JP3408755B2 - ボトル振り分け装置 - Google Patents
ボトル振り分け装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、充填装置やキャッ
パー装置などから順次送られるボトルライン上で、不良
ボトルの除去やボトルの種類に応じて目的ラインに振り
分けるボトル振り分け装置に関する。
パー装置などから順次送られるボトルライン上で、不良
ボトルの除去やボトルの種類に応じて目的ラインに振り
分けるボトル振り分け装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえば充填およびキャッピング済み充
填ボトルから検査装置により充填不良とされたボトルの
排出や、サンプリングのためのボトルの排出をおこなっ
たりなど、２つの経路にボトルを振り分ける従来のリジ
ェクト装置は、図８（ａ），（ｂ）に示すように、搬送
ラインＬ１の側部に取出しラインＬ２を設け、この取出
し部にピッキング用プッシャー装置ＰＣを設けたものが
ある。このプッシャー装置ＰＣは、搬送ラインＬ１の搬
送速度に対応するために、たとえば図９に示すように、
搬送方向に沿って順次突出駆動される複数のエア式プッ
シャーシリンダＰＣ１〜ＰＣ４を設けるとともに、これ
らのピストンロッドにそれぞれ分岐経路を形成するプッ
シャーブロックＰＢ１〜ＰＢ４が取付けられている。
填ボトルから検査装置により充填不良とされたボトルの
排出や、サンプリングのためのボトルの排出をおこなっ
たりなど、２つの経路にボトルを振り分ける従来のリジ
ェクト装置は、図８（ａ），（ｂ）に示すように、搬送
ラインＬ１の側部に取出しラインＬ２を設け、この取出
し部にピッキング用プッシャー装置ＰＣを設けたものが
ある。このプッシャー装置ＰＣは、搬送ラインＬ１の搬
送速度に対応するために、たとえば図９に示すように、
搬送方向に沿って順次突出駆動される複数のエア式プッ
シャーシリンダＰＣ１〜ＰＣ４を設けるとともに、これ
らのピストンロッドにそれぞれ分岐経路を形成するプッ
シャーブロックＰＢ１〜ＰＢ４が取付けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のエ
アシリンダを使用する構成では、プッシャーブロックＰ
Ｂ１〜ＰＢ４が上流側のボトルに干渉するため、ピッキ
ング速度に限界があり、たとえば充填ボトルの場合で
は、２００本／分程度が限度であり、今日充填ボトルに
求められている１０００本／分に対応できないという問
題があった。
アシリンダを使用する構成では、プッシャーブロックＰ
Ｂ１〜ＰＢ４が上流側のボトルに干渉するため、ピッキ
ング速度に限界があり、たとえば充填ボトルの場合で
は、２００本／分程度が限度であり、今日充填ボトルに
求められている１０００本／分に対応できないという問
題があった。
【０００４】本発明は上記問題点を解決して、高速で振
り分けが可能なボトル振り分け装置を提供することを目
的とする。
り分けが可能なボトル振り分け装置を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１記載の発明は、外周部一定間隔ごとにボトル
が嵌合されるポケットが形成された選別スターホイール
を回転自在に配設し、この選別スターホイールの選別旋
回経路の所定位置に、搬入ラインと複数の振り分けライ
ンを接続し、前記選別スターホイールの各ポケットに、
それぞれ嵌合されたボトルをポケットに保持可能なボト
ル保持手段を設け、選別信号に基づいてこれら各ボトル
保持手段を操作し、排出しない振り分けラインの接続部
でボトル保持手段を作動してボトルを保持する振り分け
コントローラを設け、前記ボトル保持手段に、注入され
たエアにより膨張してボトルをポケット内に押し付けて
保持するエアバルーンと、このエアバルーンにエアを供
給するエア供給手段と、エア供給手段を作動してエアバ
ルーンを膨張収縮させる選別コントローラとを具備した
ものである。
に請求項１記載の発明は、外周部一定間隔ごとにボトル
が嵌合されるポケットが形成された選別スターホイール
を回転自在に配設し、この選別スターホイールの選別旋
回経路の所定位置に、搬入ラインと複数の振り分けライ
ンを接続し、前記選別スターホイールの各ポケットに、
それぞれ嵌合されたボトルをポケットに保持可能なボト
ル保持手段を設け、選別信号に基づいてこれら各ボトル
保持手段を操作し、排出しない振り分けラインの接続部
でボトル保持手段を作動してボトルを保持する振り分け
コントローラを設け、前記ボトル保持手段に、注入され
たエアにより膨張してボトルをポケット内に押し付けて
保持するエアバルーンと、このエアバルーンにエアを供
給するエア供給手段と、エア供給手段を作動してエアバ
ルーンを膨張収縮させる選別コントローラとを具備した
ものである。
【０００６】上記構成によれば、高速でボトルが搬送さ
れる搬入ラインから複数の振り分けラインの接続部に、
選別スターホイールによる選別旋回経路を形成して、こ
の選別スターホイールの各ポケットにそれぞれボトル保
持手段を設けたので、選別旋回経路を移動中にボトル保
持手段によりボトルを保持して排出する振り分けライン
の手前でボトルを開放することで、送られてくるボトル
に干渉することなくボトルを振り分けラインに振り分け
て排出することができる。また把持アームにより確実に
ボトルを保持することができる。
れる搬入ラインから複数の振り分けラインの接続部に、
選別スターホイールによる選別旋回経路を形成して、こ
の選別スターホイールの各ポケットにそれぞれボトル保
持手段を設けたので、選別旋回経路を移動中にボトル保
持手段によりボトルを保持して排出する振り分けライン
の手前でボトルを開放することで、送られてくるボトル
に干渉することなくボトルを振り分けラインに振り分け
て排出することができる。また把持アームにより確実に
ボトルを保持することができる。
【０００７】請求項２記載の発明は、外周部一定間隔ご
