JP3500048B2 - 球状被処理物の搬送雰囲気変換装置 - Google Patents

球状被処理物の搬送雰囲気変換装置

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JP3500048B2
JP3500048B2 JP23746697A JP23746697A JP3500048B2 JP 3500048 B2 JP3500048 B2 JP 3500048B2 JP 23746697 A JP23746697 A JP 23746697A JP 23746697 A JP23746697 A JP 23746697A JP 3500048 B2 JP3500048 B2 JP 3500048B2
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研 石田
克巳 天野
秀芳 甲斐
暁一 樋口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球状半導体チップ
等に使用される球状物を異なる雰囲気の中を通して搬送
する際に搬送雰囲気を変換する搬送雰囲気変換装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体チップは、板状の単結晶シ
リコンウェハー上に回路パターンを形成していたが、近
年、直径1mm以下の球状のシリコン上に回路パターン
を形成して半導体素子を製造する技術が開発されてい
る。そして、この球状の半導体素子を効率的に製造する
ためには、球状のシリコンの処理搬送工程を連結してラ
イン化し、連続化する必要がある。
【0003】しかしながら、このようなライン化するに
当たっては、前工程から被処理物を搬送する雰囲気を後
工程に持ち込まないようにしなければならず、工程間に
おいて被処理物から前工程の雰囲気を除去し、そして後
工程に合った雰囲気に変換して被処理物を搬送すること
が必要である。しかも、この作業は生産性並びに品質の
点からも高速処理と、高い信頼性を要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、球体物を保護雰囲気が異なる連続する前後
の工程間を高速で搬送するに当たって、前後の工程間で
変換する雰囲気の漏れを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体チップ
に使用される球状被処理物を異なる雰囲気中を通して搬
送する際に搬送雰囲気を変換する搬送雰囲気変換装置で
あって、状被処理物の収容室を円周方向に間隔をおい
て複数箇所設けた円板状の回転受継器を有し、前記回転
受継器は、この回転受継器に対してハウジングとなる容
器部と、この容器部に対してカバーとなる蓋部とからな
支持器の内部に回転自在に支持されており、また、前
容器部には、球状被処理物を前記収容室に供給するた
めの受取通路と、球状被処理物を前記収容室から取り出
すための送り出し通路とが対称位置に設けられ、前記受
取通路の先端部は、前記収容の外周面に密着した球状
被処理物供給通路を形成し、前記送り出し通路の先端部
は、前記収容の外周面に密着した球状被処理物取出し
通路を形成しており前記回転受継器には、前記それぞ
れの収容室連通する雰囲気通路が、円周方向に間隔を
おいて回転中心方向に向けて形成されており、記支持
器の蓋部あるいは容器部には、それぞれ前記雰囲気通路
と連通可能な雰囲気取出し通路と雰囲気供給通路が設け
られており、前記回転受継器の回転に伴い、前記収容室
の位置が前記雰囲気取出し通路の位置と一致したときに
前記雰囲気通路及び雰囲気取出し通路を介して前記収容
室から雰囲気が取り出され、その後、前記収容室の位置
が前記雰囲気供給通路の位置と一致したときに前記雰囲
気供給通路及び前記雰囲気通路を介して次工程で使用さ
れる雰囲気が前記収容室に供給されるようにしたことを
特徴とする球状被処理物の搬送雰囲気変換装置である。
【0006】前記構成を有する本発明に係る搬送雰囲気
変換装置には、その球状被処理物の受取通路と送り出し
通路に、光ファイバーセンサーのような光センサーや超
音波センサ一、さらには、振動検出センサーなどの位置
検出手段を設置することができる。
【0007】これによって、被処理物である球状物の位
置を確実に認識することができるので、球状物をl個づ
つ確実に搬送することができ、搬送途中での詰まりがな
いライン化が可能となる。
【0008】また、搬送中のトラブルが即検出できると
同時に、ラインストップしても各工程で不良が出ず、何
れかの工程で不良が発生した場合は球状物を次工程へ搬
送しない。さらには、これによって、シリアル番号をつ
けることができ、より確実な工程管理が可能となる。
【0009】さらに、雰囲気取出し通路に連通する雰囲
気取出し管と雰囲気供給通路に連通する雰囲気供給管
