JP2005266814A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開口率等を向上させたアクティブマトリクス基板、電気光学装置等を提供する。
【解決手段】 デュアルゲートの薄膜トランジスタが形成されたアクティブマトリクス基板又は電気光学装置において、例えば、チャネルポリシリコンの領域と、画素電極とが平面的に重なるように配置する。また、画素電極と重なるチャネルポリシリコンの領域に遮光膜を形成しない。
【選択図】 図8

Description

本発明は、アクティブマトリクス基板、電気光学装置及び電子機器等に関する。
薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transisitor)が形成された半導体装置及び電気光学装置の一例として液晶装置がある。例えば、TFT駆動によるアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置においては、縦横に夫々配列された多数の走査線及びデータ線並びにこれらの各交点に対応してTFTが形成されたアクティブマトリクス基板が用いられている。各TFTは、走査線にゲート電極が接続され、データ線にソース電極が接続され、画素電極にドレイン電極が接続されている。そして、TFTのゲート電極に走査線を介して走査信号が供給されると、TFTはオン状態とされ、TFTのソース電極(或いはドレイン電極)にデータ線を介して供給される画像信号が当該TFTのソース−ドレイン間を介して画素電極に供給される。
他方、この種の電気光学装置においては、アクティブマトリクス基板上に形成された半導体層(通常ポリシリコン層)から、画素スイッチング用のTFTのソース電極及びドレイン電極並びにこれらの間にあるチャネル領域が構成される。画素電極は、積層構造をなす走査線、容量線、データ線等の配線及びこれらを相互に電気的絶縁するための複数の層間絶縁膜を介して、半導体層のドレイン電極(或いはソース電極)と接続されている。
画素スイッチング用TFTのゲート電極をソース領域とドレイン領域との間に1個だけ配置したシングルゲート構造が一般的であるが、ソース領域とドレイン領域との間に2個以上のゲート電極を配置することがある。この際、各々のゲート電極には同一の信号が印加されるようにする。このようにデュアルゲート或いはトリプルゲート以上でTFTを構成すれば、チャネルとソース−ドレイン領域接合部のリーク電流を防止でき、オフ時の電流を低減することができる。
また、図7に示すように、デュアルゲート構造(ゲート1、ゲート2)を構成するためには、チャネルポリシリコンからなる配線を画素電極と重なる領域にゲート間を結ぶように引き回す必要がある(したがって、チャネルポリシリコンの領域が画素電極領域にはみ出す)。そして、このはみ出したチャネルポリシリコンの領域(図8における左下がりの斜線を引いた部分を含む領域)に、対向基板側から入射光が侵入するのを防ぐために、この部分に遮光膜を形成していた。
上述したように、従来は、画素電極と重なるチャネルポリシリコンの領域に遮光膜を形成していたので、その分だけ開口率を犠牲にしていた。
特に、この種の電気光学装置においては、表示画像の高品位化という一般的な要請が強く、このためには、画像表示領域の高精細化或いは画素ピッチ(即ち、走査線ピッチ及びデータ線ピッチ)の微細化及び高画素開口率化(即ち、各画素において、表示光が透過しない非画素開口領域に対する、表示光が透過する画素開口領域の比率を高めること)が極めて重要となる。しかしながら、画素ピッチの微細化が進むと、電極サイズや配線幅、更にコンタクトホール径などには製造技術により本質的な微細化の限界があるため、相対的にこれらの配線や電極等が画像表示領域を占有する比率が高まるため、画素開口率が低くなってしまうという問題点がある。このように高精細化しようとすると開口率が減少するので、開口率向上の工夫が必要である。
本発明は上述した背景の下になされたものであり、開口率を向上させた半導体装置、電気光学装置等の提供を目的とする。
本発明の電気光学装置は、互いに交差する複数の走査線及び複数のデータ線と、前記複数の走査線及び前記複数のデータ線に接続された薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタに接続された画素電極と、保持容量を有し、前記画素電極がマトリクス状に形成されてなるアクティブマトリクス基板と、該アクティブマトリクス基板と対向基板との間に電気光学物質が挟持されてなる電気光学装置において、前記保持容量の一方の電極となる容量線は、前記データ線と前記画素電極の間隙に沿って、前記画素電極に重なるように形成されてなることを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、保持容量の一方の電極となる容量線は、前記データ線と前記画素電極の間隙に沿って、前記画素電極に重なるようなレイアウト(配置)になっている。つまり、容量線と画素電極とが重なる部分は光を遮光しなくても良い領域であり、この部分に遮光膜を形成する必要がなく開口率を高くできる。
