JPH0648397Y2 - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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JPH0648397Y2
JPH0648397Y2 JP16654388U JP16654388U JPH0648397Y2 JP H0648397 Y2 JPH0648397 Y2 JP H0648397Y2 JP 16654388 U JP16654388 U JP 16654388U JP 16654388 U JP16654388 U JP 16654388U JP H0648397 Y2 JPH0648397 Y2 JP H0648397Y2
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JP
Japan
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chuck
sample
specimen
pressing
pressing means
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Application number
JP16654388U
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JPH0288103U (ja
Inventor
俊彦 稗田
恵司 井上
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Publication date
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば円筒状の検体を回転させると共に、検
体の外周面を押圧変形させて欠陥を検出する検査装置に
関する。
(従来の技術) 従来は、図4に示した円筒状のゴム状弾性体製の検体10
6を一つ一つ手に取り、回しながらこの検体106の隅々を
押圧すると共に、拡大レンズ等にてクラックなどの不良
がないか確認して検査を行なっていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の検査では、手間と時間がかか
り作業効率が悪く、製品のコストアップを招いていた。
また、検体106の一部分を検査しないまま良品としてし
まう可能性もあり、信頼性に欠けるという問題もある。
本考案は上記従来技術の問題を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、検体の検査を手間と
時間をかけず作業効率良く行なうことができる検査装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案にあっては、ゴム状
弾性材製の検体を着脱可能に把持するチャックおよび前
記チャックに連結し軸心を中心として回転する軸を備え
たチャック手段と、前記チャック手段の回転軸心に対し
て径方向へ移動自在に設けられて前記検体を圧接可能な
押圧手段と、該押圧手段により変形される前記検体の個
所を検査する位置に配置された検出器と、を有する。
(作用) 上記のように構成された検査装置によれば、検体をチャ
ック手段にて把持し、押圧手段にて検体を押圧しながら
回転させるので、全周的に何度も検査される。
また、押圧手段はチャック手段の径方向へ移動調整可能
になっているので、押圧力を調整することで、検体の変
形量が調整される。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図(a),(b)はそれぞれ本考案の第1実施例で
ある検査装置を示す側面図,正面図である。
第1図において、1は回転自在のチャック手段で、回転
軸3,チャック盤4,チャック10とから構成されている。こ
のチャック10の間にゴム等からなる検体6(製品)を把
持するとともに、回転軸3を回転させる。この回転はも
ちろんモータ等の駆動源にて行なうことができる。そし
て、回転軸3の中心軸2に向かって径方向に移動自在の
押圧手段8を検体6の外周面に押し当てて変形させ、検
査領域c内の欠陥56をカメラ等の検出器9で検査するよ
うになっている。押圧手段8は移動自在のため、検体6
への押圧力を調整することで、検体6の変形量を調整で
き、欠陥56の多様性に対応できる。検出器9の位置は、
押圧手段8により検体6を変形させることで欠陥56が容
易に認識できる位置にある必要がある。
第2図(a),(b)はそれぞれ本考案の第2実施例で
ある検査装置を示す側面図,正面図、(c)は検体6の
偏心を示す側面図である。
第2図において、1は中心軸2を中心として回転自在な
チャック手段で、該チャック手段1は回転軸3と、チャ
ック盤4と、ヤトイチャック5とから構成されている。
回転軸3は図示しないモータ等の駆動源からベルト等に
よって回転する。
前記検体6の内孔7をチャック手段1のヤトイチャック
5に嵌合することにより、検体6が把持される。従っ
て、前記ヤトイチャック5はチャック手段1の回転時
に、検体6の内孔7との間で滑りを生じない径を有して
いる。
8はチャック手段1に把持された検体6の外周面を押圧
する押圧手段で、この第2実施例では上下に2つ対向設
置されている。そして、この押圧手段8は図示しない移
動手段によって矢印d,eのように上下に移動し、検体6
の外周面を径方向に同時に押圧・離間する。
この第2実施例においては、押圧手段8が上下に2つ設
けられているために、第1実施例のチャック10が簡単な
ヤトイチャック5を用いても、この上下に2つ設けられ
た押圧手段8が検体6の偏心を防止でき、第1実施例と
同様に検体6の検査が可能となる。この構成では検体6
の内孔7をヤトイチャック5へ嵌合するだけで把持でき
るので、この動作が単純化され、自動化もしやすい。
検出器9は回転中の検体6の所定の検査領域cを撮影、
或いは図示しないスクリーンに投影することによりクラ
ック等の欠陥を検査するためのものである。この検出器
