JPH0351748A - 粉末密封透明容器の自動検査装置 - Google Patents
粉末密封透明容器の自動検査装置Info
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- JPH0351748A JPH0351748A JP18683389A JP18683389A JPH0351748A JP H0351748 A JPH0351748 A JP H0351748A JP 18683389 A JP18683389 A JP 18683389A JP 18683389 A JP18683389 A JP 18683389A JP H0351748 A JPH0351748 A JP H0351748A
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Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
髪!1Δ秤肋列託
本発明は、粉末密封透明容器の自動検査装置に関し、詳
しくは、アンプル、バイアル等の粉末を密封した透明容
器に対して、容器自体の外観検査および密封された粉末
中の異物検査を、自動的に連続して行うようにしたもの
である。
しくは、アンプル、バイアル等の粉末を密封した透明容
器に対して、容器自体の外観検査および密封された粉末
中の異物検査を、自動的に連続して行うようにしたもの
である。
従来の技術
従来、粉末アンプルおよびバイアルの製造工程において
は、空容器に粉末を充填し、密封した後、トレーに収納
し、このトレーを無菌室外の検査工程に送り、トレーか
ら容器を取り出して、作業員が手検査を行っている。該
手検査は、通常、作業員が容器を手に持って目視により
容器の外観検査をした後、2IIの容器を相互に軽く打
ち合わせて粉末を薄く広げて目視により粉末内に異物が
混入しているか否かを検査している。
は、空容器に粉末を充填し、密封した後、トレーに収納
し、このトレーを無菌室外の検査工程に送り、トレーか
ら容器を取り出して、作業員が手検査を行っている。該
手検査は、通常、作業員が容器を手に持って目視により
容器の外観検査をした後、2IIの容器を相互に軽く打
ち合わせて粉末を薄く広げて目視により粉末内に異物が
混入しているか否かを検査している。
上記手検査による場合、比重の大きな異物の確認は容易
で、一般に、ガラス、金属、コ、ゲ異物の順に確認でき
るが、80μ以下の場合には時間がかかると共に繊維等
の軽い異物については粉末との分離、浮上が困難で、偶
然に粉面上や底面のものが確認出来るだけであった。こ
のように、従来の作業員による目視検査では、検査精度
に問題があると共に、効率が悪く生産性が低く、人件費
によりコストアップが避けられない等の種々の問題があ
った。
で、一般に、ガラス、金属、コ、ゲ異物の順に確認でき
るが、80μ以下の場合には時間がかかると共に繊維等
の軽い異物については粉末との分離、浮上が困難で、偶
然に粉面上や底面のものが確認出来るだけであった。こ
のように、従来の作業員による目視検査では、検査精度
に問題があると共に、効率が悪く生産性が低く、人件費
によりコストアップが避けられない等の種々の問題があ
った。
上記した問題より、近時、この種の検査を自動的に行う
装置が開発されつつある。例えば、バイヤル等の透明容
器に光をあてた状態で多方面より撮影して、コンピュー
ターパターン認識を使用して容器の外観検査を行う方法
、あるいは、容器にヒビ割れ等があった場合には、異常
反射光を検知すること等により検査を行う方法等が提案
されている。
装置が開発されつつある。例えば、バイヤル等の透明容
器に光をあてた状態で多方面より撮影して、コンピュー
ターパターン認識を使用して容器の外観検査を行う方法
、あるいは、容器にヒビ割れ等があった場合には、異常
反射光を検知すること等により検査を行う方法等が提案
されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、今まで提案されているバイヤルおよびア
ンプル等の自動検査装置は、構造が極めて複雑で大型で
あるため、価格が高く、シかも、検査の精度および速度
の点で十分ではなかった。
ンプル等の自動検査装置は、構造が極めて複雑で大型で
あるため、価格が高く、シかも、検査の精度および速度
の点で十分ではなかった。
従って、本発明は、自動的かつ連続的にバイヤル等の透
明容器の外観検査、該容器内に密封された粉末内の異物
の検査を、精度良く、迅速に行えると共に、簡単な機構
からなり、スペースを採らず、価格を押さえることが出
来る自動検査装置を提供せんとするものである。
明容器の外観検査、該容器内に密封された粉末内の異物
の検査を、精度良く、迅速に行えると共に、簡単な機構
からなり、スペースを採らず、価格を押さえることが出
来る自動検査装置を提供せんとするものである。
課題を解決するための手段
従って、本発明は、バイヤル、アンプル等の粉末密封透
明容器に対して容器自体の異常および粉末中の異物を検
査する装置であって、回転円盤の外周に、回転方向に沿
って間隔をあけて、夫々容器撮影用のカメラを設置した
容器外観検査装置、比重の重い異物の検査装置、比重の
軽い異物の検査装置を順次設置すると共に、それらの下
流位置に不良品排除装置を設け、かつ、該回転円盤に搬
入される容器を自転させながら上記容器外観検査装置に
搬送する回転ローラと、容器頭部を吸着等で保持するチ
ャックとを回転円盤の円周上に配列し、該チャックで容
器頭部を保持した状態で、回転円盤の外周に配置した第
一振動器を経て上記比重の重い検査装置へ、さらに、第
二振動器を経て比重の軽い異物の検査装置へと搬送し、
上記第一振動器で密封容器の下面より底部方向に向けて
振動を加えて比重の重い異物を頭部に飛び出させるよう
にする一方、第二振動器では頭部方向に向けて振動を加
えて粉末を容器下部に薄く広げげ異物を粉面上に分離浮
上させるようにし、上記第一および第二振動器による振
