JPS58113207A - オレフィン類重合用触媒成分の製造方法 - Google Patents
オレフィン類重合用触媒成分の製造方法Info
- Publication number
- JPS58113207A JPS58113207A JP20955781A JP20955781A JPS58113207A JP S58113207 A JPS58113207 A JP S58113207A JP 20955781 A JP20955781 A JP 20955781A JP 20955781 A JP20955781 A JP 20955781A JP S58113207 A JPS58113207 A JP S58113207A
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- magnesium
- catalyst component
- fatty acid
- titanium
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオレフィン類の重合に供した際、高活性に作用
し、しかも立体規則性重合体を高収率で得ることのでき
る高性能触媒成分の製造方法に係り、更に詳しくは脂肪
酸マグネシウム、電子供与性物質および一般式T s
X4(式中Xはハロゲン元素である。)で表わされるチ
タンハロゲン化物を接触させるオレフィン類重合用触媒
成分の製造方法に関するものである。
し、しかも立体規則性重合体を高収率で得ることのでき
る高性能触媒成分の製造方法に係り、更に詳しくは脂肪
酸マグネシウム、電子供与性物質および一般式T s
X4(式中Xはハロゲン元素である。)で表わされるチ
タンハロゲン化物を接触させるオレフィン類重合用触媒
成分の製造方法に関するものである。
従来、オレフィン類重合用触媒成分としては固体のチタ
ンハロゲン化物が周知であり広く用いられているが、触
媒成分および触媒成分中のチタン当りの重合体の収量(
以下触媒成分および触媒成分中のチタン当りの重合活性
という。)が低いため触媒残渣を除去するための所謂脱
灰工程が不可避であった。との脱灰工程は多量のアルコ
ールまたはキレート剤を使用するために、それ等の回収
装置または再生装置が必要不可欠であり、資源、エネル
ギーその他付随する問題が多く、当業者にとっては早急
に解決を望まれる重要な課題であった。この煩雑な脱灰
工程を省くために触媒成分とりわけ触媒成分中のチタン
当りの重合活性を高めるべく数多くの研究がなされ提案
されている。
ンハロゲン化物が周知であり広く用いられているが、触
媒成分および触媒成分中のチタン当りの重合体の収量(
以下触媒成分および触媒成分中のチタン当りの重合活性
という。)が低いため触媒残渣を除去するための所謂脱
灰工程が不可避であった。との脱灰工程は多量のアルコ
ールまたはキレート剤を使用するために、それ等の回収
装置または再生装置が必要不可欠であり、資源、エネル
ギーその他付随する問題が多く、当業者にとっては早急
に解決を望まれる重要な課題であった。この煩雑な脱灰
工程を省くために触媒成分とりわけ触媒成分中のチタン
当りの重合活性を高めるべく数多くの研究がなされ提案
されている。
特に最近の傾向として活性成分であるチタ/・・ロ・ケ
゛ン化物等の遷移金属化合物を塩化マグネシウム等の担
体物質に担持させ、オレフィン類の重合に供した際に触
媒成分中のチタン当りの重合活性を飛躍的に高めたとい
う提案が数多く見かけられる。
゛ン化物等の遷移金属化合物を塩化マグネシウム等の担
体物質に担持させ、オレフィン類の重合に供した際に触
媒成分中のチタン当りの重合活性を飛躍的に高めたとい
う提案が数多く見かけられる。
例えば特開昭50−126590号公報においては、担
体物質である塩化マグネシウムを芳香族カルデン酸エス
テルと機械的手段によって接触させ、得られた固体組成
物に四ハロゲン化チタンを液相中で接触させて触媒成分
を得る方法が開示されている。
体物質である塩化マグネシウムを芳香族カルデン酸エス
テルと機械的手段によって接触させ、得られた固体組成
物に四ハロゲン化チタンを液相中で接触させて触媒成分
を得る方法が開示されている。
しかしながら担体物質としてその主流をしめる塩化マグ
ネシウムに含有される塩素は、生成重合体に悪影響を及
ぼすという欠点を有しており、そのために事実上塩素の
影響を無視し得る程の高活性が要求されたり、或いはま
た塩化マグネシウムそのものの濃度を低くおさえる必要
に迫られるなど未解決な部分を残していた。
ネシウムに含有される塩素は、生成重合体に悪影響を及
ぼすという欠点を有しており、そのために事実上塩素の
