合せ物品の異常などを検出可能な検出装置として、X線異物検出装置4、重量選別機5、および、包装機3が例示されている。
まず、検出装置の一例としてX線異物検出装置4を用いる場合の生産システム100の制御内容について述べる。
図3に示すように、X線異物検出装置4において、組合せ物品(包装品)中に何等かの異物が検出された場合、X線異物検出装置4から組合せ秤2の制御装置40に「異物検出信号」が送信される。この場合、制御装置40(CPU26)は、X線異物検出装置4から出力された「異物検出信号」を、組合せ秤2での被計量物品Pの組合せ処理の異常を知らせる検出信号として、この信号を基に、組合せ秤2の組合せ処理を一時的に中断させたうえで、組合せ秤2の故障診断(詳細は後述)を実行する。
なお、X線異物検出装置4は、図3に示すように、この「異物検出信号」を、重量選別機5を経由して振分装置6にも送信する。これにより、異物を含んだ包装品は、振分装置6により生産ライン上から適切に排除される。
次に、検出装置の他の例として重量選別機5を用いる場合の生産システム100の制御内容について述べる。
図3に示すように、重量選別機5において、X線異物検出装置4を通過した組合せ物品(包装品)の重量が所定の重量範囲内であるか否かがチェックされる。そして、包装品の重量が重量範囲内であれば、この包装品は良品として処理され、包装品の重量が重量範囲外であれば、包装品は不良品として処理される。包装品の重量が重量範囲外である場合、重量選別機5から振分装置6に「重量不良検出信号」が送信される。これにより、重量範囲外の包装品は、振分装置6により生産ライン上から適切に排除される。また、重量選別機5において、重量範囲外の包装品が、所定の頻度で連続的に検出された場合、重量選別機5から組合せ秤2の制御装置40に「重量不良頻発検出信号」が送信される。この場合、制御装置40(CPU26)は、重量選別機5から出力された「重量不良頻発検出信号」を、組合せ秤2での被計量物品Pの組合せ処理の異常を知らせる検出信号として、この信号を基に、組合せ秤2の組合せ処理を一時的に中断させたうえで組合せ秤2の故障診断(詳細は後述)を実行する。
次に、検出装置の更なる他の例として包装機3を用いる場合の生産システム100の制御内容について述べる。
図3に示すように、包装機3において、何等かの要因で、被計量物品Pを上手くシールできない場合、包装機3から組合せ秤2の制御装置40に「シール不良検出信号」が送信される。例えば、組合せ秤2から包装機3に投入される被計量物品Pの量が多すぎる場合や組合せ秤2から包装機3に投入される被計量物品Pのタイミングが、包装機3のシールタイミングと合わない場合、包装機3での被計量物品Pの噛み込みなどにより、包装機3は被計量物品Pを上手くシールできない場合がある。この場合、制御装置40(CPU26)は、包装機3から出力された「シール不良検出信号」を、組合せ秤2での被計量物品Pの組合せ処理の異常を知らせる検出信号として、この信号を基に、組合せ秤2の組合せ処理を一時的に中断させたうえで組合せ秤2の故障診断(詳細は後述)を実行する。
次に、本実施形態の生産システム100について、組合せ秤2の故障診断を含めてその詳しい動作を説明する。以下に述べる動作は、制御装置40の制御によって実現されている。
図4は、本実施形態の生産システムの動作を示したフローチャートである。
組合せ秤2の故障診断を理解するには、組合せ秤2の運転サイクルを知る必要がある。そこで、まず、この運転サイクルの内容について、図4および図5を用いて概説する。
図5は、組合せ秤の運転サイクル例を示したタイミング図である。図5において、「計量ホッパゲート開」とは、計量ホッパ181nのゲートが開いている時間(正確には、ゲートが開き始めてから閉じ終わるまでに要する時間)を指し、包装機3からの「排出命令信号」を組合せ秤2が受け取ったタイミングで、組合せ秤2における組合せ処理で選ばれた計量ホッパ181nのゲートが開き始める。「供給ホッパゲート開」とは、供給ホッパ171nのゲートが開いている時間(正確には、ゲートが開き始めてから閉じ終わるまでに要する時間)を指す。「直進フィーダON」とは、直進フィーダ161nが振動している時間を指す。「秤安定待時間」とは、計量ホッパ181nの計量値(ロードセル191nの出力データ)が安定するのに要する時間であり、1計量サイクル中で供給ホッパ171nのゲートが開き始める時を起点としている。被計量物品Pが供給ホッパ171nから計量ホッパ181nに排出された当初は、被計量物品Pの落下エネルギーも計量ホッパ181nに伝わり、計量ホッパ181n自体が振動するので、計量ホッパ181nの計量値が安定しない。よって、このような観点から「秤安定待時間」を設定することになる。
