JPS58101021A - 2軸延伸ポリエステルフイルム - Google Patents
2軸延伸ポリエステルフイルムInfo
- Publication number
- JPS58101021A JPS58101021A JP56200592A JP20059281A JPS58101021A JP S58101021 A JPS58101021 A JP S58101021A JP 56200592 A JP56200592 A JP 56200592A JP 20059281 A JP20059281 A JP 20059281A JP S58101021 A JPS58101021 A JP S58101021A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- zirconium
- added
- polyester
- particle size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/10—Metal compounds
- C08K3/11—Compounds containing metals of Groups 4 to 10 or of Groups 14 to 16 of the Periodic Table
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0091—Complexes with metal-heteroatom-bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/05—Alcohols; Metal alcoholates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2995/00—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
- B29K2995/0037—Other properties
- B29K2995/0072—Roughness, e.g. anti-slip
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2367/00—Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2367/00—Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
- C08J2367/02—Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はすぐれた易滑性、透明性および表面状Sを有す
る2軸延伸ポリエステルフイルムに関するO 〆リエチレンテレツタレートに代表される飽和線状ポリ
エステルは、すぐれた力学特性、耐熱性、耐候性、電気
絶縁性、耐薬品性等を有するため包装用、写真用、電気
部品、磁気テープ等の広い分野において広く使用されて
いる。ところが、これらのポリエステルフィルムは摩擦
係数が大きく製膜時の工程通過性あるいは、巻き取り、
裁断、磁性層などの表面塗布等の作業性が悪いため、摩
擦係数が小さく且つ易滑性の優れたフィルムの製法を確
立することが切望されている。 −ffKポリエステルフィルムの易滑性を改善する方法
としては、ポリエステルに不溶性の微細粒子を混入し、
フィルムの表面に微細な凹凸を形成する方法が採用され
ておυ、具体的に#i■ポリエステルを製造する際に二
酸化チタン、カオリナイト、タルク、シリカの様なポリ
エステルに対して不活性な微粒子を添加する所謂外部粒
子法 ■−リエステル製造反応中にカルボン酸成分、オリ♂マ
ー或い轄りン化合物のいずれかを金属化合物と反応させ
て微粒子を形成させる所謂内部粒子法 がある。上記外部粒子法と内部粒子法を比較し九場合、
以下に示す様な塩山から内部粒子法の方が有利であると
されている。 ■粒子の微細化、分級及び分散のための装置が不要で経
済的に有利である0 ■外部粒子法では添加微粒子の凝集によるフイッシ二ア
イ管防止するために分散剤を併用しなければならないケ
ースが多いが、内部粒子法ではその必要がない1、一般
に分散剤は製品の耐熱性や電気的特性t−阻害するから
添加しないにこしたことFiない。 ■内部粒子法で生成する粒子は、一般に硬度が低いので
、耐摩耗性の優れた製品が得られる。 ■内部粒子法で生成する粒子はポリエステルとなじみが
良いので延伸してもポイrが発生せず、またポリエステ
ルに近い屈折率を有しているので製品の透明性が高い。 ところで、内部粒子法としては、エステル交換触媒とし
て使用するアルカリ金属やアルカリ土類金属等の触媒残
渣を利用して微粒子を形成させ、微粒子の形成量や粒子
径についてはリン化合物の添加によって調整する方法が
主流を占めている。 しかしながら、この方法Kti以下に示す様な問題があ
り、市場の要求を満足するものとは言−難い。 ■粗大粒子が形成され品く、その結果透明性の低い製品
になることが多い。しか4粗大粒子はフィルムにフィッ
シュアイを生成させ製品欠陥の原因となる。 々脱落してポリエステル中に混入し、フイッシエアイ勢
の欠陥を引き起す0 ■微粒子の析出量中粒径を常時一定に保つ九めには重合
条件を厳密に=ント四−ルしなければならない。 ■一般に黴細な粒子が析出する条件では析出粒子の濃度
が低くなる傾向があり、微細な粒子1埼−かつ高濃度で
析出させることは困難である。 ■粒子濃度、平均粒子径は限られた範囲内ではコン)0
−ルできるもののその範囲は市場の要求を完全にみ友す
ものではない。ましてや析出粒子の粒子径分布をコント
ロールを不可能であり、この点に関してはやむを得ず外
部粒子を併用するという妥協的な方法で市場の要求に応
じているにすぎない。 近年、フィルムの表面特性に対する市場の要求は多様化
しており、たとえば磁気テープ用フィルムの分野のみを
とうても、表面の平滑性が高度に要求される用途や多少
表面の平滑性社犠性にしてても易滑性が高度に要求され
る用途がある等多様な表ti+111性のベースフィル
ムが要望されている。 更に、同じ用途であっても各ニーデーにより表面特性に
対する要求が大きく異なる0これらの表面特性社・ポリ
エステル中に食まれている不溶性粒子の粒子濃度、粒子
径分布、粒子の種類等により大きく支配されるため、上
記市場の要求を満足するためには、ポリエステルの製造
工程で析出させる粒子の粒子濃度、粒子径、粒子径分布
等を任意にコントロールできる技術tiii立する必要
がある0しかるに1以上述べたように現在までのところ
、内部粒子法のみで析出する粒子の粒子濃度、平均粒子
径、粒子分布等管広い範囲にわたりコントロールする技
術が確立されていないため妥協的な方法で市場の要求に
応じているにすぎないO本発明者らは上記のような事情
に着目し、従来の内部粒子含有ポリエステル組成物の欠
点である■凝集粗大粒子や重合缶スケールの発生に基因
するフィッシュアイによる製品欠陥が多いこと、■微細
な粒子を均一かつ高濃度で析出させることができかいこ
と、■内部粒子法のみで粒子濃度、平均粒子径および粒
子分布等管広い範囲で任意にコントロールすることがで
きない等の点を改善するため検討食性ない本発明に到達
したものである〇本発明の目的−は上記従来のポリエス
テル組成物から表る2軸延伸フィルムの有する欠点であ
る易滑性、不透明性、フイッシェアイ等の製品欠陥およ
び製膜性表どの欠点がなく、かつ、内部粒子法のみで析
出粒子の粒子濃度、平均粒子径、粒径分布等が広い範囲
で任意にコントロールされた多様な表面特性の2軸延伸
lリエステルフイルムを提供せんとすることにある。 かかる本発明の目的は、内部粒子の成分としてジルコニ
ウム元累管含有してなる2軸延伸ポリエステルフイルム
によって達成し得る。 本発明でいう8軸延伸ポリエステルフィルムを構成する
ポリエステルとは、その繰返し単位の80モル−以上が
アルキレンテレフタレートからなるものであり、他の共
重合成分のジカルボケ酸成分としてはイソフタル酸、P
−β−オキシエトキシ安息香酸、2.6−ナフタレ誉ジ
カルボン酸、4.4’−ジカルボキシルジフェニール−
4・4′−ジカルボキシペン1戸フェノン、ビス(4−
カルポキンルフェニル)エタン、アゾビン酸、セバシン
酸、S−ナトリウムスルホインフタル酸あるいはそれら
のアルキルエステル誘導体等のジカルボン酸成分が挙げ
られる。また、グリコール成分色1.てはエチレングリ
コール、テロピレングリコール、ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、ジエチレングリコール、シクロヘ
キサンジメタツール、ビスフェノールAのエチレンオキ
ナイド付加物尋を任意に選択使用することができる。さ
らに、この他共重合成分として少量のアIP結合、クレ
ーン結合、エーテル結合、カーボネート結合等を含んで
いてもよく、要Fisoモルー以上がポリアルキレンテ
レフタレートであり、かつフィルム形成能を有するもの
でさえあれげすぺ
る2軸延伸ポリエステルフイルムに関するO 〆リエチレンテレツタレートに代表される飽和線状ポリ
エステルは、すぐれた力学特性、耐熱性、耐候性、電気
絶縁性、耐薬品性等を有するため包装用、写真用、電気
部品、磁気テープ等の広い分野において広く使用されて
いる。ところが、これらのポリエステルフィルムは摩擦
係数が大きく製膜時の工程通過性あるいは、巻き取り、
裁断、磁性層などの表面塗布等の作業性が悪いため、摩
擦係数が小さく且つ易滑性の優れたフィルムの製法を確
立することが切望されている。 −ffKポリエステルフィルムの易滑性を改善する方法
としては、ポリエステルに不溶性の微細粒子を混入し、
フィルムの表面に微細な凹凸を形成する方法が採用され
ておυ、具体的に#i■ポリエステルを製造する際に二
酸化チタン、カオリナイト、タルク、シリカの様なポリ
エステルに対して不活性な微粒子を添加する所謂外部粒
子法 ■−リエステル製造反応中にカルボン酸成分、オリ♂マ
ー或い轄りン化合物のいずれかを金属化合物と反応させ
て微粒子を形成させる所謂内部粒子法 がある。上記外部粒子法と内部粒子法を比較し九場合、
以下に示す様な塩山から内部粒子法の方が有利であると
されている。 ■粒子の微細化、分級及び分散のための装置が不要で経
済的に有利である0 ■外部粒子法では添加微粒子の凝集によるフイッシ二ア
イ管防止するために分散剤を併用しなければならないケ
ースが多いが、内部粒子法ではその必要がない1、一般
に分散剤は製品の耐熱性や電気的特性t−阻害するから
添加しないにこしたことFiない。 ■内部粒子法で生成する粒子は、一般に硬度が低いので
