JPS62162189A - 現金管理システム - Google Patents

現金管理システム

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JPS62162189A
JPS62162189A JP61003485A JP348586A JPS62162189A JP S62162189 A JPS62162189 A JP S62162189A JP 61003485 A JP61003485 A JP 61003485A JP 348586 A JP348586 A JP 348586A JP S62162189 A JPS62162189 A JP S62162189A
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JP
Japan
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cash
machine
banknotes
shortage
automatic
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JP61003485A
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English (en)
Inventor
蔦宗 泰孝
英一 伊勢
松田 慶一
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、金融機関の機械化店舗
などに設置された顧客用の自動入出金機や自動支払機あ
るいは銀行員用の自動支払機などの複数台の現金取扱自
動機を群管理して、資金の効率的な運用を行なう現金管
理システムに関する。
〔発明の背景〕 従来、上記のような各種現金取扱自動
機は個別に運用管理され、各現金取扱自動機での現金の
過不足の調整は人手によって行なわれていたため、少数
の人1で運用される機械化店舗などでは、稼動中に機内
の現金が不足したり。
現金が濡れたりして、取引を停止しなければならない事
態がしばしば発生し、また資金の運用の面でも効率的で
なかった。これらの運用上の問題を解決するため、複数
台の現金取扱自動機を一群として管理し、グループ内の
いずれかの現金取扱自動機で現金の過不足が生じた場合
、現金搬送手段により、過剰現金は別の金庫に移し、不
足現金はこの金庫から供給するようにして、グループ内
の現金取扱自動機相互間で資金を融通し合うシステムが
考えられる。このようなシステムの一例は特開昭60−
1.7582号公報に開示されているが、この従来例で
も、グループ内の現金取扱自動機と現金搬送手段との間
で現金の受け渡しが行なわれるのは、現金取扱自動機で
実際に現金の過不足が検知された場合だけであるため、
−日のうち、特に取引の多い繁忙時間帯(環境によって
異なるが、一般金融機関で言えば昼休時間、退勤時間な
ど)には、通常時に比へ頻繁に現金の過不足が発生して
、現金の受け渡しが間に合わなくなる可能性があり、そ
の結果、取引が停止され、利用客を多勢時たせろことに
なる。
〔発明の目的〕 本発明の目的は、複数台の現金取扱自
動機を、相互に資金を融通し合い、現実に機内の現金の
過不足が検知されてからでは対応できない繁忙時間帯に
も取引停止を引き起こすことなく、少額の運用資金で効
率的に運用できる現金管理システムを提供することにあ
る。
〔発明の概要〕 本発明は、現金を一時保管する元方機
と、この元方機と現金取扱自動機群との間を移動して現
金の受け渡しを行なう現金搬送手段と、−上記各部から
情報を受けて現金の受け払いを管理する集中制御装置と
を備え、上記集中制御装置はグループ内のいずれかの現
金取扱自動機で現金の過不足が生じたとき、および設定
時間帯に現金の過不足が生じることを予知したときに上
記現金搬送手段の動作を指令し、現金が過剰か過剰とみ
なされたときは、現金搬送手段が当該現金取扱自動機か
ら現金を受け取って元方機に収納し、現金が不足か不足
とみなされたときは、現金搬送手段が元方機から現金を
受け取って当該現金取扱自動機に供給する構成とし、現
金の受け渡しに予a+++制御を加味することにより、
