JPS58115120A - ピツチ系炭素繊維の製造方法 - Google Patents
ピツチ系炭素繊維の製造方法Info
- Publication number
- JPS58115120A JPS58115120A JP56209649A JP20964981A JPS58115120A JP S58115120 A JPS58115120 A JP S58115120A JP 56209649 A JP56209649 A JP 56209649A JP 20964981 A JP20964981 A JP 20964981A JP S58115120 A JPS58115120 A JP S58115120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pitch
- reflectance
- raw material
- oil
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10C—WORKING-UP PITCH, ASPHALT, BITUMEN, TAR; PYROLIGNEOUS ACID
- C10C3/00—Working-up pitch, asphalt, bitumen
- C10C3/002—Working-up pitch, asphalt, bitumen by thermal means
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F9/00—Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
- D01F9/08—Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments of inorganic material
- D01F9/12—Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof
- D01F9/14—Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments
- D01F9/145—Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments from pitch or distillation residues
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
- Working-Up Tar And Pitch (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高性能な炭素繊維を製造するのに優れたピッチ
に関する。
に関する。
近年、ピッチを原料として炭素繊維を製造する方法が数
多く報告されている。ピッチを原料として炭素繊維を製
造する場合、炭素繊維の弾性率。
多く報告されている。ピッチを原料として炭素繊維を製
造する場合、炭素繊維の弾性率。
引張強度などの性能は原料となるピッチの性質に大きく
依存すると言われている。たとえば、特公昭55−37
611号でdメ/相を40〜90 %含有するピッチが
高性能炭素繊維を製造するための要件とされている。し
かしながら、40〜901%のメン相を含有するピッチ
を得るには350℃以上の温度で通常10時間程度の長
時間、熱処理することを必要とする。また得られるピッ
チの軟化点は通常300℃以上となるため、溶融紡糸は
350℃以上の高温で行なわねばならない。ピッチの軟
化点が高いほど溶融紡糸温度も高くなり経済的に不利で
あるばかシか、溶融紡糸の過程でキノリンネ溶分の増大
や分解ガスの発生など熱的な変質が起こシ易く高性能炭
素繊維を得ることが困難となる。
依存すると言われている。たとえば、特公昭55−37
611号でdメ/相を40〜90 %含有するピッチが
高性能炭素繊維を製造するための要件とされている。し
かしながら、40〜901%のメン相を含有するピッチ
を得るには350℃以上の温度で通常10時間程度の長
時間、熱処理することを必要とする。また得られるピッ
チの軟化点は通常300℃以上となるため、溶融紡糸は
350℃以上の高温で行なわねばならない。ピッチの軟
化点が高いほど溶融紡糸温度も高くなり経済的に不利で
あるばかシか、溶融紡糸の過程でキノリンネ溶分の増大
や分解ガスの発生など熱的な変質が起こシ易く高性能炭
素繊維を得ることが困難となる。
本発明は比較的短い時間で調製でき、軟化点が低く、か
つ高性能炭素′繊維を製造するのに優れた性質を有する
改質されたピッチを提供するものであシ、本発明のピッ
チを原料として用いることによシ高性能炭素繊維を製造
し得る。
つ高性能炭素′繊維を製造するのに優れた性質を有する
改質されたピッチを提供するものであシ、本発明のピッ
チを原料として用いることによシ高性能炭素繊維を製造
し得る。
すなわち、本発明は・反射率の最小値が8.5〜9.3
チで、かつ最大値が11.8〜12.Flの範囲内の値
を有するピッチを原料として炭素繊維を製造する方法で
