JPS5810266A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 体を用いて取引を行う自動取引装置に関する。

釧行裳口の自動化機器として現金自動支払機、現金自動
預金機、この両者を合せた現金自動預出金機などの自動
取引装置がすでに広く普及し、顧客の便宜が図られてい
る。これらの自動取引装置は磁気カードや磁気通帳など
の取引媒体を介してその取引の処理を行うものである。

すなわち、顧客が取引媒体を挿入口に挿入すると、その
挿入が挿入検知器により検知されるとともに、磁気検知
器によ）取引媒体の磁気がチエッりされ、正規の磁気信
号が得られればシャッタが開き、取引媒体が取込方向に
搬送されζ磁気読取部に案内されて所定の取引処理が行
なわれる。これに対し正規の磁気信号が得られなかった
場合には、シャッタが開かず、取引媒体のそれ以上の進
入を拒否するものである。

しかしながら上述のように従来においては、正規以外の
取引媒体を挿入口に挿入すると、その先端がシャッタに
当接するという反応しか得られず、このため顧客は取引
媒体が正規のものでないと感じるよυもむしろその取引
装置自体が故障しているものと判断してしまうことが少
なくないという不都合があった。

本発明はこのような事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、取引媒体が正規のものでない場合
でもそれを一旦装置内に取込み、ついでそれを挿入口に
排出して返却することにより、上述のようなｐｂを招来
することがないようにした自動取引装置を提供すること
にある。

以下、本発明を図面に示す一実施例に基づいて説明する
。第１図は自動取引装置とじ′欝の現金類出金機を示シ
フ、１がその本体である。この、　本体１は前面側に垂
直部２および水平部３を有ｌ７、垂直部２に取引媒体す
なわち磁気カードａを挿入するだめの挿入口４、通帳差
込口５および現金取出口６が設けられ、また水平部３に
入金ロアおよび各種の取引情報を入力させる操作部８が
設けられている。

上記挿入口４の内側には、カード取扱いユニット９が設
けられ、このユニット９内には第２図に示すように、上
記挿入口４の延長上に位置して搬送路１０が設けられて
いる。この搬送路１０は、複数のローラ１１・・・間に
掛は渡した第１の搬送ベルト１２と、同じく複数のロー
２１３・・・間に相は渡した第２の搬送ベルト１４との
それぞれ一部を互いに接合させることによって構成され
ている。第１の搬送ベルト１２は第１の搬送ベルト１４
に対し挿入口４の配置側にｔだけずれて位置し、その端
部の一つのローラ１１が挿入口４に隣接し、このローラ
１１にピンチローラ１５が転接［７ている。そして上記
ｔの図間内において挿入口４の配置側から順に挿入検知
器１６、磁気検知器１７、シャッタ１８が設けられてい
る。挿入検知器１６は例えば硫体カードａの有無を光学
的手段により検知するフォトインタラプタからなる。磁
気検知器１７け磁気ヘッド１９およびこの磁気ヘッド１
９に転接した押えローラ２０からなり、上記磁気ヘッド
１９を介して磁気カードａの磁気ストライプの有無をチ
ェックするようになっている。シャッタ１８はソレノイ
ド２１に連動して磁気カードａの搬送路１０を開閉する
ものである。

搬送路１０の途中には磁気読取器２２が設けられ、これ
は磁気ヘッド２３およびこの磁気ヘッド２３に一定のギ
ャップをもって対向しゴムなどの弾性材で形成された押
えローラ２４からなシ、上記磁気ヘッド２８を介して磁
気カードａの磁気ストライプの記録内容すなわち口座情
＠尋が読取られるようになっている。搬送路５− １０の終端側つ１り挿入口４０反対側にはエンデスステ
ーション２５が設けられ、さらにこのエンデスステーシ
ョン２５の終端側に扁平受皿状の回収部２６が設けられ
ている。エン−ぐススチージョン２５は駆動ローラ２６
に連動して無端走行する搬送ベルト２７およびこの搬送
ベルト２７上に搬入された磁気カードａを支持して定ｔ
させるピンチローラ２８．２８を備えてなる。

Ｉ＞？路１０の下方には、ｉ！ルスモータ２９おヨヒコ
のパルスモータ２９にベルト３０を介して連動するクラ
ッチ３１が設けられている。クラッチ３１はベルト３２
を有し、このベルト３２が連動ロー２３３および第１の
搬送ベルト１２を支持したローラ１）との両者に亘って
掛は渡されている。上記連動ロー２３３は第２の搬送ベ
ルト１４を支持し九ローラ１３およびエンデスステーシ
ョン２５の駆動ローラ２６の両者に転接しており、した
がってクラッチ３１に連動して第１．第２の搬送ベルト
１２．１４お６一 Ｊ：ヒエン？ススチージョン２５の搬送ヘルド２７がそ
れぞれ同時に無端走行するものである。

