JPH075404Y2 - 回転式異物検査機 - Google Patents

回転式異物検査機

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JPH075404Y2
JPH075404Y2 JP4476288U JP4476288U JPH075404Y2 JP H075404 Y2 JPH075404 Y2 JP H075404Y2 JP 4476288 U JP4476288 U JP 4476288U JP 4476288 U JP4476288 U JP 4476288U JP H075404 Y2 JPH075404 Y2 JP H075404Y2
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JP
Japan
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foreign matter
saucer
inspection machine
container
pulley
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Expired - Lifetime
Application number
JP4476288U
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JPH01148849U (ja
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一彦 中村
清之 棚瀬
次郎 長島
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Lion Engineering Co Ltd
Original Assignee
Lion Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器内に収容された液体中の異物等を検査す
るための回転式異物検査機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、容器内に収容された液体中の異物を検査する回転
式異物検査機は、例えば第5図〜第7図に示すように、
移動するテーブル1に回転自在に軸支された複数の受皿
2に、駆動モータ等の駆動源3により回転する駆動プー
リー4と従動プーリー5とに巻き掛けられた丸型断面の
ベルト6を押し付けて接触させ、各受皿2に同時に回転
を伝達して受皿2をテーブル1と共に移動させながら受
皿2に載置された容器7と共に容器7内の液体を回転さ
せ、その後この回転伝達部を経た受皿2は慣性によって
回転しながらテーブル1の移動と共に、受皿2の下部に
設けられた一対のローラ8,8を、テーブル1の外側に独
立的に配備されて調整アーム10で間隔調整可能なならい
カム9,9の間に案内し、受皿2を強制的に静止させたの
ち容器7内の液体中の異物の検査を行っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、ならいカム9,9の間に回転が残っている
受皿2を案内して強制的に静止させる時は、ローラ8,8
とならいカム9,9の面との衝突あるいは衝突の繰返し等
によって受皿2と共に容器7も振動し、その振動が収ま
るまで検査動作に移ることができなかった。また、前記
容器7の振動と共に液体中に泡が発生しやすく、この泡
は誤測定の要因となり、処理能力低下を免れることがで
きなかった。
本考案は、このような回転式異物検査機において、回転
を与えたのちの容器を検査位置に至るまでに静止させ、
従来のような静止時における容器の振動や液中の発泡を
防止し、検査精度と処理能力等を向上させることができ
る回転式異物検査機を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、マーカー13を有する検体載置用の受皿2をロ
ケータシャフト12を介して移動テーブル1に備えた軸受
11に回転自在に軸支し、該ロケータシャフト12にアーマ
チュア16のあるプーリー14を設け、このアーマチュア16
をテーブル1に設けた電磁マグネット15に対設して電極
ブレーキとすると共に、テーブル1に前記マーカー13の
検知用センサー18を設け、該検知用センサー18により前
記電極ブレーキを作動させるようにしたものである。
〔作用〕
検体たる液体を収容した容器を受皿上に載置し、受皿を
回転させれば容器は回転し収容された液体も回転する。
このような回転を与えたのちに回転力を遮断するが、慣
性によって受皿はなお回転しているから、この受皿の所
定の回転位置をセンサーによって検知し、電磁ブレーキ
を作動させて受皿を静止させたのち検査を行う。従っ
て、受皿の静止時には、従来のようなならいカム利用に
よる強制静止のように、ならいカムとの衝突等による振
動は生ずることなく、また液中の発泡もみることなく、
正確で能率的な検査を行うことができる。
さらに、受皿を移動式とし、この受皿にローラを保持し
受皿の静止位置を確保するためのならいカムをに当接で
きるように配備した時には、電磁ブレーキ解除後もその
静止位置を確保することができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面を参照して説明すると、第1図
例において、移動するテーブル1には軸受11を介してロ
ケータシャフト12を回転自在に軸支し、ロケータシャフ
ト12の上部でテーブル1の上には検体たる液体を収容し
た容器7を載置するための受皿2とマーカー13が固定さ
れ、ロケータシャフト12の下部でテーブル1の下にはア
マチュア16のあるプーリー14が固定されている。さら
に、該アマチュア16に対向してテーブル1の下面部には
電磁マグネット15が取り付けられて電磁ブレーキとして
ロケータシャフト12の回転を停止することができるよう
になっており、前記マーカー13上に設けられた合せマー