影響を無視し得る程の高活性が要求されたり、或いはま
た塩化マグネシウムそのものの濃度を低くおさえる必要
に迫られるなど未解決な部分を残していた。
従って担体物質として有効に作用し得るものとして塩化
マグネシウム以外のものを使用する試みもなされている
。しかし従来提案されている方法においては触媒成分当
りの重合活性を高めることは勿論、立体規則性重合体の
収率をも高度に維持することを求める当該技術分野の要
求を十分に充し得るものは提案されていない。
マグネシウム以外のものを使用する試みもなされている
。しかし従来提案されている方法においては触媒成分当
りの重合活性を高めることは勿論、立体規則性重合体の
収率をも高度に維持することを求める当該技術分野の要
求を十分に充し得るものは提案されていない。
その−例として特開昭49−120980号公報におい
ては、酢酸マグネシウムとアルミニウム化合物とを反応
させ、次いでその反応生成物を四ノ・ログン化チタンと
液相中で接触させることによって触媒成分を得、オレフ
ィン類の重合に用いる方法が開示されているが、本発明
のように立体規則性重合体の高収率を要求されるプロピ
レン重合用には適応しない。かかる事実は後述の比較例
においても実証されている。
ては、酢酸マグネシウムとアルミニウム化合物とを反応
させ、次いでその反応生成物を四ノ・ログン化チタンと
液相中で接触させることによって触媒成分を得、オレフ
ィン類の重合に用いる方法が開示されているが、本発明
のように立体規則性重合体の高収率を要求されるプロピ
レン重合用には適応しない。かかる事実は後述の比較例
においても実証されている。
本発明者らは、斯かる従来技術に残された課題を解決す
るため、特願昭56−156162号において、(、)
脂肪酸マグネシウムと、(b)電子供与性物質とを、(
c)有機溶媒中で接触させた後、得られた固体組成物を
、(d)一般式T1X4(式中Xは)・ログン元素であ
る。)で表わされるチタンハロケゞン化物と接触させる
ことを特徴とするα−オレフィン類重合用触媒成分の製
造方法を提案した。
るため、特願昭56−156162号において、(、)
脂肪酸マグネシウムと、(b)電子供与性物質とを、(
c)有機溶媒中で接触させた後、得られた固体組成物を
、(d)一般式T1X4(式中Xは)・ログン元素であ
る。)で表わされるチタンハロケゞン化物と接触させる
ことを特徴とするα−オレフィン類重合用触媒成分の製
造方法を提案した。
本発明者等は前記従来技術に残された課題を解決すべく
さらに鋭意研究の結果本発明に達し、鼓に提案するもの
である。
さらに鋭意研究の結果本発明に達し、鼓に提案するもの
である。
即ち、本発明の特徴とするところは(a)脂肪酸マグネ
シウム、(b)電子供与性物質および(C)一般式T
r X4 (式中Xは)・ログン元素である。)で表わ
されるチタンノ・ログン化物を接触させるオレフィン類
重合用触媒成分の製造方法において、有機溶媒の存在下
、該脂肪酸マグネシウムと該チタンノ九ログン化物と、
または該電子供与性物質と該チタンノ10グン化物とを
それぞれ接触させた後、該電子供与性物質または該脂肪
酸マグネシウムとそれぞれ接触させるか、あるいは該脂
肪酸マグネシウム、該電子供与性物質および該チタンノ
・ログン化物を同時に接触させ之ことによジオレフィン
類の重合用触媒成分を得るところにある。
シウム、(b)電子供与性物質および(C)一般式T
r X4 (式中Xは)・ログン元素である。)で表わ
されるチタンノ・ログン化物を接触させるオレフィン類
重合用触媒成分の製造方法において、有機溶媒の存在下
、該脂肪酸マグネシウムと該チタンノ九ログン化物と、
または該電子供与性物質と該チタンノ10グン化物とを
それぞれ接触させた後、該電子供与性物質または該脂肪
酸マグネシウムとそれぞれ接触させるか、あるいは該脂
肪酸マグネシウム、該電子供与性物質および該チタンノ
・ログン化物を同時に接触させ之ことによジオレフィン
類の重合用触媒成分を得るところにある。
本発明によれば従来かかる技術分野でその主流をしめて
いた塩化マグネシウム担体付触媒成分に残されていた課
題である塩素含量をより低くふ・さえることを可能なら
しめた。
いた塩化マグネシウム担体付触媒成分に残されていた課
題である塩素含量をより低くふ・さえることを可能なら
しめた。
勿論、所期の目的である重合活性を犠牲にすることなく
、立体規則性重合体の収率においても極めて優れた効果
を奏することが実証されている。
、立体規則性重合体の収率においても極めて優れた効果
を奏することが実証されている。
本発明によって得られた触媒成分を用いてオレフィン類
の重合を行なった場合、生成重合体中の触媒残渣を極め
