JPH09236553A - 異物検査装置 - Google Patents

異物検査装置

Info

Publication number
JPH09236553A
JPH09236553A JP34552896A JP34552896A JPH09236553A JP H09236553 A JPH09236553 A JP H09236553A JP 34552896 A JP34552896 A JP 34552896A JP 34552896 A JP34552896 A JP 34552896A JP H09236553 A JPH09236553 A JP H09236553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
foreign matter
inspection
conveyor
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34552896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2828965B2 (ja
Inventor
Hideaki Maeda
英昭 前田
Masatoshi Miyamoto
正敏 宮本
Shozaburo Hayashi
昭三郎 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP34552896A priority Critical patent/JP2828965B2/ja
Publication of JPH09236553A publication Critical patent/JPH09236553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2828965B2 publication Critical patent/JP2828965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明容器に封入された内容物に異物が混入し
ている異物の目視検査を精度良く行えるようにする。 【解決手段】 異物検査装置13には、コンベヤ22
と、コンベア移動方向に所定の間隔を置いて固定した複
数のブラケット25と、コンベヤ移動方向と平行な支軸
28を介してブラケットに揺動自在に設けたホルダ27
と、ホルダに上記支軸と直交する方向に設けた回転軸3
0と、該回転軸の一端側に設けた容器保持(チャック)
機構33と、ブラケットが所定の検査領域10、11に
搬送されると回転軸を回転させる回転ローラ67、68
と、検査領域で容器を照明する光ファイバ73と、検査
領域で回転軸の揺動角度を変更するガイド溝66とを設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイアル容器、ア
ンプル容器、シリンジ容器等の透明容器内に封入された
液や粉体などの内容物に存在するかもしれない異物を検
出するための装置、特に上記透明容器を連続的に搬送し
ながら異物の有無を目視で確認するのに好適な検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種の検査装置として、例えば、特開平3−148052
号で提案されたものがある。この検査装置は、図8に示
すように、バイアル瓶100を連続搬送するコンベヤ1
01を備えている。操作時、コンベヤ101は間欠的に
停止され、そのとき昇降部材102のグリッパ103で
複数(4本)のバイアル瓶を持ち上げて回転させる。そ
して、照明装置104でバイアル瓶100をその下方か
ら照明し、バイアル瓶100の中に異物が有るか否か検
査員が目視で検査する。バイアル瓶中に異物が確認され
た場合、その確認情報を記憶装置(図示せず)に記憶さ
せておき、検査終了後に下流の不良品取出位置で上記記
憶させた不良品が取り除かれる。
【0003】上記検査装置では、一群(4本)のバイア
ル瓶に対して、バイアル瓶を昇降部材で把持して上昇す
る工程と、照明装置をバイアル瓶の下方に移動させる工
程と、昇降部材を回転しながら目視検査する工程と、照
明装置を退避させる工程と、昇降部材を下降してバイア
ル瓶をコンベヤに戻す工程が繰り返される。
【0004】そのために、動作が複雑で検査に時間がか
かり、生産性が低下する問題がある。また、昇降部材を
昇降し回転させる機構や照明装置を移動させる機構が必
要とされるので、検査装置が複雑で大型化する問題もあ
る。さらに、目視検査時にバイアル瓶の下部において照
明装置104の拡散板で光が拡散するため、この拡散さ
れた光が上方あるいは斜め上方から検査する検査員の目
に入り、浮きゴミ等の異物確認が困難である。さらにま
た、不良品を検出した場合に、検査員が記憶装置に不良
品を記憶させる操作と、その後記憶装置からの信号に基
づいて自動的に不良品を取り出す装置が必要で、手数が
かかるとともに、装置が複雑化・大型化する問題があ
る。
【0005】上記検査装置の外に、アンプル瓶用目視検
査装置が提供されている。この目視検査装置は図9
(A)、(B)に示す構成を有し、水平面に対して約7
5゜程度の角度をもって傾斜させた複数の回転搬送体1
11を備えている。各回転搬送体111は、モータに駆
動連結された回転軸112と、この回転軸112に所定
の間隔をおいて取り付けた2つのローラ113からな
る。アンプル瓶114はガイドレール115に沿って目
視検査領域に搬送され、そこで隣接する回転搬送体11
1のローラ113に接触して回転される。検査領域の上
下にはミラー117、118が配置され、背面側および
正面側の上下前方の3カ所に3つのライト119が設置
されており、これらのライト119で照明されたアンプ
ル瓶114が上下ミラー117、118に映し出され、
検査員120は上下ミラー117,118を見て異物の
有無を検査する。