図5に示すように、組合せ秤2(制御装置40)は、包装機3からの「排出命令信号」を受け取ると、組合せ秤2における組合せ処理で選ばれた計量ホッパ181nのゲートを開ける。
計量ホッパ181nのゲートが開くと、当該計量ホッパ181n内の被計量物品Pが、集合シュート20に排出されるので、被計量物品Pが排出された計量ホッパ181nに対応する供給ホッパ171nでは、供給ホッパ171nのゲートを開いて、後続の被計量物品Pを計量ホッパ181nに供給する。この場合、後続の被計量物品Pが、計量ホッパ181nのゲートを通過しないよう、計量ホッパ181nのゲートを適切なタイミングで閉じる必要がある。計量ホッパ181nのゲートが開くタイミングから充分に遅らせて、供給ホッパ171nのゲートを開くと、後続の被計量物品Pの計量ホッパ181nのゲート通過を確実に回避できるが、そうすると、1計量サイクルの時間が長くなり、組合せ秤2の計量能力が低下する。そこで、本実施形態では、組合せ秤2の計量能力向上を目的として、図5に示すように、被計量物品Pの落下時間など計量ホッパ181nへの到達遅れ時間を勘案して、「計量ホッパゲート開」と「供給ホッパゲート開」とをオーバラップさせている。
供給ホッパ171nのゲートが開くと、当該供給ホッパ171n内の被計量物品Pが、計量ホッパ181nに排出されるので、被計量物品Pが排出された供給ホッパ171nに対応する直進フィーダ161nでは、直進フィーダ161nの振動を開始することにより、後続の被計量物品Pを供給ホッパ171nに供給する。この場合、後続の被計量物品Pが、供給ホッパ171nのゲートを通過しないよう、供給ホッパ171nのゲートを適切なタイミングで閉じる必要がある。本実施形態では、上述の組合せ秤2の計量能力向上を目的として、図5に示すように、被計量物品Pの落下時間など供給ホッパ171nへの到達遅れ時間を勘案して、「供給ホッパゲート開」と「直進フィーダON」とをオーバラップさせている。
そして、「秤安定待時間」経過時には、計量ホッパ181nの計量値(ロードセル191nの出力データ)を安定化できる。よって、「秤安定待時間」経過以後の計量タイミングにおいて、組合せ秤2(制御装置40)は、各ロードセル191nの出力データを被計量物品Pの計量値として組合せ演算を行い、各ロードセル191nにおける被計量物品Pの合計重量が所定の重量範囲となる計量ホッパ181nの組合せを選択するという組合せ処理を適切に実行できる。その後、組合せ秤2は、次回の計量サイクルにおいて、包装機3からの「排出命令信号」の受信を待つことになる。
このようにして、本実施形態の生産システム100の組合せ秤2では、計量サイクル中に被計量物品Pを1回、包装機3に投入する動作がなれており、当該動作は、図4のステップS25に基づいて実行されている。
これに対して、組合せ秤2(制御装置40)が、図5に示すように、1計量サイクル中に、検出装置から「検出信号」(例えば、X線異物検出装置4の「異物検出信号」)を受信すると、次回の「秤安定待時間」経過以降(計量タイミング)において、組合せ秤2の故障診断が行われる。当該故障診断は、図4のステップS18に基づいて実行されている。
つまり、本実施形態の組合せ秤2の故障診断は、「秤安定待時間」経過以降(計量タイミング)において、組合せ秤2に何等不都合がない場合、本来、計量ホッパ181nの計量値(ロードセル191nの出力データ)が安定していることに着目して、このような「秤安定待時間」経過以降の計量値を用いて実行することに重要な特徴がある。
以下、図4、図6および図7を用いて、本実施形態の生産システム100の動作を更に詳細に説明する。
図6は、図4のステップS17における計量ホッパの計量値サンプリング動作を示したフローチャートである。図7は、図4のステップS18における組合せ秤の故障診断の動作を示したフローチャートである。
なお、以下の説明では、k番目の計量ホッパ18kのことを「計量ホッパk」と略記し、k番目の供給ホッパ17kのことを「供給ホッパk」と略記し、k番目の直進フィーダ16kのことを「直進フィーダk」と略記する。
まず、図4のステップS1では、「故障診断フラグ」がONであるか否かが判定される。
当初の段階では、「故障診断フラグ」はOFFにセットされているので、生産システム100の動作プログラムは、ステップS2に進む。
次に、ステップS2では、検出装置からの「検出信号」受信の有無が判定される。
次に、検出装置からの「検出信号」受信が無い場合、動作プログラムは、ステップS24に進む。
ステップS24では、「組合せ秤停止フラグ」(後述する図7のステップS209参照)がONであるか否かが判定される。この「組合せ秤停止フラグ」は、組合せ秤2の故障診断時に、必要に応じてONにセットされるフラグであり、組合せ秤2の故障診断を行っていない段階では、「組合せ秤停止フラグ」はOFFにセットされている。
