JPH0714843Y2 - 動釣合試験機 - Google Patents

動釣合試験機

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JPH0714843Y2
JPH0714843Y2 JP12825289U JP12825289U JPH0714843Y2 JP H0714843 Y2 JPH0714843 Y2 JP H0714843Y2 JP 12825289 U JP12825289 U JP 12825289U JP 12825289 U JP12825289 U JP 12825289U JP H0714843 Y2 JPH0714843 Y2 JP H0714843Y2
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JP
Japan
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work
dynamic balance
vibration
drive shaft
shaft
Prior art date
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JP12825289U
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JPH0365941U (ja
Inventor
澄男 藤井
正則 藤江
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、クロスフローファン等の回転体の動釣合試験
を行なうに適した動釣合試験機に関する。
[従来技術] クロスフローファン等のワーク(被測定物)の一端を試
験機側に設けた駆動軸に取付けるとともに、他端をロー
ラ軸受で支承し、駆動軸を駆動してワークを回転させつ
つ、支承部の振動を検出して動釣合試験を行なう試験機
がある。
このような動釣合試験機では、例えば、第2図に示すよ
うにワーク1の孔2を動釣合試験機の駆動軸3にはめ込
み、押ネジで固定する。この時、ローラ軸受5を設けた
振動架台6は、上記ワーク1の取付け作業を行ないやす
いように矢印C方向に移動させておく。ワーク1を駆動
軸3に取付けた後は、ワーク1の他端部を作業者が手で
支持しつつ、振動架台6を矢印d方向に移動させてロー
ラ軸受5をワークの軸7の下方に位置させる。この状態
でワークを下して、軸7をローラ軸受5に載置し、駆動
軸3をベルト8で駆動してワーク1を回転させて振動を
測定するようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来のワークのセッティングでは、ローラ軸受
にワーク他端軸を載置させるまで作業者がワークを手で
支持しているため、ワーク軸がローラ軸受のローラ面よ
り下方に位置する場合も生じる。この場合、振動架台を
ワーク側へ移動させたときにワーク軸と振動架台とが衝
突する危険が生じるという問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決するために、次のような構成を
採用した。
すなわち、本考案にかかる動釣合試験機は、クロスフロ
ーファン等のワークの一端を駆動軸に取付け、ワークの
他端を振動架台に設けた軸受で支承するとともに、ワー
クを回転させつつその支承部の振動を検出するようにし
た動釣合試験機において、前記振動架台を試験位置から
外側に外れた待機位置まで移動可能に設けるととも
に、、該振動架台を待機位置に移動させたときに一時的
にワークを支持する支持装置を設けたことを特徴とす
る。
[作用] 振動架台を外側に移動させてワークの一端部を試験機の
駆動軸に取付けた後、他端部を振動架台の軸受で支承す
るが、この間、支持機構によってワーク本体を所定の高
さに支持させることができるので、ワークの取付けを安
全、確実に行なうことができる。
[実施例] 第1図は本考案の1実施例である動釣合試験機の要部の
構成を示す図で、従来例を示す第2図と同様に、ワーク
1の試験機への取付けに際しては、ワーク1の一端部に
設けられた孔2に試験機の駆動軸3をはめ込み、押しネ
ジで固定する。駆動軸3はジョイントによる軸伝動又は
ベルト掛け駆動によって回転させられる。
ワーク1の駆動軸3への取付け作業中は、ワーク1の他
方の端部に突設されている軸7を支承するローラ軸受5
を設けた振動架台6が、当該取付け作業を行ない易くす
るために、架台基盤9上を図の実線であらわされた待機
位置まで矢印C方向へ移動させられる。この移動は図示
しない駆動装置によって自動的に行なわれるが、人手で
移動させるようにしてもよい。また、ワーク1の取付け
に際し、ワーク支持装置10の支持腕11が、当該支持装置
内に設けた移動機構により矢印a方向に上昇してワーク
1を所定の高さに支持する。ワーク1はこの支持腕11に
よって第1図の二点鎖線で示す位置まで変位し、ワーク
軸7がローラ軸受5の軸受面よりもわずか上にくるよう
に位置させる。このとき、軸7が角度θだけ変位して
も、ワーク1の駆動軸3側には、弾性部材12が介装され
ているので、曲がり負荷が加わっても軸曲がり等を生じ
ない。
ワーク1が支持腕11によって支持された状態で、振動架
台6が架台基盤9上を矢印d方向へ試験位置(第2図の
鎖線で示す)まで移動させられる。振動架台6に設けた
架台接点14が、基盤9側に設けた接点15に当接すると振
動架台6の移動が停止さされるとともに、接点からの当
接信号によってワーク支持装置10の移動機構へ図示しな
い制御装置から駆動信号が出力され、支持腕11が矢印b
方向へ移動させられる。支持腕11の下降にともなってワ
ーク1も下降し、ワークの軸7がローラ軸受6によって
支承される。ワーク1は上記のようにして試験機にセッ
トされ、駆動軸3を回転させることにより、ローラ軸受
6に支承された状態で回転させられる。支承部の振動
は、振動架台6に設けた検出器によって検出される。
本考案の実施例は上記のように構成されているので、ワ
ークを試験機の一端部を駆動軸に取付けた後、他端部を
振動架台の軸受で支承するまでの間、ワーク軸端が軸受
面より下方に位置せず、しかも必要以上の曲がり負荷を
与えない状態で一時的に支持されるので、従来のように
ワーク支持の不確実さを解消し、安全かつ確実にワーク
のセッティングを行なうことができる。
上記実施例における振動架台の移動、および支持腕の移
動操作をワークのセッティング操作からワークの回転、
振動検出という試験操作とともに自動的に行なうように
すれば、動釣合試験そのものを省力化でき能率よく行な
うことができる。
[考案の効果] 上記説明から明らかなように、本考案にかかる動釣合試
験機によれば、ワークの試験機へのセッテイング操作に
おいてワーク軸と振動架台が衝突する事態が防止でき、
また、ワークを支持する際に不必要な負荷が加わらない
ように調整できるので、ワークの取付けを安全、確実に
行なうことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の1実施例の要部の構成を示す
図、同図(b)はそのx矢視図、第2図は従来例を示す
図である。 1…ワーク、3…駆動軸、5…ローラ軸受、6…振動架
台、9…架台基盤(振動架台移動機構内蔵)、10…ワー
ク支持装置、11…支持腕

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロスフローファン等のワークの一端を駆
    動軸に取付け、ワークの他端を振動架台に設けた軸受で
    支承するとともに、ワークを回転させつつその支承部の
    振動を検出するようにした動釣合試験機において、前記
    振動架台を試験位置から外側に外れた待機位置まで移動
    可能に設けるとともに、該振動架台を待機位置に移動さ
    せたときに一時的にワークを支持する支持装置を設けた
    ことを特徴とする動釣合試験機。
JP12825289U 1989-10-31 1989-10-31 動釣合試験機 Expired - Lifetime JPH0714843Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12825289U JPH0714843Y2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 動釣合試験機

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JP12825289U JPH0714843Y2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 動釣合試験機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0365941U JPH0365941U (ja) 1991-06-26
JPH0714843Y2 true JPH0714843Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=31675966

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