JP3994761B2 - 物品検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は物品検査装置に関し、詳しくは搬送される物品をカメラで撮影して良否判定を行う物品検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空びん等の物品を検査する物品検査装置として、物品を所定間隔で搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される1つの物品を複数回撮影するカメラと、このカメラによって撮影された画像内の物品像に重ねて検査ウインドウを設定する検査ウインドウ設定手段と、この検査ウインドウ設定手段が設定した検査ウインドウ内における物品の良否を判定する判定手段とを備えたものが知られている。
上記カメラで1つの物品を複数回撮影すると、各画像の中で物品は搬送方向にずれて撮影されるようになるので、特開平9−178670号公報に開示されているように、各画像内の物品像の位置に合せて検査ウインドウを設定する必要がある。
また従来、各画像の中で物品が同一位置で撮影されるようにするために、上記カメラの前方にパルスモータによって回転制御される追従ミラーを設け、物品の移動に応じて追従ミラーを回転させるようにしたものも知られている(特公平7−43327号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに前者の物品検査装置では、カメラによる映像をモニターにて監視する場合、物品の画像はモニター内で物品の搬送方向に移動されるようになるので、検査ウインドウもそれに追従して移動されるようになり、監視しにくいという問題がある。
これに対し後者の物品検査装置では、物品および検査ウインドウはモニター内で一定の位置に表示されるので監視しやすいという利点があるが、追従ミラーやこれを駆動するモータの制御が複雑であり、高価となるという問題がある。
以上の問題に鑑み、本発明は、一定位置で物品の検査をすることが可能で、しかも安価に製造することができる物品検査装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、物品を所定間隔で搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される1つの物品を複数回撮影するカメラと、このカメラによって撮影された画像内に検査ウインドウを設定する検査ウインドウ設定手段と、この検査ウインドウ設定手段が設定した検査ウインドウ内における物品像から物品の良否を判定する判定手段とを備えた物品検査装置において、
上記カメラによって1つの物品を複数回撮影した際における各撮影時の物品の搬送位置を検出する検出手段と、上記カメラが撮影した各回の画像内の物品像をそれら各回の画像内で移動させる画像シフト手段とを設け、上記検査ウインドウ設定手段は上記検査ウインドウを各回の画像内における所定の同一位置に設定し、また上記画像シフト手段は、上記検出手段から入力されるデータに基づいて各回の画像内における物品像を所要量だけ移動させて、該物品像を上記検査ウインドウに重合させるようにしたものである。
【0005】
上記構成によれば、上記カメラによって1つの物品を複数回撮影すると、物品は各回の画像内で搬送方向にずれて撮影されるようになる。しかるに上記検査ウインドウ設定手段は、上記検査ウインドウを各画像内の所定の同一位置に設定するとともに、画像シフト手段は、上記検出手段から入力されるデータに基づいて各画像内の物品像を所要量だけ移動させて、各物品を検査ウインドウに重合させる。
したがって、モニタにて物品を監視するような場合には、検査ウインドウは所定の同一位置に設定されて画像内の物品像がこれに重合されるようになるので、検査ウインドウが物品の移動に追従して移動される従来装置に比較して、作業者にかかる負担を低減することができる
