JPH1197664A - 電子機器およびその作製方法 - Google Patents

電子機器およびその作製方法

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JPH1197664A
JPH1197664A JP9273457A JP27345797A JPH1197664A JP H1197664 A JPH1197664 A JP H1197664A JP 9273457 A JP9273457 A JP 9273457A JP 27345797 A JP27345797 A JP 27345797A JP H1197664 A JPH1197664 A JP H1197664A
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light
film
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JP9273457A
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Inventor
Kouyuu Chiyou
宏勇 張
Masayuki Sakakura
真之 坂倉
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光部(フォトダイオード)と電荷転送部が
積層されたイメージセンサにおいて、フォトキャリアの
隣接画素への漏れ込みを防止する。 【解決手段】 受光部60には、受光画素ごとに電気的
に分離された下部電極61と、光電変換層62と、全べ
ての受光画素に共通な上部電極63でなる。光電変換層
62は受光画素ごとに分断され、隣接する光電変換層6
2との隙間には絶縁物64が埋め込まれている。光吸収
物64によって、任意の画素において発生したフォトキ
ャリアは隣接する画素に漏れ込むことがない。よって高
密度化しても、S/N比の高いイメージセンサを得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電変換効果を利
用したイメージセンサや、イメージセンサを用いたビデ
オカメラやデジタルカメラ等の電子機器およびその作製
方法に関するものであり、特にフォトダイオード等の受
光部と、受光部で発生した電荷を信号として読み出す信
号読出部とを積層したスタック型のイメージセンサに関
する。
【0002】更に、本発明はスタック型のイメージセン
サと、表示セルとを同一基板上に備えた液晶表示装置等
の電子機器およびその作製方法に関する。
【0003】
【従来の技術】光センサは、光を電気信号に変換するセ
ンサとして広く用いられている。例えば、ファクシミ
リ、複写機、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の
イメージセンサとして広く使用されている。
【0004】マルチメディアの要求に対応するため、イ
メージセンサの画素の高密度化が急激に進んでいる。例
えば、デジタルスチルカメラの画素の規格はVGA(6
40×480=31万画素)から、SVGA、XGAへ
と高密度化され、更にSXGA(1280×1024=
131万画素)へと高密度化が進んでいる。
【0005】また、デジタルスチルカメラ等のマルチメ
ディアツールの小型化、低コスト化の要求から、光学系
は2/3inchから1/2inch、1/3inch、1/4inch
へと年々小型化されている。
【0006】このように、画素の高密度化、光学系の小
型化を実現するうえで、小さな受光セルであって、変換
効率の良いイメージセンサが要求される。この要求を満
足するため、例えば開口率を向上するため、受光部と受
光部で発生した電荷を信号として読み出す読み出し部を
積層したスタック型イメージセンサが提案されている。
図15は従来のスタック型イメージセンサの断面図であ
る。図15には、信号読み出し部をスイッチング機能を
有するMOS型トランジスタで構成した例を示す。
【0007】図15に示すように、一導電型を有するシ
リコン基板1上には、MOS型トランジスタ2が画素ご
とに配置されている。MOS型トランジスタ2上には、
層間絶縁膜3を介して、フォトダイオードでなる受光部
4がセンサ部全面に形成されている。
【0008】MOS型トランジスタ2は、ソース領域5
およびドレイン領域6と、熱酸化膜でなるゲイト絶縁膜
7と、ゲイト電極8、ソース電極9、ドレイン電極1
0、ゲイト電極8と、ソース電極9およびドレイン電極
10とを層間分離する層間絶縁膜11でなる。MOS型
トランジスタ2同士はLOCOS法で形成された酸化膜
12によって、素子間分離されている。
【0009】受光部(フォトダイオード)4は画素ごと
に電気的に分離されている下部電極15と、受光部全面
に形成された光導電層16と、全画素に共通な透明電極
17とで構成されている。下部電極15によってトラン
ジスタ2のソース電極9に接続されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図15に示すスタック
型イメージセンサは装置全面に、受光部4が形成されて
いるため、開口率が高いという長所を有する。しかしな
がら、画素が高密度化されると隣接する画素ピッチが狭
くなるが、光電変換層16が画素ごとに分離されていな
いので、点線20で囲った画素間の光電変換層16で発
生したフォトキャリア21は矢印で示すように、隣接す
る下部電極15へ漏れ込み易くなる。隣接画素への漏れ
込みは、S/Nを低下させたり、クロストークの原因と
なる。
【0011】更に画素ピッチが狭くなると、点線20内
のみでなく、下部電極15、上部電極17で挟まれた光
電変換層16で発生したフォトキャリアも隣接画素へ漏
れ込み易くなる。
【0012】本発明の目的は、上述した受光部での隣接
画素へのフォトキャリアの漏れ込みを防止して、高開口
率、高密度の受光画素を備えたイメージセンサ等の電子
機器、およびその作製方法を提供することにある。
【0013】更に、本発明の他の目的は、上述した受光
部での隣接画素へのフォトキャリアの漏れ込みを防止し
て、高開口率、高密度の受光画素を備えた受光セルを、
表示機能を有する画素セルと同一基板上に備えた電子機
器およびその作製方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の受光領域を備えた電子機器は、従来の
受光部において、全ての受光画素で一体的であった光電
