JPH07191001A - 超音波探傷装置 - Google Patents
超音波探傷装置Info
- Publication number
- JPH07191001A JPH07191001A JP5333363A JP33336393A JPH07191001A JP H07191001 A JPH07191001 A JP H07191001A JP 5333363 A JP5333363 A JP 5333363A JP 33336393 A JP33336393 A JP 33336393A JP H07191001 A JPH07191001 A JP H07191001A
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- JP
- Japan
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- pipe
- traveling
- wheels
- axial direction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管類検査用の超音波探傷装置の設置スペー
スを小さくする。 【構成】 配管1の外周面上を複数の走行車輪11で周
方向に走行する周走行部3と、これに取り付けられ超音
波探触子4を配管1の軸方向へ動かすアーム5とからな
る装置構成において、周走行部3を配管1の軸方向にそ
の凹部3aを臨ませてコ字形に形成し、走行車輪11a
を凹部3aの両側に配置する。超音波探触子4を走行車
輪11a間を通して周走行部3の凹部3aに往来させて
検査を行えるので、検査範囲以外に必要となる余分なス
ペースを小さくできる。
スを小さくする。 【構成】 配管1の外周面上を複数の走行車輪11で周
方向に走行する周走行部3と、これに取り付けられ超音
波探触子4を配管1の軸方向へ動かすアーム5とからな
る装置構成において、周走行部3を配管1の軸方向にそ
の凹部3aを臨ませてコ字形に形成し、走行車輪11a
を凹部3aの両側に配置する。超音波探触子4を走行車
輪11a間を通して周走行部3の凹部3aに往来させて
検査を行えるので、検査範囲以外に必要となる余分なス
ペースを小さくできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉配管等の検査に
使用される超音波探傷装置に関するものである。
使用される超音波探傷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子炉圧力容器に接続されたノズルその
他の配管類の検査に使用される超音波探傷装置として図
5に示す構造のものが知られている。この装置は、配管
1の外周に取り付けられたリング状のガイドレール2に
沿って走行する周走行部30と、この周走行部30に取
り付けられ探触子モジュール31を配管1の軸方向へ動
かすアーム32とで主要部が構成され、配管1に巻き付
けたチェーン33の両端部を周走行部30の両側のフッ
ク34に引っ掛けて配管1を締め付けることにより取り
付けられている。チェーン33には検査の際配管1を傷
付けることなく円滑に走行できるよう多数のローラ35
が設けられている。周走行部30は図示しないモータに
よって駆動される4つの走行車輪37を備えており、ギ
ヤ38を介して走行車輪37を駆動することで配管1の
周方向へ自在に移動できるようになっている。この場
合、走行車輪37は2つ一組でガイドレール2を両側か
ら挟み込むようにして配管1の周方向2箇所に配置され
ており、ガイド輪としての機能も有している。この周走
行部30に設けられたチェーン保持用のフック34には
図示しないテンション調節機構が設けられており、この
テンション調節機構によって配管1に対するチェーン3
3の締め付け力が適性に調節されるようになっている。
アーム32は、周走行部30に片側支持されて配管1の
軸方向に延びる断面コ字形のアーム本体38内にガイド
レール39を設け、このガイドレール39に探触子モジ
ュール31の移動担体である摺動ブロック40を取り付
けて概ね構成されている。摺動ブロック40にはガイド
レール39の両端近傍に設けられた一対のプーリ41に
掛け渡されたワイヤ42の両端が連結されており、周走
行部30側のプーリ41をモータ36で正逆回転させる
ことにより摺動ブロック40がワイヤ42で牽引されて
ガイドレール39の端から端まで移動できるようになっ
ている。この場合探触子モジュール31は探傷角度が互
いに異なる2つの超音波探触子43を搭載し、支持アー
ム45を介して摺動ブロック40に取り付けられてい
る。支持アーム45は、摺動ブロック40の側部に回動
可能に支持されると共に超音波探触子43を配管1の外
周面に密着させるべくコイルスプリング46で付勢され
ている。
他の配管類の検査に使用される超音波探傷装置として図
5に示す構造のものが知られている。この装置は、配管
1の外周に取り付けられたリング状のガイドレール2に
沿って走行する周走行部30と、この周走行部30に取
り付けられ探触子モジュール31を配管1の軸方向へ動
かすアーム32とで主要部が構成され、配管1に巻き付
けたチェーン33の両端部を周走行部30の両側のフッ