本発明のこのような構成によれば、保持容量の一方の電極となる容量線は、前記データ線と前記画素電極の間隙に沿って、前記画素電極に重なるようなレイアウト(配置)になっている。つまり、容量線と画素電極とが重なる部分は光を遮光しなくても良い領域であり、この部分に遮光膜を形成する必要がなく開口率を高くできる。また、本発明のこのような構成によれば、開口率を高くした電気光学装置(例えば液晶装置など)が得られる。また、画素電極が平坦に形成されているため、半導体層と画素電極とに挟持されている電気光学物質の厚さは均等となり、品質が向上する。
本発明の一態様では、前記薄膜トランジスタはデュアルゲート構造を有することを特徴とする。
このような構成によれば、デュアルゲート構造を有する薄膜トランジスタにおける例えばゲート間を結ぶチャネルポリシリコンの領域(半導体層)と画素電極とが平面的に重なるような配置(レイアウト)をとることができるので、例えば開口率を高くできる。
本発明の一態様では、前記薄膜トランジスタはトリプルゲート構造を有することを特徴とする。
このような構成によれば、トリプルゲート構造を有する薄膜トランジスタにおける例えばゲート間を結ぶチャネルポリシリコンの領域(半導体層)と画素電極とが平面的に重なるような配置(レイアウト)をとることができるので、例えば開口率を高くできる。
本発明の電気光学装置は、前記層間絶縁膜は、前記無機塗布膜と、該無機塗布膜上にCVD法で形成された絶縁膜との2重構造であることを特徴とする。
さらに、本発明の電気光学装置は、無機塗布膜は、無機ポリマーまたはこれを含む組成物の塗布膜が焼成されて形成された絶縁膜であることを特徴とする。
本発明の電気光学装置の一態様では、アクティブマトリクス基板における半導体層の少なくとも一部と前記画素電極とが平面的に重なる領域には遮光膜が形成されていないことを特徴とする。
さらに、本発明の電気光学装置は、前記容量線が金属により形成されていることを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、例えば、ゲート間を結ぶチャネルポリシリコンの領域であって画素電極と重なるチャネルポリシリコンの領域に遮光膜を形成していないので、その分だけ開口率を高くできる。
本発明の電子機器は、上記電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、優れた電気光学装置を備えた電子機器が得られる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本形態に係る電気光学装置を対向基板の側からみた平面図である。図2は、図1のH−H′線で切断したときの電気光学装置の断面図である。
図1および図2に示すように、電気光学装置300は、石英ガラスや耐熱ガラスなどの絶縁基板10の表面に画素電極9aがマトリクス状に形成されたアクティブマトリクス基板100と、同じく石英ガラスや耐熱ガラスなどの絶縁基板41の表面に対向電極32が形成された対向基板200と、これらの基板間に電気光学物質として封入、挟持されている液晶39とから概略構成されている。アクティブマトリクス基板100と対向基板200とは、対向基板200の外周縁に沿って形成されたギャップ材含有のシール材59によって所定の間隙(セルギャップ)を介して貼り合わされている。また、アクティブマトリクス基板100と対向基板200との間には、ギャップ材含有のシール材59によって液晶封入領域40が区画形成され、この液晶封入領域40内に液晶39が封入されている。
対向基板200はアクティブマトリクス基板100よりも小さく、アクティブマトリクス基板100の周辺部分は、対向基板200の外周縁よりはみ出た状態に貼り合わされる。従って、アクティブマトリクス基板100上に形成されている駆動回路(走査線駆動回路70やデータ線駆動回路60)や入出力端子45は対向基板200から露出した状態にある。ここで、シール材59は部分的に途切れているので、この途切れ部分によって、液晶注入口241が構成されている。このため、対向基板200とアクティブマトリクス基板100とを貼り合わせた後、シール材59の内側領域を減圧状態にすれば、液晶注入口241から液晶39を減圧注入でき、液晶39を封入した後、液晶注入口241を封止材242で塞げばよい。なお、アクティブマトリクス基板100には、シール材59の形成領域の内側において、画面表示領域11を見切りするための遮光膜55が形成されている。また、対向基板200には、アクティブマトリクス基板100の各画素電極9aの境界領域に対応する領域に遮光膜57が形成されている。
また、対向基板200およびアクティブマトリクス基板100の光入射側の面あるいは光出射側には、ノーマリホワイトモード/ノーマリブラックモードの別に応じて、偏光板、光学的異方体(図示せず)などが偏光軸、光学軸を所定の向きに合わせて配置される。
