JP3340413B2 - ペットボトル内沈殿異物検査方法及びその装置 - Google Patents

ペットボトル内沈殿異物検査方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清涼飲料水やジュ
ース等の飲料が封入された透光性部材から成る容器を被
検査体として、その容器内の混入異物を検査する方法
びその装置に関し、特に、容器の底部が特異な形状で形
成されているペットボトル(polyethylene
terephthalate bottle)の沈殿
異物を検査する沈殿異物検査方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、HACCP方式の食品衛生法への
適用やPL(Product Liability:製
造物責任)法の施工に伴って、食品や薬品などの製品の
製造/加工,製品の保存/流通を経て最終消費者が摂取
するまでのあらゆる段階で発生する恐れのある微生物汚
染やその他の異物混入などによる危害発生を未然に防止
し、製品の一層の安全保障を図ることが義務づけられつ
つある。
【0003】HACCP方式とは、Hazard An
alysis CriticalControl Po
int Systemの略で、衛生管理システム手法と
して国際的に高く評価されているアメリカの危害分析・
重要管理点方式である。このHACCP方式は、製造工
程全般を通じて製品の安全性を図るようにした科学的な
衛生管理方式であり、従来の衛生管理方式が最終製品の
検査に重点を置いた方式であるに対して、製造工程の予
防措置に重点を置いている。HACCP方式は、危害分
析(HA)と重要管理点(CCP)の2つの部分から成
り立っており、食品の製造/加工,製品の保存/流通を
経て最終消費者が摂取するまでのあらゆる段階で発生す
る恐れのある微生物汚染などの危害を調査/分析し、危
害予防のための重要管理点を設定すると共に、管理基準
を定めて限度内で適正に措置されているかを管理記録等
をチェックして常時監視し、その他の危害については、
一般衛生管理基準(PP:Pre−requisite
Program)で運営管理することにより、製造工
程における危害発生を見落としなく未然に防止し、製品
の一層の安全性を図るようにしたものである。
【0004】従来より、液状の製品(飲料や液剤など)
を生産する製造/加工工場では、生産ラインにおいて加
熱処理などにより殺菌処理を施すことで微生物汚染を防
止したり、サイクロン分離機などにより異物を除去する
ことで異物混入を防止したりしている。そして、缶や壜
などの容器に充填した後は、光の透過性や反射性を利用
して最終的な検査を実施している。例えば、液剤や飲料
等の液体を封入した透明の容器が被検査体の場合には、
CCDカメラで被検査体を撮像し、デジタル化した画像
データを画像処理装置によって処理することで、容器内
部の液体に混入した異物の有無、容器のキズ等の有無を
検査し、最終製品の良否を自動的に判定するようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】壜類を対象とした従来
の異物検査システムは、図9(A)及び(B)にそれぞ
れ示すように、底部の形状が平面や凸型の曲面などの単
純な形状の容器を被検査体としたものが一般的であり、
沈殿異物は底面部の画像から認識することが可能であ
る。しかしながら、図10のように、底部が特異な形状
で形成されているペットボトルの場合には乱反射が生
じ、その影響で異物が鮮明に結像しないため、検出漏れ
が生じる可能性がある。
【0006】このようなペットボトルを対象として沈殿
異物を検査する装置としては、例えば、搬送コンベア上
を流れるペットボトルを、両サイドからのグリップベル
ト搬送に移した時点で、カメラ1台でペットボトルの底
部を撮像して画像処理するものが提案されているが、ペ
ットボトル底部形状からの乱反射の影響が大きいこと
と、カメラ1台による検査精度の限界があることによ
り、実用化レベルでの期待性能が得られないという問題
があった。
【0007】また、ペットボトルの底部形状が画像上で
模様として現れるため、液体の基準色に対する色の変化
量等から異物を検出する方法では、模様部分を異物とし
て認識してしまう可能性がある。そのため、一般的な壜
類を対象とした異物検査システムでは、ペットボトルを
検査対象とすることはできなかった。
【0008】本発明は上述のような問題を解決するため
