JP4743816B2 - 容器検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器を撮像して外観等を検査する容器検査装置等に関し、とくに被検査領域全体を確実に検査することができる容器検査装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、PET(ポリエチレンテレフタレート)ボトル等の容器に飲料を充填する前工程として、検査対象となる容器の映像をカメラに取り込み、取り込まれた映像から傷等の有無を検査する外観検査を行っている。外観検査では容器の側面全周についての検査を行うため、容器を回転(自転)させつつカメラにより容器を撮像している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
容器の側面全体を検査するためには、映像を取り込むカメラに対して容器を一回転させる必要がある。しかし、このとき、容器を載せる回転台を回転させるプーリーと駆動ベルトとの間でスリップが生じて、容器を正常に回転させることができない場合があった。このため、従来は容器に付けられた目印となる刻印をカメラにより撮像し、刻印をモニタを介して目視確認することにより、容器が一回転自転したことを確認するようにしている。しかし、モニタ上で容器の外観を検査すると同時に、別途、刻印を目視により確認する作業を設けることは繁雑であり、また、熟練したオペレータを必要とする等の問題がある。
【0004】
本発明は、容器の回転角度を自動的に検出することで、被検査領域全体を確実に検査することができる容器検査装置等を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の容器検査装置は、容器(BT)を撮像する撮像手段(70)と、撮像手段(70)により撮像される容器(BT)を撮像手段(70)に対して相対的に回転させる容器回転手段(31)と、容器回転手段(31)により回転される容器を支持しつつ容器(BT)とともに撮像手段(70)に対して相対的に回転する支持部材(120)と、容器(BT)が所定角度回転されたことを検出する検出手段(73)と、を備え、支持部材(120)には容器(BT)とともに撮像手段(70)に対して相対的に回転するマーカ(122)が設けられ、検出手段(73)は撮像手段(70)により撮像されるマーカ(122)の有無あるいは個数に基づいて容器(BT)が所定角度回転されたことを検出することを特徴とする。
【0006】
この容器検査装置によれば、撮像手段により撮像されるマーカの有無あるいは個数に基づいて容器が所定角度回転されたことを検出するので、容器の回転角度を自動的に検出することができ、したがって、煩雑な作業に頼ることなく被検査領域全体を確実に検査することができる。
【0007】
支持部材(120)には、支持部材(120)が所定の角度にあるときに撮像手段(70)の光軸に沿って貫通する向きとなる貫通孔(122)が形成され、貫通孔(122)をマーカとして用いてもよい。
【0008】
この場合には、例えば、貫通孔の方向が撮像手段の光軸と一致したときの特有の映像信号等に基づいて、容器が所定の方向に向いたことを容易に検出することができる。
【0009】
支持部材(120)が所定の角度にあるときに貫通孔(122)を介して撮像手段(70)に光線が入射する位置に照明手段(75)が設けられていてもよい。
【0010】
この場合には、貫通孔の方向が撮像手段の光軸と一致したときに高い明度を示す特有の映像信号を得ることができるので、容器が所定の方向に向いたことを容易に検出することができる。
【0011】
照明手段(75)は容器(BT)を照明するために用いられてもよい。この場合には、照明手段がマークの検出および容器の照明のために兼用され、マークの検出のための照明装置を省略できる。
【0012】
容器回転手段(31)は、直立させた容器(BT)を略水平面内で回転させてもよい。この場合には、容器の側面について外観検査等を行う場合等に適する。
【0013】
支持部材(120)は、直立させた容器(BT)の開口部を支持してもよい。この場合には、容器(BT)の側面について外観検査等を行う場合等に適する。
【0014】