また、検査ウインドウを所定位置に設定するに当たって、従来のように追従ミラーやこれを駆動するモータが必要ないので、安価に製造することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図示実施例について説明すると、図1は物品としての空びん1の検査を行う物品検査装置2を示し、この物品検査装置2は空びん1を搬送する搬送手段3と、この搬送手段3を構成する回転体11の外部に固定して設けられ、当該回転体11によって搬送される空びん1を撮影するカメラ4と、このカメラ4によって撮影された画像から当該空びん1についた傷等の有無を判定する制御装置5(図4)とを備えている。
上記物品検査装置2では、上記回転体11は多数の空びん1を所定の間隔で搬送するようになっており、またカメラ4は回転体11によって搬送される1本の空びん1を複数回撮影して当該空びん1の画像を上記制御装置5へ送信する。
上記制御装置5は、上記カメラ4によって撮影された空びん1の画像から、当該空びん1についた傷等を検出してその良否を判定するようになっており、制御装置5によって良品と判定された空びん1はそのまま搬送手段3の下流側へ搬送され、一方不良品と判定された空びん1は搬送手段3の途中に設けられたリジェクト装置14によって外部に排出されるようになっている。
【0007】
上記搬送手段3は、空びん1を搬送する供給コンベヤ8と、2つの隣接した供給スターホイール9,10と、上記回転体11とを備えており、上記供給コンベヤ8によって搬送されてきた空びん1は2つの供給スターホイール9,10を介して回転体11に受け渡されるようになっている。
また上記搬送手段3は、排出スターホイール12と排出コンベヤ13とを備えており、空びん1は回転体11によって搬送される間にその良否が判定され、良品と判定された空びん1は回転体11から上記排出スターホイール12を介して排出コンベヤ13に排出されてそのまま図示しない後工程へと搬送されるようになっている。一方、不良品と判定された空びん1は排出コンベヤ13から上記リジェクト装置14を介して、外部に排出されるようになっている。
このリジェクト装置14は上記排出コンベヤ13に隣接して設けられた押圧手段15と、上記排出スターホイール12に隣接させて設けたリジェクトスターホイール16と、不良品と判定された空びん1を外部に搬送するリジェクトコンベヤ17によって構成されており、排出スターホイール12から排出コンベヤ13上に排出された空びん1のうち、不良品と判定された空びん1は押圧手段15によってもう一度排出スターホイール12へと受け渡され、さらにこの空びん1はリジェクトスターホイール16を介してリジェクトコンベヤ17へと受け渡されるようになっている。
なお、リジェクト装置17の構成やその作動については従来公知となっているので、これ以上の詳細な説明を省略する。
【0008】
次に、図2を用いて上記回転体11について説明すると、回転体11は該回転体11を図1の時計方向に連続的に回転させる図示しない駆動軸と、回転体11の外周等間隔位置に設けられ、それぞれ回転自在に軸支された多数の回転軸18とを備えており、各回転軸18の上部には空びん1を載置する載置台19がそれぞれ設けられている。また、各載置台19の上部には、図示しないカム機構などの昇降機構によって昇降されて各載置台19上の空びん1の口部に係合し、かつ空びん1が載置台19とともに一体的に回転するのを許容する口部押さえ20が設けられており、さらに上記回転軸18を回転駆動させて載置台19上の空びん1を自転させる回転機構21を設けている。
上記回転機構21は、上記回転体11に設けたサーボモータ22と、回転体11に回転自在に軸支されてサーボモータ22によって回転駆動される駆動軸23と、当該駆動軸23の下端部と上記回転軸18の下端部に取付けられたプーリ24,25と、さらに上記プーリ24,25に掛渡されたベルト26とによって構成されている。本実施例では、図1に示すように、上記ベルト26は隣接する2つの載置台19のプーリ24に掛渡してあり、1台のサーボモータ22によって2つの載置台19を同時に同一方向に回転させることができるようになっている。
また、上記回転体11を回転させる上記駆動軸は図示しないモータによって駆動されるようになっており、当該モータにはエンコーダ27(図4)が設けられている。そしてエンコーダ27から発せられるパルス信号は上記制御装置5の検出手段31に入力され、制御装置5はそのパルス信号から空びん1の搬送位置を検出することができるようになっている。