動で異物の確認を容易とした状態で、上記カメラにより
撮影してカメラに接続した判定装置により判定し、不良
と判定された不良品を上記不良品排除装置で上記チャッ
クより外して自動的に経外へ排除する構成としているこ
とを特徴とする粉末密封透明容器の自動検査装置を提供
するものである。
明容器に対して容器自体の異常および粉末中の異物を検
査する装置であって、回転円盤の外周に、回転方向に沿
って間隔をあけて、夫々容器撮影用のカメラを設置した
容器外観検査装置、比重の重い異物の検査装置、比重の
軽い異物の検査装置を順次設置すると共に、それらの下
流位置に不良品排除装置を設け、かつ、該回転円盤に搬
入される容器を自転させながら上記容器外観検査装置に
搬送する回転ローラと、容器頭部を吸着等で保持するチ
ャックとを回転円盤の円周上に配列し、該チャックで容
器頭部を保持した状態で、回転円盤の外周に配置した第
一振動器を経て上記比重の重い検査装置へ、さらに、第
二振動器を経て比重の軽い異物の検査装置へと搬送し、
上記第一振動器で密封容器の下面より底部方向に向けて
振動を加えて比重の重い異物を頭部に飛び出させるよう
にする一方、第二振動器では頭部方向に向けて振動を加
えて粉末を容器下部に薄く広げげ異物を粉面上に分離浮
上させるようにし、上記第一および第二振動器による振
動で異物の確認を容易とした状態で、上記カメラにより
撮影してカメラに接続した判定装置により判定し、不良
と判定された不良品を上記不良品排除装置で上記チャッ
クより外して自動的に経外へ排除する構成としているこ
とを特徴とする粉末密封透明容器の自動検査装置を提供
するものである。
尚、本発明に係わる自動検査装置は、上記構成に限定さ
れず、回転円盤上には第一振動器と比重の重い異物の検
査装置および第二振動器と比重の軽い異物の検査装置を
配置し、外観検査装置および異常が検出された不良品排
除装置は上記回転円盤上ではなく、別途に設けても良い
。
れず、回転円盤上には第一振動器と比重の重い異物の検
査装置および第二振動器と比重の軽い異物の検査装置を
配置し、外観検査装置および異常が検出された不良品排
除装置は上記回転円盤上ではなく、別途に設けても良い
。
上記したように、連続的に搬入される容器を回転円盤上
で支持して、該回転円盤の外周部に設置した外観検査装
置、比重の重い異物検査装置、比重の軽い異物検査装置
に順次通過させる構成としているため、容器自体の外観
検査、容器に密封した粉末中の比重の重い異物および比
重の軽い異物の検査を人手を全く介さずに、全自動的に
行うことが出来る。しかも、異物の検査装置の上流側に
夫々振動器を設置し、容器の底部側および容器の頭部側
に向けて傾斜して振動を与えて、比重の重い異物および
比重の軽い異物を飛び出させているため、これら異物の
確認が容易となる。かつ、カメラで撮影した映像信号を
判定装置で判定して、不良品は自動的に経外へ排除して
いるため、この不良品の仕分けにも人手が不要となり、
作業能率が向上する。
で支持して、該回転円盤の外周部に設置した外観検査装
置、比重の重い異物検査装置、比重の軽い異物検査装置
に順次通過させる構成としているため、容器自体の外観
検査、容器に密封した粉末中の比重の重い異物および比
重の軽い異物の検査を人手を全く介さずに、全自動的に
行うことが出来る。しかも、異物の検査装置の上流側に
夫々振動器を設置し、容器の底部側および容器の頭部側
に向けて傾斜して振動を与えて、比重の重い異物および
比重の軽い異物を飛び出させているため、これら異物の
確認が容易となる。かつ、カメラで撮影した映像信号を
判定装置で判定して、不良品は自動的に経外へ排除して
いるため、この不良品の仕分けにも人手が不要となり、
作業能率が向上する。
X1外
以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する
。
。
第1図および第2図は本発明に係わる自動検査装置の全
体を示し、図示のように1つの可搬式のユニットからな
り、該ユニットの基台l上に、主軸2で支持して水平方
向の回転円盤3を配置し、上記主軸2を基台lの内部に
収納している駆動機構(図示せず)で回転駆動すること
により、上記回転円盤3を図中矢印方向に回転させてい
る。該回転円盤3の外周部は、第1図に示すように、上
記矢印方向に沿って、容器搬入位置P8、容器外観検査
位置P1、粉末中の比重の重い異物の検査位置P3、比
重の軽い異物の検査位置P4、不良品排出位置P3、容
器搬出位置P6としている。
体を示し、図示のように1つの可搬式のユニットからな
り、該ユニットの基台l上に、主軸2で支持して水平方
向の回転円盤3を配置し、上記主軸2を基台lの内部に
収納している駆動機構(図示せず)で回転駆動すること
により、上記回転円盤3を図中矢印方向に回転させてい
る。該回転円盤3の外周部は、第1図に示すように、上
記矢印方向に沿って、容器搬入位置P8、容器外観検査
位置P1、粉末中の比重の重い異物の検査位置P3、比
重の軽い異物の検査位置P4、不良品排出位置P3、容
器搬出位置P6としている。
上記した各位置に順次バイヤルを搬送するために、回転
円盤3の全円周上には、狭い隙間をあけて放射状に多数
の容器支持枠4を並設し、各支持枠4の先端に容器保持
用の吸着チャック5を取り付けている。該吸着チャック
5は、第3図に示すように、バイヤル10の頭部10a
を内嵌する凹状部5aの底面部に空気穴5bを設け、該
空気穴5bを容器支持枠4中に形成した空気通路4aと
連通している。該空気通路4aは摺動弁座6の通路6a
を介して供給管7と接続し、該供給管7を電磁弁8を介
して空気源(図示せず)と接続している。該電磁弁8の
操作により上記吸着チャック5に真空を供給してバイヤ
ルIOの頭部を吸着保持する一方、圧空を供給してバイ
ヤル10を吸着チャック5より取り外している。上記バ
イヤルの吸着保持の際には、バイヤルの頭部を吸着チャ
ック5側に押し込むようにバイヤルの底部を押圧する押
し込みガイド(図示せず)が設けられている。尚、吸着
チャック5の凹状部5aの内面には弾性材9を取り付け
