JPS58109986A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、たとえば自動預金機、現金自動支払機あるい
は自動預出金機などの自動取引装置に関する。

発明の技術的背景 一般に、この種の自動取引装置に６おいて、取扱う媒体
としては、利用者の各口座ごとに発行される磁気カード
および通帳、利用者が入金または払出す紙幣、取引ごと
にその取引結果を記録するジャーナル用紙、および利用
者の取引記録として発行されるレシートなどがある。従
来。

これらの媒体のうち自動取引装置に収納すべき媒体につ
いては、収納している量に応じて、たとえば入金紙幣収
納部の満杯、および払出紙幣収納部、シャーナル用紙収
納部、レシート用紙収納°部などの残量不足が発生した
とき、警報を発して入金紙幣の取出し、あるいは各種媒
体の追加を誘導している。また、自動取引装置の設置さ
れている場所、その日の日付、あるいは曜日などによシ
利用率が異なるので、その利用率にしたがって各媒体の
追加すべき時期が異なる。

背景技術の問題点 ところが、上述した従莱の警報は、各媒体ごとに設定さ
れている所定量になった場合にのみ発生するようになっ
ているので、必要に応じて各収納部内の媒体の残量を知
ることはできず、その残量を知るには一度装置を取引中
止状態とし、しかるのち各媒体収納部を一放して目視に
より確認する必要があった。

発明の目的 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、収納部内に収納しである各種媒体の収納
量を必要に応じて容易かつ正確に知ることができ、よっ
て媒体の追加あるいは一取出し時期を適格に判断するこ
とができ、しかも装置の利用効率をも向上し得る自動取
引装置を提供するととＫある。

発明の概要 本発明は、収納部内に収納しである各糧媒体の最新の収
納量を記憶する記憶部を設け、この記憶部の記憶内容を
必要に応じて表示部で可視表示するものである。

発明の実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明に係る自動取引装置としての自動預出金
機を示すもので、筐体ｌの前面側には接客部２が形成さ
れている。この接客部２は水平操作盤２ａと垂直操作盤
ハとからなっていて、その水平操作盤ＪａＫは取引科目
を選択し九り暗証番号を入力するためのキーが一ド３、
操作手順などを指示表示するためのＣＲＴディスグレイ
４、入金紙幣の受入れあるいは返却を行うための入金口
５が設けられ、また垂直操作盤２ｂには磁気カードの受
入れあるいは返却を行うためのカード挿入口６、通帳の
受入れあるいは返却を哲うための通帳挿入ロア、払出紙
幣およびレシートを放出するための出金口８、係員キー
スイッチ９が設けられている９上記係員キースイ、テ９
は、係員が所持する専用のキーによってのみ操作可能で
、たとえばオンせしめることＫよシ係員操作モードとな
シ、キーゲート３およびブイスジレイ４を操作すること
Ｋより、エラー飽！！′６るいは集計処理などの係員処
理が行えるようになっている。

また、筐体１内には、カード挿入口６から挿入された磁
気カードを受入れてその磁気情報を読取るカード読取装
置、通帳挿入ロアから挿入され念磁気通帳を受入れてそ
の磁気情報の読取シおよび記録を行うとともに取引内容
の印字を行う通帳読取印字装置、入金口、５に投入され
た紙幣の入金処理を行う入金機構、および出金口８に指
定された金額の紙幣を放出する出金機構（いずれも図示
せず）が設けられている。なお、これらはいずれも周知
の機構であシ、また本発明の要旨でもないのでこれ以上
の説明は省略する。

第２図は内部モニタ装置１０を示すもので、これは前記
筐体１内の後間に設けられていて、後面からの係員処理
の場合に操作されるものであり、次のように構成される
。すなわち、操作面１０＊には、機構の動作状態などを
表示するための複数の表示ランｆ１ノ、・・・、数字表
示部１２およびキーゲート１３が設けられている。上記
数字表示部１２は、たとえば表示桁が５桁であり、通常
は選択され九取引種目を表わすコードおよび機械の動作
ステツブ番号をそれぞれ１桁の数字によって表示すると
ともに、機械の動作にエラーなどが発生したときにその
エラーコードを３桁の数字によって表示し、払出紙幣の
残量など収納媒体の収納量表示時には全桁を用いて表示
するようになっている。また、上記キーゲート１３は１
１種々のデータや処理命令の入力あるいは媒体の収納量
表示操作などを行うためのもので、各操作キーのうち必
要な操作キーには表示ラン！１４が内蔵されておシ、必
！！’に応じて点灯することによシキー押下げが有効で
あることを表示し得るようになっている。なお、１５は
機械全体に対する電源スィッチ、１６はモニタ装置切換
スイッチである。

