JPH0448515Y2 - - Google Patents

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JPH0448515Y2
JPH0448515Y2 JP15032285U JP15032285U JPH0448515Y2 JP H0448515 Y2 JPH0448515 Y2 JP H0448515Y2 JP 15032285 U JP15032285 U JP 15032285U JP 15032285 U JP15032285 U JP 15032285U JP H0448515 Y2 JPH0448515 Y2 JP H0448515Y2
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JP
Japan
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specimen
drive belt
contact
outer circumferential
circumferential surface
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JP15032285U
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JPS6258727U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はつりあい試験機、特にベルト駆動方式
の横型つりあい試験機における、供試体の位置決
め装置に関する。
〈従来の技術〉 つりあい試験によつて求められた供試体の不つ
りあい角度位置を、あらかじめ設定された所定方
向に自動的に位置決めする手法は、既に数種類実
用化されている。
その中で、特に、横型のつりあい試験機で、供
試体の取り付け、取り外しが自動化されているも
のについては、供試体外周面に係脱自在の駆動ベ
ルトによつて供試体を回動し、その駆動ベルトを
サーボモータで駆動することにより、供試体を軸
受ローラ上で位置決めする。そして、位置決め後
には駆動ベルトを供試体から離脱させ、その状態
で供試体を自動的に取り外して例えば修正装置等
に搬送する、という方式が多用されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上述のような従来方式によると、駆動ベルトで
供試体を位置決め停止した後、供試体を搬送すべ
く駆動ベルトが供試体から離脱するとき、供試体
は軸受ローラ上において全くの回転自在の状態と
なつて、駆動ベルトの離脱の瞬間に供試体が回動
してしまい、位置決め停止位置がずれてしまう場
合があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の問題点を解決するための構成を、その実
施例図面である第1図を参照しつつ説明すると、
軸受ローラ1,1上に回動自在に支承された供試
体Wの外周面に係脱自在の駆動ベルト2を係合さ
せて供試体Wに回転を与え、その回転によつて発
生する不つりあい信号から、供試体Wに存在する
不つりあいの大きさと角度位置を計測し、その計
測結果に基づいて上記駆動ベルト2により、供試
体Wの不つりあい角度位置が軸受ローラ1,1上
において所定の方向で停止するよう自動的に位置
決めした後、駆動ベルト2を供試体Wから離脱さ
せるよう構成された装置において、軸受ローラ
1,1上の供試体Wの外周面に当接・離反自在の
押圧体(ワーク受け)3を設ける。そしてその押
圧体3は、供試体Wの位置決め停止後に供試体W
の外周面に当接され、駆動ベルト2が供試体Wの
外周面から離脱した後、押圧体3が供試体Wの外
周面に当接した状態で、供試体Wを軸受ローラ
1,1から取り外し得るよう構成する。
〈作用〉 駆動ベルト2で供試体Wの位置決めを行つた後
に押圧体3を供試体Wの外周面に当接させて供試
体Wの回動を規制し、その状態で駆動ベルト2を
供試体Wから離脱させることにより、供試体Wの
位置決め停止位置がずれてしまうことがない。ま
た、押圧体3の配設位置を実施例図面のように例
えば軸受ローラ1,1の下方としておくことによ
り、押圧体3を供試体Wに当接してその回動を規
制した状態で、搬送装置等で供試体Wを軸受ロー
ラ1,1上から取り外すことができ、修正装置等
への搬送時における位置ずれも生じにくい。
〈実施例〉 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案実施例を供試体Wの軸方向から
見た図で示す要部構成図で、第2図はその左方か
ら見た要部構成図である。
供試体Wは左右の軸受台4,4′上の軸受ロー
ラ1,1および1′,1′上に回動自在に支承され
ている。この供試体Wは、サーボモータ5によつ
てプーリ6…6を介して走行駆動される駆動ベル
ト2を、外周面に押し付けることによつて回転が
与えられる。駆動ベルト2は、リンク機構7の駆
動によつて支点7aを中心として回動変位され、
供試体Wの外周面に押し付けられ、あるいは、離
脱することができる。
供試体Wの下方には、シリンダ8によつて上下
方向に変位自在のワーク受け3が配設されてい
る。このワーク受け3は、その上面が供試体Wの
外周面に沿う円筒面に形成されており、図示しな
い基台に固着されたブラケツト9に対して摺動自
在のガイドバー10に固着され、そのガイドバー
10はプレート11によつてシリンダ8のピスト
ンロツドに固着されている。そして、シリンダ8
の駆動によつてワーク受け3を上昇させたとき、
その上面が供試体Wの底部に当接するよう構成さ
れている。なお、この当接時にはばね12によつ
てその衝撃が緩和されるよう構成されている。
供試体Wは、図示しない電磁チヤツク等の搬送
装置により、駆動ベルト2を離脱させた状態で、
軸受ローラ1,1および1′,1′上に上方から載
せ、あるいは軸受ローラ1,1および1′,1′か
ら降ろすことができる。
次に運転動作および作用を説明する。まず、搬
送装置によつて軸受ローラ1,1,1′,1′上に
供試体Wが載せられる。そして、リンク機構7の
駆動によつて駆動ベルト2が供試体Wに押し付け
られ、サーボモータ5の駆動によつて供試体Wを
試験回転数で回動する。この回転によつて生ず
る、供試体Wの不つりあいに起因する振動等の不
つりあい信号から、供試体Wに存在する不つりあ
いの大きさと角度位置が計測され、その計測結果
が記憶される。
次に、サーボモータ5の回転数を位置決め速度
に落とし、記憶されている不つりあい角度位置デ
ータに基づいてサーボモータ5の回転を制御し、
供試体Wの不つりあい角度位置が所定の方向、例
えば真下を向くよう、位置決め停止する。この状
態で、ワーク受け3を上方に駆動して、その上面
を供試体Wに当接させる。その後、駆動ベルト2
を供試体Wから離脱させる。このとき、供試体W
はワーク受け3に当接しているから、そ回動が規
制されており、その停止位置がずれることがな
い。そして、搬送装置によつて供試体Wを修正装
置等にまで搬送するが、このとき、ワーク受け3
が供試体Wの下方から当接しているから、当接し
た状態で把持可能となり、把持時における位置ず
れが生じにくい。
なお、ワーク受け3の配設箇所は、供試体Wの
下方に限られることなく、搬送装置による供試体
Wの把持、搬送に対してその動作を阻害しないよ
うな適宜の位置に配設することができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、軸受ロ
ーラ上の供試体Wの外周面に対して当接・離反自
在の押圧体(ワーク受け3)を設け、駆動ベルト
2による供試体Wの位置決め停止後に、その押圧
体を供試体Wに当接してその回動を規制し、その
状態で駆動ベルト2を供試体Wから離脱させるよ
う構成するとともに、押圧体を当接させた状態で
供試体Wの取り外しが可能なるよう構成したか
ら、駆動ベルト2の離脱時等において供試体Wの
停止位置がずれてしまうことなく、また、搬送装
置による供試体Wの把持時においても位置ずれが
生じにくく、正確な修正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を供試体Wの軸方向から
見た図で示す要部構成図、第2図は第1図左方か
ら見た要部構成図である。 1,1′……軸受ローラ、2……駆動ベルト、
3……ワーク受け、5……サーボモータ、6…6
……プーリ、7……リンク機構、8……シリン
ダ、10……ガイドバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸受ローラ上に回動自在に支承された供試体の
    外周面に係脱自在の駆動ベルトを係合させて供試
    体に回転を与え、その回転によつて発生する不つ
    りあい信号から、供試体に存在する不つりあいの
    大きさと角度位置を計測し、その計測結果に基づ
    いて上記駆動ベルトにより、供試体の不つりあい
    角度位置が上記軸受ローラ上において所定の方向
    で停止するよう自動的に位置決めした後、上記駆
    動ベルトを供試体から離脱させるよう構成された
    装置において、上記軸受ローラ上の供試体の外周
    面に当接・離反自在の押圧体を設け、その押圧体
    は、上記位置決め停止後に供試体外周面に当接さ
    れ、上記駆動ベルトが供試体外周面から離脱した
    後、上記押圧体が供試体外周面に当接した状態
    で、供試体を上記軸受ローラから取り外し得るよ
    う構成したことを特徴とする、つりあい試験機に
    おける自動位置決め装置。
JP15032285U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0448515Y2 (ja)