上記目的を達成したものである。
〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を図面により
説明する。
第1図は本実施例のシステム全体を概略図示したもので
ある。1は金庫2と紙幣計数機3とで構成された元方機
、4は現金取扱自動機の一例である自動入出金機、5は
現金取扱自動機の他の例である自動支払機、6は現金搬
送手段の一例として示した走行台車型の現金搬送機、7
は現金搬送機との間でデータ授受を行なう中継器、8は
システム内の現金の受け払いを統括して管理する集中制
御装置で、例えばマイクロコンピュータと、これに(妾
続されたデータファイル、データ出力用プリンタ、テス
ト用操作パネル等で構成されている。
集中制御装置8と金庫2、紙幣計数機3、自動入出金機
4、自動支払機5の各被制御機器との間は通(a回線9
8〜9dで結ばれ、各被制御機器からの報告、集中制御
装置からの指令はこれら通信回線を通して送受信される
。10は集中制御装置8と中継器7を結ぶ通信回線で、
現金搬送機6からの報告、現金搬送機6への指令はこの
通信回線10を通して送受信される。11は現金搬送W
16の誘導路であり、本図には誘導路として反射テープ
を用い、これに誘導されて現金搬送機6が元方機1と現
金取扱自動機群4,5の間を移動する仕組を例として示
した。本システムで管理される現金取扱口rlJ機の台
数には限定がなく、また自動機の種類も上記した顧客用
の自動入出金機や自動支払機のほか、両替機、銀行員用
自動支払機などを含む各種の現金取扱自動機を対象とす
ることができる。
本実施例において、現金搬送機6は一度に1金種のみ運
ぶものとし、また同時に2台以上の現金取扱自動機から
搬送要求があったときは、先着順に順次搬送するものと
して説明する。
システム内の各機器の構成を以下に述べる。
第2図は金庫2の構成例を示す。金庫2は、06面に千
円、5千円、万円の各金種の紙幣を受け入れ、払い出し
する3つの受け払い口21を有している。これら受け払
い口21は、通常はシャッタ22て閉じられており、現
金搬送機6がそれぞれの受け払い[」の前に来て、シャ
ツタ開信号を出すと、これを受けてシャッタ駆動機構2
3がシャッタ22を巻き上げ、受け払い口21を開く。
番受け払い口21の上にはそれぞれ光通信用の送受信器
24が設けられており、この送受信器24はシャツタ開
信号を受ける受光器と、現金搬送機6を指定の受け払い
口の前で停止させるための停止信号を出す投光器とを内
蔵している。金庫に受け入れられる紙幣は紙幣計数機3
で計数部であり、何枚入金されたかがわかる。受け入れ
た紙幣Pは、金種ごとに以前からある紙幣と重ねて紙幣
収納箱25に収納される。払い出しのときは、集中制御
装置8から指定されたJqさだけ紙幣が取り出され、こ
の紙幣は紙幣計数機3で計数された後、供給先の現金取
扱自動機へ運ばれる6金庫2は、内蔵された送受信器2
6により、集中制御装置8から金種ごとに受け払いの指
令を受けて対応する受け払い口の前に現金搬送機6を停
止させ、またシャツタ閉時に受け払い完了を集中制御装
置8へ報告する。
第3図は紙幣計数機3の構成例を示す。紙幣計数機3は
、前面に受け入れ目31と払い出し口32を1個ずつ有
し、受け入れ紙幣は千円、5千円、万円のいずれでもよ
いが、1回ごとに単一金種を受け入れるものとする。受
け入れ目31に受け入れた紙幣Pは分離ローラ33と搬
送ベルト34により1枚ずつ分離して計数部35へ運ば
れる。計数された後、搬送ベル1〜36により払い出し
口32へ運ばれ、堆積した紙幣Pは現金搬送機6によっ
てつかみ出される。計数された紙幣枚数は図示しない送
受信器で集中制御装置8へ報告される。計数部35は紙
幣鑑別機能をも備えており、指定金種以外の紙幣はリジ
ェクトされ、集中制御装置8からの指令により再計数さ
れるか、または°図示しないリジェク1−ボックスに収
納される。紙幣計数機3は、集中制御装置8から指令を
受けて動作し、前面にある発信器37からは現金搬送機
6を受け入れ口31と払い出し口32の前で停止させる
停止信号を出す。
第4図は自動入出金機4の紙幣受け払い機構を示す。こ
の場合、預入紙幣は千円、5千円、万円の3金種、支払