ある。
チで、かつ最大値が11.8〜12.Flの範囲内の値
を有するピッチを原料として炭素繊維を製造する方法で
ある。
反射率はアクリル樹脂等の樹脂中に試料ピッチを包埋せ
しめたのち研磨し、反射率側°定装置により空気中にで
測定される。具体的には試料平面上の少なくとも100
以上の点を任意に選び、その点を中心にして試料を平面
内で360℃回転させて、各点における反射率の極大値
および極小値を測定する。極大値のうち最大の値を示す
ものおよび極小値のうち最小の値を示すものが、試料ピ
ッチの反射率の最大値および最小値である。
しめたのち研磨し、反射率側°定装置により空気中にで
測定される。具体的には試料平面上の少なくとも100
以上の点を任意に選び、その点を中心にして試料を平面
内で360℃回転させて、各点における反射率の極大値
および極小値を測定する。極大値のうち最大の値を示す
ものおよび極小値のうち最小の値を示すものが、試料ピ
ッチの反射率の最大値および最小値である。
かくして測定された反射率の最小値が8.5〜9.3俤
で、かつ最大値が11.8〜12.5%の範囲内の値を
有するピッチのみが高性能炭素繊維を製造するための最
適なピッチとなり得る。ピッチの反射率の最小値および
最大値のいずれか一方が本発明で規定する反射率の値の
範囲から外れた場合にはもはや炭素繊維用のピッチとし
ての優れた性質を有せず、高性能炭素繊維を製造するこ
とができない。
で、かつ最大値が11.8〜12.5%の範囲内の値を
有するピッチのみが高性能炭素繊維を製造するための最
適なピッチとなり得る。ピッチの反射率の最小値および
最大値のいずれか一方が本発明で規定する反射率の値の
範囲から外れた場合にはもはや炭素繊維用のピッチとし
ての優れた性質を有せず、高性能炭素繊維を製造するこ
とができない。
本発明の特定の反射率を有するピッチを調製するだめの
方法および原料となるピッチについては特に制限はない
。
方法および原料となるピッチについては特に制限はない
。
原料となるピッチとしては、石炭系ピッチ、石油系ピッ
チなどの炭素質ピッチを用いることができる。特に不融
物を含まず、メソ相を含有せず、軟化点が50〜200
℃のピッチが好ましい。
チなどの炭素質ピッチを用いることができる。特に不融
物を含まず、メソ相を含有せず、軟化点が50〜200
℃のピッチが好ましい。
原゛料となるピッチとして適したものを例示すれば、
(1) ナフサ、灯油あるいは軽油等の石油類を通常
700〜1200℃で水蒸気分解して、エチレン、プロ
ピレン等のオレフィン類を製造する際に副生ずる実質的
に沸点範囲が200〜450℃の重質油、(2)灯油、
軽油あるいは常圧残油等の石油類を天然あるいは合成の
シリカ・アルミナ触媒あるいはぜオライド触媒の存在下
に450〜550℃、常圧〜20 kg/cm−Gにて
流動接触分解することにより、ガソリン等の軽質油を製
造する際に副生ずる実質的に沸点範囲が200〜450
℃の重質油、(3) 前記(1)の重質油100容量
部に対し、2環もしくは33!lの芳香族系炭化水素の
核水素化物10〜200容量部を添加し、温度370〜
480℃、圧力2〜50に9/cm ・Gにて熱処理
して得られるピッチ、(4) 前記(2)の重質油1
00容量部に対し、21jIもしくは3環の芳香族系炭
化水素の核水素化物10〜200容量部を添加し、温度
37.0〜480’C1圧力2〜50kg/crn2・
Gにて熱処理して得られるピッチ、(5) 前記(1
)の重質油を20〜350kg/cm2・Gの水素加圧
下で、温度400〜500℃で熱処理することによシ得
られるピッチ、 (6) 前記(2)の重質油を20〜350ゆ/cW
L2・Gの水素加圧下で、温度400〜500℃で熱処
理することによシ得られるピッチ、 (7) 前記(1)の重質油100容量部に対し、石
油類を水蒸気分解した際に得られる沸点範囲160〜4
0 ’O℃の留分および/″!たは石油類を水蒸気分解
した際に得られる沸点200℃以上の重質油を温度37
0〜480℃で加熱処理した際に生成する沸点範囲16
0〜400℃の留分を、水素化触媒の存在下に水素と接
触させ、該留分中に含有される芳香族系炭化水素の芳香
族核を10〜70%核水素化して得られる水素化油10
〜200容量部を添加し、温度370〜4PO℃、圧力
2〜50kg/譚2・Gにて熱処理して得られるピッチ
、 (8) 前記(1)の重質油と前記(2)の重質油と
前記(7)の水素化油との混合油(混合割合は重量比で
、・前記(1)の重質油:前記(2)の重質油が1:O
,1〜9であり、前記(1)の重質油と前記(2)の重
質油の総量:前記(7)の水素化油が1:”0.1〜2
である)を、温度370℃〜480℃、圧力2〜50k
g/cm2.Gにて熱処理して得られるピッチ、 など6稲のピッチを挙げることができ、特に前記(2)
、 (4) 、 (6) 、 (7) 、 (8)の
ピッチが好ましい。
700〜1200℃で水蒸気分解して、エチレン、プロ
ピレン等のオレフィン類を製造する際に副生ずる実質的
に沸点範囲が200〜450℃の重質油、(2)灯油、
軽油あるいは常圧残油等の石油類を天然あるいは合成の
シリカ・アルミナ触媒あるいはぜオライド触媒の存在下