よって、動作プログラムは、ステップS25に進み、このステップS25では、「通常の処理プログラム」が実行され、動作プログラムは、ステップS1に戻る。
次に、検出装置からの「検出信号」受信があった場合、次回のステップS2において、動作プログラムは、ステップS3に進むことができる。
このステップS3では、「故障診断フラグ」がONにセットされ、動作プログラムはステップS4に進む。
ステップS4では、繰り返しの処理フラグ「k」の初期化がなされた後、ステップS5〜ステップS7において1番目からn番目の計量ホッパ181nに亘り、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパkの診断フラグFkに「1」がセットされる。
すると、「故障診断フラグ」がONとなっているので、次回のステップS1では、動作プログラムは、ステップS8に進むことができる。
ステップS8では、繰り返しの処理フラグ「k」の初期化が再びなされ、動作プログラムは、ステップS9に進む。
なお、「故障診断フラグ」が一旦、ONとなると、ステップS23において「故障診断フラグ」がOFFされない限り、1番目からn番目の計量ホッパ181nについて、後述のステップS9〜ステップS19に示した処理が繰り返される。よって、ここでは、代表的に、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパkでのステップS9〜ステップS19の処理について説明する。
ステップS9では、計量ホッパkの診断フラグFkが「1」であるか否かが判定される。この段階では、計量ホッパkの診断フラグFkは「1」にセットされているので、動作プログラムは、ステップS10に進むことができる。
次に、ステップS10では、計量ホッパkの動作が「秤安定待時間」中であるか否かが判定される。「秤安定待時間」中であれば、ステップS11において、計量ホッパkの診断フラグFkは「2」にセットされる。
すると、次回のステップS9では、計量ホッパkの診断フラグFkが「1」にセットされてなく、動作プログラムは、ステップS12に進むことができる。
ステップS12では、計量ホッパkの診断フラグFkが「2」であるか否かが判定される。この段階では、計量ホッパkの診断フラグFkは「2」にセットされているので、動作プログラムは、ステップS13に進むことができる。
次に、ステップS13では、計量ホッパkの動作が「秤安定待時間」経過しているか否かが判定される。「秤安定待時間」経過していれば、ステップS14において、計量ホッパkの診断フラグFkは「3」にセットされる。また、計量ホッパkの計量値取得のサンプルカウンタ(後述)の初期化がなされる。
すると、次回のステップS12では、計量ホッパkの診断フラグFkが「2」にセットされてなく、動作プログラムは、ステップS16に進むことができる。
ステップS16では、計量ホッパkの診断フラグFkが「3」であるか否かが判定される。この段階では、計量ホッパkの診断フラグFkは「3」にセットされているので、動作プログラムは、ステップS17に進むことができる。
ステップS17では、計量ホッパkの計量値(計量ホッパkに対応するロードセルkの出力データ)が、所定のサンプル回数分サンプリングされたか否かが判定されるが、具体的なサンプリングの手法は後述する。
ステップS17において、計量ホッパkの計量値が、所定のサンプル回数分サンプリングされた場合、動作プログラムは、ステップS18に進む。
ステップS18では、組合せ秤2の故障診断が実行されるが、具体的な診断手法は後述する。
組合せ秤2の故障診断が終了すると、ステップS19に進み、ステップS19では、計量ホッパkの診断フラグFkが「0」にセットされる。
また、ステップS20では、動作プログラムは、繰り返しの処理フラグkを「1」増加させて、ステップS21に進む。
ステップS21では、処理フラグkが「n+1」であるか否かが判定され、「n+1」で無ければ、動作プログラムは、ステップS9に戻り、(k+1)番目の計量ホッパ(k+1)について、同様の処理(ステップS9〜ステップS19に示した処理)が実行される。
ステップS21において、処理フラグkが「n+1」であれば、1番目からn番目の全ての計量ホッパ181nについて、ステップS9〜ステップS19に示した処理がなされているので、動作プログラムは、ステップS22に進む。
ステップS22では、計量ホッパ181nの全ての診断フラグF1〜Fnが「0」にセットされているか否かが判定され、全ての診断フラグF1〜Fnが「0」にセットされていない場合、動作プログラムは、「故障診断フラグ」をOFFすることなく、ステップS24、ステップS25(但し、組合せ停止フラグがOFFの場合)、ステップS1を経て、ステップS8に戻り、ステップS8以降の処理が再度実行される。