に成されたものであり、本発明の目的は、特異な底面形
状を持つペットボトル内の沈殿異物を高精度で検査する
ことができ、異物混入による危害発生を未然に防止する
ことができるペットボトル内沈殿異物検査方法及びその
装置を提供することにある。また、生産ライン上で全品
を高速で且つリアルタイムに検査することができるペッ
トボトル内沈殿異物検査方法及びその装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、生産ライン上
で飲料が封入されたペットボトルを被検査体として前記
ペットボトル内の沈殿異物の有無を検査するペットボト
ル内沈殿異物検査方法及びその装置に関するものであ
り、本発明の上記目的は、方法の発明に関しては、入射
光を拡散する光学フィルタの上に前記ペットボトルを載
置し、前記光学フィルタのフィルタ面に対して垂直方向
の照明光を照明手段により照射すると共に、前記光学フ
ィルタの下方から前記ペットボトルの底部領域を撮像手
段により撮像し、前記光学フィルタを通して受光して得
られた前記撮像手段からの画像情報を基に前記沈殿異物
の有無を検査することによって達成される。
【0010】さらに、回転駆動されるスターホイール盤
の円周上に周設された各載置台に前記ペットボトルを直
立姿勢で順次載置して搬送する検査用搬送手段を検査ス
テージに設け、前記各載置台を前記光学フィルタを用い
た硬質ガラスフィルタで形成すると共に、該硬質ガラス
フィルタの下方に前記照明手段の発光部と前記撮像手段
の受光部とを配置し、前記検査ステージに搬入され、前
記スターホイール盤と同軸同速回転で搬送中の前記ペッ
トボトルを連続的に検査すること;前記ペットボトルの
底部の中央部分と各周辺部分とを複数台のカメラで分割
して撮像し、前記複数台の検査カメラで撮像した各画像
を合成及び回転処理して当該ペットボトルのマスター画
像との重ね合せを行い、重ね合せ後の画像から前記ペッ
トボトルの底部形状が成すエッジ部を除外した画像に基
づいて前記沈殿異物の有無を検査すること;前記光学フ
ィルタとして、ガラスの片面をサンドブラストで研削
し、つや消し加工をして成るフィルタを用いること;に
よって、それぞれ一層効果的に達成される。また、装置
の発明に関しては、請求項1乃至4のいずれか1項に記
載の方法の発明を実現することによって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る沈殿異物検
査システムの主要部の構成例を平面図で示している。本
システムにおいて検査の対象となる被検査体は、容器の
底部が特異な形状で形成されている透明の容器であり、
本システムは、特に、生産ライン上で飲料が封入された
ペットボトルを被検査体として、その内部に混入した沈
殿異物の有無を検査するペットボトル内沈殿異物検査シ
ステムとして好適に適用される。以下、円筒形状のペッ
トボトルを被検査体とし、その液中沈殿異物を検査する
場合を例として説明する。
【0012】図1において、生産ライン上で清涼飲料水
やジュース等の飲料が封入されたペットボトルは、スク
リュー(ウォームギヤ)11の回転により直線移動する
搬送コンベア2上を、図1中の矢印A方向から所定間隔
で連続的に搬送されて来る。異物検査用の検査ステージ
110には、搬送コンベア2に連結された搬入/搬出用
のスターホイール盤(本例ではそれぞれ半径R=300
mm)13,14と、検査用の大径スターホイール盤
(本例では半径R=400mm)12とが設けられてい
る。検査ステージ110に流れて来る各ペットボトル
は、これらの搬送手段10によって図1中のR1,R
2,R3の経路に沿って搬送される。そして、R2の経
路を高速(本例での搬送速度は、1200本/分)で搬
送中にリアルタイムに沈殿異物の検査がされるようにな
っている。
【0013】図2は、図1中のシステムラック130の
構成例を示している。システムラック130の筐体内に
は、撮像カメラで撮像した映像などを表示するモニター
装置131,検査装置本体132及び検査システム全体
を制御する制御装置(ビルトイン制御部)133等がそ
れぞれ収容されている。沈殿異物検査用の撮像手段は検
査用スターホイール盤の下方に配置されており、本例で
は、一つのペットボトルに対して5台の撮像カメラを用
いている。制御装置133では、ペットボトルの底面中
央部のエリアを中央部検査用カメラによって撮像すると
共に、その中央周辺部のエリア(本例では一つのエリア
が1/4円)を4台の周辺部検査用カメラによって撮像
