JPH0738968Y2 - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JPH0738968Y2
JPH0738968Y2 JP10611087U JP10611087U JPH0738968Y2 JP H0738968 Y2 JPH0738968 Y2 JP H0738968Y2 JP 10611087 U JP10611087 U JP 10611087U JP 10611087 U JP10611087 U JP 10611087U JP H0738968 Y2 JPH0738968 Y2 JP H0738968Y2
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JP
Japan
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test piece
moving
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sensors
moving table
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JP10611087U
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JPS6410810U (ja
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元和 日野
修 松井
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、例えばロボットなどで把持される被把持物の
位置決め装置に関する。
B.従来の技術 試験片を自動装着する材料試験機においては、バキュー
ム式の吸着部材を有する自動供給装置が設けられてお
り、試験機側方へ搬送されてきた試験片を吸着した後、
試験機内部へ移送して一対のつかみ具間に自動的に供給
する。このような試験片の自動供給において、試験片吸
着前の試験片の位置決めは、基準面に試験片の一端を押
し当てて行ない、これにより試験片中心と吸着中心とを
一致させている。
C.考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような位置決めの場合、試験片の寸
法が一定であれば問題はないが、試験片の寸法が異なる
場合には、試験片中心と吸着中心とがずれてしまい、試
験片をつかみ具間の中央に供給することができないとい
う問題点がある。
本考案の目的は、試験片等の被位置決め部材の寸法が変
化しても、その中心を吸着中心などの基準点に一致させ
ることのできる位置決め装置を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 本考案は、試験片等の被位置決め部材が載置される移動
テーブルと、この移動テーブルを直線移動させる駆動機
構と、被位置決め部材の両端部を検出し得る一対の光電
スイッチ等のセンサと、この一対のセンサを移動テーブ
ルの移動方向と平行に、かつ一対のセンサが相互に離隔
する方向に同速度で移動させる検出用駆動機構と、被位
置決め部材の一端を一方のセンサが検出すると移動テー
ブルを検出された一端方向へ上記センサの移動速度と同
期させて駆動し、他方のセンサが被位置決め部材の他端
を検出すると移動テーブルを停止させる駆動制御手段と
から構成する。
E.作用 一対のセンサを互いに遠ざかる方向に移動させ、一方の
センサが被位置決め部材の一端を検出すると、検出した
センサと同じ方向にセンサの移動速度と同期させて被位
置決め部材を移動テーブルにより移動させ、他方のセン
サが被位置決め部材の他端を検出したら、被位置決め部
材およびセンサの移動を停止させる。これにより、被位
置決め部材がその寸法にかかわらず一定の位置に設定さ
れる。
F.実施例 本考案の一実施例である第1図,第2図に示すように、
試験機の自動供給装置1は、一対のバキューム式吸着部
材2を有し、x方向,y方向に移動可能、90度旋回可能と
され、試験片TRを試験機の側方で吸着した後、試験機内
部へ移送して上下一対のつかみ具3a,3b間に自動的に供
給するように構成され、吸着位置における自動供給装置
1の下方に本考案の位置決め装置4が設置される。
位置決め装置4は、第2図に示すとおり、吸着部材2の
下方に設置される試験片移動装置5と、この装置5の側
方に設置される試験片検出装置6と、第3図の制御装置
20とからなる。
試験片移動装置5は、試験片TPが載置される移動テーブ
ル7と、この移動テーブル7をY軸方向に直線移動させ
る駆動機構8と、移動テーブル7を支持する基板9とか
らなる。移動テーブル7は、その下部の係合突部7Aが基
板9の案内溝9Aにより移動案内され、係合突部7Aに螺合
し基板9に回転可能に支持されたねじ軸8Aと、このねじ
軸8Aを回転させる駆動モータ8Bから成る駆動機構8によ
りY軸方向に直線移動する。
試験片検出装置6は、試験片TPの長手方向両端部を検出
し得る一対の光電スイッチ10A,10Bと、この一対の光電
スイッチ10A,10BをY軸と平行な方向に、かつ一対の光
電スイッチが相互に離隔する方向に同速度で移動させる
検出用駆動機構11と、支持枠12とからなる。光電スイッ
チ10A,10Bは、それぞれの取付部材13A,13Bを貫通するガ
イドロッド14により移動可能とされ、取付部材13A,13B
に螺合し支持枠12に回転可能に支持されたねじ軸11A
と、このねじ軸11Aを回転させる駆動モータ11Bとから成
る駆動機構11により直線移動する。
ねじ軸11Aの各端部には互いに逆のねじが設けられ、一
方が右ねじ、他方が左ねじとされ、駆動モータ11Bを回
転させることにより、光電スイッチ10A,10Bが同速度で
互いに逆方向に移動する。このような光電スイッチ10A,
10Bは、X−X′軸から等距離に位置するようにセット
され、このX−X′軸は吸着部材2の吸着中心と一致し
ている。なお、光電スイッチ10A,10B間距離は、試験片T