、耐摩耗性の優れた製品が得られる。 ■内部粒子法で生成する粒子はポリエステルとなじみが
良いので延伸してもポイrが発生せず、またポリエステ
ルに近い屈折率を有しているので製品の透明性が高い。 ところで、内部粒子法としては、エステル交換触媒とし
て使用するアルカリ金属やアルカリ土類金属等の触媒残
渣を利用して微粒子を形成させ、微粒子の形成量や粒子
径についてはリン化合物の添加によって調整する方法が
主流を占めている。 しかしながら、この方法Kti以下に示す様な問題があ
り、市場の要求を満足するものとは言−難い。 ■粗大粒子が形成され品く、その結果透明性の低い製品
になることが多い。しか4粗大粒子はフィルムにフィッ
シュアイを生成させ製品欠陥の原因となる。 々脱落してポリエステル中に混入し、フイッシエアイ勢
の欠陥を引き起す0 ■微粒子の析出量中粒径を常時一定に保つ九めには重合
条件を厳密に=ント四−ルしなければならない。 ■一般に黴細な粒子が析出する条件では析出粒子の濃度
が低くなる傾向があり、微細な粒子1埼−かつ高濃度で
析出させることは困難である。 ■粒子濃度、平均粒子径は限られた範囲内ではコン)0
−ルできるもののその範囲は市場の要求を完全にみ友す
ものではない。ましてや析出粒子の粒子径分布をコント
ロールを不可能であり、この点に関してはやむを得ず外
部粒子を併用するという妥協的な方法で市場の要求に応
じているにすぎない。 近年、フィルムの表面特性に対する市場の要求は多様化
しており、たとえば磁気テープ用フィルムの分野のみを
とうても、表面の平滑性が高度に要求される用途や多少
表面の平滑性社犠性にしてても易滑性が高度に要求され
る用途がある等多様な表ti+111性のベースフィル
ムが要望されている。 更に、同じ用途であっても各ニーデーにより表面特性に
対する要求が大きく異なる0これらの表面特性社・ポリ
エステル中に食まれている不溶性粒子の粒子濃度、粒子
径分布、粒子の種類等により大きく支配されるため、上
記市場の要求を満足するためには、ポリエステルの製造
工程で析出させる粒子の粒子濃度、粒子径、粒子径分布
等を任意にコントロールできる技術tiii立する必要
がある0しかるに1以上述べたように現在までのところ
、内部粒子法のみで析出する粒子の粒子濃度、平均粒子
径、粒子分布等管広い範囲にわたりコントロールする技
術が確立されていないため妥協的な方法で市場の要求に
応じているにすぎないO本発明者らは上記のような事情
に着目し、従来の内部粒子含有ポリエステル組成物の欠
点である■凝集粗大粒子や重合缶スケールの発生に基因
するフィッシュアイによる製品欠陥が多いこと、■微細
な粒子を均一かつ高濃度で析出させることができかいこ
と、■内部粒子法のみで粒子濃度、平均粒子径および粒
子分布等管広い範囲で任意にコントロールすることがで
きない等の点を改善するため検討食性ない本発明に到達
したものである〇本発明の目的−は上記従来のポリエス
テル組成物から表る2軸延伸フィルムの有する欠点であ
る易滑性、不透明性、フイッシェアイ等の製品欠陥およ
び製膜性表どの欠点がなく、かつ、内部粒子法のみで析
出粒子の粒子濃度、平均粒子径、粒径分布等が広い範囲
で任意にコントロールされた多様な表面特性の2軸延伸
lリエステルフイルムを提供せんとすることにある。 かかる本発明の目的は、内部粒子の成分としてジルコニ
ウム元累管含有してなる2軸延伸ポリエステルフイルム
によって達成し得る。 本発明でいう8軸延伸ポリエステルフィルムを構成する
ポリエステルとは、その繰返し単位の80モル−以上が
アルキレンテレフタレートからなるものであり、他の共
重合成分のジカルボケ酸成分としてはイソフタル酸、P
−β−オキシエトキシ安息香酸、2.6−ナフタレ誉ジ
カルボン酸、4.4’−ジカルボキシルジフェニール−
4・4′−ジカルボキシペン1戸フェノン、ビス(4−
カルポキンルフェニル)エタン、アゾビン酸、セバシン
酸、S−ナトリウムスルホインフタル酸あるいはそれら
のアルキルエステル誘導体等のジカルボン酸成分が挙げ
られる。また、グリコール成分色1.てはエチレングリ
コール、テロピレングリコール、ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、ジエチレングリコール、シクロヘ
キサンジメタツール、ビスフェノールAのエチレンオキ
ナイド付加物尋を任意に選択使用することができる。さ
らに、この他共重合成分として少量のアIP結合、クレ
ーン結合、エーテル結合、カーボネート結合等を含んで
いてもよく、要Fisoモルー以上がポリアルキレンテ
レフタレートであり、かつフィルム形成能を有するもの
でさえあれげすぺ
【ペース樹脂としての機能を発揮する
。 本発明になる2軸延伸ポリエステルフイルームを構成す
るポリエステル組成物社、例えはポリエチレンテレフタ
レートの場合は、テレフタル酸ジメチルをエチレングリ
コールでエステル交換シてビス−β−ヒドロキシエチル
テレツタレートとし次いでエチレングリコールを除去し
なから重縮合を行なういわゆるエステル交換法やテレフ
タル酸とエチレングリコールからエステル化により直接
ビス−β−ヒドロキシテレフタレートとし次いでエチレ
ングリー−ルを除去しなから重縮合を行なういわゆる直
重法などで合成することができる。しかしながらどのよ
うな方法で合成するにしても反応開始から重縮合反応の
進行によって反応物の極限粘度が0・2に達するまでの
間にジルコニウム化合物を添加する。この場合、エステ
ル交換触媒あるいは重縮合触媒は別に使用するのが好ま
しい0また、このジルコニウム化合物により生成する析
出粒子の粒子濃度、平均粒子径、粒子径分布等のコント
ロール範Sを広けるために、ジル;ニウム化合物とは別
にりン化合物、アルカリ金鵬化合物、アルカリ土類金属
化合物等管添加するのが好ましい0 ジルコニウム化合物は粒子形成成分として不可欠のもの
であり、反応系に可溶なものであればすべて使用できる
。代表的なものとしては、テトラ−n−プロピオジルコ
ネート、テトラインゾルビオジルコネート、テトラ−n
−ブチルジルコネート、テトラ−n−ア建ルジルコネー
ト等のジルコニウムアルコキサイド、酢酸ジルコニル、
蟻酸ジルコニル、酒石11!ゾルコニル、蓚酸ジルコニ
ル、ステアリン酸ジルコニル、安息香酸ジルコニル勢の
有機酸ジルコニル塩、塩化ジルコニル、臭化ジルコニル
、炭酸ジルコニル、炭酸シルコニhアンモニウム等の無
機酸のジルコニル塩郷が例示されるO リン化合物はジル;ニウム化合物により生成する析出粒
子の粒子濃度、平均粒径、粒子径分布等のコントロール
範囲を広ける効果があり、重要な成分である。この様な
リン化合物としてはりン酸、亜りン醗、ホスホン酸及び
それらの誘導体勢が挙けられ、より具体的なものとして
は、リン酸、リン酸トリメチルエステル、リン酸トリエ
チルエステル、リン酸トリデチルエステル、りン酸トリ
フェニルエステル、りン蒙モノメチルエステル、リン酸
ジエチルエステル、リン酸モノエチルエステル、リン酸
ジエチルエステル、りン酸モツプチルエステル、リン酸
ジプチルエステル、亜リン酸、亜リン酸トリメチルエス
テル、亜リン酸トリエチルエステル、亜すン酸トリデチ
ルエステル、亜リン酸トリフェニルエステル、亜リン酸
モノメチルエステル、亜りン酸ジメチルエステル、亜り
ン酸モノエチルエステル、亜リン酸ジエチル:L X
f &、亜リン酸モツプチルエステル、亜リン酸ジプチ
ルエステル、メチルホスホン酸、メチルホスホン酸ゾメ
チルエステル、エチルホスホン酸ゾメチルエステル、ツ
エニルホスホン酸ジメチルエステル、ベンジルホスホン
酸ジエチルエステル、フェニルホスホン酸ジフェニルエ
ステル尋が例示され、これらは単独で使用してもよいし
2種以上を併用してもよい0特に2種以上の併用は粒径
や粒径分布のコントロール範囲を広くする点で好ましい
。 アルカリ金属化合物やアルカリ土類金属化合物もりン化
合物と同様にジルコニウム化合物にょシ生成する析出粒
子の粒子濃度、平均粒径、粒子径分布等のコントロール
範囲を広げる効果があり、重要な成分である。これらの
アルカリ金属化合物やアルカリ土類金属化合物は反応系
に可溶なものであればすべて使用できる0たとえば、ア
ルカリ金−およびアルカリ土類金属のカルボン酸塩、炭
酸塩、水素化物およびアルコキサイr等で具体的KFi
酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸ル
ビジウム、酢酸セシウム、酢酸ベリリウム、酢酸マグネ
シウム、酢酸カルシウム、酢酸X)Ieiンチウム、酢
酸バリウム、蟻酸リチウム、蟻酸マグネシウム、蟻酸カ
ルシウム、安息香酸リチウム、安息香酸ナトリウム、安
、l香ffカリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水
素化カリウム、水素化マグネシウム、水素化カルシウム
、リチウムメトキサイド、ナトリウムメトキサイド、カ
リウムメトキサイド、ナトリウムエトキサイド、マグネ
シウムメトキサイド、マグネシウムエトキサイド、カル
シウムメトキサイド、カルシウムエトキサイド等を挙げ
ることができる。 これらのジルコニウム化合物、りン化合物、アルカリ金
属化合物、アルカリ土類金属化合物の添加量は以下の範
囲に設定するのが好ましい。 Aゾル−ニウム化合物単独系 80≦(Zr)≦2500 B ?) Aコニウム化合物−りン化合物併用系80≦
(Zr)≦2500 o、t≦Zr/p≦10 0ジル;ニウム化合物−りン化合物−アルカリ金属化合
物併用系 20≦(Zr)≦2000 20≦〔鳩〕≦300 0.1≦シ二η茜、5 Dジルコニウム化合物−りン化合物−アルカリ土類金属
化合物併用系 20≦(Zr) ≦2000 50≦〔M、〕≦500 bゾルコニウム化合物−りン化合物−アルカリ金属化合
物−アルカリ土類金属化合物併用系20≦(Zr)≦2
000 20≦(M、)≦300 20≦〔M、〕≦aOO 以上、式中(Zr) it生成ポリエステルに対するゾ
ルコニウム原子換算の添加量rppm)、CM+)、C
Mりはそれぞれ生成ポリエステルに対するアルカリ金属
、アルカリ土類金属の原子換xos加ii (ppm)
Zr7p、(Z r + 1/2Mm)/P、(Zr
+M、)/P、 (Zr+172M、+Mり/P Fi
Vhずれも原子比を示す。 ジルコニウム化合物の添加量が上記範囲未満では析出粒
子の生成量が少なくフィルムの易滑性を十分に高めるこ
とができない。一方、上記添加量以上を越えても易滑性
は飽和状態に達し、むしろ粗大粒子が生成して透明性が
低下する傾向を示し、ま九ポリマー色が悪化するので好
ましくない。 リン化合物の添加−量が上記範囲未満ではもはや析出粒
子の粒子径や粒子径分布のコントロール作用がなくなる
