JP2731729B2 - 剥離式キャップのつまみ部矯正装置と開栓システム - Google Patents

剥離式キャップのつまみ部矯正装置と開栓システム

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JP2731729B2 JP23467894A JP23467894A JP2731729B2 JP 2731729 B2 JP2731729 B2 JP 2731729B2 JP 23467894 A JP23467894 A JP 23467894A JP 23467894 A JP23467894 A JP 23467894A JP 2731729 B2 JP2731729 B2 JP 2731729B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検体入り試験管の開口
端を閉栓している剥離式キャップのつまみ部を、正しい
姿勢に矯正するための「剥離式キャップのつまみ部矯正
装置」、および上記つまみ部矯正装置とこの装置により
つまみ部の姿勢が矯正された上記剥離式キャップを当該
試験管から自動的に取り外す開栓装置とを備えた「剥離
式キャップの開栓システム」に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、検体入り試験管の開口端を閉栓し
ている剥離式キャップを自動的に剥離して開栓する装置
は存在しなかった。このため剥離式キャップの剥離操作
すなわち開栓作業は専ら手作業により行なわれていた。
【0003】しかしながら、このような手作業による開
栓は、多数本の検体入り試験管の剥離式キャップを開栓
する必要がある場合には、極めて煩雑となる上、開栓時
のショックにより試験管内部の検体が飛散して人体に付
着したり、作業者の手を介して外部から試験管内に異物
が混入する等の虞があった。
【0004】この様な事態の発生を回避すべく、最近は
剥離式キャップを自動的に開栓する自動開栓装置が提案
されている。しかるにこれまで提案されているこの種の
装置は、つまみ部が正常な姿勢を有している場合に限り
所要機能を発揮し得るものであって、つまみ部が正常な
姿勢を有していない場合には、所要機能を発揮できない
という不具合があった。
【0005】ところで、剥離式キャップに付設されてい
るつまみ部は、通常の場合、比較的軟質な部材で形成さ
れているため、このつまみ部に外力が加わると、簡単に
屈曲変形してしまう性質を持っている。一旦屈曲変形し
てしまった剥離式キャップのつまみ部を、正常な姿勢に
矯正することは容易ではなく、その修復に多くの手間と
時間を要するという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】剥離式キャップのつま
み部が曲がっていると、自動開栓装置による自動開栓が
スムーズに行なわれないという不具合があった。特につ
まみ部が付根の部分から極端に屈曲変形しているような
場合においては、単に自動開栓が行なえないばかりでな
く、つまみ部の姿勢をさらに悪化させてしまい、開栓不
能に陥ってしまう虞さえあった。
【0007】本発明の目的は、下記のような剥離式キャ
ップのつまみ部矯正装置および開栓システムを提供する
ことにある。 a.試験管の開口端を閉栓している剥離キャップのつま
み部の姿勢を、簡単かつ確実に正常な姿勢に自動矯正す
ることのできる剥離式キャップのつまみ部矯正装置。
【0008】b.剥離式キャップのつまみ部矯正装置と
開栓装置とからなり、つまみ部矯正装置によりつまみ部
の姿勢を自動矯正された剥離式キャップを、開栓装置に
より自動的に剥離して開栓することのできる剥離式キャ
ップの開栓システム。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の剥離式キャップのつまみ部矯
正装置および開栓システムは、以下のように構成されて
いる。 (1)本発明の剥離式キャップのつまみ部矯正装置は、
剥離式キャップで閉栓された試験管を管軸心を中心とし
て回転可能な状態に保持する手段と、この保持手段によ