に450〜550℃、常圧〜20 kg/cm−Gにて
流動接触分解することにより、ガソリン等の軽質油を製
造する際に副生ずる実質的に沸点範囲が200〜450
℃の重質油、(3) 前記(1)の重質油100容量
部に対し、2環もしくは33!lの芳香族系炭化水素の
核水素化物10〜200容量部を添加し、温度370〜
480℃、圧力2〜50に9/cm ・Gにて熱処理
して得られるピッチ、(4) 前記(2)の重質油1
00容量部に対し、21jIもしくは3環の芳香族系炭
化水素の核水素化物10〜200容量部を添加し、温度
37.0〜480’C1圧力2〜50kg/crn2・
Gにて熱処理して得られるピッチ、(5) 前記(1
)の重質油を20〜350kg/cm2・Gの水素加圧
下で、温度400〜500℃で熱処理することによシ得
られるピッチ、 (6) 前記(2)の重質油を20〜350ゆ/cW
L2・Gの水素加圧下で、温度400〜500℃で熱処
理することによシ得られるピッチ、 (7) 前記(1)の重質油100容量部に対し、石
油類を水蒸気分解した際に得られる沸点範囲160〜4
0 ’O℃の留分および/″!たは石油類を水蒸気分解
した際に得られる沸点200℃以上の重質油を温度37
0〜480℃で加熱処理した際に生成する沸点範囲16
0〜400℃の留分を、水素化触媒の存在下に水素と接
触させ、該留分中に含有される芳香族系炭化水素の芳香
族核を10〜70%核水素化して得られる水素化油10
〜200容量部を添加し、温度370〜4PO℃、圧力
2〜50kg/譚2・Gにて熱処理して得られるピッチ
、 (8) 前記(1)の重質油と前記(2)の重質油と
前記(7)の水素化油との混合油(混合割合は重量比で
、・前記(1)の重質油:前記(2)の重質油が1:O
,1〜9であり、前記(1)の重質油と前記(2)の重
質油の総量:前記(7)の水素化油が1:”0.1〜2
である)を、温度370℃〜480℃、圧力2〜50k
g/cm2.Gにて熱処理して得られるピッチ、 など6稲のピッチを挙げることができ、特に前記(2)
、 (4) 、 (6) 、 (7) 、 (8)の
ピッチが好ましい。
前記(3)および(4)で用いられる2環もしくは33
31の芳香族系炭化水素の核水素化物とは、ナフタリン
、インデン、ビフェニル、アセナフチレン、アンスラセ
ン、フェナンスレンおよびこレラの炭素数1〜3のアル
キル置換体の核水素化物である。
31の芳香族系炭化水素の核水素化物とは、ナフタリン
、インデン、ビフェニル、アセナフチレン、アンスラセ
ン、フェナンスレンおよびこレラの炭素数1〜3のアル
キル置換体の核水素化物である。
具体的には、デカリン、メチルデカリン、テトラリン、
メチルテトラリン、ジメチルテトラリン、エチルテトラ
リン、イソプロピルテトラリン、インダン、デカヒドロ
ビフェニル、アセナフテン、メチルアセナフテン、テト
ラヒドロアセナフテン、ジヒドロアンスラセン、メチル
ヒドロアンスラセン、ジメチルヒドロアンスラセン、エ
チルヒドロアンスラセン、テトラヒドロアンスラセン、
ヘキサヒドロアンスラセン、オクタヒドロアンスラセン
、ドデカヒドロアンスラセン、テトラデカヒドロアンス
ラセン、ジヒドロフェナンスレン、メチルジヒドロフェ
ナンスレン、テトラヒドロフェナンスレン、ヘキサヒド
ロフェナンスレン、オクタヒドロフェナンスレン、ドデ
カヒドロフェナンスレンおよびテトラデ力ヒドヮフエナ
ンスレンを挙げることができる。特に2.1!または3
環の縮合環状芳香族系炭化水素の核水素化物が好ましい
。また、これらは2種以上の混合物として用いることも
できる。
メチルテトラリン、ジメチルテトラリン、エチルテトラ
リン、イソプロピルテトラリン、インダン、デカヒドロ
ビフェニル、アセナフテン、メチルアセナフテン、テト
ラヒドロアセナフテン、ジヒドロアンスラセン、メチル
ヒドロアンスラセン、ジメチルヒドロアンスラセン、エ
チルヒドロアンスラセン、テトラヒドロアンスラセン、
ヘキサヒドロアンスラセン、オクタヒドロアンスラセン
、ドデカヒドロアンスラセン、テトラデカヒドロアンス
ラセン、ジヒドロフェナンスレン、メチルジヒドロフェ
ナンスレン、テトラヒドロフェナンスレン、ヘキサヒド
ロフェナンスレン、オクタヒドロフェナンスレン、ドデ
カヒドロフェナンスレンおよびテトラデ力ヒドヮフエナ
ンスレンを挙げることができる。特に2.1!または3
環の縮合環状芳香族系炭化水素の核水素化物が好ましい
。また、これらは2種以上の混合物として用いることも
できる。
調製方法についても特定されるものではないが、例えば
不活性ガス雰囲気下で原料となるピッチを溶融し液体状
となし、この液体状ピッチを、好ましくは厚さ5sm以
下の薄膜状とし、200〜350℃・好ましくは250
〜345℃の温度で、・減圧下、好ましくはOll 〜
10 mHHの減圧下に1〜30分、好ましくは5〜2
0分処理する。さらに続いて、常圧下に300〜450
℃、好ましくは350〜400℃の温度で1〜60分、
好ましくは5〜40分熱処理する方法を一例として挙げ
ることができる。このような、処理によりピッチの反射
率の最小値が8.5〜9.3チで、かつ最大値か11.