なお、上記回転機構21として必ずしもサーボモータ22やベルト26を用いる必要はなく、例えば回転軸18の下方に円筒状のホイールを設け、このホイールと係合するようなベルト等からなる摩擦部材を回転体11の外周に隣接して設けるようにしてもよい。このような構成とする事で、回転軸18はホイールと摩擦部材との間に発生する摩擦力によって回転し、載置台19上の空びん1は自転することとなる。
【0009】
図1、図2に示すように、上記カメラ4は回転体11の外部に設けられており、回転体11によって搬送される空びん1を撮影することができるように、回転体11の中心に向けて設置されている。また、回転体11の中心側には光源28と、当該光源28からの光を分散する光拡散板29とが設けられており、上記光拡散板29とカメラ4との間に搬送された空びん1は、光拡散板29を介して光源28によって照明されるようになっている。
また図3に示すように、上記カメラ4は所定の撮影範囲を有しており、カメラ4は1本の空びん1がその撮影範囲を通過する間に複数回空びん1の静止画像を撮影することができるようになっている。
なお、図3に示すように、上記カメラ4の撮影範囲は空びん1のピッチよりも広い範囲に設定してある。
【0010】
図4に示すように、上記制御装置5は上記回転体11に設けたエンコーダ27よりパルス信号を受信してそのパルス数から空びん1の位置を検出する検出手段31と、この検出手段31からの信号により、空びん1が所定の搬送位置に搬送された際に上記カメラ4を制御して撮影させるカメラ同期手段32とを備えている。
そして上記カメラ4によって撮影されたアナログ信号としての画像は、A/D変換器33によりデジタル信号に変換された後、このデジタル信号化された画像を2値化する2値化回路34に入力されて2値化され、さらに第1画像記憶手段35に入力されて記憶される。
さらに、上記第1画像記憶手段35によって記憶された画像は、画像シフト手段36により上記検出手段31から入力されるデータに基づいて所定の画素数だけ移動されて、その画像内の空びん1が次に述べる検査ウインドウW(図5参照)に重合するような状態で、第2画像記憶手段37に記憶される。
上記検査ウィンドウWは検査ウインドウ設定手段38によって設定されるようになっており、この検査ウインドウ設定手段38は図5(a)〜(d)で示すように、上記検査ウインドウWを各画像内の空びん1の位置に拘らず、予め定めた所定位置に設定するようになっている。
そして判定手段39は、検査ウィンドウWの範囲内について空びん1の傷等を検出して空びん1の良否を判定するようになっており、空びん1が不良品と判断された際には、制御装置5は上記リジェクト装置14を制御してその不良品を正常なラインから排出するようになる。
【0011】
以上の構成において、図5を用いて制御装置5による空びん1の画像の処理手順を説明すると、図5の左方側の図はカメラ4によって撮影された空びん1の画像を示し、右方側の図は制御装置5によって空びん1の画像が処理された後の状態を示している。
上記図5の左側の図において、(a)から(d)に行くにしたがって空びん1がカメラ4の上記撮影範囲内を右から左へと搬送されている様子を示しており、(a)は空びん1が測定開始位置で撮影された画像を示しており、(b)、(c)はそれぞれ空びん1が第2回目、および第3回目に撮影された際の画像を示している。そしてさらに、(d)は空びん1が最後に第n回目に撮影された画像を示している。
上記図5(a)の左側の図における空びん1の測定開始位置は上記検出手段31がエンコーダ27より入力したパルス信号によって認識されるようになっている。つまり、上記検出手段31により空びん1が当該測定開始位置に到達したことを検出すると、この検出手段31はカメラ同期手段32に信号を送信して、カメラ同期手段32により測定開始位置の空びん1をカメラ4で撮影させる(図5(a)左方図)。
【0012】
上記カメラ4によって撮影された画像はA/D変換器33によって例えば搬送方向で640画素の画像にデジタル変換され、2値化回路34は当該画像を所定の感度にしたがって2値化処理を行い、この画像はさらに第1画像記憶手段35に記憶される。