り保持された前記試験管を管軸心を中心として回転駆動
する回転駆動手段と、この回転駆動手段により回転駆動
される前記試験管の剥離式キャップにおけるつまみ部の
姿勢を矯正する矯正手段とを具備し、前記矯正手段は、
尖端部を前記試験管の開口端外周部に近接させて配設さ
れた矯正針を有し、前記剥離式キャップのつまみ部が前
記試験管の回転に伴って上記矯正針の配設位置を通過す
る際、上記矯正針が相対的に上記つまみ部の裏面におけ
る付根部領域から先端部領域へ突き進み、上記つまみ部
の姿勢を前記試験管の開口端と平行な状態に引き起こす
引き起こし手段を含んでいる。 (2)本発明の剥離式キャップのつまみ部矯正装置は、
上記(1)に記載の装置であって、かつ矯正手段は、試
験管の開口端外周部の近傍に配設され上記開口端と平行
な平坦面を有する矯正テーブルと、この矯正テーブルの
平坦面上を通過するつまみ部を上記平坦面に対して押し
付けて平坦化する円柱状の矯正押圧体と、からなる押し
付け手段を含んでいる。 (3)本発明の開栓システムは、上記(1)に記載した
剥離式キャップのつまみ部矯正装置と、このつまみ部矯
正装置により姿勢を矯正された上記剥離式キャップのつ
まみ部と前記試験管とを別個に保持し、かつ両者を相対
的に変位させて上記剥離式キャップを前記試験管から剥
離して開栓する開栓装置とを備えている。
【0010】
【作用】上記手段(1)〜(3)を講じた結果、それぞ
れ次のような作用が生じる。 (1)本発明の剥離式キャップのつまみ部矯正装置にお
いては、設定された位置で試験管が回転駆動されると、
相対的に矯正針の尖端部が剥離式キャップのつまみ部の
裏面における付根部領域に差し込まれる。そして試験管
がさらに回転駆動されるのに伴って、矯正針は相対的に
つまみ部の付根部領域から先端領域へ向けて突き進む。
この結果、比較的矯正しにくい状態に下方へ屈曲してい
るつまみ部は、矯正針の外周面により順次引き起こされ
ながら、付根部領域から先端領域へ連続的に変形されて
いく。かくしてつまみ部が矯正針の配設位置を通過し終
わった時には、上記つまみ部は試験管の開口端とほぼ平
行な状態に変形矯正されることになる。なおつまみ部が
付根部から下方へ極端に屈曲している場合でも、矯正針
の尖端部はつまみ部の付根部領域の微小な間隙に入り込
み、つまみ部を引き起こすように働くため、上記矯正動
作は確実に行なわれる。 (2)本発明の剥離式キャップのつまみ部矯正装置にお
いては、つまみ部が下方へ屈曲している場合には、前述
の場合と同様に、矯正針の尖端部がつまみ部の裏面にお
ける付根部領域に差し込まれ、つまみ部を引き起こすよ
うに働く。またつまみ部1が上方へ屈曲している場合に
は、つまみ部は矯正押圧体により、試験管の開口端と平
行な矯正テーブルの平坦面に対して押し付けられる。か
くしてつまみ部が矯正針の配設位置および矯正押圧体の
配設位置を通過し終わった時には、上記つまみ部は試験
管の開口端とほぼ平行な状態に変形矯正されることにな
る。
【0011】なお上記矯正手段は、矯正針または矯正押
圧体の一方により、所定方向へ変形矯正されたつまみ部
が、矯正針または矯正押圧体の他方により、他の方向へ
再び変形矯正される反復修正機能を有している。このた
め剥離式キャップのつまみ部が矯正針または矯正押圧体
により一方向へ過度に変形矯正された場合でも、上記反
復修正機能により、最終的には正確な矯正が行なわれる
ことになる。 (3)本発明の開栓システムにおいては、検体入り試験
管の開口端を閉栓している剥離式キャップは、つまみ部
矯正装置によりつまみ部の姿勢を矯正された後、開栓装
置により試験管から自動的に剥離され開栓されることに
なる。したがって剥離式キャップの自動開栓処理が、常
に安定かつ確実に、しかも能率よく行なわれることにな
る。
【0012】
【実施例】
(第1実施例)図1は本発明の第1実施例に係る剥離式
キャップのつまみ部矯正装置の構成を示す斜視図であ
る。図2の(a)(b)は同実施例に係る剥離式キャッ
プのつまみ部矯正装置の矯正動作を説明するための斜視
図である。
【0013】図1において、中央部位に図示されている