ので好ましくない。一方、過剰になると重合速度が低下
し工業的に不利になる。また、ポリマーの軟化点や安定
性が低下するので好ましくない。 アルカリ金属化合物やアルカリ土類金属化合物の添加量
が上記範囲下限以上にすることにより析出粒子の粒子径
や粒子径分布のコントロール作用が容品になる。一方、
上記範囲の上限以上では粒径コントロール作用や易滑性
向上効果が飽和状態に達しむしろ粗大粒子が生成してフ
イフシ、アイが発生しやすくなるので好ましくない。ま
た、ポリマーの安定性も低下するのでtytしくない。 以上の粒子析出のための構成成分であるジルコニウム化
合物、リン化合物、アルカリ金属化合物、アルカリ土類
金属化合物の添加時期はエステル交換やエステル化の反
応開始から重縮合反応が進行して反応物の極限粘度が0
.2に達するまでの間であればいずれでもよいが、これ
以後では反応液の粘度が高すぎる為に生成微粒子の混合
が不拘−になり、均質な製品が得難くなるので好ましく
ない。 ちなみに反応物の極限粘度が約0.2に達した時点で初
期重縮合はほぼ終了するが、この時点における反応生成
物の分子量は極めて小さく反応液の粘度は低いからこの
時期までであれば上記化合物を均一に分散きせることが
できる。これらの化合物は同時に加えてもよいしまた別
個に加えてもよい。 ただし、りン化合物の添加はたとえはエステル交換法で
ポリエステルを製造する場合にはエステル交換反応開始
前に添加するとエステル交換活性が低下するのでエステ
ル交換反応終了後に添加するのが好ましい。また、直接
重合法においてもジルコニウム化合物、アルカリ金属化
合物、アルカリ土類金属化合物の添加前に加えるとエー
テル結合の生成が増加するのでりン化合物の添加はこれ
らの金属化合物を添加した後に加えるのが好ましい。 以上−の粒子析出のための構成成分であるゾルコニウム
化合物、リン化合物、アルカリ金属化合物、アルカリ土
類金属化合物の添加量、添加量比、添加時期、添加順序
および添加する化合物の種類を変えることにより、析出
粒子の濃度、平均粒子径、粒子径分布等を大きく変化嘔
せることができる。 そして、得られる内部粒子の平均粒径は通常0・2〜5
μ程度である。従って、これらの化合物の好ましい化合
物の種類、各化合物め組合せ、添加量、添加時期は得よ
うとする最終製品の表面特性により異なる。 この析出粒子の濃度、平均粒子径、粒子径分布を希望す
る最終製品の表面特性に合せ任意にコントロールするこ
とが本発明になる2@延伸ポリエステルフイルムを構成
するポリエステル組成物の最も大きな特徴である。 この析出粒子の濃度、平均粒子径、粒子径分布等の変化
は極めて多様であり、簡単に記述することができないが
、一応、櫃略要約すると以下のごとくなる。 (^) ジルコニウム化合物単独系 ■ 析出粒子の濃度コントロールはジルコニウム化合物
の添加量に大きく依存し、添加fを多くすると析出量も
多くなる0 ■ 析出粒子の粒径コントロールはゾルコニウム化合物
の添加時期に大きく依存し、ジルコニウム化合物を反応
開始前に添加すると平均粒径が小さくなり、かつ粒径分
布もシャープになる。逆に、エステル交換反応あるいは
エステル化反応終了後に添加すると平均粒径が大きくな
り、かつ粒径分布はブロードになる傾向を示す。粒径は
上記のようにしてコントロールできるが、通常平均粒径
0.2〜2μ程度である。 (H) ジルコニウム化合物−リン化合物併用系■
析出粒子の濃度コントロールはジルコニウム化合物の添
加量に大きく依存し、添加量を多くすると析出量も多く
なる1、 ■ この系は、平均粒径が極め:て小さくかつ粒子径分
布が極めてシャープである傾向を示す。 平均粒径は通常0.2〜1μ程度である。 υ ジルコニウム化合物−りン化合物−アシカl」金属
化合物および/またはアルカリ土類金属化合物併用系 ■ 析出粒子の濃度のコントロールはジルコニウム化合
物とアルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金
属化合物の添加量に大きく依存し、添加量を多くすると
析出量も多くなる。 ■ 平均粒径は、リン化合物とジルコニウム化合物の添
加量により大きく変化する。他の条件を固定した場合、
リン化合物、ジルコニウム化合物のどちらの場合も添加
量を多くすると平均粒径は小さくなり、逆にアルカリ金
属化合物および/またはアルカリ土類金輌化合物の添加
量を多くすると平均粒径は大きくなる傾向を示す0粒径
は上記のようにしてコントロールできるが、通常平均粒
径0.2〜3μ程度である。 ■ 粒子径分布は、ジルコニウム化合物、りン化合物、
アルカリ金属化合物および/fたはアルカリ土類金属化
合物の添加量比および各化合物の添加時期により大きく
変化する。すなわち、ジルコニウム化合物とアルカリ金
属化合物および/lたはアルカリ土類金属化合物との添
加割合の中でジルコニウム原子の割合がますほど析出粒
子径分布はシャープになる0逆にアルカリ金属化合物お
よび/またはアルカリ土類金属化合物の添加割合が多く
なると粒径分布が広くなる。また、ゾルコニウム化合物
とアルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金属
化合物の添加量比を固定した場合は、リン化合物の添加
量により粒径分布は変化し、リン化合物の添加量を増す
ことにより粒径分布はシャープになる。さらに、ジルコ
ニウム化合物、リン化合物、アルカリ金属化合物および
アルカリ土類金属化合物の添加量を固定した場合は、各
添加剤の添加時期により粒径分布が変わり、ジルコニウ
ム化合物やアルカリ金属化合物および/またはアルカリ
土類金属化合物をエステル交換やエステル化反応開始時
に添加すると、粒径分布がシャープになり、逆にこれら
の化合物をエステル交換やエステル化反応がある程度進
んだ段階で添加すると粒径分布はブロードに々る。 以上はあくまでも粒径コントロールの一つの方向を示し
たのみで実際には各添加剤の種類、添加量、添加量比お
よび添加時期等により粒子析出の挙動は極めて複雑に変
化する〇 本発明になる2軸延伸ポリエステルフイルムを構成する
ポリエステル組成物を製造するに当つて社、上記め粒子
管析出させる成分以外にエステル交換触媒や重縮合触媒
を併用するのが実用上好ましい。エステル交換触媒は格
別制約を受けるものでなく、従来から知られている亜鉛
、マンガンおよびコバルト化合物等から尚意に選択使用
することができる。また粒子管析出させる一成分である
アルカリ金属化合物やアルカリ土類金属化合物を用いて
もよい0重縮合触媒も格別制約を受けるものではないが
、アンチモジ化合物、Cルマニウム化合物およびチタン
化合物の中から選択使用するのが好ましい。また、本発
明においては上記の内部粒子の他、無機微粒子あるいは
有機微粒子からなる外部粒子を添加、併用することもで
きる0#ポリ工ステル組成物から2軸延伸フイルムをえ
るには、逐次延伸法、同時延伸法等会知の方法を用いる
ことができる。 また、縦横いずれか一方向の延伸倍率をあげて配向を強
化する方法、例えば横延伸を通常倍率で行ない、縦方向
倍率を増大させる方法や、通常の縦横姓伸を行なうた後
に縦方向に再変延伸する方法*1用いることもできる。 この力学的強直の向上の友めに配向を強化した強力化フ
ィルムでは、同じポリエステル組成物を用いた場合は通
常延伸法のフィルムに比べ表面粗度密度および表面粗さ
が低下し易滑性が低下するので、易滑性が高度に要求さ
れる分野に適用する時に蝶通常延伸法フィルム用のポリ
エステル組成物に比べ析出粒子の粒子一度や粒子径を大
きくする必要がある。本発明になる2軸延伸ポリエステ
ルフイルムを構成するポリエステル組成物は前述のごと
く析出する粒子径を任意にコントロールすることができ
るのでこの点は何んら問−になることはない。 以上のごとく本発明になる2軸延伸フイルムは表面特性
を任意にコントロールすることができるのであらゆる分
野に適用することができる0粒子を析出させる成分で代
表的な適用分野を大別すると以下のごとくなる。 ■ ジル−ニウム化合物−リン化合物併用系この系は極
めて微細な粒子を高濃度で析出させることができ、かつ
透明性が高いのでこの系で見られた?リエステル組成物
からのフィルムは表面平滑性や透明性が高度に要求され
る分野への適用が好ましい。すなわち、表面平滑性がす
ぐれていることより、一般の蒸着用フィルムあるいは蒸
着法のビデオテーゾ用ベースフィルムとして好適であり
、透明性がすぐれていることより包装用フィルムや光学
用フィルムの分野に好適であるOまた。 この系は、電気特性を低下させるアルカリ金属やアルカ
リ土類金属化合物を含んでいないので、たと、tはコン
デンサー用フィルムのような電気用フィルムの分野にも
適している。 ■ ジルコニウム化合物単独系およびジルコニウム化合
物−りン化合物−アルカリ金属化合物およびアルカリ土
類金属化合物併用系 この系は表面平滑性、易滑性、耐摩耗性等の特性をバラ
ンスよく設定することが可能であるので一般の磁気テー
プのベースフィルムの分野に適用す・るのが好ましい。 本発明でいうジルコニウム元素を含有する内部粒子がポ
リエステル組成物やフィルム中に含まれているか否かの
確認は、ポリエステル組成物またフィルムをリークロル
フェノールKil解L、不溶分を超遠心分離機で分離し
、この不溶分を原子発光法で元素分析することにより行
なうことができる0 次に本発明の実施例及び比較例を示す。 実施例中の部は特にことわらないかぎりすべて重量部を
意味する。エステル化反応率(エステル化率)ti反応
生成物中に残存するカルボキシル基の量と反応生成物の
ケン化価とから求めた。極限粘度〔η〕はポリマーをフ
ェノール(6重量部)とテトラクpロエタンC4重量部
)の混合溶媒に溶解し、30℃で測定した。ポリマー中
のジエチレングリコール量はポリマーをメタノールで分
解し、ガスクロマトグラフィーによってエチレングリコ
ールに対する七ルーとして測定したO ポリマー中の析出粒子径、粒子径分布および粒子濃度は
、実施例1に示した方法にて成膜したフィルムを反射暗
視野顕微鏡法で観察することにより行なう。 フィルムの最大表面粗さくfiT)および中心線平均粗
さくR^)はサーフコム300&TIi表面粗さ針を用
い、針径lμ、加重0.071”、測定基準長0−81
El カットオフo、o 8uの条件で測定し、10点
の平均値で表示した。フィルムヘイズは直読ヘーズメー
ターC東洋精機製)で測定した0フイルムの動摩擦系数
はA8TM−D−1894−aa’l’ に準じ、23
℃、155%jLH1引張速度2001v分の条件で測
定した。 実施例1 テレフタル酸50部とエチレングリコール28部とを、
3wI化アンチモン0.022部(生成ポリエステルに
