JPH11223504A - 軸状ワークの検査装置 - Google Patents

軸状ワークの検査装置

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JPH11223504A
JPH11223504A JP2426298A JP2426298A JPH11223504A JP H11223504 A JPH11223504 A JP H11223504A JP 2426298 A JP2426298 A JP 2426298A JP 2426298 A JP2426298 A JP 2426298A JP H11223504 A JPH11223504 A JP H11223504A
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JP
Japan
Prior art keywords
work
valve
detecting
roller
detecting means
Prior art date
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Pending
Application number
JP2426298A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Narita
佳弘 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc, Fuji Valve Co Ltd filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP2426298A priority Critical patent/JPH11223504A/ja
Publication of JPH11223504A publication Critical patent/JPH11223504A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの拡径部の真直度と全長とを、同時に
かつ自動的に検査する。 【解決手段】 一端に拡径部Baを有するワークBの軸
部Baを回転可能に保持する把持手段3と、前記ワーク
Bの一端側に設けられ、かつ拡径部Baの端面外周部に
回転自在に圧接することにより、拡径部Baの軸線に対
する面振れを検出する面振れ検知手段6と、ワークBの
他端側に設けられ、ワークBを前記面振れ検知手段6側
に押圧して、ワークBの他端の変位量を検出することに
より、ワークBの全長を検査する全長検知手段5と、前
記ワークBを回転させるワーク回転手段7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸状ワーク、例え
ば、エンジンバルブの全長及び傘部の軸線に対する面振
れ、すなわち真直度を同時に検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンジンバルブは、丸棒状素材
からの鍛造工程、熱処理工程、軸部の曲がり矯正工程等
を経た後、各部に機械加工を施して、規定の寸法に仕上
げられる。
【0003】このようなエンジンバルブの製造工程にお
いて、その全長と、軸線に対する傘部の真直度(面振
れ)とを検査する工程を設けて、加工洩れ品が次工程に
送り込まれることのないようにしている。従来、上記全
長及び傘部の真直度の検査は、独立した別々の工程で、
しかも抜き取りにより直接作業員が検査していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した2つの検査を
別々に、かつ作業者が行っていたのでは、検査効率が悪
く、生産性が上がらない。
【0005】また、抜き取り検査では、全数検査でない
ため、不良品を完全に排除することができないという問
題もある。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑み、ワークの
全長と傘部の真直度とを同時に、かつ自動的に検査する
ことにより、生産性を大幅に高めうるようにした検査装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、一端に拡径部を有するワークの軸部を回転可能に
保持する把持手段と、前記ワークの一端側に設けられ、
かつ拡径部の端面外周部に回転自在に圧接することによ
り、拡径部の軸線に対する面振れを検出する面振れ検知
手段と、ワークの他端側に設けられ、ワークを前記面振
れ検知手段側に押圧して、ワークの他端の変位量を検出
することにより、ワークの全長を検査する全長検知手段
と、前記ワークを回転させるワーク回転手段とを設ける
ことにより解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1及び図2に基づいて説明する。本発明の検査装置(1)
は、軸状ワークであるエンジンバルブ(以下、単にバル
ブと略称する。)の加工工程間において、バルブ(B)の
全長と、軸部(Ba)に対する傘部(Bb)の真直度とを自動的
に検査するものである。
【0009】検査装置(1)は、ターンテーブル(2)に設
けられた把持手段(3)と、ターンテーブル(2)の下方に
設けられたバルブの全長検知手段(5)と、同じく上方に
設けられた傘部(Bb)の面振れ検知手段(6)と、バルブ回
転手段(7)とを備えている。
【0010】把持手段(3)は、ターンテーブル(2)の外
周部に等間隔おきに複数配設され、バルブ(B)の軸部(B
a)を回転可能に垂直に保持する1対の受けローラ(8)
(8)と、この1対の受けローラ(8)との間にバルブ(B)
の軸部(Ba)を押し付ける押圧ローラ(9)とを有してい
る。押圧ローラ(9)は、ターンテーブル(2)に固着され
た水平回転可能な開閉片(10)に枢支され、ねじりコイル
ばね(4)により常時受けローラ(8)側に付勢されてい
る。
【0011】バルブの全長検知手段(5)は、非磁性体よ
りなるエアシリンダ(12)と、その内部のピストン(13a)
