JP2004233081A - 缶ボトムチャック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インフィードシュート4から連続的に供給される缶20をスターホイール2の各凹部3で順次受け取り、受け取った缶20をスターホイール2の回転により順次検査部7に搬送し、検査部7において検査手段により順次検査を行って良否の判別をし、スターホイール2の回転により良品をディスチャージシュート5に搬送し、ディスチャージシュート5を介して外部に排出する光検査装置に用いられる。スターホイール2の各凹部3に対応する部分にそれぞれ設けられ、各凹部3に受け取った缶20の底部に当接して缶20を支持する缶20の底面積よりも大きい扇形状のスピンドルフェース12を備える。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、缶ボトムチャックに関し、特に、缶のピンホール、亀裂等の有無を光により検査する光検査装置に用いられ、検査中に缶を支持して缶の姿勢が乱れるのを防止する缶ボトムチャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、絞りしごき成形によって製造されるツーピース缶は、内圧が高いビール、炭酸飲料等の缶として有効であるが、成形過程において、缶胴や缶底にピンホール、亀裂等が発生し易いことから、成形後に光検査装置を用いてピンホール、亀裂等の有無を検出している。
【0003】
この種の光検査装置に用いられる缶ボトムチャックの一例として、光透過性を有する素材からなる円板状のスピンドルフェースと、スピンドルフェースの背面側に設けられるとともに、スピンドルフェースを透過したライトからの光を反射させる円板状の反射板と、反射板に埋設されるマグネットと、反射板及びスピンドルフェースを貫通する通気路と、通気路に接続される真空ポンプとを備えた缶ボトムチャックが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−210924号公報
【0005】
そして、上記のような構成の缶ボトムチャックのスピンドルフェースにスターホイールによって搬送されてくる缶の底部をマグネットと真空ポンプとの協働により吸着し、この状態で缶を検査部に搬送し、缶の開口部をフランジシールに密着させ、ライトから缶の缶胴に光を照射し、スピンドルフェースを透過して反射板で反射した反射光を缶底に照射させ、缶胴及び缶底のピンホール、亀裂等の有無の検査を行う。
【0006】
そして、缶胴、缶底にピンホール、亀裂等がある場合には、それらを通過した光がセンサによって検出されて不良品として判定される。缶胴、缶底にピンホール、亀裂等がない場合には、センサは作動せず、良品として判定される。
【0007】
そして、検査終了後に、缶は良品と不良品とに分離され、不良品はリジェクトシュートを介して外部に排出され、良品はディスチャージシュートを介して外部に排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような構成の缶ボトムチャックにあっては、図8に示すように、スピンドルフェース32が円板状に形成されるとともに、周方向に隣接するスピンドルフェース32、32間に所定の隙間が形成されているため、検査部において検査が終了した缶20を良品としてディスチャージシュート37に搬送する場合に、斜線で示す部分に缶20を支持しない隙間Aが形成されてしまう。このため、その位置において缶20を支持することができなくなり、インフィードシュート36からスターホイール35を介して高速で連続して搬送されてくる缶20の姿勢が乱れてしまい、機械的なトラブル発生の原因となる。特に、缶20が、口金部にネジが形成されるいわゆるボトル缶の場合には、重心が缶20の中心からずれてしまうため、姿勢が乱れ易く、機械的なトラブルが頻繁に発生し、検査効率が著しく低下してしまう。
【0009】
上記ような缶の姿勢の乱れによる機械的なトラブルの発生を防止するため、インフィードシュートから供給される缶を受け取る受け取り用スターホイールと、検査部に缶を搬送する搬送用スターホイールと、検査が終了した缶をディスチャージシュートに搬送する排出用スターホイールとを備えたものが提案されている。しかし、このようなものにあっては、装置全体が大型化するとともに、設備費が高くついてしまうため、実用的ではない。
【0010】