とにボトルが嵌合されるポケットが形成された選別スタ
ーホイールを回転自在に配設し、この選別スターホイー
ルの選別旋回経路の所定位置に、搬入ラインと複数の振
り分けラインを接続し、前記選別スターホイールの各ポ
ケットに、それぞれ嵌合されたボトルをポケットに保持
可能なボトル保持手段を設け、選別信号に基づいてこれ
ら各ボトル保持手段を操作し、排出しない振り分けライ
ンの接続部でボトル保持手段を作動してボトルを保持す
る振り分けコントローラを設け、前記ボトル保持手段
に、注入されたエアにより膨張してボトルをポケット内
に押し付けて保持するエアバルーンと、このエアバルー
ンにエアを供給するエア供給手段と、エア供給手段を作
動してエアバルーンを膨張収縮させる選別コントローラ
とを具備したものである。
とにボトルが嵌合されるポケットが形成された選別スタ
ーホイールを回転自在に配設し、この選別スターホイー
ルの選別旋回経路の所定位置に、搬入ラインと複数の振
り分けラインを接続し、前記選別スターホイールの各ポ
ケットに、それぞれ嵌合されたボトルをポケットに保持
可能なボトル保持手段を設け、選別信号に基づいてこれ
ら各ボトル保持手段を操作し、排出しない振り分けライ
ンの接続部でボトル保持手段を作動してボトルを保持す
る振り分けコントローラを設け、前記ボトル保持手段
に、注入されたエアにより膨張してボトルをポケット内
に押し付けて保持するエアバルーンと、このエアバルー
ンにエアを供給するエア供給手段と、エア供給手段を作
動してエアバルーンを膨張収縮させる選別コントローラ
とを具備したものである。
【０００８】上記構成によれば、高速でボトルが搬送さ
れる搬入ラインから複数の振り分けラインの接続部に、
選別スターホイールによる選別旋回経路を形成して、こ
の選別スターホイールの各ポケットにそれぞれボトル保
持手段を設けたので、選別旋回経路を移動中にボトル保
持手段によりボトルを保持して排出する振り分けライン
の手前でボトルを開放することで、送られてくるボトル
に干渉することなくボトルを振り分けラインに振り分け
て排出することができる。また注入エアにより膨張して
ボトルをポケット内に押し付けて保持するエアバルーン
により、極めて簡単な構成で確実にボトルを保持するこ
とができ、回転駆動部材も不要で、エアバルーンの交換
やメンテナンスも容易となり、かつ応答速度も速い。
れる搬入ラインから複数の振り分けラインの接続部に、
選別スターホイールによる選別旋回経路を形成して、こ
の選別スターホイールの各ポケットにそれぞれボトル保
持手段を設けたので、選別旋回経路を移動中にボトル保
持手段によりボトルを保持して排出する振り分けライン
の手前でボトルを開放することで、送られてくるボトル
に干渉することなくボトルを振り分けラインに振り分け
て排出することができる。また注入エアにより膨張して
ボトルをポケット内に押し付けて保持するエアバルーン
により、極めて簡単な構成で確実にボトルを保持するこ
とができ、回転駆動部材も不要で、エアバルーンの交換
やメンテナンスも容易となり、かつ応答速度も速い。
【０００９】請求項３記載の発明は、振り分けコントロ
ーラは、固定側に設けられてシリアル選別信号を出力す
るドライバと、スターホイールに設けられて前記シリア
ル選別信号を受信し各ボトル保持手段の操作部にそれぞ
れ操作信号を送るレシーバと、前記ドライバとレシーバ
とを接続する１本の伝送回路とを具備したものである。
ーラは、固定側に設けられてシリアル選別信号を出力す
るドライバと、スターホイールに設けられて前記シリア
ル選別信号を受信し各ボトル保持手段の操作部にそれぞ
れ操作信号を送るレシーバと、前記ドライバとレシーバ
とを接続する１本の伝送回路とを具備したものである。
【００１０】上記構成によれば、回転される選別スター
ホイールへの選別信号を直列信号により送信するように
構成したので、伝送装置を簡略化することができる。 請
求項４記載の発明は、振り分けコントローラは、スター
ホイールに各ボトル保持手段毎に配設されてボトル保持
手段の操作部を作動させる操作スイッチと、各振り分け
ラインに対応して、スターホイールの操作スイッチの旋
回ラインに対応して固定側に配置され、前記操作スイッ
チを操作可能なスイッチ作動手段とを具備したものであ
る。
ホイールへの選別信号を直列信号により送信するように
構成したので、伝送装置を簡略化することができる。 請
求項４記載の発明は、振り分けコントローラは、スター
ホイールに各ボトル保持手段毎に配設されてボトル保持
手段の操作部を作動させる操作スイッチと、各振り分け
ラインに対応して、スターホイールの操作スイッチの旋
回ラインに対応して固定側に配置され、前記操作スイッ
チを操作可能なスイッチ作動手段とを具備したものであ
る。
【００１１】上記構成によれば、旋回する選別スターホ
イール上の複数のボトル保持装置を、スターホイール側
の操作スイッチを旋回ライン上で操作する固定側のスイ
ッチ作動手段とで構成したので，簡易な構成でボトル保
持装置を確実に操作することができる。
イール上の複数のボトル保持装置を、スターホイール側
の操作スイッチを旋回ライン上で操作する固定側のスイ
ッチ作動手段とで構成したので，簡易な構成でボトル保
持装置を確実に操作することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るホイール式
リジェクト装置の実施の形態を図１〜図３に基づいて説
明する。
リジェクト装置の実施の形態を図１〜図３に基づいて説
明する。
【００１３】このリジェクト装置はグリッパ式保持装置
を具備し、充填機およびキャッパーから搬入ラインＬｉ
を介して高速搬送されてくる充填されたボトルＢを、ボ
トル検査装置２１（図３）により充填量不良および重量
不良である不良品ボトルＢを検出し、搬入ラインＬｉか
ら良品ラインＬｕ（振り分けライン）に搬送されるボト
ルのうち、ボトル検査装置２１の検出信号に基づいて不
