JPS5940341Y2 - 往復共通管方式気送系統の中間送受装置 - Google Patents

往復共通管方式気送系統の中間送受装置

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JPS5940341Y2
JPS5940341Y2 JP9450180U JP9450180U JPS5940341Y2 JP S5940341 Y2 JPS5940341 Y2 JP S5940341Y2 JP 9450180 U JP9450180 U JP 9450180U JP 9450180 U JP9450180 U JP 9450180U JP S5940341 Y2 JPS5940341 Y2 JP S5940341Y2
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JP
Japan
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pneumatic
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JP9450180U
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JPS5718528U (ja
Inventor
啓二 斎藤
功 高木
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川崎製鉄株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、往復共通管方式気送系統の中間送受装置に
関し、とくに一本の搬送管路の途中で搬送物の送受を行
なう除にも、その動力空費を避けて騒音を減じ、さらに
搬送物の気送系統からの自動取出しを可能にしたもので
ある。
この種の気送系統は、たとえば工場、作業場その他の建
家内で、互いに離間した送、受端の相互間にわたる配管
の内部に、その内径に適合する筒状の気送子を装入し、
逆風圧を利用して気送子を相手端に到達させて気送子内
に封入した分析試料、分析表、伝票その他の書類の通送
を行うのに有利に適合し、現在では搬送管路の両端部だ
けでなくその中間にも送受ステーションを配置して、気
送子の発送、受取りが行なわれている。
すなわちこの種気送系統は、その代表例を第1図に示し
たように1.気送動力源として圧縮空気の供給を司る給
気弁を両端に配備した一本の搬送管路Pによってセンタ
ーステーションA、中間ステーションBおよび端末ステ
ーションCを接続し、各ステーションのたて管Vには排
気弁e1発送口tおよび受取り口rをたてに配設し、そ
してとくに中間ステーションBの受取り口rの内部に管
路を貫通させこの管路は気送子を受取る場合を考慮して
切換管iを分岐接続し到達搬送物を受取り口rに導く。
また、受取り口rは内蓋dで気密に封止される。
なお図中Sは発送用ストッパーである。ここで中間ステ
ーションBで気送子の受取り、発送を行なう場合につい
て述べる。
センターステーションAからの気送子を受取る場合は、
ステーションAおよびCの排気弁eは閉止、ステーショ
ンBの排気弁eは開口、切換管iはたて管■と斉合とす
る。
ステーションAの発送口tから装入された気送子は、送
圧により走行させて両端からの送気が排出さ、れる中間
ステーションBの排気弁eまで到達させ、この気送子の
到来を検知するたとえば受信接点による受信信号で両側
の送気を停止すると同時に切換管iを受取り側へ切換え
て、受取り口r内へ放出させる。
中間ステーションBからセンターステーションAへ発送
する場合は、ステーションB、 Cの排気弁e閉、切
換管iはたて管路■と斉合、そしてステーションAの排
気弁eを開とし、中間発送口1より装入された気送子は
ステーションCからの送圧で走行し、両側からの送気が
排出されるセンタステーションAの排気弁eまで到達さ
せ、同じく到来を検知する受信信号により両側の送気を
停止して気送子を受取り口rに放出させてこれを取出す
ような仕組みとされていた。
なおセンターステーションAと端末ステーションCとの
相互間における気送子の送、受の際は、中間ステーショ
ンBはその排気弁e閉、切換管iはたて管Vと斉合とし
て、中間ステーションBにおいては気送子を単に通過さ
せるだけにとどまる。
ところで上記のごとき従来の気送系統の中間送受装置に
は、次に述べるような問題を残していた。
(1)受取り口rの内蓋dによる気密保持が困難で洩れ
が多いため、動力の消費が甚しくまた騒音も高い。
(2)受取り口rの内蓋dが、気密性の関係上内側へ開
くタイプであるため搬送物の自動取出しが不可能であり
、また一定個数を超えて連続して受取る場合、該扉の開
閉がうまく行かず搬送物の取出しができなくなることが
ある。
この考案はかような問題点を有利に克服して、空気動力