第３図はリモートモニタ装置２０を示すもので、これは
前記筺体１とは遠隔した部位（たとえばモニタ室）に設
置されていて、前記内部モニタ装置１０と同様に機械の
状態を監視するとともに処理が可能となっている。すな
わち、操作面２０ａには、内部モニタ装置１０と同一機
能の表示ランプ１１′、・・、数字表示部１２′および
キーゲート１Ｂ’が設けられており、内部モニタ装置１
０と同様に操作およびモニタリングできるようになって
いる。さらに、このリモートモニター置２０には一第１
図の自動預出金機の外に更に複数台の自動取引装置が接
続されていて、１台のリモートモニタ装置により複数台
の自動取引装置が監視および制御できるようになってい
る。すなわち、操作ＷＪ２０ｍには、複数台の内の１台
を指定するための号機指定スイッチ１７゜・・・が設け
られていて、係員が監視および制御したい号機を号機指
定スイッチ１７で指定することにより、リモートモニタ
装置２Ｑは指定された号機の内部モニタ装置１０と同様
の表示を行うようになっている。

第４図は前述した自動預出金機の制御系統を概略的に示
すものである。すなわち、３１は主制御部、３２は前記
接客部２の制御を行う接客制御部、３３は前記入金機構
の制御（入金紙幣の取込み、計数など）を行う入金制御
部、３４は前記出金機構の制御（払出紙幣の払出し、計
数など）を行う出金制御部、ｓ６は前記内部モニタ装置
１０の制御を行う内部モニタ制御部、３Ｃは前記リモー
トモニタ装置２ｏの制御を行うリモートモニタ入出力制
御部、ｌｒは図示しないセンタの預金元帳とオンライン
交信を行うための通信制御部であり、これら各制御部３
２〜３１は主制御部ＪＪＫよって制御される。ｔた。主
制御部３１には、図示してないが前記カード読取装置お
よび通帳読取印字製蓋の各制御部なども接続されている
。さらｋ、主制御部３ノには、各種媒体の残量および収
納量を記憶するための残量記憶部３８が接続されている
。

次に、このような構成において動作を説明する。今、−
例として払出紙幣の残量枚数を表示する場合について、
紙幣セット時における残量表示方法とセット枚数の入力
方法を説明する。

すなわち、係員が払出紙幣を収納している収納部として
の出金庫（図示しない）内の紙幣の残量を内部モニタ装
置１０で確認する場合、まず内部モニタ装置１０の切換
スイッチ１６を「内部］に設定する０次に、キーが−ド
１３の匹肩キーを押下した後、ｍキーを押下し、更ニ口
、国王画、匡固キーのいずれか１つ、たとえば万円キー
を押下する。このとき、各操作キーの押下に応じてそれ
らのキーに内蔵され比表示ラング１４が点灯され、それ
らの各操作キーが有効状態であることを表示する。また
、表示部１２には、そのとき記憶している出金庫内の万
円紙幣の枚数を表示する。すなわち、内部モニタ制御部
３５は、キーが−ド１３からの各入力データを受付ける
とその入力データを主制御部３ノに供給する。これらの
入力データを受入れると、主制御部３１は七の入力デー
タが有効か否かを判断し、有効と判断すると対応する表
示ランｆ１４の点灯データを内部モニタ制御部３５へ供
給する。これによシ、内部そニタ制御部３５は、その点
灯データに応じて対応する操作キー内の表示ラングＪ４
をそれぞれ点灯せしめる。また、主制御部３１は、入力
データに応じて残量記憶部３８内に記憶している残量デ
ータ、つｔｂこの例では出金庫内の万円紙幣の残量デー
タを読出し、それを内部モニタ制御部３５へ供給する。