8〜12.5%の範囲内の値を有するように′する。
不活性ガス雰囲気下で原料となるピッチを溶融し液体状
となし、この液体状ピッチを、好ましくは厚さ5sm以
下の薄膜状とし、200〜350℃・好ましくは250
〜345℃の温度で、・減圧下、好ましくはOll 〜
10 mHHの減圧下に1〜30分、好ましくは5〜2
0分処理する。さらに続いて、常圧下に300〜450
℃、好ましくは350〜400℃の温度で1〜60分、
好ましくは5〜40分熱処理する方法を一例として挙げ
ることができる。このような、処理によりピッチの反射
率の最小値が8.5〜9.3チで、かつ最大値か11.
8〜12.5%の範囲内の値を有するように′する。
本発明の特定の反射率を有するピッチは、常法に従い溶
融紡糸しピッチ繊維となし、次いで不融化処理を施し、
引き続いて炭化あるいは更に黒鉛化処理されて高弾性率
、高強度の炭素繊維となる。
融紡糸しピッチ繊維となし、次いで不融化処理を施し、
引き続いて炭化あるいは更に黒鉛化処理されて高弾性率
、高強度の炭素繊維となる。
溶融紡糸の条件としては、通常、紡糸温度をピッチの軟
化点よシも40〜70℃程度高めに設定し、直径0.1
〜0.5簡のノズルから押し出し、200〜2000m
/分の巻き取シ速度で巻き取る。
化点よシも40〜70℃程度高めに設定し、直径0.1
〜0.5簡のノズルから押し出し、200〜2000m
/分の巻き取シ速度で巻き取る。
溶融紡糸されて得られるピッチ繊維は、次に20〜10
0%濃度の酸化性ガス雰囲気下で不融化処理が施される
。酸化性ガスとしては、通常、酸素、オゾン、空気、・
窒素源化物、ハロゲン、亜硫酸ガス等の酸化性ガスを1
種あるいは2種以上用いる。この不融化処理は、被処理
体である溶融紡糸されたピッチ繊維が軟化変形しない温
度条件下で実施される。例えば20〜360℃、好まじ
くは20〜300℃の温度が採用される。また処理時間
は通常、5分〜10時間である。
0%濃度の酸化性ガス雰囲気下で不融化処理が施される
。酸化性ガスとしては、通常、酸素、オゾン、空気、・
窒素源化物、ハロゲン、亜硫酸ガス等の酸化性ガスを1
種あるいは2種以上用いる。この不融化処理は、被処理
体である溶融紡糸されたピッチ繊維が軟化変形しない温
度条件下で実施される。例えば20〜360℃、好まじ
くは20〜300℃の温度が採用される。また処理時間
は通常、5分〜10時間である。
不融化処理されたピッチ繊維は、次に不活性ガス雰囲気
下で炭化あるいは更に黒鉛化を行い、炭素繊維を得る。
下で炭化あるいは更に黒鉛化を行い、炭素繊維を得る。
このときの条件としては、不活性ガス雰囲気中で昇温速
度5〜b 〜3500℃まで昇温し、1秒〜1時間保持する。
度5〜b 〜3500℃まで昇温し、1秒〜1時間保持する。
以下に実施例および比較例によシ本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに制限されるものではない。
するが、本発明はこれらに制限されるものではない。
実施例1
軽油をゼオライト触媒の存在下に500℃、1kg/c
m2Gにて流動接触分解した際に副生じた沸点200℃
以上の重質油(A)(性状を第1表に示す)150+n
li内容積300m1の攪拌機付きオートクレーブ中で
水素初圧100に9/cfn2・Gで、昇温速度3℃/
分にて430℃まで加熱し、430℃で3時間保持した
。しかる後、加熱を停止し、室温まで冷却した。得られ
た液状生成物を250℃/1■Hgで蒸留して軽質分を
留出させ軟化点68℃のど。
m2Gにて流動接触分解した際に副生じた沸点200℃
以上の重質油(A)(性状を第1表に示す)150+n
li内容積300m1の攪拌機付きオートクレーブ中で
水素初圧100に9/cfn2・Gで、昇温速度3℃/
分にて430℃まで加熱し、430℃で3時間保持した
。しかる後、加熱を停止し、室温まで冷却した。得られ
た液状生成物を250℃/1■Hgで蒸留して軽質分を
留出させ軟化点68℃のど。
チ(1)を得た。
次にピッチ(1)を、1ttmHgの減圧下に345℃
で15分間フーイルムエバボレーターで処理を行った後
、常圧下に350℃で15分間熱処理を行い軟化点24
5℃のピッチ(2)を得た。このピッチ(2)の反射率
をライン社製反射率測定装置を用いて測定したところ最
大値が12.0%であり、最小値が8.8チであった。
で15分間フーイルムエバボレーターで処理を行った後
、常圧下に350℃で15分間熱処理を行い軟化点24
5℃のピッチ(2)を得た。このピッチ(2)の反射率
をライン社製反射率測定装置を用いて測定したところ最
大値が12.0%であり、最小値が8.8チであった。
このピッチ(2)をノズル径0.3噛φ、L/D=1.