紙幣は千円、万円の2金種とする。
機内の紙幣は千円、5千円、万円の各金種の紙幣収納箱
4Iに収納される。預入時には、利用客が入出金口42
に投入した紙幣を分離計数部43で金種ごとに振り分け
、計数した後、各金種の紙幣収納箱41に収納し、支払
時には、千円、万円の各金種の紙幣収納箱41から取り
出した紙幣を分離計数部43で計数し、利用客が指定し
た金額を入出金口42から支払う。第4図には、この入
出金口42と分離計数部43、分離計数部43と紙幣収
納箱41の間の紙幣の搬送にロボットハンドを用いた例
を示す。ロボットハンド44は、矢印a、b、c、dで
示す前後、左右、上下、水平旋回の4方向に動き、預入
紙幣を入出金口42から分離計数部43に移し、計数さ
れた紙幣を金種ごとに紙幣収納箱41へ収納する動作と
、支払紙幣を紙幣収納箱41から指定の厚さだけつかみ
出して分離計数部43へ移し、計数された紙幣を入出金
口42へ運ぶ動作を行なう。また、支払時に余った紙幣
はロボットハンド44により紙幣収納箱41へ戻すか、
または図示しない別の保管場所に移し、次回以降の支払
に当てられる。これらの動作は機内の制御部45からの
指令によって行なわれる。
紙幣収納箱41と現金搬送機6との間の紙幣受け渡しは
金庫2と同様である。自動入出金4!&4の背面には千
円、5千円、万円の各金種ごとの受け払い口46があり
、これら受け払い口は、通常はシャッタ47で閉じられ
ており、現金搬送機6がそれぞれの受け払い口の前に来
て、シャツタ開信号を出すと、これを光通信用の送受信
器48で受信し、図示しないシャッタ駆動機構が動作し
て受け払い口46を開くことで、紙幣収納rI41と現
金搬送機6との紙幣受け渡しが可能な状態となる。この
場合も、紙幣収納箱41に受け入れられる紙幣は紙幣計
数機3で計数されているので、何枚入金されたかがわか
る。受け入れた紙幣は、金種ごとに以前からある紙幣と
重ねて収納される。払い出しのときは。
集中制御装置8から指定された厚さだけ紙幣が取り出さ
れ、この紙幣は紙幣計数機3で計数された後、金庫2へ
入金される。この受け払い状況は自動入出金機4内にあ
る図示しない送受信器により集中制御装置8へ報告され
る。また、金庫2と同様に、各受け払い口46の上にあ
る光通信用の送受信器48は、集中制御装置8からの指
令により現金搬送機6を各受け払い口の前で停止させる
停止信号を出す。
この自動入出金機に設ける紙幣収納箱41は、前後から
紙幣の受け払いができなければならないが、前後両面に
受け払い口を設けると、一方の受け払い口で紙幣を出し
入れするとき、他方の受け払い]]から紙幣が飛び出す
恐れがあるので2両方の受け払い口にシャッタを設けて
、一方の受け払い口で受け払いをしているときは他方の
受け払い口を閉じておくか、または紙幣収納箱41を垂
直軸のまわりに1307ff回転できろ構成として、通
常の取引を行なっているときは受け払い口を機内に向け
ておき、現金搬送機との紙幣受け渡しを行なうときだけ
受け払い口を機外に向けるようにするとよい。
第5図は自動支払機5の紙幣受け払い機構を示す。自動
支払機5は、五千円の紙幣収納箱がなく、現金搬送機6
から千円、万円の2金種の紙幣を受け入れ(コ56を通
して各金種の紙幣収納箱51に受け入れるようになって
いる。紙幣収納箱51と分離計数部53、分離計数部5
3と入出金口52との間の紙幣の搬送は自動入出金機4
と同様にロボットハンド54を用いて行なうことができ
る。
第6図は現金搬送機6の構成例を示す。現金搬送機6は
、車体61の中央に駆動軸62を持ち、前後に1輸ずつ
のかし取り翰63を持っており、かじ取り輸63は進行
方向前側でかじ取りをする。駆動源はバッテリから給電
されるモータ64であり、車体61の前後にある光学的
誘導路センサ65で第1図に示す誘導路11からの反射
光を検知してかじ取り輪63を操作し、誘導路11に沿
って走行する。車体61上には現金搬送用の移動金庫6
6と現金骨は渡し用のロボットハンド67を搭載してい
る。ロボットハンド67のアーム67aは矢印e、f−
gで示す上下、左右および軸67bを中心とする水平旋
回の3方向の動きが可能であり、このアーム67aの動
きにより、ロボットハンド67は紙幣をつかんで移送す