変換層を画素ごとに分断し、かつ分断によって生じた隙
間に絶縁物を埋め込むことで、光電変換層を受光画素ご
とに電気的に分離することを特徴とする。この構成によ
って、任意の受光画素で発生したフォトキャリアが隣接
する受光画素内に漏れ込むことが防止でき、クロストー
クの発生、S/N比の低下が防げる。
【0015】また、本発明では、光電変換層の分断工程
と下部電極の形成工程とを連続して行う点に特徴を有す
る。これにより、光電変換層の分断工程を追加しても、
プロセスが複雑化することない。具体的には、下部電極
を構成する導電膜と、光電変換層を積層した後、同一の
レジストマスクを用いて、エッチング法、特にドライエ
ッチング法により、光電変換層の分断工程、前記導電膜
のパターニング工程を連続に行う。よって、マスクずれ
による開口率の低下が回避できる。
【0016】ここで、信号読取部は、受光部で発生した
電荷を、受光部の電位の変動として読み出す、または受
光部で蓄積された電荷量として読み出す回路を指し、前
者の代表例はMOS型半導体素子であり、後者の代表例
はCCDである。
【0017】
【発明の実施の形態】 図1〜図3を用いて本発明の実
施形態を説明する。
【0018】本実施形態は、本発明をスタック型イメー
ジセンサに応用した例である。図1は本実施形態の受光
部の分解斜視図であり、図2、図3は本実施形態のイメ
ージセンサの作製工程を示す断面図である。本実施携帯
では、MOS型トランジスタを用いたパッシブ型のイメ
ージセンサについて説明する。
【0019】図1は、受光画素3×3の受光部(フォト
ダイオード)60の斜視図である。受光部60には、下
部電極61と、下部電極61上に接して設けられた光電
変換層62と、光電変換層62上に接して設けられた上
部電極63とによりフォトダイオードが形成されてい
る。下部電極61は受光画素ごとに電気的に分離され、
他方上部電極63は全べての受光画素に共通となってお
り、一定電位に固定されている。このため上部電極63
によって、光入射側からのノイズを遮断することができ
る。
【0020】光電変換層62も下部電極61同様に受光
画素毎に分断される。隣接する光電変換層62の隙間に
は絶縁物64が埋め込まれている。絶縁物64によっ
て、光電変換層62は受光画素ごとに電気的に絶縁され
ることとなり、任意の受光画素の光電変換層62で発生
したフォトキャリアは隣接する受光画素に拡散すること
がない。
【0021】以下、図2、図3を用いて受光部(フォト
ダイオード)60の作製方法を説明する。
【0022】先ず、図2(A)に示すように、n型もし
くはp型シリコン基板40上に、受光部の電荷を信号と
して読み出す信号読出部を形成する。本実施形態では信
号読出部として、1画素に1つのMOS型トランジスタ
50を配置したパッシブ方式のマトリクス回路を採用す
る。MOS型トランジスタ50は公知のIC技術を用い
て形成する。そして受光領域全面にトランジスタ50と
受光部60を層間分離するための層間絶縁膜59を形成
する。
【0023】MOS型トランジスタ50はソース領域5
1およびドレイン領域52と、熱酸化膜でなるゲイト絶
縁膜53と、ゲイト電極54、ソース電極55、ドレイ
ン電極56、ゲイト電極57、ソース電極55およびド
レイン電極56とを層間分離する層間絶縁膜57でな
る。隣接する画素において、MOS型トランジスタ50
同士はLOCOS法で形成された酸化膜58によって、
素子間分離されている。
【0024】図2(B)に示すように、層間絶縁膜59
にソース電極55に達するコンタクトホールを形成した
後、受光部全面に、受光部60の下部電極61を構成す
る導電膜71を成膜する。導電膜61はTi、Mo、C
r、Al、MoTa等の金属材料の単層膜や多層膜とす
る。
【0025】次に、導電膜71上に光電変換膜72を形
成する。光電変換膜72の材料は、真性もしくは実質的
に真性な非晶質シリコンや非晶質シリコンゲルマニュー
ム等のシリコン系半導体を用いることができる。pin
接合を有するシリコン系半導体膜を用いることもでき
る。また受光部をフォトコンダクタ型とする場合には、
一般に固体撮像管に用いられてるZnSe/ZnCdT
e膜や、Se/Te/As等の積層膜を用いることがで
きる。
【0026】次に、下部電極61、光電変換層62をパ
ターニング用のレジストマスク73を形成する。図2
(B)に示すようにレジストマスク73を用いて、プラ
ズマエッチングやRIE(反応性イオンエッチング)等
のドライエッチング法によって、光電変換膜72を貫通
する溝部74を形成して、受光画素ごとに分断された光
電変換層62を形成する。連続して導電膜71をパター
ニングして、信号読出部に接続され、かつ受光画素ごと
に分離された下部電極61を形成する。
【0027】レジストマスク73を剥離した後、図3
(A)に示すように、溝部74および下部電極61の隙
間に絶縁物75を埋め込む。画素が高密度化されると画
素間隔が狭くなるので、溝部74も微細になる。従って
絶縁物75にはスピンコート法等の塗布法で形成可能な
膜が好適である。このような塗布膜として、アクリル、
ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド、エポキシ
から選ばれた有機樹脂や、PSG、SiO2 等の酸化珪
素系塗布膜を用いることができる。
【0028】塗布法で絶縁物75を形成したため、絶縁
物72は光電変換層62の表面も覆っている。このた
め、図3(B)に示すように、光電変換層62の表面を
覆っている余分な絶縁物62を、ドライエッチングやC
MP等の手段によって除去する。残存した絶縁物75が
図1に図示した絶縁物64である。
【0029】なお、CMP法を用いる場合には、絶縁物
64を形成する前に、光電変換層62表面にストッパと
なる絶縁物64よりも硬度が高い膜を形成するとよい。
例えば絶縁物64が樹脂材料であれば、酸化珪素膜、窒
化珪素膜もしくは、上部電極と同じ材料となるITO膜
等が使用できる。
【0030】なお、塗布法のみで絶縁物75を形成する
のではなく、塗布膜を形成する前にCVD法やスパッタ
法等の堆積法にて無機絶縁膜を形成し、光電変換層62
の側面(分断面)を被覆すると良い。これは、ドライエ
ッチングによってダメージを受け、粗くなっているた光
電変換層62の側面を平滑化するためである。これによ
り塗布膜の原料液が溝部74に流入し易くなる。
【0031】更に、光電変換層62の側面を無機絶縁膜
で被覆することで、樹脂膜等の塗布膜のみで絶縁物64