良ボトルＢのみを不良品ラインＬｏ（振り分けライン）
にリジェクトするものである。
を具備し、充填機およびキャッパーから搬入ラインＬｉ
を介して高速搬送されてくる充填されたボトルＢを、ボ
トル検査装置２１（図３）により充填量不良および重量
不良である不良品ボトルＢを検出し、搬入ラインＬｉか
ら良品ラインＬｕ（振り分けライン）に搬送されるボト
ルのうち、ボトル検査装置２１の検出信号に基づいて不
良ボトルＢのみを不良品ラインＬｏ（振り分けライン）
にリジェクトするものである。
【００１４】すなわち、搬入ラインＬｉには、搬入コン
ベヤ１とその終端部に入口スターホイール２が配置さ
れ、入口スターホイール２の選別旋回経路Ｌｉｃに接し
て、選別旋回経路Ｌｃが接続される選別スターホイール
３が回転自在に配設されている。入口スターホイール２
による搬入位置Ｐｉから選別旋回経路Ｌｃ上で所定角度
θｉ＝約１２０°隔てた良品排出位置Ｐｕに接して、良
品ラインＬｕに沿う良品コンベヤ５が接線方向に接続さ
れている。またこの選別旋回経路Ｌｃ上で良品排出位置
Ｐｕから所定角度θｏ＝約１２０°隔てた不良品排出位
置Ｐｏに接して出口スターホイール４が回転自在に配設
され、この出口スターホイール４に不良品コンベヤ６が
不良品ラインＬｏに沿って接続されている。
ベヤ１とその終端部に入口スターホイール２が配置さ
れ、入口スターホイール２の選別旋回経路Ｌｉｃに接し
て、選別旋回経路Ｌｃが接続される選別スターホイール
３が回転自在に配設されている。入口スターホイール２
による搬入位置Ｐｉから選別旋回経路Ｌｃ上で所定角度
θｉ＝約１２０°隔てた良品排出位置Ｐｕに接して、良
品ラインＬｕに沿う良品コンベヤ５が接線方向に接続さ
れている。またこの選別旋回経路Ｌｃ上で良品排出位置
Ｐｕから所定角度θｏ＝約１２０°隔てた不良品排出位
置Ｐｏに接して出口スターホイール４が回転自在に配設
され、この出口スターホイール４に不良品コンベヤ６が
不良品ラインＬｏに沿って接続されている。
【００１５】この選別スターホイール３には、ホイール
本体７の外周部一定間隔毎にボトルＢが嵌合されるポケ
ット８が形成され、図示しないホイール回転装置により
一定速度で回転駆動される。この選別スターホイール３
の各ポケット８には、図３に示すように、それぞれ嵌合
されたボトルＢをポケット８に保持する無菌充填が可能
なボトル保持手段であるグリッパ式保持装置１１が配設
されている。そしてボトル検査装置２１の信号に基づい
てこれら各グリッパ式保持装置１１を操作し、不良品ボ
トルＢを良品排出位置Ｐｕで保持する振り分けコントロ
ーラ２０が設けられている。９Ａ，９ＢはボトルＢを案
内するボトルガイド、１０はボトルＢを底部から支持す
るボトル支持板である。
本体７の外周部一定間隔毎にボトルＢが嵌合されるポケ
ット８が形成され、図示しないホイール回転装置により
一定速度で回転駆動される。この選別スターホイール３
の各ポケット８には、図３に示すように、それぞれ嵌合
されたボトルＢをポケット８に保持する無菌充填が可能
なボトル保持手段であるグリッパ式保持装置１１が配設
されている。そしてボトル検査装置２１の信号に基づい
てこれら各グリッパ式保持装置１１を操作し、不良品ボ
トルＢを良品排出位置Ｐｕで保持する振り分けコントロ
ーラ２０が設けられている。９Ａ，９ＢはボトルＢを案
内するボトルガイド、１０はボトルＢを底部から支持す
るボトル支持板である。
【００１６】このグリッパ式保持装置１１は、図２に示
すように、各ポケット８に対応して左右一対の把持アー
ム１２Ａ，１２Ｂが基端部の回動軸１３Ａ，１３Ｂを介
してそれぞれ開閉自在に配設され、回動軸１３Ａ，１３
Ｂに固定された開閉ギヤ１４Ａ，１４Ｂが互いに噛み合
って連動されている。そして、一方の回動軸１３Ａに取
付けられた開閉アーム１６にエア式開閉シリンダ１５の
出力軸１５ａがピン連結され、開閉シリンダ１５を伸縮
駆動することにより、開閉アーム１６、回動軸１３Ａ，
１３Ｂおよび開閉ギヤ１４Ａ，１４Ｂを介して把持アー
ム１２Ａ，１２Ｂを開閉し、ポケット８に嵌合されたボ
トルＢを両側から把持してポケット８内に保持または開
放することができる。
すように、各ポケット８に対応して左右一対の把持アー
ム１２Ａ，１２Ｂが基端部の回動軸１３Ａ，１３Ｂを介
してそれぞれ開閉自在に配設され、回動軸１３Ａ，１３
Ｂに固定された開閉ギヤ１４Ａ，１４Ｂが互いに噛み合
って連動されている。そして、一方の回動軸１３Ａに取
付けられた開閉アーム１６にエア式開閉シリンダ１５の
出力軸１５ａがピン連結され、開閉シリンダ１５を伸縮
駆動することにより、開閉アーム１６、回動軸１３Ａ，
１３Ｂおよび開閉ギヤ１４Ａ，１４Ｂを介して把持アー
ム１２Ａ，１２Ｂを開閉し、ポケット８に嵌合されたボ
トルＢを両側から把持してポケット８内に保持または開
放することができる。
【００１７】この振り分けコントローラ２０には、１本
の伝送ラインで全てのグリッパ式保持装置１１を作動さ
せることができるシリアル信号による直列伝送方式が採
用されている。すなわち、図３に示すように、ボトル検
査装置２１には、充填、封栓後のボトルＢの番号を検出
するボトル検出センサ２１ａと、ボトルＢの液面から充
填量を検知する充填量センサ２１ｂと、ボトルＢの重量
を検出する重量センサ２１ｃと、充填量センサ２１ｂと
重量センサ２１ｃの検出信号から不良ボトルＢを判断し
て、ボトルＢの番号と不良信号を出力する選別部２１ｄ
とを具備している。この選別部２１ｄの選別信号は、振
り分けコントローラ２０の伝送回路を構成するドライバ
ー２２でシリアル信号に変換され一本の伝送回路２３を
介して回転する選別スターホイール３のレシーバ２４に
入力され、さらにレシーバ２４から各エア式開閉シリン
ダ１５に圧縮空気を送る電磁式エアバルブ２５にそれぞ
れ操作信号を出力する。これにより開閉シリンダ１５を
駆動して把持アーム１２Ａ，１２Ｂを閉動させ、不良品
ボトルＢをポケット８内で保持して良品排出位置Ｐｕを