このように構成した電気光学装置300において、アクティブマトリクス基板100では、データ線(図示せず)および後述する画素スイッチング用のTFT50を介して画素電極9aに印加した画像信号によって、画素電極9aと対向電極32との間において液晶39の配向状態を画素毎に制御し、画像信号に対応した所定の画像を表示する。従って、アクティブマトリクス基板100では、データ線および画素TFT50を介して画素電極9aに画像信号を供給するとともに、対向電極32にも所定の電位を印加する必要がある。そこで、電気光学装置300では、アクティブマトリクス基板100の表面のうち、対向基板200の各コーナー部に対向する部分には、データ線などの形成プロセスを援用してアルミニウム膜などからなる上下導通用の第1の電極47が形成されている。一方、対向基板200の各コーナー部には、対向電極32の形成プロセスを援用してITO(Indium Tin Oxide)膜などからなる上下導通用の第2の電極48が形成されている。さらに、これらの上下導通用の第1の電極47と第2の電極48とは、エポキシ樹脂系の接着剤成分に銀粉や金めっきファイバーなどの導電粒子が配合された導通材56によって電気的に導通している。それ故、電気光学装置300では、アクティブマトリクス基板100および対向基板200のそれぞれにフレキシブル配線基板などを接続しなくても、アクティブマトリクス基板100のみにフレキシブル配線基板99を接続するだけで、アクティブマトリクス基板100および対向基板200の双方に所定の信号を入力することができる。
(アクティブマトリクス基板の全体構成)
図3は、電気光学装置300に用いたアクティブマトリクス基板の構成を模式的に示すブロック図である。
図3に示すように、本形態の駆動回路内蔵型のアクティブマトリクス基板では、絶縁基板(図示せず)上に、互いに交差する複数の走査線20と複数のデータ線30とに接続するスイッチング素子(TFT)50と、スイッチング素子50に接続する画素電極9aがマトリクス状に構成されている。走査線20はタンタル膜、アルミニウム膜、アルミニウムの合金膜、銅膜などで構成され、データ線30はアルミニウム膜あるいはアルミニウム合金膜、銅膜などで構成され、それぞれ単層もしくは例えばチタンやチタンナイトライド等の金属バリア膜を含む膜で積層されている。これらの画素電極9aが形成されている領域が画素部11(画面表示領域)である。
絶縁基板上における画素部11の外側領域(周辺部分)には、複数のデータ線30のそれぞれに画像信号を供給するデータ線駆動回路60が構成されている。また、走査線20の両端部のそれぞれには、各々の走査線20に画素選択用の走査信号を供給する走査線駆動回路70が構成されている。
データ線駆動回路60には、X側シフトレジスタ回路、X側シフトレジスタ回路から出力された信号に基づいて動作するアナログスイッチとしてのTFT651を備えるサンプルホールド回路、6相に展開された各画像信号に対応する6本の画像信号線671などが構成されている。本例において、データ線駆動回路60は、前記のX側シフトレジスタ回路が4相で構成されており、入出力端子を介して外部からスタート信号、クロック信号、およびその反転クロック信号がX側シフトレジスタ回路に供給され、これらの信号によってデータ線駆動回路60が駆動される。従って、サンプルホールド回路は、前記のX側シフトレジスタ回路から出力された信号に基づいて各TFT651が動作し、画像信号線671を介して供給される画像信号を所定のタイミングでデータ線30に取り込み、各画素電極9aに供給することが可能である。一方、走査線駆動回路70には、端子を介して外部からスタート信号、クロック信号、およびその反転クロック信号が供給され、これらの信号によって走査線駆動回路70が駆動される。
(画素およびTFTの構造)
図4は、図3に示すアクティブマトリクス基板の画素部のコーナー部分を拡大して示す平面図である。図5は、図3に示すアクティブマトリクス基板の画素の等価回路図である。図6は、図4の画素TFT部のA−A′線における断面図断面図である。
図4および図5からわかるように、画素電極9aには、走査線20およびデータ線30に接続する画素スイッチング用のTFT50が形成されている。また、各画素電極9aに向けては容量線3bも形成されている。
次に図6の断面図に示すように、電気光学装置は、透明な一方の基板の一例を構成するアクティブマトリクス基板100と、これに対向配置される透明な他方の基板の一例を構成する対向基板200とを備えている。アクティブマトリクス基板100は、例えば石英基板からなり、対向基板200は、例えばガラス基板や石英基板からなる。アクティブマトリクス基板100には、画素電極9aが設けられており、その上側には、ラビング処理等の所定の配向処理が施された配向膜16が設けられている。画素電極9aは例えば、ITO膜(Indium Tin Oxide膜)などの透明導電性薄膜からなる。また配向膜16は例えば、ポリイミド薄膜などの有機薄膜からなる。
他方、対向基板200には、その全面に渡って対向電極(共通電極)32が設けられており、その下側には、ラビング処理等の所定の配向処理が施された配向膜23が設けられている。対向電極32は例えば、ITO膜などの透明導電性薄膜からなる。また配向膜23は、ポリイミド薄膜などの有機薄膜からなる。
アクティブマトリクス基板100には、図3に示すように、各画素電極9aに隣接する位置に、各画素電極9aをスイッチング制御する画素スイッチング用TFT50が設けられている。