本発明は、前記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、インフィードシュートから供給される缶を姿勢が乱れることなく高速で検査部に搬送することができるとともに、検査が終了した缶を姿勢が乱れることなく高速でディスチャージシュートに搬送して外部に排出することができ、これにより検査効率を大幅に高めることができ、また、全体を小型化することができるとともに、設備費を安く抑えることができる缶ボトムチャックを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために、以下のような手段を採用している。すなわち、請求項1に係る発明は、インフィードシュートから連続的に供給される缶をスターホイールの各凹部で順次受け取り、受け取った缶をスターホイールの回転により順次検査部に搬送し、検査部において検査手段により順次検査を行って良否の判別をし、スターホイールの回転により良品をディスチャージシュートに搬送し、ディスチャージシュートを介して外部に排出する光検査装置に用いられる缶ボトムチャックであって、前記スターホイールの各凹部に対応する部分にそれぞれ設けられ、各凹部に受け取った缶の底部に当接して該缶を支持する該缶の底面積よりも大きい扇形状のスピンドルフェースを備えてなることを特徴とする。
この発明による缶ボトムチャックによれば、インフィードシュートからスターホイールの各凹部に供給される缶は、各凹部に対応する部分に設けられている扇形状のスピンドルフェースに底部が当接することにより支持され、姿勢が乱れることなく検査部に搬送されて検査され、検査が終了した後にディスチャージシュートに搬送さ、ディスチャージシュートを介して外部に排出されることになる。
【0012】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の缶ボトムチャックであって、前記スピンドルフェースは、前記スターホイールの中心を中心とする同心円上に周方向に向かって連続して設けられ、周方向に隣接するものの側面同士が互いに近接又は接して配置されていることを特徴とする。
この発明による缶ボトムチャックによれば、隣接するスピンドルフェースの側面間には隙間が形成されていないので、缶がスピンドルフェースから離れてディスチャージシュートに投入されるときも、缶の底部は何れかのスピンドルフェースによって支持されて姿勢が乱れるのが防止されることになる。
【0013】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の缶ボトムチャックであって、前記スピンドルフェースは、光透過性を有する透明体又は半透明体からなるものであって、缶と反対側の面に略同じ大きさの扇形状の反射板が設けられていることを特徴とする。
この発明による缶ボトムチャックによれば、スピンドルフェースを透過した光は、スピンドルフェースと略同じ大きさの扇形状の反射板で反射して缶の底部に照射されることになる。
【0014】
請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れかに記載の缶ボトムチャックであって、前記スピンドルフェースの前記缶との当接面に、スピンドルフェースよりも硬質の材料からなるピンを設けたことを特徴とする。
この発明による缶ボトムチャックによれば、スピンドルフェースに繰り返し缶の底部が当接しても、スピンドルフェースの缶との当接面には硬質の材料からなるピンが設けられているので、傷がついたり摩耗したりするのが防止されることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2には、本発明による缶ボトムチャックの一実施の形態が示されていて、この缶ボトムチャック11は、絞りしごき成形によって製造されるツーピース缶や口部がネジに形成される缶等の缶のピンホール、亀裂等の検査の有無を検出する光検査装置に有効に用いられるものである。
【0016】
光検査装置1は、外周面に複数の凹部3が所定の間隔ごとに連続して設けられるとともに、駆動源に連結されて回転可能な円板状の一対のスターホイール2と、スターホイール2の上方に設けられるインフィードシュート4と、スターホイール2の下方に設けられるディスチャージシュート5と、ディスチャージシュート5に連設されるリジェクトシュート6と、スターホイール2に連設される検査部7とを備えている。
【0017】
インフィードシュート4は、成形が終了した缶20を連続してスターホイール2側に供給するものであって、約25度の角度で傾斜して設けられ、先端がスターホイール2の凹部3よりも内方に位置するようになっている。インフィードシュート4の上下面及び両側面にガイドが設けられ、これらのガイドによって缶20を姿勢を整えた状態でスターホイール2側に供給するようになっている。
【0018】
