JPH1195257A - アクティブマトリクス基板の製造方法および液晶表示パネル - Google Patents
アクティブマトリクス基板の製造方法および液晶表示パネルInfo
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- JPH1195257A JPH1195257A JP26009197A JP26009197A JPH1195257A JP H1195257 A JPH1195257 A JP H1195257A JP 26009197 A JP26009197 A JP 26009197A JP 26009197 A JP26009197 A JP 26009197A JP H1195257 A JPH1195257 A JP H1195257A
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Abstract
電気等から保護することのできるアクティブマトリクス
基板の製造方法、この製造方法で製造したアクティブマ
トリクス基板、液晶表示パネル、および投写型液晶表示
パネルを提供することにある。 【解決手段】 信号配線72、73、走査線20、およ
びデータ線30に第1ないし第3の短絡用配線91、9
2、93をそれぞれ接続しておき、静電気などを第1な
いし第3の短絡用配線91、92、93を介して基板外
周側に拡散し、突発的な過剰な電流が走査線20、画素
部11、走査線駆動回路部70、サンプルホールド回路
S/H、およびデータ線駆動回路60に流れ込むのを防
止する。アクティブマトリクス基板の製造工程が終了し
た後には、途中の工程を利用して切断用孔を形成し、こ
の切断用孔を介してエッチングを行うことによって第1
ないし第3の短絡用配線91、92、93を切断する。
Description
アクティブマトリクス基板の製造方法、この製造方法で
製造したアクティブマトリクス基板、液晶表示パネル、
および投写型液晶表示装置に関するものである。さらに
詳しくは、アクティブマトリクス基板を製造していく過
程で生じる静電気や絶縁基板表面に蓄積された電荷から
駆動回路などを保護するための技術に関するものであ
る。
マトリクス基板のうち、駆動回路内蔵型のものでは、図
26に示すように、絶縁基板10の上に配列された複数
の走査線20と複数のデータ線30との交差点に対応し
て複数の画素40が構成されており、これらの画素40
が構成されている領域が画素部11である。各々の画素
40には、図3に示すように、走査線20およびデータ
線30に接続する画素スイッチング用の薄膜トランジス
タ(以下、TFTという。)50が形成されている。ま
た、絶縁基板10上における画素部11の外側領域に
は、複数のデータ線30のそれぞれに画像信号を供給す
るデータ線駆動回路部60と、複数の走査線20のそれ
ぞれに走査信号を供給する走査線駆動回路部70とが構
成されている。
板において、TFTは半導体プロセスを利用して形成さ
れる。これらの工程を行う際には、アクティブマトリク
ス基板に絶縁基板10が用いられていることから、静電
気などに起因する不具合が発生しやすい。そこで、従来
は、走査線20を形成する工程を兼用して各々の走査線
20に電気的に接続する短絡用配線90を形成し、ゲー
ト電極をマスクとしてイオン打ち込みを行った際に絶縁
基板10の表面に蓄積された電荷や静電気を短絡用配線
90を介して基板外周側に拡散させ、突発的な過剰な電
流が走査線20を介してTFT50などに流れないよう
にしている。
リクス基板の製造工程が終了した後には不要なので、本
願出願人は、その途中の工程を兼用して短絡用配線90
の上に切断用孔8を形成しておき、これらの切断用孔8
を介して短絡用配線90の所定位置を切断し、短絡用配
線と走査線との分離を行う方法を提案している(特公平
8−14667号公報参照。)
ィブマトリクス基板では、データ線駆動回路60や走査
線駆動回路70に対しても静電気からの保護が望まれて
いるが、従来のアクティブマトリクス基板ではかかる対
策が十分に施されていない。
は、データ線駆動回路および走査線駆動回路を静電気等
から保護することのできるアクティブマトリクス基板の
製造方法、この製造方法で製造したアクティブマトリク
ス基板、液晶表示パネル、および投写型液晶表示装置を
提供することにある。
め、本発明では、複数の走査線と複数のデータ線と、該
データ線および前記走査線に接続する画素スイッチング
用の薄膜トランジスタを備える画素部と、前記データ線
および前記走査線にそれぞれ接続するデータ側駆動回路
および走査線駆動回路と、該走査線駆動回路および前記
データ線駆動回路を駆動するのに必要な複数の信号を供
給するための複数の信号配線と、該信号配線に接続され
た複数の端子とを基板上に有し、前記薄膜トランジスタ
は、前記走査線と同時形成されたゲート電極と、第1の
層間絶縁膜に形成された第1のコンタクトホールを介し
て前記データ線に電気的に接続するソース領域と、前記
第1の層間絶縁膜および該第1の層間絶縁膜の上層側の
第2の層間絶縁膜に形成された第2のコンタクトホール
を介して画素電極が電気的に接続するドレイン領域とを
備えるアクティブマトリクス基板の製造方法において、
前記走査線および前記ゲート電極とともに前記信号配線
の各々に電気的に接続する第1の短絡用配線を形成する
兼用工程と、前記第1の短絡用配線上に第1の切断用孔
を形成する工程と、前記第1の切断用孔を介して前記第
1の短絡用配線を切断する工程とを有することを特徴と
する。
線駆動回路を駆動するのに必要な複数の信号を供給する
ために複数の端子からそれぞれ引き回された信号配線
を、第1の短絡用配線で電気的に接続した状態で各工程
を行う。従って、静電気が発生したり、絶縁基板表面に
電荷が蓄積されても、かかる電荷を第1の短絡用配線を
介して基板外周側に拡散させるので、過剰な電流がデー
タ線駆動回路および走査線駆動回路に突発的に流れな