ク17(第2図参照)を感知し電磁マグネット15を励磁す
るセンサー18がテーブル1上に設けられている。
いま、検体たる液体を収容した容器7を受皿2上に載置
し、ベルト6によって駆動源3によりプーリー14及びロ
ケータシャフト12を介して受皿2に回転が伝達すると、
容器7及び容器7内の液体も回転しながらテーブル1と
共に移動する。このような回転伝達部を経た受皿2は、
慣性によって回転しながら第2図のように移動するが、
該受皿2と共に回転するマーカー13の合せマーク17をセ
ンサー18が検知した時に、電磁マグネット15を励磁させ
て電磁ブレーキ作動によりロケータシャフト12と共に受
皿2を静止させ、該静止位置においてカメラ等による容
器7内液体中の異物検査が行われる。この静止は必ずし
も検査位置で行う必要はなく、受皿2を回転させる回転
伝達部から検査位置までの適宜箇所で静止させ、その後
テーブル1の移動によって検査位置まで移動させて検査
するようにしてもよい。
このように、受皿2の静止は電磁ブレーキによって行わ
れるから、従来のようなならいカムによる強制静止で生
ずる振動や液中の発泡は防止され、正確な検査を能率的
に行うことができる。
なお、この図示例ではロケータシャフト12の回転をベル
ト及びプーリー14で行っているが、プーリー14をローラ
として駆動ローラを接離させて回転させるようにしても
よい。
また、第3図及び第4図の例では、プーリー14に1対の
対向するローラ8,8を取り付け、このプーリー14に対す
る回転伝達部の後の移動部に、ローラ8,8を保持して受
皿2の静止位置を確保するために、間隔調整可能ななら
いカム9,9に当接配備したものである。
従ってこの例では、第1図例のように電磁ブレーキによ
り静止された受皿2がテーブル1と共に移動し、ならい
カム9,9の部分に至り、ならいカム9,9の間にローラ8,8
が徐々に入り込み、電磁ブレーキを消磁しても受皿2の
静止位置が確保される。
〔考案の効果〕
本考案は、検体たる液体を収容した容器の受皿の回転を
センサーにより検知して作動する電磁ブレーキにより検
体載置用受皿を所定位置に静止させるようにしたもので
あるから、容器の振動や液中の発泡を防止することがで
き、検査精度や処理能力等を著しく向上させることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の縦断面図、第2
図はその静止部付近における説明図、第3図は本考案の
他の一実施例を示す要部の縦断面図、第4図はその静止
部付近における説明図、第5図は従来例の平面図、第6
図は第5図の要部の側面図、第7図は第5図の静止部付
近における説明図である。 1…テーブル、2…受皿、3…駆動源、4…駆動プーリ
ー、5…従動プーリー、6…ベルト、7…容器、8…ロ
ーラ、9…ならいカム、11…軸受、12…ロケータシャフ
ト、13…マーカー、14…プーリー、15…電磁マグネッ
ト、16…アーマチュア、17…合せマーク、18…センサ
ー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マーカー13を有する検体載置用の受皿2を
    ロケータシャフト12を介して移動テーブル1に備えた軸
    受11に回転自在に軸支し、該ロケータシャフト12にアー
    マチュア16のあるプーリー14を設け、このアーマチュア
    16をテーブル1に設けた電磁マグネット15に対設して電
    極ブレーキとすると共に、テーブル1に前記マーカー13
    の検知用センサー18を設け、該検知用センサー18により
    前記電極ブレーキを作動させるようにしたことを特徴と
    する回転式異物検査機。
  2. 【請求項2】前記プーリー14が、ローラ8を回転自在に
    備えたものであって、該ローラ8をならいカムに当接従
    動させる請求項1記載の回転式異物検査機。
JP4476288U 1988-04-04 1988-04-04 回転式異物検査機 Expired - Lifetime JPH075404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4476288U JPH075404Y2 (ja) 1988-04-04 1988-04-04 回転式異物検査機

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JP4476288U JPH075404Y2 (ja) 1988-04-04 1988-04-04 回転式異物検査機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01148849U JPH01148849U (ja) 1989-10-16
JPH075404Y2 true JPH075404Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=31271111

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4476288U Expired - Lifetime JPH075404Y2 (ja) 1988-04-04 1988-04-04 回転式異物検査機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4743816B2 (ja) * 2001-09-21 2011-08-10 キリンテクノシステム株式会社 容器検査装置
JP5298528B2 (ja) * 2007-12-25 2013-09-25 澁谷工業株式会社 ロータリー式容器処理装置

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Publication number Publication date
JPH01148849U (ja) 1989-10-16

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