の紡糸器を用い紡糸温度310℃、巻取速度800w扮
で溶融紡糸し、12μのピッチ繊維をつ〈シ、さらに下
記に示す条件にて不融化、炭化および黒鉛化処理して炭
素繊維を得た。
の紡糸器を用い紡糸温度310℃、巻取速度800w扮
で溶融紡糸し、12μのピッチ繊維をつ〈シ、さらに下
記に示す条件にて不融化、炭化および黒鉛化処理して炭
素繊維を得た。
不融化・炭化および黒鉛化の処理条件は以下の如くであ
る。
る。
不融化条件:空気雰囲気中で、300℃まで1℃/分の
昇温速度で加熱し1 .300℃で30分間保持。
昇温速度で加熱し1 .300℃で30分間保持。
炭化条件:窒素雰囲気中、10℃/分で昇温し1000
℃で30分間保持。
℃で30分間保持。
黒鉛化条件:アルゴン気流中で50℃/分の昇温速度で
2000℃まで加熱処理し、 1分間保持。
2000℃まで加熱処理し、 1分間保持。
得られた炭素繊維の径は11μであシ、引張強度は23
.0に97m2、ヤング率は25TOn/l12であっ
たO 第1表 重質油囚の性状 塩1口11 実施例1のピッチ(1)を、ピッチ(1) 119に対
し、窒素を2 ml 7分で通気しながら攪拌し、温度
400℃で6時間熱処理を行い、軟化点263℃のピッ
チ(3)を得た。このピッチ(3)の反射率を測定した
ところ最大値が12.4チであシ1.最小値が8.4%
であった。
.0に97m2、ヤング率は25TOn/l12であっ
たO 第1表 重質油囚の性状 塩1口11 実施例1のピッチ(1)を、ピッチ(1) 119に対
し、窒素を2 ml 7分で通気しながら攪拌し、温度
400℃で6時間熱処理を行い、軟化点263℃のピッ
チ(3)を得た。このピッチ(3)の反射率を測定した
ところ最大値が12.4チであシ1.最小値が8.4%
であった。
このピッチ(3)を実施例1で使用した紡糸器を用いて
紡糸温度320℃、巻取速度800m/分で溶融紡糸を
行ったところ、均一に紡糸することができなかった。
紡糸温度320℃、巻取速度800m/分で溶融紡糸を
行ったところ、均一に紡糸することができなかった。
実施例2
ナフサを830℃で水蒸気分解した際に副生じた沸点2
00℃以上の重質油の)を採取した。この重質油Φ)の
性状をfa2表に示す。次いで重質油(B)を圧力15
12・G1温度400℃にて3時間熱処理した。この熱
処理油(0を250℃/ 1. Ovm Hgにて蒸留
し、沸点160〜400℃留分(ロ)を採取した。
00℃以上の重質油の)を採取した。この重質油Φ)の
性状をfa2表に示す。次いで重質油(B)を圧力15
12・G1温度400℃にて3時間熱処理した。この熱
処理油(0を250℃/ 1. Ovm Hgにて蒸留
し、沸点160〜400℃留分(ロ)を採取した。
その性状を第3表に示す。この留分(ロ)を、ニッケル
ーモリブデン系触媒(NM−502)を用いて圧力35
kg7cm −G、温度330℃、空間速度(LH
8V) 1.5で水素と接触させて部分核水素化を行な
わせ、水素化油(8を得た。核水素化率は31チであっ
た〇 前記した重質油(B) 50容量部に水素化油(ト)5
0容量部を混合し、圧力2012・G、温度430℃に
て3時間熱処理した。この熱処理油を250℃/ 1.
0 mHgで蒸留して軽質分を留出させ、軟化点100
℃のピッチ(4)を得た。
ーモリブデン系触媒(NM−502)を用いて圧力35
kg7cm −G、温度330℃、空間速度(LH
8V) 1.5で水素と接触させて部分核水素化を行な
わせ、水素化油(8を得た。核水素化率は31チであっ
た〇 前記した重質油(B) 50容量部に水素化油(ト)5
0容量部を混合し、圧力2012・G、温度430℃に
て3時間熱処理した。この熱処理油を250℃/ 1.
0 mHgで蒸留して軽質分を留出させ、軟化点100
℃のピッチ(4)を得た。
次にピッチ(4)を、】mHgの減圧下に345℃で1
5分間フイ、ルムエバポレーターで処理を行った後、常
圧下に380℃で30分間熱処理を行い軟化点232℃
のピッチ(5)を得た。このピッチ(5)の反射率を測
定したところ最大値が12.3%であシ、最小値が9.
1%であった。
5分間フイ、ルムエバポレーターで処理を行った後、常
圧下に380℃で30分間熱処理を行い軟化点232℃
のピッチ(5)を得た。このピッチ(5)の反射率を測
定したところ最大値が12.3%であシ、最小値が9.