い。それ故、データ線駆動回路および走査線駆動回路を
保護することができる。しかも、TFTの形成工程、各
種配線の形成工程、さらには端子の形成工程においてコ
ンタクトホールの形成、パターニング、エッチングを行
うので、これらの工程を兼用しながら、切断用孔を形成
する工程やこの切断用孔を介して短絡用配線を切断する
工程を行うことができる。
第1の短絡用配線を、前記信号配線のうち静電保護回路
よりも端子側に位置する信号配線のみに電気的接続して
おくことが好ましい。このように構成すると、第1の短
絡用配線を切断する箇所から侵入した静電気は、静電保
護回路で吸収され、駆動回路に達しない。
各々に電気的に接続する第2の短絡用配線を形成した以
降、前記走査線を各々分離させるために前記第2の短絡
用配線を切断する予定位置に第2の切断用孔を形成する
工程と、前記第2の切断用孔を介して前記第2の短絡用
配線を切断する工程とを行うことにより、過剰な電流が
走査線に突発的に流れることを防止し、走査線や画素部
を保護することが好ましい。
の各々と交差する第3の短絡用配線を形成しておくこと
によって、前記第1の層間絶縁膜に形成した第3のコン
タクトホールを介して前記第3の短絡用配線と前記デー
タ線とを電気的に接続し、しかる後に、前記データ線を
各々分離させるために前記第3の短絡用配線を切断する
予定位置に第3の切断用孔を形成する工程と、前記第3
の切断用孔を介して前記第3の短絡用配線を切断する工
程とを行うことにより、過剰な電流がデータ線に突発的
に流れることを防止し、データ線、サンプルホールド回
路、および画素部を保護することが好ましい。
る工程を、前記コンタクトホールを形成する工程を兼用
して行うことが好ましい。
る工程を前記端子の表面に形成された第2の層間絶縁膜
を除去するエッチング工程を兼用して行うことが好まし
い。このような最終工程に近い工程で短絡用配線を切断
するのであれば、それ以前に行う工程で発生する静電気
から駆動回路や画素部を有効に保護することができる。
工程では、前記短絡用配線の表面を最終的に露出させる
際にはウェットエッチングを行うことが好ましい。ま
た、前記短絡用配線を切断する工程では少なくともウエ
ットエッチングを行い、切断用孔内に導電物が残らない
ようにすることが好ましい。
ス基板の外周側には前記短絡用配線に電気的に接続する
静電気対策配線が形成され、該静電気対策配線は、前記
アクティブマトリクス基板が多数枚分形成されるマザー
基板上では、隣接する前記アクティブマトリクス基板の
前記静電気対策配線同士が電気的に接続しており、前記
マザー基板から各アクティブマトリクス基板が切り出さ
れるときに、隣接する前記アクティブマトリクス基板の
前記静電気対策配線同士の電気的な接続が絶たれること
が好ましい。
板を用いて液晶表示パネルを構成するとともに、この液
晶表示パネルを、たとえばライトバルブとして用い、光
源部から出射された光を前記液晶表示パネルで光変調し
て該変調した光を投写光学手段で投写面に拡大投写する
投写型液晶表示装置を構成する。かかる投写型液晶表示
装置では、画像が拡大投写されるために表示欠陥が利用
者の目にとまりやすい傾向にあるが、本発明を適用した
液晶表示パネルは、静電気破壊に起因する表示欠陥が発
生しにくいので、投写型液晶表示装置を構成するのに適
している。
形態を説明する。
表示パネルに用いられる駆動回路内蔵型のアクティブマ
トリクス基板の構成を模式的に示すブロック図、図2
は、このアクティブマトリクス基板の画素部のコーナー
部分を拡大して示す平面図である。
晶表示パネルに用いられる駆動回路内蔵型のアクティブ
マトリクス基板AMでは、絶縁基板10上に、互いに交
差する複数の走査線20と複数のデータ線30とによっ
て画素40がマトリクス状に構成されている。走査線2
0はドープトシリコン膜で構成され、データ線30はア
ルミニウム膜等の金属膜あるいは合金膜で構成されてい
る。これらの画素40が形成されている領域が画素部1
1(画面表示領域)である。
領域(周辺部分)には、複数のデータ線30のそれぞれ
に画像信号を供給するデータ線駆動回路部60が構成さ
れている。また、走査線20の両端部のそれぞれには、
各々の走査線20に画素選択用の走査信号を供給する走
査線駆動回路部70が構成されている。
レジスタ回路、X側シフトレジスタ回路から出力された
信号に基づいて動作するアナログスイッチとしてのTF
Tを備えるサンプルホールド回路S/H、6相に展開さ
れた各画像信号VD1〜VD6に対応する6本の画像信
号線videoなどが構成されている。本例において、
データ線駆動回路60は、前記のX側シフトレジスタ回
路が4相で構成されており、端子を介して外部からスタ
ート信号DX、クロック信号CLX1〜CLX4、およ
びその反転クロック信号CLX1バー〜CLX4バーが
X側シフトレジスタ回路に供給され、これらの信号によ
ってデータ線駆動回路60が駆動される。従って、サン
プルホールド回路S/Hは、前記のX側シフトレジスタ
回路から出力された信号に基づいて各TFTが動作し、
画像信号線videoを介して供給される画像信号VD
1〜VD6を所定のタイミングでデータ線30に取り込
み、各画素40に供給することが可能である。一方、走
査線駆動回路部70には、端子を介して外部からスター
ト信号DY、クロック信号CLY、およびその反転クロ
ック信号CLYバーが供給され、これらの信号によって
走査線駆動回路70が駆動される。
おいて、絶縁基板10の辺部分のうち、データ線駆動回
路60の側の辺部分には定電源VDDX、VSSX、V
DDY、VSSY、変調画像信号(画像信号VD1〜V
D6)、各種駆動信号などが入力されるアルミニウム膜
等の金属膜、金属シリサイド膜、あるいはITO膜等の
導電膜からなる多数の端子80、81、82・・・が構
成され、これらの端子80、81、82・・・からは、
走査線駆動回路60およびデータ線駆動回路70を駆動
するためのアルミニウム膜等の低抵抗な金属膜や金属シ
リサイド膜からなる複数の信号配線72、73がそれぞ