【0006】上記検査装置では、アンプル瓶114が回
転されるのでその全周方向から検査できるが、透明アン
プル瓶の背後に回転ローラ113や他の部材が多く存在
している。また、ローラ113は黒色あるいは灰色で、
しかも検査中は常時回転している。そのため、ローラ1
13や他の部材が視界に入り、目視検査を邪魔してい
た。また、検査員の目が疲れる原因ともなっていた。さ
らに、検査員に対向する背面側のライト119からの光
が検査員の視野に入り、同様に目が疲れる原因の一つと
なっている。加えて、正面側の上下両方のライト119
からの光がアンプル瓶エッジ部分及び表面で乱反射し、
この乱反射光が上下ミラー117、118に写るため、
異物の確認がしにくい等の問題がある。特に、アンプル
瓶底部のエッジに光が乱反射すると、アンプル瓶の底部
に沈降している異物の確認が困難である。しかも、アン
プル瓶は一定の角度に設定されているので、アンプル瓶
底部側の見にくい隅部を違った角度から検査できない。
よって、容器自体の良否の検査はかなりの精度で行える
が、容器内に充填した液体中に含まれる異物の検出には
困難を極め、作業員の熟練度に応じて検査精度に大きな
差を生じるという問題がある。さらに、多数の回転軸を
モータに駆動連結しているため、構造が複雑で大型化す
る問題がある。
【0007】本発明は上記した従来の装置の問題点を解
消するためになされたもので、透明容器内に密封された
内容物中の異物を目視検査する場合に、容器の背面には
検査光を遮る物体を位置させず、照射した光により容器
のエッジで乱反射は発生させず、かつ、検査員の視野に
光源が入らないようにして検査員の目の疲労を抑制し、
これにより検査精度及び検査効率を上げることができる
装置を提供することを目的とする。さらに、検査時に、
容器の傾斜角度を変えるようにして検査精度をあげると
共に、不良品を検出した時は、検査員の操作で直ちに取
り出せるようにして、不良品取り出し機構を検査位置か
ら離れた場所に設ける必要がないようにしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、透明容器に密封された内容物に異物が
含まれているか否かを検査する装置は、コンベヤ上に略
水平方向の容器支持体を並列に設置して夫々揺動自在に
コンベヤに軸支し、各容器支持体に回転軸を回転自在に
貫通させて取り付け、該回転軸の前端に容器把持手段を
設けて、該容器把持手段で容器首部を把持した容器を略
水平方向にオーバーハングした状態でコンベヤにより搬
送されるようにする一方、上記回転軸の後側に自転ロー
ラを固定し、該自転ローラを回転駆動ローラと摺接させ
て回転軸を介して上記容器を自転させる一方、上記オー
バーハングした容器の前側下部に平行光線を出すライト
ガイドを設置し、該ライトガイドで容器を照射しながら
前側上方より検査する構成としている。
【0009】この異物検査装置では、容器支持体と容器
把持手段により容器を空中で略水平方向に保持させるこ
とができるので、容器の下には容器の背面に映る物体を
無くすことができ、検査時に容器のみを見ることができ
る。そのため、目視検査がしやすくなり、検査精度が上
がる。また、コンベヤにより連続搬送される容器把持手
段は検査領域で回転駆動ローラによって回転され、これ
により異物が容器内の一カ所に集中するので、異物の確
認が容易にできる。さらに、容器を傾斜させて、検査員
側に配置したライトガイドにより容器を照射できるの
で、検査員の目に照明光が入ることはない。そのため、
検査員の目に負担がかからず、長時間の検査によっても
目が疲れることはない。
【0010】本発明の他の形態では、上記容器把持手段
は、回転軸の先端部周囲に等間隔に配置され且つ回転軸
の中心軸を含む面に沿って揺動自在な複数の容器把持部
材と、これら容器把持部の先端部を中心軸に向けて付勢
する弾性部材とで構成されている。かかる構成によれ
ば、複数の容器把持部材の協働により検査対象の容器を
簡単に保持できる。
【0011】上記容器把持手段には、弾性部材の付勢力
に対抗して容器把持部材先端を中心軸から離れる方向に
移動させる解除部を設け、この解除部を操作することに
よって容器を着脱できるようにしてもよい。このような
構成を採用することにより、特別に容器の取り外し装置
を用いなくても、検査員が容器中の異物を確認した場合
には容器を保持手段から簡単に取り外すことができ、不
良品の排除ミスが防止できる。したがって、異物が混入
している容器を一旦記憶し、その後特別の装置で容器を
取り除くという措置が不要となり、装置全体を簡単かつ
安価に構成できる。
【0012】上記容器把持手段では、回転軸の中心軸と
容器の中心軸がほぼ一致するように、複数の容器把持部
材によって容器の首部を把持するのが好ましい。これに
より、容器の首部を把持した状態(オーバーハング状
態)で回転軸に保持させることができる。
【0013】本発明の他の形態では、検査領域を通過す
る際に、回転駆動ローラが自転ローラに接触して回転軸
を回転するように構成されている。また、回転されてい
る回転軸を一時的に停止させる回転停止手段を設けても
よい。この回転停止手段を設けた検査装置では、容器の
回転が停止されると、それまで容器の回転により容器内
回転方向下流側に集まっていた異物が回転停止後に容器
中央部に移動する。そのため、検査員は、屈折の最も少
ない容器の中央部を注意して見ていればよいので、異物
の確認が容易になる。
【0014】本発明の別の形態では、上記回転軸の後端
にガイドローラを固定する一方、コンベヤの搬送位置に
沿ってガイド壁を立設し、該ガイド壁に搬送方向全長に
わたって上記ガイドローラが挿入するガイド溝を連続し
て形成し、該ガイド溝を上下に変位させてガイドローラ
を上下動させ、コンベヤとの軸支点を支点として前端の
チャックで把持した容器の傾斜角度を変える構成として
いる。これにより、検査領域を通過する回転軸及び容器
は任意の角度に設定することができる。この形態によれ