また、ステップS24では、「組合せ秤停止フラグ」がONであるか否かが判定される。上述のとおり、この「組合せ秤停止フラグ」は、組合せ秤2の故障診断時に、必要に応じてONにセットされるフラグであり、組合せ秤2の診断結果を基にONにセットされるフラグである。
ステップS24において、「組合せ秤停止フラグ」がONにセットされている場合、動作プログラムは、ステップS26に進む。そして、ステップS26では、組合せ秤2の故障による適宜の停止処理が実行される。よって、この場合、組合せ秤2の故障診断の動作が強制的に終了する。
また、ステップS22において、全ての診断フラグF1〜Fnが「0」にセットされている場合、動作プログラムは、ステップS23に進み、ステップS23において、「故障診断フラグ」がOFFされる。この場合も、組合せ秤2の故障診断の動作が終了する。つまり、ステップS24において、「組合せ秤停止フラグ」がONにセットされていない場合、動作プログラムは、ステップS25に進み、続いて、ステップS1において組合せ秤2の故障診断動作から抜け出して、ステップS2に進む。
その後、以上に述べた動作と同じ動作が繰り返される。
次に、図6を用いて、制御装置40による計量ホッパkの計量値サンプリング動作を説明する。
計量ホッパKの計量値サンプリング動作を実行するプラグラム(以下、「サンプリングプログラム」という)は、一定期間毎に自動的に起動できるように設定されている。
まず、ステップS100では、繰り返しの処理フラグkの初期化がなされ、サンプリングプログラムは、ステップS101に進む。ここで、1番目からn番目の計量ホッパ181nについて、ステップS101〜ステップS103に示した処理が繰り返される。よって、代表的に、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパkでのステップS101〜ステップS103の処理について説明する。
ステップS101では、計量ホッパkの診断フラグFkが「3」であるか否かが判定される。組合せ秤2の故障診断を実行する段階では、上述のとおり、計量ホッパkの診断フラグFkは「3」にセットされているので、この場合には、サンプリングプログラムは、ステップS102に進む。
ステップS102では、制御装置40が、計量ホッパkの計量値(ロードセルkの出力データ)をサンプリングした回数を表す「サンプルカウンタ」の数値が、「1」増加され、サンプリングプログラムは、ステップS103に進む。なお、この「サンプルカウンタ」の数値は、図4のステップS17において、計量ホッパkの計量値を所定のサンプル回数分サンプリングしたか否かの判定に用いられる。
ステップS103では、制御装置40が、計量ホッパkの計量値(ロードセルkの出力データ)のサンプリング(読み込み)を行い、この計量値をROMやRAMなどの内部メモリ(図示せず)に記憶する。
次に、ステップS104において、サンプリングプログラムは、処理フラグkを「1」増加させて、ステップS105に進む。
ステップS105では、処理フラグkが「n+1」であるか否かが判定され、「n+1」で無ければ、サンプリングプログラムは、ステップS100に戻り、(k+1)番目の計量ホッパ(k+1)について、同様の処理(ステップS101〜ステップS103に示した処理)が実行される。
ステップS105において、処理フラグkが「n+1」であれば、1番目からn番目の全ての計量ホッパ181nについて、ステップS101〜ステップS103に示した処理がなされているので、制御装置40による計量ホッパkの計量値サンプリング動作が終了する。
次に、図7を用いて、制御装置40による組合せ秤2の故障診断の動作を説明する。
なお、組合せ秤2の故障診断を実行するプラグラム(以下、「診断プログラム」という)は、図4のステップS18の処理において起動できるように設定されている。
まず、図6のステップS103において、制御装置40によりサンプリングされ、内部メモリに記憶された計量ホッパkの計量値が、時系列的に読み出される。この計量ホッパkの計量値の時系列データを用いて、以下のような故障診断がなされる。
ステップS200では、計量ホッパkの計量値の経時変化が、増加方向(例えば単調増加)にあるか否かが判定される。
「秤安定待時間」経過以降(計量タイミング)では、計量ホッパkの計量値は、本来、時間変化に対して安定しているはずである。そうであるにもかかわらず、計量ホッパkの計量値の経時変化が、増加方向にある場合、計量ホッパkの計量値は、正常な状態とは言えない。この場合、計量ホッパkに対応する供給ホッパkのゲートの軸受け部や連結機構の損壊により、供給ホッパkのゲートを閉めようとしても(図5に示す如く、計量タイミングでは、供給ホッパkは閉っている)、供給ホッパkのゲートの継続的な全開状態、または、継続的な半開状態、あるいは、不完全開閉状態に陥っている可能性がある。つまり、供給ホッパkのゲートが故障してゲートの適切な開閉動作がなされない場合、計量タイミングであっても、供給ホッパkから計量ホッパkに被計量物品Pが供給され続けるので、計量ホッパkの計量値の経時変化が、増加すると考えられる。