に、その雰囲気ガスの通過を制御するソレノイドバルブ
のような開閉弁を配置し、前記位置検出手段の位置確認
信号により、この開閉弁の開閉を制御する制御手段を備
えることができる。
【0010】この場合は、前記開閉弁のON、OFFを
制御することにより雰囲気流量を必要最小限とすること
ができ、省エネ、省資源、低コスト化が実現できる。
【0011】また、各工程間の雰囲気のシール性を向上
させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を球状の半導体素子
の搬送に適用した実施例によって、その実施の形態を具
体的に説明する。
【0013】実施例1 図1は、本発明の球状被処理物の搬送雰囲気変換装置
蓋部を取り外して示す正面図であり、図2は図1をA−
A線から見た断面図を示し、図3は被処理物である球状
の収容室4周辺の詳細を示すための断面図である。
【0014】図1において、1は回転自在な円板状の回
転受継器を示し、その外周に、球状の半導体素子3を収
容するための収容部2が円周方向に所定の間隔をおいて
複数箇所設けられている。この収容部2には、図3に示
すように、被処理物3を収容できる程度の空間を有する
収容室4と、この収容室4に連通して回転受継器1の回
転中心方向に向けて形成された雰囲気通路5を備えてい
る。
【0015】回転受継器1は、図2に示すように、支持
器6の内部に回転自在に支持されている。この支持器6
は、回転受継器1に対してハウジングとなる容器部7
と、この容器部7に対してカバーとなる蓋部8とに分割
されて構成されている。
【0016】容器部7には、回転受継器1を収納すると
ともに蓋部8を嵌合するための凹部9が形成されてお
り、また、回転受継器1に一体に形成された回転軸10
を回転自在に支持するためのベアリング11が設けら
れ、その外周部の対称位置に受取通路12と送り出し通
路13が設けられている。
【0017】受取通路12は、被処理物3を回転受継器
1の収容室4に供給するためのものであり、その先端部
は収容室4と同じ程度の径を有し収容部2の外周面に密
着して被処理物供給通路14とされている。また、送り
出し通路13は、被処理物3を回転受継器1の収容室4
から取り出すためのものであり、その先端部は収容室4
と同じ程度の径を有し収容部2の外周面に密着可能な被
処理物取出し通路15とされている。
【0018】図1において、39a及び39bはそれぞ
れ、回転受継器1の対称位置に配置された受取通路12
及び送り出し通路13に、相対向して設けられた光ファ
イバーセンサからなる位置検知手段であり、それぞれの
通路を通過する球状の被処理物3の位置を確認するため
に配置されている。
【0019】位置検出手段39a及び39bはそれぞ
れ、図1のように、受取通路12の被処理物供給通路1
4の部分及び送り出し通路13の被処理物取出し通路1
5の部分に相対向して位置させてもよく、また、受取通
路12及び送り出し通路13の、支持器6の外部に延び
る部分に位置させてもよい。さらに、それぞれの通路に
複数設けてもよい。その場合は、被処理物3の位置をよ
り確実に把握することが可能となる。
【0020】また、蓋部8の側面には雰囲気取出し管1
6と雰囲気供給管17が設けられている。雰囲気取出し
管16は、受取通路12と対応する位置に設けられてお
り、この雰囲気取出し管16は、回転受継器1の収容部
2の雰囲気通路5と連通可能な雰囲気取出し通路18を
備えている。また、雰囲気供給管17は、送り出し通路
13と対応する位置に設けられており、この雰囲気供給
管17は、回転受継器1の収容部2の雰囲気通路5と連
通可能な雰囲気供給通路19を備えている。
【0021】この雰囲気取出し管16と雰囲気供給管1
7のそれぞれには、雰囲気ガスの通過を制御するソレノ
イドバルブのような開閉弁40a及び40bを配置し、
位置検出手段39a又は39bからの位置確認信号によ
り、例えば、バネを駆動させてそれぞれの弁の開閉を制
御するようになっている。
【0022】蓋部8は、容器部7に対して気密状態で取
り付けられており、また、回転受継器1の外周面は、容
器部7の凹部9の内周面と密接した状態で摺動可能とな
っている。
【0023】さらに、支持器6は、フランジ20を介し
てモータ21に取り付けられている。モータ21の回転
軸22は、ジョイント23を介して回転受継器1の回転
軸10に連結されており、モータ21により、回転受継
器1が回転駆動される。
【0024】以下、この搬送雰囲気変換装置の作動につ
いて説明する。
【0025】回転受継器1はモータ21により回転駆動
され、また、受取通路12からは複数の被処理物3が連
続して供給される。雰囲気取出し管16には図示しない
雰囲気取出し装置が連結されており、雰囲気取出し管1
6の内部は負圧となっている。また、雰囲気供給管17
には図示しない雰囲気供給装置が連結されており、雰囲
気供給管17の内部は正圧となっている。