を形成するよりも、光電変換層62と絶縁物64との界
面準位を低くすることができる。無機絶縁膜の材料とし
て、酸化珪素膜、窒化珪素膜、酸化窒化珪素膜などが挙
げられる。
【0032】また、光電変換層62をシリコン系半導体
材料で形成した場合には、絶縁物64との界面準位を低
くするための他の対策として、絶縁物64を形成する前
に、光電変換層62の分断面の不対結合手を終端する方
法が挙げられる。例えば、光電変換層62、下部電極6
1を分断後、水素プラズマ処理や、水素を含有するN2
やAr2 等の不活性雰囲気中で加熱処理する方法。ま
た、上述した光電変換層62の側面を覆う酸化珪素膜や
窒化珪素膜を成膜する際の雰囲気にNH3やN2O等を含
ませる方法等が挙げられる。
【0033】最後に、図3(C)に示すように、受光領
域に全面に透明導電膜でなる上部電極63を形成する。
【0034】本実施形態において、光電変換層62を受
光画素ごとに分離して、隣接する光電変換層62の隙間
に絶縁物64を埋め込んだため、光電変換層62が画素
ごとに絶縁分離されている。従って、画素の隙間でフォ
トキャリアは発生することがなく、また任意の画素で発
生したフォトキャリアは隣接する画素に漏れ込むことが
ないため、S/N比が向上され、クロストークを防止で
きる。よって高集積化が可能である。
【0035】なお、実施形態1、2では信号読出部50
をMOS型トランジスタで形成したが、受光部の電荷量
を信号として取り出すCCDで構成することも可能であ
る。またMOS型半導体素子とCCD双方を用いたCP
D(Charege Priming Device)等とすることもできる。
【0036】また、本実施形態ではMOS型トランジス
タ50をLOCOS法で形成した酸化膜58によって素
子間分離したが、高密度化するには、素子間分離用の絶
縁膜を埋め込み型としたり、SOI技術等を用いるとよ
い。
【0037】また、本実施形態では、信号読出部を受光
部で蓄積した電荷をそのまま出力するパッシブ型とした
が、MOS型とする場合、複数のMOS型トランジスタ
でなる増幅作用を備えたアクティブ型に構成することも
可能である。
【0038】
【実施例】 図4〜図14を用いて、本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0039】[実施例1] 本実施例は、イメージセン
サを表示画素部と同一基板上に備えた透過型液晶表示装
置に関するものである。
【0040】図4は、本実施例の液晶表示装置の正面図
である。図4に示すように同一基板100上には、撮像
機能を有する受光領域110が表示領域120共に設け
られている。受光領域110には、複数の受光セルがマ
トリクス状に配置された受光マトリクス111と、受光
マトリクス111に形成された信号読出部を駆動するた
めの受光部駆動回路112で構成されている。
【0041】他方、表示領域120は、画素電極と画素
電極に接続された能動素子とが配置された表示マトリク
ス121と、表示マトリクス121配置された能動素子
を駆動するための周辺駆動回路122とが設けられてい
る。更に、基板100上には、受光領域110、表示領
域120の周辺駆動回路111、121を制御するため
の制御回路130も設けられている。
【0042】本実施例では、受光マトリクス111の信
号読出部、表示マトリクス121の能動素子、周辺駆動
回路112、122および制御回路130に配置される
駆動回路用素子を、CMOS技術を用いてTFT(薄膜
トランジスタ)にて同時に作製する。なお、本実施例で
は、信号読出部は1画素に1つのTFTが配置されたパ
ッシブ方式のマトリクス回路とする。以下、図5〜図1
3を用いて、本実施例の液晶パネルの作製方法を説明す
る。
【0043】図5(A)、(B)はそれぞれ受光マトリ
クス111、表示マトリクス121の模式的な上面図で
ある。また図5(C)は周辺駆動回路112、122、
制御回路130の模式的な上面図であり、1組のCMO
S−TFTを図示した。また図5(D)はこれら回路の
断面図であり、図5(A)〜(C)において線A−
A’、線B−B’、線C−C’に沿った断面図であり、
受光部TFT200、表示部TFT300、CMOS−
TFT400の断面を図示した。
【0044】また、図6も図5と同様であり、図6
(A)〜(C)はそれぞれ受光マトリクス111、表示
マトリクス121、駆動・制御回路112、122、1
30の模式的な上面図である。図6(D)は図6(A)
〜(C)において線A−A’、線B−B’、線C−C’
で切った断面図に対応する。
【0045】まず図5(A)に示すように、ガラス基板
500全面に、基板からの不純物の拡散を防止するため
の下地膜510を形成する。下地膜510として、プラ
ズマCVD法によって、酸化珪素膜を200nmの厚さ
に形成する。
【0046】本実施例では透過型液晶パネルを作製する
ため、基板500は可視光を透過する基板であれば良
く、ガラス基板500の代わりに石英基板等も用いるこ
とができる。なお、本実施例では、TFT200、30
0、400を多結晶シリコン膜で形成するため、基板5
00は多結晶シリコン膜の形成プロセスに耐え得るもの
を選択する。多結晶シリコン膜は移動度が10〜200
cm2 /Vsec程度と非常に大きく、多結晶シリコンでT
FTのチャネル形成領域を構成することにより、高速応
答させることができ、特に、受光部TFT200、CM
OS−TFT400に有効である。
【0047】次に、プラズマCVD法によって非晶質シ
リコン膜を55nmの厚さに成膜し、エキシマレーザ光
を照射して、多結晶化する。非晶質珪素膜の結晶化方法
として、SPCと呼ばれる熱結晶化法、赤外線を照射す
るRTA法、熱結晶化とレーザアニールとを併用する方
法等を用いることができる。
【0048】次に、多結晶化されたシリコン膜を島状に
パターニングして、TFT200、300、400の活
性層201、301、401、402を形成する。次
に、これら活性層201、301、401、402を覆
うゲイト絶縁膜520を形成する。ゲイト絶縁膜520
はシラン(SiH4)とN2Oを原料ガスに用いて、プラ
ズマCVD法で120nmの厚さに形成する。
【0049】次に、Al、Crや導電性ポリシリコン膜
等の導電膜を成膜しパターニングして、選択線202、
302、ゲイト電極403を形成する。これら配線・電
極202、302、403をマスクにして、公知のCM
OS技術を用いて活性層201、301、401、40
2に導電性を付与する不純物をドーピングしてソース及
