JP3346729B2 - スターホイール装置 - Google Patents

スターホイール装置

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JP3346729B2
JP3346729B2 JP29047997A JP29047997A JP3346729B2 JP 3346729 B2 JP3346729 B2 JP 3346729B2 JP 29047997 A JP29047997 A JP 29047997A JP 29047997 A JP29047997 A JP 29047997A JP 3346729 B2 JP3346729 B2 JP 3346729B2
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伸也 真崎
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株式会社キリンテクノシステム
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各ポケットの吸着
カップを備え容器を搬送するためのスターホイール装置
に関し、特に、スターホイールの交換を容易にする装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】容器がはまりこむポケットが円周上に複
数あるスターホイールと、各ポケットに設けられ容器の
側面を吸着する吸着カップと、スターホイールの下面を
支持しスターホイールを脱着するネジを備えた支持板
と、支持板の下方に吸着カップと同数設けられ真空源ま
たは圧空源に連絡されたバルブと、各吸着カップとバル
ブとをつなぐ空気配管とからなるスターホイール装置が
ある。
【0003】飲料充填用の容器は、コンベヤで供給さ
れ、スターホイールのポケットにはまりこんで移送さ
れ、移送の途中で例えば、容器の口部がカメラにより検
査される。良品はコンベヤの下流に戻され、不良品は吸
着されて移送され排出される。バルブは、吸着位置から
排出位置の直前までは真空源に、排出位置では圧空源
に、回転継手を介して連絡される。不良品を吸着すると
きは、不良品信号によりバルブが開となり、吸着カップ
は真空源につながる。不良品を排出するときは、開のバ
ルブは圧空源につながり、空気配管内の真空破壊と掃除
とが行われる。
【0004】カメラの中心はポケットの中心に合わせて
あるため、直径の異なる容器を使用する場合は、スター
ホイールの交換と吸着カップの位置変更が必要となる。
近年、容器の種類が多いため前述の交換等の作業は短時
間でできることが要望されており、それぞれの容器に適
合したスターホイールと吸着カップとを一つのセットに
しておきセットごと交換する方式が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
セットで交換する方式でも、吸着カップとバルブとをつ
なぐ容器配管を一本ずつ脱着しなければならない。この
ため、空気配管を含めて交換を容易にする方式が要望さ
れている。本発明は上述の事情に鑑みなされたもので、
各ポケットに吸着カップをもつスターホイールを備えた
スターホイール装置において、スターホイールの交換を
吸着カップへの接続配管も含めて容易にできるスターホ
イール装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、容器がはまりこむポケットが円周上に複
数あるスターホイールと、各ポケットに設けられ容器の
側面を吸着する吸着カップと、スターホイールの下面を
支持しスターホイールを脱着するネジを備えた支持板
と、支持板の下方に吸着カップと同数設けられ真空源ま
たは圧空源に連絡されたバルブと、各吸着カップとバル
ブとをつなぐ空気配管とからなるスターホイール装置に
おいて、スターホイールと支持板とにポケットと同数の
同心貫通孔をあけ、スターホイール側の貫通孔の上面に
吸着カップからの空気配管を接続し、支持板側の貫通孔
の下面にバルブからの空気配管を接続し、支持板側の貫
通孔の上面に穴をあけ、上面にリップをもちリップの直
径が穴よりも小さい筒状のパッキンを穴内の貫通孔に接
続し、スターホイールを支持板に装着したときスターホ
イールの下面とパッキンのリップとの接触面でシールす
ることを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、空気配管が真空源につな
がれたとき、パッキン外面と穴との空間の大気圧に押さ
れてパッキンのリップはスターホイールの下面に密着す
るので、空気配管内の真空が保持される。次に、空気配
管が圧空源につながれたとき、パッキンのリップとスタ
ーホイールの下面との間から空気が漏れるが、漏れた空
気によりパッキン外面と穴との空間の圧力が上がり大気
圧とのバッファとなるので、パッキンからの漏れは小さ
く実用面で問題とならない。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るスターホイール装置の一
実施例を図1乃至図5を参照して説明する。図1は本発
明のスターホイール装置を用いた容器検査装置の全体構
成を示す平面図である。飲料充填用の容器1は、コンベ
ヤ2でスターホイール装置3のスターホイール5に供給
され、スターホイール5のポケット5aにはまりこんで
移送され、移送の途中で例えば、容器1の口部がカメラ
により検査される。良品はコンベヤ2の下流に戻され、
不良品は吸着されてターンテーブル25に移送される。
なお、符号26は容器1の胴部に係合するベルトであ
る。
【0009】図2は本発明のスターホイール装置の縦断
面図である。スターホイール装置3は、モータ(図示せ
ず)に連結された主軸4と、容器1がはまりこむポケッ
ト5aが円周上に複数あるスターホイール5と、各ポケ
ット5aに設けられ容器1の側面を吸着する吸着カップ
6と、主軸4に固定されるとともにスターホイール5の
下面を支持しスターホイール5を着脱するネジ7を備え
た支持板8と、支持板8と一体に設けられるとともに支
持板8の下方に位置し、内部に連絡路9a,9bを有す
る環状部9とを備えている。スターホイール装置3は、
さらに環状部9の下面と摺接する環状部10を有した略
円筒状の固定部11と、環状部9の外周部に位置し吸着
カップ6と同数設けられ真空源または圧空源に連絡され