次に作用について説明する。顧客により挿入口４に磁気
カードａが差込まれ、その先端縁がピンチローラ１５お
よびローラ１１の相互間を通して挿入検知器１６内に挿
入されると、光学的にその挿入が検知され、この検知に
応じてソレノイド２１を介してシャッタ１８が開放され
るとともに、パルスモータ２９が起動し、クラッチ３１
が連動され、第１および第２の搬送ベルト１２．１３が
磁気カードａを取込む方向に走行する。この走行により
磁気カードａが磁気検知器１７内つｔ、ｂ磁気ヘッド１
９と押えローラ２０との間を通して搬送路１０内に取込
まれる。磁気カードａが磁気ヘッド１９と押えローラ２
０との間を走行する最中に、磁気カードａの磁気ストラ
イプの有無が磁気ヘッド１９にニジチェックされ、正規
の磁気信号が得られれば、磁気カードａはそのまま搬送
路１０に沿って磁気読取器２２の配置側に搬送される。

もしこの際、所定時間内に正規の磁気信号が得られ々か
った場合には、その信号によりクラッチ３１が切れて磁
気カードａが一旦停止する。この時磁気カードａはすで
にその先端がシャッタ１８の配置部に達している。この
のちパルスモータ２９が逆転し、磁気カードａが排出方
向に搬送され、磁気ヘッド１９により再度磁気ストライ
プのチェックが行なわれる。そして磁気カードａが挿入
検知器１６を通過するまでの間、つまり挿入検知器１６
が磁気カードａの光学的検知を解除するまでの間に正規
の磁気信号が得られなければ、タイマーを介してさらに
ノＲルスモータ２９の動作が一定時間継続し、第１の搬
送ベルト１２によシ磁気カードａがピンチローラ１５か
ら離脱するまで搬送されて挿入口４に返却され、またこ
の時点にシャッタ１８が閉じられる。これに対し、挿入
検知器１６が磁気カードａを検知している間に、正規の
磁気信号が得られた場合には、ノ母ルスモータ２９が再
び逆転し、その磁気カードａが搬送路１０内に取込まれ
る。このように磁気カードａは、取込方向に走行する際
にのみで々く、排出方向に走行する際に、再度磁気スト
ライプのチェックが行なわれるものであり、したがって
磁気カードａが顧客により不適正な挿入状態で挿入口４
に差込まれて、正規の磁気ストライプを有するにもかか
わらず、それが不適合の磁気カードであると誤ってチェ
ックされても、排出方向の走行時における再チェックに
よシその誤シが確実に是正される。

一方、磁気検知器１７によ如正規であると判定された磁
気カードａは、搬送路１０に沿って磁気読取器２２の配
置側に搬送され、その磁気読取器２２における磁気ヘッ
ド２３と押えローラ２４との間を通過する。そしてこの
通過の際に、磁気ストライプの記録内容つまυ口座情報
等が読取られ、この読取υに基づいて所定の取引処理が
行なわれる。磁気ヘッド２３にはゴムなどの弾性材から
なる押えローラ２４が一定のギャップを介して対向して
お如、このため磁気９− カードａが磁気ヘッド２３と押えローラ２４との間に安
定して保持され、確実かつ正確な磁気読取りが行なわれ
る。こののち磁気カードａけ搬送路１０からエンデスス
テーション２５に送り込まれるとともに、ピンチローラ
２８　、２８を介して定位置に保持され、この位置゛で
磁気カードａのエンボスが伝票に加圧転写される。