よって、計量ホッパkの計量値の経時変化が、増加方向にある場合、診断プログラムは、k番目の計量ホッパkに対応するk番目の供給ホッパkのゲートが故障していると診断して、ステップS200からステップS201に進む。
ステップS201では、組合せ秤2の診断結果(k番目の供給ホッパkのゲートが故障)が、適宜の報知手段(例えば、図2に示した制御装置40の操作設定表示器27)により作業者に報知される。その後、ステップS209において、「組合せ秤停止フラグ」がONにセットされ、組合せ秤2の故障診断の動作が終了する。なお、この「組合せ秤停止フラグ」は、図4のステップS24において、図4のステップS26の組合せ秤停止処理を実行するか否かの判定に用いられる。一方、計量ホッパkの計量値の経時変化が、増加方向にない場合、診断プログラムは、ステップS200からステップS202に進む。
ステップS202では、計量ホッパkの計量値の経時変化が、減少方向(例えば単調減少)にあるか否かが判定される。
上述のとおり、計量ホッパkの計量値の経時変化が、減少方向にある場合についても、計量ホッパkの計量値は、正常な状態とは言えない。この場合、計量ホッパkのゲートの軸受け部や連結機構の損壊により、計量ホッパkのゲートを閉めようとしても(図5に示す如く、計量タイミングでは、計量ホッパkは閉っている)、計量ホッパkのゲートの継続的な半開状態、または、不完全開閉状態に陥っている可能性がある。つまり、計量ホッパkのゲートが故障してゲートの適切な開閉動作がなされない場合、計量タイミングであっても、計量ホッパkから集合シュート20に被計量物品Pが徐々に排出され続けるので、計量ホッパkの計量値の経時変化が、減少すると考えられる。
よって、計量ホッパkの計量値の経時変化が、減少方向にある場合、診断プログラムは、k番目の計量ホッパkのゲートが故障していると診断して、ステップS202からステップS203に進む。
ステップS203では、組合せ秤2の診断結果(k番目の計量ホッパkのゲートが故障)が、適宜の報知手段(例えば、図2に示した制御装置40の操作設定表示器27)により作業者に報知される。その後、ステップS209において、「組合せ秤停止フラグ」がONにセットされ、組合せ秤2の故障診断の動作が終了する。一方、計量ホッパkの計量値の経時変化が、減少方向にない場合、診断プログラムは、ステップS202からステップS204に進む。
ステップS204では、計量ホッパkの計量値が、「0g」付近であるか否かが判定される。
「秤安定待時間」経過以降(計量タイミング)では、計量ホッパk内には、被計量物品Pが供給されているので、計量ホッパkの計量値は、「0g」とはならないはずである。そうであるにもかかわらず、計量ホッパkの計量値が、「0g」付近であれば、計量ホッパkの計量値は、正常な状態とは言えない。この場合、計量ホッパkに対応する供給ホッパkのゲートの軸受け部や連結機構の損壊により、「供給ホッパゲート開」(図5参照)において供給ホッパkのゲートを開けようとしても、供給ホッパkのゲートの継続的な全閉状態に陥っている可能性がある。また、計量ホッパkのゲートの軸受け部や連結機構の損壊により、計量ホッパkのゲートを閉めようとしても、計量ホッパkのゲートの継続的な全開状態に陥っている可能性もある。また、直進フィーダkの故障により、「直進フィーダON」(図5参照)において直進フィーダkの作動不能状態に陥っている可能性もある。
つまり、供給ホッパkのゲートが故障してゲートが全閉となった場合、または、直進フィーダkが故障して直進フィーダkが作動不能となった場合、計量ホッパkに被計量物品Pを供給できないので、計量ホッパkの計量値が「0g」付近になると考えられる。また、計量ホッパkのゲートが故障してゲートが全開となった場合、計量ホッパk内で被計量物品Pを保持できないので、計量ホッパkの計量値が「0g」付近になると考えられる。
但し、被計量物品Pの供給元である供給装置1が何等かの理由により故障しても、直進フィーダkに被計量物品Pを供給できないので、供給装置1における故障も考慮する必要がある。そこで、ステップS205において、トップコーン13に被計量物品Pがあるか否かが判定される。例えば、診断プログラムが、レベルセンサ12から出力されるレベル信号に基づいて、トップコーン13上の被計量物品Pの有無を判定してもよい。また、診断プログラムが、メインフィーダ14に内蔵された重量センサ(図示せず)から出力される重量信号に基づいて、トップコーン13上の被計量物品Pの有無を判定してもよい。