これによシ、内部モニタ制御部ｎｓＢ、その残量データ
を内部毫二タ装置１０の表示部１２に表示せしめる０以
上の結果。

係員社表示部１２の表示内容を目視する仁とによシ、出
金庫内に収納されている万円紙幣の残量を確認すること
ができる。

さらに、出金庫に払出紙幣をセットする場合、上述し良
残量表示操作を行っ九後、キーゲートＩＪのＥΣｌキー
を再び押下し、キーが−ド１３からの数値入力可能状態
とする。このとき、２ΣＩキー内の表示ラング１４は消
灯し、圃！町および凹キ丁内の各表示ランｆｘ４のみが
点灯した状態となる０次Ｋ、出金庫にセットシた紙幣の
枚数をキーが一ド１３の四〜囲までの数字キーを用いて
入力するつこの枚数入力は、たとえば１０枚単位とし、
１２００枚セ、トセッときは「１２０Ｊと入力する。な
か、入力データを間違えた場合Ｂキーを押下し、しかる
のち再び正しい枚数を入力する。また、出金庫内の紙幣
を全て取〕去った場合は枚数入力状不要で、区■ｊキー
の押下のみ−とする６以上の結果、内部モニタ制御部３
５紘主制御部３１に対して入力された枚数、データ（１
２Ｇ）を供給する。すると、主制御部３１は、供給され
た枚数データ（１２０）に対応する枚数表示ｒ−タ（１
２０Ｇ）を内部モニタ制御部３５へ供給する。これＫよ
シ、内部モニタ制御部３５は、その枚数表示データを内
部モニタ装置１０の表示部１２に表示せしめる。

ここで、係員はその表示内容（１２００）を目視確認し
た後、その表示内容が正しければ再び圧７旧キーを押下
し、しかるのちＵキーを押下する。この結果、内部モニ
タ制御部３５はそのキー押下信号を主制御部３１へ供給
し、よって主制御部３１は、残量記憶部３８内に記憶し
ている出金庫内の万円紙幣の残量データを前記入力され
た枚数データ（１２００）に書替えるととも（、内部モ
ニタ制御部３４５に対して凹！嶌および区ヨキー内の表
示ランｆ１４の消灯および表示部１２の初期化信号を供
給する０以上の結果、残量記憶部３８の万円紙幣の残量
データは出金庫内に竜、トされた枚数と同一となる。

なお、残量を確認するだけで残量データの入力が不要な
場合は、残量表示を行っ九のち回夏キーを押下すること
によシ表示は消灯し、残量データの書替え紘行われない
。以上の操作訃よび動作のフローチャートを示すと第５
図のようＫなる。

一方、利用者が払出取引（出金取引）を行った場合、主
制御部３１は利用者によって接゛客部２から入力された
払出金額に応じ九払出枚数を出金制御部３４へ指示する
。すると、出金制御部３４は出金機構を動作せしめるこ
とにより、指示された枚数に応じた紙幣を出金庫内から
取出し、それを出金口８へ払出す、このとき、出金制御
部Ｊ４は、出金庫から取出した紙幣の枚数を計数し、そ
の取出枚数データを主制御部３１へ供給する。この場合
、出金庫から取出した紙幣の枚数は、通常は主制御部３
ノが出金制御部３４に指示した払出枚数と等しいが、出
金制御部３４において出金庫から取出されたのち払出し
に不適当な紙幣、たとえば重ね取〕が発生して厚さ異常
と判定されたり、あ・るいは長さ異常と判定された場合
には回収され、さらに出金庫からの紙幣取出しが行われ
るので、主制御部３１によって指示され九払出枚数よシ
も多い場合が発生する。しかして、主制御部３１は、出
金制御部３４から供給された紙幣の取出枚数を残量記憶
部３８内の対応する残量データから減算する。

ところで、重ね取）が発生した場合には、上述した理由
によシ出金制御部３４が出金庫から取出したと判定した
枚数と実際に出金庫から取出され九枚数とが一致しない
場合があり、よって残量記憶部３８に記憶されている残
量データと実際に出金庫内に残っている枚数とが一致し
ない。しかし、このような場合は通常まれにしか発生せ
ず、よって本発明の残量表示を目的とする出金庫に対す
る紙幣の追加時期を判定するためには何ら不都合になら
ない。

このようにして、残量記憶部３８には出金庫内の紙幣残
量に対応して紙幣枚数が記憶されておシ、係員は内部モ
ニタ装置１０を操作することによシ、散開中止状態とす
るととなしに出金庫内の紙幣残量を容易に知ることがで
きる。