て低くおさえることができ、しかも残留塩素量が微量で
あるために、生成重合体におよばず塩素の影響を低減す
ることができる。更に立体規則性重合体の収率において
も極めて優れた効果を示している。
の重合を行なった場合、生成重合体中の触媒残渣を極め
て低くおさえることができ、しかも残留塩素量が微量で
あるために、生成重合体におよばず塩素の影響を低減す
ることができる。更に立体規則性重合体の収率において
も極めて優れた効果を示している。
本発明において使用される脂肪酸マグネシウムトシてハ
、ノ母ルミチン酸マグネシウム、ステア17ン酸マグネ
シウム、ベヘン酸マグネシウム、アクリル酸マグネシウ
ム、アジピン酸マグネシウム、アセチレンジカルデン酸
マグネシウム、アセト酢酸マグネシウム、アゼライン酸
マグネシウム、くえん酸マグネシウム、グリオキシル酸
マグネシウム、グルタル酸マグネシウム、クロトン酸マ
グネ/ラム、こはく酸毎グネシウム、イン吉草酸マグネ
シウム、イソ酪酸マグネシウム、オクタン酸マグネシウ
ム、吉草酸マグネシウム、デカン酸マグネシウム、ノナ
ン酸マグネシウム、トコセン酸マグネシウム、ウンデセ
ン酸マグネシウム、エライノン酸マグネシウム、リルン
酸マグネシウム、ヘキサン酸マグネシウム、ヘプタン酸
マグネシウム、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸
マグネシウム、酪酸マグネシウム、しゆう酸マグネジ゛
”ラム、酒石酸yグネシウム、スペリン酸マグネシウム
、セパシン酸マグネシウム、ソルビン酸マグネシウム、
テトロル酸マグネシウム、ヒドロアクリル酸マグネシウ
ム、ピメリン酸マグネシウム、ピルビン酸マグネシウム
、フマル酸マグネシウ入プロピオル酸マグネシウム、マ
レイン酸マグネシウム、マロンアルデヒド酸マグネシウ
ム、マロン酸マグネシウム、等があげられるが中でも飽
和脂肪酸マグネシウムが好ましい。
、ノ母ルミチン酸マグネシウム、ステア17ン酸マグネ
シウム、ベヘン酸マグネシウム、アクリル酸マグネシウ
ム、アジピン酸マグネシウム、アセチレンジカルデン酸
マグネシウム、アセト酢酸マグネシウム、アゼライン酸
マグネシウム、くえん酸マグネシウム、グリオキシル酸
マグネシウム、グルタル酸マグネシウム、クロトン酸マ
グネ/ラム、こはく酸毎グネシウム、イン吉草酸マグネ
シウム、イソ酪酸マグネシウム、オクタン酸マグネシウ
ム、吉草酸マグネシウム、デカン酸マグネシウム、ノナ
ン酸マグネシウム、トコセン酸マグネシウム、ウンデセ
ン酸マグネシウム、エライノン酸マグネシウム、リルン
酸マグネシウム、ヘキサン酸マグネシウム、ヘプタン酸
マグネシウム、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸
マグネシウム、酪酸マグネシウム、しゆう酸マグネジ゛
”ラム、酒石酸yグネシウム、スペリン酸マグネシウム
、セパシン酸マグネシウム、ソルビン酸マグネシウム、
テトロル酸マグネシウム、ヒドロアクリル酸マグネシウ
ム、ピメリン酸マグネシウム、ピルビン酸マグネシウム
、フマル酸マグネシウ入プロピオル酸マグネシウム、マ
レイン酸マグネシウム、マロンアルデヒド酸マグネシウ
ム、マロン酸マグネシウム、等があげられるが中でも飽
和脂肪酸マグネシウムが好ましい。
なお、該脂肪酸マグネシウムは、可能な限シ水分を除去
した形で用いるのが好ましい。
した形で用いるのが好ましい。
本発明において使用される電子供与性物質としてはその
分子中に酸素、窒素、硫黄、およびリンから選ばれた原
子を少くとも一個含有する有機(ヒ合物から選ばれ、例
えばエーテル、アルコール、ニーステル、ケトン、アミ
ン、ホスフィン、ホスフィンアミド等があげられる。更
に具体的にはノエチルエーテルなどの脂肪族エーテル類
、アニソールなどの芳香族エーテル類、酢酸エチル、メ
タクリル酸メチルなどの脂肪族カル?ン酸エステル類、
トルイル酸エチル、アニス酸エチル、安息香酸エチルな
どの芳香族カルlン酸エステル類、アセトンなどのケト
ン類、トリフェニルホスフィンなどのホスフィン類、ヘ
キサホスフィンアミドなどのホスフィンアミド類等があ
げられるが、これ等のうち好ましいものは芳香族カルボ
ン酸エステル類である。
分子中に酸素、窒素、硫黄、およびリンから選ばれた原
子を少くとも一個含有する有機(ヒ合物から選ばれ、例
えばエーテル、アルコール、ニーステル、ケトン、アミ
ン、ホスフィン、ホスフィンアミド等があげられる。更
に具体的にはノエチルエーテルなどの脂肪族エーテル類
、アニソールなどの芳香族エーテル類、酢酸エチル、メ
タクリル酸メチルなどの脂肪族カル?ン酸エステル類、
トルイル酸エチル、アニス酸エチル、安息香酸エチルな