し、中央部検査部132aと周辺部検査部132b
(1)〜(4)により各画像データを処理し、合成後の
画像データに基づいてペットボトル内部の沈殿異物を検
査するようにしている。そのときの検査状況は、図2中
の中央部モニター131aと周辺部モニター131b
(1)〜(4)に表示され、生の映像や画像処理後の映
像がリアルタイムに(あるいは記録媒体から読出して)
確認できるようになっている。
【0014】図3は図1中の検査ステージ110の搬送
系の構成を平面図で示しており、図4は、検査ステージ
110の一部を拡大して光学的機構等の配置構成の一例
を一部断面側面図で示している。中央部の検査用スター
ホイール盤12の円周上には、ペットボトルの載置台1
2aが所定間隔で周設されている。この載置台12a
は、ペットボトル1の底面部の形状に係合して形成され
ており、本例では円形で形成されている。検査ステージ
110に搬入されたペットボトル1は載置台12aに順
次載置され、支持部材15によって側面の両側を支持さ
れて環状の経路R2を直立姿勢で搬送される。
【0015】本発明では、高速搬送中の各ペットボトル
1の底部を下方から連続的に且つ高精度で検査し得るよ
うに、ペットボトル1の載置台12aを硬質ガラスフィ
ルタ(乱反射カット用の光学フィルタを有する硬質の透
明性部材から成るテーブル)121で形成することで、
各載置台12aが検査窓及びフィルタを兼ねた構成とし
ている。そして、図4に示すように、検査用スターホイ
ール盤12の載置台12aに対応する所定位置の下方
に、照明手段20の発光部と撮像手段21の受光部と
を、載置台12aとなる硬質ガラスフィルタ121に近
接させて配置すると共に、発光軸と受光軸とが同一軸と
なるように配置した構成とし、ペットボトル1の底面部
をその下方から硬質ガラスフィルタ121を通して撮像
手段21の検査カメラ(CCDカメラ等)で撮像し、ス
ターホイール盤12と同軸同速回転で高速搬送中のペッ
トボトル1の底面部を連続的に検査するようにしてい
る。
【0016】上記照明光を照射する照明手段20は、例
えば、光源(ハロゲン光源等),光ファイバー等から成
り、その発光部は、撮像手段21の受光部を囲むように
リング状に形成されている。そして、照明手段20の発
光部からの照明光を、ペットボトル1の底面部全域に対
して垂直方向に均一に照射するようにしている。通常、
ペットボトル1のボトルキャップの内面にはシリコンの
コーティングがされている。そのため、照明手段20の
発光軸と撮像手段21の受光軸とを同一軸にして上記の
ようにペットボトル1の底部領域に対して垂直方向の照
明光を照射する形態とすれば、ボトルキャップ内面のコ
ーティングが鏡面として作用し、その面で反射された光
が撮像手段21の受光部に入光されることになり、その
結果、液中を通過する光量の減衰が緩和される。さらに
本例では、同図4に示すように、ペットボトル1の頭部
側にも、ボトルキャップを囲むように形成されたリング
状のライトを有する照明手段20を配置し、ペットボト
ル1の底部側と頭部側の両方から照明光を照射する構成
としている。
【0017】図5は、硬質ガラスフィルタ121の構成
の一例を側面図で示しており、載置台12aとなる硬質
ガラスフィルタ121は、例えば、ペットボトルの重量
を支える強度を有する2層の硬質ガラス(硬質の透明性
部材)121aと、その硬質ガラスの間に層設される光
学フィルタ121bとの3層(あるいは、硬質ガラス1
21aの下方に光学フィルタ121bを層設した2層)
の積層体で構成される。光学フィルタ121bは入射光
を拡散するフィルタであり、本発明では、光学フィルタ
121bとして、ソーダ石灰ガラスの片面をサンドブラ
ストで研削し、つや消し加工をした摺りガラスを用いる
ことにより、ペットボトル底面部での乱反射による光を
拡散し、乱反射光の影響を回避するようにしている。す
なわち、角度を成して入射される光を拡散する光学フィ
ルタ121b(入射面に対する直線性が高いものがより
透過するフィルタ)を用い、光学フィルタ121bの面
に対して垂直に入射する光は透過し、斜めに入射する光
は拡散してカットすることで、乱反射による明暗模様の
像が生じるのを回避し、異物のみが撮像手段21の光学
系に選択的に結像されるようにしている。
【0018】このように、上記のような摺りガラス製の
光学フィルタ121bが、乱反射光の影響を回避する上
で効果的なことは、様々な光学材料を用いた実験から判
明したもので、上記光学フィルタ121bを載置台とし