ば、異物の確認に適した角度に設定できるとともに、搬
送される容器の傾斜角度が途中で変更されるので、容器
の底部に沈降した異物を移動させ、容器の回転によって
一カ所に集中させることができ、異物の有無を容易に確
認できる。また、容器の角度が変わると異物は異なる方
向から照らされるので、ある角度から確認できなかった
異物を別の角度から検出できるという利点がある。さら
に、個々の回転軸に対してそれぞれ個別の角度変更手段
を設ける必要がないので、簡単な構成で容器の角度を変
更することができる。
【0015】本発明の他の形態では、ライトガイドは操
作側に並列に配置された複数の光ファイバケーブルを有
し、これら光ファイバケーブルから発射された平行光を
操作側から反対側に向けて容器の斜め下方から照明する
ようにしている。また、ライトガイドより光が拡散しな
い平行光線を容器に当てているので、容器に当たった光
の乱反射が減少する。この形態では、傾斜させた容器に
対して操作側後方の下方から光を当てているので、異物
の検出が極めて容易になり、検査精度を高めることがで
きる。
【0016】上記検査装置には、照明された容器を拡大
して観察できる拡大鏡を設けるのが好ましい。これによ
り、容器の底部に沈降している異物が拡大して映し出さ
れ、容易に異物を検出できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1(A)、(B)は、図
中左側から右側に向かって連続的に透明容器を搬送しな
がら、左右の検査領域10、11で容器に異物が混入し
ているか否かを検査する装置の全体概略図で、12は検
査すべき容器を送り出す容器供給フィーダ、13は供給
フィーダ12から供給された容器に異物が混入している
か否かを検査員が目視検査する検査装置、14は検査済
の容器を溜めるプールフィーダである。検査装置13
は、容器搬送方向(矢印15方向)(図面上は左側から
右側)に伸びる2つの容器搬送機構16を平行に2列備
えており、供給フィーダ12と検査装置13の間に分岐
搬送ガイドローラ17、18を有し、検査装置13とプ
ールフィーダ14の間に集合搬送ホイール19、20を
備えている。
【0018】図2は容器搬送機構16の詳細を示し、検
査装置13の基台(テーブル)21の奥側にはチェーン
コンベヤ22が設置されている。チェーンコンベヤ22
は、並列に配置された2列の無端状チェーン23を備え
ている。これら無端状チェーン23は、検査装置13の
上流側(図上左側)と下流側(図上右側)にそれぞれ配
置した2つのプーリ24(図1(B)参照)に巻回され
ており、図示しないモータの駆動に基づいて各無端状チ
ェーン23の上スパンが矢印15方向に移動するように
してある。各チェーンコンベヤ22の2つの無端状チェ
ーン23には、その移動方向に所定の間隔をおいて多数
(本実施形態では約300個)のブラケット25が橋渡
しされて固定され、各ブラケット25に容器保持機構2
6が設けてある。
【0019】容器保持機構26はホルダ27を備えてい
る。このホルダ27は、チェーン23の移動方向と平行
に配置された支軸28を介してブラケット25に揺動自
在に支持されている。ホルダ27は、支軸28と直交す
る円筒状貫通孔29を備えており、この貫通孔29に回
転軸30が回動自在かつ軸方向に移動可能に挿通されて
いる。回転軸30の後部(図2の右側)にはガイドロー
ラ31、従動ローラ32が設けてあり、一方のガイドロ
ーラ31は回転軸30に対して回動自在としてあり、他
方の従動ローラ32は回転軸30に固定されている。
【0020】図3に詳細に示すように、回転軸30には
容器を把持するチャック機構33が設けてある。チャッ
ク機構33は、回転軸30の周囲に配置された複数(少
なくとも2つ、好ましくは3つ)の棒状係止部材(チャ
ック)34を備えている。各チャック34は、回転軸3
0の周囲に、該回転軸30と平行に、かつ前部を回転軸
30の先端から突出させて等間隔に配置されており、略
中央部が回転軸30の先端外周に設けた取付部材35に
支点36を介して支持され、回転軸30の中心軸を含む
平面に沿って揺動自在としてある。チャック34は先端
部内側に突起すなわち係止爪37を備えており、これに
より複数のチャック34によって容器(本実施形態で
は、液体密封バイアル瓶38)をその首部39におい
て、回転軸30の中心線と容器38の中心線とをほぼ一
致させた状態で保持できるようにしてある。なお、係止
爪37は、図示するように、回転軸中心線に向かって次
第に細くなるようにテーパ状として、回転軸30の中心
線方向から容器38が容易に着脱できるようにしてあ
る。
【0021】チャック34の後端部には、支軸41を介
して略V字状に屈曲した開閉板42の一端がそれぞれ回
動自在に連結されている。開閉板42の中央屈曲部43
の外側には円筒リング44が外装されている。円筒リン
グ44は、開閉板42が位置する部分に、該開閉板42
を収容する溝部45を備えており、この溝部45によっ
て開閉板42を保持している。一方、溝部45が形成さ
れていない円筒リング44の他の部分は後方に延設され
て突片部46としてある。チャック34の内側では、取
付部材35と円筒リング44との間の回転軸部分にヘリ
カルスプリング47が外装してあり、これによって円筒
リング44及び突片部46が後方に付勢され、該突片部
46が回転軸30に外装したレバー受枠48に当接して
ある。また、ヘリカルスプリング47が円筒リング44
を後方に押しやることにより、円筒リング44と開閉板
42が係合し、各チャック34は図示する閉状態に付勢
された状態で保たれる。
【0022】一方、ホルダ27の上部にはブラケット4
9が固定されている。ブラケット49には支軸50が支
軸28と平行に設けてあり、この支軸50に開きレバー
51が揺動自在に支持されている。開きレバー51はま
た、その先端部52がレバー受枠48の凹部53に係合
してあり、これによってスプリング47で後方に付勢さ