の消費を軽減し、気密性を向上させて騒音を低減すると
ともに搬送物の自動排出を可能とした往復共通管方式気
送系統の送受装置を提案しようとするものである。
すなわちこの考案は、一本の搬送管路の両端にたて管路
をつなぎ、これら両端末たて管路にはそれぞれ上方で送
受操作に応じて交替作動する排気弁と、下方で気送子の
発送器、受取り口および圧送手段を配置してなる一対の
送受ステーションを有する往復共通管方式の気送系統に
おいて、該搬送管路にその途中で中間たて管路を連ねた
中間送受ステーションを設け、この中間ステーションに
は、該中間たて管路にその通路を下向きに分岐開口して
気送子を該通路外に導く切換管と、この切換管を挾んで
中間たて管路の上方に排気弁と、切換管の分岐位置でこ
れと連なる接続管に該切換管を含んで排気弁より下位の
中間たて管路内の気柱を気密に封止する仕切り弁とを設
け、この接続管の真下に気送子の受取りボックスを配置
し、この接続管に対し接合して送出しシュートから受取
った気送子を発送位置に導く移動管とこの移動管の底に
可撓接続した給気系統とをそなえることから戊る往復共
通管方式気送系統の中間送受装置である。
この考案では、前述した従来の気送系統配管につき説明
した構成の骨子については共通するが、とくに中間たて
管路の底部に、その通路を下向きに分岐開口して気送子
を該通路外に導く切換管と、この切換管の分岐位置でこ
れと連なる接続管に仕切り弁を配設して、該切換管を含
み気送子到達側の背圧を除く排気弁よりも下位の中間た
て管路内の気圧を気密に封止できるようにし、これによ
り該気柱を到達気送子に対する有効なエヤークッション
として利用するのである。
このエヤークッションにより従来のごとき逆送気が不要
になり、かつ空気洩れを生じるうれいがなくなって空気
動力消費の節減、騒音の低減が、到達気送子の直接的な
自動排出による便益の拡大にあわせ実現されたのである
この明細書で仕切り弁というのは、中間たて管の内径に
ほぼ合致する貫通孔を直径方向に開通させた球状弁栓を
挾む弁座を有し、この球状弁栓を貫通孔の軸心と直角な
回転軸のまわりに90°の角度範囲で転向させることに
より貫通孔を弁座孔に対し斉合またはそごさせる形式の
、いわゆるロータリータイプのボール弁がとくに必要な
気密性の確保の面で有利なことから最ものぞましいが、
それに準じた性能が期待される場合にそれを目指して、
ロータリーまたはスライド型式いずれの仕切り弁を用い
る場合についても均等構成から除外するわけではない。
以下この考案を好適実施例について説明する。
第2図に気送系統の全体を、第3図に中間送受装置の要
部の詳細を示す。
図中Aはセンターステーション、Bは中間ステーション
、Cは端末ステーションであり、いずれもたて管路■よ
りなる。
番号1は排気弁であり送受操作に応じて交替作動する。
2は発送口、3は受取り口、そして4が給気系統(図示
せず)からの圧送用圧縮空気の給気弁である。
さて5が中間たて管路■の通路を分岐して気送子を該通
路外に導く切換管、6はその駆動装置、7は接続管、そ
して8が接続管7に設置した仕切り弁であり、切換管5
を含んで排気弁1よりも下位のたて管路V内の気柱を気
密に封止して到達搬送物に対する有効なエヤークッショ
ンとして利用する。
9は送出シュート、10は移動管で、この移動管10は
その駆動装置11により送出シュート9の直下から接続
管の直下でその下端と緊密接合を生じる位置に至る間に
わたって移動できるように仕組み、そしてこの移動管1
0の底面には可撓ホース12を用い操作弁13を介して
給気系統に連ねる。
14は受取りボックスである。
なおA、 B、 C各ステーションは通常は受信待
機状態、すなわち各排気弁1は開、切換管5は分岐位置
、仕切り弁8は開、移動管10は送出シュートの直下位
置の状態となっている。
さていま気送子をセンターステーションAから中間ステ
ーションBへ気送する場合を考える。
まず気送子をステーションAの発送口2に装入し、これ
を好ましくは送信接点で検知し、この検知信号によりス
テーションAの排気弁1閉、仕切り弁8閉とし、ついで
給気弁4を望ましくは電気的に操作して圧縮空気を端末
たて管路Vに給気することにより気送子の気送が開始さ
れる。
なお発送口2はたて管路V内の内圧により自閉するフラ
ップ弁2− aで閉鎖されるようになっている。
上記のようにして送り進められた気送子は中間ステーシ
ョンBの排気弁1の位置に達すると、これよりも下位の
たで管および切換管5の内部に仕切り弁8の閉止による
空気柱が気密に封止されているためエヤークッションが
有効に働いて気送子を効果的に減速し、この気送子の通
過に応動する到達接点15の検出信号で給気弁4を介し
送風を停止し、気送子が十分減速したのちに仕切弁8を
開く。
かくして気送子は自由落下により受取りボックス14に
排出され、自動取出しが実現される。
その後排気弁1を復元させて次の動作を待機させる。