れ引き回されている。また、信号配線72、73の途中
位置には、後述する静電保護回路65、75が形成され
ている。なお、アクティブマトリクス基板AMと対向基
板(図示せず。)とは、外部から入力される対向電極電
位LCCOMが上下導通材により対向基板に供給されて
いる。
0には、走査線20およびデータ線30に接続する画素
スイッチング用のTFT50が形成されている。また、
各画素40に向けては容量線71も形成されている。T
FT50は、図12(B)を参照して後述するように、
走査線20と同時形成されたゲート電極3aと、データ
線30が第1の層間絶縁膜4の第1のコンタクトホール
5aを介して電気的に接続するソース領域1b、1d
と、第1の層間絶縁膜4およびこの第1の層間絶縁膜4
の上層側の第2の層間絶縁膜7に形成された第2のコン
タクトホール8aを介して画素電極9aが電気的に接続
するドレイン領域1c、1eとを備えている。
子6c(端子80、81、82・・・)は、第2の層間
絶縁膜7の開口部分12で露出するパッドであり、外部
端子との接続が可能になっている。これらの端子6cは
第1の層間絶縁膜4の上層に形成されている。一方、後
述する短絡用配線3bは、第1の層間絶縁膜4の下層に
走査線20と同時形成されるため、短絡用配線3bの一
部である端子下シート膜3cと端子6cとの電気的な接
続は、第1の層間絶縁膜4に形成されたコンタクトホー
ル5cによって行われている。
クス基板AMにおいて、前記のTFT50、各種の配
線、走査線駆動回路部70、およびデータ線駆動回路6
0は、半導体プロセスを利用して形成される。ここで、
アクティブマトリクス基板AMには絶縁基板10が用い
られていることから、静電気などに起因する不具合が発
生しやすいので、本形態では以下の静電気対策を施して
ある。
査線20およびTFT50のゲート電極を形成する工程
を兼用して、すべての信号配線72、73に電気的に接
続する第1の短絡用配線91を形成してある。また、走
査線20およびTFT50のゲート電極を形成する工程
を兼用して、すべての走査線20に電気的に接続する第
2の短絡用配線92を形成してある。さらに、走査線2
0およびTFT50のゲート電極を形成する工程を兼用
して、すべてのデータ線30に電気的に接続する第3の
短絡用配線93を形成してある。ここで、第1、第2、
および第3の短絡用配線91、92、93は、あくまで
走査線20とTFT50のゲート電極と一括してパター
ニング形成されたポリシリコン膜である。従って、第1
および第3の短絡用配線91、93は、信号配線72、
73およびデータ線30とは異なる層間に位置している
ため、図5に示すように、第1および第3の短絡用配線
91、93と信号配線72、73およびデータ線30と
は、前記の第1の層間絶縁膜4に形成された第3のコン
タクトホール403を介して電気的に接続している。
の短絡用配線91、92、93をそれぞれ信号配線7
2、73、走査線20、およびデータ線30に接続して
おくと、これらの配線構造を形成した以降行われる工程
において静電気などが発生しても、この電荷は第1、第
2、および第3の短絡用配線91、92、93を介して
基板外周側に拡散し、突発的な過剰な電流が走査線2
0、画素部11、走査線駆動回路部70、サンプルホー
ルド回路S/H、およびデータ線駆動回路60に流れな
いので、こられ全ての部分を静電気から保護することが
できる。
基板AMはマザー基板MM上に複数形成され、このマザ
ー基板MMから各アクティブマトリクス基板AMが切り
出される場合がある。この場合には、図6における領域
Aを図7に拡大して示すように、各アクティブマトリク
ス基板AMの外周側には第1、第2、および第3の短絡
用配線91、92、93に電気的に接続する静電気対策
配線99を設け、この基板外周に静電気の電荷を拡散さ
せることがある。この場合には、第1、第2、および第
3の短絡用配線91、92、93と電気的に接続された
静電気対策配線99は、隣接するアクティブマトリクス
基板AMの間で最終工程まで互いに接続され、マザー基
板MMの切断時にアクティブマトリクス基板AM間で切
り離される。このように構成しておくと、静電気対策配
線99を広範囲に分散した状態に配置した状態にしてお
けるので、電荷の集中を防ぎ、さらに効果が向上する。
線91、92、93は、アクティブマトリクス基板AM
の製造工程が終了した後には不要なので、図1に「×」
印を付した位置で、図9ないし図12を参照して後述す
るように、途中の工程を利用して第1の層間絶縁膜4お
よび第2の層間絶縁膜7に切断用孔8bを形成し、この
切断用孔8bを介して短絡用配線3b(第1、第2、お
よび第3の短絡用配線91、92、93)にエッチング
を行うことによって切断してある。このため、製造工程
の途中まで、第1、第2、および第3の短絡用配線9
1、92、93はそれぞれ信号配線72、73、走査線
20、およびデータ線30に接続しているが、切断用孔
8bを介してのエッチング後は、信号配線72、73、
走査線20、およびデータ線30の各々が電気的に分離
されることになる。これにより、アクティブマトリクス
基板AMをそれぞれ切断する前のマザー基板MMの状態
で電気特性の検査を行うことができる。
5としては、各種回路を利用できるが、図8に示すもの
では、保護抵抗66と、プッシュプル配列されたPチャ
ネル型TFT67とNチャネル型TFT68とを利用し
ており、それぞれの正電源VDDおよび負電源VSSと
の間にダイオードを構成する。また、本形態では、第1
の短絡用配線91を信号配線72(または73)に接続
するのは、必ず、端子80(または81、82)と保護
抵抗66との間であり、これにより、端子80(または
81、82)、あるいは第1の短絡用配線91Aから入
った静電気は、保護抵抗66および静電気保護回路65
(または75)を通過しないとデータ線駆動回路60お
よび走査線駆動回路70に達しない。このような構成と