対向基板200には、更に図6に示すように、各画素の開口領域(即ち、画像表示領域内において実際に入射光が透過して表示に有効に寄与する領域)以外の領域に、ブラックマスク或いはブラックマトリクスと称される第2遮光膜22が設けられている。このため、対向基板200の側から入射光が画素スイッチング用TFT50の半導体層1aのチャネル領域1a´やLDD(Lightly Doped Drain)領域1b及び1cに侵入することはない。更に、第2遮光膜22は、コントラストの向上、色材の混色防止などの機能を有する。
このように構成され、画素電極9aと対向電極32とが対面するように配置されたアクティブマトリクス基板100と対向基板200との間には、前述のシール材(図1及び図2参照)により囲まれた空間に電気光学物質が封入され、電気光学物質層39が形成される。電気光学物質層39は、画素電極9aからの電界が印加されていない状態で配向膜16及び23により所定の配向状態をとる。電気光学物質層39は、例えば一種又は数種類のネマティック電気光学物質を混合した電気光学物質からなる。シール材は、二つの基板100及び200をそれらの周辺で貼り合わせるための、例えば光硬化性樹脂や熱硬化性樹脂からなる接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー或いはガラスビーズ等のスペーサが混入されている。
図6に示すように、アクティブマトリクス基板100と複数の画素スイッチング用TFT50との間には、絶縁膜12が設けられている。絶縁膜12は、アクティブマトリクス基板100の全面に形成されることにより、画素スイッチング用TFT50のための下地膜としての機能をも有する。即ち、アクティブマトリクス基板100の表面の研磨時における荒れや、洗浄後に残る汚れ等で画素スイッチング用TFT50の特性の劣化を防止する機能を有する。絶縁膜12は、例えば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜等からなる。
図6において、画素スイッチング用TFT50は、LDD(Lightly Doped Drain)構造を有しており、走査線の一部であるゲート電極3a、当該ゲート電極3aからの電界によりチャネルが形成される半導体層1aのチャネル領域1a´、ゲート電極3aと半導体層1aとを絶縁するゲート絶縁膜2、データ線の一部であるソース電極6a、半導体層1aの低濃度ソース領域(ソース側LDD領域)1b並びに低濃度ドレイン領域(ドレイン側LDD領域)1c、半導体層1aの高濃度ソース領域1d並びに高濃度ドレイン領域1eを備えている。高濃度ドレイン領域1eには、複数の画素電極9aのうちの対応する一つが接続されている。ソース領域1b及び1d並びにドレイン領域1c及び1eは後述のように、半導体層1aに対し、n型又はp型のチャネルを形成するかに応じて所定濃度のn型用又はp型用のドーパントをドープすることにより形成されている。n型チャネルのTFTは、動作速度が速いという利点があり、画素のスイッチング素子である画素スイッチング用TFT50として用いられることが多い。
図6に示すように、TFT50は、走査線20と同時形成されたゲート電極3aと、データ線30の一部としてのソース電極6aが第1の層間絶縁膜4の第1のコンタクトホール4aを介して電気的に接続するソース領域1dと、データ線30と同時形成されたアルミニウム膜などから構成されたドレイン電極6bが第1の層間絶縁膜4の第2のコンタクトホール4bを介して電気的に接続するドレイン領域1eとを有している。また、第1の層間絶縁膜4の上層側には第2の層間絶縁膜7が形成されており、この第2の層間絶縁膜7に形成された第3のコンタクトホール8aを介して、画素電極9aがドレイン電極6bに対して電気的に接続している。
尚、図6では、画素スイッチング用TFT50のゲート電極3aをソース−ドレイン領域1d及び1e間に2個のゲート電極を配置したデュアルゲート構造の場合を挙げて説明したが、本実施の形態では、これらの間に3個以上のゲート電極を配置したトリプルゲート構造(図6においてゲート電極3aが3つ並んだ構造)以上としてもよい。この際、各々のゲート電極には同一の信号が印加されるようにする。このようにデュアルゲート或いはトリプルゲート以上でTFTを構成すれば、チャネルとソース−ドレイン領域接合部のリーク電流を防止でき、オフ時の電流を低減することができる。
(本実施の形態の特徴部分)
本実施の形態では、図7に示すように、デュアルゲート構造(ゲート1、ゲート2)の薄膜トランジスタが形成された液晶装置において、画素電極と重なるチャネルポリシリコンの領域(図8における左下がりの斜線を引いた領域)に遮光膜を形成していないので、その分だけ開口率を高くできる。
この部分に遮光膜を形成しないようにするためには、対向基板上の遮光膜、容量線(金属)、データ線(アルミなど)、中継遮光膜などで、遮光膜を形成する工程でこの部分には遮光膜を形成しないようにすればよい。
(アクティブマトリクス基板AMの製造方法)
このような構成のアクティブマトリクス基板AMを製造する方法を、図9ないし図13を参照して説明する。これらの図は、本形態のアクティブマトリクス基板AMの製造方法を示す工程断面図であり、いずれの図においても、図4のA−A′線における断面に相当する。但し、ここでは画素用TFT50の製造方法のみについて説明することし、保持容量72、各種の配線、走査線駆動回路70、およびデータ線駆動回路60などの製造方法の説明および図示を省略する。