どの芳香族カルlン酸エステル類、アセトンなどのケト
ン類、トリフェニルホスフィンなどのホスフィン類、ヘ
キサホスフィンアミドなどのホスフィンアミド類等があ
げられるが、これ等のうち好ましいものは芳香族カルボ
ン酸エステル類である。
本発明において使用される有機溶媒としては10℃1気
圧で液体である有機化合物から選ばれるが好ましいもの
は炭素数が5〜10の脂肪族および芳香族炭化水素であ
る。更に具体的には、n−ヘンタン、n−ヘキサン、n
−ヘプタン、ベンゼン、トルエン等があげられる。
圧で液体である有機化合物から選ばれるが好ましいもの
は炭素数が5〜10の脂肪族および芳香族炭化水素であ
る。更に具体的には、n−ヘンタン、n−ヘキサン、n
−ヘプタン、ベンゼン、トルエン等があげられる。
本発明において使用される一般式T iX 4 (式中
Xはハロゲン元素である。)で表わされるチタンノ・ロ
ダン化物としてはT 1CL4、T i B r 4、
T t I a等があげられるが中でもT 1C14が
好ましい。
Xはハロゲン元素である。)で表わされるチタンノ・ロ
ダン化物としてはT 1CL4、T i B r 4、
T t I a等があげられるが中でもT 1C14が
好ましい。
本発明において生成された触媒成分を更にn −ヘプタ
ン等の有機溶媒で洗浄することにより、本発明の効果を
よシ高めることも可能である。
ン等の有機溶媒で洗浄することにより、本発明の効果を
よシ高めることも可能である。
これ等各成分の使用割合は生成される触媒成分の性能に
悪影響を及ぼすことの無い限り任意であり、特に限定す
るものではないが通常脂肪酸マグネシウム1モルに対し
、電子供与性物質は0.01〜50モル、好tL<uo
、1〜5モル、チタンハロゲン化物は0,01モル以上
好ましくは1モル以上の範囲で用いられる。
悪影響を及ぼすことの無い限り任意であり、特に限定す
るものではないが通常脂肪酸マグネシウム1モルに対し
、電子供与性物質は0.01〜50モル、好tL<uo
、1〜5モル、チタンハロゲン化物は0,01モル以上
好ましくは1モル以上の範囲で用いられる。
本発明における各物質の接触方法および温度は特に限定
するものではないが通常攪拌機を具備した容器を用いて
室温ないし150℃までの温度範囲で行なわれる。接触
時間についても特に限定するものではないが通常10分
ないし10時間の範囲で行なわれる。
するものではないが通常攪拌機を具備した容器を用いて
室温ないし150℃までの温度範囲で行なわれる。接触
時間についても特に限定するものではないが通常10分
ないし10時間の範囲で行なわれる。
前記処理後得られた組成物をn−へブタン等の有機溶媒
を用いて洗浄することも可能である。
を用いて洗浄することも可能である。
本発明におけるこれ等一連の操作は酸素および水分等の
不存在下に行なわれることが好ましい。
不存在下に行なわれることが好ましい。
以上の如くして製造された触媒成分は有機アルミニウム
化合物と組合せてオレフィン類重合用触媒を形成する。
化合物と組合せてオレフィン類重合用触媒を形成する。
使用される有機アルミニウム化合物は触媒成分中のチタ
ン原子のモル当りモル比で1〜1000、好ましくは1
〜300の範囲で用いられる。また重合に際して電子供
与性物質などの第三成分を添加使用することも妨げない
。
ン原子のモル当りモル比で1〜1000、好ましくは1
〜300の範囲で用いられる。また重合に際して電子供
与性物質などの第三成分を添加使用することも妨げない
。
重合は有機溶媒の存在下fも或いは不存在下でも行なう
ことができ、またオレフィン単量体は気体および液体の
いずれの状態でも用いることができる。重合温度は20
0℃以下好ましくは100’C以下C”!D、重合圧力
は100Kg/cIrL2・G以下、好ましくは50K
f/an2・G以下である。
ことができ、またオレフィン単量体は気体および液体の
いずれの状態でも用いることができる。重合温度は20
0℃以下好ましくは100’C以下C”!D、重合圧力
は100Kg/cIrL2・G以下、好ましくは50K
f/an2・G以下である。
本発明方法により製造された触媒成分音用いて単独重合
または共重合されるオレフィン類はエチタン、プロピレ
ン、1−ブテン、4−メチル−1−インテン等である。
または共重合されるオレフィン類はエチタン、プロピレ
ン、1−ブテン、4−メチル−1−インテン等である。
以下本発明を実施例および比較例により具体的に説明す
る。
る。
実施例1゜
〔触媒成分の調製〕
市販のステアリン酸マグネシウムを110℃で7時間真
空焼成したもの10ノ、安息香酸エチル1、5 ml、
TiC44301d及びトルエン20dを窒素雰囲気