することで、静電気は静電気保護回路65(または7
5)に確実に吸収され、データ線駆動回路60および走
査線駆動回路70を確実に保護することができる。
法)このような静電保護対策を行いながら、アクティブ
マトリクス基板AMを製造する方法を、図9ないし図1
2を参照して説明する。これらの図は、本形態のアクテ
ィブマトリクス基板AMの製造方法を示す工程断面図で
あり、いずれの図においても、その左側部分には図2の
A−A′線における断面(画素TFT部の断面)、中央
部分には図5(B)のB−B′線における断面(短絡用
配線の切断が行われる静電気対策配線部(図1に「×」
印を付した部分)の断面)、右側部分には図4のC−
C′線における断面(端子80、81、82・・・が形
成されている端子部の断面)を示してある。
板、たとえば無アリカリガラスや石英などからなる透明
な絶縁基板10の表面に直接、あるいは絶縁基板10の
表面に形成した下地保護膜(図示せず。)の表面全体
に、減圧CVD法などにより厚さが約200オングスト
ローム〜約2000オングストローム、好ましくは約1
000オングストロームのポリシリコン膜からなる半導
体膜1を形成した後、図9(B)に示すように、それを
フォトリソグラフィ技術を用いて、パターニングし、画
素TFT部の側に島状の半導体膜1a(能動層)を形成
する。これに対して、静電気対策配線部および端子部の
側では半導体膜1を完全に除去する。前記の半導体膜の
形成は、アモルファスシリコン膜を堆積した後、500
℃〜700℃の温度で1時間〜72時間、好ましくは4
時間〜6時間の熱アニールを施してポリシリコン膜を形
成したり、ポリシリコン膜を堆積した後、シリコンを打
ち込み、非晶質化した後、熱アニールにより再結晶化し
てポリシリコン膜を形成する方法を用いてもよい。
などにより半導体膜1aの表面に厚さが約500オング
ストローム〜約1500オングストロームのシリコン酸
化膜からなるゲート酸化膜2を形成する。あるいは、熱
酸化膜を約50オングストローム〜約1000オングス
トローム、好ましくは300オングストローム形成した
後、全面にCVD法などによりシリコン酸化膜を約10
0オングストローム〜約1000オングストローム、好
ましくは500オングストローム堆積し、それらにより
ゲート絶縁膜2を形成してもよい。また、ゲート絶縁膜
2をさらに高耐圧化するためにシリコン窒化膜を用いて
もよい。
極などを形成するためのポリシリコン膜3を絶縁基板1
0全面に形成した後、リンを熱拡散し、ポリシリコン膜
3を導電化する。または、リンをポリシリコン膜3の成
膜と同時に導入したドープトシリコン膜を用いてもよ
い。次に、ポリシリコン膜3をフォトリソグラフィ技術
を用いて、図9(E)に示すように、パターニングし、
画素TFT部の側にゲート電極3aを形成する。これに
対して、静電気対策配線部および端子部の側には、ポリ
シリコン膜を短絡用配線3b(第1、第2、および第3
の短絡用配線91、92、93に相当する。)および端
子下シート膜3cとして残す(兼用工程)。
T部および駆動回路のNチャネルTFT部の側には、ゲ
ート電極3aをマスクとして、約0.1×1013/cm
2 〜約10×1013/cm2 のドーズ量で低濃度の不純
物イオン100(リンイオン)の打ち込みを行い、画素
TFT部の側には、ゲート電極3aに対して自己整合的
に低濃度のソース領域1b、および低濃度のドレイン領
域1cを形成する。ここで、ゲート電極3aの真下に位
置しているため、不純物イオン100が導入されなかっ
た部分は半導体膜1aのままのチャネル領域となる。こ
のようにしてイオン打ち込みを行った際には、ゲート電
極3a、短絡用配線3bおよび端子下シート膜3cとし
て形成されていたポリシリコン膜にも不純物が導入され
るので、それらはさらに導電化することになる。
FT部では、ゲート電極3aよりの幅の広いレジストマ
スク102を形成して高濃度の不純物イオン101(リ
ンイオン)を約0.1×1015/cm2 〜約10×10
15/cm2 のドーズ量で打ち込み、高濃度のソース領域
1dおよびドレイン領域1eを形成する。
の不純物の打ち込みを行わずにゲート電極3aより幅の
広いレジストマスク102を形成した状態で高濃度の不
純物(リンイオン)を打ち込み、オフセット構造のソー
ス領域およびドレイン領域を形成してもよい。また、ゲ
ート電極3aの上に高濃度の不純物(リンイオン)を打
ち込んで、セルフアライン構造のソース領域およびドレ
イン領域を形成してもとよいことは勿論である。
PチャネルTFT部を形成するために、前記画素部およ
びNチャネルTFT部をレジストで被覆保護して、ゲー
ト電極をマスクとして、約0.1×1015/cm2 〜約
10×1015/cm2 のドーズ量でボロンイオンを打ち
込むことにより、自己整合的にPチャネルのソース・ド
レイン領域を形成する。なお、NチャネルTFT部の形
成時と同様に、ゲート電極をマスクとして、約0.1×
1013/cm2 〜約10×1013/cm2 のドーズ量で
低濃度の不純物(ボロンイオン)を導入して、ポリシリ
コン膜に低濃度領域を形成した後、ゲート電極よりの幅
の広いマスクを形成して高濃度の不純物(ボロンイオ
ン)を約0.1×1015/cm2 〜約10×1015/c
m2 のドーズ量で打ち込み、LDD構造(ライトリー・
ドープト・ドレイン構造)のソース領域およびドレイン
領域を形成してもよい。また、低濃度の不純物の打ち込
みを行わずに、ゲート電極より幅の広いマスクを形成し
た状態で高濃度の不純物(リンイオン)を打ち込み、オ
フセット構造のソース領域およびドレイン領域を形成し
てもよい。これらのイオン打ち込み工程によって、CM
OS化が可能になり、周辺駆動回路の同一基板内への内
蔵化が可能となる。
電極3a、短絡用配線3bおよび端子下シート膜3cの
表面側にCVD法などによりたとえば800℃程度の温
度条件下で厚さが約5000オングストローム〜約15
000オングストロームのNSG膜(ボロンやリンを含