そして第1画像記憶手段35は当該画像を画像シフト手段36へ送信する。このとき、上記検出手段31は画像シフト手段36に対し、第1画像記憶手段35によって送信された画像が測定開始位置で撮影された画像であることを示すデータを送信する。本実施例では、そのデータは撮影回数として送信され、したがって測定開始位置での撮影は第1回目の撮影として送信される。
第1回目の撮影として画像シフト手段36に送信された画像は測定開始位置についてのものであるので、画像シフト手段36は当該画像内の空びん1を移動させることなくそのままの画像を第2画像記憶手段37へ送信し、第2画像記憶手段37は当該画像を記憶する。
他方、検査ウインドウ設定手段38は検査ウィンドウWを画像内の予め定めた所定位置に設定するようになっており、この位置は、測定開始位置で撮影された画像内の空びん1の位置に一致するように設定してある。
したがって空びん1の画像と検査ウィンドウWとは重ね合わされることになるので(図5(a)右方図)、この後、判定手段39は検査ウィンドウW内の空びん1の画像から傷等の有無を検出するようになる。
なお、空びん1の画像と検査ウィンドウWとが重ね合わされた状態の(図5(a)右方図)画像が図示しないモニタに表示されるようになっている。また、2値化処理された検査ウィンドウW内の空びん1の画像から、空びん1についての傷等の有無を検出する方法については、従来公知であるためその説明を省略する。
【0013】
次に、図5(b)について説明すると、検出手段31は測定開始位置を開始点としてエンコーダ27から入力されるパルス数をカウントしており、そのパルス数が所定の値となったとき、すなわち空びん1が上記測定開始位置から一定距離移動されて次の所定位置となった際に、カメラ同期手段32を介してカメラ4により空びん1を撮影させる(図5(b)左方図)。
図5(a)のときと同様、カメラ4によって撮影された画像はA/D変換器33、2値化回路34、第1画像記憶手段35を介して画像シフト手段36へと送信され、これと共に上記検出手段31は画像シフト手段36に対して第1画像記憶手段35によって送信された画像が第2回目に撮影された画像であることを送信する。
すると、画像シフト手段36は受信した空びん1の画像を予め定めた画素数だけ搬送方向の上流側に移動させ、それによって第2回目に撮影された空びん1の画像は画像シフト手段36によって測定開始位置の空びん1の画像と同一の位置に移動されるようになる。
上述したように検査ウインドウ設定手段38は、検査ウィンドウWを測定開始位置で撮影された画像内の空びん1の位置に一致するように設定しているので、従来のように検査ウィンドウWの位置を空びん1の移動位置に追従して移動させることなく、空びん1の画像と検査ウィンドウWとを重ね合わせることができる(図5(b)右方図)。
したがって判定手段39は、図5(a)のときと同様の状態で検査ウィンドウW内に表示される空びん1の画像から傷等の有無を検出することができる。
【0014】
さらに、図5(c)、(d)も図5(b)のときと同様に画像シフト手段36が空びん1の画像をシフトさせるので、検査ウインドウ設定手段38は検査ウィンドウWの位置を移動させることなく空びん1の画像と検査ウィンドウWとを重ね合わせることができる(図5(c)、(d)右方図)。
このとき画像シフト手段36は、図5(c)の第3回目に撮影された画像については、上述した予め定めた画素数を2倍した画素数分だけ空びん1の画像を搬送方向の上流側にシフトさせるようになる。また図5(d)の第n回目の画像については、上述した予め定めた画素数を(n−1)倍した画素数分だけ空びん1の画像を搬送方向の上流側にシフトさせるようになる。
そして、図5(a)〜(d)にかけて撮影された例えば12枚の空びん1の画像のうち、1枚以上の画像で判定手段39が検査ウィンドウW内に傷等を発見した場合には、判定手段39は上記リジェクト装置14を作動させて当該傷等の検出された空びん1を分別するようになる。
【0015】
以上のように、本実施例によれば、実際に制御装置5内での処理をモニタなどで監視する際に、検査ウインドウ設定手段38が検査ウィンドウWを移動させることなく、空びん1の画像は常に一定の位置に表示されるので、モニタを監視する作業者の負担を軽減させることができるという効果が得られる。