通過させた後、開閉シリンダ１５を駆動して把持アーム
１２Ａ，１２Ｂを開放し不良品排出位置Ｐｏから不良品
ボトルＢを排出するように構成されている。したがっ
て、並列伝送方式に比べて、１本の伝送回路２３により
回転するスターホイール３側に信号伝達できるので、構
成を簡略化することができる。
の伝送ラインで全てのグリッパ式保持装置１１を作動さ
せることができるシリアル信号による直列伝送方式が採
用されている。すなわち、図３に示すように、ボトル検
査装置２１には、充填、封栓後のボトルＢの番号を検出
するボトル検出センサ２１ａと、ボトルＢの液面から充
填量を検知する充填量センサ２１ｂと、ボトルＢの重量
を検出する重量センサ２１ｃと、充填量センサ２１ｂと
重量センサ２１ｃの検出信号から不良ボトルＢを判断し
て、ボトルＢの番号と不良信号を出力する選別部２１ｄ
とを具備している。この選別部２１ｄの選別信号は、振
り分けコントローラ２０の伝送回路を構成するドライバ
ー２２でシリアル信号に変換され一本の伝送回路２３を
介して回転する選別スターホイール３のレシーバ２４に
入力され、さらにレシーバ２４から各エア式開閉シリン
ダ１５に圧縮空気を送る電磁式エアバルブ２５にそれぞ
れ操作信号を出力する。これにより開閉シリンダ１５を
駆動して把持アーム１２Ａ，１２Ｂを閉動させ、不良品
ボトルＢをポケット８内で保持して良品排出位置Ｐｕを
通過させた後、開閉シリンダ１５を駆動して把持アーム
１２Ａ，１２Ｂを開放し不良品排出位置Ｐｏから不良品
ボトルＢを排出するように構成されている。したがっ
て、並列伝送方式に比べて、１本の伝送回路２３により
回転するスターホイール３側に信号伝達できるので、構
成を簡略化することができる。
【００１８】上記構成において、搬入コンベヤ１により
搬入ラインＬｉに沿って搬送されるボトルＢは、充填装
置により内容液を充填された後、キャッパーによりキャ
ップが装着され、さらにボトル検査装置２１のボトル検
出センサ２１ａにより固有の番号が付されるとともに充
填量センサ２１ｂと重量センサ２１ｃにより充填量と重
量が測定されて、選別部２１ｄにより良品と不良品とが
判別されてボトルＢの固有信号と良否信号とが、選別部
２１ｄから振り分けコントローラ２０に出力されてい
る。ボトルＢは搬入コンベヤ１から入口スターホイール
３を介して搬入位置Ｐｉから選別スターホイール３のポ
ケット８に受け止められ、第１ボトルガイド９Ａに案内
されて旋回搬送経路Ｌｃに沿って搬送される。そして、
このボトルＢが良品の場合にはグリッパ式保持装置１１
は作動されず、第１ボトルガイド９Ａを過ぎて良品排出
位置Ｐｕから良品コンベヤ５に排出される。
搬入ラインＬｉに沿って搬送されるボトルＢは、充填装
置により内容液を充填された後、キャッパーによりキャ
ップが装着され、さらにボトル検査装置２１のボトル検
出センサ２１ａにより固有の番号が付されるとともに充
填量センサ２１ｂと重量センサ２１ｃにより充填量と重
量が測定されて、選別部２１ｄにより良品と不良品とが
判別されてボトルＢの固有信号と良否信号とが、選別部
２１ｄから振り分けコントローラ２０に出力されてい
る。ボトルＢは搬入コンベヤ１から入口スターホイール
３を介して搬入位置Ｐｉから選別スターホイール３のポ
ケット８に受け止められ、第１ボトルガイド９Ａに案内
されて旋回搬送経路Ｌｃに沿って搬送される。そして、
このボトルＢが良品の場合にはグリッパ式保持装置１１
は作動されず、第１ボトルガイド９Ａを過ぎて良品排出
位置Ｐｕから良品コンベヤ５に排出される。
【００１９】ポケット８に搬入されたボトルＢが不良品
の場合には、搬入位置Ｐｉから所定角度進んだホールド
位置Ｈで、振り分けコントローラ２０によりエアバルブ
２５が作動されて作動開閉シリンダ１５が伸展される。
これにより、把持アーム１２Ａ，１２Ｂが閉動されてボ
トルＢがポケット８内で保持され、保持された状態で良
品排出位置Ｐｕを通過する。そして、良品排出位置Ｐｕ
を過ぎて所定角度進むと、振り分けコントローラ２０に
よりエアバルブ２５が作動されて開閉シリンダ１５が収
縮され把持アーム１２Ａ，１２Ｂが開動されてボトルＢ
が開放される。そして第２ボトルガイド９Ｂに案内され
て不良品排出位置Ｐｏまで来ると、ボトルＢがポケット
８から出口スターホイール４を介して不良品コンベヤ６
に排出される。
の場合には、搬入位置Ｐｉから所定角度進んだホールド
位置Ｈで、振り分けコントローラ２０によりエアバルブ
２５が作動されて作動開閉シリンダ１５が伸展される。
これにより、把持アーム１２Ａ，１２Ｂが閉動されてボ
トルＢがポケット８内で保持され、保持された状態で良
品排出位置Ｐｕを通過する。そして、良品排出位置Ｐｕ
を過ぎて所定角度進むと、振り分けコントローラ２０に
よりエアバルブ２５が作動されて開閉シリンダ１５が収
縮され把持アーム１２Ａ，１２Ｂが開動されてボトルＢ
が開放される。そして第２ボトルガイド９Ｂに案内され
て不良品排出位置Ｐｏまで来ると、ボトルＢがポケット
８から出口スターホイール４を介して不良品コンベヤ６
に排出される。
【００２０】上記構成によれば、ボトルＢの搬送ライン
である搬入ラインＬｉから良品ラインＬｕの接続部に、
選別スターホイール３を介在させてその旋回搬送経路Ｌ
ｃ上でグリッパ式保持装置１１によりポケット８に嵌合
されたボトルＢを保持して排出位置を通過させることに
より、２００本／分をはるかに越える１０００本／分の
高速搬送であっても、不良品ボトルＢのみを確実にかつ
スムーズにリジェクトすることができる。また回転する
選別スターホイール３の複数のグリッパ式保持装置１１
への操作信号の伝達を、振り分けコントローラ２０によ
りシリアル信号に変換して直列伝送方式により回転体で
ある選別スターホイール３側に伝達するので、伝送回路
２３が１本ですみ、構成を簡略化することができる。
である搬入ラインＬｉから良品ラインＬｕの接続部に、
選別スターホイール３を介在させてその旋回搬送経路Ｌ