本発明の容器検査装置は、容器(BT)を撮像する撮像手段(70)と、撮像手段(70)により撮像される容器(BT)を撮像手段(70)に対して相対的に回転させる容器回転手段(31)と、容器回転手段(31)により回転される容器(BT)を支持しつつ容器(BT)とともに撮像手段(70)に対して相対的に回転する支持部材(120)と、撮像手段(70)により得られた映像に基づいて容器(BT)が所定角度回転されたことを検出する検出手段(73)と、を備え、支持部材(120)には、支持部材(120)が所定の角度にあるときに撮像手段(70)の光軸に沿って貫通する向きとなる貫通孔(122)が形成され、検出手段(73)は貫通孔(122)が撮像手段(70)の光軸に沿って貫通する向きになった回数に基づき、容器(BT)が所定角度回転されたことを検出することを特徴とする。
【0015】
この容器検査装置によれば、支持部材が所定の角度にあるときに撮像手段の光軸に沿って貫通する向きとなる貫通孔が形成され、検出手段は貫通孔が撮像手段の光軸に沿って貫通する向きになった回数に基づき、容器が所定角度回転されたことを検出するので、容器の回転角度を自動的に検出することができ、容器検査と別途に回転確認工程を設ける必要がなく、容器検査の一環として回転確認を行うことができる。したがって、煩雑な作業に頼ることなく被検査領域全体を確実に検査することができる。
【0017】
なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施形態にかかる容器検査装置を示す平面図である。この容器検査装置は、容器の外観検査を検査対象である容器がローターで搬送されている間に行うものである。以下、検査の対象である容器としてPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルBTを例に説明する。
【0020】
本実施形態の容器検査装置100は、その周縁に複数の支持部31…31を設けた円盤状のローター30と、検査の対象となる複数のPETボトルBTを連続的に搬入する搬入部10と、搬入部10から搬入されたPETボトルBTをローター30に受け渡すための入口スターホイール20と、検査を終えたPETボトルBTをこの容器検査装置から搬出する搬出部50と、ローター30により順次搬送される検査終了後のPETボトルBTを当該ローター30から搬出部50に受け渡す小型の出口スターホイール40とを備えている。これらのローター30、搬入部10、入口スターホイール20、搬出部50および出口スターホイール40は、それぞれ共通の基台(不図示)に取り付けられている。
【0021】
また、ローター30により搬送されるPETボトルBTの搬送経路の一部には、PETボトルBTの外観を検査するための検査部200が設けられている。検査部200では、PETボトルBTの側面の画像を取り込んで、傷の有無、ラベルの印刷不良などを検査している。
【0022】
この容器検査装置100に設けられたこれらの装置は、本容器検査装置100の外部に別途設けられたコントローラ(不図示)により種々の制御が行われている。
【0023】
搬入部10は、直立状態で搬送される複数のPETボトルBTを当該容器検査装置に順次搬入させる部分であり、搬入されるPETボトルBTの両側方において上下に平行をなすように配された搬送スクリュー11…11と、この搬送スクリュー11…11を回転駆動させる駆動部12とから主に構成されている。搬送スクリュー11…11は、入口スターホイール20の周縁の接線方向に延びるように配されていて、その前端部が入口スターホイール20の周縁部まで延びている。各搬送スクリュー11…11の外周面には螺旋状の山がそれぞれ設けられていて、PETボトルBTは、搬送スクリュー11…11の谷部に挟み込まれるようにして搬送される。なお、上段の搬送スクリュー11…11と下段の搬送スクリュー11…11とでは、PETボトルBTを直立状態のまま搬送できるように、外周面に形成された螺旋状の山が、半ピッチ分だけ位相がずれて配されている。また、これら搬送スクリュー11…11は、PETボトルBTの表面を傷つけることのないように、樹脂製のものが使用されている。
【0024】
入口スターホイール20は、搬入部10から送り込まれたPETボトルBTをローター30に順次受け渡す装置であり、円盤状の部材の周縁に支持部21…21が複数形成されたものである。この入口スターホイール20は、基台上でその中心部を軸として水平に回転されており、PETボトルBTは、搬入部10の搬送スクリュー11…11から周縁に形成された支持部21…21に順次導入される。周縁部の支持部21…21はそれぞれ円弧状に形成されており、支持部21…21へのPETボトルBTの導入及び排出が円滑に行われるようなっている。
【0025】