1%であった。
このピッチ(5)を、実施例1で使用した紡糸器を用い
て、紡糸温度315℃、巻取速度800 ml分で溶融
紡糸し13μのピッチ繊維を得、実施例1と同様の条件
で不融化、炭化、黒鉛化を行った。
て、紡糸温度315℃、巻取速度800 ml分で溶融
紡糸し13μのピッチ繊維を得、実施例1と同様の条件
で不融化、炭化、黒鉛化を行った。
得られた炭素繊維の径は11μであシ、弓1張強度は2
20 kg/am 2、ヤング率は24 Ton/g2
であった・第2表 重質油(B)の性状 第3表 留分(ト)の性状 比較例2 実施例2のピッチ(4)を、ピッチ(4) 1.9に対
し、窒素を2 ml 7分で通気しながら攪拌し、温度
4.00℃で12時間熱処理を行い、軟化点301℃の
ピッチ(6)を得た。このピッチ(6)の反射率を測定
したところ最大値が13.3チであシ、最小値が9.1
%であった。
20 kg/am 2、ヤング率は24 Ton/g2
であった・第2表 重質油(B)の性状 第3表 留分(ト)の性状 比較例2 実施例2のピッチ(4)を、ピッチ(4) 1.9に対
し、窒素を2 ml 7分で通気しながら攪拌し、温度
4.00℃で12時間熱処理を行い、軟化点301℃の
ピッチ(6)を得た。このピッチ(6)の反射率を測定
したところ最大値が13.3チであシ、最小値が9.1
%であった。
このピッチ(6)を実施例1・で使用した紡糸器を用い
て紡糸温度355℃、巻取速度800 m1分で溶融紡
糸を行ったところ、ピッチ(6)が熱変質し連続紡糸が
不能であった。
て紡糸温度355℃、巻取速度800 m1分で溶融紡
糸を行ったところ、ピッチ(6)が熱変質し連続紡糸が
不能であった。
実施例3
実施例1で使用した重質油囚60重量部、実施例2で使
用した重質油(酌30重量部および水素化油(ト)10
重量部を混合し、圧力20 kg7cm 2− G、温
度430℃にて3時間熱処理した。この熱処理油を25
0℃’/ 1. Omugで蒸留して軽質分を留出させ
軟化点80℃のピッチ(7)を得た。
用した重質油(酌30重量部および水素化油(ト)10
重量部を混合し、圧力20 kg7cm 2− G、温
度430℃にて3時間熱処理した。この熱処理油を25
0℃’/ 1. Omugで蒸留して軽質分を留出させ
軟化点80℃のピッチ(7)を得た。
次にピッチ(7)を1 mHHの減圧下に345℃で1
5分間フィルムエバポレーターで処理を行った後、常圧
下に37o”cで20分間熱処理を行い軟化点26 i
t?:のピッチ(8)を得た。このピッチ(8)の反射
率の最大値は12.4%であり、最小値は9.0チであ
った。
5分間フィルムエバポレーターで処理を行った後、常圧
下に37o”cで20分間熱処理を行い軟化点26 i
t?:のピッチ(8)を得た。このピッチ(8)の反射
率の最大値は12.4%であり、最小値は9.0チであ
った。
このピッチ(8)を、実施例1で使用した紡糸器を用い
て、紡糸温度320℃、巻取速度780 ml分で溶融
紡糸し12μのピッチ繊維を得、実施例1と同様の条件
で不融化、炭化、黒鉛化を行った。
て、紡糸温度320℃、巻取速度780 ml分で溶融
紡糸し12μのピッチ繊維を得、実施例1と同様の条件
で不融化、炭化、黒鉛化を行った。
得られた炭素繊維の径は10μであシ、引張強度は22
0 kll/wa2、ヤング率は23 Ton/m2で
あった。
0 kll/wa2、ヤング率は23 Ton/m2で
あった。
比較例3
実施例3のピッチ(7)を1 tamHgの減圧下に4
001::で10時間処理を行い激化点299℃のピッ
チ(9)を”得た。このピッチ(9)の反射率の最大値
は13.2チ、最小値は9.0%であった。
001::で10時間処理を行い激化点299℃のピッ
チ(9)を”得た。このピッチ(9)の反射率の最大値
は13.2チ、最小値は9.0%であった。
このピッチ(9)を実施例1で使用した紡糸器を用いて
紡糸器[360℃、巻取速度78(1m1分で溶融紡糸
を行ったところ、ピッチ(9)が熱変質し連続紡糸が不
能であった。
紡糸器[360℃、巻取速度78(1m1分で溶融紡糸
を行ったところ、ピッチ(9)が熱変質し連続紡糸が不
能であった。
特許出願人 日本石油株式会社
代理人弁理士伊東辰雄
伊東哲也
Claims (1)
- 反射率の最小値が8.5〜9.3チで、最大値が11.