ク34に引っ掛けて配管1を締め付けることにより取り
付けられている。チェーン33には検査の際配管1を傷
付けることなく円滑に走行できるよう多数のローラ35
が設けられている。周走行部30は図示しないモータに
よって駆動される4つの走行車輪37を備えており、ギ
ヤ38を介して走行車輪37を駆動することで配管1の
周方向へ自在に移動できるようになっている。この場
合、走行車輪37は2つ一組でガイドレール2を両側か
ら挟み込むようにして配管1の周方向2箇所に配置され
ており、ガイド輪としての機能も有している。この周走
行部30に設けられたチェーン保持用のフック34には
図示しないテンション調節機構が設けられており、この
テンション調節機構によって配管1に対するチェーン3
3の締め付け力が適性に調節されるようになっている。
アーム32は、周走行部30に片側支持されて配管1の
軸方向に延びる断面コ字形のアーム本体38内にガイド
レール39を設け、このガイドレール39に探触子モジ
ュール31の移動担体である摺動ブロック40を取り付
けて概ね構成されている。摺動ブロック40にはガイド
レール39の両端近傍に設けられた一対のプーリ41に
掛け渡されたワイヤ42の両端が連結されており、周走
行部30側のプーリ41をモータ36で正逆回転させる
ことにより摺動ブロック40がワイヤ42で牽引されて
ガイドレール39の端から端まで移動できるようになっ
ている。この場合探触子モジュール31は探傷角度が互
いに異なる2つの超音波探触子43を搭載し、支持アー
ム45を介して摺動ブロック40に取り付けられてい
る。支持アーム45は、摺動ブロック40の側部に回動
可能に支持されると共に超音波探触子43を配管1の外
周面に密着させるべくコイルスプリング46で付勢され
ている。
【0003】以上のように構成された超音波探傷装置
は、探触子モジュール31の配管軸方向への移動及び配
管周方向への移動を所定長ずつ繰り返すことで配管1の
軸方向の所定の範囲を全周に亙って探傷検査を行う。
は、探触子モジュール31の配管軸方向への移動及び配
管周方向への移動を所定長ずつ繰り返すことで配管1の
軸方向の所定の範囲を全周に亙って探傷検査を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原子炉圧力
容器などに接続された配管類は保温材などで被覆されて
いるため、検査の際には保温材を一部取り外して超音波
探傷装置を取り付け、検査後は取り外した部分の保温材
を元通りに修復する必要がある。また、配管の種類によ
っては、保温材を取り外すことのできる範囲も厳しく制
約される。特に小径の配管ほど保温材の取り外し可能範
囲が小さい。そのため、この種の超音波探傷装置におい
ては、検査のために必要となる装置の移動スペースを極
力小さくできる構造が求められる。しかしながら、上述
した従来の超音波探傷装置では、探触子43をアーム3
2の先端近傍から周走行部30近傍の範囲でしか移動で
きない構造になっているため、周走行部30の部分が検
査範囲から完全に外れ、検査範囲(軸方向)の他に少な
くとも周走行部30の全長分程度(220mm 程)の余分な
スペースが必要であった。
容器などに接続された配管類は保温材などで被覆されて
いるため、検査の際には保温材を一部取り外して超音波
探傷装置を取り付け、検査後は取り外した部分の保温材
を元通りに修復する必要がある。また、配管の種類によ
っては、保温材を取り外すことのできる範囲も厳しく制
約される。特に小径の配管ほど保温材の取り外し可能範
囲が小さい。そのため、この種の超音波探傷装置におい
ては、検査のために必要となる装置の移動スペースを極
力小さくできる構造が求められる。しかしながら、上述
した従来の超音波探傷装置では、探触子43をアーム3
2の先端近傍から周走行部30近傍の範囲でしか移動で
きない構造になっているため、周走行部30の部分が検
査範囲から完全に外れ、検査範囲(軸方向)の他に少な
くとも周走行部30の全長分程度(220mm 程)の余分な
スペースが必要であった。
【0005】本発明は、このような事情の下に創案され
たものであり、小さな取り付けスペースで効率良く探傷
検査を行うことができる超音波探傷装置を提供すること
にある。
たものであり、小さな取り付けスペースで効率良く探傷
検査を行うことができる超音波探傷装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の超音波探傷装置は、配管の外周面上を複数の
走行車輪で周方向に走行する周走行部と、これに取り付
けられ超音波探触子を配管の軸方向へ動かすアームとを
具備した超音波探傷装置において、上記周走行部に配管
の軸方向に臨ませて凹部を形成し、上記走行車輪を当該
凹部の配管周方向両側に配置すると共に当該走行車輪間
に上記超音波探触子を往来させるべく上記アームを配置
したことを特徴とする。
に本発明の超音波探傷装置は、配管の外周面上を複数の
走行車輪で周方向に走行する周走行部と、これに取り付
けられ超音波探触子を配管の軸方向へ動かすアームとを
具備した超音波探傷装置において、上記周走行部に配管
の軸方向に臨ませて凹部を形成し、上記走行車輪を当該
凹部の配管周方向両側に配置すると共に当該走行車輪間
に上記超音波探触子を往来させるべく上記アームを配置
したことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のごとく構成される本発明の超音波探傷装
置によれば、超音波探触子を走行車輪を通過して周走行
部の内側まで移動させて探傷検査を行うことができるの
で、装置の設置に起因して検査範囲以外に必要となる余
分なスペースを小さくできる。
置によれば、超音波探触子を走行車輪を通過して周走行
部の内側まで移動させて探傷検査を行うことができるの
で、装置の設置に起因して検査範囲以外に必要となる余
分なスペースを小さくできる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について図1乃至図4を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0009】図1は本発明の超音波探傷装置の一実施例
を示す斜視図であり、この装置は、配管1の外周に取り
付けられたリング状のガイドレール2に沿って走行する
周走行部3と、この周走行部3に取り付けられ探触子4
を配管1の軸方向へ動かすアーム5と、周走行部3及び
アーム5の各駆動部を遠隔制御する制御装置28とで主
要部が構成されている。
を示す斜視図であり、この装置は、配管1の外周に取り
付けられたリング状のガイドレール2に沿って走行する
周走行部3と、この周走行部3に取り付けられ探触子4
を配管1の軸方向へ動かすアーム5と、周走行部3及び
アーム5の各駆動部を遠隔制御する制御装置28とで主
要部が構成されている。
【0010】周走行部3は図2に示すようにコ字形に形
成され、その凹部3aを配管1の軸方向に臨ませて配管
1の外周面上に取り付けられている。その取り付けは、
図4に示すように配管1に巻き付けたチェーン6の両端
部を周走行部3の両側のフック7に引っ掛けて配管1を
締め付けることによりなされている。チェーン6による
配管1の締め付け力は、周走行部3に設けられたテンシ
ョン調節機構13によって適性に調節されるようになっ
ている。チェーン6には検査の際配管1を傷付けること
なく円滑に走行できるよう多数のローラ8が設けられて
いる。
成され、その凹部3aを配管1の軸方向に臨ませて配管
1の外周面上に取り付けられている。その取り付けは、
図4に示すように配管1に巻き付けたチェーン6の両端
部を周走行部3の両側のフック7に引っ掛けて配管1を
締め付けることによりなされている。チェーン6による
配管1の締め付け力は、周走行部3に設けられたテンシ
ョン調節機構13によって適性に調節されるようになっ
ている。チェーン6には検査の際配管1を傷付けること
なく円滑に走行できるよう多数のローラ8が設けられて
いる。
【0011】この周走行部3は、図示していないギヤ機
構を介してモータ9で駆動される4つの走行車輪11
と、ガイドレール2に接触して回転する複数のガイド車
輪12(図4参照)とを備えている。走行車輪11は、
周走行部3の4隅部に1つずつ配設されている。この場
合4つの走行車輪11の車輪径はいずれも同じである
が、凹部3aの両側に設けられた一対の走行車輪11a
の車輪幅は、別の一対の走行車輪11bのそれよりも小
さく形成されている。ガイド車輪12は、それぞれガイ
ドレール2の側部に接触するよう周方向に沿って配設さ
れている。これらガイド車輪12は、走行車輪11に対
して遥かに小径に形成されると共にボール軸受などで極
めて円滑に支持されている。また、上記ローラ付きチェ
ーン6は、装置全体の重心バランスを考慮して先端側車
輪11aと後端側車輪11bとの中間位置に取り付けら
れている。なお、周走行部3の移動位置はその片側に設
けられた周方向位置検出用エンコーダ14で検出される
ようになっている。
構を介してモータ9で駆動される4つの走行車輪11
と、ガイドレール2に接触して回転する複数のガイド車
輪12(図4参照)とを備えている。走行車輪11は、
周走行部3の4隅部に1つずつ配設されている。この場
合4つの走行車輪11の車輪径はいずれも同じである
が、凹部3aの両側に設けられた一対の走行車輪11a
の車輪幅は、別の一対の走行車輪11bのそれよりも小
さく形成されている。ガイド車輪12は、それぞれガイ
ドレール2の側部に接触するよう周方向に沿って配設さ
れている。これらガイド車輪12は、走行車輪11に対
して遥かに小径に形成されると共にボール軸受などで極
めて円滑に支持されている。また、上記ローラ付きチェ
ーン6は、装置全体の重心バランスを考慮して先端側車
輪11aと後端側車輪11bとの中間位置に取り付けら
れている。なお、周走行部3の移動位置はその片側に設
けられた周方向位置検出用エンコーダ14で検出される
ようになっている。
【0012】アーム5は、周走行部3の片側に取り付け
られ凹部3a内より配管1の軸方向に沿って延出された
断面コ字形のアーム本体15と、アーム本体15内に設
けられたガイドレール16と、ガイドレール16に沿っ
て配管1の軸方向に移動自在に設けられた摺動ブロック
17と、摺動ブロック17に取り付けられた支持アーム
19とで概ね構成されている。超音波探触子4は探触子
モジュール18に保持されて支持アーム19の先端部に
取り付けられている。
られ凹部3a内より配管1の軸方向に沿って延出された