符号10は血液等の検体が注入されている試験管であ
り、その開口端は剥離式キャップ11により閉栓されて
いる。剥離式キャップ11の周辺の一部には剥離操作用
のつまみ部12が設けられている。上記試験管10は保
持手段である試験管搬送ラック20により垂直に保持さ
れた状態で所定位置まで搬送され得るものとなってい
る。
【0014】試験管搬送ラック20は中空円柱状をなし
ており、その中空部内に試験管10を管軸心を中心とし
て回転可能な如く保持し得るものとなっている。この試
験管搬送ラック20の外周面には、第1の環状溝21,
第2の環状溝22が形成されている。かくして上記試験
管搬送ラック20は、第1の環状溝21を搬送機構30
のガイドエッジ31に係合させることによって転倒防止
を計られた状態で、同搬送機構30の搬送用ベルトコン
ベア32により搬送されるものとなっている。また試験
管搬送ラック20は、第2の環状溝22へ図示しない停
止用ピンを差し込まれることによって、搬送機構30の
所定位置で停止させられる。上記停止用ピンは、搬送機
構30の側壁に取り付けられたエアー式のピストン・シ
リンダ・デバイス33により、所定タイミングで搬送用
ベルトコンベア32上に存在する空間すなわち搬送路を
横切るように突出駆動され、この搬送路上を搬送されつ
つある試験管搬送ラック20の第2の環状溝22へ差し
込まれ、同試験管搬送ラック20の搬送を停止させ得る
ものとなっている。
【0015】所定位置で搬送を停止させられた試験管搬
送ラック20により保持されている前記試験管10は、
回転駆動手段40により管軸心を中心として回転駆動さ
れるものとなっている。
【0016】回転駆動手段40は、搬送機構30の上方
領域において、搬送方向とは直交するX方向に進退動作
が可能な如く対向配設された一対のローラマウント4
1,42と、これら一対のローラマウント41,42を
進退動作させる如く設けられた一対のエアー式のピスト
ン・シリンダ・デバイス43,44と、一方のローラマ
ウント41に搭載されている試験管挾持用ローラ41
a,41bおよび他方のローラマウント42に搭載され
ている試験管挾持用ローラ42a,42bを、図示しな
い動力伝達機構を介して一斉に同一方向へ回転駆動する
ローラ駆動用モータ45とからなっている。なお上記各
ローラの少なくとも外周部は、例えばゴムあるいは合成
樹脂等の適度の弾性を有する部材にて形成されている。
【0017】かくしてこの回転駆動手段40は、試験管
挾持用ローラ41a,41bおよび42a,42bによ
って試験管10の外周面を四方から挾圧保持した状態で
ローラ駆動用モータ45を回転させることにより、上記
ローラ41a,41bおよび42a,42bを一斉に同
一方向へ回転させ、その回転力で試験管10を所定方向
へ回転駆動するものとなっている。この回転駆動手段4
0により回転駆動される前記試験管10における剥離式
キャップ11のつまみ部12は、矯正手段50によりそ
の姿勢を矯正されるものとなっている。
【0018】矯正手段50は、搬送機構30の上方領域
において、搬送方向と平行なY方向に進退動作が可能な
如く設けられ、前進動作時において試験管外周を側方か
ら抱持する如く囲繞するU字状切欠部を一側縁に有する
矯正基体51と、この矯正基体51に基端部を固定さ
れ、尖端部が試験管10の開口端外周部に近接しかつ上
記開口端の略接線方向を向くように配設された矯正針5
2と、前記矯正基体51の一部であって且つ前記試験管
10の開口端外周部に近接する個所に配設され、上記試
験管10の開口端と平行な平坦面を有する矯正テーブル
53と、この矯正テーブル53の平坦面に対して微小間
隙をおいて対向する如く配設され、上記平坦面上を通過
する前記つまみ部12を上記平坦面に対して押し付けて
平坦化するための円柱状の棒あるいはローラからなる矯
正押圧体54と、前記矯正基体51に取り付けられたつ
まみ部監視センサ55と、前記矯正基体51をY方向へ
進退動作させるエアー式のピストン・シリンダ・デバイ
ス56と、このエアー式のピストン・シリンダ・デバイ
ス56にフレーム58を介して結合され、上記デバイス