また、本実施例では検出手段31からの信号によりカメラ同期手段32を介してカメラ4を制御し、該カメラ4によって空びん1を撮影させているので、たとえ回転体11の搬送速度が変動しても空びん1の撮影される回数は変化せず、常に安定した判定を行うことができる。しかしながらこれに限定されるものではなく、例えばカメラ4が空びん1を撮影するタイミングを一定とし、上記画像シフト手段36は、上記検出手段31からのデータとして各撮影が行なわれた際の物品の搬送位置を入力し、その搬送位置に応じて各画像内の物品像を移動させるようにしてもよい。
また、本実施例では空びん1は回転体11によって搬送されているが、直線式の搬送手段によって搬送されてもよいし、また検査される物品は空びん1に限られず液体の充填された容器やその他の物品であってもよい。
さらに、1本の空びん1に対し設定される検査ウィンドウWの数は1つに限られず、複数の検査ウィンドウを設けてそれぞれの検査ウィンドウについて2値化回路34の感度を変更させて用いてもよい。
そして本実施例においては1本の空びんについての判定を行なうようにしているが、同時に2本以上の空びんの検査を行うようにしてもよい。
また、上記検査ウインドウ設定手段の発生する検査ウィンドウの位置は判定範囲内の任意の位置に設定することが可能であり、画像シフト手段は空びんの画像を搬送方向の前後方向に移動させることで、検査ウィンドウに重ね合せることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、一定位置で物品の検査をすることが可能で、しかも安価に製造することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図。
【図2】図1の要部の拡大断面図。
【図3】カメラ4の測定範囲を示す平面図。
【図4】制御装置5の構成を示す概略図。
【図5】実際の処理の様子をあらわした図で、(a)は測定開始位置で撮影された画像を示す図、(b)、(c)はそれぞれカメラ4が空びん1を第2回目と第3回目に撮影したときの画像を示す図、(d)は第n回目の最終測定位置で撮影された画像を示す図。
【符号の説明】
1 空びん 2 物品検査装置
3 搬送手段 4 カメラ
5 制御装置 11 回転体
31 検出手段 36 画像シフト手段
38 検査ウインドウ設定手段 39 判定手段
W 検査ウインドウ

Claims (4)

  1. 物品を所定間隔で搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される1つの物品を複数回撮影するカメラと、このカメラによって撮影された画像内に検査ウインドウを設定する検査ウインドウ設定手段と、この検査ウインドウ設定手段が設定した検査ウインドウ内における物品像から物品の良否を判定する判定手段とを備えた物品検査装置において、
    上記カメラによって1つの物品を複数回撮影した際における各撮影時の物品の搬送位置を検出する検出手段と、上記カメラが撮影した各回の画像内の物品像をそれら各回の画像内で移動させる画像シフト手段とを設け、上記検査ウインドウ設定手段は上記検査ウインドウを各回の画像内における所定の同一位置に設定し、また上記画像シフト手段は、上記検出手段から入力されるデータに基づいて各回の画像内における物品像を所要量だけ移動させて、該物品像を上記検査ウインドウに重合させることを特徴とする物品検査装置。
  2. 上記検出手段は、上記物品が予め定めた搬送位置に搬送された際に上記カメラを制御して物品を撮影させ、また上記画像シフト手段は、上記検出手段からのデータとして上記カメラの撮影回数を入力し、その回数に応じて各画像内の物品像を移動させることを特徴とする請求項1に記載の物品検査装置。
  3. 上記画像シフト手段は、各画像内の物品像を移動させる移動量を記憶しており、上記カメラの撮影回数に応じて上記移動量の整数倍ずつ各画像内の物品像を移動させることを特徴とする請求項2に記載の物品検査装置。
  4. 上記画像シフト手段は、上記検出手段からのデータとして各物品の搬送位置を入力し、その搬送位置に応じて各画像内の物品像を移動させることを特徴とする請求項1に記載の物品検査装置。
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