まないシリケートガラス膜)などからなる第1の層間絶
縁膜4を形成する。
リソグラフィ技術を用いて、画素TFT部の側では第1
の層間絶縁膜4のうち、ソース領域1dに対応する部
分、端子部の側では第1の層間絶縁膜4のうち、端子下
シート膜3cに対応する部分にコンタクトホール5a、
5cをそれぞれ形成する。
層間絶縁膜4の表面側に、ソース電極を構成するための
アルミニウム膜6をスパッタ法などで形成する。アルミ
ニウムなどの金属膜の他に、金属シリサイド膜や金属合
金膜を用いてもよい。その後、図10(E)に示すよう
に、フォトリソグラフィ技術を用いて、アルミニウム膜
6をパターニングし、画素TFT部では、データ線30
の一部としてソース電極6aを形成する。併せて、静電
気対策配線部には信号配線6b(信号配線72、73)
を形成し、端子部の側では端子6c(端子80、81、
82・・・)を形成する。
して、図5を参照して説明した第1および第3の短絡用
配線91、93と、信号入力線72、73およびデータ
線30との配線接続が行われる。
電極6a、信号配線6bおよび端子6cの表面側に、C
VD法などによりたとえば400℃程度の温度条件下で
厚さが約500オングストローム〜約15000オング
ストロームのBPSG膜(ボロンやリンを含むシリケー
トガラス膜)と、約100オングストローム〜約300
0オングストロームのNSG膜の少なくとも2層を含む
第2の層間絶縁膜7を形成する。
FT部の側では、フォトリソグラフィ技術およびドライ
エッチング法などを用いて、第2の層間絶縁膜7および
第1の層間絶縁膜4のうち、ドレイン領域1eに対応す
る部分に第2のコンタクトホール8aを形成する。併せ
て、静電気対策配線部の側では、短絡用配線3b(第
1、第2、および第3の短絡用配線91、92、93に
相当する。)の上に切断用孔8bを形成する。
層間絶縁膜7の表面側に、ドレイン電極を構成するため
の厚さが約400オングストローム〜約2000オング
ストロームのITO膜9(Indium Tin Ox
ide)をスパッタ法などで形成した後、図11(D)
に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、IT
O膜9をパターニングし、画素TFT部では画素電極9
aを形成する。静電気対策配線部および端子部では、I
TO膜9を完全に除去する。ここで、画素電極9aとし
ては、ITO膜に限らず、SnOX 膜やZnOX 膜など
の高融点の金属酸化物などからなる透明電極材料を使用
することも可能であり、これらの材料であれば、コンタ
クトホール内でのステップカバレージも実用に耐えるも
のである。
層間絶縁膜7の表面側に端子部において端子6cとして
露出させるべき領域が窓開けされたレジストマスク10
3を形成する。このレジストマスク103は、静電気対
策配線部の側にも前記の切断用孔8bに相当する位置に
窓開け部分を有する。この静電気対策配線部において、
レジストマスク103の窓開け部分は切断用孔8bより
も大きい。
てエッチングを行い、図12(B)に示すように、端子
部において端子6cを開口部分12から露出させる。併
せて、静電気対策配線部の側では短絡用配線3bを切断
し、この切断部19によって各配線が分離される。
線3bを切断するので、それ以前の多くの工程で発生す
る静電気に対して有効である。
クティブマトリクスの製造方法において、図11(B)
に示した工程で切断用孔8bを形成する際には、ドライ
エッチングとウエットエッチングとを併用し、レジスト
マスク真下へのアンダーエッチングにより、図13に示
すように、上端開口の寸法Lが下端寸法Mより広い切断
用孔8bを形成しておくことが好ましい。そして、図1
2(A)に示す工程では、図14(A)に示すように、
レジストマスク103の窓開け部分103Aを切断用孔
8bよりも大きくし、その後、図12(B)に示す工程
では、まず、図14(B)に示すようにドライエッチン
グを行い、続いて、図14(C)に示すようにウェット
エッチングを行い、しかる後に、再度、図14(D)に
示すようにドライエッチングを行って短絡用配線3bを
切断する。このようにして、レジストマスク103が切
断用孔8bの内壁に被さらない状態にし、かつ、ドライ
エッチングの後にウェットエッチングを行うと、図11
(D)に示すエッチング工程で除去しきれずに切断用孔
8b内壁に付着していたITO膜の残滓Qを完全に除去
することができる。従って、切断用孔8bの内部に導電
性物質が残らないので、この部分でのショートを確実に
防止できる。このようにドライエッチングを行い、しか
る後にウェットエッチングを行う場合には、図15に示
すように、レジストマスク103と第2の層間絶縁膜7
との隙間からエッチング液が侵入することを見込んで、
以下のように寸法を決める必要がある。何故ならば、信
号配線6bの横に第2の層間絶縁膜7がウェットエッチ
ングでなくなると、信号配線6bが剥き出しになり、信
頼性の低下をきたすからである。本願発明者は、数々の
実験により、図15に示すように、各寸法c、k、tの
間に以下の関係 c < 8t ・・・(1) c < 10k ・・・(2) があると、信号配線6bの横に第2の層間絶縁膜7がな
くなってしまうことを防止できることを見いだした。具
体的には、以下の条件 t = 2〜10μm k = 1〜8μm で上式(1)(2)を満たすように寸法cを設定し、ア
クティブマトリクス基板AMを製造した。
形態ではデータ線駆動回路60および走査線駆動回路7
0の各々に向けて複数の端子6c(80、81、82・
・・)からそれぞれ引き回された信号配線6b(72、
73)を第1の短絡用配線91で電気的に接続した状態
で各工程を行う。従って、静電気が発生したり、絶縁基
板表面に電荷が蓄積されても、かかる電荷を第1の短絡
用配線91を介して基板外周側に拡散させるので、過剰
な電流がデータ線駆動回路60および走査線駆動回路7
0に突発的に流れない。それ故、データ線駆動回路60