56および前記矯正基体51全体をさらにZ方向へ昇降
動作させるエアー式のピストン・シリンダ・デバイス5
7とからなっている。
【0019】ところで前記矯正針52は、前記剥離式キ
ャップ11のつまみ部12が、前記試験管10の回転に
伴って上記矯正針52の配設位置を通過する際、上記矯
正針52が相対的に上記つまみ部12の裏面における付
根部領域から先端部領域へと突き進み、上記つまみ部1
2の姿勢を前記試験管10の開口端と平行な状態となる
ように引き起こすものとなっている。
【0020】つまみ部監視センサ55は、例えば光反射
型のフォトセンサにて構成されており、回転するつまみ
部12が上記つまみ部監視センサ55上を通過すると、
その反射光を受けてオン信号を出力するものとなってい
る。
【0021】図3は本実施例に係る開栓装置の構成を示
す斜視図である。図3に示す搬送機構60は、上端にガ
イドエッジ61を有し、搬送用ベルトコンベア62を備
えたもので、基本的には図1に示したものと同一構造を
有する搬送機構である。この搬送機構60によって所定
位置まで搬送され、かつ図示しない停止用ピン(エアー
式のピストン・シリンダ・デバイス63により突出駆動
される)によって停止されている試験管搬送ラック20
にて保持されている試験管10は、クランプ手段70に
よりクランプされる。
【0022】クランプ手段70は、搬送機構60の上方
領域において、搬送方向とは直交するX方向に進退動作
が可能な如く対向配設された一対のクランプ部材71,
72と、これら一対のクランプ部材71,72を進退動
作させる如く設けられた一対のエアー式のピストン・シ
リンダ・デバイス73,74とからなっている。なお一
対のクランプ部材71,72の試験管外周面を挾持する
部位には、それぞれ弾性部材75,76が設けられてい
る。このクランプ手段70によりクランプされた状態の
試験管10の剥離式キャップ11は、剥離機構80によ
り剥離され開栓されるものとなっている。
【0023】剥離機構80は、搬送機構60の上方領域
において、少なくとも一方が上下方向すなわちE方向に
平行移動して、剥離式キャップ11のつまみ部12を挾
持可能に設けられた挾持板81,82と、この挾持板8
1,82の基端部位を支持した状態で、上記挾持板8
1,82をF方向に回転させる回転機構83と、この回
転機構83および挾持板81,82を保持し、これら全
体を搬送機構60における搬送方向と平行なY方向へ移
動させる移動機構84とからなっている。なお一方の挾
持板81の挾持面には合成ゴムまたは樹脂系の弾性部材
85が張り付けてあり、他方の挾持板82の挾持面には
突起86が設けてあり、これらがつまみ部12を挟んだ
状態で互いに噛み合うようになっている。
【0024】図4は本実施例に係るつまみ部矯正装置お
よび開栓装置を含む「剥離式キャップの開栓システム」
のシーケンス制御装置90の構成を示すブロック図であ
る。操作卓91から動作開始指令DSが発せられると主
制御装置92が作動し、試験管搬送制御系93、つまみ
部矯正装置制御系94、開栓装置制御系95に対して制
御指令信号SA,SB,SCが供給される。
【0025】試験管搬送制御系93は、主制御装置92
から制御指令信号SAを与えられると、搬送機構30の
ベルトコンベア32,エアー式のピストン・シリンダ・
デバイス33を所定タイミングで作動させる為の制御信
号S1,S2を送出する。また搬送機構60のベルトコ
ンベア62,エアー式のピストン・シリンダ・デバイス
63を所定タイミングで作動させる為の制御信号S3,
S4を送出する。
【0026】つまみ部矯正装置制御系94は、主制御装
置92から制御指令信号SBを与えられると、回転駆動
手段40の一対のエアー式のピストン・シリンダ・デバ
イス43および44、ローラ駆動用モータ45、矯正手
段50のエアー式のピストン・シリンダ・デバイス56
および57を所定タイミングで作動させるための制御信
号S5〜S7を送出する。またつまみ部監視センサ55
から、つまみ部矯正終了信号S8を入力する。
【0027】開栓装置制御系95は、主制御装置92か