る。
軸67bの上端には光通信用の送受信器68が設けられ
ており、金庫2、紙幣計数機3、現金取扱自動機4.5
の各機器との間でシャツタ開信号および停止信号の授受
を行なう。また、車体61には中継器7との間でデータ
授受を行なう光通信用の送受(a器69が内蔵されてい
る。移動金庫66の受け払い口は電動シャッタ66aに
より開閉される。この移動金庫66はロボットハンド6
7の軸67bを中心とする円周上に1個以上設けること
ができる。
現金搬送機6は、通常、第1図に示す搬送路上の所定の
場所で待機している。集中制御装置8からの指令の受け
取りと結果の報告は、待機位置で中継器7を介して行な
われる。中継器7には現金搬送機6内の送受信器69と
の間でデータ授受を行なう光通信用の送受信器71が内
蔵され、この送受信器71は現金搬送機6を待機位置で
止める停止信号を出すためにも使われる。現金搬送機6
と中継器7との間のデータ授受にはICカードを用いて
もよく、この場合は送受信器69と71がICカードの
リーダ・ライタとなる。光通信による場合は、現金搬送
機G内の図示しない制御部にデータを記fαするメモリ
を、設け、このメモリまたはICカードに記憶された指
令に従って現金の搬送および受け渡し動作を行なわせる
次に、現金搬送機6が現金取扱自動機に現金を補充する
ときの動作を説明する。集中制御装置8からの指令によ
り、現金搬送機〔5は金庫2から紙幣を受け取り、紙幣
計数機3で紙幣の枚数を計数された後、供給先の現金取
扱自動機へ紙幣を運び、送受信器68が停止信号を受信
した位置で停止する。
第7図は現金搬送機6と自動入出金機4との間の現金骨
は渡し状態を示す。現金搬送機6は、ロボットハンドの
軸67bが自動入出金機4の受け渡しの対象となる受け
払い口46の前に来たところで停止し、これで自動入出
金機4の紙幣収納箱41と現金搬送機6上の移動金庫6
6とが軸67bを中心とした同心円上に位置する。つい
で、現金搬送機6は自動入出金機4にシャツタ開信号を
出し、受け払い口46のシャッタ47を開くとともに、
移動金庫66のシャッタ66aを開く。それから、アー
ム67aを上下、左右に動かし、かつ水平旋回させて、
ロボットハンド67を移動金庫66の前に位置づけ、移
動金庫66に収納された紙幣Pを一定の厚さだけつかみ
、再びアーム67aを動かして現金取扱自動機4の紙幣
収納箱41へ紙幣Pを移す。これを受け入れ紙幣Pが集
中制御装置8から指定の厚さになるまでくり返す。その
後、移動金庫66のシャッタ66aと受け払い口46の
シャッタ47を閉じて1回の現金受け渡し動作を終了す
る。
現金取扱自動機から紙幣を受け取るときには。
ロボットハンド67は上記と逆の動作をする。また、金
庫2や紙幣計数機3との間の紙幣の受け渡しも上記と同
様に行なわれる。
現金搬送機6がバッテリを動力源とする場合には、待機
位置にあるとき、中継器7に内蔵した充電器(図示せず
)からバッテリへ充電を受けるようにすれば、充電の手
間が省ける。
第8図は以上述べてきた本システムの構成要素の動作を
総合して示すフローチャートである。
集中制御装置8は1通信回線9a〜9dおよび10を通
して送られてくる他の各機器2〜7からの報告に基づき
、本システムが管理する現金取扱自動機で現金の過不足
はないか、または過不足の発生が予測されないかを常時
チェックしている(81)。
いずれかの現金取扱自動機から現金の過剰または不足の
報告を受けると、集中制御装置8は現金搬送機6の動作
を指令する。過剰のときは、現金搬送機6は待機位置か
ら過剰が発生した現金取扱自動機へ行き1紙幣を受け取
る(82)。受け取った紙幣は紙幣計数機3へ運び、計
数する(83)。
計数された紙幣を金庫2へ運び、収納する(84)。
その後、現金搬送機6は待機位置へ戻る(85)。
不足のときは、現金搬送機6は待機位置から金庫2へ行
き、指定された金種の紙幣を指定された厚さだけ受け取
る(87)。受け取った紙幣は紙幣計数機3へ運び、計
数する(83)。計数により金庫2から取り出した紙幣
の枚数が確定する。計数された紙幣を不足が発生した現
金取扱自動機へ運び、供給する(88)。その後、現金
搬送機6は待機位置へ戻る(85)。過不足いずれの場