および走査線駆動回路70を保護することができる。し
かも、TFTの形成工程、各種配線の形成工程、さらに
は端子の形成工程においてコンタクトホールの形成、パ
ターニング、エッチングを行うので、これらの工程を兼
用しながら、切断用孔を形成する工程やこの切断用孔を
介して短絡用配線を切断する工程を行うことができる。
る第2の短絡用配線92を利用して過剰な電流が走査線
20に突発的に流れることを防止するので、走査線20
や画素部11を保護することができる。さらに、データ
線30の各々に電気的に接続する第3の短絡用配線93
を利用して過剰な電流がデータ線30に突発的に流れる
ことを防止するので、データ線30、サンプルホールド
回路S/H、および画素部11を保護することができ
る。
は、第1、第2、および第3の短絡用配線91、92、
93をそれぞれ信号配線72、73、走査線20、およ
びデータ線30に接続し、アクティブマトリクス基板A
Mの製造工程が終了した後に各線を分離した。これに対
して、本形態では、図16および図17に示すように、
データ線駆動回路60および走査線駆動回路70を駆動
するための複数の信号を供給するために複数の端子6c
(80、81、82・・・)からそれぞれ引き回された
複数の信号配線のうち、静電保護回路65、75よりも
端子6c(80、81、82・・・)側に位置する信号
配線72、73のみに対して第1の短絡用配線91を形
成してある。これらの第1の短絡用配線91は走査線2
0やデータ線30と電気的に接続していない。その他の
構成、および製造方法は、実施の形態1からみて第2お
よび第3の短絡用配線92、93を形成しない点を除け
ば、同様であるため、共通する部分については図16お
よび図17に同じ符合を付して、それらの説明を省略す
る。
生したり、絶縁基板10表面に電荷が蓄積されても、か
かる電荷を第1の短絡用配線91を介して基板外周側に
拡散させるので、過剰な電流がデータ線駆動回路60お
よび走査線駆動回路70に突発的に流れない。それ故、
データ線駆動回路60および走査線駆動回路70を保護
することができる。
は、第1ないし第3の短絡用配線91、92、93をそ
れぞれ信号配線72、73、走査線20、およびデータ
線30に接続し、アクティブマトリクス基板AMの製造
工程が終了した後に各線を分離した。これに対して、本
形態では、図18および図19に示すように、データ線
駆動回路60および走査線駆動回路70の各々に向けて
複数の端子(80、81、82・・・)からそれぞれ引
き回された信号配線72、73に対して第1の短絡用配
線91を形成してある。また、走査線20に対しても第
2の短絡用配線92を形成してある。その他の構成、お
よび製造方法は、実施の形態1からみて第3の短絡用配
線93を形成しない以外が同様であるため、共通する部
分については図18および図19に同じ符合を付して、
それらの説明を省略する。
生したり、絶縁基板表面に電荷が蓄積されても、かかる
電荷を第1および第2の短絡用配線91、92を介して
基板外周側に拡散させるので、過剰な電流がデータ線駆
動回路60、走査線駆動回路70、および走査線20に
突発的に流れない。それ故、データ線駆動回路60、走
査線駆動回路70、および走査線20を保護することが
できる。
実施の形態3では、走査線20に対して形成した第2の
短絡用配線92のうち、信号配線73を横切る短絡用配
線92Aに相当する部分は、それに交差する信号配線7
3の全てに電気的に接続している。これに対して、本形
態では、図20に示すように、短絡用配線92Aに相当
する部分は、それに交差する信号配線73とは電気的に
接続しておらず、第2の短絡用配線92は、信号配線7
3のうち、静電保護回路75よりも端子80、82の側
に位置する部分のみに接続している。これは、短絡用配
線92Aの接続孔から入った静電気が静電保護回路を介
さずに走査線駆動回路70に入り、この走査線駆動回路
70を破壊するおそれがあるからである。実施の形態1
では、静電気保護回路を介さずに走査線駆動回路70と
切断用孔8bとが接続した状態にあったが、これは、信
号配線73がアクティブマトリクス基板の外周側長く配
線されているため、アンテナ効果で静電気を集める効果
があり、あえて多くの箇所で信号配線66を短絡し、静
電気破壊を防止したのである。アンテナ効果は、アクテ
ィブマトリクス基板が大きくなると、配線長も長くなる
ので顕著になる。本願発明者の研究によれば、1.8イ
ンチ以上でその効果が特に大きくなることがわかってい
る。
参照。)を、図20の短絡用配線92Aの切断用孔と走
査線駆動回路70との間に構成してもよい。このように
構成すると、図8に示すように、端子80(または8
1、82)、あるいは短絡用配線92Aから入る静電気
は、保護抵抗66および静電気保護回路65(または7
5)を通過しないとデータ線駆動回路60および走査線
駆動回路70に達しない。それ故、静電気は静電気保護
回路65(または75)に確実に吸収され、データ線駆
動回路60および走査線駆動回路70を確実に保護する
ことができる。
法)実施の形態1では、図11(B)に示した工程で切
断用孔を形成し、図12(B)に示す工程で短絡用配線
3bを切断したが、ここでは、図10(C)に示した工
程で切断用孔を形成し、図10(E)に示す工程の後処
理としてのエッチング工程を利用して、第2の短絡用配
線92を切断する例を説明する。
第1の層間絶縁膜4の表面にレジストマスク105を形
成した後、まず、ドライエッチングを行い、しかる後
に、図21(A)に示すようにウェットエッチングを行
い、切断用孔5bを形成する。その結果、上端開口が広
い切断用孔5bを形成できる。
その後処理として、図22(A)に示すように、アルミ
ニウムに含有されていたシリコンの粉が第1の層間絶縁
膜4の表面に付着しているのを、図22(B)に示すよ
うに、たとえばフッ素や塩素を含むドライエッチングで
シリコンをエッチングする。この時には、同時に、第2
の短絡用配線92を切断する。この方法でも、切断用孔