下で内容積200m1のガラス製容器に装入し、65℃
で2時間の攪拌反応を行なった。反応終了後45℃まで
冷却し、静置してデカンチー7ヨンにより上澄液を除去
した。次いでn−ヘア’ タン100dによる洗浄を繰
り返し行ない、洗浄液中に塩素が検出されなくなった時
点で洗浄終了として触媒成分とした。なお、この際該触
媒成分中の固液を分離して固体分のチタン含有率を測定
したところ2.82重量%であった。
空焼成したもの10ノ、安息香酸エチル1、5 ml、
TiC44301d及びトルエン20dを窒素雰囲気
下で内容積200m1のガラス製容器に装入し、65℃
で2時間の攪拌反応を行なった。反応終了後45℃まで
冷却し、静置してデカンチー7ヨンにより上澄液を除去
した。次いでn−ヘア’ タン100dによる洗浄を繰
り返し行ない、洗浄液中に塩素が検出されなくなった時
点で洗浄終了として触媒成分とした。なお、この際該触
媒成分中の固液を分離して固体分のチタン含有率を測定
したところ2.82重量%であった。
窒素ガスで完全に置換された内容積1.5!の攪拌装置
付オートクレーブに、n−ヘプタン50Orulを装入
し、窒素ガス雰囲気を保ちつつトリエチルアルミニウム
13.6■、次いで前記触媒成分をチタン原子として1
.14In9装入した。その後60℃に昇温しでゾロピ
レンガスを導入しつつ4 Ky/crIL2・Gの圧力
を維持して2時間の重合を行なった。
付オートクレーブに、n−ヘプタン50Orulを装入
し、窒素ガス雰囲気を保ちつつトリエチルアルミニウム
13.6■、次いで前記触媒成分をチタン原子として1
.14In9装入した。その後60℃に昇温しでゾロピ
レンガスを導入しつつ4 Ky/crIL2・Gの圧力
を維持して2時間の重合を行なった。
重合終了後得られた固体重合体を沖別し、80℃に加温
して減圧乾燥した。一方p液を濃縮して重合溶媒に溶存
する重合体の量を(A)とし、固体重合体の量を(B)
とする。また得られた固体重合体を沸騰n−ヘプタンで
6時間の抽出を行ない、n−へブタンに不溶解の重合体
を得、この量を(C)とする。
して減圧乾燥した。一方p液を濃縮して重合溶媒に溶存
する重合体の量を(A)とし、固体重合体の量を(B)
とする。また得られた固体重合体を沸騰n−ヘプタンで
6時間の抽出を行ない、n−へブタンに不溶解の重合体
を得、この量を(C)とする。
触媒成分当りの重合活性Q))を式
また結晶性重合体の収率(E)を式
で表わし、全結晶性重合体の収率(F)を式より求めた
。また生成重合体中の残留塩素(G)はポンプ燃焼法に
て測定した。得られた結果は、第1表に示す通りである
。
。また生成重合体中の残留塩素(G)はポンプ燃焼法に
て測定した。得られた結果は、第1表に示す通りである
。
実施例2゜
市販のステアリン酸マグネシウムを110℃で7時間真
空焼成したもの10ノ、安息香酸エチル2、0 ml
、 TiCLa 30” および) ルエ720 ml
を窒素雰囲気下で内容積200 mlのガラス製容器に
装入し、65℃で2時間の攪拌反応を行なった。反応終
了後45℃まで冷却し、静置してデカンチー7ヨンによ
り上澄液を除去した。次いでn−へブタン1001によ
る洗浄を繰り返し行ない、洗浄液中に塩素が検出されな
くなった時点で洗浄終了とし触媒成分とした。なお、こ
の際該触媒成分中の固液を分離して固体9中のチタン含
有率を測定したところ2.42重量%であった。
空焼成したもの10ノ、安息香酸エチル2、0 ml
、 TiCLa 30” および) ルエ720 ml
を窒素雰囲気下で内容積200 mlのガラス製容器に
装入し、65℃で2時間の攪拌反応を行なった。反応終
了後45℃まで冷却し、静置してデカンチー7ヨンによ
り上澄液を除去した。次いでn−へブタン1001によ
る洗浄を繰り返し行ない、洗浄液中に塩素が検出されな
くなった時点で洗浄終了とし触媒成分とした。なお、こ
の際該触媒成分中の固液を分離して固体9中のチタン含
有率を測定したところ2.42重量%であった。
重合に際しては実施例1と同様にして行なった。
得られた結果は第1表に示す通シである。
実施例3゜
反応温度を75℃にした以外は実施例1と同様にして実
験を行なった。なお、この際の固体9中のチタン含有率
は2.79重量%であった。重合に際しては実施例1と
同様にして行なった。得られた結果は第1表に示す通り
である。
験を行なった。なお、この際の固体9中のチタン含有率
は2.79重量%であった。重合に際しては実施例1と
同様にして行なった。得られた結果は第1表に示す通り
である。
比較例1゜
〔触媒成分の調製〕
MgCl2100 ?、安息香酸エチル31.5ノを窒