9の位置は、第1実施例のように押圧手段8により検体
6を変形させることで欠陥が容易に認識できる位置であ
ればよい。
次に、第2実施例の作用を説明する。
まず、加工・成形された検体6の内孔7をチャック手段
1のヤトイチャック5に嵌合する。この作業は検出器
9、押圧手段8から離れた位置で行なう。次に、チャッ
ク手段1を移動して検体6の検査したい箇所が検出器9
の真下の検査領域cに入るようにし、図示しない駆動ス
イッチをONして回転軸3に駆動源の回転力を伝達する。
この時点では、押圧手段8は第2図(a)に示す二点鎖
線の位置にある。
そして、図示しない移動手段を操作して押圧手段8を中
心軸2に向けて矢印dのように移動し、検体6の外周面
を押圧変形する(第2図(a),(b)の実線で示
す)。また、上記作動中、検体6が第2図(c)の二点
鎖線のように中心軸2から傾いた偏心状態にあったとし
ても、先に検体6の外周面に当接した一方の押圧手段8
(図示実施例においては下方)が実線の位置に移動する
過程で徐々に矯正(調心)され、二本の押圧手段8で均
等に押圧変形されることになる。
以上のようにして、検体6の中心軸とチャック手段1の
中心軸2とを一致させた後、検出器9によって検査領域
cにおける検体6の外周面を検査する。この時、検体6
は押圧手段8によって外周面を均等に押圧変形されてい
るため、クラック等の欠陥があれば即座に検出すること
ができる。
このように、この実施例においては、検体6を回転中に
調心でき、第1実施例のチャック手段1のように検体6
を強く把持する必要はなく、チャック10も不要となる。
第3図(a),(b)はそれぞれ本考案の第3実施例で
ある検査装置を示す側面図,正面図である。
第3図においては、第2実施例(第2図)の二本の押圧
手段8を三本の押圧手段8として、検体6の外周面を同
時に押圧変形するように構成している。
その他の構成・作用については第2実施例と同様である
ので省略する。
なお、上記第1乃至第3実施例において、チャック手段
1を中心軸2と、押圧手段8の中心軸との調心、およ
び、チャック手段1(検体6)と検出器9の検査領域c
との位置合わせの移動については、チャック手段1を移
動させることで対応しているが、チャック手段1を固定
しておき、押圧手段8、検出器9を移動させるようにし
てもかまわない。
(考案の効果) 本考案の検査装置は、検体をチャック手段に把持して検
出器にて検査する個所側を押圧手段により押圧しながら
回転できるようになっているので、短時間に検出器によ
り何回転も検査個所を検査することができる。よって、
短時間に何回も検査できるので、クラック等の不良を見
落とすことがない。また、押圧手段はチャック手段の径
方向へ移動調整可能になっているので、押圧力を径方向
へ移動調整することで、検体の変形量が調整でき、検体
のクラック等の大小を加減しながら検査でき、不良の多
様性に対応できる。よって、微小なクラック,傷等も効
果的に発見できる。
【図面の簡単な説明】 第1図,第2図,第3図はこの考案の実施例を示し、第
1図(a)は第1実施例を示す側面図、同図(b)は正
面図、第2図(a)は第2実施例を示す側面図、同図
(b)は正面図、(c)は検体の調心時の側面図、第3
図(a)は第3実施例を示す側面図、同図(b)は正面
図、第4図は検体を示す正面図である。 符号の説明 1……チャック手段、2……中心軸 3……回転軸、4……チャック盤 5……ヤトイチャック、6,106……検体 7……内孔、8……押圧手段 9……検出器、10……チャック 56……欠陥

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム状弾性材製の検体を着脱可能に把持す
    るチャックおよび前記チャックに連結し軸心を中心とし
    て回転する軸を備えたチャック手段と、前記チャック手
    段の回転軸心に対して径方向へ移動自在に設けられて前
    記検体を圧接可能な押圧手段と、該押圧手段により変形
    される前記検体の個所を検査する位置に配置された検出
    器と、を有する検査装置。
JP16654388U 1988-12-23 1988-12-23 検査装置 Expired - Lifetime JPH0648397Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16654388U JPH0648397Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16654388U JPH0648397Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0288103U JPH0288103U (ja) 1990-07-12
JPH0648397Y2 true JPH0648397Y2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=31454018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16654388U Expired - Lifetime JPH0648397Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 検査装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0648397Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH084600Y2 (ja) * 1990-05-14 1996-02-07 エヌオーケー株式会社 外観検査用治具

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Publication number Publication date
JPH0288103U (ja) 1990-07-12

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