次に気送子を中間ステーションBからセンターステーシ
ョンAへ気送する場合は、まず気送子を発送シュート9
に装入し、これが移動管10に達したことを送信接点で
検出し、この検出信号により移動管10を接続管7の直
下に移動させ、ついで操作弁13を望ましくは電磁的に
操作して圧縮空気を可撓ホース12を介して中間たて管
路v内に給気することにより気送子を中間たて管路内に
設けたストッパーSのレベルより上方に吹上げ、これを
確認後該ストッパーSを閉じて気送子を中間たて管路内
に仮止めし、ついで中間ステーションBの排気弁1、仕
切り弁8を閉じ、移動管5を通過側へ移動させた後、端
末ステーションCの給気弁4を電磁的に操作して圧縮空
気を送って気送を開始しこの後は従来法と同様にして気
送子を受取り口3で受取るのである。
なお・気送子の内容物が書類や伝票などの比較的軽い場
合で、中間ステーションの給気系統だけで搬送に必要な
差圧が得られるときには、搬送物をたて管路V内に一時
仮止めしたのち改めて端末ステーションCからの送気に
より気送するなどの煩雑な操作を行なう必要はなく、中
間ステーションの給気系統のみでステーションAへ気送
することもできる。
センターステーションAおよび端末ステーションC相互
間の送、受の場合には、中間ステーションBの排気弁1
は閉止、移動管5は通過側として、気送子の単なる通路
としておく。
なお移動管10の進退移動は第3図および第4図に示し
たように、移動管10をたとえば接続管7に固着したク
ランク軸16のまわりに回動し得るアーム17に一体化
しておき、このアーム17の中間にピストンロッド18
を固定した駆動装置11によって、接続管7と送出シュ
ート9との間における移動管10の回動移動に代えても
よい。
以上図示した好適実施例について説明したが搬送管路の
途中に設ける中間ステーションの数は1つに限られるも
のではなく、必要により該管路の数ケ所に設置してもよ
い。
かくしてこの考案に従う送受装置により次のような効果
が実現できる。
(1)受信の際の気密性が向上するので逆圧が不要とな
り、動力の節減とともに騒音も半減できる。
(2)受取りボックスを開放型にでき、搬送物の自動取
出しが可能となる。
(3)一本の搬送管で2ケ所以上の離隔した地点への送
、受ができるため、コストの点で有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の気送系統の説明図、第2図はこの考案
の好適実施例の説明図、第3図、第4図は要部の詳細図
である。 A・・・・・・センターステーション、B・・・・・・
中間ステーション、C・・・・・・端末ステーション、
P・・・・・・搬送管、■・・・・・・たて管、1・・
・・・・排気弁、2・・・・・・発送口、3・・・・・
・受取り口、4・・・・・・給気弁、5・・・・・・切
換管、6・・・・・・その駆動装置、7・・・・・・接
続管、8・・・・・・仕切り弁、9・・・・・・送出し
シュート、10・・・・・・移動管、11・・・・・・
その駆動装置、12・・・・・・ゴムホース、13・・
・・・・操作弁、14・・・・・・受取りボックス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一本の搬送管路の両端末にたて管路をつなぎ、これら両
    端末たて管路にはそれぞれ上方で送受操作に応じて交替
    作動する排気弁と、下方で気送子の発送口、受取り口お
    よび圧送手段を配置してなる一対の送受ステーションを
    有する往復共通管方式の気送系統において、該搬送管路
    にその途中で中間たて管路を連ねた中間送受ステーショ
    ンを設け、この中間送受ステーションには、該中間たて
    管路にその通路を下向きに分岐開口して気送子を該通路
    外に導く切換管と、この切換管を挾んで中間たて管路の
    上方に排気弁と、切換管の分岐位置でこれと連なる接続
    管に該切換管を含んで排気弁より下位の中間たて管路内
    の気柱を気密に封止する仕切り弁とを設け、この接続管
    の真下に気送子の受取りボックスを配置し、この接続管
    に対し接合して送出しシュートから受取った気送子を発
    送位置に導く移動管とこの移動管の底に可撓接続した給
    気系統とをそなえることを特徴とする往復共通管方式気
    送系統の中間送受装置。
JP9450180U 1980-07-07 1980-07-07 往復共通管方式気送系統の中間送受装置 Expired JPS5940341Y2 (ja)

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JPS5718528U JPS5718528U (ja) 1982-01-30
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