【0026】回転受継器1が回転して収容室4の位置が
受取通路12の被処理物供給通路14と雰囲気取出し通
路18の位置に一致すると、収容室4の内部の雰囲気が
雰囲気通路5および雰囲気取出し通路18を通して雰囲
気取出し管16側に引かれる。このとき、受取通路12
から供給され被処理物3は供給通路14を通って負圧を
保持した回転受継器1の収容室4内部に収容される。こ
のとき、被処理物供給通路14を通る被処理物3が位置
検知手段39aによって検知され、位置検出手段39a
から位置確認信号が図示しない回線を通って雰囲気取出
し管16に設けられたソレノイドバルブのような開閉弁
40aに伝達される。
【0027】そして、前記位置確認信号により、開閉弁
40aが制御作動され、これによって、受取通路12か
ら流れ込む前工程で使用している雰囲気は、雰囲気取出
し管16により回収されるので、収容室4の内部に前工
程の雰囲気が残留することはない。なお、本明細書にお
いては、雰囲気とは、活性ガス、不活性ガス等の気体の
みを意味するものではなく、水や各種溶液等の液体によ
って形成される媒体による雰囲気をも含む。
【0028】回転受継器1が回転すると、この回転に従
って、被処理物3は収容室4内に保持された状態で回転
受継器1の円周に沿って移動する。
【0029】収容室4の位置が送り出し通路13の被処
理物取出し通路15と雰囲気供給管17の位置に一致す
ると、雰囲気供給管17から供給される次工程で使用さ
れるガス等の雰囲気は、雰囲気供給通路19及び雰囲気
通路5を通って収容室4内に吹き込まれる。これによ
り、収容室4内の被処理物3は被処理物取出し通路15
を通って、送り出し通路13に送り出される。
【0030】そして、雰囲気供給通路19から流れ込ん
でくる次工程で使用している雰囲気は、被処理物3とと
もに次の工程に送られる。このとき、上記供給の場合と
同様に、被処理物3は被処理物取出し通路15に配置さ
れた位置検知器39bによって検知され、これから発信
される位置確認信号により、雰囲気供給管17に設けら
れたソレノイドバルブのような開閉弁40bが制御作動
され、これによって、次工程にはその工程で使用される
雰囲気のみが供給される。したがって、前工程で使用し
た雰囲気が混入することはなく、前工程の雰囲気に対す
るシール性を高くすることができる。実験によれば、受
取通路12側での前工程の雰囲気の濃度が1ppmであ
る時に、送り出し通路13側での前工程の雰囲気の濃度
を1/1000ppm以下にすることができた。
【0031】また、回転受継器1の円周上に多数の収容
室を設け、回転受継器1を回転させながら被処理物の受
け取りと送り出しを連続的に行っているので、雰囲気の
変換処理を、たとえば、2,500個/sec程度の高
速で実施することができる。なお、回転受継器1ならび
に支持器6の材質には、搬送雰囲気、たとえば、水、不
活性ガス等に合わせて、樹脂あるいはステンレス及びス
テンレスにテフロン樹脂をコーティングしたものを用い
ることができる。
【0032】実施例2 図4は、本発明の第2の実施例を蓋部を取り外して示す
正面図であり、図5は図4のD−D線から見た断面図で
ある。
【0033】この第2の実施例においては、上記実施例
1に対して、収容室26が回転受継器24の外周面から
外側に露出した状態で設けられている例を示す。
【0034】図4において、回転自在な円板状の回転受
継器24の外周部に、被処理物である球状の半導体素子
を収容するための収容部25が円周方向に所定の間隔を
おいて複数設けられている。この収容部25は、図6に
示すように、被処理物3を収容できる程度の空間を有す
る収容室26が回転受継器24の外周面から外側に露出
した状態で設けられている。
【0035】ここで、図6(a)は、図5の破線の円で
囲んだ部分Aの拡大図であり、図6(b)は、図4の破
線の円で囲んだ部分Bの拡大図である。
【0036】回転受継器24は、支持器27の内部に回
転自在に支持されている。この支持器27は、回転受継
器24に対してハウジングとなる容器部28と、この容
器部28に対してカバーとなる蓋部29とに分割されて
構成されている。
【0037】容器部28には、回転受継器24を収納す
るとともに蓋部29を嵌合するための凹部30が形成さ
れている。蓋部29は、容器部28に対して気密状態で
取り付けられる。なお、回転受継器24を回転する駆動
機構に関しては第1の実施例と同様であるので、対応す
る部材には同一符号を付して説明は省略する。
【0038】上記回転受継器24の収容部25と対応す
る蓋部29の円周上の対称位置には、蓋部29を貫通し
て受取通路31と送り出し通路32が設けられている。
受取通路31は、被処理物3を回転受継器24の収容室
26に供給するためのものであり、その先端部は収容室
26と同じ程度の径を有し収容部25の外周側面に密着
可能な被処理物供給通路33とされている。また、送り