びドレイン領域を形成する。
【0050】活性層201、301、401にリンをド
ープすることにより、N型のソース領域203、30
3、405、ドレイン領域204、304、406、チ
ャネル形成領域204、305、407が自己整合的に
形成される。活性層201、301、401をレジスト
マスクで覆い、活性層402のみにボロンをドープし
て、P型のソース領域408およびドレイン領域409
と、チャネル形成領域410を自己整合的に形成する。
ドーピング後、ドーピングされた不純物を活性化する。
【0051】なお、本実施例では活性層201、30
1、401、401が多結晶シリコンであるため、配線
・電極202、302、403を形成する前に、少なく
ともNチャネル型TFTのチャネル形成領域205、3
05、407となる領域にボロン等のP型の不純物を添
加して、しきい値を最適化するのが好ましい。
【0052】次に、図6に示すように、基板500全面
を覆う第1の層間絶縁膜530を形成する。層間絶縁膜
530にTFT200、300、400のソース領域お
よびドレイン領域に達するコンタクトホール及びTFT
400のゲイト電極403に達するコンタクトホールを
それぞれ形成する。
【0053】しかる後、チタン膜、アルミニウム膜、チ
タン膜でなる積層膜を形成し、パターニングして、画素
部マトリクス111の信号線206、ソース電極207
と、受光マトリクス111、121の信号線306、ド
レイン電極307がそれぞれ形成される。更に駆動回路
112、122及び制御回路のCMOS−TFT400
には、ゲイト電極403に接続される入力配線411、
nチャネル型TFTのソース領域に接続される配線41
2、pチャネル型TFTのドレイン領域に接続される配
線413、nチャネル型TFTのドレイン領域406と
pチャネル型TFTのソース領域408とを接続する配
線414が形成される。
【0054】以上のCMOSプロセスを経て、多結晶シ
リコンを用いた受光部TFT200、表示部TFT30
0、CMOS−TFT400が同時に完成する。ここで
はTFT200、300、400をトップゲイトのプラ
ナ型としたが、逆スタガ等のボトムゲイト型としてもよ
い。この場合、図5において、活性層201、301、
401、402と、選択線202、302、ゲイト電極
403の形成順序を逆にし、活性層201、301、4
01、402前にゲイト絶縁膜520を形成することに
なる。また、活性層にLDD領域やオフセット領域を設
けてもよい。
【0055】以降の工程を図7〜13を用いて説明す
る。なお、図面が煩雑になるため図7〜13においてC
MOS−TFT400は省略する。
【0056】先ず図7(A)に示すように、受光部TF
T200と受光部とを絶縁分離するための第2の層間絶
縁膜540を基板500全面に形成する。第2の層間絶
縁膜540には下層の凹凸を相殺して、平坦な表面が得
られる樹脂膜が好適である。このような樹脂膜として、
ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド、アクリル
を用いることができる。また、第2の層間絶縁膜540
の表面層は平坦な表面を得るため樹脂膜とし、下層は酸
化珪素、窒化珪素、酸化窒化珪素等の無機絶縁材料の単
層、多層としても良い。本実施例では、第2の層間絶縁
膜540としてポリイミド膜を1.5μmの厚さに形成
する。
【0057】次に、第2の層間絶縁膜540に受光部T
FT200のソース電極207に達するコンタクトホー
ルをそれぞれ形成した後、受光部の下部電極、及び表示
マトリクスの遮光膜を構成するTi、Cr、Mo等の導
電膜を形成する。本実施例では導電膜として厚さ200
nmのチタン膜をスッパタ法で成膜する。
【0058】次に、光電変換膜を形成する。本実施例で
は受光部を抵抗型のフォトダイオードとするため、pi
n接合を有するシリコン層を形成する。先ず、リンを含
んだn型の非晶質シリコン膜602を30〜50nmの
厚さに、ここでは30nmの厚さに基板全面に成膜す
る。連続して、真性もしくは実質的に真性な非晶質シリ
コン膜603を1〜2μm、ここでは1.5μmの膜厚
に成膜する。連続して、ボロンを含んだp型の非晶質シ
リコン膜604を30〜100nmの厚さに、ここでは
50nmの厚さに成膜する。
【0059】なお、非晶質シリコンが実質的に真性な状
態とは、ボロン等のp型不純物を5×1016〜1×10
19cm-3程度添加することで、そのフェルミ準位がバン
ドギャプの中央に位置している状態をいう。これは非晶
質シリコンは成膜時にはフェルミ準位がバンドギャプの
中央に必ずしも位置している訳ではなく、若干n型にな
る方向にフェルミ準位がずれている。そのため、上記の
ようにp型不純物を添加することで、フェルミ準位をバ
ンドギャプの中央にすることができる。この場合に不純
物が添加されているが、フェルミ準位をバンドギャプの
中央にある状態を実質的に真性な状態であるとしてい
る。
【0060】また、真性もしくは実質的に真性な非晶質
シリコン膜603が、実質的にフォトキャリアを発生す
るための膜であり、他に非晶質シリコンゲルマニューム
を用いることができる。また、n型、p型表質シリコン
膜602、604はそれぞれ下部電極、上部電極とのオ
ーミック接合させるための膜であり、非晶質シリコン6
02、604の代わりに微結晶シリコンを用いることも
できる。更にn型シリコン膜602の代わりに、リン等
のn型不純物が添加された窒化珪素、酸化珪素、炭化珪
素を用いることで、真性な非晶質シリコン膜603に対
するバリア層として機能させることができる。
【0061】次に、図7(B)に示すように、下部電
極、遮光膜をパターニングするためのレジストマスク6
05を形成する。レジストマスク605を用いて、非晶
質シリコン膜602〜604および導電膜601をパタ
ーニングする。パターニング後、レジストマスク605
を除去する。この状態の受光マトリクス111の上面図
を図10に示し、表示マトリクス121の上面図を図1
1に示す。図10、図11の線A−A’、線B−B’で
切った断面図が図7(B)に対応する。
【0062】このパターニング工程によって、受光マト
リクス111には、選択線202及び信号線203で形
成される格子内に、導電膜601でなる下部電極211
が画素ごと分離されて形成される。更に、下部電極21
1上には非晶質シリコン膜602〜604でなる光電変
換層212が形成されている。光電変換層212は下部
電極211とほぼ同一パターンであり、選択線202及