対しアンチモン原子換算でsxsppm)を用いてエス
テル化反応に付した。エステル化率95−の生成物を貯
留分としてこれにテレフタル酸100部、エチレングリ
コール56部、3酸化アンチモン0.044部よりなる
スラリーを加え、窒累雰囲気下、圧力t−2,5#/a
”、反応温度’1−240υに設定してエステル化反応
を行ない、90分間反応させてエステル化率951Gの
生成物を得た。 次いでテレフタル酸1G(lBに相当するエステル化反
応生成物を240℃の重縮合反応器に移し、0.1モル
/l濃度の酢酸ジルコニルのエチレングリコール溶液3
.18容量部(生成ポリエステルに対してゾルコニウム
原子換算でaooppm)t−加え、常圧にて同温度で
15分攪拌した後、30分を要して275℃まで昇温し
つつ反応系の圧力會徐々に下げて0.05 fl Hg
とし、同温、同圧で約80分間重縮合反応を行なった。 得られたポリエチレンテレフタレートの〔η) FiO
,638、ジエチレングリコールFi2.2−で、透明
度の高いものであったOこのポリマー!−290℃で溶
融押出しし、90℃で縦方向に3.5倍、iaoυで横
方向4C3,5倍に延伸した後220υで熱処理し、1
5μ厘の厚さのフィルムを得た0このフィルムの動摩擦
係数は0.45フィルムヘイルム0.7、最大表面粗さ
CRT)#io、2tμ、中心線平均粗さ〔fLA)は
0.029μであった。またこのフィルム中の粒子を反
射暗視野顕微鏡法で観察し友ところ1〜2μの粒子が無
数に観察され、5μ−以上の粗大粒子は200倍の視野
で36か所観察したがまったく存在しなかつた。析出粒
子の粒径分布は中程度であった。 比較例1 酢酸ジルコニル管添加しなかった他は実施例1と同一の
条件で重縮合反応を行なった。得られたポリマーの〔η
〕は0・632、ジエチレングリコールは2.21Gで
透明度の高いものであった0このポリ”f−1”290
℃で溶融押出しし、90υで縦方向に3.5倍、130
″Oで横方向に3.5倍延伸した後22G’0で熱処理
し、15μ調の厚さのフィルムを得た。得られたフィル
ムの滑り性は極めて悪く均一なフィルムは得られなかっ
た。t*このフィルムの動摩擦係数はスケールオーバー
して測定する仁とができず、フィルムヘイズij O,
2−であった・このフィルム中の粒子を反射暗視野#S
S微性法観察したところ、粒子はまっ逢〈観察されなか
った。 実施例2 テレフタルBSO部とエチレングリコール28部とを、
3酸化アンチモンa、(122部(生成ポリエステルに
対してアンチモン原子換算でaxsppm)を用いてエ
ステル化反応に付した。エステル化率95−の生成物を
貯留弁としてこれにテレフタル酸100部、エチレング
リコール56s、3酸化アンチモン0.044部よりな
るスラリーを加え、窒素雰囲気下、圧力を2.5 D/
cs”、反応温度を240℃に設定してエステル化反応
を行ない、90分間反応ζせてエステル化率95−の生
成物を得た。 次いでテレフタル[1100部に相当するエステル化反
応生成物會240℃の重縮合反応器に移し、0.1モル
/l濃度の酢酸ジル−ニルのエチレングリコール溶液3
.81容量部(生成ポリエステルに対してゾルコニウム
原子、換算で300t)pm)t−加え、常圧にて同温
度で15分間攪拌し、更に1oom/lの濃度のトリメ
チルホスフェートのエチレングリコール溶液1.07容
量部(生成ポリエステルに対し、テリン原子換算で20
49μm%Zr/P = 0.5 ) を加え、常圧に
て同温で10分間攪拌した後30分を要して275’0
まで昇温しつつ反応系の圧力金体々に下げてo、o S
Qll figとし、同温、同圧で約80分間重縮合
反応を行なった。得られたポリエチレンテレフタレート
の〔η)dO,630,ジエチレングリコールは2.2
96で、透明度の高いものであった。 このメリマーt−290℃で耐融押出しし、90℃で縦
方向K 3.5倍、130℃で横方向に3.15倍に延
伸した後220℃で熱処理し、15μ網の厚さのフィル
ムを得た0このフィルムの動摩悸係数Fi0.50、フ
ィルムヘイズは0.4チ、最大表面粗さく RT )は
0.09μ、中心線平均粗源θ指)はo、otoμ、表
面粗さ密度は約110個/躯であっ友。 を九このフィルム中の粒子全反射暗視野顕微鏡法で観察
したところ0.3〜0.6μの極めて微細な粒子が無数
に観察され、3μ謂以上の粗大粒子は200倍の視野で
36か所観察したがまつたく存在しなかった。 比較例2 酢酸ジルコニルを添加しなかった他は実施例2と同じ条
件で重縮合を行なった。得られたポリマーの〔η) i
;t O,630、ジエチレングリコールll12.4
モル−で透明度の高い翫のであった。 このポリマーを実施例1と同じ条件で15μの厚さのフ
ィルムにした。得られたフィルムの滑り性は極めて悪く
均−表フィルムは得ら札なかった。 また、このフィルムの動**係数はスケールオーバーし
て測定することができず、フィルムヘイズは021Gで
あつた。このフィルム中の粒子を反射暗視野顕微鏡法で
iN*したところ、粒子は観察されなか・た1従・て表
面もフラ・トで凹凸は観察されなかっ九〇 実施例3〜10および比較例4〜5 添加するゾルコニウム原子物、リン化合物およびそれら
の添加量を変更した以外は実施例1と全く同様な方法で
ポリエステルを得たのちフィルム製膜を行なった。1ら
れたフィルムのフィルム時性を表1に示す。 以下余白 実施例11 テレフタル1ll1519部、エチレングリコール43
1部、トリエチルアミン0.16部及び三酸化アンチモ
ン0.23 部を攪拌機、蒸留塔および圧力調整器を
備えたステンレス製オートクレーブに仕込み、窒素置換
後加圧してr−ゾ圧2.5 k/lxh”に保ち、24
0℃で生成する水を蒸留塔の頂部より連続的に除去しな
がらエステル化反応を行なった。 反応開始後120分経過してから放圧し、エステル化率
が9591の生成物を得た。このエステル化生成物K
O,1モル/l濃度の酢酸ジルコニルのエチレングリコ
ール溶液5.27容量部C生成ポリエステルに対してジ
ルコニウム原子換算で80ppfn添加)を加え、常圧
にて同温度で7分間攪拌し、100 ’t/lの濃度の
酢酸ナトリウムのエチレングリコール11#1115.
92容量部(生成ポリエステルに対してナトリウム原子
換算で2761)l)m添加)を加え、常圧にて同温度
で8分間攪拌し、次いで100 f/lの濃度のトリメ
チルホスフェートのエチレングリコール溶液3.86容
量部〔生成ポリエステルに対してリン原子換算で142
ppm添加、Zr + 1/2 Na/P = 1.5
(原子比)〕ヲ加え常圧にて同温度で10分間攪拌し
、240℃の重縮合反応器に移し、30分を要して27
5℃まで昇温しつつ反応系の圧力を徐々に下けて0.0
56 Kgとし、更にlWl温、同圧で約80分間重縮
合反応を行なったO 得られたポリマーの〔η)Fio。637、ジエチレン
グリコールは2.1 %で透明度の高いものであり九。 このポリマー管実施例1と同じ方法で15μの厚さのフ
ィルムにした。このフィルムの物性を表1に示す。 実施例12 テレフタル酸519部、エチレングリコール431部、
トリエチルア電ン0.16部、三酸化アンチモン0.2
3部および酢酸ジルコニル0.12部C生成ポリエステ
ルに対してジルコニウム原子換算でseppm添加)′
@:攪拌機、蒸留塔および圧力調整器を備えたステンレ
ス製オートクレーブに仕込み、実施例2と同じ方法でエ
ステル化反応を行々い、エステル化率が95−の生成物
を得た。このエステル化生成物に10011”/lの濃
度の酢酸ナトリウムのエチレングリコール溶i[s、s
2容量部(生成ポリエステルに対してナトリウム原子
換算で276ppm添加)t−加え、常圧にて同温度で
8分間攪拌し、次いで1o o ?/lの濃度のトリメ
チルホスフェートのエチレンクリコール溶1[3,8g
容量部〔生成ポリエステルに対してりン原子換算で14
21)I)m添加、Zr + t/2Na/P = 1
−5 (ML 子比))を加え、常圧にて同温度で10
分間攪拌し、以下実施例2と同じ条件で重縮合反応を行
なった。得られたポリマーを実施例1と同じ方法で15
μの厚さのフィルムにした。このフィルムの物性を表1
に示す。 実施例13〜26 および比較例3〜4実施例11.1
2と同じ方法において酢酸ジルコニルおよび酢酸ナトリ
ウムの添加量、添加時期、リン化合物の種類や添加量を
変えて重縮合反応を行ない、次いで実施例1と同じ方法
にて15μの厚さのフィルムに成膜した。得られたフィ
ルムの物性値を表2に示す。 実施例27〜36 および比較例5〜6実施例11.1
2と同じ方法においてジルコニウム化合物を酢酸ジルコ
ニルに、リン化合物をト1】メチルホスフェートに限定
し、かつ各種アルカ1)金属化合物を用い、これらの添
加物の添加量や添加時期を変えることにより重縮合反応
を行ない、次いで実施例1と同じ方法にて15μの厚さ
のフィルムに成膜した。得られたフィルムの物性値を表
2に示す0表1や表2の結果より各添加物の種類、添加
量、添加時期を変える仁とにより析出粒子の粒子径1粒
子径分布、濃度等を広い範囲に渡り任意にコントロール
することができ、析出粒子の粒径コントロールによりフ
ィルムの表面特性を広い範囲に亘り変化させることがで
きる。 以1・°余白 実施例37〜50 および比較例5〜6実施例11.1
2と同じ方法において酢酸ナトリウムの代わりに酢酸カ
ルシウムに替え、かつ、酢酸ジルコニルおよび酢酸カル
シウムの添加量、添加時期、リン化合物の種類や添加量
を変えて重縮合反応を行ない、次いで実施例1と同じ方
法にて15μの厚さのフィルムに成膜した。得られたフ
ィルムの物性値を表4に示す。 実施例51〜58 および比較例8〜9実施例11.1
2と同じ方法において酢酸ナトリウムの代わりに各種ア
ルカリ土類金属化合物に替え、かつ、酢酸ジルコニルお
よびアルカリ土類金属化合物の添加量、添加時期、トリ
メチルホスフェートの添加量を変えて重縮合反応を行な
い、次いで実施例1と同じ方法にて15μの厚さのフィ
ルムに成膜した0得られ九フィルムの物性値會表5に示
す。 以下余白 実施例59〜76、比較例10〜11 実施例11.12と同じ方法において酢酸す) 13ウ
ムの代わりに各種アルカリ金属化合物およびアルカリ土
類金属化合物に替え、酢酸ジルコニル、アルカリ金属化
合物およびアルカリ土類金属化合物の種類、添加量、添
加時期を、また、リン化合物の種類や添加量を変えて重
縮合反応を行ない、次いで実施例1と同じ方法にて15
μの厚さのフィルムに成膜した。得られたフィルムの物
性値を表6に示す。 以下余白 実施例77 重合反応容器にジメチルテレフタレー) 1000部、
エチレングリコール800部、酢酸亜鉛(2水塩)0.