Pの長さより短くなるように、初期設定される。
制御装置20は、周知のマイクロコンピュータにて構成さ
れ、第3図に示すように、光電スイッチ10A,10Bが入力
ポートに接続されるとともに出力ポートにモータ8B,11B
が接続されている。各モータ8B,11Bは第4図に示す処理
手順にてその駆動が制御される。
第4図に示すプログラムは、自動供給装置1で試験片TP
を吸着する際に所定のタイミングで起動され、まず、ス
テップS1において、モータ11Bを駆動する。ステップS2
で光電スイッチ10A,10Bのいずれがオンしたかを判定
し、光電スイッチ10AがオンするとステップS3におい
て、移動テーブル7がY′方向に移動するようにモータ
8Bを駆動し、光電スイッチ10BがオンするとステップS4
において、移動テーブル7がY方向に移動するように駆
動する。次いで、ステップS5において光電スイッチ10A
または10Bがオンしたか否かを判定し、いずれかがオン
したならば、ステップS6においてモータ8B,11Bを共に停
止させる。
以上のような構成において、試験片TPが作業者あるいは
搬送装置によりテーブル7上に載せられると、検出用の
駆動モータ11Bが回転し、光電スイッチ10A,10Bが互いに
遠ざかる方向に移動する(第5図(a)参照)。試験片
TPの中心はX−X′軸と一致していないので、一方の光
電スイッチ10Aが試験片TPの一端を検出すると(ステッ
プS2)、試験片側の駆動モータ8Bが回転し(ステップS
3)、端部が検出された方向へ試験片TPを移動させる
(第5図(b)参照)。そして、他方の光電スイッチ10
Bが試験片TPの他端を検出すると(ステップS5)、駆動
モータ8Bおよび11Bを停止させる(第5図(c)参照,
ステップS6)。
ここで、光電スイッチ10と試験片TPの移動速度を同一に
しておけば、第5図(b)の状態から両端部の移動量は
l2/2となり、X−X′軸から端部までの距離がl1+x1
(l2/2)と等しくなり、試験片TPの中心がX−X′軸と
一致する。
このような状態で、吸着部材2により試験片TPを吸着す
れば、試験片TPの中心と吸着中心とが一致し、試験片TP
をつかみ具3.3間の中央に自動供給させることができ
る。
なお、Y−Y′軸に関しても同様の試験片検出装置6を
設ければ、試験片の中心をX−X′軸とY−Y′軸の交
点に一致させることができ、例えば硬さ試験において材
料の平面中心で硬さ測定を行なうことができる。
また、検出用のねじ軸11Aにロータリーエンコーダを取
付けておけば、そのパルス出力数により試験片TPの寸法
[{x1+l1+(l2/2)}×2]を求めることも可能であ
る。
さらに、光電スイッチは発光素子、受光素子を有する反
射式で良く、ゴム等の試験片で反射量が少ない時には試
験片の後方に反射板15を設け、反射板15からの反射によ
り端部を検出する。また、光電スイッチに限らず、その
他の方式のセンサでもよい。
なお、駆動機構もモータとねじ軸に限らず、リニアモー
タ,ワイヤけん引方式,シリンダなどを用いることがで
きる。被位置決め部材も試験片に限ることなく、その他
の部材の中心の位置決めに本考案を適用できる。
G.考案の効果 本考案によれば、一対のセンサを相互に離隔する方向に
移動させ、一方のセンサが端部を検出すると被位置決め
部材をセンサと同方向にその移動と同期させて移動さ
せ、他方のセンサが端部を検出すると被位置決め部材の
移動を停止させるように構成したため、被位置決め部材
の寸法が変化しても、その中心を吸着中心などの基準点
に一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の位置決め装置を示す斜視図、第2図は
引張試験機に適用した例を示す斜視図、第3図は制御回
路の概略ブロック図、第4図は制御手順を示すフローチ
ャート、第5図(a)〜(c)は、装置の動作を順に示
した説明図である。 4:位置決め装置、7:移動テーブル 8:駆動機構 10A,10B:光電スイッチ 11:検出用駆動機構、20:駆動制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被位置決め部材が載置される移動テーブル
    と、この移動テーブルを直線移動させる駆動機構と、被
    位置決め部材の両端部を検出し得る一対のセンサと、こ
    の一対のセンサを前記移動テーブルの移動方向と平行
    に、かつ一対のセンサが相互に離隔する方向に同速度で
    移動させる検出用駆動機構と、被位置決め部材の一端を
    一方のセンサが検出すると移動テーブルを検出された一
    端方向へ前記センサの移動速度と同期させて駆動し、他
    方のセンサが被位置決め部材の他端を検出すると移動テ
    ーブルを停止させる駆動制御手段とを具備することを特
    徴とする位置決め装置。
JP10611087U 1987-07-10 1987-07-10 位置決め装置 Expired - Lifetime JPH0738968Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10611087U JPH0738968Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10611087U JPH0738968Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 位置決め装置

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Publication Number Publication Date
JPS6410810U JPS6410810U (ja) 1989-01-20
JPH0738968Y2 true JPH0738968Y2 (ja) 1995-09-06

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ID=31339327

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