また、これらの図面に示す工程においては、図6に示したようにゲート電極3aが2つ並んで配置されたデュアルゲート構造のものを作製したが、説明を簡略化するためこれらの図面において一方のゲート電極の図示は省略した。 まず、図9(A)に示すように、ガラス基板、たとえば無アリカリガラスや石英などからなる透明な絶縁基板10の表面に直接、あるいは絶縁基板10の表面に形成した下地保護膜(図示せず)の表面全体に、減圧CVD法またはプラズマCVD方などにより厚さが約200オングストローム〜約2000オングストロームで形成し、次に約300オングストローム〜約1000オングストロームのポリシリコン膜からなる半導体膜1を形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いてレジストマスクRM1を形成する。この半導体膜1の形成は、アモルファスシリコン膜を堆積した後、500℃〜700℃の温度で1時間〜72時間、好ましくは4時間〜6時間の熱アニールを施してポリシリコン膜を形成したり、ポリシリコン膜を堆積した後、シリコンを打ち込み、非晶質化した後、熱アニールにより再結晶化してポリシリコン膜を形成する方法やアモルファスシリコン膜にエキシマレーザーを照射し、レーザーアニールにより結晶化して、ポリシリコン膜を形成する方法を用いてもよい。
次に、図9(B)に示すように、レジストマスクRMlを介して半導体膜1をパターニングし、側に島状の半導体膜1a(能動層)を形成する。
次に、島状にパターニングした半導体膜1aの表面に残るレジストマスクRMlに対し、図9(C)に示すように、レジストマスクRMlを除去する。
次に、図9(D)に示すように、CVD法などにより半導体膜1aの表面に厚さが約500オングストローム〜約1500オングストロームのシリコン酸化膜からなるゲート酸化膜2を形成する。あるいは、熱酸化膜を約50オングストローム〜約1000オングストローム、好ましくは300オングストローム形成した後、全面にCVD法などによりシリコン酸化膜を約100オングストローム〜約1000オングストローム、好ましくは500オングストローム堆積し、それらによりゲート絶縁膜2を形成してもよい。また、ゲート絶縁膜2としてシリコン窒化膜を用いてもよい。
次に、図9(E)に示すように、ゲート電極などを形成するためのタンタル膜3を絶縁基板10全面に形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いてレジストマスクRM2を形成する。
次に、図9(F)に示すように、レジストマスクRM2を介してタンタル膜3をパターニングし、ゲート電極3aを形成する。
次に、ゲート電極3aの形成に用いたレジストマスクRM2に対し、図10(A)に示すように、レジストマスクRM2除去する。
次に、図10(B)に示すように、画素TFT部および駆動回路のNチヤネルTFT部の側には、ゲート電極3aをマスクとして、約0.1×1013/cm〜約10×1013/cmのドーズ量で低濃度の不純物イオン(リンイオン)の打ち込みを行い、画素TFT部の側には、ゲート電極3aに対して自己整合的に低濃度のソース領域1b、および低濃度のドレイン領域1cを形成する。ここで、ゲート電極3aの真下に位置しているため、不純物イオンが導入されなかった部分は半導体膜1aのままのチャネル領域となる。
次に、図10(C)に示すように、画素TFT部では、ゲート電極3aよりの幅の広いレジストマスクRM3を形成して高濃度の不純物イオン(リンイオン)を約0.1×1015/cm〜約10×1015/cmのドーズ量で打ち込み、高濃度のソース領域1dおよびドレイン領域1eを形成する。
これらの不純物導入工程に代えて、低濃度の不純物の打ち込みを行わずにゲート電極3aより幅の広いレジストマスクRM3を形成した状態で高濃度の不純物(リンイオン)を打ち込み、オフセット構造のソース領域およびドレイン領域を形成してもよい。また、ゲート電極3aの上に高濃度の不純物(リンイオン)を打ち込んで、セルフアライン構造のソース領域およびドレイン領域を形成してもとよいことは勿論である。
また、図示を省略するが、周辺駆動回路のPチヤネルTFT部を形成するために、前記画素部およびNチヤネルTFT部をレジストで被覆保護して、ゲート電極をマスクとして、約0.1×1015/cm〜約10×1015/cmのドーズ量でボロンイオンを打ち込むことにより、自己整合的にPチヤネルのソース・ドレイン領域を形成する。なお、NチヤネルTFT部の形成時と同様に、ゲート電極をマスクとして、約0.1×1013/cm〜約10×1013/cmのドーズ量で低濃度の不純物(ボロンイオン)を導入して、ポリシリコン膜に低濃度領域を形成した後、ゲート電極よりの幅の広いマスクを形成して高濃度の不純物(ボロンイオン)を約0.1×1015/cm〜約10×1015/cmのドーズ量で打ち込み、LDD構造(ライトリー・ドープト・ドレイン構造)のソース領域およびドレイン領域を形成してもよい。また、低濃度の不純物の打ち込みを行わずに、ゲート電極より幅の広いマスクを形成した状態で高濃度の不純物(リンイオン)を打ち込み、オフセット構造のソース領域およびドレイン領域を形成してもよい。これらのイオン打ち込み工程によって、CMOS化が可能になり、周辺駆動回路の同一基板内への内蔵化が可能となる。