226部を仕込み、窒素雰囲気下195Cで2.5時間
加熱してエステル交換を行−なった。 仁のエステル交換生成物に3酸化アンチモン0.235
6(生成&11エステルに対してアンチモン原子換算で
ls4ppm)およびテトラ−n−プロピオジルコネー
ト・2717’ロビルアルコールfi1.95部(生成
ポリエステルに対してジルコニウム原子換算で4otp
pm)を添加し、同温度で15分間加熱攪拌した後24
0分を要して275℃まで昇温しつつ反応系の圧力を徐
々に下げて0.05 fl Hgとし、更に1jll温
、同圧で約70分間重縮合を行なった。得られたポリマ
ーの〔η) FiO,638、ジエチレングリコールは
2.5−で透明度の高いものであった0 実施例78 実施例77において、テトラ−n−プロピオジルコネー
ト・2n−プロピオネート塩添加量を1.45部(生成
ポリエステルに対してジルコニウム原子換算でaoop
pm)にし、かつトリメチルホスフェート1.37部(
生成ぼりエステルに対シてリン原子換算で3069I)
ff1%Zy/p= o、as ) を添加する以tA
まったく同じ方法で、ポリエステルを得たのち、実施例
1と同じ方法でフィルム成iat行なうえ結果、実施例
2とほぼ同程度の高品質のフィルムが見られた。 実施例79 重合反応器にゾメチルテレアタレー) 1000 It
、エチレングリコール8009.酢酸カルシウムl水t
3[1,04部(生成ポリエステルに対してカルシウム
原子換算で240ppm添加)t−仕込み、窒素雰囲気
下195℃で約4時間加熱してエステル交換を行なった
。エステル交換反応の進行に従い反応温度が上昇して最
終的に225℃に達した0同温度でこのエステル交換反
応生成物に12 P/lの濃度の三酸化アンチモンのエ
チレングリコール溶液31.67容量部および0.1モ
ル−〇酢酸ジルコニルのエチレングリコール溶液3L5
5容量sC生成ポリエステルに対してジルコニウム原子
換算でsooppm添加)t−加え、同温度、常圧にて
15分間加熱攪拌し、次に* o o P/lの濃度の
トリメチルホスフェートのエチレングリコール溶1[1
0,7G容量部〔生成ポリエステルに対してりン原子換
算で239ppm添加、Zy + Os /P =1−
2 (1K チル)〕を加え、同温1、常圧にて10分
間加熱攪拌した後、40分t−要して27!s″Ofで
昇温しつつ反応系の圧力を徐々に下けてQ、051EI
Hgとし、更に同温度、同圧力で約80分□間重縮合
を行なったO得られたポリエチレンテレフタレートの〔
η〕は0.630、ジエチレングリコールは1.3−で
あった。 得られたポリマーを実施例1と同じ方法で製膜し、15
μの厚さのフィルムを得た0得られたフィルムの物性値
は動摩擦係数(μd ) = O,:l B、最大表面
粗さ0.25μ、中心線平絢粗さrR&・μ)=0.O
15、表面粗度密度cケ/5ll)=90.析出粒子径
Cμ)=0.3〜2、析出粒子の粒子径分布=中、フィ
ルムヘイズ(41)=1.5であった。 1
。 本発明になる2軸延伸ポリエステルフイルームを構成す
るポリエステル組成物社、例えはポリエチレンテレフタ
レートの場合は、テレフタル酸ジメチルをエチレングリ
コールでエステル交換シてビス−β−ヒドロキシエチル
テレツタレートとし次いでエチレングリコールを除去し
なから重縮合を行なういわゆるエステル交換法やテレフ
タル酸とエチレングリコールからエステル化により直接
ビス−β−ヒドロキシテレフタレートとし次いでエチレ
ングリー−ルを除去しなから重縮合を行なういわゆる直
重法などで合成することができる。しかしながらどのよ
うな方法で合成するにしても反応開始から重縮合反応の
進行によって反応物の極限粘度が0・2に達するまでの
間にジルコニウム化合物を添加する。この場合、エステ
ル交換触媒あるいは重縮合触媒は別に使用するのが好ま
しい0また、このジルコニウム化合物により生成する析
出粒子の粒子濃度、平均粒子径、粒子径分布等のコント
ロール範Sを広けるために、ジル;ニウム化合物とは別
にりン化合物、アルカリ金鵬化合物、アルカリ土類金属
化合物等管添加するのが好ましい0 ジルコニウム化合物は粒子形成成分として不可欠のもの
であり、反応系に可溶なものであればすべて使用できる
。代表的なものとしては、テトラ−n−プロピオジルコ
ネート、テトラインゾルビオジルコネート、テトラ−n
−ブチルジルコネート、テトラ−n−ア建ルジルコネー
ト等のジルコニウムアルコキサイド、酢酸ジルコニル、
蟻酸ジルコニル、酒石11!ゾルコニル、蓚酸ジルコニ
ル、ステアリン酸ジルコニル、安息香酸ジルコニル勢の
有機酸ジルコニル塩、塩化ジルコニル、臭化ジルコニル
、炭酸ジルコニル、炭酸シルコニhアンモニウム等の無
機酸のジルコニル塩郷が例示されるO リン化合物はジル;ニウム化合物により生成する析出粒
子の粒子濃度、平均粒径、粒子径分布等のコントロール
範囲を広ける効果があり、重要な成分である。この様な
リン化合物としてはりン酸、亜りン醗、ホスホン酸及び
それらの誘導体勢が挙けられ、より具体的なものとして
は、リン酸、リン酸トリメチルエステル、リン酸トリエ
チルエステル、リン酸トリデチルエステル、りン酸トリ
フェニルエステル、りン蒙モノメチルエステル、リン酸
ジエチルエステル、リン酸モノエチルエステル、リン酸
ジエチルエステル、りン酸モツプチルエステル、リン酸
ジプチルエステル、亜リン酸、亜リン酸トリメチルエス
テル、亜リン酸トリエチルエステル、亜すン酸トリデチ
ルエステル、亜リン酸トリフェニルエステル、亜リン酸
モノメチルエステル、亜りン酸ジメチルエステル、亜り
ン酸モノエチルエステル、亜リン酸ジエチル:L X
f &、亜リン酸モツプチルエステル、亜リン酸ジプチ
ルエステル、メチルホスホン酸、メチルホスホン酸ゾメ
チルエステル、エチルホスホン酸ゾメチルエステル、ツ
エニルホスホン酸ジメチルエステル、ベンジルホスホン
酸ジエチルエステル、フェニルホスホン酸ジフェニルエ
ステル尋が例示され、これらは単独で使用してもよいし
2種以上を併用してもよい0特に2種以上の併用は粒径
や粒径分布のコントロール範囲を広くする点で好ましい
。 アルカリ金属化合物やアルカリ土類金属化合物もりン化
合物と同様にジルコニウム化合物にょシ生成する析出粒
子の粒子濃度、平均粒径、粒子径分布等のコントロール
範囲を広げる効果があり、重要な成分である。これらの
アルカリ金属化合物やアルカリ土類金属化合物は反応系
に可溶なものであればすべて使用できる0たとえば、ア
ルカリ金−およびアルカリ土類金属のカルボン酸塩、炭
酸塩、水素化物およびアルコキサイr等で具体的KFi
酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸ル
ビジウム、酢酸セシウム、酢酸ベリリウム、酢酸マグネ
シウム、酢酸カルシウム、酢酸X)Ieiンチウム、酢
酸バリウム、蟻酸リチウム、蟻酸マグネシウム、蟻酸カ
ルシウム、安息香酸リチウム、安息香酸ナトリウム、安
、l香ffカリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水
素化カリウム、水素化マグネシウム、水素化カルシウム
、リチウムメトキサイド、ナトリウムメトキサイド、カ
リウムメトキサイド、ナトリウムエトキサイド、マグネ
シウムメトキサイド、マグネシウムエトキサイド、カル
シウムメトキサイド、カルシウムエトキサイド等を挙げ
ることができる。 これらのジルコニウム化合物、りン化合物、アルカリ金
属化合物、アルカリ土類金属化合物の添加量は以下の範
囲に設定するのが好ましい。 Aゾル−ニウム化合物単独系 80≦(Zr)≦2500 B ?) Aコニウム化合物−りン化合物併用系80≦
(Zr)≦2500 o、t≦Zr/p≦10 0ジル;ニウム化合物−りン化合物−アルカリ金属化合
物併用系 20≦(Zr)≦2000 20≦〔鳩〕≦300 0.1≦シ二η茜、5 Dジルコニウム化合物−りン化合物−アルカリ土類金属
化合物併用系 20≦(Zr) ≦2000 50≦〔M、〕≦500 bゾルコニウム化合物−りン化合物−アルカリ金属化合
物−アルカリ土類金属化合物併用系20≦(Zr)≦2
000 20≦(M、)≦300 20≦〔M、〕≦aOO 以上、式中(Zr) it生成ポリエステルに対するゾ
ルコニウム原子換算の添加量rppm)、CM+)、C
Mりはそれぞれ生成ポリエステルに対するアルカリ金属
、アルカリ土類金属の原子換xos加ii (ppm)
Zr7p、(Z r + 1/2Mm)/P、(Zr
+M、)/P、 (Zr+172M、+Mり/P Fi
Vhずれも原子比を示す。 ジルコニウム化合物の添加量が上記範囲未満では析出粒
子の生成量が少なくフィルムの易滑性を十分に高めるこ
とができない。一方、上記添加量以上を越えても易滑性
は飽和状態に達し、むしろ粗大粒子が生成して透明性が
低下する傾向を示し、ま九ポリマー色が悪化するので好
ましくない。 リン化合物の添加−量が上記範囲未満ではもはや析出粒
子の粒子径や粒子径分布のコントロール作用がなくなる
ので好ましくない。一方、過剰になると重合速度が低下
し工業的に不利になる。また、ポリマーの軟化点や安定
性が低下するので好ましくない。 アルカリ金属化合物やアルカリ土類金属化合物の添加量
が上記範囲下限以上にすることにより析出粒子の粒子径
や粒子径分布のコントロール作用が容品になる。一方、
上記範囲の上限以上では粒径コントロール作用や易滑性
向上効果が飽和状態に達しむしろ粗大粒子が生成してフ
イフシ、アイが発生しやすくなるので好ましくない。ま
た、ポリマーの安定性も低下するのでtytしくない。 以上の粒子析出のための構成成分であるジルコニウム化
合物、リン化合物、アルカリ金属化合物、アルカリ土類
金属化合物の添加時期はエステル交換やエステル化の反
応開始から重縮合反応が進行して反応物の極限粘度が0
.2に達するまでの間であればいずれでもよいが、これ
以後では反応液の粘度が高すぎる為に生成微粒子の混合
が不拘−になり、均質な製品が得難くなるので好ましく
ない。 ちなみに反応物の極限粘度が約0.2に達した時点で初
期重縮合はほぼ終了するが、この時点における反応生成
