JPH1199458A - 板状部材角縁面取装置 - Google Patents

板状部材角縁面取装置

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JPH1199458A
JPH1199458A JP26466197A JP26466197A JPH1199458A JP H1199458 A JPH1199458 A JP H1199458A JP 26466197 A JP26466197 A JP 26466197A JP 26466197 A JP26466197 A JP 26466197A JP H1199458 A JPH1199458 A JP H1199458A
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JP
Japan
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plate
polishing tape
tape
polishing
edge
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JP26466197A
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English (en)
Inventor
Nobukazu Hosogai
信和 細貝
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Sanshin Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Co Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回機構によりテープ走行機構を旋回させる
ことにより板状部材の両角縁の面取り加工がなされ、板
状部材の端面も研磨加工することができ、又、連続往復
旋回させることにより両角縁及び端面を連続的に面取り
加工することができ、板状部材の両角縁を研磨テープに
より面取り加工することができる。 【解決手段】 板状部材Wを保持可能な保持部4をもつ
保持機構3と、研磨テープを移送可能なテープ移送機構
11と、研磨テープを板状部材の角縁に圧接させる圧接
機構12とを備えてなり、上記研磨テープを上記板状部
材の角縁の延びる方向と交差する方向に角度旋回させる
旋回機構14を具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば液晶パネル、
カラー液晶フィルタの構成要素としてのガラス板やシリ
コンからなる半導体ウエハー、電子部品となる基板材と
しての銅板、アルミ板等の各種の板状部材の角縁の面取
り加工に用いられる板状部材角縁面取装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種のガラス基板や半導体ウエハ
ー、銅板等の角縁を加工する装置としてベベリング装置
なるものが知られている。
【0003】これら液晶パネルは図11に示す如く、二
枚のガラス板Gの間に液晶を封止して形成され、又、ウ
エハー材は図15に示す如く、シリコン等の薄板状であ
って、円周状の縁端F1及び直線状の縁端F2からなる縁
端Fを有している。
【0004】そしてこれら板状部材の角縁は鋭利となっ
ており、鋭利な角縁のままでは取り扱いに危険であるこ
と及び鋭利な角縁からのチッピングが生じ易いこと等か
ら角縁の両面取り加工がなされるものである。
【0005】しかして、上記ベベリング装置は、ガラス
板にあっては平坦な外周面をもつ回転砥石を用い、ウエ
ハー材にあっては縁端に適合させた凹周面を有する回転
砥石を用い、この回転砥石をガラス板やウエハー材等の
板状部材Wの縁端に圧接させて角縁の面取加工を行うよ
うに構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら回転砥石
を用いる従来構造の場合、砥石のドレッシング加工が不
可欠となり、かつ砥石の回転作用のみによる研磨作用で
あるため満足し得る研磨面の状態にならないことがある
とともに回転砥石の回転圧接によって板状部材の角縁の
チッピングが生じ易いという不都合を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解決することを目的とするもので、本発明のうち
で、請求項1記載の発明は、板状部材を保持可能な保持
部をもつ保持機構と、研磨テープを移送可能なテープ移
送機構と、該研磨テープを板状部材の角縁に圧接させる
圧接機構とを備えてなり、上記研磨テープを上記板状部
