JPH0720105A - 手動式超音波探傷装置 - Google Patents

手動式超音波探傷装置

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JPH0720105A
JPH0720105A JP5214741A JP21474193A JPH0720105A JP H0720105 A JPH0720105 A JP H0720105A JP 5214741 A JP5214741 A JP 5214741A JP 21474193 A JP21474193 A JP 21474193A JP H0720105 A JPH0720105 A JP H0720105A
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Japan
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probe
pulse motor
rotary
ball screw
screw shaft
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JP5214741A
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Takanosuke Aoyanagi
鷹之介 青柳
Toshihiro Kumada
敏弘 熊田
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B II DENKI KK
SUZUKOO SEIMITSU KK
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B II DENKI KK
SUZUKOO SEIMITSU KK
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Abstract

(57)【要約】 〔目的] 熟練を要せず確実な探傷を行なう手動式超音
波探傷装置を提供する。 〔構成〕 把手2を設けた支持機体1の四方下端に回転
輪4をそれぞれ配設すると共に、このうち1個の回転輪
4の回転量をベルト6を介しロータリエンコーダ7に導
き、このロータリエンコーダ7で出力されるパルスで駆
動するパルスモータ9に連動の転動ボールネジ軸11を
支持機体1に軸架し、転動ボールネジ軸11に下端にプ
ローブ12を突設したプローブ支持機構13を螺合し、
前記回転輪4の回転量に応じてプローブ12を所定の速
度をもって正確なスキャニング送りをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は備え付けの超音波探傷
装置で探傷し得ない箇所に用いる手動式超音波探傷装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、被検体内に内在する傷を探傷探
傷する装置(超音波探傷装置)は種々提案されている。
多くの超音波探傷装置は、工場ラインの中に設置されて
いて、被検体に対し懸垂状に設けられ、被検体を送りな
がら傷の探傷作業を行なうものである。また、手動式の
探傷器としては、プラント等の設置後、パイプラインの
接続箇所とか、或いは自動超音波探傷装置の使えない狭
い場所での探傷に用いられている。
【0003】従来の手動式の探傷器は、超音波探触子
(以下、プローブという)を内蔵した探傷器を作業者が
手に持ち、被検体面を往復移動させながら探傷するもの
であるが、正確な探傷をするには相当の熟練が必要であ
ると共に、探傷器の動かし方により探傷ミスも出るとい
う作業者の個々の能力に依存することが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、手動式による探
傷の場合、作業者は探傷器を被検体の表面を滑らせなが
ら往復移動させ、傷の発見を行なうが、探傷箇所におい
ては、正確に探傷器を往復移動させにくい場所があり、
有るべき傷の位置を見逃したりする虞れが多分にある。
また、平面の被検体を探傷する場合も、作業者の手の送
りに依存するため、信頼性に欠けるという問題がある。
【0005】本発明は上記実情に鑑み、被検体面上を往
復移動するプローブを、把持支持機体の移動速度に応じ
て直交方向へ自動的に移動するようにし、作業者の個々
の能力に左右されることなくし、前記課題を解決する手
動式超音波探傷装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、把手を設けた
支持機体の四方下端に被検体面走行用回転輪を配設する
と共に、このうち1個の回転輪の回転量をベルトを介し
てロータリエンコーダに伝達し、該ロータリエンコーダ
に連設したパルスモータの回転量を制御し、該パルスモ
ータに連動する支持機体に軸架した転動ボールネジ軸
に、下端にプローブを突設したプローブ保持機構を螺合
し、プローブを支持機体移動に応じ任意速度で往復動さ
せるものである。
【0007】
【作用】上記のように、被検体面上を直角方向に往復移
動するプローブは、四方に配設の回転輪を単に適宜滑動
させるだけで、該回転輪中、所定の回転輪の回転をベル
トを介してロータリエンコーダに伝達して回転量をパル
ス化し、このパルスによってパルスモータを駆動して転
動ボールネジ軸を所定量回転させ、該転動ボールネジ軸
に螺合してなるプローブ保持機構を被検体面に対する移
動方向と直角方向に往復移動するスキャニング送りをす
るため、プローブ保持機構の下端に有するプローブで被
検体を正確に探傷するものとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。1は上部中央に把手2を設
け、四方の下端に突設した各脚部3に回転輪4をそれぞ
れ配設してなる支持機体で、前記4個の回転輪4中、1
個の回転輪4の支承軸4aの端に設けたプーリー5に掛
ける歯付ベルト6を、支持機体1の上部片側に配置した
ロータリエンコーダ7の回転軸7aに設けたプーリー8
に掛けて回転を伝達するようにし、且つ、前記ロータリ
エンコーダ7でパルス化した信号パルスを入力して回転
をするパルスモータ9を支持機体1の反対側に配置し、
更に、前記パルスモータ9に歯付ベルト10を介して連
動する転動ボールネジ軸11両端部を支持機体1側に支
承する。この転動ボールネジ軸11には下端に公知のプ