断面コ字形のアーム本体15と、アーム本体15内に設
けられたガイドレール16と、ガイドレール16に沿っ
て配管1の軸方向に移動自在に設けられた摺動ブロック
17と、摺動ブロック17に取り付けられた支持アーム
19とで概ね構成されている。超音波探触子4は探触子
モジュール18に保持されて支持アーム19の先端部に
取り付けられている。
【0013】摺動ブロック17にはガイドレール16の
両端部に設けられた一対のプーリ20に掛け渡されたワ
イヤ21の両端が連結されており、周走行部3側のプー
リ20を図示しないモータで正逆回転させることにより
摺動ブロック17がワイヤ21で牽引されてガイドレー
ル16の端から端まで移動できるようになっている。摺
動ブロック17には、支持アーム19を回動可能に支持
するためのアーム支持機構22が設けられている。この
アーム支持機構22は、摺動ブロック17の側部に固定
されたL字形の固定ブラケット23と、固定ブラケット
23に回動可能に取り付けられたL字形の回動ブラケッ
ト24とからなる。支持アーム19は、配管1に対する
探触子4の押し付け力を適性に調節するための調節機構
27を介して回動ブラケット24に取り付けられてい
る。回動ブラケット24は、固定ブラケット23の先端
部を配管1の半径方向に貫通させて設けられた支軸25
によって回動可能に支持されており、この回動ブラケッ
ト24に支持アーム19を取り付けることで、支持アー
ム19を配管1の接線方向に少なくとも180 度回動(図
2中矢印A,A´)できるようになっている。なお、支
軸25の上端部には摘み26が設けられおり、この摘み
26を回すことで回動ブラケット24を固定ブラケット
23に固定しまたは固定解除できるようになっている。
両端部に設けられた一対のプーリ20に掛け渡されたワ
イヤ21の両端が連結されており、周走行部3側のプー
リ20を図示しないモータで正逆回転させることにより
摺動ブロック17がワイヤ21で牽引されてガイドレー
ル16の端から端まで移動できるようになっている。摺
動ブロック17には、支持アーム19を回動可能に支持
するためのアーム支持機構22が設けられている。この
アーム支持機構22は、摺動ブロック17の側部に固定
されたL字形の固定ブラケット23と、固定ブラケット
23に回動可能に取り付けられたL字形の回動ブラケッ
ト24とからなる。支持アーム19は、配管1に対する
探触子4の押し付け力を適性に調節するための調節機構
27を介して回動ブラケット24に取り付けられてい
る。回動ブラケット24は、固定ブラケット23の先端
部を配管1の半径方向に貫通させて設けられた支軸25
によって回動可能に支持されており、この回動ブラケッ
ト24に支持アーム19を取り付けることで、支持アー
ム19を配管1の接線方向に少なくとも180 度回動(図
2中矢印A,A´)できるようになっている。なお、支
軸25の上端部には摘み26が設けられおり、この摘み
26を回すことで回動ブラケット24を固定ブラケット
23に固定しまたは固定解除できるようになっている。
【0014】以上のように構成された超音波探傷装置
は、探触子モジュール18の配管軸方向への移動及び配
管周方向への移動を所定長ずつ繰り返すことで、配管1
の軸方向の所定の範囲を全周に亙って探傷検査を行う。
この探傷検査の際の各駆動部の動作は制御装置28によ
って遠隔制御される。
は、探触子モジュール18の配管軸方向への移動及び配
管周方向への移動を所定長ずつ繰り返すことで、配管1
の軸方向の所定の範囲を全周に亙って探傷検査を行う。
この探傷検査の際の各駆動部の動作は制御装置28によ
って遠隔制御される。
【0015】この実施例の装置によれば、周走行部3が
コ字形に形成され、その凹部3aの両側に走行車輪11
aが配置されているので、探触子モジュール18は走行
車輪11a間を通って周走行部3の内側まで移動でき
る。この場合、探触子モジュール18の配管軸方向への
搬送担体である摺動ブロック17の移動範囲は周走行部
3の凹部3aの中間部までであるが、支持アーム19を
周走行部3側に回動させた状態(図1の状態)で上記の
動作を行うことにより、図2に一点鎖線で示すように凹
部3aの奥まで探触子モジュール18を移動させて探傷
検査を行うことができる。したがって、従来の装置のよ
うに周走行部3の部分が全て検査範囲から外れてしまう
という無駄が解消され、小さな設置スペースで効率良く
探傷検査を行うこができる。
コ字形に形成され、その凹部3aの両側に走行車輪11
aが配置されているので、探触子モジュール18は走行
車輪11a間を通って周走行部3の内側まで移動でき
る。この場合、探触子モジュール18の配管軸方向への
搬送担体である摺動ブロック17の移動範囲は周走行部
3の凹部3aの中間部までであるが、支持アーム19を
周走行部3側に回動させた状態(図1の状態)で上記の
動作を行うことにより、図2に一点鎖線で示すように凹
部3aの奥まで探触子モジュール18を移動させて探傷
検査を行うことができる。したがって、従来の装置のよ
うに周走行部3の部分が全て検査範囲から外れてしまう
という無駄が解消され、小さな設置スペースで効率良く
探傷検査を行うこができる。
【0016】また、この実施例の装置は、従来の走行車
輪でガイドレール2を挟む方式を取り止め、小径のガイ