8〜12.5%の範囲内の値を有するピッチを原料とし
て炭素繊維を製造する方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56209649A JPS58115120A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | ピツチ系炭素繊維の製造方法 |
US06/451,939 US4469667A (en) | 1981-12-28 | 1982-12-21 | Process for production of pitch-derived carbon fibers |
CA000418355A CA1189660A (en) | 1981-12-28 | 1982-12-22 | Process for the production of pitch-derived carbon fibers |
EP82307053A EP0084275B1 (en) | 1981-12-28 | 1982-12-22 | Process for the production of pitch-derived carbon fibers |
DE8282307053T DE3277209D1 (en) | 1981-12-28 | 1982-12-22 | Process for the production of pitch-derived carbon fibers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56209649A JPS58115120A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | ピツチ系炭素繊維の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58115120A true JPS58115120A (ja) | 1983-07-08 |
JPS6356325B2 JPS6356325B2 (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=16576291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56209649A Granted JPS58115120A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | ピツチ系炭素繊維の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4469667A (ja) |
EP (1) | EP0084275B1 (ja) |
JP (1) | JPS58115120A (ja) |
CA (1) | CA1189660A (ja) |
DE (1) | DE3277209D1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285031A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-18 | Toray Ind Inc | ピツチの溶融紡糸方法 |
JPS62276021A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-11-30 | Nitto Boseki Co Ltd | 炭素繊維の製造方法 |
JPS6356325B2 (ja) * | 1981-12-28 | 1988-11-08 | Nippon Oil Co Ltd |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58220805A (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-22 | Nippon Oil Co Ltd | 炭素繊維用前駆体ピツチの製造方法 |
JPS6034619A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-22 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 炭素繊維及び黒鉛繊維の製造方法 |
JPS60202189A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-12 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 炭素材用ピッチの製造方法 |
US4628001A (en) * | 1984-06-20 | 1986-12-09 | Teijin Limited | Pitch-based carbon or graphite fiber and process for preparation thereof |
US5316654A (en) * | 1985-09-13 | 1994-05-31 | Berkebile Donald C | Processes for the manufacture of enriched pitches and carbon fibers |
US4759839A (en) * | 1985-10-08 | 1988-07-26 | Ube Industries, Ltd. | Process for producing pitch useful as raw material for carbon fibers |
JPS62256887A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Nippon Oil Co Ltd | 炭素繊維用原料ピツチの製造方法 |
US4832820A (en) * | 1986-06-09 | 1989-05-23 | Conoco Inc. | Pressure settling of mesophase |
DE3829986A1 (de) * | 1988-09-03 | 1990-03-15 | Enka Ag | Verfahren zur erhoehung des mesophasenanteils in pech |
EP0358086B1 (de) * | 1988-09-03 | 1992-02-05 | Akzo Faser Aktiengesellschaft | Verfahren zur Erhöhung des Mesophasenanteils in Pech |
US5061413A (en) * | 1989-02-23 | 1991-10-29 | Nippon Oil Company, Limited | Process for producing pitch-based carbon fibers |
US5238672A (en) * | 1989-06-20 | 1993-08-24 | Ashland Oil, Inc. | Mesophase pitches, carbon fiber precursors, and carbonized fibers |
JP3790099B2 (ja) | 1997-10-30 | 2006-06-28 | シー・ビー・エフ・レティ・エス・エー | 天然アレルゲンの寛容原性断片 |
US20230303933A1 (en) * | 2020-09-03 | 2023-09-28 | Resonac Corporation | Method for producing pitch |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919127A (ja) * | 1972-03-30 | 1974-02-20 | ||
JPS5089636A (ja) * | 1973-12-11 | 1975-07-18 | ||
JPS53147823A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-22 | British Petroleum Co | Method of producing carbon fiber |
JPS53147822A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-22 | British Petroleum Co | Method of producing carbon fiber |
JPS57168987A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | Nippon Oil Co Ltd | Raw pitch for carbon fiber |
JPS57168989A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | Nippon Oil Co Ltd | Raw pitch for carbon fiber |
JPS57168990A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | Nippon Oil Co Ltd | Raw pitch for carbon fiber |
JPS57168988A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | Nippon Oil Co Ltd | Raw pitch for carbon fiber |
JPS57170990A (en) * | 1981-04-14 | 1982-10-21 | Nippon Oil Co Ltd | Raw material pitch for carbon fiber |
JPS57179287A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-04 | Nippon Oil Co Ltd | Raw material pitch for carbon fiber |
JPS57179286A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-04 | Nippon Oil Co Ltd | Raw material pitch for carbon fiber |