て用いることで通常のフィルタでは検出できない微細な
異物も検出することが可能となる。なお、光学フィルタ
121bとして用いる前記ソーダ石灰ガラスのサンドブ
ラストでの研削は、50〜200グリッドが望ましい。
【0019】図6(A)は、硬質ガラスフィルタ121
を使用しなかった場合のペットボトル底面部の生画像
(1/4に分割した右下部分の画像)GAを示してお
り、図6(B)は、その処理画像GBを示している。図
6(A)中の符号3で示される部分は異物であり、その
他の底面領域内の明暗が際立った部分は、主にペットボ
トル底部の湾曲した部分での反射や屈折により生じたも
のである。このような画像GAを処理すると、図6
(B)に示すような画像GBとなり、ペットボトル底部
の形状に起因する暗部の部分と異物の部分との区別は困
難である。
【0020】一方、本発明に係る硬質ガラスフィルタ1
21を載置台として使用した場合は、図7(A)の生画
像GA’に示すように、異物3以外の際立った陰影部の
部分が無くなり、画像処理後は図7(B)の処理画像G
B’に示すように、底面領域内には異物(中央部の白い
粒状の部分)だけが現れて、微細な異物でも検出可能と
なることがわかる。このように、入射光を拡散する光学
フィルタ121bを用いることで、乱反射光の影響を効
果的に回避することができる。
【0021】上述のようなシステム構成において、その
動作例を説明すると共に、本発明に係る画像処理につい
て説明する。
【0022】搬送コンベア2上を流れて来た各ペットボ
トル1は、搬入用スターホイール盤13の搬送機構によ
り検査ステージ110に搬入され、R1の経路に沿って
検査用スターホイール盤13側に誘導され、検査用スタ
ーホイール盤13の載置台12aに順次載置される。載
置台12aに載置されたペットボトル1は、環状の経路
R2に沿って搬送される。制御装置133では、載置台
12aである硬質ガラスフィルタ121を通して、照明
手段20によりペットボトル1の頭部と底部の両側から
底面部に対して垂直方向の照明光を照射すると共に、検
査用スターホイール盤13の回転速度に同期させて、ペ
ットボトル1の底面領域の中央部と各周辺部とを撮像手
段21(本例では5台の撮像カメラ)により撮像する。
そして、中央部検査部132aと周辺部検査部132b
により各画像データを処理し、合成後の画像データに基
づいてペットボトル内部の沈殿異物を検査する。
【0023】ここで、画像処理に基づく沈殿異物の検出
方法について、図8を参照して説明する。
【0024】図8(A)〜(D)は、ペットボトル底面
の周辺部の画像処理の手順を示している。本実施例で
は、ペットボトル底部に対して使用するカメラを中央部
と周辺部とに分割し、周辺部を1/4円単位でそれぞれ
4台のカメラで分割して画像を捉えるようにしている。
周辺部検査部132bでは、先ず、4台の周辺部検査用
カメラ21によりペットボトル底面の1/4画像を図8
(A)に示すようにそれぞれ抽出し、抽出した各画像G
1,G2,G3,G4を合成して図8(C)に示すよう
に底面部全域の画像とする。そして、合成後の画像をワ
ーク画像WGとして、底面部の外形エッジを検出すると
共に、外形エッジの座標を基に底面部の中心座標を算出
し、図8(B)に示すように当該ペットボトルのマスタ
ー画像MGに対してワーク画像WGを移動して画像の重
ね合せを行い、更に中心座標の回りに回転処理して模様
部分を重ね合せる。
【0025】マスター画像MGは予め記憶されている当
該ペットボトルのサンプル画像であり、底部に刻印がさ
れているペットボトルの場合には、刻印が一致する位置
まで回転処理による重ね合せが行われる。そして、重ね
合せ後の画像の指定画像エリア内、例えば、図8(D)
中のマスタ画像の楕円形エッジ枠M−EG内の画像エリ
ア内を対象として、ワーク画像WGの画素データを用い
て輝度の変化等を捉えることにより異物の有無を検査す
る。すなわち、ペットボトルの底部形状で形成されるエ
ッジ部(花びら等の模様の輪郭線)を異物と見なさない
よう、エッジ部を除外したワーク画像WGの画像データ
を対象として検査する。
【0026】他方、中央部検査部132aでは、上記周
辺部の画像の重ね合せ処理と同様に、中央部検査用カメ
ラ21によって撮像した底面中央部のエリアの画像をマ
スター画像と重ね合せ、ペットボトルの底部形状が成す
エッジ部を除外した画像に基づいて中央部分に存在する
異物の有無を検査する。底面中央部のエリアは、例えば