ｃ上でグリッパ式保持装置１１によりポケット８に嵌合
されたボトルＢを保持して排出位置を通過させることに
より、２００本／分をはるかに越える１０００本／分の
高速搬送であっても、不良品ボトルＢのみを確実にかつ
スムーズにリジェクトすることができる。また回転する
選別スターホイール３の複数のグリッパ式保持装置１１
への操作信号の伝達を、振り分けコントローラ２０によ
りシリアル信号に変換して直列伝送方式により回転体で
ある選別スターホイール３側に伝達するので、伝送回路
２３が１本ですみ、構成を簡略化することができる。
【００２１】図４〜図７は、グリッパ式ボトル保持装置
に代えて、バルーン式ボトル保持装置３１を備えたホイ
ール式リジェクト装置の他の実施の形態を示し、同一部
材には同一符号を付して説明を省略する。
に代えて、バルーン式ボトル保持装置３１を備えたホイ
ール式リジェクト装置の他の実施の形態を示し、同一部
材には同一符号を付して説明を省略する。
【００２２】このバルーン式ボトル保持装置３１は、ホ
イール本体３２のポケット３３の回転方向上流部にそれ
ぞれ配設されたバルーン拡縮装置３４と、このエアピッ
カー３４を駆動するエアバルブ３５と、これら各エアバ
ルブ３５を操作する振り分けコントローラ３６とで構成
されている。前記バルーン拡縮装置３４は、エアノズル
３４ａとその先端部に取付けられて一定圧の駆動エアに
より仮想線で示す所定の大きさに膨張可能なエアバルー
ン３４ｂからなり、膨らんだエアバルーン３４ｂの頂部
がポケット３３より外側に配置されることにより、ボト
ルＢをポケット３３内側に付勢して保持することができ
る。
イール本体３２のポケット３３の回転方向上流部にそれ
ぞれ配設されたバルーン拡縮装置３４と、このエアピッ
カー３４を駆動するエアバルブ３５と、これら各エアバ
ルブ３５を操作する振り分けコントローラ３６とで構成
されている。前記バルーン拡縮装置３４は、エアノズル
３４ａとその先端部に取付けられて一定圧の駆動エアに
より仮想線で示す所定の大きさに膨張可能なエアバルー
ン３４ｂからなり、膨らんだエアバルーン３４ｂの頂部
がポケット３３より外側に配置されることにより、ボト
ルＢをポケット３３内側に付勢して保持することができ
る。
【００２３】この振り分けコントローラ３６は、先の実
施の形態のように直列伝送式としてもよいが、ここでは
必要位置でエアバルーン３４ｂを膨張または収縮させる
メカニカル方式を採用している。すなわち、各バルーン
拡縮装置３４毎にエアバルブ３５を回転ホイール３２の
底部に配設し、エアバルブ３５の操作スイッチである供
給用スイッチ３５ｎと排出用スイッチ３５ｆとが内周側
と外周側の一定位置にそれぞれ配置される。そして、供
給用スイッチ３５ｎの旋回経路Ｒｎに対向して、固定基
台側の搬入位置Ｐｉと良品排出位置Ｐｕの間に、供給用
スイッチ３５ｎをオン可能な供給ブロック３７ｎと、こ
の供給ブロック３７ｎを出退させる供給用エアシリンダ
３８ｎとが配置される。また排出用スイッチ３５ｃの旋
回経路Ｒｆに対向して、固定基台側の良品排出位置Ｐｕ
と不良品排出位置Ｐｏとの間に、排出用スイッチ３５ｆ
を押し上げてオン可能な排出ブロック３７ｆと、この排
出ブロック３７ｆを出退させる排出用エアシリンダ３８
ｆとが固定基台側に配置される。そしてこれら排出用エ
アシリンダ３８ｆおよび供給用エアシリンダ３８ｎはリ
ジェクトコントローラ３６により電磁式エアバルブ３９
ｎ，３９ｆを介して駆動制御される。
施の形態のように直列伝送式としてもよいが、ここでは
必要位置でエアバルーン３４ｂを膨張または収縮させる
メカニカル方式を採用している。すなわち、各バルーン
拡縮装置３４毎にエアバルブ３５を回転ホイール３２の
底部に配設し、エアバルブ３５の操作スイッチである供
給用スイッチ３５ｎと排出用スイッチ３５ｆとが内周側
と外周側の一定位置にそれぞれ配置される。そして、供
給用スイッチ３５ｎの旋回経路Ｒｎに対向して、固定基
台側の搬入位置Ｐｉと良品排出位置Ｐｕの間に、供給用
スイッチ３５ｎをオン可能な供給ブロック３７ｎと、こ
の供給ブロック３７ｎを出退させる供給用エアシリンダ
３８ｎとが配置される。また排出用スイッチ３５ｃの旋
回経路Ｒｆに対向して、固定基台側の良品排出位置Ｐｕ
と不良品排出位置Ｐｏとの間に、排出用スイッチ３５ｆ
を押し上げてオン可能な排出ブロック３７ｆと、この排
出ブロック３７ｆを出退させる排出用エアシリンダ３８
ｆとが固定基台側に配置される。そしてこれら排出用エ
アシリンダ３８ｆおよび供給用エアシリンダ３８ｎはリ
ジェクトコントローラ３６により電磁式エアバルブ３９
ｎ，３９ｆを介して駆動制御される。
【００２４】上記構成において、搬入コンベヤ１により
搬入ラインＬｉに沿って搬送されるボトルは、充填装置
により内容液を充填された後、キャッパーによりキャッ
プが装着され、さらにボトルＢ検査装置２１のボトル検
出センサ２１ａにより固有の番号が付されるとともに充
填量センサ２１ｂと重量センサ２１ｃにより充填量と重
量が測定され、選別部２１ｄにより良品と不良品とが判
別されてボトルＢの固有信号と判別信号とが、ボトル検
査装置２１から選別スターホイール３の振り分けコント
ローラ３６に入力されている。
搬入ラインＬｉに沿って搬送されるボトルは、充填装置
により内容液を充填された後、キャッパーによりキャッ
プが装着され、さらにボトルＢ検査装置２１のボトル検
出センサ２１ａにより固有の番号が付されるとともに充
填量センサ２１ｂと重量センサ２１ｃにより充填量と重
量が測定され、選別部２１ｄにより良品と不良品とが判
別されてボトルＢの固有信号と判別信号とが、ボトル検
査装置２１から選別スターホイール３の振り分けコント
ローラ３６に入力されている。
【００２５】ボトルが不良品の場合には、搬入位置Ｐｉ
から所定角度進むと、振り分けコントローラ３６により
エアバルブ３９ｎを介して供給用エアシリンダ３８ｎが
伸展され、供給用ブロック３７ｎにより供給用スイッチ
３５ｎがオンされる。これにより、エアバルーン３４ｂ