次に、不純物の導入に用いたレジストマスクRM3に対し、大気圧下でのプラズマ照射、および水あるいは水系洗浄液での洗浄処理を行い、図10(D)に示すように、レジストマスクRM3を除去する。尚、不純物の導入に用いたレジストマスクRM3は変質していて、硫酸による処理では短時間のうちの除去はできなかったが、プラズマ照射など本工程で示すレジスト除去方法であれば、短時間のうちに処理できる。
次に、図10(E)に示すように、ゲート電極3aの表面側にCVD法などにより、酸化シリコン膜やNSG膜(ボロンやリンを含まないシリケートガラス膜)などからなる第1の層間絶縁膜4を3000オングストローム〜15000オングストローム程度の膜厚で形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いて、第1の層間絶縁膜4にコンタクトホールや切断用孔を形成するためのレジストマスクRM4を形成する。
次に、図11(A)に示すように、レジストマスクRM4を介して第1の層間絶縁膜4にエッチングを行い、第1の層間絶縁膜4のうち、ソース領域1dおよびドレイン領域1eに対応する部分にコンタクトホール4a、4dをそれぞれ形成する。
次に、コンタクトホール4a、4dの形成に用いたレジストマスクRM4に対し、図11(B)に示すように、レジストマスクRM4を除去する。
次に、図11(C)に示すように、第1の層間絶縁膜4の表面側に、ソース電極などを構成するためのアルミニウム膜6をスパッタ法などで形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いて、レジストマスクRM5を形成する。
次に、レジストマスクRM5を介してアルミニウム膜6にエッチングを行い、図11(D)に示すように、ソース領域1dに第1のコンタクトホール4aを介して電気的に接続するアルミニウム膜からなるソース電極6a(データ線の一部)と、ドレイン領域1eに第2のコンタクトホール4dを介して電気的に接続するドレイン電極6dとを形成する。
本実施の形態では、アルミニウム膜6にエッチングを行い、データ線及びデータ線の一部であるソース電極6aを形成する際に、前述した図7に示すように、隙間部においてデータ線を拡幅すると同時に、前述した段差部においてデータ線を拡幅した。
次に、ソース電極6aおよびドレイン電極6dの形成に用いたレジストマスクRM5に対し、図11(E)に示すように、レジストマスクRM5を除去する。
次に、図12(A)に示すように、ソース電極6aおよびドレイン電極6dの表面側に、ペルヒドロポリシラザンまたはこれを含む組成物の塗布膜を焼成した絶縁膜7aを形成する。さらに、この絶縁膜7aの表面に、TEOSを用いたCVD法によりたとえば400℃程度の温度条件下で厚さが約500オングストローム〜約15000オングストロームのシリコン酸化膜からなる絶縁膜7bを形成する。これらの絶縁膜7a、7bによって、第2の層間絶縁膜7が形成される。
ここで、ペルヒドロポリシラザンとは無機ポリシラザンの一種であり、大気中で焼成することによってシリコン酸化膜に転化する塗布型コーティング材料である。たとえば、東燃(株)製のポリシラザンは、−(SiHNH)−を単位とする無機ポリマーであり、キシレンなどの有機溶剤に可溶である。従って、この無機ポリマーの有機溶媒溶液(たとえば、20%キシレン溶液)を塗布液としてスピンコート法(たとえば、2000rpm、20秒間)で塗布した後、450℃の温度で大気中で焼成すると、水分や酸素と反応し、CVD法で成膜したシリコン酸化膜と同等以上の緻密なシリコン酸化膜を得ることができる。従って、この方法で成膜した絶縁膜7a(シリコン酸化膜)は、層間絶縁膜として用いることができるとともに、ドレイン電極6dに起因する凹凸などを平坦化してくれる。それ故、液晶の配向状態が凹凸に起因して乱れることを防止できる。
次に、フォトリソグラフイ技術を用いて、第2の層間絶縁膜7にコンタクトホールを形成するためのレジストマスクRM6を形成する。
次に、レジストマスクRM6を介して第2の層間絶縁膜7にエッチングを行い、図12(B)に示すように、ドレイン電極6dに対応する部分にコンタクトホール7c、7dからなる第3のコンタクトホール8aを形成する。
次に、第3のコンタクトホール8aの形成に用いたレジストマスクRM6に対し、図12(C)に示すように、レジストマスクRM6を除去する。
次に、図12(D)に示すように、第2の層間絶縁膜7の表面側に、ドレイン電極を構成するための厚さが約400オングストローム〜約2000オングストロームのITO膜9(Indium Tin Oxide)をスパッタ法などで形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いて、ITO膜9をパターニングするためのレジストマスクRM7を形成する。
次に、レジストマスクRM7を介してITO膜9にエッチングを行って、図13(A)に示すように、第3のコンタクトホール8aを介してドレイン電極6dに電気的に接続する画素電極9aを形成する。