び信号線203に沿って受光画素ごとに分断されてい
る。
【0063】他方、表示マトリクス121には、活性層
301、選択線302、信号線306及び画素電極との
接続部を除くドレイン電極307を覆うように、導電膜
601でなる遮光膜311が形成される。遮光膜311
はTFT300に光が入射するのを防ぐと共に、有効表
示領域以外から光によって表示特性が劣化することを防
止している。遮光膜311上には遮光膜311とほぼ同
一パターンにシリコン膜602〜604が残存され、光
吸収層312が形成されている。この光吸収層312は
可視光に対する光吸収係数が大きい真性な非晶質シリコ
ン膜602を有するため、金属でなる遮光膜312の表
面(画素電極側)で光が反射するのを防止する機能を有
する。
【0064】非晶質シリコン膜602〜604をパター
ニングするには、プラズマエッチングやRIE(反応性
イオンエッチング)等のドライエッチング法を用いる。
本実施例では、エッチングガスにO2とCF4の混合ガス
を用いる。CF4の濃度は全ガスに対して1〜10%と
する。CF4の濃度や圧力等の条件によりエッチングレ
ートが制御できる。
【0065】ここでは、CF4の濃度が5%のガスを用
いたRIEエッチングによって、シリコン膜602〜6
04をパターニングして、光電変換層212、光吸収層
312を形成する。光電変換層212は上述したように
格子状の溝606によって受光画素ごとに分断される
が、RIEエッチングは異方性であり、RIEエッチン
グによる分断面は等方性エッチングよりも粗くなる。そ
のため本実施例では、RIEエッチングにて溝606を
シリコン膜602〜604を貫通させた後、エッチング
モードを等方性のプラズマモードに切り替えて、残存し
ているシリコン膜602〜604の側面を数nm〜10
nm程度エッチングする。これにより光電変換層212
の側面が平滑化され、光電変換層121隙間に絶縁物が
被覆性よく形成できると共に、側面での界面準位を低下
させるという効果を得ることができる。
【0066】シリコン膜602〜604のパターニング
後、引き続きチタンでなる導電膜601をRIEエッチ
ングにてパターニングして、受光部の下部電極211、
表示マトリクス121の遮光膜が形成される。エッチン
グガスにはCl2 /BCl3/SiCl4を混合した塩素
系ガスを用いる。エッチングガスは導電膜601の下地
である層間絶縁膜540との選択比が高いものを使用
し、層間絶縁膜540をエッチングストッパとして機能
させる。導電膜601のエッチング終了後、レジストマ
スク605を剥離する。
【0067】なお、受光マトリクス111において、光
電変換層212および下部電極211の隙間の幅は開口
率が最大になるようなデザインルールのみに従って設定
すればよい。ガラス基板上に半導体装置を作製する場合
のデザインルールは1〜3μm程度であるため、下部電
極208間の距離は最小で1〜3μm程度とすることが
できる。ここでは、2μmとする。
【0068】次にレジストマスク605を除去した後、
下部電極211、光電変換層212の隙間を絶縁物で埋
める。先ず、図8(A)に示すように、光電変換層21
2の側面を覆う無機絶縁膜607として、プラズマCV
D法によりTEOSを原料にして酸化珪素膜を0.1μ
m〜0.5μmの厚さに形成し、少なくとも光電変換層
212の側面を被覆する。本実施例では0.3μmの厚
さに酸化珪素膜607を形成する。酸化珪素膜607を
成膜するのは、光電変換層212、および下部電極21
1の分断面を平滑化して、樹脂膜608を充填し易くす
るためである。また、側面において、光電変換層121
と絶縁物との界面準位を低くするためである。
【0069】なお、光電変換層212の側面を被覆する
無機絶縁層を形成する際に、樹脂でなる層間絶縁膜54
0が露出しているため、樹脂膜の耐熱性、ポリイミド膜
であれば320℃程度、を考慮して作製方法を選択する
必要がある。そのため、本実施例では、300℃以下の
低温で被覆性のよい膜が得られるため、プラズマCVD
法によりTEOSを原料にして酸化珪素膜607を形成
する。
【0070】次に、酸化珪素膜607上に、スピンコー
ト法にてポリイミド膜608樹脂を塗布して、光電変換
層212、下部電極211の隙間を完全に充填し、硬化
する。スピンコート法にてポリイミド膜608を形成し
たため、ポリイミド膜608は基板500の全表面を覆
っており、酸化珪素608上の膜厚tは、受光マトリク
ス111と表示マトリクス121においてほぼ等しくな
る。また、この膜厚tはポリイミド膜608を形成する
際のスピナ−の回転速度や、絶縁物214の原料溶液の
粘度等により制御できる。
【0071】次に、図8(B)に示すようにO2アッシ
ング等のドライエッチング処理により、光電変換層21
2と上部電極との接続部分を覆うポリイミド膜608を
除去し、609で示すように下部電極211及び光電変
換層212の隙間に充填されたポリイミド膜を残存す
る。ポリイミド膜608を除去するには、O2 ガスにC
4 ガスを1〜5%混合したエッチングガスによるO2
アッシングを用いる。樹脂膜のエッチングレートが代表
的には0.3〜1μm/分程度であることを考慮する
と、基板表面のポリイミド膜608の厚さtが0.3〜
1.5μm程度となるようにする。更に、光電変換層2
12の隙間に埋め込まれたポリイミド膜609を除去し
ないようにするために、アッシングされるポリイミド膜
608の厚さtは、光電変換層212の厚さよりも薄く
して、アッシングのマージンを確保する。
【0072】ここでは光電変換層212の隙間は1〜3
μm程度であるので、アッシング工程においてプラズマ
が隙間には入り込み難く、溝部213に埋め込まれた絶
縁物214は除去され難くなっている。また、光電変換
層212表面は酸化珪素膜608でなるエッチングスト
ッパによって保護されている。従って、光電変換層21
2の隙間に埋め込まれたポリイミド膜609を残存さ
せ、かつ光電変換層212を変質させずに、光電変換層
212と上部電極との接続面を覆う余分なポリイミド膜
608を除去することが可能である。
【0073】なお、酸化珪素膜607を形成しない場合
は、アッシングをO2 ガスのみで行うことで、ポリイミ
ド膜608とシリコンでなる光電変換層212とのエッ
チング選択比を大きくすることができる。更に、ポリイ
ミド膜608を硬化する際に、アッシング前は200℃
程度の仮焼成までとし、アッシング後に本焼成を行い完
全に硬化させるさせるようにすることで、ポリイミド膜