合も、紙幣受け渡し終了後、集中制御装置8は金庫、各
自動機から出入りした金額を集計するとともに、この金
額を金庫、各自動機へ通報し、金庫、各自動機側でも集
計させる(86)。これにより、システム内の現金の移
動を把握することができる。
第10図は第9図中のステップ81の内容をさらに詳し
く示したものである。集中制御装置8は、システムが管
理する現金取扱自動機で現金の過不足がないかどうかを
看視し、実際に過不足が発生したときは第8図に示す8
2〜88のフローにより対処する(91)。過不足の検
知は現金取扱自動機の紙幣収納箱に付設した図示しない
過不足検知センサにより行なわれ、結果は集中制御装置
8へ報告される。取引の途中で現金の過不足により取引
停止となる事態を避けるため、通常は1回の取引限度額
を目安として、例えば紙幣が満杯まで50枚以下になっ
たら過剰、残り30枚以下になったら不足と判定し、過
剰紙幣の取り出し、不足紙幣の補充を行なうことにして
いる。しかし、このような通常の過不足検知では、取引
の多い繁忙時間帯には対応できず、現金の過不足が頻発
して現金搬送機による現金の受け渡しが間に合わない場
合がある。
そこで本システムでは、集中制御装置8で各現金取扱自
動機が保有する紙幣の量を金種ごとにチェックし、あら
かじめ設定した繁忙時間帯に紙幣の過不足が生じること
を予知したときは、実際には未だ過不足状態になってい
なくても、過不足状態とみなして紙幣の取り出し、補充
を行なうようにした。過不足予知の手順として、集中制
御装置8は、設定した繁忙時間帯が近付いたことを内蔵
するタイマにより検知する(92)。例えば繁忙時間帯
の30分前になると、集中制御装置8は金種ごとに各現
金取扱自動機が保有する紙幣の過剰チェック(93)お
よび不足チェック(94)を行なう。
過不足の判定基イ(ハは繁忙時間JjFの取引高を見込
んで通常より多口にとり、例えば満杯まで300枚以下
では過剰、残り200枚以下では不足とみなして。
実際に過不足が発生した場合と同様の処理、すなわち第
8図に示す82〜88のフローによる紙幣の受け渡しを
行なうものとする。この子3111制御により、繁忙時
間帯に紙幣の過不足が頻発して、紙幣受け渡しを待つ間
および紙幣受け渡し中、取引停止となることが避けられ
る。
繁忙時間帯は、一般金融機関では昼休時間および退勤時
、スーパーマーケットでは夕方、病院では午前中という
ように、現金取扱自動機の使用環境により異なるので、
それぞれの使用環境に応じた時間帯を設定し、過不足の
判定基亭も各自動機の取引状況に応じ実際に即して設定
すればよい。
紙幣骨は渡しの間、取引停止Fとなることを避けるには
、第1O図に示すような手段がある。これは、例えば自
動入出金機において、千円、五千円、万円の各金種ごと
に2組の紙幣収納箱41a、41bを設け、そのいずれ
か1組の紙幣収納箱で過不足が発生するか、過不足の発
生が予知されたとき、他の1組の紙幣収納箱と現金搬送
手段6との間で現金受け渡しを行ない、その現金受け渡
し終了後、機内の現金受け払いに用いる紙幣収納箱を切
り換えるように構成したものである。
第10図は、自動入出金機4内のロボットハンド44に
より利用客の払い出し紙幣および預入紙幣を紙幣収納箱
4]aから出し入れしている間に、現金搬送機6が紙幣
収納箱41bと現金受け渡しを行なっている状態を示し
ている。現金受け渡し終了後の取引は紙幣収納箱41b
によって行なう。次に現金過不足が発生するか、過不足
の発生が予知されたときは、紙幣収納箱41aと現金搬
送機6との間で現金受け渡しを行ない、その後の取引は
紙幣収納箱4]aで行なう。
このように2組の紙幣収納箱41a、41bを交互に使
用することにより、現金搬送機との現金受け渡し中も取
引停止となることが避けられる。
以上、図示の実施例について説明してきたが。
本発明は図示の実施例に限定されるものでなく、種々変
形して実施することができる。例えば、現金搬送機との
間で受け渡しする紙幣を各現金取扱自動機で計数するよ
うにすれば、元方機1側の紙幣計数機3は省略すること
ができる。また、上記実施例では、紙幣を指定の厚さだ
け金庫または現金取扱自動機から取り出し、計数後、過