の位置を検知するマグネット式の検知センサ(14)とを有
しており、ピストン(13a)の外周には、磁性体からなる
被検知体(15)が嵌合されている。
【0012】傘部(Bb)の面振れ検知手段(6)は、バルブ
(B)の傘表(Bc)に接触してその上面の上下方向の面振
れ、すなわち、軸線に対する真直度を検知するもので、
傘表(Bc)に圧接するローラ(16)と、ローラ(16)を支持す
る上下方向に回動可能なブラケット(17)と、その先端の
ローラ(16)の直上に当接させた面振れ検知センサ(18)と
を有している。
【0013】ブラケット(17)は、引張コイルばね(11)に
より、ストッパ(17a)と当接する水平位置に常時下向き
に付勢されている。なお、引張コイルばね(11)の付勢力
は、エアシリンダ(12)の上向き突出力よりも大とされ、
エアシリンダ(12)により、ブラケット(17)が上向きに回
動しないしないようにしてある。
【0014】バルブ回転手段(7)は、バルブ(B)の軸部
(Ba)に接触してバルブ(B)を回転させるもので、モータ
(19)と、これを矢印A方向に回動可能に支持するブラケ
ット(20)と、モータ(19)の回転軸(21)に固着された駆動
ローラ(22)とを有している。なおモータ(19)及び駆動ロ
ーラ(22)が軸線は、これを矢印方向に回転させて、バル
ブ(B)を回転させた際、バルブ(B)に上方への推力が与
えられるように若干傾斜させてある。
【0015】次に、上記実施例の作用を説明する。検査
装置(1)の待機状態において、エアシリンダ(12)のピス
トンロッド(13)は仮想線の位置まで下降し、また駆動ロ
ーラ(22)は図1の右方に退避している。
【0016】軸部の矯正工程により軸部(Ba)の曲がり及
び傘部(Bb)の真直度が矯正され、かつその後、軸端部が
切断されたバルブ(B)は、把持手段(3)の1対の受けロ
ーラ(8)(8)と押圧ローラ(9)とにより保持され、ター
ンテーブル(2)によって、全長検知手段(5)の真上まで
搬送される。
【0017】すると、エアシリンダ(12)のピストンロッ
ド(13)が上昇し、バルブ(B)を押し上げて、傘表(Bc)の
上面を面振れ検知手段(6)のローラ(16)に圧接させる。
【0018】この際にバルブ(B)の全長が検査される。
すなわち、検知センサ(14)の位置とローラ(16)の下面と
の間の上下寸法を予めバルブ(B)の全長の規定寸法に定
めておけば、例えば加工洩れにより規定よりも長寸のバ
ルブが送られて来たときには、ピストン(13a)の位置が
センサ(14)よりも下位となり、センサ(14)より異常信号
が発せられる。なお、規定よりも短寸のバルブでも、セ
ンサ(14)より異常信号が発せられる。
【0019】ついで、バルブ回転手段(7)の駆動ローラ
(22)を軸部(Ba)に圧接させたのち、モータ(19)を駆動す
ると、バルブ(B)は、駆動ローラ(22)により回転させら
れながら押し上げられて、ローラ(16)と共に回転する。
【0020】この際に、傘部(Bc)の振れが検知センサ(1
8)によって検出される。すなわち、軸部(Ba)に対し、傘
部(Bb)が直角に形成されているときには、傘部(Bc)の上
面は、振れないが、直角に形成されていない不良品のと
きには、傘部(Bc)の上面が上下方向に振れ、この上下方
向の変位量を検知センサ(18)の検知子(23)の出没によっ
て検知することにより、異常信号が発せられる。
【0021】検査装置(1)によって不良品と判定された
バルブ(B)は、ターンテーブル(2)の回転によって、図
示しない不良品受けシュート等まで搬送されて排出され
る。したがって、加工不良等のバルブが次工程に送り込
まれる恐れはなく、不良品が製造されることがなくな
る。なお、以上説明した一連の動作は、図示しない制御
装置によって自動的に行われる。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、ワークの軸線に対する
拡径部の真直度と、ワークの全長の検査とを、1台の装
置をもって、同時に、かつ自動的に行なわれるため、検
査効率が向上し、生産性は大幅に高まる。
【0023】また、本装置をワークの加工工程間に設け
ることにより、ワークの全数を検査することができ、加
工洩れ等の不良品を確実に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿う要部の拡大横断平
面図である。
【符号の説明】
(B)エンジンバルブ(軸状ワーク) (Ba)軸部 (Bb)傘部 (Bc)傘表 (1)検査装置 (2)ターンテーブル (3)把持手段 (4)ねじりコイルばね (5)全長検知手段 (6)面振れ検知手段 (7)バルブ回転手段 (8)受けローラ (9)押圧ローラ (10)開閉片 (12)エアシリンダ (13)ピストンロッド (13a)ピストン (14)ピストン検知センサ (15)被検知体 (16)ローラ (17)ブラケット (18)面振れ検知センサ (19)モータ (20)ブラケット (21)回転軸 (22)駆動ローラ (23)検知子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に拡径部を有するワークの軸部を回
    転可能に保持する把持手段と、前記ワークの一端側に設
    けられ、かつ拡径部の端面外周部に回転自在に圧接する
    ことにより、拡径部の軸線に対する面振れを検出する面
    振れ検知手段と、ワークの他端側に設けられ、ワークを
    前記面振れ検知手段側に押圧して、ワークの他端の変位
    量を検出することにより、ワークの全長を検査する全長
    検知手段と、前記ワークを回転させるワーク回転手段と
    を備えることを特徴とするワークの検査装置。
JP2426298A 1998-02-05 1998-02-05 軸状ワークの検査装置 Pending JPH11223504A (ja)

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