608をアッシングし易い状態とすることができ、光電
変換層212とのエッチング選択比を大きくすることが
できる。なお、これらの対策は酸化珪素膜607を設け
た場合でも有効である。
【0074】図8(B)では、表示マトリクス121の
ポリイミド膜608は完全に除去されているように図示
したが、このアッシング工程で、表示マトリクス121
や周辺駆動回路にポリイミド膜608が残存しても問題
はない。また、図8(B)では、残存されたポリイミド
膜609の表面と酸化珪素膜607の表面は、同一平面
をなすように図示されているが、ポリイミド膜609の
表面は若干抉れていたり、突出していてもよく、少なく
ともポリイミド膜609が光電変換層212の側面を覆
っていればよい。
【0075】また、余分なポリイミド膜608を除去す
るのにアッシングの代わりに、CMPを用いることもで
きる。この場合は、CMPの加工マージンを考慮して、
ポリイミド膜608によって基板500の表面が平坦に
なるように、ポリイミド膜608を厚く形成する。そし
て、CMPにて受光マトリクス111上の余分なポリイ
ミド膜608を研磨除去する。この際酸化珪素膜607
がストッパとして機能する。受光マトリクス111上で
研磨除去しきれないポリイミド膜608はアッシングで
除去すればよい。
【0076】次に図9(A)に示すように、表示マトリ
クス121の画素電極の下地となる第3の層間絶縁膜5
50を形成する。第3の層間絶縁膜550を構成する絶
縁被膜として、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドア
ミド、アクリル等の樹脂膜を形成して、平坦な表面を得
るようにする。本実施例では、ポリイミド膜を基板全面
に形成する。
【0077】次に、図9(B)に示すように、層間絶縁
膜550、酸化珪素膜607をパターニングする。受光
マトリクス111では層間絶縁膜550、酸化珪素膜6
07が除去されて光電変換層121が露出される。この
工程で残存した酸化珪素膜607と、ポリイミド膜60
9が、下部電極211と光電変換層212を画素間で絶
縁分離する絶縁物213である。この状態の受光マトリ
クス111の上面図を図12に示す。図12の線A−
A’で切った断面図が図9(B)に対応する。なお図1
2において酸化珪素膜607は省略されている。
【0078】更に、表示マトリクス121では酸化珪素
膜607のパターニング後、引き続き層間絶縁膜540
もパターニングされ、ドレイン電極307に達するコン
タクトホールが形成される。
【0079】図12に示すように、絶縁物213は選択
線202と信号線206が作る格子に沿って一体的に形
成される。絶縁物213によって光電変換層212及び
下部電極211が画素間で電気的に絶縁分離される。そ
のため任意の画素の光電変換層212で発生したフォト
キャリアが隣接する画素に漏れ込むことがない。また絶
縁物213は光電変換層212と接する部分をCVD法
で形成した酸化珪素膜607としたため、ポリイミド膜
609のみよりも、光電変換層212との界面準位を低
くすることができる。
【0080】次に、100〜300nm厚さ、ここでは
120nmのITO膜をスパッタ法にて成膜しパターニ
ングして、受光マトリクス111全面に、光電変換層2
12のp型非晶質シリコン膜604とオーミック接合す
る上部電極214を形成する。また表示マトリクス12
1には、ドレイン電極307に接続された画素電極30
8が形成される。この状態の表示マトリクス121の上
面図を図13に示す。図13の線B−B’で切った断面
図が図9(B)に図示されている。
【0081】図13に示すように、画素電極313は表
示画素ごとに電気的に分離され、その周縁が遮光膜31
2と重なるように形成される。画素313の隙間におい
て、チタンでなる遮光膜311は露出されるが、真性な
非晶質シリコン膜603を有する光吸収層312がその
表面に形成されているため、遮光膜311にて光が反射
することが防止される。よって画素電極を透過した光に
他の光が混入することが防止され、良好な表示が行え
る。
【0082】本実施例の受光マトリクス111に形成さ
れたフォトダイオードは図1のフォトダイオード60と
同様な構成を有する。図1において、下部電極211は
電極61に対応し、シリコン層602〜604でなる光
電変換層212は62に対応し、上部電極214は63
に対応し、絶縁物213は64に対応している。
【0083】本実施例では、pin型のフォトダイオー
ドを形成するため、光電変換層212をpin接合を有
するシリコン膜602〜604で形成したが、ショット
キー型とする場合は、真性又は実質的に真性な非晶質シ
リコン膜603のみを形成すればよい。この場合、遮光
膜311上の光吸収層312も非晶質シリコン膜603
のみによって形成される。
【0084】実施例において、受光マトリクス111の
信号読出部、即ち受光部TFT200が配置されたマト
リクス回路を作製した後、TFT200上に受光部(フ
ォトダイオード)を形成する積層型としたので、従来の
ように受光部を非晶質シリコン膜で形成しても、受光部
TFT200を多結晶シリコンで構成することができ
る。即ちガラス基板等の絶縁性基板上に、変換効率が良
く、高速応答可能なイメージセンサが作製できる。
【0085】また、イメージセンサを積層構造とするこ
とで、従来多結晶シリコンTFTで構成されている液晶
パネルの作製工程と整合性が保たれる。従って、イメー
ジセンサと液晶パネルの各特性を損なうことなく同一基
板上に集積化できる。
【0086】本実施例では、受光マトリクス111に受
光画素を2次元に配列したが、受光画素を1次元に配列
したラインセンサとしても良い。また、受光画素のフォ
ーマットを表示部のフォーマットと同一にすると、受光
画素と表示画素が1対1に対応するため、受光マトリク
ス111で検出された画像を表示マトリクス121に表
示するための信号処理が簡単化、高速化でき、制御回路
130の負担が軽くなる。ラインセンサとした場合も、
受光画素数は、列方向又は行方向の表示画素数と同じに
すると良い。
【0087】画素フォーマットを一致させた場合、例え
ば表示マトリクス121のフォーマットを640×48
0(VGA規格)とし場合、1つの受光画素ピッチを1
0μm程度とすると、受光マトリクス111の占有面積
は6.4mm×4.8mm程度となり、液晶パネルに集
積化することは可能である。
【0088】また本実施例では受光マトリクス111の