5bの内部に導電性物質が残らないので、この部分での
ショートを確実に防止できる。
切断方法]なお、その切断用孔の形成・短絡用配線3b
の切断方法としては、たとえば、図12(B)に示す工
程で端子6cを露出させるためのエッチング工程におい
て、ドライエッチングとウェットエッチングとをともに
用い、または片方のエッチングのみで端子6cを露出す
る切断用孔の形成を行い、しかる後に、ドライエッチン
グとウェットエッチングとをともに用い、または片方の
エッチングのみで選択的に短絡用配線3bを切断しても
よい。この方法によれば、切断用孔の内部に導電性物質
が残らないので、この部分でのショートを確実に防止で
きる。また、切断用孔の形成にウェットエッチングを用
いれば、切断用孔を形成するドライエッチング量を減ら
せるので、余分なプラズマ照射を受けない。それ故、静
電不良が起こりにくい。
た後、新たな工程を追加し、この工程でドライエッチン
グとウエットエッチングで切断用孔を形成し、しかる後
に、別のマスクを用いてドライエッチングで短絡用配線
3bを切断してもよい。この方法でも、切断用孔の内部
に導電性物質が残らないので、この部分でのショートを
確実に防止できる。また、切断用孔の形成にウェットエ
ッチングを用いているので、切断用孔の形成には軽いド
ライエッチングでよいので、余分なプラズマ照射を受け
ない。それ故、静電不良が起こりにくい。
程で短絡用配線3bを切断するので、それ以前の多くの
工程で発生する静電気に対して有効である。
した各形態のアクティブマトリクス基板AMは、図23
に示すように、対向基板OPとをシール層110で所定
のセルギャップを確保した状態に貼り合わせて、液晶表
示パネルLPを構成する。ここで、シール層110は部
分的に途切れているので、そこからシール層110の内
側に液晶120を封入した後、封止材130で塞ぐ。こ
の状態では、対向基板OPがアクティブマトリクス基板
AMより小さいので、各種端子80、81、82・・
・、走査線駆動回路60およびデータ線駆動回路70
は、対向基板OPの外側に位置する。
態に係る液晶表示パネルLPを透過型で構成した場合の
電子機器への使用例を、図24および図25を参照して
説明する。
れる電子機器は、図24のブロック図に示すように、表
示情報出力源1000、表示情報処理回路1002、表
示駆動装置1004、液晶表示パネル1006、クロッ
ク発生回路1008、および電源回路1010を含んで
構成される。表示情報出力源1000は、ROM、RA
Mなどのメモリ、テレビ信号などを同調して出力する同
調回路などを含んで構成され、クロック発生回路100
8からのクロックに基づいて表示情報を処理して出力す
る。この表示情報出力回路1002は、たとえば増幅・
極性反転回路、相展開回路。ローテーション回路、ガン
マ補正回路、あるいはクランプ回路等を含んで構成さ
れ、液晶表示パネル1006を駆動する。電源回路10
10は、上述の各回路に電力を供給する。
5に示す液晶プロジェクタ、マルチメディア対応のパー
ソナルコンピュータ(PC)、およびエンジニアリング
・ワークステーション(EWS)、ページャ、あるいは
携帯電話、ワードプロセッサ、テレビ、ビューファイン
ダ型またはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、電子
手帳、電子卓上計算機、カーナビゲーション装置、PO
S端末、タッチパネルを備える装置などを挙げることが
できる。
パネルをライトバルブとして用いた投写型プロジェクタ
であり、たとえば3枚プリズム方式の光学系を用いてい
る。図25において、液晶プロジェクタ1100では、
白色光源のランプユニット1102から出射された投写
光がライトガイド1104の内部で、複数のミラー11
06および2枚のダイクロイックミラー1108によっ
て、R、G、Bの3原色に分離され(光分離手段)、そ
れぞれの色の画像を表示する3枚の液晶表示パネル11
10R、1110G、1110Bに導かれる。そして、
それぞれの液晶表示パネル1110R、1110G、1
110Bによって変調された光は、ダイクロイックプリ
ズム1112(光合成手段)に3方向から入射される。
ダイクロイックプリズム1112では、レッドRおよび
ブルーBの光が90°曲げられ、グリーンGの光は直進
するので、各色の光が合成され、投写レンズ1114を
通してスクリーンなどにカラー画像が投写される。
となく、本発明の要旨の範囲内で種々変形した形態で実
施が可能である。たとえば、本発明は上述の各種の液晶
表示パネルの駆動に適用されるものに限らず、エレクト
ロルミネッセンス、プラズディスプレー装置にも適用で
きるものである。
ティブマトリクス基板の製造方法では、データ線駆動回
路および走査線駆動回路を駆動するのに必要な複数の信
号を供給するために複数の端子からそれぞれ引き回され
た信号配線を第1の短絡用配線で電気的に接続した状態
で各工程を行う。従って、静電気が発生したり、絶縁基
板表面に電荷が蓄積されても、かかる電荷を第1の短絡
用配線を介して基板外周側に拡散させるので、過剰な電
流がデータ線駆動回路および走査線駆動回路に突発的に
流れない。それ故、データ線駆動回路および走査線駆動
回路を保護することができる。しかも、TFTの形成工
程、各種配線の形成工程、さらには端子の形成工程にお
いてコンタクトホールの形成、パターニング、エッチン
グを行うので、これらの工程を兼用しながら、切断用孔
を形成する工程やこの切断用孔を介して短絡用配線を切
断する工程を行うことができる。
記端子の表面に形成された第2の層間絶縁膜を除去する
という最終に近い工程で行う場合には、それ以前に行う
工程で発生する静電気などから駆動回路や画素部を有効
に保護することができる。
は少なくともウエットエッチングを行う場合には、切断
用孔内に導電物が残らないので、接続用孔内でショート
が発生しない。
アクティブマトリクス基板のブロック図である。
のコーナー部分を拡大して示す平面図である。