ド車輪12でガイドする方式を採用したことにより、従
来装置よりも円滑に走行できる。また、ローラ付きチェ
ーン6の位置を配管軸方向前後の走行車輪11a,11
bの中間位置としたため、走行の安定性も増大する。
輪でガイドレール2を挟む方式を取り止め、小径のガイ
ド車輪12でガイドする方式を採用したことにより、従
来装置よりも円滑に走行できる。また、ローラ付きチェ
ーン6の位置を配管軸方向前後の走行車輪11a,11
bの中間位置としたため、走行の安定性も増大する。
【0017】
【発明の効果】以上要するに本発明の超音波探傷装置に
よれば、超音波探触子を周走行部の内側まで移動させる
ことができるので、小さな設置スペースで効率良く探傷
検査を行うことができる。
よれば、超音波探触子を周走行部の内側まで移動させる
ことができるので、小さな設置スペースで効率良く探傷
検査を行うことができる。
【図1】本発明の超音波探傷装置の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1の装置の平面図である。
【図3】図1の装置の側面図である。
【図4】図1の装置の正面図である。
【図5】従来の超音波探傷装置の一例を示す斜視図であ
る。
る。
1 配管 2 ガイドレール 3 周走行部 3a 凹部 4 探触子 5 アーム 11a 走行車輪
Claims (1)
- 【請求項1】 配管の外周面上を複数の走行車輪で周方
向に走行する周走行部と、これに取り付けられ超音波探
触子を配管の軸方向へ動かすアームとを具備した超音波
探傷装置において、上記周走行部に配管の軸方向に臨ま
せて凹部を形成し、上記走行車輪を当該凹部の配管周方
向両側に配置すると共に当該走行車輪間に上記超音波探
触子を往来させるべく上記アームを配置したことを特徴
とする超音波探傷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5333363A JPH07191001A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 超音波探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5333363A JPH07191001A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 超音波探傷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07191001A true JPH07191001A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18265271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5333363A Pending JPH07191001A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 超音波探傷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07191001A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100983920B1 (ko) * | 2010-06-14 | 2010-09-27 | 나우기연주식회사 | 자동 침투 탐상 검사 장치 |
JP2013234865A (ja) * | 2012-05-07 | 2013-11-21 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 丸棒鋼探傷装置及びその方法 |
WO2014098068A1 (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-26 | 株式会社移動ロボット研究所 | 配管検査ロボット、及び配管の検査方法 |
JP2015145799A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-13 | 三菱重工業株式会社 | 超音波探傷装置 |
KR20160003685U (ko) * | 2015-04-15 | 2016-10-26 | (주)프론틱스 | 휴대용 시험기 고정장치 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5333363A patent/JPH07191001A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100983920B1 (ko) * | 2010-06-14 | 2010-09-27 | 나우기연주식회사 | 자동 침투 탐상 검사 장치 |
JP2013234865A (ja) * | 2012-05-07 | 2013-11-21 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 丸棒鋼探傷装置及びその方法 |
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