回路を1画素に1つのTFT200が配置されるパッシ
ブ方式としたが、1画素に複数のTFTが配置され、増
幅回路を構成するアクティブ方式とすることもできる。
【0089】[実施例2] 本実施例は、実施例1で説
明した、イメージセンサ一体型の液晶パネルの応用製品
を説明する。図14に本実施例の電子機器の模式的な外
観図を示す。
【0090】実施例1の液晶パネルは撮像機能を有する
受光領域と、表示領域が一体的に設けられているため、
TV会議システム、TV電話、インターネット用端末や
パーソナルコンビュータ等の通信機能を備えた表示部に
好適である。例えば、表示部で対話者の端末から送信さ
れた映像を見ながら、受光マトリクスで自身の姿を撮影
して、対話者の端末にその映像を転送することできるの
で、動画像を双方向通信することが可能である。
【0091】またこのような電子機器の1つとして、図
14(A)に、液晶パネルを有するノート型パソコン2
000を示す。2001が液晶パネルであり、2002
がイメージセンサ部である。
【0092】また他の電子機器として、図14(B)に
テレビ電話2010を示す。2011が液晶パネルであ
り、2012がイメージセンサ部である。使用者は自身
の姿を姿をイメージセンサ部2012で撮影しつつ、ま
た液晶パネル2011にて通話相手の姿を見ながら通話
することができる。
【0093】更に図14(C)にペン入力型の携帯型情
報端末機器2020を示す。2021が液晶パネルであ
り、2021がエリアセンサ部である。エリアセンサ2
021により、名紙等の文字・図画情報を取り込んで、
液晶パネル2021に表示したり、携帯型情報端末機器
内にこれらの情報を保存できるようになっている。
【0094】本発明では液晶パネルとセンサ部を同一基
板に設けたため、小型、軽量でとすることができる。ま
たセンサ部の駆動を液晶パネルと共有化することも可能
であるため、省電力化が図れる。よって、図14で示し
たような、バッテリー駆動型の電子機器に本発明は好適
である。
【0095】
【発明の効果】本発明では、フォトダイオードを構成す
る受光部の光電変換層を画素ごとに分断し、その隙間に
絶縁物を埋め込んだため、任意の受光画素で発生したフ
ォトキャリアが隣接する画素に漏れ込むことがなく、ク
ロストークを防止でき、S/N比が向上できる。よって
受光画素の高密度化が容易に実現できる。
【0096】更に本発明では、光電変換層の分断工程と
下部電極の形成工程とを連続して行い、且つ下部電極の
パターニング用のレジストマスクを用いて、光電変換層
の分断行うこととで、開口率を低下することなく、更に
工程を複雑化せずに光電変換層を分断することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の受光部の分解斜視図。
【図2】実施形態1のイメージセンサの作製工程を示す
断面図。
【図3】実施形態1のイメージセンサの作製工程を示す
断面図。
【図4】実施例1の液晶パネルの正面図。
【図5】実施例1の液晶パネルの作製工程を説明するた
めの正面図及び断面図。
【図6】実施例1の液晶パネルの作製工程を説明するた
めの正面図及び断面図。
【図7】実施例1の液晶パネルの作製工程を説明するた
めの断面図。
【図8】 実施例1の液晶パネルの作製工程を説明する
ための断面図。
【図9】 実施例1の液晶パネルの作製工程を説明する
ための断面図。
【図10】実施例1の受光マトリクスの作製工程を説明
するための正面図。
【図11】実施例1の表示マトリクスの作製工程を説明
するための正面図。
【図12】実施例1の受光マトリクスの作製工程を説明
するための正面図。
【図13】実施例1の表示マトリクスの作製工程を説明
するための正面図。
【図14】実施例2の液晶パネルの応用製品の模式的な
外観図。
【図15】 従来例のスタック型イメージセンサの断面
図。
【符号の説明】
50 MOS型トランジスタ(信号読出部) 60 受光部(フォトトランジスタ) 61 下部電極 62 光電変換層 63 上部電極 64 絶縁物 200 受光部TFT 211 下部電極 212 光電変換層 213 絶縁物 214 上部電極 300 表示部TFT 311 遮光膜 312 光吸収物 313 画素電極 601 チタン膜 602 n型非晶質シリコン膜 603 真性非晶質シリコン膜 604 p型非晶質シリコン膜 607 酸化珪素膜 608、609 ポリイミド膜

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受光画素を備え、光を電荷に変換
    する受光部と、前記受光部に接続され、前記受光部で発
    生した電荷を信号として読み出す信号読出部とが形成さ
    れた受光領域を有する電子機器であって、前記受光部
    は、 前記受光画素ごと配置され前記信号読出部に接続された
    複数の下部電極と、前記下部電極上に形成された光電変
    換層と、 前記光電変換層上に形成され、前記複数の受光画素に共
    通な上部電極と、を有し、 前記光電変換層は、前記受光画素ごとに分断され、隣接
    する前記光電変換層の隙間には絶縁物が埋め込まれてい
    ることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 複数の受光画素を備え、光を電荷に変換
    する受光部と、前記受光部に接続され、前記受光部で発
    生した電荷を信号として読み出す信号読出部とが形成さ
    れた受光領域と、 複数の表示画素を備え、前記表示画素ごとに配置された
    能動素子と、前記表示画素ごとに電気的に分離され、前
    記能動素子に接続された複数の画素電極とが設けられた
    表示領域と、を同一基板上に有する電子機器であって、
    前記受光部は、 前記受光画素ごと配置され前記信号読出部に接続された
    複数の下部電極と、 前記下部電極上に形成された光電変換層と、 前記光電変換層上に形成され、前記複数の受光画素に共
    通な上部電極と、を有し、 前記光電変換層は前記受光画素ごとに分断され、隣接す
    る前記光電変換層の隙間には絶縁物が埋め込まれている
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 複数の受光画素を備え、光を電荷に変換
    する受光部と、前記受光部に接続され、前記受光部で発
    生した電荷を信号として読み出す信号読出部とが形成さ
    れた受光領域と、 複数の表示画素を備え、前記表示画素ごとに配置された