ら制御指令信号SCを与えられるとクランプ機構70の
一対のエアー式のピストン・シリンダ・デバイス73お
よび74を所定タイミングで作動させるための制御信号
S9を送出する。また剥離機構80の挾持板81,8
2、回転機構83、移動機構84の各駆動源に対し、所
定タイミングで作動させるための制御信号S11〜S13を
送出する。
【0028】上記の如く構成された本実施例の剥離式キ
ャップの開栓システムは、制御系からの制御信号に基づ
いて次のように作動する。まず図1および図2に示す剥
離キャップ11のつまみ部矯正装置は次のように作動す
る。剥離キャップ11にて閉栓された状態の検体入り試
験管10が、試験管搬送ラック20にて保持された状態
で、ベルトコンベア32により所定の位置まで搬送され
てくると、エアー式のピストン・シリンダ・デバイス3
3が働き、図示しない停止用ピンが突出駆動され、これ
により搬送ラック20は所定位置で停止する。
【0029】次にエアー式のピストン・シリンダ・デバ
イス43,44が働き、一対のローラマウント41,4
2が前進動作し、試験管挾持用ローラ41a,41bお
よび42a,42bが試験管10の外周を四方から挾持
する。
【0030】次にエアー式のピストン・シリンダ・デバ
イス56,57が働き、矯正基体51がY,Z方向へ移
動調整され、U字状の切欠部が試験管外周を側方から抱
持するように囲繞する。このとき矯正針52は、その尖
端部が試験管10の開口端外周部に近接しかつ開口端の
略接線方向を向くように位置決めされる。また矯正基体
51の一部である矯正テーブル53は前記試験管10の
開口端外周部の側傍に位置する如く配置され、矯正押圧
体54はその先端が剥離キャップ11の上面中心部に位
置する如く配置される。
【0031】ここでローラ駆動用モータ45が回転を始
めると試験管挾持用ローラ41a,41bおよび42
a,42bも回転し、これに伴って試験管10は矢印L
の方向へ回転駆動される。試験管10が回転すれば当然
剥離キャップ11も回転する。ここで、例えば図2の
(a)に示すように、下方へ屈曲した状態のつまみ部1
2が矯正針52の配設位置に達し、引き続き回転を続け
ることにより、矯正針配設位置を通過したとする。この
とき上記矯正針52は、相対的に上記つまみ部12の裏
面における付根部領域から先端部領域へと突き進むこと
になる。その結果、当該つまみ部12の姿勢は前記試験
管10の開口端と平行となるように引き起こされる。ま
た図2の(b)に示すように、上方へ屈曲した状態のつ
まみ部12が矯正押圧体54の配設個所に達し、引き続
き回転を続けることにより、矯正テーブル53と矯正押
圧体54との間隙を通過したとする。このとき当該つま
み部12は、矯正押圧体54によって矯正テーブル53
の平坦面上に押し付けられ、平坦化される。
【0032】姿勢を正常に矯正されたつまみ部12の先
端が、つまみ部監視センサ55の上方領域を通過する
と、つまみ部監視センサ55はその反射光を受けて、オ
ン信号(つまみ部矯正終了信号)S8を主制御装置92
へ出力する。これにより主制御装置92から回転駆動手
段40および矯正手段50へ与えられていた制御信号が
断たれ、いずれも元の状態に復帰する。そして搬送機構
30のエアー式のピストン・シリンダ・デバイス33が
復帰作動して停止用ピンを後退動作させる。このため試
験管搬送ラック20はベルトコンベア32により運ば
れ、試験管10は開栓装置へ送り込まれる。
【0033】図3に示す開栓装置は次のように動作す
る。前述したつまみ部矯正装置から送り込まれた搬送ラ
ック20が、搬送機構60によって開栓装置の設置個所
まで搬送されてくると、エアー式のピストン・シリンダ
・デバイス63が作動する。このため停止用ピンが作動
し、搬送ラック20はその位置で停止される。そしてク
ランプ手段70における一対のエアー式のピストン・シ
リンダ・デバイス73,74が作動し、一対のクランプ
部材71,72が試験管10の外周面を両側から挾持す
る。このとき試験管10の外周面は弾性部材75,76
を介して挾持されるので損傷するおそれはない。