しかる後に、画素電極9aの形成に用いたレジストマスクRM7に対し、図13(B)に示すように、レジストマスクRM7を除去する。
(他の実施の態様)
以上図1から図13を参照して説明した各実施の形態では、データ線駆動回路60及び走査線駆動回路70をアクティブマトリクス基板100の上に設ける代わりに、例えばTAB(テープオートメイテッドボンディング基板)上に実装された駆動用LSIに、アクティブマトリクス基板100の周辺部に設けられた異方性導電フィルムを介して電気的及び機械的に接続するようにしてもよい。また、対向基板200の投射光が入射する側及びアクティブマトリクス基板100の出射光が出射する側には各々偏向フィルム、位相差フィルム(光学的異方体)などが配置される。なおTN(ツイステッドネマティック)モード、STN(スーパーTN)モード、D−STN(ダブル−STN)モード等の動作モードや、ノーマリーホワイトモード/ノーマリーブラックモードに応じて光学軸が所定の方向に設定され配置される。
以上説明した各実施の形態における液晶装置は、例えば、カラー液晶プロジェクタに適用されるため、3枚の液晶装置がRGB用のライトバルブとして各々用いられ、各パネルには各々RGB色分解用のダイクロイックミラーを介して分解された各色の光が投射光として各々入射されることになる。従って、各実施の形態では、対向基板200に、カラーフィルタは設けられていない。しかしながら、第2遮光膜22の形成されていない画素電極9aに対向する所定領域にRGBのカラーフィルタをその保護膜と共に、対向基板200上に形成してもよい。このようにすれば、液晶プロジェクタ以外の直視型や反射型のカラー液晶テレビなどのカラー液晶装置に各実施の形態における液晶装置を適用できる。更に、対向基板200上に1画素1個対応するようにマイクロレンズを形成してもよい。このようにすれば、入射光の集光効率を向上することで、明るい液晶装置が実現できる。更にまた、対向基板200上に、何層もの屈折率の相違する干渉層を堆積することで、光の干渉を利用して、RGB色を作り出すダイクロイックフィルタを形成してもよい。このダイクロイックフィルタ付き対向基板によれば、より明るいカラー液晶装置が実現できる。
また、各画素に設けられるスイッチング素子としては、正スタガ型又はコプラナー型のポリシリコンTFTであるとして説明したが、逆スタガ型のTFTやアモルファスシリコンTFT等の他の形式のTFTに対しても、各実施の形態は有効である。
(電子機器)
次に、以上詳細に説明した電気光学装置(液晶装置など)300を備えた電子機器の実施の形態について図14から図16を参照して説明する。
先ず図14に、このように液晶装置300を備えた電子機器の概略構成を示す。
図14において、電子機器は、表示情報出力源1000、表示情報処理回路1002、駆動回路1004、液晶装置300、クロック発生回路1008並びに電源回路1010を備えて構成されている。表示情報出力源1000は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、光ディスク装置などのメモリ、画像信号を同調して出力する同調回路等を含み、クロック発生回路1008からのクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの表示情報を表示情報処理回路1002に出力する。表示情報処理回路1002は、増幅・極性反転回路、シリアル−パラレル変換回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種処理回路を含んで構成されており、クロック信号に基づいて入力された表示情報からデジタル信号を順次生成し、クロック信号CLKと共に駆動回路1004に出力する。駆動回路1004は、液晶装置100を駆動する。電源回路1010は、上述の各回路に所定電源を供給する。尚、液晶装置300を構成するアクティブマトリクス基板の上に、駆動回路1004を搭載してもよく、これに加えて表示情報処理回路1002を搭載してもよい。
次に図15から図16に、このように構成された電子機器の具体例を各々示す。
図15において、電子機器の一例たる液晶プロジェクタ1100は、上述した駆動回路1004がアクティブマトリクス基板上に搭載された液晶装置300を含む液晶表示モジュールを3個用意し、各々RGB用のライトバルブ100R、100G及び100Bとして用いたプロジェクタとして構成されている。液晶プロジェクタ1100では、メタルハライドランプ等の白色光源のランプユニット1102から投射光が発せられると、3枚のミラー1106及び2枚のダイクロイックミラー1108によって、RGBの3原色に対応する光成分R、G、Bに分けられ、各色に対応するライトバルブ100R、100G及び100Bに各々導かれる。この際特にB光は、長い光路による光損失を防ぐために、入射レンズ1122、リレーレンズ1123及び出射レンズ1124からなるリレーレンズ系1121を介して導かれる。そして、ライトバルブ100R、100G及び100Bにより各々変調された3原色に対応する光成分は、ダイクロイックプリズム1112により再度合成された後、投射レンズ1114を介してスクリーン1120にカラー画像として投射される。