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JP15032285U JPH0448515Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6258727U JPS6258727U (ja) 1987-04-11
JPH0448515Y2 true JPH0448515Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=31066358

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JP15032285U Expired JPH0448515Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP (1) JPH0448515Y2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8900366B2 (en) 2002-04-15 2014-12-02 Samsung Display Co., Ltd. Apparatus for depositing a multilayer coating on discrete sheets
US8904819B2 (en) 2009-12-31 2014-12-09 Samsung Display Co., Ltd. Evaporator with internal restriction
US9184410B2 (en) 2008-12-22 2015-11-10 Samsung Display Co., Ltd. Encapsulated white OLEDs having enhanced optical output
US9297061B2 (en) 2007-02-16 2016-03-29 Kaneka Corporation Transparent electroconductive film and process for producing the same
US9337446B2 (en) 2008-12-22 2016-05-10 Samsung Display Co., Ltd. Encapsulated RGB OLEDs having enhanced optical output

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8900366B2 (en) 2002-04-15 2014-12-02 Samsung Display Co., Ltd. Apparatus for depositing a multilayer coating on discrete sheets
US9297061B2 (en) 2007-02-16 2016-03-29 Kaneka Corporation Transparent electroconductive film and process for producing the same
US9184410B2 (en) 2008-12-22 2015-11-10 Samsung Display Co., Ltd. Encapsulated white OLEDs having enhanced optical output
US9337446B2 (en) 2008-12-22 2016-05-10 Samsung Display Co., Ltd. Encapsulated RGB OLEDs having enhanced optical output
US9362530B2 (en) 2008-12-22 2016-06-07 Samsung Display Co., Ltd. Encapsulated white OLEDs having enhanced optical output
US8904819B2 (en) 2009-12-31 2014-12-09 Samsung Display Co., Ltd. Evaporator with internal restriction

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6258727U (ja) 1987-04-11

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