【0034】次に剥離機構80の移動機構84が作動
し、挾持板81,82および回転機構83を含めた機構
全体が搬送機構60における搬送方向と平行なY方向へ
移動する。そして挾持板81,82の挾持部が、つまみ
部12を挟んで上下に対峙した位置にて停止する。次に
挾持板81,82のうちの少なくとも一方、例えば81
が下方向へ平行移動して、剥離式キャップ11のつまみ
部12を突起86と弾性部材85との噛み合い部にて上
下方向から挾持する。かくして挾持板81,82の挾持
部により、つまみ部12は安定確実に挾持される。次に
回転機構83がF方向へ回動動作して挾持板81,82
を回動変位させる。このため、剥離式キャップ12は試
験管10の開口端から剥離除去される。
【0035】かくして剥離式キャップ11は、つまみ部
矯正装置によってつまみ部12の姿勢を矯正された後、
開栓装置によって試験管開口端から剥離され開栓され
る。なお以上の説明は単一の試験管10についての説明
であったが、実際には多数本の試験管について順次連続
的に行なわれるものである。
【0036】(第2実施例)本実施例におけるつまみ部
矯正装置の矯正手段50は、図1,図2に示した第1の
矯正針52とは異なる配設角度位置(例えば図2の
(b)に破線矢印Kで変形例を示す如く、第1の矯正針
52とは90°だけ異なる配設角度位置)に第2の矯正
針(不図示)を併設し、試験管10の回転に伴って剥離
式キャップ11のつまみ部12が上記第2の矯正針(不
図示)の配設位置を通過する際、上記第2の矯正針(不
図示)が相対的に上記つまみ部12の表面における付根
部領域から先端部領域へ突き進み、上記つまみ部12の
姿勢を矯正するものとなっている。したがって本実施例
のつまみ部矯正装置においては、剥離式キャップ11の
つまみ部12が試験管10の開口端より下方に屈曲して
いる場合には、第1の矯正針52によってつまみ部12
の引き起こしが行なわれ、また剥離式キャップ11のつ
まみ部12が試験管10の開口端より上方に屈曲してい
る場合には、第2の矯正針(不図示)によってつまみ部
12の引き起こしが行なわれる。このため、つまみ部1
2の屈曲方向および屈曲度合いの如何を問わず、矯正針
のみによるつまみ部12の引き起こし矯正が確実に実行
されることになる。
【0037】(実施例のまとめ)実施例に示された「剥
離式キャップのつまみ部矯正装置」と「剥離式キャップ
の開栓システム」の構成および作用効果をまとめると次
の通りである。
【0038】(1) 実施例に示された剥離式キャップのつ
まみ部矯正装置は、剥離式キャップ11で閉栓された試
験管10を管軸心を中心として回転可能な状態に保持す
る保持手段20と、この保持手段20により保持された
前記試験管10を管軸心を中心として回転駆動する回転
駆動手段40と、この回転駆動手段40により回転駆動
される前記試験管10の剥離式キャップ11におけるつ
まみ部の姿勢を矯正する矯正手段50とを具備し、前記
矯正手段50は、尖端部を前記試験管10の開口端外周
部に近接させて配設された矯正針52を有し、前記剥離
式キャップ11のつまみ部12が前記試験管10の回転
に伴って上記矯正針52の配設位置を通過する際、上記
矯正針52が相対的に上記つまみ部12の裏面における
付根部領域から先端部領域へ突き進み、上記つまみ部1
2の姿勢を前記試験管10の開口端と平行な状態に引き
起こす引き起こし手段を含んでいる。
【0039】したがって上記剥離式キャップのつまみ部
矯正装置においては、設定された位置で試験管10が回
転駆動されると、相対的に矯正針52の尖端部が剥離式
キャップ11のつまみ部12の裏面における付根部領域
に差し込まれる。そして試験管10がさらに回転駆動さ
れるのに伴って、矯正針52は相対的につまみ部12の
付根部領域から先端領域へ向けて突き進む。この結果、
比較的矯正しにくい状態に下方へ屈曲しているつまみ部
12は、矯正針52の外周面により順次引き起こされな
がら、付根部領域から先端領域へ連続的に変形されてい
く。かくしてつまみ部12が矯正針52の配設位置を通
過し終わった時には、上記つまみ部12は試験管10の