にエアが供給されて膨張され、ボトルＢがポケット３３
内に保持される。そして、保持された状態で良品排出位
置Ｐｕを通過する。さらに良品排出位置Ｐｕを過ぎて所
定距離進むと、振り分けコントローラ３６によりエアバ
ルブ３９ｆを介して排出用エアシリンダ３８ｆが伸展さ
れ、排出用ブロック３７ｆにより排出用スイッチ３５ｆ
がオンされる。これによりエアバルーン３４ｂからエア
が排出されて収縮され、ボトルＢが開放される。この状
態で、ボトルＢが第２ボトルガイド９Ｂに案内されて不
良品排出位置Ｐｏに来ると、ポケット８から出口スター
ホイール４に排出され、不良品コンベヤ６に送り出され
る。
から所定角度進むと、振り分けコントローラ３６により
エアバルブ３９ｎを介して供給用エアシリンダ３８ｎが
伸展され、供給用ブロック３７ｎにより供給用スイッチ
３５ｎがオンされる。これにより、エアバルーン３４ｂ
にエアが供給されて膨張され、ボトルＢがポケット３３
内に保持される。そして、保持された状態で良品排出位
置Ｐｕを通過する。さらに良品排出位置Ｐｕを過ぎて所
定距離進むと、振り分けコントローラ３６によりエアバ
ルブ３９ｆを介して排出用エアシリンダ３８ｆが伸展さ
れ、排出用ブロック３７ｆにより排出用スイッチ３５ｆ
がオンされる。これによりエアバルーン３４ｂからエア
が排出されて収縮され、ボトルＢが開放される。この状
態で、ボトルＢが第２ボトルガイド９Ｂに案内されて不
良品排出位置Ｐｏに来ると、ポケット８から出口スター
ホイール４に排出され、不良品コンベヤ６に送り出され
る。
【００２６】上記実施の形態によれば、ボトルＢの搬送
ラインに、選別スターホイール３を介在させてその旋回
搬送経路Ｌｃ上でバルーン式保持装置３１によりポケッ
ト８に嵌合されたボトルＢを良品排出位置Ｐｕで保持し
て通過させることにより、１０００本／分程度の高速で
搬送されるボトルＢのうち、不良品ボトルＢのみをスム
ーズにリジェクトすることができる。またバルーン３４
ｂを使用した極めて簡単な構成で、応答時間も短くボト
ルＢをポケット３３に迅速かつ確実に保持することがで
き、また安価に装置を提供することができる。
ラインに、選別スターホイール３を介在させてその旋回
搬送経路Ｌｃ上でバルーン式保持装置３１によりポケッ
ト８に嵌合されたボトルＢを良品排出位置Ｐｕで保持し
て通過させることにより、１０００本／分程度の高速で
搬送されるボトルＢのうち、不良品ボトルＢのみをスム
ーズにリジェクトすることができる。またバルーン３４
ｂを使用した極めて簡単な構成で、応答時間も短くボト
ルＢをポケット３３に迅速かつ確実に保持することがで
き、また安価に装置を提供することができる。
【００２７】上記実施の形態では、不良品ボトルＢを排
出するリジェクト装置としたが、サンプルの抽出用に使
用することもできるし、さらに振り分けラインを増設し
て搬送ラインのボトルＢを複数種類に振り分けることも
可能となる。
出するリジェクト装置としたが、サンプルの抽出用に使
用することもできるし、さらに振り分けラインを増設し
て搬送ラインのボトルＢを複数種類に振り分けることも
可能となる。
【００２８】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項１記
載の発明によれば、高速でボトルが搬送される搬入ライ
ンから振り分け搬送ラインの接続部に、選別スターホイ
ールによる選別旋回経路を形成して、この選別スターホ
イールの各ポケットにそれぞれボトル保持手段を設けた
ので、選別旋回経路を移動中にボトル保持手段によりボ
トルを保持して排出する振り分けラインの手前でボトル
を開放することで、送られてくるボトルに干渉すること
なくボトルを振り分けラインに振り分けて排出すること
ができる。また、把持アームにより確実にボトルを保持
することができる。
載の発明によれば、高速でボトルが搬送される搬入ライ
ンから振り分け搬送ラインの接続部に、選別スターホイ
ールによる選別旋回経路を形成して、この選別スターホ
イールの各ポケットにそれぞれボトル保持手段を設けた
ので、選別旋回経路を移動中にボトル保持手段によりボ
トルを保持して排出する振り分けラインの手前でボトル
を開放することで、送られてくるボトルに干渉すること
なくボトルを振り分けラインに振り分けて排出すること
ができる。また、把持アームにより確実にボトルを保持
することができる。
【００２９】請求項２記載の発明によれば、高速でボト
ルが搬送される搬入ラインから振り分け搬送ラインの接
続部に、選別スターホイールによる選別旋回経路を形成
して、この選別スターホイールの各ポケットにそれぞれ
ボトル保持手段を設けたので、選別旋回経路を移動中に
ボトル保持手段によりボトルを保持して排出する振り分
けラインの手前でボトルを開放することで、送られてく
るボトルに干渉することなくボトルを振り分けラインに
振り分けて排出することができる。また注入エアにより
膨張してボトルをポケット内に押し付けて保持するエア
バルーンにより、極めて簡単な構成で確実にボトルを保
持することができ、回転駆動部材も不要で、エアバルー
ンの交換やメンテナンスも容易となり、かつ応答速度も
速い。
ルが搬送される搬入ラインから振り分け搬送ラインの接
続部に、選別スターホイールによる選別旋回経路を形成
して、この選別スターホイールの各ポケットにそれぞれ
ボトル保持手段を設けたので、選別旋回経路を移動中に
ボトル保持手段によりボトルを保持して排出する振り分
けラインの手前でボトルを開放することで、送られてく
るボトルに干渉することなくボトルを振り分けラインに
振り分けて排出することができる。また注入エアにより
膨張してボトルをポケット内に押し付けて保持するエア
バルーンにより、極めて簡単な構成で確実にボトルを保
持することができ、回転駆動部材も不要で、エアバルー
ンの交換やメンテナンスも容易となり、かつ応答速度も
速い。
【００３０】請求項３記載の発明によれば、回転される