て、バイヤル10を弾性保持するようにしている。
円盤3の全円周上には、狭い隙間をあけて放射状に多数
の容器支持枠4を並設し、各支持枠4の先端に容器保持
用の吸着チャック5を取り付けている。該吸着チャック
5は、第3図に示すように、バイヤル10の頭部10a
を内嵌する凹状部5aの底面部に空気穴5bを設け、該
空気穴5bを容器支持枠4中に形成した空気通路4aと
連通している。該空気通路4aは摺動弁座6の通路6a
を介して供給管7と接続し、該供給管7を電磁弁8を介
して空気源(図示せず)と接続している。該電磁弁8の
操作により上記吸着チャック5に真空を供給してバイヤ
ルIOの頭部を吸着保持する一方、圧空を供給してバイ
ヤル10を吸着チャック5より取り外している。上記バ
イヤルの吸着保持の際には、バイヤルの頭部を吸着チャ
ック5側に押し込むようにバイヤルの底部を押圧する押
し込みガイド(図示せず)が設けられている。尚、吸着
チャック5の凹状部5aの内面には弾性材9を取り付け
て、バイヤル10を弾性保持するようにしている。
回転円盤3には、各容器支持枠4の下方に、該容器支持
枠4および回転円盤3と固定して回転ローラ取付枠If
を設置している。該回転ローラ取付枠11にはレバーI
2を支軸13を介して回転自在に軸支し、該レバー12
の先端にローラ取付板14を介して一対の回転ローラ1
5A、15Bを回転自在に取り付けている。第4図およ
び第5図に示すように、上記一対の回転ローラ15Aと
15Bは上側の吸着チャック5に対して先端側の両側に
位置させており、回転ローラ15Aと15Bとでバイヤ
ル!0の外周面10bの両側を回転支持し、かつ、バイ
ヤルIOの頭部10aを吸着チャック5と対向して位置
させている。上記回転ローラ15A、15Bの下方に回
転ベルト16を配置し、該回転ベルト16を上記回転ロ
ーラ15A115Bに接触させて夫々自転させ、上面に
支持しているバイヤルlOを矢印で示すように自転させ
るようにしている。
枠4および回転円盤3と固定して回転ローラ取付枠If
を設置している。該回転ローラ取付枠11にはレバーI
2を支軸13を介して回転自在に軸支し、該レバー12
の先端にローラ取付板14を介して一対の回転ローラ1
5A、15Bを回転自在に取り付けている。第4図およ
び第5図に示すように、上記一対の回転ローラ15Aと
15Bは上側の吸着チャック5に対して先端側の両側に
位置させており、回転ローラ15Aと15Bとでバイヤ
ル!0の外周面10bの両側を回転支持し、かつ、バイ
ヤルIOの頭部10aを吸着チャック5と対向して位置
させている。上記回転ローラ15A、15Bの下方に回
転ベルト16を配置し、該回転ベルト16を上記回転ロ
ーラ15A115Bに接触させて夫々自転させ、上面に
支持しているバイヤルlOを矢印で示すように自転させ
るようにしている。
上記回転ローラ15A、15B上に支持してバイヤルI
Oを自転させながら搬送するのは、上記容器搬入位置P
1から外観検査位置P、を通過した直後の位置までの第
1図中にXlで示す工程の間である。その後から容器搬
出位置P6までの間のX、で示す工程の間は、第6図に
示すように、上記吸着チャック5でバイヤルIOを保持
して搬送している。該吸着チャック5で吸着保持する期
間、上記回転ローラ15A115Bを支持しているレバ
ー7を反時計方向に回転し、回転ローラ15A115B
を下方へ90度回転させて、バイヤル10の下方位置か
ら退避させている。上記レバー12の回転は、下方に設
置したカムレール17上に設けた連結軸18とレバー1
2とを連結し、カムレール17を回転円盤3の径方向に
変位させていることにより、該カムレール17の変位に
応じてレバー12を支軸13を支点として回転して行っ
ている。
Oを自転させながら搬送するのは、上記容器搬入位置P
1から外観検査位置P、を通過した直後の位置までの第
1図中にXlで示す工程の間である。その後から容器搬
出位置P6までの間のX、で示す工程の間は、第6図に
示すように、上記吸着チャック5でバイヤルIOを保持
して搬送している。該吸着チャック5で吸着保持する期
間、上記回転ローラ15A115Bを支持しているレバ
ー7を反時計方向に回転し、回転ローラ15A115B
を下方へ90度回転させて、バイヤル10の下方位置か
ら退避させている。上記レバー12の回転は、下方に設
置したカムレール17上に設けた連結軸18とレバー1
2とを連結し、カムレール17を回転円盤3の径方向に
変位させていることにより、該カムレール17の変位に
応じてレバー12を支軸13を支点として回転して行っ
ている。
上記回転円盤3に対して、P、の位置で、バイヤルlO
を搬入する容器搬入装置20は、回転円盤3の近傍まで
バイヤル10を連続的に搬送してくる供給用スクリュー
コンベヤ21と、該スクリューコンベヤ6と回転円盤3
との間に介在させる3個の供給スターホイール22とを
備え、供給用スクリューコンベヤ21により起立状態で
搬送されてくるバイヤル10を上記スターホイール22
により回転円盤3側に横向き水平状態として移し替えて
いる。
を搬入する容器搬入装置20は、回転円盤3の近傍まで
バイヤル10を連続的に搬送してくる供給用スクリュー
コンベヤ21と、該スクリューコンベヤ6と回転円盤3
との間に介在させる3個の供給スターホイール22とを
備え、供給用スクリューコンベヤ21により起立状態で
搬送されてくるバイヤル10を上記スターホイール22
により回転円盤3側に横向き水平状態として移し替えて
いる。
回転円盤3の外周のP、の位置に設置するバイヤル容器
外観検査装置23では、上記回転ローラ15A、15B
上で回転支持されて搬送されてくるバイヤルIOの真上
の位置に、連続撮影用の第一テレビカメラ24を設置し
、かつ、該テレビカメラ24とバイヤルIOの間にサー
クラインからなるバイヤル照明用の光源25を設置して
いる。
外観検査装置23では、上記回転ローラ15A、15B
上で回転支持されて搬送されてくるバイヤルIOの真上
の位置に、連続撮影用の第一テレビカメラ24を設置し