開口端とほぼ平行な状態に変形矯正されることになる。
なおつまみ部12が付根部から下方へ極端に屈曲してい
る場合でも、矯正針52の尖端部はつまみ部12の付根
部領域の微小な間隙に入り込み、つまみ部12を引き起
こすように働くため、上記矯正動作は確実に行なわれ
る。
【0040】(2) 実施例に示された剥離式キャップのつ
まみ部矯正装置は、上記 (1)に記載の装置であって、か
つ矯正手段50が、前記試験管10の開口端外周部の近
傍に配設され上記開口端と平行な平坦面を有する矯正テ
ーブル53と、この矯正テーブル53の平坦面上を通過
する前記つまみ部12を上記平坦面に対して押し付けて
平坦化する円柱状の棒やローラ等からなる矯正押圧体5
4と、からなる押し付け手段を含んでいる。
【0041】したがって上記剥離式キャップのつまみ部
矯正装置においては、つまみ部12が下方へ屈曲してい
る場合には、前述の場合と同様に、矯正針52の尖端部
がつまみ部12の裏面における付根部領域に差し込ま
れ、つまみ部12を引き起こすように働く。またつまみ
部12が上方へ屈曲している場合には、つまみ部12は
矯正押圧体54により、試験管10の開口端と平行な矯
正テーブル53の平坦面に対して押し付けられる。かく
してつまみ部12が矯正針52の配設位置および矯正押
圧体54の配設位置を通過し終わった時には、上記つま
み部12は試験管10の開口端とほぼ平行な状態に変形
矯正されることになる。
【0042】なお上記矯正手段50は、矯正針52また
は矯正押圧体54の一方により、一つの方向へ変形矯正
されたつまみ部12が、矯正針52または矯正押圧体5
4の他方により、他の方向へ再び変形矯正される反復修
正機能を有している。このため剥離式キャップ11のつ
まみ部12が、矯正針52または矯正押圧体54により
一つの方向へ過度に変形矯正された場合でも、上記反復
修正機能により、最終的には正確な矯正が行なわれるこ
とになる。
【0043】(3) 実施例に示された剥離式キャップのつ
まみ部矯正装置は、上記 (1)に記載の装置であって、か
つ矯正手段50は、第1の矯正針52とは異なる配設角
度位置(例えば図2の(b)に破線矢印Kで変形例を示
す如く、第1の矯正針52とは90°だけ異なる配設角
度位置)に第2の矯正針(不図示)を併設し、試験管1
0の回転に伴って剥離式キャップ11のつまみ部12が
上記第2の矯正針(不図示)の配設位置を通過する際、
上記第2の矯正針(不図示)が相対的に上記つまみ部1
2の表面における付根部領域から先端部領域へ突き進
み、上記つまみ部12の姿勢が矯正されるものとなって
いる。
【0044】したがって上記剥離式キャップのつまみ部
矯正装置においては、剥離式キャップ11のつまみ部1
2が試験管10の開口端より下方に屈曲している場合に
は、第1の矯正針52によってつまみ部12の引き起こ
しが行なわれ、また剥離式キャップ11のつまみ部12
が試験管10の開口端より上方に屈曲している場合に
は、第2の矯正針(不図示)によってつまみ部12の引
き起こしが行なわれる。このため、つまみ部12の屈曲
方向および屈曲度合いの如何を問わず、矯正針のみによ
るつまみ部12の引き起こし矯正が確実に実行されるこ
とになる。
【0045】(4) 実施例に示された開栓システムは、上
記 (1)に記載した剥離式キャップ11のつまみ部矯正装
置と、このつまみ部矯正装置により姿勢を矯正された上
記剥離式キャップ11のつまみ部12と前記試験管10
とを別個に保持し、かつ両者を相対的に変位(回動変
位,直線的変位を含む)させて上記剥離式キャップ11
を前記試験管10から剥離して開栓する開栓装置とを備
えている。
【0046】かくして上記開栓システムにおいては、検
体入り試験管10の開口端を閉栓している剥離式キャッ
プ11は、つまみ部矯正装置によりつまみ部12の姿勢
を矯正された後、開栓装置により試験管10から自動的
に剥離され開栓されることになる。したがって剥離式キ
ャップ11の自動開栓処理が、常に安定かつ確実に、し
かも能率よく行なわれることになる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、下記のような剥離式キ