物の分子量は極めて小さく反応液の粘度は低いからこの
時期までであれば上記化合物を均一に分散きせることが
できる。これらの化合物は同時に加えてもよいしまた別
個に加えてもよい。 ただし、りン化合物の添加はたとえはエステル交換法で
ポリエステルを製造する場合にはエステル交換反応開始
前に添加するとエステル交換活性が低下するのでエステ
ル交換反応終了後に添加するのが好ましい。また、直接
重合法においてもジルコニウム化合物、アルカリ金属化
合物、アルカリ土類金属化合物の添加前に加えるとエー
テル結合の生成が増加するのでりン化合物の添加はこれ
らの金属化合物を添加した後に加えるのが好ましい。 以上−の粒子析出のための構成成分であるゾルコニウム
化合物、リン化合物、アルカリ金属化合物、アルカリ土
類金属化合物の添加量、添加量比、添加時期、添加順序
および添加する化合物の種類を変えることにより、析出
粒子の濃度、平均粒子径、粒子径分布等を大きく変化嘔
せることができる。 そして、得られる内部粒子の平均粒径は通常0・2〜5
μ程度である。従って、これらの化合物の好ましい化合
物の種類、各化合物め組合せ、添加量、添加時期は得よ
うとする最終製品の表面特性により異なる。 この析出粒子の濃度、平均粒子径、粒子径分布を希望す
る最終製品の表面特性に合せ任意にコントロールするこ
とが本発明になる2@延伸ポリエステルフイルムを構成
するポリエステル組成物の最も大きな特徴である。 この析出粒子の濃度、平均粒子径、粒子径分布等の変化
は極めて多様であり、簡単に記述することができないが
、一応、櫃略要約すると以下のごとくなる。 (^) ジルコニウム化合物単独系 ■ 析出粒子の濃度コントロールはジルコニウム化合物
の添加量に大きく依存し、添加fを多くすると析出量も
多くなる0 ■ 析出粒子の粒径コントロールはゾルコニウム化合物
の添加時期に大きく依存し、ジルコニウム化合物を反応
開始前に添加すると平均粒径が小さくなり、かつ粒径分
布もシャープになる。逆に、エステル交換反応あるいは
エステル化反応終了後に添加すると平均粒径が大きくな
り、かつ粒径分布はブロードになる傾向を示す。粒径は
上記のようにしてコントロールできるが、通常平均粒径
0.2〜2μ程度である。 (H) ジルコニウム化合物−リン化合物併用系■
析出粒子の濃度コントロールはジルコニウム化合物の添
加量に大きく依存し、添加量を多くすると析出量も多く
なる1、 ■ この系は、平均粒径が極め:て小さくかつ粒子径分
布が極めてシャープである傾向を示す。 平均粒径は通常0.2〜1μ程度である。 υ ジルコニウム化合物−りン化合物−アシカl」金属
化合物および/またはアルカリ土類金属化合物併用系 ■ 析出粒子の濃度のコントロールはジルコニウム化合
物とアルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金
属化合物の添加量に大きく依存し、添加量を多くすると
析出量も多くなる。 ■ 平均粒径は、リン化合物とジルコニウム化合物の添
加量により大きく変化する。他の条件を固定した場合、
リン化合物、ジルコニウム化合物のどちらの場合も添加
量を多くすると平均粒径は小さくなり、逆にアルカリ金
属化合物および/またはアルカリ土類金輌化合物の添加
量を多くすると平均粒径は大きくなる傾向を示す0粒径
は上記のようにしてコントロールできるが、通常平均粒
径0.2〜3μ程度である。 ■ 粒子径分布は、ジルコニウム化合物、りン化合物、
アルカリ金属化合物および/fたはアルカリ土類金属化
合物の添加量比および各化合物の添加時期により大きく
変化する。すなわち、ジルコニウム化合物とアルカリ金
属化合物および/lたはアルカリ土類金属化合物との添
加割合の中でジルコニウム原子の割合がますほど析出粒
子径分布はシャープになる0逆にアルカリ金属化合物お
よび/またはアルカリ土類金属化合物の添加割合が多く
なると粒径分布が広くなる。また、ゾルコニウム化合物
とアルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金属
化合物の添加量比を固定した場合は、リン化合物の添加
量により粒径分布は変化し、リン化合物の添加量を増す
ことにより粒径分布はシャープになる。さらに、ジルコ
ニウム化合物、リン化合物、アルカリ金属化合物および
アルカリ土類金属化合物の添加量を固定した場合は、各
添加剤の添加時期により粒径分布が変わり、ジルコニウ
ム化合物やアルカリ金属化合物および/またはアルカリ
土類金属化合物をエステル交換やエステル化反応開始時
に添加すると、粒径分布がシャープになり、逆にこれら
の化合物をエステル交換やエステル化反応がある程度進
んだ段階で添加すると粒径分布はブロードに々る。 以上はあくまでも粒径コントロールの一つの方向を示し
たのみで実際には各添加剤の種類、添加量、添加量比お
よび添加時期等により粒子析出の挙動は極めて複雑に変
化する〇 本発明になる2軸延伸ポリエステルフイルムを構成する
ポリエステル組成物を製造するに当つて社、上記め粒子
管析出させる成分以外にエステル交換触媒や重縮合触媒
を併用するのが実用上好ましい。エステル交換触媒は格
別制約を受けるものでなく、従来から知られている亜鉛
、マンガンおよびコバルト化合物等から尚意に選択使用
することができる。また粒子管析出させる一成分である
アルカリ金属化合物やアルカリ土類金属化合物を用いて
もよい0重縮合触媒も格別制約を受けるものではないが
、アンチモジ化合物、Cルマニウム化合物およびチタン
化合物の中から選択使用するのが好ましい。また、本発
明においては上記の内部粒子の他、無機微粒子あるいは
有機微粒子からなる外部粒子を添加、併用することもで
きる0#ポリ工ステル組成物から2軸延伸フイルムをえ
るには、逐次延伸法、同時延伸法等会知の方法を用いる
ことができる。 また、縦横いずれか一方向の延伸倍率をあげて配向を強
化する方法、例えば横延伸を通常倍率で行ない、縦方向
倍率を増大させる方法や、通常の縦横姓伸を行なうた後
に縦方向に再変延伸する方法*1用いることもできる。 この力学的強直の向上の友めに配向を強化した強力化フ
ィルムでは、同じポリエステル組成物を用いた場合は通
常延伸法のフィルムに比べ表面粗度密度および表面粗さ
が低下し易滑性が低下するので、易滑性が高度に要求さ
れる分野に適用する時に蝶通常延伸法フィルム用のポリ
エステル組成物に比べ析出粒子の粒子一度や粒子径を大
きくする必要がある。本発明になる2軸延伸ポリエステ
ルフイルムを構成するポリエステル組成物は前述のごと
く析出する粒子径を任意にコントロールすることができ
るのでこの点は何んら問−になることはない。 以上のごとく本発明になる2軸延伸フイルムは表面特性
を任意にコントロールすることができるのであらゆる分
野に適用することができる0粒子を析出させる成分で代
表的な適用分野を大別すると以下のごとくなる。 ■ ジル−ニウム化合物−リン化合物併用系この系は極
めて微細な粒子を高濃度で析出させることができ、かつ
透明性が高いのでこの系で見られた?リエステル組成物
からのフィルムは表面平滑性や透明性が高度に要求され
る分野への適用が好ましい。すなわち、表面平滑性がす
ぐれていることより、一般の蒸着用フィルムあるいは蒸
着法のビデオテーゾ用ベースフィルムとして好適であり
、透明性がすぐれていることより包装用フィルムや光学
用フィルムの分野に好適であるOまた。 この系は、電気特性を低下させるアルカリ金属やアルカ
リ土類金属化合物を含んでいないので、たと、tはコン
デンサー用フィルムのような電気用フィルムの分野にも
適している。 ■ ジルコニウム化合物単独系およびジルコニウム化合
物−りン化合物−アルカリ金属化合物およびアルカリ土
類金属化合物併用系 この系は表面平滑性、易滑性、耐摩耗性等の特性をバラ
ンスよく設定することが可能であるので一般の磁気テー
プのベースフィルムの分野に適用す・るのが好ましい。 本発明でいうジルコニウム元素を含有する内部粒子がポ
リエステル組成物やフィルム中に含まれているか否かの
確認は、ポリエステル組成物またフィルムをリークロル
フェノールKil解L、不溶分を超遠心分離機で分離し
、この不溶分を原子発光法で元素分析することにより行
なうことができる0 次に本発明の実施例及び比較例を示す。 実施例中の部は特にことわらないかぎりすべて重量部を
意味する。エステル化反応率(エステル化率)ti反応
生成物中に残存するカルボキシル基の量と反応生成物の
ケン化価とから求めた。極限粘度〔η〕はポリマーをフ
ェノール(6重量部)とテトラクpロエタンC4重量部
)の混合溶媒に溶解し、30℃で測定した。ポリマー中
のジエチレングリコール量はポリマーをメタノールで分
解し、ガスクロマトグラフィーによってエチレングリコ
ールに対する七ルーとして測定したO ポリマー中の析出粒子径、粒子径分布および粒子濃度は
、実施例1に示した方法にて成膜したフィルムを反射暗
視野顕微鏡法で観察することにより行なう。 フィルムの最大表面粗さくfiT)および中心線平均粗
さくR^)はサーフコム300&TIi表面粗さ針を用
い、針径lμ、加重0.071”、測定基準長0−81
El カットオフo、o 8uの条件で測定し、10点
の平均値で表示した。フィルムヘイズは直読ヘーズメー
ターC東洋精機製)で測定した0フイルムの動摩擦系数
はA8TM−D−1894−aa’l’ に準じ、23
℃、155%jLH1引張速度2001v分の条件で測
定した。 実施例1 テレフタル酸50部とエチレングリコール28部とを、
3wI化アンチモン0.022部(生成ポリエステルに
対しアンチモン原子換算でsxsppm)を用いてエス
テル化反応に付した。エステル化率95−の生成物を貯
留分としてこれにテレフタル酸100部、エチレングリ
コール56部、3酸化アンチモン0.044部よりなる
スラリーを加え、窒累雰囲気下、圧力t−2,5#/a
”、反応温度’1−240υに設定してエステル化反応
を行ない、90分間反応させてエステル化率951Gの
生成物を得た。 次いでテレフタル酸1G(lBに相当するエステル化反
応生成物を240℃の重縮合反応器に移し、0.1モル