、かつ、該テレビカメラ24とバイヤルIOの間にサー
クラインからなるバイヤル照明用の光源25を設置して
いる。
該バイヤル容器外観検査装置23では回転しているバイ
ヤル10を連続撮影することによりバイヤルlOの外周
面全体を撮影するようにしている。
ヤル10を連続撮影することによりバイヤルlOの外周
面全体を撮影するようにしている。
回転円盤3の外周のP3の位置に設置する粉末中の比重
の重い異物の検査装置26および、次のP4の位置に設
置する粉末中の比重の軽い異物の検査装置27において
も、上記バイヤル容器外観検査装置23と同様に、バイ
ヤルlOの真上の位置に第二テレビカメラ28、第三テ
レビカメラ29をそれぞれ設置し、かつ、これらテレビ
カメラとバイヤルの間に光源30.3Iを設置している
。
の重い異物の検査装置26および、次のP4の位置に設
置する粉末中の比重の軽い異物の検査装置27において
も、上記バイヤル容器外観検査装置23と同様に、バイ
ヤルlOの真上の位置に第二テレビカメラ28、第三テ
レビカメラ29をそれぞれ設置し、かつ、これらテレビ
カメラとバイヤルの間に光源30.3Iを設置している
。
上記した各検査位置においてテレビカメラ24.28.
29による撮影時に、外乱光がカメラに入らないように
すること、光源からバイヤルlOに投光される光量にバ
ラツキが無いこと、および粉末中の異物や容器の異常を
明暗ではつきりさせられることが必要である。そのため
、第7図に概略的に光源25.30.31とカメラ24
.28.29との間に夫々遮光板32.33.34を設
置し、光源からの光がカメラに入らないようにしている
。
29による撮影時に、外乱光がカメラに入らないように
すること、光源からバイヤルlOに投光される光量にバ
ラツキが無いこと、および粉末中の異物や容器の異常を
明暗ではつきりさせられることが必要である。そのため
、第7図に概略的に光源25.30.31とカメラ24
.28.29との間に夫々遮光板32.33.34を設
置し、光源からの光がカメラに入らないようにしている
。
尚、第8図に示すように、容器外観検査装置23では光
源25′をバイヤルIOの真下に配置し、かつ、該光源
25′とバイヤルlOとの間に、高分子樹脂板等からな
る拡散フィルター35を設置することが好ましい。同様
に、異物検査装置28.29においても、第9図に示す
ように、カメラ28あるいは29とバイヤルIOとの間
に配置する光源30.31と、バイヤル10の間に拡散
フィルター36.37を設置することが好ましい。上記
のように拡散フィルター35.36.37を設置すると
、拡散され、バイヤルlOへの光量の照射バラツキを無
くすことが出来る。特に、バイヤル、アンプル等の円筒
型容器内の異物検査においては、容器からの反射光を遮
蔽する必要があるが、遮蔽すると異物検査が不可能とな
るために、反射しない光源の当てることが好ましく、よ
って、上記した光源とバイヤルとの間に拡散フィルター
を介設することが好ま1.い。
源25′をバイヤルIOの真下に配置し、かつ、該光源
25′とバイヤルlOとの間に、高分子樹脂板等からな
る拡散フィルター35を設置することが好ましい。同様
に、異物検査装置28.29においても、第9図に示す
ように、カメラ28あるいは29とバイヤルIOとの間
に配置する光源30.31と、バイヤル10の間に拡散
フィルター36.37を設置することが好ましい。上記
のように拡散フィルター35.36.37を設置すると
、拡散され、バイヤルlOへの光量の照射バラツキを無
くすことが出来る。特に、バイヤル、アンプル等の円筒
型容器内の異物検査においては、容器からの反射光を遮
蔽する必要があるが、遮蔽すると異物検査が不可能とな
るために、反射しない光源の当てることが好ましく、よ
って、上記した光源とバイヤルとの間に拡散フィルター
を介設することが好ま1.い。
上記比重の重い異物検査装置26のP8位置と容器外観
検査位置Ptの間、即ち、P8位置より上流位置に、バ
イヤルlOの下方位置に第一振動器40を設置している
。該第−振動器40はその振動板41の先端をバイヤル
lOの底部10c側に向けて25〜35°の角度で傾斜
させており、よって、バイヤルlOの底部側の外周面下
側に対して、底部側に向けて40〜60Hzの振動を2
〜3秒与えるようにしている。このように振動を底部側
に向けて与えると、比重の重い異物は頭部側へ容易に飛
び出し、下流位置のP3で比重の重い異物の確認が容易
となる。
検査位置Ptの間、即ち、P8位置より上流位置に、バ
イヤルlOの下方位置に第一振動器40を設置している
。該第−振動器40はその振動板41の先端をバイヤル
lOの底部10c側に向けて25〜35°の角度で傾斜
させており、よって、バイヤルlOの底部側の外周面下
側に対して、底部側に向けて40〜60Hzの振動を2
〜3秒与えるようにしている。このように振動を底部側
に向けて与えると、比重の重い異物は頭部側へ容易に飛
び出し、下流位置のP3で比重の重い異物の確認が容易
となる。
同様に、比重の軽い異物検査装置27の上流側、即ちP
3とP、の間の位置に、バイヤルIOの下方位置に第二
振動器42を設置している。該第二振動器42はその振
動板43の先端をバイヤルの頭部!Oa側に向けて25
〜35°の角度で傾斜させると共に、バイヤル10の外
周下側面に対して40〜60Hzの振動を頭部10a側
に向けて2〜3秒程度与えるようにしている。このよう
に、振動を頭部10a側に向けて与えると、粉末は容器
の下側部で薄く拡がり、異物が粉末の表面に分離浮上し
、下流のP4での比重の軽い異物の確認が容易となる。
3とP、の間の位置に、バイヤルIOの下方位置に第二
振動器42を設置している。該第二振動器42はその振
動板43の先端をバイヤルの頭部!Oa側に向けて25
〜35°の角度で傾斜させると共に、バイヤル10の外
周下側面に対して40〜60Hzの振動を頭部10a側
に向けて2〜3秒程度与えるようにしている。このよう
に、振動を頭部10a側に向けて与えると、粉末は容器