材の角縁の延びる方向と交差する方向に角度旋回させる
旋回機構を具備したことを特徴とする板状部材角縁面取
装置にある。
【0008】又、請求項2記載の発明は、上記研磨テー
プを研磨テープの移送方向と交差する方向に揺振運動さ
せる交差揺振機構を設けてなることを特徴とするもので
あり、又、請求項3記載の発明は、上記研磨テープを研
磨テープの移送方向と同方向に揺振運動させる平行揺振
機構を設けてなることを特徴とするものである。
【0009】又、請求項4記載の発明は、上記保持部を
上記板状部材の角縁の延びる方向に移動させる移動機構
を設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項
5記載の発明は、上記保持部を上記板状部材の角縁の延
びる方向に回転させる回転機構を設けてなることを特徴
とするものである。
【0010】又、請求項6記載の発明は、上記研磨テー
プは有端帯状に形成され、該研磨テープを一方向に連続
移送させるテープ移送機構を設けてなることを特徴とす
るものであり、又、請求項7記載の発明は、上記研磨テ
ープは無端帯状に形成され、該研磨テープを循環連続移
送させるテープ移送機構を設けてなることを特徴とする
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図15は本発明の実施の
形態例を示し、図1乃至図11は第一形態例、図12は
第二形態例、図13乃至15は第三形態例である。
【0012】図1乃至図11の第一形態例は、ガラス板
としての板状部材Wの両角縁の面取り加工に用いられ、
1は保持機構であって、この場合、機台2上に板状部材
Wをその面取りすべき角縁W1の延びる方向に移動させ
る移動機構3を介して保持部4を配設してなり、移動機
構3は機台2上に載置台5を取付け、載置台5上に摺動
部6により移動台7を移動自在に設け、移動台7を移動
させるボールネジ機構8及び移動用モータ9を設けてな
り、又、保持部4は移動台7上に吸着部材10を取付
け、吸着部材10に図外の真空発生源に連通する図示省
略の負圧吸着穴を形成し、この負圧吸着穴の負圧吸着作
用により吸着部材10上に載置された板状部材Wを吸着
保持するように構成されている。
【0013】11はテープ移送機構であって、機台2上
に研磨テープTを板状部材Wの角縁W1に圧接させる圧
接機構12を配設し、圧接機構12上に研磨テープTを
研磨テープTの移送方向T1と交差する方向Mに揺振運
動させる交差揺振機構13を配設し、交差揺振機構13
上にテープ移送機構11を配設し、かつ研磨テープTを
上記板状部材Wの角縁W1の延びる方向と交差する方向
に角度旋回させる旋回機構14及び研磨テープTを研磨
テープTの移送方向T1と同方向Nに揺振運動させる平
行揺振機構15を設けて構成している。
【0014】この場合、研磨テープTはポリエステルフ
ィルム、メタル、クロス等の基材に酸化アルミニュウ
ム、酸化クロム、シリコンカーバイド、ダイヤモンド等
の所定粒度の研磨粒子をコーティング又は結合してなる
ものが用いられ、又、圧接機構12は機台2上に基台1
6を固定し、基台16上に摺動部17により移動台18
を図1の左右方向に移動可能に設け、移動台18を前後
移動させる圧接用シリンダ19を設けてなり、又、交差
揺振機構13は上記移動台18上に摺動部20により交
差揺振台21を平面視の図2の上下方向に移動可能に設
け、上記移動台18上にブラケット22を取付け、ブラ
ケット22に交差揺振用モータ23を取付け、交差揺振
用モータ23の主軸にカムローラ24を偏心状態に取付
け、交差揺振台21に二個のガイド板25をカムローラ
24を挟装する状態に対向して取付け、交差揺振用モー
タ23の回転駆動によりカムローラ24を偏心回転さ
せ、カムローラ24と対向一対のガイド板25との作用
で上記摺動部20によって研磨テープTを研磨テープT
の移送方向T1と交差する方向Mに交差揺振運動させる
ように構成されている。
【0015】又、上記旋回機構14及び平行揺振機構1
5は、この場合上記交差揺振台21にブラケット26を
立設し、ブラケット26に上下調節台27を回動つまみ
27aにより上下調節自在に取付け、上下調節台27に
旋回用モータ28を取り付け、上下調節台27にウオー
ムギヤ29を上下方向に縦設し、上下調節台27に軸受
筒体30を取付け、軸受筒体30に軸受31により旋回
筒軸32をその軸線Lを板状部材Wの角縁W1近傍に合
致させた位置に設定して軸線Lを旋回軸線として垂直旋
回自在に軸受し、旋回筒軸32に旋回盤33を取付け、
旋回筒軸33にウオームギヤ29に噛合するウオームホ
イール34を取付け、しかして、旋回用モータ28の駆
動によりウオームギヤ29とウオームホイール34との
噛合によって旋回筒軸32を介して旋回盤33を軸線L