図16において、電子機器の他の例たるマルチメディア対応のラップトップ型のパーソナルコンピュータ(PC)1200は、上述した液晶装置300がトップカバーケース内に設けられており、更にCPU、メモリ、モデム等を収容すると共にキーボード1202が組み込まれた本体1204を備えている。
以上図14から図16を参照して説明した電子機器の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、デジタルカメラ、カーナビゲーション装置、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、エンジニアリング・ワークステーション(EWS)、携帯電話、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等などが電子機器の例として挙げられる。
実施形態におけるアクティブマトリクス基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図である。 図1のH−H´断面図である。 アクティブマトリクス基板の構成を模式的に示すブロック図である。 図3に示すアクティブマトリクス基板の画素部のコーナー部分を拡大して示す平面図である。 図3に示すアクティブマトリクス基板の画素の等価回路図である。 図4の画素TFT部のA−A′線における断面図断面図である。 デュアルゲート構造を説明するための平面図である。 デュアルゲート部分の部分拡大図である。 液晶装置の製造プロセスを順を追って示す工程図(その1)である。 液晶装置の製造プロセスを順を追って示す工程図(その2)である。 液晶装置の製造プロセスを順を追って示す工程図(その3)である。 液晶装置の製造プロセスを順を追って示す工程図(その4)である。 液晶装置の製造プロセスを順を追って示す工程図(その5)である。 本発明による電子機器の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。 電子機器の一例として液晶プロジェクタを示す断面図である。 電子機器の他の例としてパーソナルコンピュータを示す正面図である。
符号の説明
1a…半導体層
1a´…チャネル領域
1b…低濃度ソース領域(ソース側LDD領域)
1c…低濃度ドレイン領域(ドレイン側LDD領域)
1d…高濃度ソース領域
1e…高濃度ドレイン領域
1f…第1蓄積容量電極
2…ゲート絶縁膜
3a…ゲート電極
3b…容量線(第2蓄積容量電極)
4…第1層間絶縁膜
4a…第1コンタクトホール
4b…第2コンタクトホール
6a…ソース電極
7…第2層間絶縁膜
8a…第3コンタクトホール
9a…画素電極
10…絶縁基板
11…画素部(画面表示領域)
12…絶縁膜
16…配向膜
20…走査線
22…第2遮光膜
23…配向膜
30…データ線
32…対向電極
39…液晶層(電気光学物質層)
41…絶縁膜
50…画素スイッチング用TFT
59…シール材
71…蓄積容量
60…データ線駆動回路
70…走査線駆動回路
100…アクティブマトリクス基板
200…対向基板
300…電気光学装置(液晶装置)

Claims (8)

  1. 互いに交差する複数の走査線及び複数のデータ線と、前記複数の走査線及び前記複数のデータ線に接続された薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタに接続された画素電極と、保持容量を有し、前記画素電極がマトリクス状に形成されてなるアクティブマトリクス基板と、該アクティブマトリクス基板と対向基板との間に電気光学物質が挟持されてなる電気光学装置において、
    前記保持容量の一方の電極となる容量線は、前記データ線と前記画素電極の間隙に沿って、前記画素電極に重なるように形成されてなることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記薄膜トランジスタはデュアルゲート構造を有することを特徴とする請求項1記載の電気光学装置。
  3. 前記薄膜トランジスタはトリプルゲート構造を有することを特徴とする請求項1記載の電気光学装置。
  4. 請求項1乃至3に記載の電気光学装置であって、
    前記層間絶縁膜は、前記無機塗布膜と、該無機塗布膜上にCVD法で形成された絶縁膜との2重構造であることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1乃至4に記載の電気光学装置であって、
    無機塗布膜は、無機ポリマーまたはこれを含む組成物の塗布膜が焼成されて形成された絶縁膜であることを特徴とする電気光学装置。
  6. 前記半導体層の少なくとも一部と前記画素電極とが平面的に重なる領域には遮光膜が形成されていないことを特徴とする請求項1乃至5に記載の電気光学装置。
  7. 前記容量線が金属により形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電気光学装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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