の下側部で薄く拡がり、異物が粉末の表面に分離浮上し
、下流のP4での比重の軽い異物の確認が容易となる。
上記比重の重いおよび軽い異物の検査装置26.27に
夫々設置するテレビカメラ28.29は第7図のブロッ
ク図に示す検査判定装置50に接続している。尚、バイ
ヤル容器外観検査装置23のテレビカメラ24も第7図
と同一の構成の検査判定装置に接続し、後述する検査判
定装置と同一の作用により容器外観の異常を判定してい
る。
夫々設置するテレビカメラ28.29は第7図のブロッ
ク図に示す検査判定装置50に接続している。尚、バイ
ヤル容器外観検査装置23のテレビカメラ24も第7図
と同一の構成の検査判定装置に接続し、後述する検査判
定装置と同一の作用により容器外観の異常を判定してい
る。
上記検査判定装置50ではテレビカメラで撮影した第1
0図に示す映像信号をアンプ51に出力して増幅し、該
アンプ51からの増幅した映像信号を波形処理器(波形
処理回路)52に人力している。一方、上記各検査位置
P*、Ps、Piにバイアル検出用のセンサ53を設け
、バイアルIOが各検査位置に位置した時にタイミング
パルスを発生させ、該タイミングパルスを同期信号発生
器54に人力して同期信号を発生させ、該同期信号を上
記波形処理器52に出力させている。該波形処理器52
において第1O図に示すように、テレビカメラからの映
像信号と上記同期信号とを同期させて映像信号から検査
ゾーンの信号を取り出し、該検査ゾーンの信号の波形処
理を行っている。該波形処理器52で波形処理した信号
を比較判定器55に出力し、前辺て人力している感度レ
ベルLと比較し、感度レベル以上の信号がある場合(即
ち、異物信号あるいは容器異常信号がある場合)に不良
出力器56に出力し、該不良出力器56で2値化処理し
、不良出力信号をシフトレジスタ57に出力している。
0図に示す映像信号をアンプ51に出力して増幅し、該
アンプ51からの増幅した映像信号を波形処理器(波形
処理回路)52に人力している。一方、上記各検査位置
P*、Ps、Piにバイアル検出用のセンサ53を設け
、バイアルIOが各検査位置に位置した時にタイミング
パルスを発生させ、該タイミングパルスを同期信号発生
器54に人力して同期信号を発生させ、該同期信号を上
記波形処理器52に出力させている。該波形処理器52
において第1O図に示すように、テレビカメラからの映
像信号と上記同期信号とを同期させて映像信号から検査
ゾーンの信号を取り出し、該検査ゾーンの信号の波形処
理を行っている。該波形処理器52で波形処理した信号
を比較判定器55に出力し、前辺て人力している感度レ
ベルLと比較し、感度レベル以上の信号がある場合(即
ち、異物信号あるいは容器異常信号がある場合)に不良
出力器56に出力し、該不良出力器56で2値化処理し
、不良出力信号をシフトレジスタ57に出力している。
該シフトレジスタ57では不良出力信号が出されたバイ
アルlOがP5の位置の不良品排除装置60に位置した
時に、上記電磁弁8に切り替え信号を出力し、吸着チャ
ック5に圧空を送り、吸着したバイアルlOを外すよう
にしている。よって、上記不良品排除装置60には吸着
チャック5より離脱された不良のバイアルIOを収納す
る不良品収納容器6Iを備えている。
アルlOがP5の位置の不良品排除装置60に位置した
時に、上記電磁弁8に切り替え信号を出力し、吸着チャ
ック5に圧空を送り、吸着したバイアルlOを外すよう
にしている。よって、上記不良品排除装置60には吸着
チャック5より離脱された不良のバイアルIOを収納す
る不良品収納容器6Iを備えている。
上記不良品排除装置60から下流側の容器搬出位置P8
には、スターホイール62を回転円盤3の外周に連設し
て設置し、該スターホイ−62によりバイヤル10を水
平状態より起立状態に変位させ、連設している取出しス
クリュー63により搬出している。
には、スターホイール62を回転円盤3の外周に連設し
て設置し、該スターホイ−62によりバイヤル10を水
平状態より起立状態に変位させ、連設している取出しス
クリュー63により搬出している。
上記した検査装置においては、基台1の上部に回転円盤
3の全体を覆うように遮光カバー70を設置し、上記テ
レビカメラによる撮影時の精度を上げるようにしている
。
3の全体を覆うように遮光カバー70を設置し、上記テ
レビカメラによる撮影時の精度を上げるようにしている
。
次に、上記構造よりなる検査装置の作用を説明する。
上記した検査装置において、供給コンベヤ2!よりスタ
ーホイール22を介して、回転円盤3の搬入位置P+に
バイヤル10は、第11図の■−■に示すように、起立
状態より水平倒伏状態とされて搬入される。該搬入位置
では回転円盤3に回転ローラ取付枠11、レバー12、
回転ローラ取付対た14を介して連結した一対の回転ロ
ーラ15A、15B上に移し替えられ、回転ローラが回
転円盤3の回転に従って矢印方向に回転されるに応じて
、バイヤルIOも矢印方向に回転(公転)すると共に、
各回転ローラ15AS 15Bの回転に応じて矢印方向
に自転している。該回転状態でバイヤル10は容器外観
検査位置P、に達し、該位置で、第11図■に示すよう
に外観検査装置23により外観検査される。その際、バ
イヤル10が自転していることにより、テレビカメラ2
4によりバイヤルlOを連続撮影すると、バイヤルlO
の外周全体が撮影されることとなる。
ーホイール22を介して、回転円盤3の搬入位置P+に
バイヤル10は、第11図の■−■に示すように、起立
状態より水平倒伏状態とされて搬入される。該搬入位置
では回転円盤3に回転ローラ取付枠11、レバー12、
回転ローラ取付対た14を介して連結した一対の回転ロ
ーラ15A、15B上に移し替えられ、回転ローラが回
転円盤3の回転に従って矢印方向に回転されるに応じて
、バイヤルIOも矢印方向に回転(公転)すると共に、
各回転ローラ15AS 15Bの回転に応じて矢印方向
に自転している。該回転状態でバイヤル10は容器外観
検査位置P、に達し、該位置で、第11図■に示すよう