等価回路図である。
平面図である。
信号配線と短絡用配線との接続構造を示す平面図であ
る。
基板に配列形成した様子を示す平面図である。
て示す平面図である。
た静電保護回路の回路図である。
法を示す工程断面図である。
面図である。
断面図である。
断面図である。
成工程の説明図である。
の切断工程の説明図である。
のアクティブマトリクス基板のブロック図である。
素部のコーナー部分を拡大して示す平面図である。
のアクティブマトリクス基板のブロック図である。
素部のコーナー部分を拡大して示す平面図である。
示パネルのアクティブマトリクス基板のブロック図であ
る。
合わせた構造を示す説明図である。
子機器のブロック図である。
写型表示装置の光学系を示す説明図である。
ス基板のブロック図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 複数の走査線と複数のデータ線と、該デ
ータ線および前記走査線に接続する画素スイッチング用
の薄膜トランジスタを備える画素部と、前記データ線お
よび前記走査線にそれぞれ接続するデータ側駆動回路お
よび走査線駆動回路と、該走査線駆動回路および前記デ
ータ線駆動回路を駆動するのに必要な複数の信号を供給
するための複数の信号配線と、該信号配線に接続された
複数の端子とを基板上に有し、前記薄膜トランジスタ
は、前記走査線と同時形成されたゲート電極と、第1の
層間絶縁膜に形成された第1のコンタクトホールを介し
て前記データ線に電気的に接続するソース領域と、前記
第1の層間絶縁膜および該第1の層間絶縁膜の上層側の
第2の層間絶縁膜に形成された第2のコンタクトホール
を介して画素電極が電気的に接続するドレイン領域とを
備えるアクティブマトリクス基板の製造方法において、 前記走査線および前記ゲート電極とともに前記信号配線
の各々に電気的に接続する第1の短絡用配線を形成する
兼用工程と、 前記第1の短絡用配線上に第1の切断用孔を形成する工
程と、 前記第1の切断用孔を介して前記第1の短絡用配線を切
断する工程とを有することを特徴とするアクティブマト
リクス基板の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において、前記兼用工程で前記
走査線の各々に電気的に接続する第2の短絡用配線を形
成した以降、 前記第2の短絡用配線上に第2の切断用孔を形成する工
程と、 前記第2の切断用孔を介して前記第2の短絡用配線を切
断する工程とを行うことを特徴とするアクティブマトリ
クス基板の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記兼用工
程では、前記データ線の各々と交差する第3の短絡用配
線を形成しておくことによって、前記第1の層間絶縁膜
に形成した第3のコンタクトホールを介して前記第3の
短絡用配線と前記データ線とを電気的に接続し、 しかる後に前記第3の短絡用配線上に第3の切断用孔を
形成する工程と、 前記第3の切断用孔を介して前記第3の短絡用配線を切
断する工程とを行うことを特徴とするアクティブマトリ
クス基板の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記切断用孔を形成する工程を、前記コンタクトホール
を形成する工程と兼用して行うことを特徴とするアクテ
ィブマトリクス基板の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
前記短絡用配線を切断する工程を、前記端子の表面に形
成された第2の層間絶縁膜を除去するエッチング工程と
兼用して行うことを特徴とするアクティブマトリクス基
板の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
前記切断孔を形成する工程では、前記短絡用配線の表面
を最終的に露出させる際にはウェットエッチングを行う
ことを特徴とするアクティブマトリクス基板の製造方
法。 - 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
前記短絡用配線を切断する工程では少なくともウエット
エッチングを行うことを特徴とするアクティブマトリク
ス基板の製造方法。 - 【請求項8】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
前記兼用工程では、前記信号配線のうち静電保護回路よ
りも端子側に位置する信号配線に前記短絡用配線を電気
的接続しておくことを特徴とするアクティブマトリクス
基板の製造方法。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかにおいて、
前記アクティブマトリクス基板の外周側には前記短絡用
配線に電気的に接続する静電気対策配線が形成され、 該静電気対策配線は、前記アクティブマトリクス基板が
多数枚分形成されるマザー基板上では、隣接する前記ア
クティブマトリクス基板の前記静電気対策配線同士が電
気的に接続しており、前記マザー基板から各アクティブ
マトリクス基板が切り出されるときに、隣接する前記ア
クティブマトリクス基板の前記静電気対策配線同士の電
気的な接続が絶たれることを特徴とするアクティブマト
リクス基板の製造方法。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに規定す
る製造方法で製造したことを特徴とするアクティブマト
リクス基板。 - 【請求項11】 請求項10に規定するアクティブマト
リクス基板を用いた液晶表示パネル。 - 【請求項12】 請求項11に規定する液晶表示パネル
をライトバルブとして用い、光源部から出射された光を
前記液晶表示パネルで光変調するとともに、該変調した
光を投写光学手段で投写面に拡大投写することを特徴と
する投写型液晶表示装置。
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