を中心として垂直旋回動作可能に構成し、この場合旋回
盤33を図6中の水平軸線Kの上下振り分け角度θ=4
5度以上の旋回角度をもって垂直旋回動作としての板状
部材Wの角縁W1の延びる方向と交差する方向に角度旋
回させるように構成され、かつ、上記軸受筒体30に平
行揺振用モータ35を取付け、旋回筒軸32内の同心軸
線上に回転軸36を軸受37により軸架し、回転軸36
と平行揺振用モータ35の主軸との間にギヤ列38を介
装し、一方上記旋回盤33に対向一対の摺動部39によ
り取付部材40を図4中においては上下方向に移動自在
に取付け、取付部材40に対向する平行なガイド面41
a・41aをもつガイド体41を取付け、回転軸36に
ガイド面41a・41aの間に挟装状態にカムローラ4
2を回転軸線Lに対して偏心状態で取付け、しかして、
平行揺振用モータ35の駆動によりギヤ列38を介して
回転軸36を回転させ、偏心位置したカムローラ42と
ガイド面41a・41aとの作用により取付部材40を
研磨テープTの移送方向T1と同方向Nに揺振運動させ
るように構成している。
【0016】又、テープ移送機構11は、この場合、有
端帯状の研磨テープTを一方向に連続移送させる構造と
なっており、上記取付部材40にブラケット43を介し
てベース部材44を取付け、ベース部材44に研磨テー
プTの実巻リール45及び巻取リール46を軸着し、ベ
ース部材44にスライド台47を進退調節自在に取付
け、スライド台47に複数個の受圧ロール48a及び受
圧パッド48bをもつテープガイド部48を配設し、実
巻リール45より引き出した研磨テープTをロール4
9、テープガイド部48、一対の挟装ロール50・51
の間、ロール52を介して巻取リール46に巻回し、実
巻リール45をサーボモータ53により駆動すると共に
一方の挟装ロール50をサーボモータ54により駆動さ
せ、かつ巻取リール46をベルト伝導機構55により駆
動し、研磨テープTをバックテンションを付与しつつ一
方向に連続移送させるように構成している。
【0017】この実施の第一形態例は上記構成であるか
ら、板状部材Wを人為的又は自動的に保持部4上に給送
し、保持機構1により保持部4上に板状部材Wを保持
し、テープ走行機構11により研磨テープTを連続移送
させ、圧接機構12により研磨テープTを板状部材Wに
向けて移動させ、板状部材Wの角部分に圧接させること
になり、この際、図6の如く、旋回機構14によりテー
プ走行機構11を上向き旋回させることにより図8の如
く、板状部材Wの上側の角縁W1の面取り加工がなさ
れ、下向き旋回させることにより、図10の如く、板状
部材Wの下側の角縁W1の面取り加工がなされ、旋回せ
ずに水平保持することにより図9の如く、板状部材Wの
端面W2を研磨加工することができ、又、連続往復旋回
させることにより上側の角縁W1、端面W2及び下側の角
縁W1を連続的に面取り加工することができ、したがっ
て、板状部材Wの両角縁W1・W1を研磨テープTにより
面取り加工することができ、それだけ面取り加工の作業
性及び融通性を高めることができる。
【0018】又、この場合、図7の如く、上記研磨テー
プTを研磨テープTの移送方向T1と交差する方向Mに
揺振運動させる交差揺振機構13を設けているから、上
記板状部材Wの角縁W1は研磨テープTの移送及び交差
揺振運動の二つの複合作用により面取り加工され、良好
な面取り加工を行うことができ、又、この場合、上記研
磨テープTを研磨テープTの移送方向T1と同方向Nに
揺振運動させる平行揺振機構15を設けているから、上
記板状部材Wの角縁W1は研磨テープTの移送、交差揺
振運動及び平行揺振運動の三つの複合作用により面取り
加工され、一層良好な面取り加工を行うことができる。
【0019】又、この場合、上記保持部4を上記板状部
材Wの角縁W1の延びる方向に移動させる移動機構3を
設けているから、退避位置において、保持部4上に板状
部材Wを供給し、供給後に移動機構3により板状部材W
を研磨テープTに対向位置させ、面取り加工後に退避位
置に退避移動させ、退避位置にて、板状部材Wの取出及
び取出を行うことができ、かつ面取り加工時において、
移動機構3により板状部材Wを角縁W1の延びる方向B
へ移動させることにより研磨テープTの幅よりも長い角
縁W1を連続して面取り加工することができると共に上
記複合作用に加えて角縁W1の延びる方向Bへの移動に
伴う研磨作用を得ることもできる。
【0020】又、この場合、上記研磨テープTは有端帯
状に形成され、研磨テープTを一方向に連続移送させる
テープ移送機構11を設けているから、研磨テープTの
研磨面は逐次新たな研磨面が露呈し、研磨加工が良好に
なされることになる。