この入口スターホイール20は、図1において、反時計回りに回転しており、搬入部10から搬入されたPETボトルBTがローター30に受け渡されるまでの途中部分に2台のカメラ60,60が設置されている。これらのカメラ60,60は、搬送されるPETボトルBTの上方から口部の天面、並びに底面部の映像をそれぞれ取り込んでおり、取り込まれた映像から各部に傷などがあるか否かを判断して検査を行っている。なお、これらのカメラ60,60が映像を取り込むタイミング及び映像を取り込む時間等は、コントローラにより適切に制御されている。
【0026】
この入口スターホイール20により、PETボトルBTはローター30に受け渡される。ローター30も、基台上でその中心部を軸に水平に回転されるように構成されている。また、ローター30の周縁には複数の支持部31…31が設けられており、PETボトルBTはこれら支持部31…31に順次載置される。
【0027】
図2(a)は支持部31におけるPETボトルBTの支持方法を示す図であり、図2(b)は図2(a)におけるB−B線方向から見た図である。
【0028】
図2(a)に示すように、ローター30の周縁に設けられた支持部31…31は、ローター30に対してそれぞれ回転可能な回転台110を有しており、この上に直立状態で載置されたPETボトルBTをその軸を中心にそれぞれ回転させている。これら支持部31…31は、この円盤状の回転台110と、その下面から下方に向けて延びる回転軸111と、回転軸111の下端に取り付けられ、回転軸111と一体に回転するプーリ112とを備えている。回転軸111は、ローター30の周縁にて回転自在となるように支持されている。
【0029】
また、回転台110の上方には、PETボトルBTの開口部を上方から押さえ込むようにして支持し、PETボトルBTの転倒を防止するための支持部材120が取り付けられている。この支持部材120は回転軸121を中心として回転自在とされ、PETボトルBTとともに回転する。
【0030】
図2(a)および図2(b)に示すように、支持部材120には水平方向に貫通する2つの貫通孔122が形成されている。図2(b)に示すように、2つの貫通孔122は支持部材120の軸心を通り、かつ互いに直交している。
【0031】
回転軸111の下端に取り付けられたプーリ112は、検査部200において、ローター30の外周部に設けられたベルト116と噛み合っており、当該ベルト116によりプーリ112は回転されている。ベルト116はモータ117によって所定の速度で駆動される。このようにプーリ112がベルト116によって回転されることで、回転軸111を介して連結されている回転台110が所定の速度で水平に回転され、回転台110に支持されたPETボトルBTはその中心部を軸にして自転する。
【0032】
また、ローター30の外側にはカメラ70が設けられる。このカメラ70は検査部200内を自転しつつ通過するPETボトルBTの側面を撮像する。カメラ70の直前には、回動可能に取り付けられたミラー72が設けられている。ミラー72はPETボトルBTの移動に応じて回動し、カメラ70の撮像範囲をPETボトルBTに追従させる。なお、ミラー72の角度はコントローラにより制御される。
【0033】
ローター30の周縁内部にはPETボトルBTを照明するための照明部75が設けられている。照明部75によりカメラ70に対向する側からPETボトルに対し照明が照射され、検査部200において適当な明度が維持される。
【0034】
図3はカメラ70から出力される映像信号の処理システムを示すブロック図である。図3に示すように、カメラ70によって撮像された映像はモニタ74に映し出され、このモニタ74の画像に基づき、PETボトルBTの側面について目視により外観検査が行われる。また、カメラ70から出力される映像信号は、PETボトルBTが所定の角度回転したか否かを検出するための検出装置73に入力される。さらに、検出装置73によって異常が検出された場合に警報を発する警報装置76が設けられる。
【0035】
本実施形態の容器検査装置100では、検査部200においてPETボトルBTが所定の方向に向いたとき、カメラ70の光軸が貫通孔122を通過するように構成されている。このとき、照明部75からの照明光は貫通孔122およびミラー72を介して、カメラ70に直接入射する。このため、この直接光はPETボトルBTを撮像する映像信号と比べて明度が高い映像信号としてカメラ70から出力されるとともに、モニタ上には貫通孔122の位置が明度の高い領域として表示される。したがって、検出装置73において明度の高い映像信号を検出することにより、PETボトルBTが所定の方向に向いたことを検出することができる。