矩形状や円形状のエリアとし、底面中央部の指定エリア
を対象として検査する。中央部を独立のカメラで検査す
るのは、ペットボトル底面の中央部とその周辺部がそれ
ぞれ異物が沈殿しやすい形状をしているものが多いため
であり、中央部を専用の撮像カメラで撮像して検査する
ことで、より検査精度を向上させるためである。なお、
上記の周辺部と中央部の各指定エリアは、検査対象のペ
ットボトルの形状に応じて設定され、少なくとも異物が
沈殿しやすい凹部のエリアが設定される。
【0027】制御装置133では、中央部検査部132
aと周辺部検査部132bによる各検査によって混入異
物が無く良品と判定されたペットボトル1については、
搬出用スターホイール盤14によりR3の方向に搬送し
て搬送コンベア2上に戻し、次の工程へと進行させる。
一方、異物が検出された場合は、制御装置133から排
除機120に排除指令を送出する。排除機120は、ブ
ラシで叩き出す排除機構、若しくはピストンの端部に弾
力性を有する部材を設けたシリンダを用いて弾き飛ばす
排除機構を備えており、排除指令を入力した場合は、当
該ペットボトルの側面部を瞬間的に突いて図1中の排除
コンベア120A上へ出すことで、不良品を排除する。
その際、ペットボトルの側面の中心部に正確に当てる必
要があるが、排除箇所まで搬送されるまでの間の一定時
間後に排除しようとすると、ライン速度の変化等によっ
て正確に当てることができない可能性がある。そこで、
本例では、ライン速度の誤差によって排除タイミングが
ずれるのを回避するため、例えばエンコーダを用いて不
良品が排除位置に到達したのを検出し、上記排除機構の
動作タイミングを制御するようにしている。
【0028】このようにして検査した結果(良品/不良
の情報,不良品データ等)は、例えば図示されないFA
(ファクトリー・オートメーション)サーバーシステム
に送信されて、製造情報と関連付けてデータベース化し
てリアルタイムに記録される。そして、LANやインタ
ーネット等のネットワークを介して接続される集中監視
/管理用コンピュータや端末機側において、各種検査状
況の分析や異物混入の原因解明等を即時実行できるよう
にしている。
【0029】なお、上述した実施の形態においては、ペ
ットボトルを例として説明したが、高分子材料やガラス
等の透光性部材で形成された容器で底部が複雑な凹凸形
状で形成されたものであれば、本発明を好適に適用する
ことができる。また、容器の形状は略円筒形状に限るも
のではなく、角形などの容器にも適用することができ
る。また、ペットボトル底部の中央部分の検査用として
1台のカメラを用い、ペットボトル底部の周辺部分は底
面領域を1/4分割し、それぞれ4台のカメラで分割し
て画像を捉える場合を例として説明したが、分割数,カ
メラの台数はこれらの数値に限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、角度を成して入射される光を拡散して除去する光学
フィルタの上にペットボトルを載せ、そのフィルタの底
部から投光した反射光を受光するようにしているので、
ペットボトル底部の乱反射をカットして異物のみを画像
として捉えることができる。そのため、ペットボトル底
部の特異な形状に影響されずに乱反射をカットでき、沈
殿異物のみを画像として確定して高精度で検査すること
ができる。また、上記の光学的機構を保持した上で、実
オンライン上で使用可能なハンドリング形態としてスタ
ーホイール盤の円周上に検査窓及び上記フィルタを兼ね
た硬質ガラスフィルタから成る載置台を周設し、スター
ホイール盤と同軸同速回転を行うことにより、高速ライ
ン上で使用することができる。そのため、高速ラインス
ピード上でも、上記の光学的機構を保証することができ
ると共に、高速搬送中のペットボトルを連続的に検査す
ることができる。
【0031】さらに、ペットボトル底部に対して使用す
るカメラを中央部・周辺部に分割した後に、周辺部を1
/n円単位でそれぞれn台のカメラで分割して画像を捉
え、それぞれ入力された画像を合成した後、全体画像を
マスター画像に対して重ね合せを行い、指定画像エリア
内の変化を捉えることにより、精度の高い画像判別が可
能となる。すなわち、1台のカメラによる限界精度に対
して面積効果が生じるために、n倍の検出精度が得られ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る沈殿異物検査システムの主要部の
構成例を示す平面図である。
【図2】図1中のシステムラックの構成例を模式的に示