スターホイール2は、図中矢印方向(半時計回り)に回転可能に設けられるものであって、各凹部3の回転方向の後端部でインフィードシュート4から供給される缶20を受け取り、その状態で回転することにより回転方向前方側に位置している検査部7に缶20を搬送するようになっている。
【0019】
検査部7は、スターホイール2の各凹部3に位置している缶20の先端を密着させる図3〜図6に示すフランジシール8と、缶20に光を照射するライト9と、フランジシール8の中心部に設けられて、缶20のピンホール、亀裂等を通過する光を検出するセンサ10とを備えている。
【0020】
ライト9は、スターホイール2の各凹部3に位置している缶10の径方向内方及び外方にそれぞれ設けられ、缶20の全周に余すところ無く光を照射するように構成されている。
【0021】
リジェクトシュート6は、検査部7の検査でピンホール、亀裂等が検出された缶20を排出させるためのものであって、スターホイール2の下方のディスチャージシュート5の回転方向前方側に設けられるようになっている。
【0022】
ディスチャージシュート5は、スターホイール2の斜め下方に約10度の角度で傾斜して設けられるものであって、検査部7の検査でピンホール、亀裂等が検出されなかった缶20を排出させるものである。ディスチャージシュート5の上下面及び両側面にはガイドが設けられ、これらのガイドによって缶20を姿勢を整えた状態で外部に排出するようになっている。
【0023】
上記のような構成の光検査装置1に用いられる本発明による缶ボトムチャック11は、スターホイール2の各凹部3に対応する部分にそれぞれ設けられる扇形状をなすスピンドルフェース12と、スピンドルフェース12の背面側に密着した状態で設けられるスピンドルフェース12と同じ大きさの扇形状の反射板13と、反射板13の背面側に設けられるアダプター14と、アダプター14に連結されるスピンドル15とを備えている。
【0024】
各缶ボトムチャック11の各スピンドルフェース12は、スターホイール2の中心を中心とする同心円上に連続して設けられ、隣接するスピンドルフェース12、12の側面同士が互いに近接又は接して配置されて、両者間に隙間があっても極僅かな隙間となるように、或いは隙間が形成されないように構成されている。
【0025】
各スピンドルフェース12は、光透過性を有する半透明体又は透明体からなるものであって、例えばアクリル樹脂等が挙げられる。各スピンドルフェース12の前面(反射板13と反対側の面)には、インフィールドシュート4からスターホイール2に供給される缶20の底部が当接するようになっている。この場合、各スピンドルフェース12の缶20との当接面には、複数箇所にスピンドルフェース12よりも硬質の材料(例えば鋼材)等からなるピン(図示せず)が埋設され、缶20が当接することによってスピンドルフェース12が摩耗したり、傷が付いたりするのを防止している。各スピンドルフェース12の中央部には、スピンドル15、アダプター14、及び反射板13を貫通する通孔16に連通する吸引孔(図示せず)が開口し、通孔16に接続される真空ポンプ(図示せず)を作動させることにより、通孔16及び吸引孔を介してスピンドルフェース12の前面側に缶20の底部が真空吸着されるようになっている。
【0026】
そして、上記のように構成した光検査装置1によって成形された缶20のピンホール、亀裂等の有無の検査を行うには、インフィールドシュート4から連続して供給される缶20をスターホイール2の各凹部3でそれぞれ受け取り、スターホイール2の回転により各凹部3で受け取った各缶10を順次検査部7に搬送する。
【0027】
この場合、インフィールドシュート4からスターホイール2の凹部3に供給される缶10は、凹部3に対応する部分に設けられている缶ボトムチャック11のスピンドルフェース12の前面に底部が接触することにより姿勢が整えられた状態で凹部3内に供給され、図3に示すように、缶ボトムチャック11の真空ポンプの作動によりスピンドルフェース12の前面側に真空吸着される。
【0028】
そして、真空吸着された状態でスターホイール2によって検査部7に搬送され、検査部7において、図4に示すように、缶ボトムチャック11が矢印の方向に前進することにより、缶20の先端部がフランジシール8側に密着し、この状態で、図5に示すように、フランジシール8内にエアーを供給することにより、缶20はフランジシール8とスピンドルフェース12との間で保持される。
【0029】
そして、図6に示すように、ライト9から缶20の缶胴に向けて光を照射し、一部の光をスピンドルフェース12を透過させて反射板13で反射させて缶底に照射し、フランジシール8の中心部に設けられているセンサ10によって缶胴及び缶底のピンホール、亀裂等の有無を検出する。この場合、反射板13は、スピンドルフェース12と同じ大きさの扇形状に形成されているので、スピンドルフェース12を透過した光を効率良く反射させて缶20の底部に照射することができる。