ローブ12を取付けてなるプローブ支持機体13の上部
を螺合し、これら全体の構成で手動式超音波収探傷装置
14となる。
【0009】次にこの作用を説明すると、先ずこの手動
式超音波収探傷装置14の使用に際し、上部中央に有す
る把手2を握って持ち上げ、所定の被検体Aの上面に下
端四方に配設の回転輪4を載置する。ここにおいて、把
手2を前方へ押せば超音波収探傷装置14は、四方下端
に配設してなる4個の回転輪4が被検体A面を転動して
前進するものとなる(勿論、超音波探傷装置14のセッ
トは移動方向に転動するよに回転輪4を位置せしめ
る)。
【0010】この様に、4個の回転輪4が回転すれば、
このうち1個の回転輪4の回転量が歯付ベルト6を介し
て支持機体1の上部に配設したロータリエンコーダ7を
回転せしめ、この軸の回転量をディジタル量に変換しパ
ルス出力を出し、このパルス出力でパルスモータ9を所
定量を回転させる。このパルスモータ9の回転が歯付ベ
ルト10を介して転動ボールネジ軸11に伝達し、該転
動ボールネジ軸11に螺合してなるプローブ支特機構1
3をこの軸方向へ適宜往復移動させる(図4参照)。こ
のため、プローブ支持機構13の下端に突設し被検体A
に対しバネ圧(図示せず)等で所定圧をもって接触して
いるプローブ12が、図5に示すように実質的にジグサ
グ走査となるスキャニング送りがなされる。
【0011】この場合、プローブ12の走査速度は、支
持機体1の回転輪4の回転量をロータリエンコーダ7と
パルスモータ9を連動するようにしてなるため、回転輪
4の回転速度に同期し、確実なスキャニング送りとな
る。即ち、回転輪4の回転量はロータリエンコーダ7に
てパルスモータ9を制御させ、転動ボールネジ軸11の
回転量を任意に制御するので、被検体A内の傷の探傷が
確実に行なえる。
【0012】
【発明の効果】上述のように、本発明の手動式超音波探
傷装置は回転輪を四方に配設した支持機体に、前記回転
輪に回転量を受けるロータリエンコーダとこのパルス信
号でパルスモータの回転速度を制御し、プローブを吊下
げた転動ボールネジ軸を回転するようにしたため、単に
回転輪を被検体面に載置させ適宜移動するだけで、簡
単、確実にプローブを被検体面に対し直角に往復移動
し、スキャニング送りができ、熟練を要することなく正
確な探傷ができ、探傷ミスを招かず、信頼性の高い検査
となり得る。しかも、本発明の装置は中央上部に把手を
設け左右にロータリエンコーダとパルスモータを配置し
たことにより機体のバランスも良く、コンパクトにまと
まり手動式に最適となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す手動式超音波探傷装置の
概略正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】転動ボールネジ軸に対するプローブの往復移動
説明図である。
【図5】同スキャニング送りの説明図である。
【符号の説明】
1 支持機体 2 把手 4 回転輪 6 ベルト 7 ロータリエンコーダ 9 パルスモータ 11 転動ボールネジ軸 12 プローブ 13 プローブ支持機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手を設けた支持機体の四方下端に被検
    体面走行用回転輪を配設すると共に、このうち1個の回
    転輪の回転量をベルトを介してロータリエンコーダに伝
    達し、該ロータリエンコーダに連設したパルスモータの
    回転量を制御し、該パルスモータに連動する支持機体に
    軸架した転動ボールネジ軸に、下端にプローブを突設し
    たプローブ保持機構を螺合し、プローブを支持機体の移
    動に応じ任意速度で往復動させることを特徴とする手動
    式超音波探傷装置。
JP5214741A 1993-06-30 1993-06-30 手動式超音波探傷装置 Expired - Lifetime JP2566194B2 (ja)

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JP5214741A JP2566194B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 手動式超音波探傷装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0720105A true JPH0720105A (ja) 1995-01-24
JP2566194B2 JP2566194B2 (ja) 1996-12-25

Family

ID=16660828

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JP5214741A Expired - Lifetime JP2566194B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 手動式超音波探傷装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002048770A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Osaka Gas Co Ltd 超音波検査装置
JP2004077369A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Nippon Jiki Kogyo Kk 磁気探傷方法及び装置

Cited By (3)

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JP4576030B2 (ja) * 2000-07-31 2010-11-04 大阪瓦斯株式会社 超音波検査装置
JP2004077369A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Nippon Jiki Kogyo Kk 磁気探傷方法及び装置

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JP2566194B2 (ja) 1996-12-25

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