選別スターホイールへの選別信号を直列信号により送信
するように構成したので、伝送装置を簡略化することが
できる。
選別スターホイールへの選別信号を直列信号により送信
するように構成したので、伝送装置を簡略化することが
できる。
【００３１】請求項４記載の発明によれば、旋回する選
別スターホイール上の複数のボトル保持装置を、スター
ホイール側の操作スイッチを旋回ライン上で操作する固
定側のスイッチ作動手段とで構成したので，簡易な構成
でボトル保持装置を確実に操作することができる。
別スターホイール上の複数のボトル保持装置を、スター
ホイール側の操作スイッチを旋回ライン上で操作する固
定側のスイッチ作動手段とで構成したので，簡易な構成
でボトル保持装置を確実に操作することができる。
【図１】本発明に係るグリッパ式リジェクト装置の実施
の形態を示す全体構成図である。
の形態を示す全体構成図である。
【図２】同リジェクト装置のグリッパ式ボトル保持装置
を示す拡大平面図である。
を示す拡大平面図である。
【図３】同リジェクト装置の制御方式を示す構成図であ
る。
る。
【図４】本発明に係るバルーン式リジェクト装置の実施
の形態を示す全体構成図である。
の形態を示す全体構成図である。
【図５】同リジェクト装置のバルーン式ボトル保持装置
を示す拡大平面図である。
を示す拡大平面図である。
【図６】同リジェクト装置の制御方式を示す概略平面図
である。
である。
【図７】同リジェクト装置の制御方式を示す概略側面図
である。
である。
【図８】（ａ）（ｂ）はそれぞれ従来のリジェクト装置
（振り分け装置）を説明する概略平面図である。
（振り分け装置）を説明する概略平面図である。
【図９】従来のリジェクト装置のプッシャー装置を示す
概略平面図である。
概略平面図である。
Ｌｉ 搬入ライン
Ｌｕ 良品ライン
Ｌｏ 不良品ライン
１ 搬入コンベヤ
２ 入口スターホイール
３ 選別スターホイール
４ 出口スターホイール
５ 良品コンベヤ
６ 不良品コンベヤ
７ ホイール本体
８ ポケット
９Ａ，９Ｂ ボトルガイド
１１ グリッパ式保持装置
１２Ａ，１２Ｂ 把持アーム
１５ 開閉シリンダ
２０ 振り分けコントローラ
２１ ボトル検査装置
２２ ドライバー
２３ 伝送回路
２４ レシーバ
２５ エアバルブ
３１ バルーン式ボトル保持装置
３２ ホイール本体
３３ ポケット
３４ バルーン拡縮装置
３４ｂ エアバルーン
３５ エアバルブ
３６ 振り分けコントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭50−149056（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−58862（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−267214（ＪＰ，Ａ)
実開 昭62−83015（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65G 47/84 - 47/86
B07C 5/00 - 5/38
Claims (4)
- 【請求項１】外周部一定間隔ごとにボトルが嵌合される
ポケットが形成された選別スターホイールを回転自在に
配設し、 この選別スターホイールの選別旋回経路の所定位置に、
搬入ラインと複数の振り分けラインを接続し、 前記選別スターホイールの各ポケットに、それぞれ嵌合
されたボトルをポケットに保持可能なボトル保持手段を
設け、 選別信号に基づいてこれら各ボトル保持手段を操作し、
排出しない振り分けラインの接続部でボトル保持手段を
作動してボトルを保持する振り分けコントローラを設
け、前記ボトル保持手段に、開閉自在な一対の把持アーム
と、これら把持アームを連動機構を介して開閉駆動する
開閉シリンダと、この駆動シリンダを駆動するバルブと
を具備した ことを特徴とするボトル振り分け装置。 - 【請求項２】外周部一定間隔ごとにボトルが嵌合される
ポケットが形成された選別スターホイールを回転自在に
配設し、 この選別スターホイールの選別旋回経路の所定位置に、
搬入ラインと複数の振り分けラインを接続し、 前記選別スターホイールの各ポケットに、それぞれ嵌合
されたボトルをポケットに保持可能なボトル保持手段を
設け、 選別信号に基づいてこれら各ボトル保持手段を操作し、
排出しない振り分けラインの接続部でボトル保持手段を
作動してボトルを保持する振り分けコントローラを設
け、 前記ボトル保持手段に、注入されたエアにより膨張して
ボトルをポケット内に押し付けて保持するエアバルーン
と、このエアバルーンにエアを供給するエア供 給手段
と、エア供給手段を作動してエアバルーンを膨張収縮さ
せる選別コントローラとを具備した ことを特徴とするボ
トル振り分け装置。 - 【請求項３】振り分けコントローラは、 固定側に設けられてシリアル選別信号を出力するドライ
バと、 スターホイールに設けられて前記シリアル選別信号を受
信し各ボトル保持手段の操作部にそれぞれ操作信号を送
るレシーバと、前記ドライバとレシーバとを接続する１
本の伝送回路とを具備した ことを特徴とする請求項１ま
たは２記載のボトル振り分け装置。 - 【請求項４】振り分けコントローラは、 スターホイールに各ボトル保持手段毎に配設されてボト
ル保持手段の操作部を作動させる操作スイッチと、 各振り分けラインに対応して、スターホイールの操作ス
イッチの旋回ラインに対応して固定側に配置され、前記
操作スイッチを操作可能なスイッチ作動手段とを具備し