そこで、計量ホッパkの計量値の経時変化が、「0g」付近である場合、診断プログラムは、ステップS204からステップS205に進む。
ステップS205では、トップコーン13上の被計量物品Pの有無が判定される。トップコーン13上の被計量物品Pが存在する場合、診断プログラムは、k番目の計量ホッパkのゲート、または、k番目の計量ホッパkに対応するk番目の供給ホッパkのゲート、あるいは、k番目の計量ホッパkに対応するk番目の直進フィーダkが故障していると診断して、ステップS205からステップS208に進む。
ステップS208では、組合せ秤2の診断結果(k番目の計量ホッパkのゲート、k番目の供給ホッパkのゲート、および、k番目の直進フィーダkのうちの何れかが故障)が、適宜の報知手段(例えば、図2に示した制御装置40の操作設定表示器27)により作業者に報知される。その後、ステップS209において、「組合せ秤停止フラグ」がONにセットされ、組合せ秤2の故障診断の動作が終了する。
また、トップコーン13上の被計量物品Pが存在しない場合、診断プログラムは、直進フィーダkに被計量物品Pが供給されていないと診断して(例えば、供給装置1の故障と診断して)、ステップS205からステップS209に進む。その後、ステップS209において、「組合せ秤停止フラグ」がONにセットされ、組合せ秤2の故障診断の動作が終了する。一方、計量ホッパkの計量値の経時変化が、「0g」付近でない場合、診断プログラムは、ステップS204からステップS206に進む。
ステップS206では、計量ホッパkの計量値が、所定の基準重量以上の過量であるか否かが判定される。この基準重量として、例えば、計量ホッパkに投入される通常の被計量物品Pの合計重量の2倍程度を設定するとよい。
計量ホッパk内の被計量物品Pは、1計量サイクル毎に、集合シュート20に排出されるので、秤安定待時間」経過以降(計量タイミング)では、本来、計量ホッパkの計量値は、通常の被計量物品Pの合計重量から大きく逸れて過量とはならないはずである。そうであるにもかかわらず、計量ホッパkの計量値が、過量(例えば、通常の被計量物品Pの合計重量の2倍以上)であれば、計量ホッパkの計量値は、正常な状態とは言えない。この場合、計量ホッパkのゲートの軸受け部や連結機構の損壊により、「計量ホッパゲート開」(図5参照)において計量ホッパkのゲートを開けようとしても、計量ホッパkのゲートの継続的な全閉状態に陥っている可能性がある。つまり、計量ホッパkのゲートが故障してゲートが全閉となった場合、計量ホッパkから集合シュート20に被計量物品Pを排出できない。このため、計量ホッパKにおいて、先発の被計量物品Pと後続の被計量物品Pとが合算されるので、計量ホッパkの計量値が過量になると考えられる。
よって、計量ホッパkの計量値が過量の場合、診断プログラムは、k番目の計量ホッパkのゲートが故障していると診断して、ステップS206からステップS207に進む。
ステップS207では、組合せ秤2の診断結果(k番目の計量ホッパkのゲートが故障)が、適宜の報知手段(例えば、図2に示した制御装置40の操作設定表示器27)により作業者に報知される。その後、ステップS209において、「組合せ秤停止フラグ」がONにセットされ、組合せ秤2の故障診断の動作が終了する。一方、計量ホッパkの計量値が過量でない場合、診断プログラムは、組合せ秤2が故障していないと診断して、ステップS209での「組合せ停止フラグ」をONにセットすることなく、組合せ秤2の故障診断を終える。
以上に述べたとおり、本実施形態の生産システム100の組合せ秤2は、n個(nは2以上の整数)の供給ホッパ171nと、供給ホッパ171n毎に対応して配され、供給ホッパ171nから供給される被計量物品Pの重量を計量するn個の計量ホッパ181nと、計量ホッパ181n毎に対応して配され、計量ホッパ181n内の被計量物品Pの重量を検知できるn個のロードセル191nと、を有している。
この組合せ秤2では、組合せ秤2の「秤安定待時間」経過以後の計量タイミングにおいて、ロードセル191nにおける被計量物品Pの合計重量が所定の重量範囲となる計量ホッパ181nの組合せを選択する組合せ処理が実行され、選択された計量ホッパ181n内の被計量物品Pが、組合せ物品として外部に排出されている。また、本実施形態では、各種の検出装置により、組合せ物品の異常の有無が検出されている。この検出装置の例としては、本実施形態では、X線異物検出装置4と、重量選別機5と、包装機3と、がある。そして、組合せ秤2(制御装置40)が、検出装置からの検出信号を受信した場合、上述の計量タイミングにおいて、組合せ秤2の故障診断が実行される。