剰紙幣は金庫へ収納し、不足紙幣は当該現金取扱自動機
へ供給する方式を採っているが、あらかじめ計数された
所定枚数の紙幣をカセットに収納した状態で受け渡しす
る方式としてもよい。さらに、図示のような独立した元
方機を設けないで、複数台の現金取扱自動機のうちの1
台に金庫および計数機能を持たせ、これを元方機として
運用管理することも可能である。
〔発明の効果〕 本発明によれば、グループ内の現金取
扱自動機に実際に現金の過不足が生じたときばかりでな
く、あらかじめ設定した繁忙時間帯に現金の過不足が生
じることを予知したときにも、過不足とみなして、現金
搬送手段と当該現金取扱自動機との間で現金の受け渡し
を行なうようにしたため、複数台の現金取扱自動機を、
相互に資金を融通し合って、繁忙時間帯にも現金の過不
足による取引停止を引き起こすことなく運用することが
でき、また繁忙時間帯での現金不足の発生を避けるため
、常時過大な量の現金を各現金取扱自動機に保有させて
おかなくてよいので、資金をより効54(的に運用管理
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第2
図(A)、(B)は本実施例における金庫の斜視図およ
び側断面図、第3図(A)、(B)は同紙幣計数機の斜
視図および内部機構の断面図、第4図(A)、(B)は
同自動入出金機の背面斜視図および内部機構の斜視図、
第5図(A)、(B)は同自動支払機の背面斜視図およ
び内部機構の斜視図、第6図(A)、(B)は同現金搬
送機の斜視図および正面図、第7図(A)、(B)、(
C)は自動入出金機と現金搬送機との間の現金受け渡し
状態を示す正面図、平面図および側面図、第8図はシス
テム全体の動作フローチャート、第9図は予alll制
御の詳細フローチャート、第10図は紙幣収納箱を2組
内蔵する自動入出金機の現金受け渡し状態を示す側断面
図である。 1・・・元方機      4.5・・・現金取扱自助
機6・・・現金搬送手段   8・・集中制御装置41
a、41b・・・現金取扱自動機の2組の紙幣収納箱代
理人弁理士  中 村 純之助 才1 鎧 72 図 (A) (B) 矛7ダ CB) (C) 1−8 図 !9 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現金を一時保管する元方機と、この元方機と現金
    取扱自動機群との間を移動して現金の受け渡しを行なう
    現金搬送手段と、上記各部から情報を受けて現金の受け
    払いを管理する集中制御装置とを備え、上記集中制御装
    置はグループ内のいずれかの現金取扱自動機で現金の過
    不足が生じたとき、および設定時間帯に現金の過不足が
    生じることを予知したときに上記現金搬送手段の動作を
    指令し、現金が過剰か過剰とみなされたときは、現金搬
    送手段が当該現金取扱自動機から現金を受け取って元方
    機に収納し、現金が不足か不足とみなされたときは、現
    金搬送手段が元方機から現金を受け取って当該現金取扱
    自動機に供給するようにしたことを特徴とする現金管理
    システム。
  2. (2)上記現金取扱自動機は、紙幣収納箱を2組内蔵し
    、そのいずれか1組の紙幣収納箱で過不足が発生するか
    、過不足の発生が予知されたとき、他の1組の紙幣収納
    箱と上記現金搬送手段との間で現金受け渡しを行ない、
    その現金受け渡し終了後、機内の現金受け払いに用いる
    紙幣収納箱を切り換えるように構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲(1)項記載の現金管理システ
    ム。
JP61003485A 1986-01-13 1986-01-13 現金管理システム Pending JPS62162189A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61003485A JPS62162189A (ja) 1986-01-13 1986-01-13 現金管理システム

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