【0030】
そして、図7に示すように、検査部7で検査が終了した缶20のうち、ピンホールや亀裂等が見つかった缶20は、不良品としてリジェクトシュート6の上方において缶ボトムチャック11による吸着状態を解除することにより、リジェクトシュート6を介して外部に排出し、ピンホールや亀裂等が見つからなかった缶20は、良品としてディスチャージシュート5の位置において缶ボトムチャック11による吸着状態を解除することにより、ディスチャージシュート5を介して外部に排出する。
【0031】
この場合、缶ボトムチャック11による吸着状態を解除しても、周方向に隣接する缶ボトムチャック11のスピンドルフェース12、12の側面間には隙間が形成されていないので、缶20がスピンドルフェース2から離れてディスチャージシュート5内に投入されるときにおいても、缶20の底部は周方向に隣接する何れかのスピンドルフェース12に接触して支持されることになるので、姿勢が乱れるようなことはなく、姿勢が整った状態でディスチャージシュート5内に投入されることになる。
【0032】
従って、ディスチャージシュート5に投入されるときに缶10の姿勢が乱れて機械的なトラブルが発生するようなことはなく、高速でインフィードシュート4からスターホイール2へ缶20を供給し、スターホイール2によって缶20を高速で検査部7へ搬送し、検査が終了した缶20を高速でディスチャージシュート5に搬送して、外部に排出することができることになる。この結果、口部がネジに形成される缶20であっても、缶20の姿勢が乱れることによって機械的なトラブルが発生するようなことはなく、そのような種類の缶であっても検査効率を大幅に高めることができることになる。また、一つのスターホイール2があればよいので、全体を大型化することなく、設備費が高くつくようなことがなく、小型化で安価な設備で効率良く缶20のピンホール、亀裂等の有無の検査を行うことができることになる。
【0033】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の請求項1に記載の缶ボトムチャックによれば、インフィードシュートからスターホイールの各凹部に供給される缶は、各凹部に対応する部分に設けられている缶の底面積よりも大きい扇形状のスピンドルフェースに底部が当接することにより支持され、姿勢が乱れることなく検査部に搬送されて検査され、検査が終了した後に姿勢が乱れることなくディスチャージシュートに搬送されて、ディスチャージシュートを介して外部に排出されることになる。従って、缶の口部にネジが形成されていて、重心が中心からずれているようなタイプの缶であっても、搬送の途中において姿勢が乱れるようなことはなく、そのようなタイプの缶であっても、検査の効率を大幅に高めることができることになる。
【0034】
また、請求項2に記載の缶ボトムチャックによれば、スピンドルフェースは、スターホイールの中心を中心とする同心円上に周方向に向かって連続して設けられ、周方向に隣接するものの側面同士が互いに近接又は接して配置されているので、缶がスピンドルフェースから離れてディスチャージシュートに投入されるときであっても、缶の底部は周方向に隣接する何れかのスピンドルフェースによって支持され、姿勢が乱れるのが防止されることになる。従って、缶の口部にネジが形成されていて、重心が中心からずれているようなタイプの缶であっても、ディスチャージシュートに投入されるときに姿勢が乱れるようなことはなく、そのようなタイプの缶であっても、検査の効率を大幅に高めることができることになる
【0035】
さらに、請求項3に記載の缶ボトムチャックによれば、スピンドルフェースは、光透過性を有する透明体又は半透明体からなるものであって、缶と反対側の面に略同じ大きさの扇形状の反射板が設けられているので、スピンドルフェースを透過した光を効率良く反射させて缶の底部に照射させることができる。従って、缶の底部側のピンホール、亀裂等の有無の検査精度を高めることができる。
【0036】
そして、請求項4に記載の缶ボトムチャックによれば、スピンドルフェースの缶との当接面には、スピンドルフェースよりも硬質の材料からなるピンが設けられているので、スピンドルフェースに繰り返し缶の底部が当接しても、スピンドルフェースの缶との当接面が傷がついたり摩耗したりするようなことはなく、長期的に安定して缶を支持することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による缶ボトムチャックが用いられる光検査装置の一例を示した概略図である。