出し通路32は、被処理物3を回転受継器24の収容室
26から取り出すためのものであり、その先端部は収容
室26と同じ程度の径を有し収容部25の外周面に密着
可能な被処理物取出し通路34とされている。
【0039】また、容器部28の外周側面には雰囲気取
出し管35と雰囲気供給管36が設けられている。雰囲
気取出し管35は、受取通路31と対応する位置に設け
られており、この雰囲気取出し管35は、回転受継器2
4の収容部25と連通可能な雰囲気取出し通路37を備
えている。また、雰囲気供給管36は、送り出し通路3
2と対応する位置に設けられており、この雰囲気供給管
36は、回転受継器24の収容部25と連通可能な雰囲
気供給通路38を備えている。
【0040】回転受継器24はモータ21により回転駆
動され、また、受取通路31からは複数の被処理物3が
連続して供給される。雰囲気取出し管35には図示しな
い雰囲気取出し装置が上記開閉弁を介して連結されてお
り、雰囲気取出し管35の内部は負圧となっている。ま
た、雰囲気供給管36には図示しない雰囲気供給装置が
上記開閉弁を介して連結されており、雰囲気供給管36
の内部は正圧となっている。
【0041】回転受継器24が回転して収容室26の位
置が受取通路31の被処理物供給通路33と雰囲気取出
し通路37の位置に一致すると、収容室26の内部の雰
囲気が雰囲気取出し通路37を通して雰囲気取出し管3
5側に引かれる。これにより、受取通路31から供給さ
れた被処理物3は、被処理物供給通路33を通って回転
受継器24の収容室26内部に収容されて、収容室26
内に負圧で保持される。
【0042】このとき、受取通路31から流れ込んでく
る前工程で使用しているガス等の雰囲気は、雰囲気取出
し管35により回収されるので、収容室26の内部に前
工程の雰囲気が残留することはない。
【0043】回転受継器24が回転すると、被処理物3
は収容室26内に保持された状態で回転受継器24の円
周に沿って移動し、収容室26の位置が送り出し通路3
2の被処理物取出し通路34と雰囲気供給管36の位置
に一致すると、雰囲気供給管36から供給される次工程
で使用されるガス等の雰囲気は、雰囲気供給通路38を
通って収容室26内に吹き込まれる。これにより、収容
室26内の被処理物3は被処理物取出し通路34を通っ
て被処理物取出し通路34に押し出されて、送り出し通
路32に送り出される。
【0044】実施例3 図7は、本発明の第3の実施例を蓋部を取り外して示す
正面図であり、図8は図7のE−E線から見た断面図で
ある。図9(a)は、図8の破線の円で囲んだ部分Aの
拡大図であり、図9(b)は、図7の破線の円で囲んだ
部分Bの拡大図である。なお、第2の実施例と対応する
部材には同一符号を付している。
【0045】この第3の実施例は、第2の実施例と同様
な構成を有しているが、第2の実施例においては、収容
室26が回転受継器24の外周面から外側に露出した状
態で設けられているのに対して、回転受継器24の外周
面から若干内側に寄った位置に丸穴状の収容室26aが
形成されている点が異なっている。
【0046】実施例4 図10は、本発明の第4の実施例を蓋部を取り外して示
す正面図であり、図11は図10のF−F線から見た断
面図を示す。なお、第2の実施例と対応する部材には同
一符号を付している。
【0047】この第4の実施例は、第2の実施例におい
ては、受取通路31が回転受継器24の回転面に垂直に
設けられているのに対して、このの実施例においては、
受取通路31aが回転受継器24の回転面に平行に設け
られている点が異なっている。
【0048】なお、実施例2から実施例4に示す例を示
す各図においては、図示してはいないが、被処理物の受
取通路31と送り出し通路32には、実施例1に示すも
のと同様の位置検出手段を取り付け、また、雰囲気取出
し管35と雰囲気供給管36の延長上に、各雰囲気の通
過を制御するソレノイドバルブ等の開閉弁を取り付け、
前記位置検知手段からの位置確認信号によって、その開
閉を制御できるようにすることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0050】(1)被処理物を搬送する前工程の雰囲気
の変換処理が高速で行うことができ、極めて生産性が高
い。
【0051】(2)前工程より被処理物を搬送してくる
雰囲気の後工程への侵入を確実に防止することができる
高シール性を有する。
【0052】(3) 位置検出手段を配置することによ
って、被処理物を搬送状態を確実に認識することができ
るので、それぞれにシリアル番号をつけることができ、
工程管理を的確に行うことができる。
【0053】(4) また、被処理物をl個づつ確実に
搬送することができるので、搬送途中での詰まりがない (5) さらに、搬送中のトラブルが、直ちに検知でき
るので、安定した処理工程の連続化が可能となる。