素ガス雰囲気下で18時間粉砕する。その後肢粉砕組成
物100y−を分取し、窒素ガス雰囲気下で内容積20
00m/のガラス製容器に装入し、T r C1450
0m7!を加えて65℃で2時間の攪拌反応を行なった
。反応終了後40℃まで冷却し、静置してデカンテーシ
ョンによシ上澄液を除去した。次いでn−へブタン10
001i7!による洗浄を繰り返し行ない、洗浄液・中
に塩素が検出されなくなった時点を以って洗浄終了とし
て触媒成分とした。
素ガス雰囲気下で18時間粉砕する。その後肢粉砕組成
物100y−を分取し、窒素ガス雰囲気下で内容積20
00m/のガラス製容器に装入し、T r C1450
0m7!を加えて65℃で2時間の攪拌反応を行なった
。反応終了後40℃まで冷却し、静置してデカンテーシ
ョンによシ上澄液を除去した。次いでn−へブタン10
001i7!による洗浄を繰り返し行ない、洗浄液・中
に塩素が検出されなくなった時点を以って洗浄終了とし
て触媒成分とした。
なお、この際該触媒成分中の固液を分離して固体分のチ
タン含有率を測定したところ1.28重量チであった。
タン含有率を測定したところ1.28重量チであった。
トリエチルアルミニウム20.4〜、前記触媒成分をチ
タン原子として0.71〜使用した以外は実施例1と同
様にして行なった。得られた結果は第1表に示す通りで
ある。
タン原子として0.71〜使用した以外は実施例1と同
様にして行なった。得られた結果は第1表に示す通りで
ある。
比較例2
無水の酢酸マグネシウム142?とアルミニウムトリイ
ソプロポキシド40.8fおよび50m/のデカリンを
容量200m1/の丸底フラスコに窒素雰囲気下で装入
し、170〜230℃で10時間の攪拌反応を行なった
。その後溶媒を除去し、減圧乾燥を行なって固体粉末を
得た。得られた固体粉末を脱水n−へブタン100mで
10回洗浄した後溶媒を除去し、更に減圧乾燥を行なっ
て固体粉末を得た。次いでこれにTsCt480 yn
lを加えて150℃に加温し、2時間の攪拌反応を行な
った。
ソプロポキシド40.8fおよび50m/のデカリンを
容量200m1/の丸底フラスコに窒素雰囲気下で装入
し、170〜230℃で10時間の攪拌反応を行なった
。その後溶媒を除去し、減圧乾燥を行なって固体粉末を
得た。得られた固体粉末を脱水n−へブタン100mで
10回洗浄した後溶媒を除去し、更に減圧乾燥を行なっ
て固体粉末を得た。次いでこれにTsCt480 yn
lを加えて150℃に加温し、2時間の攪拌反応を行な
った。
反応終了後室温まで冷却し、静置してデカンテーション
によシ上澄液を除去した。次いで脱水n−ヘプタン10
0dによる洗浄を繰返し行ない、洗浄液中に塩素が検出
されなくなった時点を以って洗浄終了とし触媒成分とし
た。尚、この際該触媒成分中の固液を分離して固体分の
チタン含有率を測定したところ122重量%であった。
によシ上澄液を除去した。次いで脱水n−ヘプタン10
0dによる洗浄を繰返し行ない、洗浄液中に塩素が検出
されなくなった時点を以って洗浄終了とし触媒成分とし
た。尚、この際該触媒成分中の固液を分離して固体分の
チタン含有率を測定したところ122重量%であった。
重合に際しては得られた触媒成分をチタン原子として1
.62■、トリエチルアルミニウム109■、p−1’
ルイル酸工チル35myを装入して実施例1と同様にし
て実験を行なった。その結果は第1表に示す通りである
が、実質的に重合特性値を測定出来る程の重合体は得ら
れなかった。
.62■、トリエチルアルミニウム109■、p−1’
ルイル酸工チル35myを装入して実施例1と同様にし
て実験を行なった。その結果は第1表に示す通りである
が、実質的に重合特性値を測定出来る程の重合体は得ら
れなかった。
第 1 表
手続補正書
昭和″57年4月f3日
特許庁長官 島 1)春 樹 殿
1、事件の表示
昭和56年特許願第209557号
2、発明の名称 オレフィン類重合用触媒成分の製造方
法3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号名称 東邦チ
タニウム株式会社 代表者 根 岸 忠 雄 4、代 理 人 〒107 住所 東京都港区赤坂4丁目3番1号 6補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明の欄」 7、補正の内容 別紙の通り 1、 明細書の発明の詳細な説明の欄を下記の通り補正
する。
法3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号名称 東邦チ