このようにして、組合せ秤2の故障診断を発動するタイミングが、X線異物検出装置4などの検出装置により出力される検出信号(異物検出信号など)を契機として適切に設定されているので、組合せ秤2のホッパなどの故障を速やかに検出できる。よって、組合せ秤2の早期復帰が可能になり、組合せ秤2の歩留向上や効率化を図れる。
例えば、上述のとおり、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパkの計量値が、サンプル回数分サンプリングされ、かつ、サンプリングされた計量値の経時変化が、増加方向にある場合、k番目の計量ホッパkに対応するk番目の供給ホッパkのゲートの開閉に何等かの不都合が生じ、当該ゲートが故障していると診断される。
これにより、組合せ秤2の供給ホッパ171nのゲート故障を速やかに検出できるので、組合せ秤2の供給ホッパ171nの早期復帰が可能になる。
また、サンプリングされた計量値の経時変化が、減少方向にある場合、または、サンプリングされた計量値が、所定の基準重量以上の過量である場合、k番目の計量ホッパkのゲートの開閉に何等かの不都合が生じ、当該ゲートが故障していると診断される。
これにより、組合せ秤2の計量ホッパ181nのゲート故障を速やかに検出できるので、組合せ秤2の計量ホッパ181nの早期復帰が可能になる。
また、本実施形態の組合せ秤2は、供給ホッパ171n毎に対応して配され、被計量物品Pを供給ホッパ171nに供給するn個の直進フィーダ161nを備えており、本実施形態では、以下の組合せ秤2の故障診断を行うこともできる。
上述のサンプリングされた計量値がゼロ付近であり、かつ、k番目の計量ホッパに対応するk番目の直進フィーダkに被計量物品Pが供給されている場合、k番目の計量ホッパのゲート、k番目の計量ホッパkに対応するk番目の供給ホッパのゲート、または、k番目の計量ホッパkに対応するk番目の直進フィーダが、故障していると診断される。
これにより、組合せ秤2の故障(供給ホッパ171nのゲート、計量ホッパ181nのゲート、または、直進フィーダ161nの故障)を速やかに検出できるので、組合せ秤2の早期復帰が可能になる。
なお、上述のとおり、レベルセンサ12から出力されるレベル信号やメインフィーダ14に内蔵された重量センサから出力される重量信号に基づいて、トップコーン13上の被計量物品Pの有無を判定でき、ひいては、k番目の直進フィーダkに被計量物品Pが供給されているか否かを把握することができる。また、k番目の計量ホッパkの両隣に位置する(k+1)番目の計量ホッパ(k+1)、または、(k−1)番目の計量ホッパ(k−1)の計量値を確認することにより、k番目の直進フィーダkに被計量物品Pが供給されているか否かを把握してもよい。
(変形例)
図8は、本発明の変形例による生産システムの構成例を示した模式図である。図9は、図8の生産システムの制御ブロック図である。
上述の実施形態の生産システム100では、組合せ物品の異常を検出可能な検出装置の例として、X線異物検出装置4、重量選別機5、および、包装機3を例示した。本変形例の生産システム110では、図9に示すように、X線異物検出装置4に代えて、組合せ物品中の金属を検出できる金属検出装置7が用いられている。
そこで、検出装置の一例として金属検出装置7を用いる場合の生産システム110の制御内容について述べる。なお、本変形例による生産システム110の他の構成や動作は、上述の実施形態の生産システム100の構成や動作と同じであるため、これらの説明は省略する。
図9に示すように、金属検出装置7において、組合せ物品(包装品)中に何等かの金属が検出された場合、金属検出装置7から組合せ秤2の制御装置40に「金属検出信号」が送信される。この場合、制御装置40(CPU26)は、金属検出装置7から出力された「金属検出信号」を、組合せ秤2での被計量物品Pの組合せ処理の異常を知らせる検出信号として、この信号を基に、組合せ秤2の組合せ処理を一時的に中断させたうえで、上述の組合せ秤2の故障診断を実行する。なお、金属検出装置7は、図9に示すように、「金属検出信号」を、重量選別機5を経由して振分装置6にも送信する。これにより、金属を含んだ包装品は、振分装置6により生産ライン上から適切に排除される。
本発明によれば、組合せ秤の故障診断を発動するタイミングを適切に設定することにより、組合せ秤のホッパなどの故障を速やかに検出して、組合せ秤の歩留向上や効率化を図れる。よって、本発明は、適量の被計量物品の組合せを求める組合せ秤を有する生産システムに有用である。