【0021】図12の第二形態例はテープ走行機構11
の別例構造を示し、上記第一形態例に示したものは、有
端帯状の研磨テープTを一方向に連続移送させる構造と
なっていたが、この場合、無端帯状の研磨テープTを循
環連続移送させる構造が採用され、この場合上記ベース
部材44に代えてベース部材56をブラケット43に取
り付け、ベース部材56に上記サーボモータ53により
回転駆動される駆動ロール57を突設し、ベース部材5
6に上記テープガイド部48を取付け、駆動ロール57
とテープガイド部48との間に案内ロール58・59・
60及びテンションロール61を介して無端状の研磨テ
ープT掛け回し、研磨テープTを循環連続移送させるよ
うに構成している。
【0022】この第二形態例にあっては、上記第一形態
例と同様な作用効果を得ることができると共に研磨テー
プTは無端帯状に形成され、テープ移送機構11は無端
帯状の研磨テープTを循環連続移送させるように構成さ
れているので、研磨テープTの一方向消費に伴う経済性
を高めることができる。
【0023】図13乃至15の第三形態例は、ウエハー
材としての板状部材Wの両角縁W1・W1の面取り加工に
用いられ、この場合、上記移動機構3の移動台7上に保
持機構1が設けられ、この保持機構1には回転盤状の保
持部4が設けられ、保持部4には図示省略の負圧吸着穴
が設けられ、この保持部4をウエハーとしての板状部材
Wの角縁の延びる方向に回転させる回転機構62が設け
られ、回転機構62は図外の回転用モータにより保持部
4を軸線P回りに連続回転させるように構成されてい
る。
【0024】この第三形態例にあっては、図13、図1
4の如く、上記第一形態例と同様な作用効果を得ること
ができると共に上記保持部4を上記板状部材Wの角縁W
1の延びる方向Bを接線として回転させる回転機構62
を設けているので、移動機構3による角縁W1の延びる
方向Bの研磨作用及び又は回転機構62による回転Rに
伴う研磨作用により板状部材Wの角縁W1を面取り加工
することができ、板状部材Wとしてのウエハー材の円周
状の縁端面F1の面取り加工にあっては移動機構3を停
止させると共に回転機構62を駆動し、直線状の縁端面
2の面取り加工にあっては、回転機構62を停止させ
て移動機構3を駆動することにより縁端面F1及び縁端
面F2の両方を面取り加工することができる。
【0025】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、例えば上記実施の形態例では移動機構と
してボールネジ機構に代えてシリンダ構造を採用した
り、圧接機構としてシリンダ構造に代えてボールネジ機
構とサーボモータとの組み合わせ構造を採用することも
でき、また保持機構の構造や圧接機構の構造等は適宜変
更して設計されるものであり、又、加工条件に応じて乾
式状態又は加工部位に研磨液を供給する湿式状態の雰囲
気において、研磨加工を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、板状部材を人為的又は自動的に保持部上
に給送し、保持機構により保持部上に板状部材を保持
し、テープ走行機構により研磨テープを連続移送させ、
圧接機構により研磨テープを板状部材に向けて移動さ
せ、板状部材の角部分に圧接させることになり、この
際、旋回機構によりテープ走行機構を旋回させることに
より板状部材の両角縁の面取り加工がなされ、板状部材
の端面も研磨加工することができ、又、連続往復旋回さ
せることにより両角縁及び端面を連続的に面取り加工す
ることができ、したがって、板状部材の両角縁を研磨テ
ープにより面取り加工することができ、それだけ面取り
加工の作業性及び融通性を高めることができる。
【0027】又、請求項2記載の発明にあっては、上記
研磨テープを研磨テープの移送方向と交差する方向に揺
振運動させる交差揺振機構を設けているから、上記板状
部材の角縁は研磨テープの移送及び交差揺振運動の二つ
の複合作用により面取り加工され、良好な面取り加工を
行うことができ、又、請求項3記載の発明にあっては、
上記研磨テープを研磨テープの移送方向と同方向に揺振
運動させる平行揺振機構を設けているから、上記板状部
材の角縁は研磨テープの移送、平行揺振運動の複合作用
により面取り加工され、一層良好な面取り加工を行うこ
とができる。
【0028】又、請求項4記載の発明にあっては、上記
保持部を上記板状部材の角縁の延びる方向に移動させる
移動機構を設けているから、退避位置において、保持部
上に板状部材を供給し、供給後に移動機構により板状部
材を研磨テープに対向位置させ、面取り加工後に退避位
置に退避移動させ、退避位置にて、板状部材の取出及び
取出を行うことができ、かつ面取り加工時において、移