タニウム株式会社 代表者 根 岸 忠 雄 4、代 理 人 〒107 住所 東京都港区赤坂4丁目3番1号 6補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明の欄」 7、補正の内容 別紙の通り 1、 明細書の発明の詳細な説明の欄を下記の通り補正
する。
(1)7頁18行:「好ましい。」を「好ましく、ステ
アリン酸マグネシウム、オクタン酸マグネシウム、デカ
ン酸マグネシウムおよびラウリン酸マグネシウムが特に
好ましい。」と補正する。
アリン酸マグネシウム、オクタン酸マグネシウム、デカ
ン酸マグネシウムおよびラウリン酸マグネシウムが特に
好ましい。」と補正する。
(2)8頁15行=「・・・である。」を「・・・であ
シ、その中でも安息香酸エチル、p−アニス酸エチルお
よびp−)ルイル酸エチルが特に好ましい。」と補正す
る。
シ、その中でも安息香酸エチル、p−アニス酸エチルお
よびp−)ルイル酸エチルが特に好ましい。」と補正す
る。
(3)9頁13行:ro、1〜5モル、」を「0.1〜
5モル、特に好ましくは0.3〜2モル、」と補正する
。
5モル、特に好ましくは0.3〜2モル、」と補正する
。
(4)9頁18行:r150℃」を「チタンハロダン化
物の沸点および有機溶媒の沸点」と補正する。
物の沸点および有機溶媒の沸点」と補正する。
(5)9頁20行:「通常10分ないし10時間」を「
通常1分ないし100時間、好ましくは10分ないし1
0時間」と補正する。
通常1分ないし100時間、好ましくは10分ないし1
0時間」と補正する。
(6)比較例2の記載(15頁7行〜16頁10行)の
後に下記の通シ追加する。
後に下記の通シ追加する。
「実施例4
オクタン酸マグネシウムを70℃で7時間真空焼成した
ものを1011用いた以下は実施例1と同様にして実験
を行なった。なお、この際の固体9中のチタン含有率は
271重電チであった。
ものを1011用いた以下は実施例1と同様にして実験
を行なった。なお、この際の固体9中のチタン含有率は
271重電チであった。
重合に際しては、実施例1と同様にして行なった。得ら
れた結果は第1表に示す通りである。」 (7)17頁第1表:第1表を下表の通り補正する。
れた結果は第1表に示す通りである。」 (7)17頁第1表:第1表を下表の通り補正する。
第 1 表
Claims (1)
- (1) (、)脂肪酸マグネシウム、(b)電子供与
性物質および、(C)一般式T1X4(式中Xは・・ロ
グン元素である。)で表わされるチタンハロゲン化物を
接触させるオレフィン類重合用触媒成分の製造方法にお
いて、有機溶媒の存在下、該脂肪酸マグネシウムと該チ
タンハロゲン化物と、または該電子供与性物質と該チタ
ン・・ログン化物とをそれぞれ接触させた後、該電子供
与性物質または該脂肪酸マグネシウムとそれぞれ接触さ
せるか、おるいは該脂肪酸マグネシウム、・該電子供与
性物質および該チタンハロゲン化物を同時に接触させる
ことを特徴とするオレフィン類重合用触媒成分の製造方
法。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT0935075A AT377625B (de) | 1981-06-29 | 1975-12-09 | Vorrichtung zum lehren von musiktonleitern und -intervallen |
JP20955781A JPS58113207A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | オレフィン類重合用触媒成分の製造方法 |
US06/390,858 US4439537A (en) | 1981-06-29 | 1982-06-22 | Process for the preparation of catalyst component for the polymerization of olefins |
GB08218554A GB2103630B (en) | 1981-06-29 | 1982-06-25 | Process for the preparation of catalyst component for the polymerization of olefins |
NLAANVRAGE8202605,A NL190376C (nl) | 1981-06-29 | 1982-06-28 | Werkwijze voor het bereiden van een katalysatorcomponent voor de polymerisatie van alkenen en werkwijze voor het polymeriseren van alkenen. |