た ことを特徴とする請求項２記載のボトル振り分け装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28316298A JP3408755B2 (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | ボトル振り分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28316298A JP3408755B2 (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | ボトル振り分け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000118700A JP2000118700A (ja) | 2000-04-25 |
| JP3408755B2 true JP3408755B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=17662000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28316298A Expired - Fee Related JP3408755B2 (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | ボトル振り分け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3408755B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103028551A (zh) * | 2012-12-29 | 2013-04-10 | 珐玛珈（广州）包装设备有限公司 | 一种同步剔除和拔瓶装置 |
| CN104028472A (zh) * | 2013-03-05 | 2014-09-10 | 常州江润精密机械有限公司 | 用于分拣瓶子的自动检测装置 |
| CN105060208A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-11-18 | 刘钟泉 | 一种双轨道进瓶的刀式轧盖机 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MY141259A (en) * | 2005-02-17 | 2010-04-16 | Food Processing Systems | Apparatus for transferring products |
| DE102011078269A1 (de) * | 2011-06-29 | 2013-01-03 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung zum Ausscheiden von Ausschussgütern |
| KR101399074B1 (ko) * | 2012-10-17 | 2014-05-27 | 주식회사 청아람 | 구획된 용기의 음료자동주입장치 |
| KR101389991B1 (ko) * | 2012-10-17 | 2014-04-30 | 주식회사 청아람 | 구획된 용기의 음료자동주입장치 |
| CN103508201B (zh) * | 2013-09-10 | 2016-01-20 | 上海东富龙科技股份有限公司 | 一种用于灯检机的安瓿瓶出料装置 |
| JP5706558B1 (ja) * | 2014-04-14 | 2015-04-22 | 新宅工業株式会社 | 直線型重量式充填機 |
| CN104743353A (zh) * | 2014-10-31 | 2015-07-01 | 合肥平光制药有限公司 | 一种药瓶传送装置 |
| CN105292626B (zh) * | 2015-11-30 | 2017-08-01 | 成都三可实业有限公司 | 一种用于棒棒糖包装机的出糖装置 |
| CN106430062A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-02-22 | 张家港市万金机械有限公司 | 一种高速全自动灌装机 |
| CN109502320B (zh) * | 2018-11-07 | 2024-01-30 | 东富龙科技集团股份有限公司 | 取放及搬运瓶子的机构 |
| JP7220104B2 (ja) * | 2019-03-20 | 2023-02-09 | 東洋ガラス株式会社 | 容器検査装置 |
| CN114453266A (zh) * | 2022-02-28 | 2022-05-10 | 四川沃捷智能装备有限公司 | 一种带胶塞端盖的自动筛选系统 |
-
1998
- 1998-10-06 JP JP28316298A patent/JP3408755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103028551A (zh) * | 2012-12-29 | 2013-04-10 | 珐玛珈（广州）包装设备有限公司 | 一种同步剔除和拔瓶装置 |
| CN103028551B (zh) * | 2012-12-29 | 2014-03-05 | 珐玛珈（广州）包装设备有限公司 | 一种同步剔除和拔瓶装置 |
| CN104028472A (zh) * | 2013-03-05 | 2014-09-10 | 常州江润精密机械有限公司 | 用于分拣瓶子的自动检测装置 |
| CN104028472B (zh) * | 2013-03-05 | 2017-12-01 | 常州江润精密机械有限公司 | 用于分拣瓶子的自动检测装置 |
| CN105060208A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-11-18 | 刘钟泉 | 一种双轨道进瓶的刀式轧盖机 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000118700A (ja) | 2000-04-25 |
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