動機構により板状部材を角縁の延びる方向へ移動させる
ことにより研磨テープの幅よりも長い角縁を連続して面
取り加工することができると共に上記複合作用に加えて
角縁の延びる方向への移動に伴う研磨作用を得ることも
できる。
【0029】又、請求項5記載の発明にあっては、上記
保持部を上記板状部材の角縁の延びる方向を接線として
回転させる回転機構を設けているので、移動機構による
角縁の延びる方向の研磨作用及び又は回転機構による回
転に伴う研磨作用により板状部材の角縁を面取り加工す
ることができ、又、請求項6記載の発明にあっては、上
記研磨テープは有端帯状に形成され、研磨テープを一方
向に連続移送させるテープ移送機構を設けているから、
研磨テープの研磨面は逐次新たな研磨面が露呈し、研磨
加工が良好になされることになり、又、請求項7記載の
発明にあっては、研磨テープは無端帯状に形成され、テ
ープ移送機構は無端帯状の研磨テープを循環連続移送さ
せるように構成されているので、研磨テープの一方向消
費に伴う経済性を高めることができる。
【0030】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態例の全体正面図であ
る。
【図2】本発明の実施の第一形態例の全体平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の第一形態例の部分正面図であ
る。
【図4】本発明の実施の第一形態例のテープ移送機構を
除いた平面図である。
【図5】本発明の実施の第一形態例の部分平断面図であ
る。
【図6】本発明の第一実施の形態例の説明正面図であ
る。
【図7】本発明の実施の第一形態例の説明斜視図であ
る。
【図8】本発明の実施の第一形態例の説明側面図であ
る。
【図9】本発明の実施の第一形態例の説明側面図であ
る。
【図10】本発明の実施の第一形態例の説明側面図であ
る。
【図11】液晶パネルの斜視図である。
【図12】本発明の実施の第二形態例の部分側面図であ
る。
【図13】本発明の実施の第三形態例の説明斜視図であ
る。
【図14】本発明の実施の第三形態例の説明側面図であ
る。
【図15】ウエハー材の斜視図である。
【符号の説明】
W 板状部材 W1 角縁 T 研磨テープ 1 保持機構 3 移動機構 4 保持部 11 テープ移送機構 12 圧接機構 13 交差揺振機構 14 旋回機構 15 平行揺振機構 62 回転機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状部材を保持可能な保持部をもつ保持
    機構と、研磨テープを移送可能なテープ移送機構と、該
    研磨テープを板状部材の角縁に圧接させる圧接機構とを
    備えてなり、上記研磨テープを上記板状部材の角縁の延
    びる方向と交差する方向に角度旋回させる旋回機構を具
    備したことを特徴とする板状部材角縁面取装置。
  2. 【請求項2】 上記研磨テープを研磨テープの移送方向
    と交差する方向に揺振運動させる交差揺振機構を設けて
    なることを特徴とする請求項1記載の板状部材角縁面取
    装置。
  3. 【請求項3】 上記研磨テープを研磨テープの移送方向
    と同方向に揺振運動させる平行揺振機構を設けてなるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の板状部材角縁面取
    装置。
  4. 【請求項4】 上記保持部を上記板状部材の角縁の延び
    る方向に移動させる移動機構を設けてなることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の板状部材角縁面取装置。
  5. 【請求項5】 上記保持部を上記板状部材の角縁の延び
    る方向に回転させる回転機構を設けてなることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の板状部材角縁面取装置。
  6. 【請求項6】 上記研磨テープは有端帯状に形成され、
    該研磨テープを一方向に連続移送させるテープ移送機構
    を設けてなることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の板状部材角縁面取装置。
  7. 【請求項7】 上記研磨テープは無端帯状に形成され、
    該研磨テープを循環連続移送させるテープ移送機構を設
    けてなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の板
    状部材角縁面取装置。
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