DE19823224027 DE3224027A1 (de) | 1981-06-29 | 1982-06-28 | Verfahren zur herstellung einer katalysatorkomponente fuer die polymerisation von olefinen |
AT0251482A AT386213B (de) | 1981-06-29 | 1982-06-29 | Verfahren zur herstellung einer katalysatorkomponente fuer die olefinpolymerisation |
IT22113/82A IT1152263B (it) | 1981-06-29 | 1982-06-29 | Procedimento per la preparazione di un componente catalizzatore per la polimerizzazione di olefine |
FR8211374A FR2508464B1 (fr) | 1981-06-29 | 1982-06-29 | Procede pour la preparation d'un constituant catalyseur pour la polymerisation des olefines |
FR8300106A FR2518552B1 (fr) | 1981-06-29 | 1983-01-05 | Procede perfectionne pour la preparation d'un constituant catalyseur pour la polymerisation des olefines |
FR8300107A FR2518553B1 (fr) | 1981-06-29 | 1983-01-05 | Nouveau procede pour la preparation d'un constituant catalyseur pour la polymerisation des olefines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20955781A JPS58113207A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | オレフィン類重合用触媒成分の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58113207A true JPS58113207A (ja) | 1983-07-06 |
JPH0340045B2 JPH0340045B2 (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=16574787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20955781A Granted JPS58113207A (ja) | 1981-06-29 | 1981-12-26 | オレフィン類重合用触媒成分の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58113207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59213708A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-03 | Idemitsu Kosan Co Ltd | ポリオレフインの製造方法 |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP20955781A patent/JPS58113207A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59213708A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-03 | Idemitsu Kosan Co Ltd | ポリオレフインの製造方法 |
JPH0330604B2 (ja) * | 1983-05-20 | 1991-05-01 | Idemitsu Kosan Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0340045B2 (ja) | 1991-06-17 |
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