/l濃度の酢酸ジルコニルのエチレングリコール溶液3
.18容量部(生成ポリエステルに対してゾルコニウム
原子換算でaooppm)t−加え、常圧にて同温度で
15分攪拌した後、30分を要して275℃まで昇温し
つつ反応系の圧力會徐々に下げて0.05 fl Hg
とし、同温、同圧で約80分間重縮合反応を行なった。 得られたポリエチレンテレフタレートの〔η) FiO
,638、ジエチレングリコールFi2.2−で、透明
度の高いものであったOこのポリマー!−290℃で溶
融押出しし、90℃で縦方向に3.5倍、iaoυで横
方向4C3,5倍に延伸した後220υで熱処理し、1
5μ厘の厚さのフィルムを得た0このフィルムの動摩擦
係数は0.45フィルムヘイルム0.7、最大表面粗さ
CRT)#io、2tμ、中心線平均粗さ〔fLA)は
0.029μであった。またこのフィルム中の粒子を反
射暗視野顕微鏡法で観察し友ところ1〜2μの粒子が無
数に観察され、5μ−以上の粗大粒子は200倍の視野
で36か所観察したがまったく存在しなかつた。析出粒
子の粒径分布は中程度であった。 比較例1 酢酸ジルコニル管添加しなかった他は実施例1と同一の
条件で重縮合反応を行なった。得られたポリマーの〔η
〕は0・632、ジエチレングリコールは2.21Gで
透明度の高いものであった0このポリ”f−1”290
℃で溶融押出しし、90υで縦方向に3.5倍、130
″Oで横方向に3.5倍延伸した後22G’0で熱処理
し、15μ調の厚さのフィルムを得た。得られたフィル
ムの滑り性は極めて悪く均一なフィルムは得られなかっ
た。t*このフィルムの動摩擦係数はスケールオーバー
して測定する仁とができず、フィルムヘイズij O,
2−であった・このフィルム中の粒子を反射暗視野#S
S微性法観察したところ、粒子はまっ逢〈観察されなか
った。 実施例2 テレフタルBSO部とエチレングリコール28部とを、
3酸化アンチモンa、(122部(生成ポリエステルに
対してアンチモン原子換算でaxsppm)を用いてエ
ステル化反応に付した。エステル化率95−の生成物を
貯留弁としてこれにテレフタル酸100部、エチレング
リコール56s、3酸化アンチモン0.044部よりな
るスラリーを加え、窒素雰囲気下、圧力を2.5 D/
cs”、反応温度を240℃に設定してエステル化反応
を行ない、90分間反応ζせてエステル化率95−の生
成物を得た。 次いでテレフタル[1100部に相当するエステル化反
応生成物會240℃の重縮合反応器に移し、0.1モル
/l濃度の酢酸ジル−ニルのエチレングリコール溶液3
.81容量部(生成ポリエステルに対してゾルコニウム
原子、換算で300t)pm)t−加え、常圧にて同温
度で15分間攪拌し、更に1oom/lの濃度のトリメ
チルホスフェートのエチレングリコール溶液1.07容
量部(生成ポリエステルに対し、テリン原子換算で20
49μm%Zr/P = 0.5 ) を加え、常圧に
て同温で10分間攪拌した後30分を要して275’0
まで昇温しつつ反応系の圧力金体々に下げてo、o S
Qll figとし、同温、同圧で約80分間重縮合
反応を行なった。得られたポリエチレンテレフタレート
の〔η)dO,630,ジエチレングリコールは2.2
96で、透明度の高いものであった。 このメリマーt−290℃で耐融押出しし、90℃で縦
方向K 3.5倍、130℃で横方向に3.15倍に延
伸した後220℃で熱処理し、15μ網の厚さのフィル
ムを得た0このフィルムの動摩悸係数Fi0.50、フ
ィルムヘイズは0.4チ、最大表面粗さく RT )は
0.09μ、中心線平均粗源θ指)はo、otoμ、表
面粗さ密度は約110個/躯であっ友。 を九このフィルム中の粒子全反射暗視野顕微鏡法で観察
したところ0.3〜0.6μの極めて微細な粒子が無数
に観察され、3μ謂以上の粗大粒子は200倍の視野で
36か所観察したがまつたく存在しなかった。 比較例2 酢酸ジルコニルを添加しなかった他は実施例2と同じ条
件で重縮合を行なった。得られたポリマーの〔η) i
;t O,630、ジエチレングリコールll12.4
モル−で透明度の高い翫のであった。 このポリマーを実施例1と同じ条件で15μの厚さのフ
ィルムにした。得られたフィルムの滑り性は極めて悪く
均−表フィルムは得ら札なかった。 また、このフィルムの動**係数はスケールオーバーし
て測定することができず、フィルムヘイズは021Gで
あつた。このフィルム中の粒子を反射暗視野顕微鏡法で
iN*したところ、粒子は観察されなか・た1従・て表
面もフラ・トで凹凸は観察されなかっ九〇 実施例3〜10および比較例4〜5 添加するゾルコニウム原子物、リン化合物およびそれら
の添加量を変更した以外は実施例1と全く同様な方法で
ポリエステルを得たのちフィルム製膜を行なった。1ら
れたフィルムのフィルム時性を表1に示す。 以下余白 実施例11 テレフタル1ll1519部、エチレングリコール43
1部、トリエチルアミン0.16部及び三酸化アンチモ
ン0.23 部を攪拌機、蒸留塔および圧力調整器を
備えたステンレス製オートクレーブに仕込み、窒素置換
後加圧してr−ゾ圧2.5 k/lxh”に保ち、24
0℃で生成する水を蒸留塔の頂部より連続的に除去しな
がらエステル化反応を行なった。 反応開始後120分経過してから放圧し、エステル化率
が9591の生成物を得た。このエステル化生成物K
O,1モル/l濃度の酢酸ジルコニルのエチレングリコ
ール溶液5.27容量部C生成ポリエステルに対してジ
ルコニウム原子換算で80ppfn添加)を加え、常圧
にて同温度で7分間攪拌し、100 ’t/lの濃度の
酢酸ナトリウムのエチレングリコール11#1115.
92容量部(生成ポリエステルに対してナトリウム原子
換算で2761)l)m添加)を加え、常圧にて同温度
で8分間攪拌し、次いで100 f/lの濃度のトリメ
チルホスフェートのエチレングリコール溶液3.86容
量部〔生成ポリエステルに対してリン原子換算で142
ppm添加、Zr + 1/2 Na/P = 1.5
(原子比)〕ヲ加え常圧にて同温度で10分間攪拌し
、240℃の重縮合反応器に移し、30分を要して27
5℃まで昇温しつつ反応系の圧力を徐々に下けて0.0
56 Kgとし、更にlWl温、同圧で約80分間重縮
合反応を行なったO 得られたポリマーの〔η)Fio。637、ジエチレン
グリコールは2.1 %で透明度の高いものであり九。 このポリマー管実施例1と同じ方法で15μの厚さのフ
ィルムにした。このフィルムの物性を表1に示す。 実施例12 テレフタル酸519部、エチレングリコール431部、
トリエチルア電ン0.16部、三酸化アンチモン0.2
3部および酢酸ジルコニル0.12部C生成ポリエステ
ルに対してジルコニウム原子換算でseppm添加)′
@:攪拌機、蒸留塔および圧力調整器を備えたステンレ
ス製オートクレーブに仕込み、実施例2と同じ方法でエ
ステル化反応を行々い、エステル化率が95−の生成物
を得た。このエステル化生成物に10011”/lの濃
度の酢酸ナトリウムのエチレングリコール溶i[s、s
2容量部(生成ポリエステルに対してナトリウム原子
換算で276ppm添加)t−加え、常圧にて同温度で
8分間攪拌し、次いで1o o ?/lの濃度のトリメ
チルホスフェートのエチレンクリコール溶1[3,8g
容量部〔生成ポリエステルに対してりン原子換算で14
21)I)m添加、Zr + t/2Na/P = 1
−5 (ML 子比))を加え、常圧にて同温度で10
分間攪拌し、以下実施例2と同じ条件で重縮合反応を行
なった。得られたポリマーを実施例1と同じ方法で15
μの厚さのフィルムにした。このフィルムの物性を表1
に示す。 実施例13〜26 および比較例3〜4実施例11.1
2と同じ方法において酢酸ジルコニルおよび酢酸ナトリ
ウムの添加量、添加時期、リン化合物の種類や添加量を
変えて重縮合反応を行ない、次いで実施例1と同じ方法
にて15μの厚さのフィルムに成膜した。得られたフィ
ルムの物性値を表2に示す。 実施例27〜36 および比較例5〜6実施例11.1
2と同じ方法においてジルコニウム化合物を酢酸ジルコ
ニルに、リン化合物をト1】メチルホスフェートに限定
し、かつ各種アルカ1)金属化合物を用い、これらの添
加物の添加量や添加時期を変えることにより重縮合反応
を行ない、次いで実施例1と同じ方法にて15μの厚さ
のフィルムに成膜した。得られたフィルムの物性値を表
2に示す0表1や表2の結果より各添加物の種類、添加
量、添加時期を変える仁とにより析出粒子の粒子径1粒
子径分布、濃度等を広い範囲に渡り任意にコントロール
することができ、析出粒子の粒径コントロールによりフ
ィルムの表面特性を広い範囲に亘り変化させることがで
きる。 以1・°余白 実施例37〜50 および比較例5〜6実施例11.1
2と同じ方法において酢酸ナトリウムの代わりに酢酸カ
ルシウムに替え、かつ、酢酸ジルコニルおよび酢酸カル
シウムの添加量、添加時期、リン化合物の種類や添加量
を変えて重縮合反応を行ない、次いで実施例1と同じ方
法にて15μの厚さのフィルムに成膜した。得られたフ
ィルムの物性値を表4に示す。 実施例51〜58 および比較例8〜9実施例11.1
2と同じ方法において酢酸ナトリウムの代わりに各種ア
ルカリ土類金属化合物に替え、かつ、酢酸ジルコニルお
よびアルカリ土類金属化合物の添加量、添加時期、トリ
メチルホスフェートの添加量を変えて重縮合反応を行な
い、次いで実施例1と同じ方法にて15μの厚さのフィ
ルムに成膜した0得られ九フィルムの物性値會表5に示
す。 以下余白 実施例59〜76、比較例10〜11 実施例11.12と同じ方法において酢酸す) 13ウ
ムの代わりに各種アルカリ金属化合物およびアルカリ土
類金属化合物に替え、酢酸ジルコニル、アルカリ金属化
合物およびアルカリ土類金属化合物の種類、添加量、添
加時期を、また、リン化合物の種類や添加量を変えて重
縮合反応を行ない、次いで実施例1と同じ方法にて15
μの厚さのフィルムに成膜した。得られたフィルムの物
性値を表6に示す。 以下余白 実施例77 重合反応容器にジメチルテレフタレー) 1000部、
エチレングリコール800部、酢酸亜鉛(2水塩)0.