に外観検査装置23により外観検査される。その際、バ
イヤル10が自転していることにより、テレビカメラ2
4によりバイヤルlOを連続撮影すると、バイヤルlO
の外周全体が撮影されることとなる。
上記外観検査後に、電磁弁8が切換操作され、吸着チャ
ック5に負圧が導入され、バイヤルIOの頭部10aを
吸着チャック5内に吸引し、バイヤル10を弾性保持す
る。バイヤルIOを吸着チャック5で保持した後、回転
ローラ15A、15Bはカムレール17の変位により下
方へ回転し、バイヤルIOの下方から退避する。該退避
後、第1I図■で示すように、第一振動器40の振動板
41がバイヤル10の下面に底部側に向けた振動を与え
る。このように振動を加えることにより、バイヤル10
内の粉末Fは第11図■に示すように底部10cに向け
て移動され、粉末Fより比重の重い異物Aが頭部10a
側に飛び出ることとなる。この第一振動器40で振動を
与えた後に、検査位置P、で検査装置26により第二テ
レビカメラ28でバイヤル10を撮影し、異物の有無の
確認を行う。
ック5に負圧が導入され、バイヤルIOの頭部10aを
吸着チャック5内に吸引し、バイヤル10を弾性保持す
る。バイヤルIOを吸着チャック5で保持した後、回転
ローラ15A、15Bはカムレール17の変位により下
方へ回転し、バイヤルIOの下方から退避する。該退避
後、第1I図■で示すように、第一振動器40の振動板
41がバイヤル10の下面に底部側に向けた振動を与え
る。このように振動を加えることにより、バイヤル10
内の粉末Fは第11図■に示すように底部10cに向け
て移動され、粉末Fより比重の重い異物Aが頭部10a
側に飛び出ることとなる。この第一振動器40で振動を
与えた後に、検査位置P、で検査装置26により第二テ
レビカメラ28でバイヤル10を撮影し、異物の有無の
確認を行う。
ついで、第二振動器42においてバイヤル10の下面に
対して頭部10a側に向けた振動を与える。該振動によ
りバイヤル10内の粉末Fはバイヤルの下部の全体にわ
たって薄く分散されることとなる。よって、粉末Fより
比重の軽い繊維等の異物Aが粉末Fの粉面上に分離浮上
する。この第二振動器42で振動を与えた後に、検査位
置P4で検査装置27により第三テレビカメラ29でバ
イヤル10を撮影し、異物の有無を確認する。
対して頭部10a側に向けた振動を与える。該振動によ
りバイヤル10内の粉末Fはバイヤルの下部の全体にわ
たって薄く分散されることとなる。よって、粉末Fより
比重の軽い繊維等の異物Aが粉末Fの粉面上に分離浮上
する。この第二振動器42で振動を与えた後に、検査位
置P4で検査装置27により第三テレビカメラ29でバ
イヤル10を撮影し、異物の有無を確認する。
上記した各検査位置P7、P3、P4における検査装置
のテレビカメラ24.28.29により撮影された映像
は、第1O図に示すように、水平走査線So、S、、S
、・・・により順次走査することにより電気信号に変換
され、アンプ51を介して波形処理器52に出力される
。該波形処理器52では、一つの水平走査信号Sjとし
て図示のような波形信号を形成する。これら波形信号で
容器管壁部分は波形信号が落ちるため、この落ち込み部
m、 nを検出することにより、検査ゾーンを把握する
ことが出来る。この検査ゾーン内において、波形信号に
落ち込みがない場合には、異物がないこと及び容器に異
常がないと判定される。一方、検査ゾーン内の波形信号
に落ち込みがある場合、波形処理して感度レベルと比較
し、感度レベル以上である場合には、異物が存在してい
たと判断し、あるいは、バイヤル容器に異常があると判
定される。
のテレビカメラ24.28.29により撮影された映像
は、第1O図に示すように、水平走査線So、S、、S
、・・・により順次走査することにより電気信号に変換
され、アンプ51を介して波形処理器52に出力される
。該波形処理器52では、一つの水平走査信号Sjとし
て図示のような波形信号を形成する。これら波形信号で
容器管壁部分は波形信号が落ちるため、この落ち込み部
m、 nを検出することにより、検査ゾーンを把握する
ことが出来る。この検査ゾーン内において、波形信号に
落ち込みがない場合には、異物がないこと及び容器に異
常がないと判定される。一方、検査ゾーン内の波形信号
に落ち込みがある場合、波形処理して感度レベルと比較
し、感度レベル以上である場合には、異物が存在してい
たと判断し、あるいは、バイヤル容器に異常があると判
定される。
上記容器自体の異常により、或いは異物の混入により不
良と判定されたバイヤル10が位置P。
良と判定されたバイヤル10が位置P。
に搬送されてくると、該位置で電磁弁8が切換操作され
、第11図■に示すように、吸着チャック5に圧空が導
入され、吸着したバイヤル10を離脱させる。吸着チャ
ック5より外れたバイヤルは不良品収納容器61内に収
納される。良品と判定されたバイヤルIOは搬出位置P
。で吸着チャック5に圧空が導入されて離脱され、スタ
ーホイール62へ移し替えられる。該スターホイール6
2で第11図■に示すように水平状態から起立状態とさ
れ、取出しスクリュー63で次工程へと搬出される。
、第11図■に示すように、吸着チャック5に圧空が導
入され、吸着したバイヤル10を離脱させる。吸着チャ
ック5より外れたバイヤルは不良品収納容器61内に収
納される。良品と判定されたバイヤルIOは搬出位置P
。で吸着チャック5に圧空が導入されて離脱され、スタ
ーホイール62へ移し替えられる。該スターホイール6
2で第11図■に示すように水平状態から起立状態とさ
れ、取出しスクリュー63で次工程へと搬出される。
上記実施例では、披検査容器としてバイヤルを用いてい
るが、容器はバイヤルに限定されず、アンプル等の粉末
を密封する透明容器であれば、適宜に採用出来ることは
言うまでもない。また、バイヤルを保持するチャックと
して吸着チャックを用いているが、吸着方法に限定され
ず他の適宜な把持機構も採用し得る。
るが、容器はバイヤルに限定されず、アンプル等の粉末