このようにして取引が成立し７だのちには、磁気カード
ａがエンがススチージョン２５かう搬送路１０に送シ出
され、この時点にタイマーがセットされ、また磁気カー
ドａが排出方向に搬送される。そして排出方向に進む磁
気カードａの後端が磁気検知器１７と挿入検知器１６と
の間に達すると、上記タイマーによりクラッチ３１が切
られ、磁気カードａがその位置つｔｂ挿入検知器１６に
よ如検知される位置に停＋）−Ｌ、、また他の取忘れタ
イマーがセットされる。上記の位置に停止した磁気カー
ドａはその先端側が挿入口４から大きく突出し、したが
って通常は顧客がこの磁気カードａを抜取シ、それが　
挿１０− 入検知器１６により検知され、取引の完了となる。これ
に対し、上記取忘れタイマーで設定された時間例えば３
０秒間が経過しても磁気カードａが抜取られ々い場合、
すなわち挿入検知器１６が磁気カードａの存在を一定時
間継続して検知する場合１１」：、その検知に基づく信
号に」：す／９ルスモータ２９が起動し、磁気カードａ
が搬−坊 送路１０およびエンボスステーションを順次経で顧客が
取引の成立を待たず［７て立去ったよう々場合に、挿入
口４に磁気カードａを返却した″！ｌ：捷長時間長時間
放置他の利用客等によりそれが体重れる危険性があり、
どう１〜ても破竹等の金融機関としてはそれを保管する
必要が生じるからである。磁気カードａの挿入時に正規
の磁気信弓が得られずに返却される場合には、前述した
ように磁気カードａけ後端がピンチローラ１５から離脱
して完全に解放する状態で挿入口４に放出され、したが
ってこの場合には磁気カードａは回収されない。すなわ
ちこのような場合は、磁気カードａが正規のものでなか
ったり、或いは全く異質の紙葉片がいたずらにより挿入
されたような場合であり、したがってこのようなものま
で回収して保管をする必要が全くないからである。

上記の場合は、挿入検知器１６の検知に基づいて取忘れ
と判断した磁気カードａを回収部２６に回収して保管す
るようにしたが、このような場合のほか、取忘れの検知
に応じてランプの点滅や録音音声等を介してそれを外部
に警報するようにすることも可能である。また、上記実
施例では、取引媒体として磁気カードを例に挙げたが、
磁気ストライプを有する通帳類などの場合であってもよ
い。

以上説明のように本発明によれば、挿入口からピンチロ
ーラを通して挿入検知器にまで挿入された取引媒体が不
正のものである場合には、それを上記ピンチローラから
離脱する位置にまで排出して上記挿入口に返却するよう
にしだから、つまり取引媒体が不正のものであってもそ
れを一旦装置内に取込み、その後に返却するようにした
から、顧客に対し、、装置は正常で取引媒体が正規のも
のでないと容易に判断させることができる。そして取引
成立後の取引媒体すなわち正規の取引媒体を挿入口に返
却する場合には、取引媒体の後端が挿入検知器内に臨む
状態を保持して排出するようにしたから、その取引媒体
が抜取られたか否かを上記挿入検知器を介して判断する
ことができる。そして一定時間経過後にも取引媒体が抜
取られない場合にそれを装置内の回収部に回収して保管
するようにしたから、その盗難等を防止することができ
る。正規の取引媒体を返却する場合にはその一部が挿入
検知器内に臨む状態を保持して返却されるため、装置の
動作は完全に停止しないが、それ以外の不正の取引媒体
が使用された場合にはその不正の取引媒体をピンチロー
ラから離脱する位置にまで排出して返却するから、装置
の動作が完全に停止して正規の取引媒体を受入れる待機
１３− 状態が整う利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す夕１観斜視図、第２図
はその要部の構成図である。 ４・・・挿入口、１ｏ・・・搬送路、１５・・・ピンチ
ローラ、１６・・・挿入検知器。 出願人代理人　　弁理士　銘　江　武　彦１４−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）挿入口から順にピンチローラおよび挿入検知器が
   配置し、上記挿入口から挿入される取引媒体を上記ピン
   チローラを通して挿入検知器に案内するものにおいて、
   挿入された取引媒体が不正のものである場合には、それ
   を上記ピンチローラから離脱する位置にまで排出して上
   記挿入口に返却し、取引成立後に取引媒体を挿入口に返
   却する際には、取引媒体の後端が挿入検知器内に臨む状
   態を保持して排出することを特徴とした自動取引装置。
2. （２）挿入口から順にピンチローラ、挿入検知器、搬送
   路が配置し、上記挿入口に挿入される取引媒体を上記ピ
   ンチローラを通して挿入検知器から搬送路に案内するも
   のにおいて、上記搬送路と接続する回収部を設け、上記
   挿入口に挿入された取引媒体が不正のものである場合に
   はそれを上記ピンチローラから離脱する位置にまで排出
   して上記挿入口に返却し、取引成立後に取引媒体を挿入
   口に返却する際には、取引媒体の後端が挿入検知器内に
   臨む状態を保持して排出し、挿入検知器が所定時間経過
   後にも取引媒体を検知するときにはその取引媒体を上記
   回収部に搬送して回収することを特徴とした自動取引装
   置。