たバルブ12と、各吸着カップ6と各バルブ12とをつ
なぐ空気配管13A,13Bとを備えている。
【0010】図3は図2の要部拡大図である。図2およ
び図3に示すように、スターホイール5と支持板8に
は、ポケット5aと同数の同心貫通孔14,15が形成
されている。そして、スターホイール5の貫通孔14の
上面に吸着カップ6からの空気配管13Aが接続され、
支持板8の貫通孔15の下面にバルブ12からの空気配
管13Bが接続されている。また支持板8の貫通孔15
の上面には穴16が形成されており、この穴16内に上
面にリップ17aをもちリップ17aの直径が穴16よ
りも小さい筒状のパッキン17が設けられている。筒状
のパッキン17の下部は貫通孔15に接続されている。
したがって、スタ−ホイール5を支持板8に装着したと
き、スタ−ホイール5の下面とパッキン17のリップ1
7aとの接触面でシールすることができる。
【0011】図4は図2のIV矢視図である。図2および
図4に示すように、環状部9内に形成されたポケット5
aと同数の連絡路9aは、環状部9の上面に開口すると
ともに外周面に開口している。また環状部9内に形成さ
れたポケット5aと同数の連絡路9bは、環状部9の下
面に開口するとともに外周面に開口している。そして、
前記バルブ12は、連絡路9a,9b間を開閉可能に接
続している。
【0012】図5は図2のV矢視図である。図2および
図5に示すように、固定部11の環状部10の上面に
は、連絡路9bと対面して連通可能な円弧状溝10aが
形成されており、この円弧状溝10aの中央部には貫通
孔10bが形成されている。貫通孔10bの下端開口部
は空気配管19を介して真空源に連絡されている。また
環状部10には、円弧状溝10aに隣接して設けられる
とともに連絡路9bと対面して連通可能な貫通孔10c
が形成されており、この貫通孔10cの下端開口部は空
気配管20を介して圧空源に連絡されている。そして、
回転側の環状部9の下面と固定側の環状部10の上面と
は互いに摺接する回転継手を構成している。
【0013】図2に示すように、前記固定部11の所定
位置で前記バルブ12の下方には、バルブ12の棒状の
作動部12aを押し上げてバルブ12を開くためのアク
チュエータ21が設けられている。また固定部11の上
方の所定位置には、バルブ12の作動部12aを押し下
げてバルブ12を閉じるためのカム23が設けられてい
る。
【0014】次に前述のように構成されたスターホイー
ル装置の作用を説明する。直径の異なる容器1を使用す
る場合には、スターホイール5と吸着カップ6とをセッ
トごと交換する。この場合、各ポケット5aに吸着カッ
プ6を具備したスターホイール5を支持板8上に載せ、
スターホイール5をネジ7によって支持板8に固定す
る。このとき、支持板8の穴16内に設けられたパッキ
ン17は、リップ17aがスターホイール5の下面に接
触する。この接触時に、リップ17aは、図3に示すよ
うに破線の状態から実線の状態に変形する。
【0015】スターホイール装置3が稼働して、バルブ
12が開となって空気配管13Bが真空源につながれた
とき、パッキン17の外面と穴16との空間の大気圧に
押されてパッキン17のリップ17aはスターホイール
5の下面に密着するので、空気配管13B内の真空が保
持される。次に、空気配管13Bが圧空源につながれた
とき、パッキン17のリップ17aとスターホイール5
の下面との間から空気が漏れるが、漏れた空気によりパ
ッキン17の外面と穴16との空間の圧力が上がり大気
圧とのバッファとなるので、パッキン17からの漏れは
小さく実用面で問題とならない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ターホイールとスターホイール支持板との合わせ面が各
吸着カップとバルブとをつなぐ空気配管の接続部となる
ので、スターホイールの交換にあたって空気配管一本ず
つの脱着がなくなりスターホイールの交換が容易とな
る。
【0017】また、スターホイールの下面とパッキンの
リップとの接触面でシールするので、Oリングを用いる
ときのような正確な位置合わせ加工が不要であり、フラ
ンジを用いるときのような大きな締付力も不要なので、
安価に製作でき小さい力で確実にシールできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスターホイール装置を用いた容器検査
装置の平面図である。
【図2】本発明に係るスターホイール装置の一実施例を
示す縦断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図2のIV矢視図である。
【図5】図2のV矢視図である。
【符号の説明】
1 容器 2 コンベヤ 3 スターホイール装置 4 主軸 5 スターホイール 5a ポケット 6 吸着カップ 7 ネジ 8 支持板 9,10 環状部 11 固定部 12 バルブ 13A,13B,19,20 空気配管 14,15 貫通孔 16 穴 17 パッキン 17a リップ 21 アクチュエータ 23 カム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器がはまりこむポケットが円周上に複
    数あるスターホイールと、各ポケットに設けられ容器の
    側面を吸着する吸着カップと、スターホイールの下面を
    支持しスターホイールを脱着するネジを備えた支持板
    と、支持板の下方に吸着カップと同数設けられ真空源ま
    たは圧空源に連絡されたバルブと、各吸着カップとバル
    ブとをつなぐ空気配管とからなるスターホイール装置に
    おいて、 スターホイールと支持板とにポケットと同数の同心貫通
    孔をあけ、スターホイール側の貫通孔の上面に吸着カッ
    プからの空気配管を接続し、支持板側の貫通孔の下面に
    バルブからの空気配管を接続し、支持板側の貫通孔の上
    面に穴をあけ、上面にリップをもちリップの直径が穴よ
    りも小さい筒状のパッキンを穴内の貫通孔に接続し、ス
    ターホイールを支持板に装着したときスターホイールの
    下面とパッキンのリップとの接触面でシールすることを
    特徴とするスターホイール装置。
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