を密封する透明容器であれば、適宜に採用出来ることは
言うまでもない。また、バイヤルを保持するチャックと
して吸着チャックを用いているが、吸着方法に限定され
ず他の適宜な把持機構も採用し得る。
さらに、上記実施例においては、回転円盤上に容器外観
検査装置、粉末中の異物検査装置および不良品排除装置
を順次配置しているが、容器外観検査装置および不良品
排除装置を別途に設けてもよく、例えば、容器外観検査
装置は上記回転円盤より上流側の容器搬送経路に、また
、不良品排除装置は回転円盤より下流側の容器搬送経路
に夫々設置してもよい。
検査装置、粉末中の異物検査装置および不良品排除装置
を順次配置しているが、容器外観検査装置および不良品
排除装置を別途に設けてもよく、例えば、容器外観検査
装置は上記回転円盤より上流側の容器搬送経路に、また
、不良品排除装置は回転円盤より下流側の容器搬送経路
に夫々設置してもよい。
l」Δ魂展
以上の説明より明らかなように、本発明に係わる検査装
置によれば、回転円盤の外周部に、容器外観検査装置、
比重の重い異物の検査装置、比重の軽い異物の検査装置
および、検査結果により不良品として判定された容器の
排除装置を一連に設け、回転円盤へ搬入されたバイヤル
あるいはアンプル等の容器を上記検査装置に順次搬送す
る構成としているため、必要とされる容器自体の検査お
よび容器内の粉末中の異物検査が全ての容器について、
自動的に連続して行うことが出来る。
置によれば、回転円盤の外周部に、容器外観検査装置、
比重の重い異物の検査装置、比重の軽い異物の検査装置
および、検査結果により不良品として判定された容器の
排除装置を一連に設け、回転円盤へ搬入されたバイヤル
あるいはアンプル等の容器を上記検査装置に順次搬送す
る構成としているため、必要とされる容器自体の検査お
よび容器内の粉末中の異物検査が全ての容器について、
自動的に連続して行うことが出来る。
よって、従来の作業員による手検査と比較して、作業速
度および作業精度が大幅に向上し、かつ、1つの回転円
盤の外周に各種検査装置を配置しているため、大きなス
ペースを採らない。しかも、1つのユニットとしてまと
め、可搬式としているため、取り扱いが便利である等の
種々の利点を有するものである。
度および作業精度が大幅に向上し、かつ、1つの回転円
盤の外周に各種検査装置を配置しているため、大きなス
ペースを採らない。しかも、1つのユニットとしてまと
め、可搬式としているため、取り扱いが便利である等の
種々の利点を有するものである。
第1図は本発明に係わる検査装置の概略平面図、第2図
は第1図の■−■線に沿って見た概略正面図、第3図は
第1図のX、工程におけるバイヤルの保持機構を示す断
面図、第4図は第3図の一部平面図、第5図は第4図の
概略左側面図、第6図は第1図のX、工程におけるバイ
ヤルの保持機構を示す断面図、第7図は各検査装置にお
けるテレビカメラと接続した判定装置のブロック図、第
8図は容器外観検査装置における変形例を示す概略図、
第9図は異物検査装置における変形例を示す概略図、第
1O図は判定装置における信号処理工程を示す図面、第
11図は本検査装置における作用を示す図面である。 l・・・基台、2・・・主軸、3・・・回転円盤、4・
・・容器支持枠、ト・・吸着チャック、7・・・供給管
、訃・・電磁弁、lO・・・バイヤル、12・・・レバ
ー、15A、15B・・・回転ローラ、20・・・容器
搬入装置、23・・・容器外観検査装置、24・・・第
一テレビカメラ、 25.30.31・・・光源、 26・・・比重の重い異物検査装置、 27・・・比重の軽い異物検査装置、 28・・・第二テレビカメラ、 29・・・第三テレビカメラ、40・・・第一振動器、
41.43・・・振動板、42・・・第二振動器、50
・・・検査判定装置、60・・・非良品排除装置。
は第1図の■−■線に沿って見た概略正面図、第3図は
第1図のX、工程におけるバイヤルの保持機構を示す断
面図、第4図は第3図の一部平面図、第5図は第4図の
概略左側面図、第6図は第1図のX、工程におけるバイ
ヤルの保持機構を示す断面図、第7図は各検査装置にお
けるテレビカメラと接続した判定装置のブロック図、第
8図は容器外観検査装置における変形例を示す概略図、
第9図は異物検査装置における変形例を示す概略図、第
1O図は判定装置における信号処理工程を示す図面、第
11図は本検査装置における作用を示す図面である。 l・・・基台、2・・・主軸、3・・・回転円盤、4・
・・容器支持枠、ト・・吸着チャック、7・・・供給管
、訃・・電磁弁、lO・・・バイヤル、12・・・レバ
ー、15A、15B・・・回転ローラ、20・・・容器
搬入装置、23・・・容器外観検査装置、24・・・第
一テレビカメラ、 25.30.31・・・光源、 26・・・比重の重い異物検査装置、 27・・・比重の軽い異物検査装置、 28・・・第二テレビカメラ、 29・・・第三テレビカメラ、40・・・第一振動器、
41.43・・・振動板、42・・・第二振動器、50
・・・検査判定装置、60・・・非良品排除装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、バイヤル、アンプル等の粉末密封透明容器に対して
粉末中の異物を検査する装置であって、回転円盤の外周
に、回転方向に沿って間隔をあけて、夫々撮影用のカメ
ラを設置した比重の重い異物の検査装置、比重の軽い異
物の検査装置を順次設置し、かつ、該回転円盤上に搬入
される容器の頭部を吸着等で保持するチャックを回転円
盤の円周上に取り付け、該チャックで容器頭部を保持し
た状態で、回転円盤の外周に配置した第一振動器を経て
上記比重の重い検査装置へ、さらに、第二振動器を経て
上記比重の軽い異物の検査装置へと搬送し、上記第一振
動器で密封容器の下面より底部方向に向けて振動を加え
ると共に、第二振動器では頭部方向に向けて振動を加え
る構成とし、かつ、上記カメラに接続した判定装置を設
け、該判定装置で容器内に密封した粉末中の異物の有無
を判定する構成としていることを特徴とする粉末密封透