次に、リモートモニタ装置２０を用いる場合について説
明する。この場合線内部モニタ装置１０の切換ス゛イ、
チ１＃を「リモート」に設定する。そして、前述と同様
にたとえば出金庫内の万円紙幣の残量を知）たい場合、
リモートモニタ装置２０におｉて号機指定スイッチ１１
゜・・・内の所望の指定スイッチ１１を押下し先後、前
述した内部モニタ装置１０の場合と同様な操作を行うこ
とＫよシ、表示部１２′に万円紙幣の残量枚数を表示せ
しめることができる。なお、この場合、表示部１２′の
表示桁は内部モニタ装置１０の表示部１２よシも１桁多
い６桁になっていて、その多い１桁によって指定した号
機番号をも同時に表示するようになっていゐ。

なお、前記実施例では、出金庫内の万円紙幣の残量を表
示する場合について説明したが、出金庫内の五千円およ
び千円紙幣の残量についても同様に表示することができ
る。また、出金庫内の紙幣に゛限らず、たとえば取引結
果を記録するジャーナル用紙、あるｂは利用者に対して
発行されるレシートの残量についても同様に表示し得る
。すなわち、一般にジャーナル用紙およびレシートは、
その収納部に対するセ、ト時に何取引分あるかが判明し
ているので、そのセット量（つまシ収納量）を前述した
払出紙幣の場合と同様に入力して記憶しておき、−取引
ごとにその記憶内容を減算してゆくことによシ、それら
の残量を表示して容易に知ることができる。

さらに、入金取引時に受入れ九紙幣を保管する入金庫内
の受入枚数（収納量）についても、取引枚数を順次加算
することによ）入金庫内の収納枚数を記憶し、払出紙幣
の場合と同様にその記憶内容を必要に応じて表示するこ
とも可能である。また、残量表示する場合に内部モニタ
装置およびリモートモニタ装置のいずれからも可能とし
たが、いずれか一方、特にリモートモニタ装置だけであ
っても充分である。さらに、残量表示するための操作キ
ーとして、シフトキーによ）１つのキーの機能を２通Ｄ
Ｋ使用する場合について説明したが、操作キーの数が多
くなることが可能であれば、それぞれ専用の操作キーを
設けることによシ、更に簡単な表示操作が可能となる。

また、前記実施例では、自動預出金機に実施した場合に
ついて説明したが、これに限らず、たとえば自動預金機
あるいは現金自動支払機については勿論のこと、これら
通貨の自動取引を行うもの以外の自動取引装置、たとえ
ば種々′の自動販売機などくも同様に実施できることは
説明するまでもないことである。

発明の効果 以上詳述したように本発明によれば、収納部内に収納し
である各種媒体の最新の収納量を記憶する記憶部を設け
、この記憶部の記憶内容を必要に応じて表示部で町視表
示し得るように構成したので、各種媒体の収納量を必要
に応じて容易かつ正確に知ることができる。したがって
。

媒体の追加あるいは取出し時期を適格に判断することが
でき、装置の利用効率をも向上し得る。

また、たとえば紙幣の収納量を知る場合、紙幣が収納さ
れている金庫を開く必要がないので、防犯対策としても
充分な効果が得られる。さらに、媒体の残量をその収納
部までゆかなくとも、たとえば係員の近傍にあるリモー
トモニタ装置で知ることができ、必要に応じて短時間に
簡単に知ることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は自動預出
金機の外観斜視図、第２図は内部モニタ装置の構成図、
第３図はリモートモニタ装置の構成図、第４図は制御系
統のフロ、り図、第５図は動作を説明するための係員操
作とそれに応じた動作のフローチャートである。 ５・・入金口、８・・・出金口、１′０・・内部モニタ
装−一１２・・・表示部、ＩＳ・・・キーが−ド、２゜
・・・リモートモニタ装置、１２′・・・表示部、１３
′・・・キーが一ド、３１・・・主制御部、３５・・・
内部モニタ制御部、３６・・・リモートモニタ制御部、
３１・・・残量記憶部。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 利用者の操作により所定の取引を自動的に行い、かつ利
   用者に対して取扱う媒体の受入れあるいは放出を行う自
   動取引装置におい七、前記受入れあるいは放出する媒体
   を収納する収納部内の媒体収納量を記憶する記憶部と、
   この記憶部の記憶内容を必要に応じて可視表示せしめる
   表示部とを具備したことを特徴とする自動取引装置。