226部を仕込み、窒素雰囲気下195Cで2.5時間
加熱してエステル交換を行−なった。 仁のエステル交換生成物に3酸化アンチモン0.235
6(生成&11エステルに対してアンチモン原子換算で
ls4ppm)およびテトラ−n−プロピオジルコネー
ト・2717’ロビルアルコールfi1.95部(生成
ポリエステルに対してジルコニウム原子換算で4otp
pm)を添加し、同温度で15分間加熱攪拌した後24
0分を要して275℃まで昇温しつつ反応系の圧力を徐
々に下げて0.05 fl Hgとし、更に1jll温
、同圧で約70分間重縮合を行なった。得られたポリマ
ーの〔η) FiO,638、ジエチレングリコールは
2.5−で透明度の高いものであった0 実施例78 実施例77において、テトラ−n−プロピオジルコネー
ト・2n−プロピオネート塩添加量を1.45部(生成
ポリエステルに対してジルコニウム原子換算でaoop
pm)にし、かつトリメチルホスフェート1.37部(
生成ぼりエステルに対シてリン原子換算で3069I)
ff1%Zy/p= o、as ) を添加する以tA
まったく同じ方法で、ポリエステルを得たのち、実施例
1と同じ方法でフィルム成iat行なうえ結果、実施例
2とほぼ同程度の高品質のフィルムが見られた。 実施例79 重合反応器にゾメチルテレアタレー) 1000 It
、エチレングリコール8009.酢酸カルシウムl水t
3[1,04部(生成ポリエステルに対してカルシウム
原子換算で240ppm添加)t−仕込み、窒素雰囲気
下195℃で約4時間加熱してエステル交換を行なった
。エステル交換反応の進行に従い反応温度が上昇して最
終的に225℃に達した0同温度でこのエステル交換反
応生成物に12 P/lの濃度の三酸化アンチモンのエ
チレングリコール溶液31.67容量部および0.1モ
ル−〇酢酸ジルコニルのエチレングリコール溶液3L5
5容量sC生成ポリエステルに対してジルコニウム原子
換算でsooppm添加)t−加え、同温度、常圧にて
15分間加熱攪拌し、次に* o o P/lの濃度の
トリメチルホスフェートのエチレングリコール溶1[1
0,7G容量部〔生成ポリエステルに対してりン原子換
算で239ppm添加、Zy + Os /P =1−
2 (1K チル)〕を加え、同温1、常圧にて10分
間加熱攪拌した後、40分t−要して27!s″Ofで
昇温しつつ反応系の圧力を徐々に下けてQ、051EI
Hgとし、更に同温度、同圧力で約80分□間重縮合
を行なったO得られたポリエチレンテレフタレートの〔
η〕は0.630、ジエチレングリコールは1.3−で
あった。 得られたポリマーを実施例1と同じ方法で製膜し、15
μの厚さのフィルムを得た0得られたフィルムの物性値
は動摩擦係数(μd ) = O,:l B、最大表面
粗さ0.25μ、中心線平絢粗さrR&・μ)=0.O
15、表面粗度密度cケ/5ll)=90.析出粒子径
Cμ)=0.3〜2、析出粒子の粒子径分布=中、フィ
ルムヘイズ(41)=1.5であった。 1
Claims (1)
- 内部粒子の成分としてジルコニウム元素を含有してなる
2軸延伸ポリエステルフイルム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56200592A JPS58101021A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 2軸延伸ポリエステルフイルム |
| BR8207200A BR8207200A (pt) | 1981-12-12 | 1982-12-10 | Filme de poliester biaxialmente estirado |
| US06/448,554 US4454312A (en) | 1981-12-12 | 1982-12-10 | Biaxially stretched polyester films |
| DE8282111473T DE3275929D1 (en) | 1981-12-12 | 1982-12-10 | Biaxially stretched polyester films |
| EP82111473A EP0083746B1 (en) | 1981-12-12 | 1982-12-10 | Biaxially stretched polyester films |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56200592A JPS58101021A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 2軸延伸ポリエステルフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58101021A true JPS58101021A (ja) | 1983-06-16 |
| JPH0221411B2 JPH0221411B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=16426908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56200592A Granted JPS58101021A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 2軸延伸ポリエステルフイルム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4454312A (ja) |
| EP (1) | EP0083746B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58101021A (ja) |
| BR (1) | BR8207200A (ja) |
| DE (1) | DE3275929D1 (ja) |
Families Citing this family (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6056530A (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-02 | Toyobo Co Ltd | 配向ポリエステルフイルム |
| US4499262A (en) * | 1984-03-09 | 1985-02-12 | Eastman Kodak Company | Process for the preparation of sulfo-modified polyesters |
| EP0159817B1 (en) | 1984-03-22 | 1991-01-30 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Polyester composition |
| NO167393C (no) * | 1984-05-14 | 1991-10-30 | Kenrich Petrochemicals | Eventuelt substituerte neoalkoksyforbindelser og deres anvendelse. |
| US4513114A (en) * | 1984-08-02 | 1985-04-23 | Teijin Limited | Polyester composition |
| US4657988A (en) * | 1985-04-22 | 1987-04-14 | Kenrich Petrochemicals, Inc. | Repolymerization |
| JPS61293832A (ja) * | 1985-06-21 | 1986-12-24 | Diafoil Co Ltd | 透明易滑二軸延伸ポリエステルフイルム |
| WO1990001042A1 (en) * | 1988-07-25 | 1990-02-08 | Eastman Kodak Company | Copolymers of poly(ethylene terephthalate) having rapid crystallization rate from the glassy state |
| DE69214686T2 (de) * | 1991-02-28 | 1997-06-05 | Agfa Gevaert Nv | Verfahren zur Herstellung von Polyestern mit verbesserter thermooxydativer Stabilität |
| US5882774A (en) * | 1993-12-21 | 1999-03-16 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Optical film |
| CN1046664C (zh) | 1993-12-21 | 1999-11-24 | 美国3M公司 | 多层聚合物薄膜,其制造方法及其应用 |
| US7232602B2 (en) * | 1996-04-10 | 2007-06-19 | Dupont Teijin Films U.S. Limited Partnership | Multilayer card |
| US5942596A (en) * | 1997-02-27 | 1999-08-24 | Eastman Chemical Company | Process for the production of clear copolyesters of terephthalic acid, napthalenedicarboxylic acid and ethylene glycol |
| CA2273499A1 (en) * | 1997-10-03 | 1999-04-15 | Iwao Okazaki | Biaxially oriented polyester film |
| EP1227117B1 (en) * | 1999-08-24 | 2004-12-01 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Polymerization catalysts for polyesters, polyesters produced with the same and process for production of polyesters |
| US6828272B2 (en) | 1999-12-10 | 2004-12-07 | Equipolymers Gmbh | Catalyst systems for polycondensation reactions |
| KR20020069366A (ko) * | 2000-01-20 | 2002-08-30 | 미쓰비시 폴리에스테르 필름 지엠비에치 | 결정성 열가소성 수지로 제조된 백색 방염성 내uv성열성형성 필름, 그 제조방법 및 그 용도 |
| DE10036409A1 (de) * | 2000-07-26 | 2002-02-07 | Mitsubishi Polyester Film Gmbh | Transparente, biaxial orientierte Polyesterfolie |
| WO2004014982A2 (en) * | 2002-05-09 | 2004-02-19 | Equipolymers Gmbh | Catalyst systems for polycondensation reactions |
| US7199172B2 (en) * | 2004-04-21 | 2007-04-03 | Plastic Technologies, Inc. | Metal phosphonates and related nanocomposites |
| US20070020422A1 (en) * | 2005-05-13 | 2007-01-25 | Mark Rule | Method to reduce the aldehyde content of polymers |
| US7163977B2 (en) | 2005-05-13 | 2007-01-16 | Plastic Technologies, Inc. | Method to reduce the aldehyde content of polymers |
| FR3017072B1 (fr) * | 2014-01-31 | 2016-02-19 | Toray Films Europ | Film de polyester transparent multicouche, son procede de fabrication et son utilisation notamment dans les faces arrieres de panneaux photovoltaiques |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2720504A (en) * | 1952-10-03 | 1955-10-11 | Eastman Kodak Co | Organo-metallic zirconium catalysts for the preparation of polyesters |
| DE1039748B (de) * | 1953-06-30 | 1958-09-25 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von Polyestern |
| JPS499115B1 (ja) * | 1970-05-26 | 1974-03-01 | ||
| US3817931A (en) * | 1972-01-06 | 1974-06-18 | Ici Ltd | Process for the production of polyesters |
| JPS5232914B2 (ja) * | 1974-05-11 | 1977-08-24 | ||
| US4067855A (en) * | 1974-07-17 | 1978-01-10 | Toray Industries, Inc. | Fiber and film forming polyester composition |
| JPS5212803A (en) * | 1975-07-21 | 1977-01-31 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Polyethylene terephthalate film for magnetic tape |
| US4122107A (en) * | 1976-03-26 | 1978-10-24 | M&T Chemicals Inc. | Reaction products of specific antimony compounds with a carboxylate of zinc calcium or manganese and an alcohol or glycol |
-
1981
- 1981-12-12 JP JP56200592A patent/JPS58101021A/ja active Granted
-
1982
- 1982-12-10 BR BR8207200A patent/BR8207200A/pt not_active IP Right Cessation
- 1982-12-10 US US06/448,554 patent/US4454312A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-12-10 DE DE8282111473T patent/DE3275929D1/de not_active Expired
- 1982-12-10 EP EP82111473A patent/EP0083746B1/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4454312A (en) | 1984-06-12 |
| DE3275929D1 (en) | 1987-05-07 |
| EP0083746A1 (en) | 1983-07-20 |
| EP0083746B1 (en) | 1987-04-01 |
| BR8207200A (pt) | 1983-10-11 |
| JPH0221411B2 (ja) | 1990-05-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS58101021A (ja) | 2軸延伸ポリエステルフイルム | |
| TWI557151B (zh) | 聚酯樹脂組成物及使用該組成物的聚酯薄膜 | |
| JP2007002246A (ja) | 特殊な共触媒を用いたポリエステル樹脂 | |
| JP2017149843A (ja) | 透明光学フィルム用ポリエステル樹脂組成物 | |
| US5382651A (en) | Method for the preparation of polyester for a film | |
| JPS5857432A (ja) | 易滑性ポリエステルの製造法 | |
| JPS5859215A (ja) | 内部粒子含有ポリエステルの製造法 | |
| JPS6032824A (ja) | 内部粒子含有ポリエステルの製造方法 | |
| JPH02132121A (ja) | 内部粒子含有ポリエステルの製造法 | |
| JPH0258289B2 (ja) | ||
| JPS5857430A (ja) | 内部粒子含有ポリエステルの製造法 | |
| JPS5842618A (ja) | 微細粒子含有ポリエステルの製造法 | |
| JPS5853919A (ja) | 内部粒子含有ポリエステルの製造法 | |
| JP2014173048A (ja) | ポリエチレンテレフタレート樹脂組成物の製造方法 | |
| JPS6058432A (ja) | 内部粒子含有ポリエステルの製造方法 | |
| JPS59172542A (ja) | ポリエステル組成物およびその製造法 | |
| JPS6047021A (ja) | 内部粒子含有ポリエステルの製造法 | |
| JPH0429689B2 (ja) | ||
| JPH06313031A (ja) | ポリエステルの製造方法 | |
| JPS6035022A (ja) | 内部粒子含有ポリエステルの製造法 | |
| JPH055861B2 (ja) | ||
| JPS6042420A (ja) | 内部粒子含有ポリエステルの製造法 | |
| JPS6256894B2 (ja) | ||
| JPH0455219B2 (ja) | ||
| JP2021123698A (ja) | ポリエステル組成物の製造方法 |