ャップのつまみ部矯正装置および開栓システムを提供で
きる。 a.試験管の開口端を閉栓している剥離キャップのつま
み部の姿勢を、簡単かつ確実に正常な姿勢に自動矯正す
ることのできる剥離式キャップのつまみ部矯正装置。
【0048】b.剥離式キャップのつまみ部矯正装置と
開栓装置とからなり、つまみ部矯正装置によりつまみ部
の姿勢を自動矯正された剥離式キャップを、開栓装置に
より自動的に剥離して開栓することのできる剥離式キャ
ップの開栓システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る剥離式キャップのつ
まみ部矯正装置の構成を示す斜視図。
【図2】同実施例(一部変形例を含む)に係る剥離式キ
ャップのつまみ部矯正装置の動作説明用の斜視図。
【図3】同実施例に係る剥離式キャップの開栓装置の構
成を示す斜視図。
【図4】同実施例に係る開栓システムにおけるシーケン
ス制御装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10…試験管 11…剥離式キャ
ップ 12…つまみ部 20…試験管搬送
ラック 21…第1の環状溝 22…第2の環状
溝 30,60…搬送機構 31,61…ガイ
ドエッジ 32,62…搬送用ベルトコンベア 33,43,44,56,57…エアー式のピストン・
シリンダ・デバイス 40…回転駆動手段 41,42…ロー
ラマウント 41a,41b,42a,42b…試験管挾持用ローラ 45…ローラ駆動用モータ 50…矯正手段 51…矯正基体51 52…矯正針 53…矯正テーブル 54…矯正押圧体 55…つまみ部監視センサ 63.73,74…エアー式のピストン・シリンダ・デ
バイス 70…クランプ機構 71,72…クラ
ンプ部材 75,76…弾性部材 80…剥離機構 81,82…挾持板 83…回転機構 84…移動機構 85…弾性部材 86…突起 90…シーケンス
制御装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剥離式キャップで閉栓された試験管を管軸
    心を中心として回転可能な状態に保持する保持手段と、 この保持手段により保持された前記試験管を管軸心を中
    心として回転駆動する回動駆動手段と、 この回転駆動手段により回転駆動される前記試験管の剥
    離式キャップにおけるつまみ部の姿勢を矯正する矯正手
    段と、 を具備し、前記矯正手段は、尖端部を前記試験管の開口
    端外周部に近接させて配設された矯正針を有し、前記剥
    離式キャップのつまみ部が前記試験管の回転に伴って上
    記矯正針の配設位置を通過する際、上記矯正針が相対的
    に上記つまみ部の裏面における付根部領域から先端部領
    域へ突き進み、上記つまみ部の姿勢を前記試験管の開口
    端と平行な状態に引き起こす引き起こし手段を含んでい
    ることを特徴とする剥離式キャップのつまみ部矯正装
    置。
  2. 【請求項2】矯正手段は、試験管の開口端外周部の近傍
    に配設され上記開口端と平行な平坦面を有する矯正テー
    ブルと、この矯正テーブルの平坦面上を通過するつまみ
    部を上記平坦面に対して押し付けて平坦化する円柱状の
    矯正押圧体と、からなる押し付け手段を含んでいること
    を特徴とする請求項1に記載の剥離式キャップのつまみ
    部矯正装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の剥離式キャップのつまみ
    部矯正装置と、このつまみ部矯正装置により姿勢を矯正
    された上記剥離式キャップのつまみ部と前記試験管とを
    別個に保持し、かつ両者を相対的に変位させて上記剥離
    式キャップを前記試験管から剥離して開栓する開栓装置
    とを備えたことを特徴とする剥離式キャップの開栓シス
    テム。
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