【0036】
図4は、モニタ74に表示されるカメラ70による撮像画像を概念的に示す図である。図4に示すように、モニタ74には回転するPETボトルBTが表示されるとともに、貫通孔122が所定の方向に向いたときに明度の高いスポットSPが表示される。図2(b)に示すように、貫通孔122は支持部材122の周囲に90度ごとに4カ所において開口しているため、支持部材120が一周する間、すなわちPETボトルBTが一周する間に、少なくとも4回にわたりスポットSPがモニタ74に表示される。このとき、検出装置73には、少なくとも4回にわたり各スポットSPに対応する明度の高い映像信号が入力される。したがって、検出装置73において少なくとも4回にわたり明度の高い映像信号の入力が検出されない場合、すなわち明度の高い映像信号の検出回数が3回以下であった場合には、PETボトルBTが一周せず、PETボトルBTの全周の外観検査ができていないことを示している。この場合には、警報装置76に向けて検出装置73から異常信号が出力され、警報装置76では異常を告知するための所定の動作が実行される。
【0037】
このように、本実施形態の容器検査装置100では、カメラ70による撮像中にPETボトルBTが一周以上、回転(自転)しない場合には、異常であると判定し、所定の警告を発するようにしているので、PETボトルBTの全周について確実に外観検査を実施することが可能となる。オペレータは外観上の欠陥の発見に注力すればよく、PETボトルBTの全周について検査したかどうかについて確認する必要がなくなる。
【0038】
以上の検査がなされ、ローター30により搬送されたPETボトルBは、図1の左上部に配置された出口スターホイール40に受け渡される。この出口スターホイール40は、入口スターホイール20と同形状に形成されたものであり、ベース部1にてその中心部を軸に水平方向に回転している。ローター30で搬送されてきたPETボトルBは、この出口スターホイール40の周縁に形成された複数の支持部41…41に順次受け渡され、搬出部50にまで搬送している。
【0039】
この出口スターホイール40により搬送されているPETボトルBTは、その口部の内部の映像が検査カメラ80により取り込まれ、傷の有無などが検査されている。検査カメラ80は、搬送されているPETボトルBTの軌跡の上方に設置されていて、口部の内方に向けられている。この検査についても、検査カメラ80が映像を取り込むタイミング及び取り込む時間はコントローラによって制御されている。
【0040】
そして搬出部50は、出口スターホイール40の周縁部にて、検査の終了したPETボトルBを容器検査装置の外部へ順次搬出している。この搬出部50には、出口スターホイール40の周縁部において、搬送用の2本の案内レール51,51が平行をなして、接線方向に延びるようにして配置されており、PETボトルBTはこの案内レール51,51に沿って搬送される。
【0041】
また、搬出部50には、容器検査装置にて欠陥の認められたPETボトルBTをラインから取り除くための排出装置53が設けられている。容器検査装置によっていずれかの欠陥の認められたPETボトルBTは、その時点で、この容器検査装置が備えるコントローラにより記憶される。そして、欠陥の認められたPETボトルBTが、この排出装置53に搬送されると、コントローラからの指令によりそのPETボトルBTが搬出部50から排出されるように構成されている。一方、欠陥の認められない正常なPETボトルBTは、当該搬出部50の先方に設けられたエアフローコンベヤにより次工程に搬送される。
【0042】
上記実施形態では、支持部材120に形成された貫通孔122をマーカとして使用する例を示したが、マーカの構成はこれに限定されない。また、上記実施形態では、PETボトルBTが一周以上自転しなかった場合に異常と判定する例を示したが、正常とされる検査範囲は任意に定めることができる。
【0043】
さらに、上記実施形態では、マーカ(貫通孔)が4回検出された場合に正常と判定し、4回未満であった場合に異常と判定しているが、マーカの検出回数は限定されない。例えば、マーカが1回検出されたか否かによって、正常/異常を判定してもよい。
【0044】
上記実施形態ではカメラを固定し、容器を回転する例を示したが、容器を固定し撮像手段を回転させてもよいし、容器および撮像手段の両者を回転させてもよい。
【0045】