明容器の自動検査装置。 2、バイヤル、アンプル等の粉末密封透明容器に対して
容器自体の異常および粉末中の異物を検査する装置であ
って、回転円盤の外周に、回転方向に沿って間隔をあけ
て、夫々容器撮影用のカメラを設置した外観検査装置、
比重の重い異物の検査装置、比重の軽い異物の検査装置
を順次設置すると共に、それらの下流位置に不良品排除
装置を設け、かつ、該回転円盤上に搬入される容器を自
転させながら上記容器外観検査装置に搬送する回転ロー
ラと、容器頭部を吸着等で保持するチャックとを回転円
盤の円周上に取り付け、該チャックで容器頭部を保持し
た状態で、回転円盤の外周に配置した第一振動器を経て
上記比重の重い検査装置へ、さらに、第二振動器を経て
比重の軽い異物の検査装置へと搬送し、上記第一振動器
で密封容器の下面より底部方向に向けて振動を加えると
共に、第二振動器では頭部方向に向けて振動を加える構
成とし、かつ、上記カメラに接続した判定装置を設け、
該判定装置で不良と判定された不良品を上記不良品排除
装置で上記チャックより外して自動的に経外へ排除する
構成としていることを特徴とする粉末密封透明容器の自
動検査装置。 3、上記容器外観検査装置、比重の重い異物検査装置お
よび比重の軽い異物検査装置においては、搬送されてく
る容器の真上の位置にテレビカメラを設置すると共に、
該テレビカメラと容器との間に容器に対して投光する光
源を配置し、かつ、光源とテレビカメラとの間にテレビ
カメラへの外乱光が入らないように遮蔽カバーを設置し
ていることを特徴とする請求項1あるいは2記載の装置
。 4、上記回転円盤には、円周上に容器支持枠を隙間をあ
けて並設し、これら容器支持枠の先端に吸着チャックを
取り付け、該吸着チャックに真空と圧空とを選択的に供
給し、真空を供給することにより容器頭部を吸着保持す
る一方、圧空を供給することにより吸着した容器を離脱
させる構成とし、かつ、上記各容器支持枠と対に回転ロ
ーラ支持枠を回転円盤に取り付け、該回転ローラ支持枠
に一対の回転ローラを取り付け、これら回転ローラによ
り容器を自転させて支持すると共に、該容器を上記吸着
チャックで保持する場合に上記回転ローラを容器の下部
より退避させる機構を設けていることを特徴とする請求
項1あるいは2記載の装置。 5、上記第一振動器および第二振動器により、40〜6
0Hzで容器に対して振動を加える一方、第一振動器で
は容器底部に向けて25〜35゜傾斜させた振動板で振
動を与え、比重の重い異物を容器頭部に飛び出させるよ
うにすると共に、第二振動器では容器頭部に向けて25
〜35゜傾斜させ振動板で振動を与え、粉末を容器底面
に薄く拡げて粉面上に比重の軽い異物を分離浮上させる
構成としていることを特徴とする請求項1あるいは2記
載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18683389A JP2719410B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 粉末密封透明容器の自動検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18683389A JP2719410B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 粉末密封透明容器の自動検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0351748A true JPH0351748A (ja) | 1991-03-06 |
JP2719410B2 JP2719410B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=16195423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18683389A Expired - Lifetime JP2719410B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 粉末密封透明容器の自動検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2719410B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2006220618A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Kirin Techno-System Corp | 容器検査装置及びその容器支持装置 |
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US8429084B1 (en) | 2011-10-27 | 2013-04-23 | Erik T. Bogaard | Confirming local marketplace transaction consummation for online payment consummation |
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WO2020090656A1 (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | ニプロ株式会社 | 異物検査システム及び異物検査方法 |
JP2020085604A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | 株式会社 デクシス | 透明容器内充填物中の異物検査装置及び異物検査方法 |
WO2020116053A1 (ja) * | 2018-12-05 | 2020-06-11 | ニプロ株式会社 | 異物検査システム |
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