れた突片部46の動きを規制している。
【0023】このように構成されたチャック機構33
は、図3に示すように、開きレバー51の後部54を回
転軸30に向けて矢印55方向に回転すると、レバー受
枠48が回転軸30の先端に向かって移動する。これに
より、円筒リング44と突片部46がスプリング47に
対抗して前方に移動し、開閉板42を矢印56方向に揺
動してチャック34の先端が半径方向外方に向けて移動
して、チャック34の間に容器(バイアル瓶)38を挿
入可能な開状態となる。次に、開きレバー51を離す
と、スプリング47の付勢力によって円筒リング44、
突片部46、レバー受枠48は回転軸30に沿って後方
に移動する。その結果、開閉板42は逆方向に揺動して
チャック34の先端を閉じ、図示するように容器(バイ
アル瓶)38の首部39を把持することができる。
【0024】図1に戻り、チェーンコンベヤ22の上流
端と分岐搬送ガイドローラ18との間には、起立状態で
搬送されてくる容器を水平状態へと倒す倒伏ガイド60
が設けてある。一方、チェーンコンベヤ22の下流端と
集合搬送ガイドローラ19との間には、水平状態に倒れ
ている容器を起立させる起立ガイド61が設けてある。
【0025】検査装置13では、上述のようにチェーン
コンベヤ22を搬送方向に沿って2列備えており、検査
装置13の搬送方向の略中央部近傍、即ち、図1(A)
中に二重丸62と63で示す位置に、検査員がそれぞれ
位置することとなる。また、2つのチェーンコンベヤ2
2の間には縦壁64が立設されており、この縦壁64の
検査員側にそれぞれガイドレール65が容器搬送方向に
沿って設けてある(図2参照)。
【0026】図2に示すように、ガイドレール65には
容器搬送方向に連続するガイド溝66が形成されてお
り、このガイド溝66に回転軸30の後端に設けたガイ
ドローラ31が係合するようにしてある。なお、容器保
持機構26は、支軸28を中心として前部が後部よりも
重く設計されており、自重によってガイドローラ31が
ガイド溝66に当たるようにしてある。
【0027】ガイド溝66は、容器搬送中に回転軸30
の傾斜角度が変わるように、すなわち第1検査領域10
では回転軸30の先端及び容器が所定の基準レベルより
も高い位置に持ち上げられ、逆に第2検査領域11では
回転軸の先端及び容器が上記基準レベルよりも低い位置
に下げられるように設定されている。そのために、図1
Bに示すように、ガイド溝66は、第1検査領域10で
は低く、第2検査領域11では高くしてある。
【0028】第1検査領域10と第2検査領域11に
は、図2に示すように、回転軸30に固定した従動ロー
ラ32の外周面に接触する駆動ローラ67、68が設け
てあり、図示しないモータでこれら駆動ローラ67、6
8を駆動することにより、第1検査領域10と第2検査
領域11を通過する回転軸30及びこれに保持された容
器38に回転が与えられるようになっている。
【0029】また、縦壁64の上流端および下流端に
は、各容器保持機構26がこれら上流端と下流端を通過
する際に、開きレバー51の先端を押し下げるチャック
開き部材69、70が設けてあり、後述するように、チ
ェーンコンベヤ22の上流端では開き部材69がチャッ
ク34を開いて容器を把持する一方、チェーンコンベヤ
22の下流端で開き部材70がチャック34を開いて容
器を離すようにしてある。
【0030】第1検査領域10、第2検査領域11に
は、図2に示すように、検査員の位置する側の下部にラ
イトガイド71が設置されている。ライトガイド71は
図4に示すように、平板状の保持枠72に光ファイバー
73を平行に配列したもので、光ファイバ73の先端7
4を保持枠72の先端面に並列に露出させている。保持
枠72の先端はやや上向きに傾斜させて、チャック機構
33により把持された容器38の前方下部より、即ち検
査員側手前の下部より、平行光線からなる照明光を照射
している。
【0031】第1検査領域10および第2検査領域11
の検査員側の前方下部には、チャック34により首部が
把持された(すなわちオーバーハングされた)容器38
が写る位置に拡大鏡81を設置している。この拡大鏡8
1は光が反射しない濃緑色のテーブル21上に設置され
ており、検査員の視野の邪魔にならないようにしてい
る。さらに、検査員とオーバーハングされる容器38と
の間にルーペ82を配置している。
【0032】なお、図2に示すように、検査領域10,
12には、オーバーハングされる容器38の下部と上部
にそれぞれ鎖線で示す蛍光灯75、76を設置してもよ
い。ただし、必ずしも蛍光灯は設置する必要はないが、
設置した場合には蛍光灯の光を弱くして容器38から乱
反射が発生しないようにするのが好ましい。
【0033】つぎに、上記検査装置の動作を説明する。
チェーンコンベヤ22の上流端では、各容器保持機構2
6の開きレバー51の後端54が開き部材69と接触し
てチャック34が開き、水平方向に倒された状態で搬送
されてくる容器(液剤が密封されたバイアル瓶)38の
首部39がチャック34の間に挿入され、その後開きレ
バー51と開き部材69との係合が解除されることによ
り容器首部39がチャック34にチャックされてオーバ
ーハング状態で保持される。そして、容器38は、オー
バーハング状態でチェーンコンベヤ22の移動と共に矢
印15方向に搬送される。また、容器保持機構26に容
器38が保持される位置から第1検査領域10に至るま
での領域では、ガイド溝66の高さは基準レベルに保た
れているので、図5(I)に示すように、容器保持機構
26及び容器38はほぼ水平に保たれた状態で搬送され
る。
【0034】第1検査領域10に達すると、ここではガ
イド溝66が基準レベルよりも低くしてあるので、回転
軸30の先端が上方に向かって傾斜(逆に回転軸30の
後端は下方に向かって傾斜)し、容器38は図5中(I
I)に示すように、首部側が下向きに傾斜する。これに