    能動素子と、前記表示画素ごとに電気的に分離され、前
    記能動素子に接続された複数の画素電極とが設けられた
    表示領域と、を同一基板上に有する電子機器であって、
    前記受光部は、 前記受光画素ごと配置され前記信号読出部に接続された
    複数の下部電極と、前記複数の下部電極上に形成された
    光電変換層と、 前記複数の受光画素に共通な上部電極と、を有し、 前記光電変換層は前記受光画素ごとに分断され、当該隣
    接する光電変換層の隙間には絶縁物が埋め込まれ、 前記表示領域には、前記画素電極よりも下層であって前
    記複数の画素電極の隙間と重なる領域に、前記下部電極
    と同一出発膜でなる遮光膜が設けられ、前記光電変換層
    は、前記表示領域において前記遮光膜表面を覆っている
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、前記基板上に
    は、前記表示領域の能動素子を駆動する駆動回路が設け
    られていることを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3において、前記信号読出
    部、および前記能動素子は薄膜トランジスタで形成され
    ていることを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5において、隣接する前記光
    電変換層の隙間には有機樹脂材料でなる前記絶縁物が埋
    め込まれていることを特徴とする電子機器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6において、前記絶縁物は、
    少なくとも前記光電変換層と接する部分は無機絶縁物層
    で形成されていることを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 複数の受光画素を備え、光を電荷に変換
    する受光部と、前記受光部に接続された信号読出部とが
    形成された受光領域を有する電子機器の作製方法であっ
    て、 前記信号読出部を形成する工程と、 前記受光領域を覆う絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜上に導電膜を形成する工程と、 前記導電膜上に前記光電変換層を形成する工程と、 前記光電変換層を貫通する溝部を形成し、前記光電変換
    層を前記受光画素ごとに分断する工程と、 前記導電膜を前記受光画素ごとに分断して、複数の前記
    下部電極を形成する工程と、 隣接する前記光電変換層、及び隣接する前記下部電極の
    隙間に埋め込まれた絶縁物を形成する工程と、 前記光電変換層に接し、前記複数の受光画素に共通な上
    部電極を形成する工程と、を有することを特徴とする電
    子機器の作製方法。
  9. 【請求項9】 複数の受光画素を備え、光を電荷に変換
    する受光部と、前記受光部に接続された信号読出部とが
    設けられた受光領域と、 複数の表示画素を備え、前記表示画素ごとに配置された
    能動素子と、前記表示画素ごとに電気的に分離され、前
    記能動素子に接続された複数の画素電極とが設けられた
    表示領域と、を同一基板上に有する電子機器の作製方法
    であって、 前記基板上に、前記信号読出部と前記能動素子とを形成
    する工程と、 前記受光領域および前記表示領域を覆う絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記絶縁膜上に導電膜を形成する工程と、 前記導電膜上に光電変換膜を形成する工程と、 前記光電変換膜をパターニングして、前記受光領域内
    に、前記受光画素ごと分断された光電変換層を形成する
    工程と、 前記導電膜をパターニングして、前記受光領域内に、前
    記受光画素ごとに分断された前記受光部の下部電極を形
    成する工程と、 隣接する前記光電変換層、及び隣接する前記下部電極の
    隙間に埋め込まれた絶縁物を形成する工程と、 透明導電膜をパターニングして、前記受光領域内に、前
    記受光画素ごと分断され前記光電変換層に接し、前記複
    数の受光画素に共通な前記受光部の上部電極を形成する
    工程とを有することを特徴とする電子機器の作製方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の前記導電膜をパター
    ニングする工程において、前記下部電極と共に、前記表
    示領域内に、前記画素電極よりも下層であって前記画素
    電極の隙間と重なる領域に、前記導電膜でなる遮光膜が
    形成されることを特徴とする電子機器の作製方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の前記導電膜をパター
    ニングする工程において、前記下部電極と共に、前記表
    示領域内に、前記画素電極よりも下層であって前記画素
    電極の隙間と重なる領域に、前記導電膜でなる遮光膜が
    形成され、前記光電変換膜をパターニングする工程にお
    いて、前記表示領域内に前記遮光膜が形成される領域
    に、前記光電変換膜が残存されることを特徴とする電子
    機器の作製方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の透明導電膜をパター
    ニングする工程において、前記上部電極と共に、前記表
    示領域内に前記画素電極を形成することを特徴とする電
    子機器の作製方法。
  13. 【請求項13】 請求項8〜12において、前記導電膜
    をパターニングする工程と、前記光電変換膜をパターニ
    ングする工程には、同一のレジストマスクを用いること
    を特徴とする電子機器の作製方法。
  14. 【請求項14】 請求項8〜13において、前記絶縁物
    は樹脂材料でなることを特徴とする電子機器の作製方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項8〜14において、前記絶縁物
    は、少なくとも前記光電変換層と接する部分は無機絶縁
    物層で形成されていることを特徴とする電子機器の作製
    方法。
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