す側面図である。
【図3】本発明に係る検査ステージの搬送系の構成例を
示す平面図である。
【図4】本発明に係る検査ステージの光学的機構等の配
置構成の一例を示す一部断面側面図である。
【図5】本発明に係る硬質ガラスフィルタの構成例を示
す側面図である。
【図6】本発明に係る硬質ガラスフィルタを使用しない
場合のペットボトル底部の生画像と処理画像の一例を示
す図である。
【図7】本発明に係る硬質ガラスフィルタを使用した場
合のペットボトル底部の生画像と処理画像の一例を示す
図である。
【図8】本発明に係る画像処理に基づく沈殿異物の検出
方法を説明するための図である。
【図9】一般的な壜類の底部形状の例を示す側面図であ
る。
【図10】ペットボトルの底部形状の一例を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 ペットボトル 1a 容器底部 2 搬送コンベア 3 異物 10 検査用搬送手段 11 スクリュー 12 検査用スターホイール盤 12a 載置台 121 硬質ガラスフィルタ 121a 硬質ガラス層 121b フィルタ層 13 搬入用スターホイール盤 14 搬出用スターホイール盤 15 支持部材 20 照明手段 21 撮像手段 110 検査ステージ 120 排除機 120A 排除コンベア 130 システムラック 131 モニター装置 131a 中央部モニター 131b 周辺部モニター 132 検査装置本体 132a 中央部検査部 132b 周辺部検査部 133 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−278740(JP,A) 特開 昭63−81250(JP,A) 特開 平3−194454(JP,A) 特開 平4−118546(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産ライン上で飲料が封入されたペット
    ボトルを被検査体として前記ペットボトル内の沈殿異物
    の有無を検査するペットボトル内沈殿異物検査方法であ
    って、入射光を拡散する光学フィルタの上に前記ペット
    ボトルを載置し、前記光学フィルタのフィルタ面に対し
    て垂直方向の照明光を照明手段により照射すると共に、
    前記光学フィルタの下方から前記ペットボトルの底部領
    域を撮像手段により撮像し、前記光学フィルタを通して
    受光して得られた前記撮像手段からの画像情報を基に前
    記沈殿異物の有無を検査することを特徴とするペットボ
    トル内沈殿異物検査方法。
  2. 【請求項2】 回転駆動されるスターホイール盤の円周
    上に周設された各載置台に前記ペットボトルを直立姿勢
    で順次載置して搬送する検査用搬送手段を検査ステージ
    に設け、前記各載置台を前記光学フィルタを用いた硬質
    ガラスフィルタで形成すると共に、該硬質ガラスフィル
    タの下方に前記照明手段の発光部と前記撮像手段の受光
    部とを配置し、前記検査ステージに搬入され、前記スタ
    ーホイール盤と同軸同速回転で搬送中の前記ペットボト
    ルを連続的に検査することを特徴とする請求項1に記載
    のペットボトル内沈殿異物検査方法。
  3. 【請求項3】 前記ペットボトルの底部の中央部分と各
    周辺部分とを複数台のカメラで分割して撮像し、前記複
    数台の検査カメラで撮像した各画像を合成及び回転処理
    して当該ペットボトルのマスター画像との重ね合せを行
    い、重ね合せ後の画像から前記ペットボトルの底部形状
    が成すエッジ部を除外した画像に基づいて前記沈殿異物
    の有無を検査することを特徴とする請求項1又は2に記
    載のペットボトル内沈殿異物検査方法。
  4. 【請求項4】 前記光学フィルタとして、ガラスの片面
    をサンドブラストで研削し、つや消し加工をして成るフ
    ィルタを用いることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載のペットボトル内沈殿異物検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    方法の発明を実現したことを特徴とするペットボトル内
    沈殿異物検査装置。
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