より、容器38の液溜め部40内に収容された液剤80
は流動し、内部に異物が混入していた場合、この異物が
液溜め部40のキャップ側に向かって流れ、ライトガイ
ド71によって下方より照射される平行光線で容易に確
認できる。
【0035】また、第1検査領域10では、回転駆動ロ
ーラ67が回転軸後端の従動ローラ32に接触し、この
従動ローラ32、回転軸30、及び容器38が回転す
る。なお、回転駆動ローラ67には複数の従動ローラ3
2が接触し、第1検査領域10を通過する複数の容器3
8が同時に回転される。したがって、下向きに傾斜した
状態で回転される容器38の中では、容器38の回転方
向に液剤80が対流し、異物が混入している場合は、こ
れらの異物が所定の位置に集まり、その存在を容易に確
認できる。
【0036】特に、検査時、傾斜した容器38内の液剤
80の液面は水平になり、この液面に対して平行で、か
つ、容器38の底部外周のエッジに当たらないようにラ
イトガイド71から発射された平行光線を検査員側から
照射している。そのため、光が検査員の目に入ることは
ないし、容器38のエッジに当たって光が乱反射するこ
ともないが、容器38の液剤中に異物がある場合は該異
物に当たって光が乱反射する。よって、検査員は異物の
検出が容易に行えると共に、目が疲れない。しかも、容
器38はオーバーハングされて、その下部には拡大鏡8
1があるだけで、視野を遮るものがない状態としてある
ので、拡大鏡81に映し出される容器を見ることができ
る。そのため、異物が微小であっても容易に見つけだす
ことができ、検査員が熟練していなくても、検査精度を
上げることができる。
【0037】第1検査領域10を通過した容器保持機構
26及び容器38は、ガイド溝66とガイドローラ31
との係合により図5中(I)に示すの水平状態に戻れ
る。また、第1検査領域10と第2検査領域11との間
には回転軸30を回転させる回転駆動ローラを設けてい
ないので、回転軸30及び容器が回転することはない。
【0038】次に、容器保持機構26及び容器38が第
2検査領域11に達すると、ガイド溝66とガイドロー
ラ31との係合により、回転軸30の先端が下方(逆に
後端は上方)に向かって傾斜し、図5中(III)に示す
ように、容器38はキャップが上方に向いて傾斜した状
態となる。また、第1検査領域10と同様に、第2検査
領域11には回転ローラ68が設けてあり、これと接触
する従動ローラ32の回転によって、回転軸30と容器
38が回転する。このようにして容器38は第1検査領
域10とは違った角度に傾斜されて回転されると共に、
ライトガイド71で照射される容器の部分が変わり、第
1検査領域10で検出できなかった混入異物が検出しや
すくなる。
【0039】第2検査領域11を通過すると、容器保持
機構26と容器38はガイド溝66とガイドローラ31
との係合により水平状態に復帰する。その後、開き部材
70に開きレバー51が係合することによりチャック機
構33のチャック34が開き、容器38はチャック機構
33から離脱し、チェーンコンベヤ22上に載置され
る。次に、容器38は起立ガイド22で垂直状態に起こ
され、プールフィーダ14へと搬送される。
【0040】上記第1または第2検査領域10、11で
検査員が容器38の内部に異物が混入していることを確
認した場合、一方の手で容器38を掴み、他方の手で開
きレバー26の後部を押し下げてチャック34を開放
し、容器38を容器保持機構26から取り外す。
【0041】次に、容器保持機構26の他の実施の形態
について、図6を参照して説明する。この容器保持機構
90は、開きレバーを操作することなく直接チャック機
構33に容器を着脱できるようにしたもので、容器保持
機構26から開きレバーとレバー受け枠が除かれてい
る。また、スプリング47が円形リング44を付勢する
力は、容器38をチャック34の先端爪部37に押し付
けたときにその押し付け力によってチャック34が開
き、逆に容器38に引き抜き方向の力をかけるとチャッ
ク34を開いて容器38を取り出せるように調整されて
いる。
【0042】この容器保持機構90によれば、倒伏ガイ
ド60により横倒しにされた容器38は、水平状態で移
動している容器保持機構90のチャック機構33に向け
て図示しない押し込み機構によりチャック34の間に押
し込まれる。このとき、係止爪37の容器に当接する面
(外面)は容器押し込み方向に対して斜めに形成されて
いるので、容器38は無理なくチャック34の間に押し
込むことができる。また、検査領域10,12で容器3
8に異物が混入していることが確認された場合、検査員
は片手で容器38を持ってこれをチャック34の間から
引き出せばよい。上述のように、係止爪37の容器を保
持している面(内面)もまた引き抜き方向に対して斜め
に形成されているので、無理なく容器を取り外すことが
できる。
【0043】なお、容器保持機構90には、図示するよ
うに、円形リング44の後部に操作リング91を設け、
この操作リング91を操作させてチャック機構33を開
閉することで、容器38をチャック34に把持させるよ
うにしてもよい。
【0044】ところで、図7(A)に示すように、容器
38を傾斜させた状態で回転させると、液剤80は表面
張力により回転方向側に液剤80が集まる。また、液剤
80に異物82が含まれている場合、異物82も同様に
回転方向側に集まる。この状態から急に容器38の回転
を停止すると、図7(B)に示すように、液剤80は水
平状態に落ち着く。また、異物82も液剤80の移動と
共に中央部に移動するので、異物82の存否も容易に確
認できる。そこで、図1の検査領域10、11には、回
転軸30及び容器38の回転を一時的に停止させるため
に、縦壁64にローラ92(図6参照)を回動自在に固
定し、これにホルダ27が接触したときに回転軸30及
び従動ローラ32が僅かに下がって回転ローラ67、6
8との接触が断たれるようにするのが好ましい。これに