本発明の実施形態による生産システムの構成例を示した模式図である。 図1の生産システムの物品供給系の構成例を示した模式図である。 図1の生産システムの制御ブロック図である。 本発明の実施形態の生産システムの動作を示したフローチャートである。 組合せ秤の運転サイクル例を示したタイミング図である。 図4のステップS17における計量ホッパの計量値サンプリング動作を示したフローチャートである。 図4のステップS18における組合せ秤の故障診断の動作を示したフローチャートである。 本発明の変形例による生産システムの構成例を示した模式図である。 図8の生産システムの制御ブロック図である。
符号の説明
1 供給装置
2 組合せ秤
3 包装機
4 X線異物検出装置
5 重量選別機
6 振分装置
7 金属検出装置
8、9 搬送コンベヤ
12 レベルセンサ
13 トップコーン
14 メインフィーダ
151n 直進フィーダパン
161n 直進フィーダ
171n 供給ホッパ
181n 計量ホッパ
191n ロードセル
20 集合シュート
21 集合ファンネル
22 振動制御回路
23 A/D変換回路
24 ゲート駆動回路
25 I/O回路
26 CPU
27 操作設定表示器
40 制御装置
100、110 生産システム
P 被計量物品

Claims (8)

  1. n個(nは2以上の整数)の供給ホッパ、前記供給ホッパ毎に対応して配され、前記供給ホッパから供給される被計量物品の重量を計量するn個の計量ホッパ、および、前記計量ホッパ毎に対応して配され、前記計量ホッパ内の前記被計量物品の重量を検知できるn個の計量センサを有しており、前記被計量物品が前記供給ホッパから前記計量ホッパに投入されてから一定時間以後の計量タイミングにおいて、前記計量センサにおける前記被計量物品の合計重量が所定の重量範囲となる前記計量ホッパの組合せを選択する組合せ処理を実行するとともに、前記選択された計量ホッパ内の前記被計量物品を組合せ物品として外部に排出する組合せ秤と、
    前記組合せ物品の異常を検出可能な検出装置と、
    を備え、
    前記組合せ秤が前記検出装置からの検出信号を受信した場合、前記計量タイミングにおいて、前記組合せ秤の故障診断が実行される生産システム。
  2. 前記故障診断において、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパの計量値が、所定のサンプル回数分、サンプリングされ、かつ、前記サンプリングされた計量値の経時変化が増加方向にある場合、前記k番目の計量ホッパに対応するk番目の供給ホッパが故障していると診断される請求項1記載の生産システム。
  3. 前記故障診断において、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパの計量値が、所定のサンプル回数分、サンプリングされ、かつ、前記サンプリングされた計量値の経時変化が減少方向にある場合、または、前記サンプリングされた計量値が、所定の基準重量以上の過量である場合、前記k番目の計量ホッパが故障していると診断される請求項1記載の生産システム。
  4. 前記組合せ秤は、前記供給ホッパ毎に対応して配され、前記被計量物品を前記供給ホッパに供給するn個の供給器を備え、
    前記故障診断において、k番目(kは1以上、n以下の整数)の計量ホッパの計量値が、所定のサンプル回数分、サンプリングされ、前記サンプリングされた計量値がゼロ付近であり、かつ、前記k番目の計量ホッパに対応するk番目の前記供給器に前記被計量物品が供給されている場合、前記k番目の計量ホッパ、前記k番目の計量ホッパに対応するk番目の供給ホッパ、または、前記k番目の供給器が、故障していると診断される請求項1記載の生産システム。
  5. 前記検出装置は、前記組合せ物品中の異物を検出可能なX線異物検出装置であり、前記検出信号は、前記X線異物検出装置を用いて前記組合せ物品中に異物が検出された際に、前記X線異物検出装置から出力される信号である請求項1乃至4の何れかに記載の生産システム。
  6. 前記検出装置は、前記組合せ物品中の金属を検出可能な金属検出装置であり、前記検出信号は、前記金属検出装置を用いて前記組合せ物品中に金属が検出された際に、前記金属検出装置から出力される信号である請求項1乃至4の何れかに記載の生産システム。
  7. 前記検出装置は、前記組合せ物品の重量を検出可能な重量選別機であり、前記検出信号は、前記重量選別機を用いて所定の重量範囲外の前記組合せ物品が、所定の頻度で検出された際に、前記重量選別機から出力される信号である請求項1乃至4の何れかに記載の生産システム。
  8. 前記検出装置は、前記組合せ物品を包装可能な包装機であり、前記検出信号は、前記包装機において前記組合せ物品のシール不良があった際に、前記包装機から出力される信号である請求項1乃至4の何れかに記載の生産システム。
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