【図2】本発明による缶ボトムチャックの一実施の形態を示した概略図である。
【図3】本発明による缶ボトムチャックの動作を示した説明図であって、缶ボトムチャックに缶を吸着した状態を示した説明図である。
【図4】本発明による缶ボトムチャックの動作を示した説明図であって、缶ボトムチャックを移動させて缶の先端をフランジシールに接触させた状態を示した説明図である。
【図5】本発明による缶ボトムチャックの動作を示した説明図であって、フランジシールにエアーを供給した状態を示した説明図である。
【図6】本発明による缶ボトムチャックの動作を示した説明図であって、缶に光を照射した状態を示した説明図である。
【図7】本発明による缶ボトムチャックの動作を示した説明図であって、缶ボトムチャックによる缶の吸着を解除した状態を示した説明図である。
【図8】従来の缶ボトムチャックの一例を示した概略図である。
【符号の説明】
1 光検査装置
2 スターホイール
3 凹部
4 インフィードシュート
5 ディスチャージシュート
7 検査部
11 缶ボトムチャック
12 スピンドルフェース
13 反射板
20 缶
Claims (4)
- インフィードシュートから連続的に供給される缶をスターホイールの各凹部で順次受け取り、受け取った缶をスターホイールの回転により順次検査部に搬送し、検査部において検査手段により順次検査を行って良否の判別をし、スターホイールの回転により良品をディスチャージシュートに搬送し、ディスチャージシュートを介して外部に排出する光検査装置に用いられる缶ボトムチャックであって、前記スターホイールの各凹部に対応する部分にそれぞれ設けられ、各凹部に受け取った缶の底部に当接して該缶を支持する該缶の底面積よりも大きい扇形状のスピンドルフェースを備えてなることを特徴とする缶ボトムチャック。
- 請求項1に記載の缶ボトムチャックであって、前記スピンドルフェースは、前記スターホイールの中心を中心とする同心円上に周方向に向かって連続して設けられ、周方向に隣接するものの側面同士が互いに近接又は接して配置されていることを特徴とする缶ボトムチャック。
- 請求項1又は2に記載の缶ボトムチャックであって、前記スピンドルフェースは、光透過性を有する透明体又は半透明体からなるものであって、缶と反対側の面に略同じ大きさの扇形状の反射板が設けられていることを特徴とする缶ボトムチャック。
- 請求項1から3の何れかに記載の缶ボトムチャックであって、前記スピンドルフェースの前記缶との当接面に、スピンドルフェースよりも硬質の材料からなるピンを設けたことを特徴とする缶ボトムチャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003018892A JP2004233081A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 缶ボトムチャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003018892A JP2004233081A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 缶ボトムチャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004233081A true JP2004233081A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32948905
Family Applications (1)
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JP2003018892A Pending JP2004233081A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 缶ボトムチャック |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010116805A1 (ja) * | 2009-03-28 | 2010-10-14 | 株式会社フジシールインターナショナル | 搬送ユニット |
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2003
- 2003-01-28 JP JP2003018892A patent/JP2004233081A/ja active Pending
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