より、回転状態から停止状態に移行した容器38の中で
は液剤80が水平状態になり、異物82が混入している
場合には該異物82が中央に集まる。そのため、検査員
は異物82の確認を容易に行える。ところで、各検査領
域10,12に取り付けるローラ92の数は限定的では
なく、一つでも複数であってもよいし、回転と停止を複
数回繰り返すようにしてもよい。
【0045】また、ライトガイド71は高さ位置及びそ
の先端面の傾斜角度を変えることができるようにして、
容器38に対する照射角度を検査員が任意に調整できる
ようにしてもよい。この場合、検査装置における容器中
の液面に対して平行かつ容器エッジを避けて平行光線を
照射すると、検査員の目に光が入ることがないし、液中
に異物がある場合には光線がその異物で乱反射するので
異物の検出が非常に簡単にできる。
【0046】さらに、検査時、容器38が回転するた
め、容器38にキズなどがついている場合の検出も同時
に行える。さらに、上記実施形態では検査員が目視検査
しているが、検査員の位置にカメラをセットしておき、
機械検査を行ってもよいことは言うまでもない。
【0047】さらにまた、上記実施形態では液剤を密封
したバイアル瓶の検査を対象としているがシリンジ瓶、
アンプル瓶などの薬剤密封容器に対しても同様に適用で
きると共に、薬剤容器のみならず、他の液体密封容器の
異物混入検査についても適用できることは言うまでもな
い。また、上記説明では容器の首部を保持するものとし
たが、これに限るものでなく、容器の形態によっては底
部を保持するのが好ましい場合もある。
【0048】そしてまた、検査の対象となる容器は液体
を収容するものにかぎらず、粉体を収容したものであっ
ても本発明は適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わる透明密封容器の検査装置によれば、回転軸の先
端のチャック機構で首部を把持した容器を水中で略水平
方向にオーバーハングした状態で連続搬送し、この状態
で容器を検査することができる。そのため、容器の背後
には検査の邪魔になる部材が存在しない状態を作ること
ができるので、検査時に視界を遮るものがなくなり、容
器内部の異物を確認し易くなる。また、異物が混入する
液溜め部が検査員側に突出した状態になるため、より検
査しやすくなる。さらに、検査領域で容器自体が回転す
るため、容器内部で液の流動が発生し、底部に沈殿して
いる異物が移動するので、検出しやすくなる。さらに、
検査員と同一側の前方に配置したライトガイドで容器を
照射するため、検査員の視野にライトガイドが入らず目
が疲れない。さらに、該ライトガイドより平行光線を出
して容器を照射するため、容器に光が当たって乱反射す
ることを抑制できる一方、容器内の異物に光が当たると
乱反射するため、検査精度を高めることができる。
【0050】また、検査時に容器を水平状態から下向き
および上向きに所要角度で傾斜させることができ、多方
向からの検査ができると共に、容器内で液体の流動を発
生させるため、液体中に混入する異物を検出しやすくな
る。さらに、上記容器の傾斜を駆動機構を用いずに、ガ
イド溝の上端面の高さを変位させるだけで簡単に調節で
き、装置の大型化およびコストアップにならずに実施で
きる。
【0051】容器を把持するチャックも駆動機構で開閉
せず、スプリングの力により自動的に容器を把持させる
と共に、容器を離脱させることができる。よって、本発
明の検査装置では、生産ラインの過程で、検査装置に連
続して導入される多数の容器を1個1個担持して異物検
査を受け、検査が終わると離脱して、生産ラインに継続
させることができ。このように、生産ラインにおいて、
生産工程を中断させることなく、異物検査を行うことが
でき、異物検査工程を含めた状態で一貫した生産システ
ムを構築することが可能となった。
【0052】検査時に、検査員が異物混入の不良品を検
出すると、直接その容器を掴み生産ラインの外へ、生産
ラインを中断することなく取り出すことができる。よっ
て、従来のように、不良品の検出時に記憶装置に記憶さ
せ、それに基づいて下流に別置した不良品取り出し装置
から不良品を排出させるシステムにする必要がない。ま
た、不良品を直接手動で取り出す為、異物確認位置がず
れても取り出しミスにならない。しかし、従来の記憶装
置を利用した不良品の取り出しは不良品と判定する位置
が限られる等の問題がある。
【0053】さらに、本発明ではオーバーハングされた
容器の下部に拡大鏡を配置して、拡大鏡で容器を拡大し
て検出しているため、異物の検出精度をあげることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明の概略全体平面図、(B)は
概略全体正面図である。
【図2】 本発明の検査装置の要部側面図である。
【図3】 図2の要部拡大図である。
【図4】 上記検査装置に用いるライトガイドの斜視図
である。
【図5】 容器の検査状態を示す側面図である。
【図6】 容器保持機構の他の実施形態を示す正面図で
ある。
【図7】 容器内の異物の移動状態を説明する図であ
る。
【図8】 従来の検査装置の作動説明図である。
【図9】 他の従来例を示し、(A)は概略構成図、
(B)は容器とローラとの関係を示す図面である。
【符号の説明】
10、11…検査領域、13…異物検査装置、22…チ
ェーンコンベア、25…ブラケット、27…ホルダ、3
3…チャック機構、66…ガイド溝、67、68…回転
ローラ、73…光ファイバケーブル。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤ上に略水平方向の容器支持体を
    並列に設置して夫々揺動自在にコンベヤに軸支し、各容
    器支持体に回転軸を回転自在に貫通させて取り付け、該
    回転軸の前端に容器把持手段を設けて、該容器把持手段
    で容器首部を把持した容器を略水平方向にオーバーハン