【0054】(6) 雰囲気媒体の供給量が、必要最小
限となり、省エネ、省資源、低コスト化が実現できる。
【0055】(7) 雰囲気媒体の流量を最小限にでき
るので、各工程間の雰囲気のシール性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を蓋部を取り外して示
す正面図である。
【図2】 図1をA−A線からみた断面図である。
【図3】 搬送雰囲気変換装置の収容部近傍を示す拡大
断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施例を蓋部を取り外して示
す示す正面図である。
【図5】 図4をD−D線からみた断面図である。
【図6】 (a)は、図5の破線の円で囲んだ部分Aの
拡大図であり、(b)は、図4の破線の円で囲んだ部分
Bの拡大図である。
【図7】 本発明の第3の実施例を蓋部を取り外して示
す正面図である。
【図8】 図7をE−E線からみた断面図である。
【図9】 (a)は、図8の破線の円で囲んだ部分Aの
拡大図であり、(b)は、図7の破線の円で囲んだ部分
Bの拡大図である。
【図10】 本発明の第4の実施例を蓋部を取り外して
示す正面図である。
【図11】 図10をF−F線からみた断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 暁一 福岡県北九州市八幡西区小嶺2丁目10番 1号株式会社 三井ハイテック内 (56)参考文献 特開 平6−135542(JP,A) 特開 平7−204586(JP,A) 特開 平6−278848(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65G 47/86 B65G 49/00 H01L 21/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップに使用される球状被処理物
    を異なる雰囲気中を通して搬送する際に搬送雰囲気を変
    換する搬送雰囲気変換装置であって、状被処理物(3)の収容室(4)を円周方向に間隔を
    おいて複数箇所設けた円板状の回転受継器(1)を有
    し、 前記回転受継器(1)は、この回転受継器(1)に対し
    てハウジングとなる容器部(7)と、この容器部(7)
    に対してカバーとなる蓋部(8)からなる支持器
    (6)の内部に回転自在に支持されており、 また、前記容器部(7)には、球状被処理物(3)
    収容室(4)に供給するための受取通路(12)と、
    球状被処理物(3)を前記収容室(4)から取り出すた
    めの送り出し通路(13)とが対称位置に設けられ、 前記受取通路(12)の先端部は、前記収容室(4)
    外周面に密着した球状被処理物供給通路(14)を形成
    し、 前記送り出し通路(13)の先端部は、前記収容
    (4)の外周面に密着した球状被処理物取出し通路(1
    5)を形成しており前記回転受継器(1)には、 前記それぞれの収容室
    (4)に連通する雰囲気通路(5)が、円周方向に間隔
    をおいて回転中心方向に向けて形成されており、 記支持器(6)の蓋部(8)あるいは容器部(7)
    、それぞれ前記雰囲気通路(5)と連通可能な雰囲気
    取出し通路(18)と雰囲気供給通路(19)が設けら
    れており、 前記回転受継器(1)の回転に伴い、前記収容室(4)
    の位置が前記雰囲気取出し通路(18)の位置と一致し
    たときに前記雰囲気通路(5)及び雰囲気取出し通路
    (18)を介して前記収容室(4)から雰囲気が取り出
    され、その後、前記収容室(4)の位置が前記雰囲気供
    給通路(19)の位置と一致したときに前記雰囲気供給
    通路(19)及び前記雰囲気通路(5)を介して次工程
    で使用される雰囲気が前記収容室(4)に供給されるよ
    うにした ことを特徴とする球状被処理物の搬送雰囲気変
    換装置
  2. 【請求項2】 受取通路(12)と送り出し通路(1
    3)には、球状被処理物(3)の位置検出手段(39
    a,39b)が設けられた請求項1に記載の球 処理
    物の搬送雰囲気変換装置
  3. 【請求項3】 雰囲気供給通路(19)に連通する雰囲
    気供給管(17)雰囲気取出し通路(18)に連通す
    雰囲気取出し管(16)に搬送雰囲気の流量を調整す
    る開閉弁(40a,40b)を設け、さらに、位置検出
    手段(39a,39b)の位置確認信号により、この開
    閉弁(40a,40b)の開閉を制御する制御手段が設
    けられている請求項2に記載の球状被処理物の搬送雰囲
    気変換装置
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