なお、容器の材質は限定されず、プラスチック製、ガラス製、金属製の容器を含む。また、容器の用途は限定されず、飲料を含む食品容器、医薬品のための容器等を含む。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の容器検査装置によれば、撮像手段により撮像されるマーカの有無あるいは個数に基づいて容器が所定角度回転されたことを検出するので、容器の回転角度を自動的に検出することができ、したがって、煩雑な作業に頼ることなく被検査領域全体を確実に検査することができる。
【0047】
また、支持部材が所定の角度にあるときに撮像手段の光軸に沿って貫通する向きとなる貫通孔が形成され、検出手段は貫通孔が撮像手段の光軸に沿って貫通する向きになった回数に基づき、容器が所定角度回転されたことを検出するので、容器の回転角度を自動的に検出することができ、したがって、煩雑な作業に頼ることなく被検査領域全体を確実に検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる容器検査装置を示す平面図。
【図2】支持部におけるPETボトルBTの支持方法を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)におけるB−B線方向から見た図。
【図3】カメラから出力される映像信号の処理システムを示すブロック図。
【図4】モニタに表示されるカメラによる撮像画像を概念的に示す図。
【符号の説明】
31 支持部(容器回転手段)
70 カメラ(撮像手段)
73 検出装置(検出手段)
75 照明部(照明手段)
116 ベルト(容器回転手段)
120 支持部材
122 貫通孔(マーカ)
BT PETボトル(容器)

Claims (7)

  1. 容器を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像される前記容器を前記撮像手段に対して相対的に回転させる容器回転手段と、
    前記容器回転手段により回転される容器を支持しつつ前記容器とともに前記撮像手段に対して相対的に回転する支持部材と、
    前記容器が所定角度回転されたことを検出する検出手段と、
    を備え、
    前記支持部材には前記容器とともに前記撮像手段に対して相対的に回転するマーカが設けられ、
    前記検出手段は前記撮像手段により撮像される前記マーカの有無あるいは個数に基づいて前記容器が所定角度回転されたことを検出することを特徴とする容器検査装置。
  2. 前記支持部材には、前記支持部材が所定の角度にあるときに前記撮像手段の光軸に沿って貫通する向きとなる貫通孔が形成され、前記貫通孔を前記マーカとして用いることを特徴とする請求項1に記載の容器検査装置。
  3. 前記支持部材が前記所定の角度にあるときに前記貫通孔を介して前記撮像手段に光線が入射する位置に照明手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の容器検査装置。
  4. 前記照明手段は前記容器を照明するために用いられることを特徴とする請求項3に記載の容器検査装置。
  5. 前記容器回転手段は、直立させた前記容器を略水平面内で回転させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器検査装置。
  6. 前記支持部材は、直立させた容器の開口部を支持することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の容器検査装置。
  7. 容器を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像される前記容器を前記撮像手段に対して相対的に回転させる容器回転手段と、
    前記容器回転手段により回転される容器を支持しつつ前記容器とともに前記撮像手段に対して相対的に回転する支持部材と、
    前記撮像手段により得られた映像に基づいて前記容器が所定角度回転されたことを検出する検出手段と、
    を備え、
    前記支持部材には、前記支持部材が所定の角度にあるときに前記撮像手段の光軸に沿って貫通する向きとなる貫通孔が形成され、
    前記検出手段は前記貫通孔が前記撮像手段の光軸に沿って貫通する向きになった回数に基づき、前記容器が所定角度回転されたことを検出することを特徴とする容器検査装置。
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