    グした状態でコンベヤにより搬送されるようにする一
    方、上記回転軸の後側に自転ローラを固定し、該自転ロ
    ーラを回転駆動ローラと摺接させて回転軸を介して上記
    容器を自転させる一方、上記オーバーハングした容器の
    前側下部に平行光線を出すライトガイドを設置し、該ラ
    イトガイドで容器を照射しながら前側上方より検査する
    構成とする、透明容器に密封された内容物に異物が含ま
    れているか否かを検査する異物検査装置。
  2. 【請求項2】 上記回転軸の後端にガイドローラを固定
    する一方、コンベヤの搬送位置に沿ってガイド壁を立設
    し、該ガイド壁に搬送方向全長にわたって上記ガイドロ
    ーラが挿入するガイド溝を連続して形成し、該ガイド溝
    を上下に変位させてガイドローラを上下動させ、コンベ
    ヤとの軸支点を支点として前端のチャックで把持した容
    器の傾斜角度を変える構成としている請求項1の透明容
    器に密封された内容物に異物が含まれているか否かを検
    査する異物検査装置。
  3. 【請求項3】 上記容器把持手段は、回転軸の先端部周
    囲に等間隔に配置され且つ回転軸の中心軸を含む面に沿
    って揺動自在な複数の容器把持部材と、これら容器把持
    部材の先端を上記中心軸に向けて付勢する弾性部材とを
    備えている請求項1又は2の異物検査装置。
  4. 【請求項4】 上記容器把持手段は、上記弾性部材の付
    勢力に対抗して容器把持部材先端を上記中心軸から離れ
    る方向に移動させる解除部を備えている請求項3の異物
    検査装置。
  5. 【請求項5】 上記容器把持手段は、上記回転軸の中心
    軸と容器の中心軸がほぼ一致するように、複数の容器把
    持部材によって容器の首部を把持するようにした請求項
    3又は4の異物検査装置。
  6. 【請求項6】 検査領域を通過する際に上記自転ローラ
    が回転駆動ローラに接触して回転するようにした請求項
    1から5のいずれかの異物検査装置。
  7. 【請求項7】 回転されている回転軸を一時的に停止さ
    せる回転停止手段を備えている請求項1から6のいずれ
    かの異物検査装置。
  8. 【請求項8】 上記ライトガイドは操作側に並列に配置
    された複数の光ファイバケーブルを有し、これら光ファ
    イバケーブルから発射された平行光を操作側から反対側
    に向けて容器の斜め下方から照明するようにした請求項
    1から7のいずれかの異物検査装置。
JP34552896A 1995-12-28 1996-12-25 異物検査装置 Expired - Fee Related JP2828965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34552896A JP2828965B2 (ja) 1995-12-28 1996-12-25 異物検査装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-343547 1995-12-28
JP34354795 1995-12-28
JP34552896A JP2828965B2 (ja) 1995-12-28 1996-12-25 異物検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09236553A true JPH09236553A (ja) 1997-09-09
JP2828965B2 JP2828965B2 (ja) 1998-11-25

Family

ID=26577557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34552896A Expired - Fee Related JP2828965B2 (ja) 1995-12-28 1996-12-25 異物検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2828965B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010509600A (ja) * 2006-11-15 2010-03-25 カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト 瓶或いは同様な容器を検査或いは監視する方法並びに瓶或いは同様な容器を検査する装置
JP2011247835A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Hitachi Information & Control Solutions Ltd 異物検査装置および異物検査方法
CN106841227A (zh) * 2017-04-18 2017-06-13 福建南少林药业有限公司 一种瓶装滴眼液的异物检测装置
KR102207087B1 (ko) * 2019-11-25 2021-01-25 에스피에스 주식회사 즉석밥 용기의 밀봉상태 검사장치
EP3943922A4 (en) * 2019-03-19 2022-04-06 Nec Corporation INSPECTION DEVICE, INSPECTION PROCEDURE AND NON-VOLATILE COMPUTER READABLE MEDIA
JP2023505428A (ja) * 2020-01-17 2023-02-09 ガルシア、ローラ ロドリゲス 液体医薬品の品質を特定するための方法
WO2023209995A1 (ja) * 2022-04-28 2023-11-02 日本電気株式会社 検査装置、検査システム、制御装置、検査方法、及びプログラム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102661954B (zh) * 2012-04-12 2014-09-24 楚天科技股份有限公司 自动灯检机