JPS57179285A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-04 | Nippon Oil Co Ltd | Raw material pitch for carbon fiber |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2894904A (en) * | 1956-08-28 | 1959-07-14 | Standard Oil Co | Rapid method for the isolation of petrolenes from asphalt |
GB850880A (en) * | 1957-10-16 | 1960-10-12 | Gelsenkirchener Bergwerks Ag | Process and apparatus for the continuous production of pitch |
JPS5360927A (en) * | 1976-11-12 | 1978-05-31 | Nippon Oil Co Ltd | Continuous method of manufacturing petroleum pitch |
JPS6057478B2 (ja) * | 1978-06-28 | 1985-12-14 | 呉羽化学工業株式会社 | 炭素繊維用ピツチの製造法 |
US4271006A (en) * | 1980-04-23 | 1981-06-02 | Exxon Research And Engineering Company | Process for production of carbon artifact precursor |
US4391788A (en) * | 1981-04-13 | 1983-07-05 | Nippon Oil Co., Ltd. | Starting pitches for carbon fibers |
US4397830A (en) * | 1981-04-13 | 1983-08-09 | Nippon Oil Co., Ltd. | Starting pitches for carbon fibers |
JPS5876523A (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-09 | Nippon Oil Co Ltd | ピツチ系炭素繊維の製造方法 |
US4497789A (en) * | 1981-12-14 | 1985-02-05 | Ashland Oil, Inc. | Process for the manufacture of carbon fibers |
JPS58115120A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-08 | Nippon Oil Co Ltd | ピツチ系炭素繊維の製造方法 |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP56209649A patent/JPS58115120A/ja active Granted
-
1982
- 1982-12-21 US US06/451,939 patent/US4469667A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-12-22 CA CA000418355A patent/CA1189660A/en not_active Expired
- 1982-12-22 EP EP82307053A patent/EP0084275B1/en not_active Expired
- 1982-12-22 DE DE8282307053T patent/DE3277209D1/de not_active Expired
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919127A (ja) * | 1972-03-30 | 1974-02-20 | ||
JPS5089636A (ja) * | 1973-12-11 | 1975-07-18 | ||
JPS53147823A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-22 | British Petroleum Co | Method of producing carbon fiber |
JPS53147822A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-22 | British Petroleum Co | Method of producing carbon fiber |
JPS57168987A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | Nippon Oil Co Ltd | Raw pitch for carbon fiber |
JPS57168989A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | Nippon Oil Co Ltd | Raw pitch for carbon fiber |
JPS57168990A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | Nippon Oil Co Ltd | Raw pitch for carbon fiber |
JPS57168988A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | Nippon Oil Co Ltd | Raw pitch for carbon fiber |
JPS57170990A (en) * | 1981-04-14 | 1982-10-21 | Nippon Oil Co Ltd | Raw material pitch for carbon fiber |
JPS57179287A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-04 | Nippon Oil Co Ltd | Raw material pitch for carbon fiber |
JPS57179286A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-04 | Nippon Oil Co Ltd | Raw material pitch for carbon fiber |
JPS57179285A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-04 | Nippon Oil Co Ltd | Raw material pitch for carbon fiber |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6356325B2 (ja) * | 1981-12-28 | 1988-11-08 | Nippon Oil Co Ltd | |
JPS6285031A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-18 | Toray Ind Inc | ピツチの溶融紡糸方法 |
JPS62276021A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-11-30 | Nitto Boseki Co Ltd | 炭素繊維の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0084275A2 (en) | 1983-07-27 |
DE3277209D1 (en) | 1987-10-15 |
US4469667A (en) | 1984-09-04 |
EP0084275A3 (en) | 1985-06-26 |
JPS6356325B2 (ja) | 1988-11-08 |
EP0084275B1 (en) | 1987-09-09 |
CA1189660A (en) | 1985-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS58115120A (ja) | ピツチ系炭素繊維の製造方法 | |
KR860001156B1 (ko) | 피치계 탄소섬유의 제조방법 | |
US4590055A (en) | Pitch-based carbon fibers and pitch compositions and precursor fibers therefor | |
JPH0133568B2 (ja) | ||
JPS58220805A (ja) | 炭素繊維用前駆体ピツチの製造方法 | |
JP5870066B2 (ja) | 炭素繊維用ピッチの製造方法 | |
JPH01138223A (ja) | 炭素材料用原料ピッチの製造方法 | |
JPH0150272B2 (ja) | ||
JPS6065090A (ja) | 炭素繊維用紡糸ピツチの製造方法 | |
JPH0148312B2 (ja) | ||
JPS5818419A (ja) | 炭素繊維用原料ピッチの製造方法 | |
JPH0150275B2 (ja) | ||
JPS6045612A (ja) | 炭素繊維の製造方法 | |
JPH0150271B2 (ja) | ||
JPH03206127A (ja) | 高密度炭素材、粘結剤、含浸材、バインダー用ピッチ組成物 | |
JPH0150276B2 (ja) | ||
JPH0144751B2 (ja) | ||
JPH0144750B2 (ja) | ||
JPH0148315B2 (ja) | ||
JPH0455237B2 (ja) | ||
JPH0148313B2 (ja) | ||
JPS5818420A (ja) | 炭素繊維用原料ピッチの製造方法 | |
JPH06272117A (ja) | 活性炭素繊維の製造方法 | |
JPH04209829A (ja) | 活性炭素繊維の製造方法 | |
JPS59136384A (ja) | 炭素繊維用ピツチの製造法 |