JP7041975B2 (ja) * 2020-04-13 2022-03-25 池田機械産業株式会社 異物検査装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010509600A (ja) * 2006-11-15 2010-03-25 カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト 瓶或いは同様な容器を検査或いは監視する方法並びに瓶或いは同様な容器を検査する装置
US8405826B2 (en) 2006-11-15 2013-03-26 Khs Gmbh Method for the inspection of bottles or containers in a bottling or container filling plant and an apparatus for the inspection of bottles or containers
JP2011247835A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Hitachi Information & Control Solutions Ltd 異物検査装置および異物検査方法
CN102918382A (zh) * 2010-05-31 2013-02-06 日立信息控制系统有限公司 异物检查装置以及异物检查方法
US9710731B2 (en) 2010-05-31 2017-07-18 Hitachi Information & Control Solutions, Ltd. Foreign matter inspection device and foreign matter inspection method
CN106841227A (zh) * 2017-04-18 2017-06-13 福建南少林药业有限公司 一种瓶装滴眼液的异物检测装置
EP3943922A4 (en) * 2019-03-19 2022-04-06 Nec Corporation INSPECTION DEVICE, INSPECTION PROCEDURE AND NON-VOLATILE COMPUTER READABLE MEDIA
KR102207087B1 (ko) * 2019-11-25 2021-01-25 에스피에스 주식회사 즉석밥 용기의 밀봉상태 검사장치
JP2023505428A (ja) * 2020-01-17 2023-02-09 ガルシア、ローラ ロドリゲス 液体医薬品の品質を特定するための方法
WO2023209995A1 (ja) * 2022-04-28 2023-11-02 日本電気株式会社 検査装置、検査システム、制御装置、検査方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2828965B2 (ja) 1998-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5719679A (en) Method and apparatus for inspecting a rotating medicine vial with cameras
JPH059735B2 (ja)
JP5033299B2 (ja) 液体容器取扱い方法と装置
US3975260A (en) Bottle handling apparatus
JP4101555B2 (ja) 異物検査装置
CA2207710C (en) A method and an apparatus for identifying foreign bodies in packaged beverages, as well as use of the apparatus
JP2828965B2 (ja) 異物検査装置
US7816639B2 (en) Machine for inspecting glass containers at an inspection station using an addition of a plurality of illuminations of reflected light
JP2011149935A (ja) 容器検査方法および容器検査装置
GB2333592A (en) Glass container body check detector
JP2004517319A (ja) びんの光学式検査方法および装置
JP2005017004A (ja) ガラス瓶の異物検査システム
US4442934A (en) Glass container inspection handling system
JP3422967B2 (ja) 容器の口部検査装置
JPH0351748A (ja) 粉末密封透明容器の自動検査装置
JP2759231B2 (ja) ガラス壜口部の欠陥検査装置
JPH06186173A (ja) 倒立検壜機
JP4743816B2 (ja) 容器検査装置
CN115326824A (zh) 全自动灯检、贴标、打码、检测集成系统
US4720192A (en) Glass bottle inspection unit
JP5718044B2 (ja) 異物検出装置
JP4778573B2 (ja) 倒立検瓶機
JP2013104659A (ja) 液面浮遊異物検査方法及び装置
JP2012137324A (ja) 液面浮遊異物検査方法及び装置
JPH0436441Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980825

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees