JPH10253990A - 液晶表示パネルおよびそれを用いた投写型表示装置 - Google Patents

液晶表示パネルおよびそれを用いた投写型表示装置

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JPH10253990A
JPH10253990A JP5784797A JP5784797A JPH10253990A JP H10253990 A JPH10253990 A JP H10253990A JP 5784797 A JP5784797 A JP 5784797A JP 5784797 A JP5784797 A JP 5784797A JP H10253990 A JPH10253990 A JP H10253990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルおよび投写型表示装置におい
て、アクティブマトリクス基板上のデータ線駆動回路の
形成領域を拡張してデータ側駆動回路におけるTFTの
オン電流の増大や新たな回路の導入などが可能な構成を
提供すること。 【解決手段】 アクティブマトリクス基板1において、
データ線駆動回路部60は、基板外周側に位置する第1
の回路形成領域61と、この領域と画素部11との間に
位置する第2の回路形成領域62と、これらの回路形成
領域との間に位置する配線層形成領域63とを備え、該
配線層形成領域63に重なるように対向基板とのシール
層80が形成されている。この配線層形成領域63で
は、サンプリング信号入力用配線パターン64、画像信
号サンプリング用配線パターン65、画像信号線66を
利用してセルギャップ制御領域を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動回路内蔵型の
アクティブマトリクス基板を用いた液晶表示パネル、お
よびそれを用いた投写型表示装置に関するものである。
さらに詳しくは、アクティブマトリクス基板と対向基板
との間にシール層を介して液晶層が挟持されてなる液晶
パネルにおいて、画素部の周辺部に形成された駆動回路
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルに用いられるアクティブ
マトリクス基板のうち、駆動回路内蔵型のものでは、図
14のブロック図に示されるように、基板10の上にマ
トリクス状に配列された複数の走査線20および複数の
データ線30によって画素領域40が区画された画素部
11が構成されている。この画素部11において、画素
領域40のそれぞれには走査線20およびデータ線30
に接続する画素スイッチング用のTFT50(薄膜トラ
ンジスタ)が形成されている。また、基板10上におけ
る画素部11の外側領域には、複数のデータ線30のそ
れぞれに画像信号を供給するデータ側駆動回路部60
と、複数の走査線20のそれぞれに走査信号を供給する
Yシフトレジシタ700を備える走査側駆動回路部70
とが構成されている。これらの駆動回路部60、70の
うち、データ側駆動回路部60は、基板外周側に位置す
る第1の回路形成領域61と、この第1の回路形成領域
61と画素部11との間に位置する第2の回路形成領域
62と、この第2の回路形成領域62と第1の回路形成
領域61との間に位置する配線層形成領域63とが構成
され、第1の回路形成領域61には端子を介してクロッ
ク信号が供給されるXシフトレジスタ610が構成され
ている。第2の回路形成領域62には、アナログスイッ
チとしてのTFTを備えるサンプルホールド回路620
が構成されている。配線層形成領域63には、Xシフト
レジスタ610からサンプルホールド回路620への信
号を供給するためのサンプリング信号入力用配線パター
ン64と、6相分の画像信号線66と、画像信号線66
とサンプルホールド回路620とを接続する画像信号サ
ンプリング用配線パターン65とが構成されている。
【0003】このように構成したアクティブマトリクス
基板1は、所定の隙間を介して対向基板(図示せず。)
と貼り合わされ、これらの基板間に液晶が封入される。
このような貼り合わせ構造を構成するにあたって、従来
は、図15に示すように、画素部11の外側領域のう
ち、画素部11とデータ側駆動回路部60(サンプルホ
ールド回路620)との間、および画素部11と走査側
駆動回路部70との間に相当する領域にギャップ材含有
のシール材を塗布し、このシール層80によって、アク
ティブマトリクス基板1と、対向電極およびブラックマ
トリクス91が構成された対向基板とを貼り合わせて、
その内側領域を液晶封入領域12としている。ここで、
走査側駆動回路部70近くの走査線20、および画素部
11とデータ側駆動回路部60とを接続する引出し線9
0については、データ線30と同時形成された第1の配
線層13と、第1の配線層13と重なるように走査線2
0と同時形成された第2の配線層14との重なり部分を
利用して全体として平坦なセルギャップ制御領域15を
構成している。なお、シール層80の形成領域を図14
に示すと、一点鎖線L11で表され、その内側領域が液
晶封入領域12となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶表
示パネルに対しては表示品位の向上が求められる状況に
あって、データ側駆動回路部60に対してはそれを構成
するTFTの動作速度の向上、あるいは大規模回路の導
入などが求められているが、従来の液晶表示パネルで
は、アクティブマトリクス基板1上でデータ側駆動回路
部60の形成領域をこれ以上拡張できないため、TFT
のチャネル幅の拡張によるオン電流の増大や新たな回路
の導入などが不可能である。すなわち、従来の液晶表示
パネルでは、アクティブマトリクス基板1を大型化せず
に、周辺部分(データ側駆動回路部60の形成領域)を
拡張するには、その分、画素部11を含む液晶封入領域
12やシール領域80が占めている部分を縮小する必要
があるが、かかる変更は表示面積の縮小やシール性の低
下を招くため、困難である。
【0005】また、従来のアクティブマトリクス基板1
では、表示領域の面積をそのままにして液晶表示パネル
を小型化しようにも、シール層80の周辺部には、幅L
1を占めるサンプルホールド回路620、および幅L2
を占めるシフトレジスタ610を形成する必要がある以
上、液晶表示パネルの小型化が困難である。
【0006】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
駆動回路内蔵型のアクティブマトリクス基板を用いた液
晶表示パネルにおいて、液晶封入領域を規定するシール
層と周辺回路との配置を改良することにより、アクティ
ブマトリクス基板上でのデータ側駆動回路の形成領域を
拡張し、データ側駆動回路への新たな回路の導入、ある
いはシール層周辺部分の縮小などを可能とする構成を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、基板上にマトリクス状に配列された複数
の走査線および複数のデータ線と、該走査線および該デ
ータ線に接続されたスイッチング用のTFTとが形成さ
れた画素部と、該画素部の周辺領域に該複数のデータ線
に画像信号を供給するデータ線駆動回路とが形成されて
なり、該基板と対向基板との間はギャップ材含有のシー
ル層によって液晶が挟持されてなる液晶表示パネルにお
いて、該データ線駆動回路は、第1の回路と、該第1の
回路と該画素部との間に位置する第2の回路と、該第2
の回路と該第1の回路との間に位置する配線層とを備
え、該シール層は該配線層に重なるように形成されてな
り、該第2の回路は該シール層の内側に位置しているこ
とを特徴とする。すなわち、シール層よりも内側に第2
の回路が形成された分だけ、シール層よりも外側におい
て第1の回路を拡張できる。それ故、データ線駆動回路
に対してはデータ線駆動回路を構成するTFTのチャネ
ル幅の増大によるオン電流の増大、すなわちTFTの動
作速度の向上、あるいはデータ線駆動回路への大規模回
路の導入などを行うことができる。よって、本発明によ
れば、アクティブマトリクス基板を大型化せずに、かつ
画素部を含む液晶封入領域やシール領域が占めている部
分を縮小することなく、データ線駆動回路の形成領域を
実質的に拡張することができるので、液晶表示パネルの
表示の品位を高めることができる。また、シール層より
も内側に第2の回路を形成したため、シール層よりも外
側には第1の回路の領域だけを確保すればよい。よっ
て、アクティブマトリクス基板の周辺部分を縮小できる
ので、同じ大きさの表示領域を有しながらも、周辺部分
が狭い液晶表示パネルを構成することができる。さら
に、データ側駆動回路全体を液晶封入領域内に形成する
と、そこに印加される直流成分の電位の影響を受けて液
晶の劣化を招くおそれがあるが、本発明では、データ線
駆動回路の一部である、極性反転した画像信号をサンプ
リングするサンプルホールド回路が液晶封入領域内にあ
るので、液晶中の不純物イオンが配向膜との界面に吸着
し分極発生により、表示品位の劣化を招く。また、アク
ティブマトリクス基板の外周のシール材形成領域の全面
にギャップ制御をするための層、あるいはアルミニウム
層などの配線を形成し、そこにシール層を形成する構成
では、シール層を光硬化させる場合には対向基板の方か
ら光照射しなればならず、対向基板としては光透過性の
高い石英基板などを使用せざるを得ないという制約があ
るが、本発明によれば、配線層形成領域にシール層を形
成するので、アクティブマトリクス基板の側から光照射
しても、配線層同士の隙間を通って光がシール層に到達
して、十分シール層を硬化させることができる。従っ
て、対向基板に光透過性が低い基板、例えば安価なガラ
ス基板を使用できるという利点もある。
【0008】本発明の液晶表示パネルは、該シール層よ
りも外側に該複数の走査線に走査信号を供給する走査線
駆動回路が構成されていることを特徴とする。すなわ
ち、駆動回路内蔵型のアクティブマトリクス基板には、
駆動回路のうち、データ側駆動回路のみが画素部の周辺
部分に形成されているタイプのもの、データ側駆動回路
および走査側駆動回路の双方が画素部の周辺部分に形成
されているタイプのものがあるが、本発明ではいずれの
タイプのものにも適用できる。
【0009】本発明の液晶表示パネルは、該第2の回路
には、該配線層に形成されているサンプリング信号入力
用配線パターンを介して該第1の回路に形成されている
シフトレジスタからの信号が入力されるサンプルホール
ド回路が構成されていることを特徴とする。
【0010】また本発明において、配線層形成領域に
は、データ線と同時形成された第1の配線層と、走査線
と同時形成された第2の配線層との重なり領域に、前記
のシール層が形成されることが好ましい。このような配
線層であれば、TFTと違って、シール材のギャップ材
が対向基板との間に挟まっていても損傷することがな
い。すなわち、データ側駆動回路の一部をシール層の内
側に形成するといっても、シール層が駆動回路のTFT
に重なるような構成であれば、TFTと対向基板との間
に挟まれたギャップ材はTFTを損傷させてしまう恐れ
があるが、このような問題は本発明では発生しない。ま
た、第1の配線層および第2の配線層はそれぞれ、デー
タ線または走査線と同時形成した配線層を利用するの
で、このような配線層を形成するために、特別な工程を
追加する必要がないという利点がある。
【0011】たとえば、本発明では、前記サンプリング
信号入力用配線パターンは、前記データ線と同時形成さ
れた第1の配線層と、該第1の配線層と重なるように前
記走査線と同時形成された第2の配線層とを備え、該第
2の配線層および前記第1の配線層の形成領域に前記の
シール層が形成されている。また、前記配線層形成領域
内を通る画像信号線と前記サンプルホールド回路とを接
続する画像信号サンプリング用配線パターンが、前記デ
ータ線と同時形成された第1の配線層と、該第1の配線
層と重なるように前記走査線と同時形成された第2の配
線層とを備え、該第2の配線層および前記第1の配線層
の形成領域に前記シール層が形成されてもよい。この場
合にも、前記画像信号サンプリング用配線パターンと、
前記配線層形成領域内を通る画像信号線との重なり部分
にシール層が形成されてもよい。
【0012】本発明の液晶表示パネルは、互いに重なる
該第1の配線層と該第2の配線層とは、コンタクトホー
ルを介して少なくとも1箇所で電気的接続していること
を特徴とする。このように構成すると、そこにシール材
のギャップ材により、第1配線層あるいは第2配線層の
どちらか一方の配線が断線したとしても、もう一方の配
線層で信号を供給することができるため、冗長構造が可
能となる。
【0013】本発明の液晶表示パネルは、該第1の配線
層はアルミニウム層で構成されていることを特徴とす
る。
【0014】本発明の液晶表示パネルは、該第2の配線
層はポリシリコン層で構成されていることを特徴とす
る。
【0015】本発明の液晶表示パネルは、該対向基板の
側には該シール層の内側にブラックマトリクスが形成さ
れ、該第2の回路は前記ブラックマトリクスの開口部よ
り外側に位置することを特徴とする。
【0016】本発明の液晶表示パネルを用いた投写型表
示装置は、光源部と、該光源部から出射された光を前記
液晶表示パネルで光変調した光をスクリーンなどの投写
面に投写する投写手段とを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施の
形態を説明する。
【0018】(アクティブマトリクス基板の全体および
画素部の構成)図1は、液晶表示装置に用いられる駆動
回路内蔵型のアクティブマトリクス基板の構成を模式的
に示すブロック図であり、図2(A)は、このアクティ
ブマトリクス基板に対向基板を貼り合わせた構造を示す
平面図、図2(B)は図2(A)のH−H’の断面図で
ある。なお、本形態に係るアクティブマトリクス基板
は、基本的な構成が図14および図15を参照して説明
したものと同様であるため、共通する部分には同一の符
号を付してある。
【0019】図1からわかるように、本形態の液晶表示
パネルに用いられる駆動回路内蔵型のアクティブマトリ
クス基板1も、画素部11では、ガラスや石英などの透
明な基板10の上に複数の走査線20および複数のデー
タ線30がマトリクス状に配列され、これらの走査線2
0およびデータ線30によって画素領域40が区画され
ている。いずれの画素領域40にも、走査線20および
データ線30に接続する画素スイッチング用のTFT5
0が形成され、このTFT50のドレイン電極は、後述
するように、液晶セルを構成するための画素電極であ
る。
【0020】(アクティブマトリクス基板の周辺部分の
構成)本形態のアクティブマトリクス基板1において、
基板10上における画素部11の外側領域(周辺部分)
には、複数のデータ線30のそれぞれに画像信号を供給
するデータ線駆動回路部60と、複数の走査線20のそ
れぞれに画素選択用の走査信号を供給するYシフトレジ
スタ700やバッファを備える走査線駆動回路部70と
が構成されている。これらの駆動回路部60、70のう
ち、データ線駆動回路部60は、基板外周側に位置する
第1の回路形成領域61と、この第1の回路形成領域6
1と画素部11との間に位置する第2の回路形成領域6
2と、この第2の回路形成領域62と第1の回路形成領
域61との間に位置する配線層形成領域63とが構成さ
れ、第1の回路形成領域61には端子を介して外部から
クロック信号が供給されるXシフトレジスタ610が構
成されている。第2の回路形成領域62には、Xシフト
レジスタ610から出力された信号に基づいて動作する
アナログスイッチとしてのTFTを備えるサンプルホー
ルド回路620が構成されている。配線層形成領域63
には、Xシフトレジスタ610からサンプルホールド回
路620への信号を供給するためのサンプリング信号入
力用配線パターン64と、たとえば6相に展開された各
画像信号に対応する6本の画像信号線66と、画像信号
線66とサンプルホールド回路620とを接続する画像
信号サンプリング用配線パターン65とが構成されてい
る。このため、サンプルホールド回路620は、シフト
レジスタ610から出力された信号に基づいて各TFT
が動作し、画像信号線66を介して供給される画像信号
を所定のタイミングでデータ線30に取り込み、各画素
に供給することが可能である。
【0021】このように構成したアクティブマトリクス
基板1は、図2(A)及び図2(B)に示すように、対
向電極55およびブラックマトリクス91を備える透明
な対向基板5とギャップ材含有のシール材を塗布したシ
ール層80によって貼り合わされ、これらの基板間に液
晶が封入される。シール層80には、エポキシ樹脂や各
種の紫外線硬化樹脂などを用いることができる。また、
ギャップ材としては、直径約2μm〜約6μmの円筒や
球状のグラスファイバー等を用いることができる。ここ
で、対向基板5はアクティブマトリクス基板1よりも小
さく、アクティブマトリクス基板1の周辺部分は、対向
基板5の外周縁よりはみ出た状態に貼り合わされる。従
って、アクティブマトリクス基板1の入出力端子7及び
第1駆動回路61は、アクティブマトリクス基板1と対
向基板5とを貼り合わせた後も露出しており、第2駆動
回路62は貼り合わせた内側に配置されている。また、
アクティブマトリクス基板1と対向基板5とは、上下導
通材8によりコモン電位(LCCOM)とされている。
なお、シール層80は部分的に途切れているため、そこ
から対向基板5とアクティブマトリクス基板1とを貼り
合わせた後も液晶を封入でき、封入した後は封止剤6で
塞がれる。
【0022】このような貼り合わせ構造を構成するにあ
たって、本形態では、図3にアクティブマトリクス基板
1の一部(図2の円領域L12)を拡大して示すよう
に、画素部11の外側領域のうち、第1の回路形成領域
61と第2の回路形成領域62との間に位置する配線層
形成領域63に重なるようにギャップ材含有のシール材
が塗布され、このシール層80によって、アクティブマ
トリクス基板1と対向基板5とを貼り合わせている。従
って、アクティブマトリクス基板1と対向基板5との間
にはシール層80の内側に液晶封入領域12が区画さ
れ、かつ、この液晶封入領域12内に第2の回路形成領
域62(サンプルホールド回路620)が位置してい
る。本実施例では、対向基板5にはシール層80の内周
縁に沿うようにブラックマトリクス91が形成されてい
るが、該ブラックマトリクスの開口部よりも外側に第2
の回路形成領域62の内周縁が位置している。すなわ
ち、第2の回路形成領域62は液晶封入領域12内にあ
るが、ブラックマトリクス91の開口部より内側へはみ
出していない。それ故、シール層の形成領域を図1に示
すと、一点鎖線L13で表され、その内側領域が液晶封
入領域12となる。
【0023】本形態では、アクティブマトリクス基板1
の外周部分の両側には走査側駆動回路部70が対称に構
成され、いずれの走査側駆動回路部70においても、シ
ール層80は走査側駆動回路部70よりも完全に内側、
すなわち、走査線20に重なる領域に形成されている。
【0024】図3を用いて詳述すると、シール層80の
下層側に位置する各配線層は、対向基板5に向けてほぼ
均一に突出している。即ち、データ線駆動回路部60の
側では、第1の回路形成領域61に形成されているXシ
フトレジスタ610とサンプルホールド回路620とを
接続する多数のサンプリング信号入力用配線パターン6
4は、データ線30と同時形成された第1の配線層13
と、この第1の配線層13と重なるように走査線20と
同時形成された第2の配線層14が形成されている。こ
の第2の配線層14と第1の配線層13との重なり部分
は、隣合う配線層と隙間を介して並んでほぼ均一に対向
基板5に向けて突出しているため、液晶層のセルギャッ
プの制御に利用できる。また、サンプリング信号入力用
配線パターン64と、配線層形成領域63内を通る画像
信号線66との重なり部分も、対向基板5に向けてほぼ
均一に突出しているため、ギャップ制御に利用できる。
【0025】また、データ側駆動回路部60の側では、
配線層形成領域62内を通る画像信号線66とサンプル
ホールド回路620とを接続する画像信号サンプリング
用配線パターン65も、データ線30と同時形成された
第1の配線層13と、第1の配線層13と重なるように
走査線20と同時形成された第2の配線層14とを備
え、この第2の配線層14と第1の配線層13との重な
り部分も、隣合う配線層とわずかな隙間を介して並んで
対向基板5に向けて突出している。しかも、画像信号サ
ンプリング用配線パターン65は、配線層形成領域63
内を通る画像信号線66との重なり部分によっても、対
向基板5に向けてほぼ均一に突出している。このように
配線層はほぼ均一に対向基板に向けて突出しており、図
3にはアクティブマトリクスパネルの一部しか図示され
ていないが、配線層は平面的に見て画素部の周辺の上
下、左右に形成されているため、これらの配線層が、ギ
ャップ制御として機能し、セルギャップを均一にするた
めに利用することができる。本発明はこれらの複数の配
線層を利用してギャップ制御を行うものであり、本明細
書では上述のようなシール材が形成される領域の配線層
15を以下、セルギャップ制御領域と称して説明する。
【0026】同様に、走査側駆動回路部70の側でも、
走査線20に対して、データ線30と同時形成された第
1の配線層13が重なっており、この重なり部分も、隣
合う配線層と隙間を介して並んで対向基板5に向けてほ
ぼ均一に突出してセルギャップ制御領域15を構成して
いる。
【0027】従って、データ線駆動回路部60の側、お
よび走査線駆動回路部70の側の双方において、シール
層80に含有されているギャップ材のうち、各セルギャ
ップ制御領域15に位置するギャップ材は、アクティブ
マトリクス基板1と対向基板5との間に所定の隙間を確
保することになる。
【0028】(アクティブマトリクス基板の製造方法)
このようにして、2層の配線層を利用してセルギャップ
制御領域15を構成する際には、画素スイッチング用の
TFT50が以下に説明する構造を有していることか
ら、画素スイッチング用のTFT50の製造工程をその
まま採用する。すなわち、図4(A)には、画素部11
の一部(画素領域40)を拡大して示すように、いずれ
の画素領域40に対しても、アルミニウム膜などからな
るデータ線30の下層側においてデータ線30に部分的
に重なるように形成したポリシリコンからなる半導体膜
51(TFTの能動層)と、ポリシリコンなどからなる
走査線20の一部をゲート電極21として用い、画素ス
イッチング用のTFT50が形成されている。このTF
T50において、半導体膜51にはゲート電極21に対
して自己整合的にソース領域521およびドレイン領域
522が形成され、ソース領域521にはコンタクトホ
ール56を介してデータ線30が電気的接続し、ドレイ
ン領域522にはコンタクトホール57を介して画素電
極55が電気的接続している。また、図4(A)に示す
例では、走査線20に沿うように、この走査線20と同
時形成されたポリシリコンからなる容量線22が形成さ
れ、この容量線22に対してはドレイン領域522の延
設部分523が重なって保持容量を構成している。
【0029】一方、図4(B)には前記のセルギャップ
制御領域15のうち、データ線駆動回路部60におい
て、シフトレジスタ610とサンプルホールド回路62
0とを接続するサンプリング信号入力用配線パターン6
4の一部を拡大して示すように、画像信号サンプリング
用配線パターン64は、データ線30と同時形成された
第1の配線層13と、この第1の配線層13と重なるよ
うに走査線20と同時形成された第2の配線層14とが
形成され、それらの重なり部分によって、前記のセルギ
ャップ制御領域15が構成されている。
【0030】ここで、図4(C)に示すように、第1の
配線層13と第2の配線層14とを複数のコンタクトホ
ール56で複数箇所で電気的接続しておけば、画像信号
サンプリング用配線パターン64を冗長配線構造として
構成できる。それ故、そこにシール材に含まれるギャッ
プ材によって一方の配線が断線しても、もう一方の配線
により信号を供給することが可能となる。
【0031】このようなセルギャップ制御領域のうち、
画像信号サンプリング用配線パターン64を画素スイッ
チング用のTFTの製造工程を援用しながら形成する方
法を、図5ないし図7を参照して説明する。これらの図
は、本形態のアクティブマトリクス基板の製造方法を示
す工程断面図であり、いずれの図においても、その左側
部分には図4(A)のA−A′線における断面、右側部
分には図4(B)のB−B′線における断面を示してあ
る。
【0032】まず、図5(A)に示すように、画素TF
T部およびセルギャップ制御領域のいずれの側にも、ガ
ラス基板、たとえば無アルカリガラス基板や石英基板な
どからなる透明な基板10の表面全体に直接、あるいは
基板10の表面に形成した下地保護膜の表面全体に、減
圧CVD法などにより厚さが約500オングストローム
〜約2000オングストローム、好ましくは約1000
オングストロームのポリシリコン膜からなる半導体膜5
1を形成した後(半導体膜堆積工程)、それをフォトリ
ソグラフィ技術を用いて、図5(B)に示すように、パ
ターニングし、画素TFT部の側に島状の半導体膜51
(能動層)を形成する。これに対して、セルギャップ制
御領域の側では半導体膜51を完全に除去する(半導体
膜フォト・エッチング工程)。上記の半導体膜の形成
は、アモルファスシリコン膜を堆積した後、600℃〜
700℃の温度で1時間〜8時間のアニール処理を施し
てポリシリコン膜を形成したり、ポリシリコン膜を堆積
した後、シリコンイオンを打ち込み、非晶質化した後、
アニール処理により再結晶化してポリシリコン膜を形成
する方法を用いてもよい。
【0033】次に、図5(C)に示すように、熱酸化法
などにより半導体膜51の表面に厚さが約600オング
ストローム〜約1500オングストロームのゲート絶縁
膜58を形成する(ゲート絶縁膜形成工程)。その結
果、半導体膜51の厚さは、約300オングストローム
〜約1500オングストローム、好ましくは350オン
グストローム〜約450オングストロームとなる。
【0034】次に、図5(D)に示すように、ゲート電
極などを形成するためのポリシリコン膜210を基板1
0全面に形成した後(ゲート電極膜堆積工程)、それを
フォトリソグラフィ技術を用いて、図5(E)に示すよ
うに、パターニングし、画素TFT部の側にゲート電極
21を形成する。これに対して、セルギャップ制御領域
の側ではポリシリコン膜をセルギャップ制御用の第2の
配線層14として残す(ゲート電極フォト・エッチング
工程)。
【0035】次に、図5(F)に示すように、画素TF
T部および駆動回路のNチャネルTFT部の側には、ゲ
ート電極21をマスクとして高濃度の不純物イオン(リ
ンイオン)の打ち込みを行い(イオン打ち込み工程)、
画素TFT部の側には、ゲート電極21に対して自己整
合的に高濃度のソース領域521、および高濃度のドレ
イン領域522を形成する。ここで、ゲート電極21の
真下に位置しているため、不純物が導入されなかった部
分はチャネル領域520となる。このようにしてイオン
打ち込みを行った際には、ゲート電極21および第2の
配線層14として形成されていたポリシリコン膜にも不
純物が導入されるので、それらは低抵抗化することにな
る。なお、この工程に代えて、ゲート電極21をマスク
として約1×1013/cm2 〜約3×1013/cm2
ドーズ量で低濃度の不純物(リンイオン)を導入して、
ポリシリコン膜に低濃度領域を形成した後、ゲート電極
21よりの幅の広いマスクを形成して高濃度の不純物
(リンイオン)を約1×1015/cm2 〜約3×1015
/cm2 のドーズ量で打ち込み、LDD構造(ライトリ
ー・ドープト・ドレイン構造)のソース領域およびドレ
イン領域を形成してもよい。また、低濃度の不純物の打
ち込みを行わずに、ゲート電極21より幅の広いマスク
を形成した状態で高濃度の不純物(リンイオン)を打ち
込み、オフセット構造のソース領域およびドレイン領域
を形成してもよい。
【0036】また、図示を省略するが、周辺駆動回路の
PチャネルTFT部を形成するために、前記画素部およ
びNチャネルTFT部をレジストで被覆保護して、ゲー
ト電極21をマスクとして、約1×1015/cm2 〜約
3×1015/cm2 のドーズ量でボロンイオンを打ち込
むことにより、自己整合的にPチャネルのソース・ドレ
イン領域を形成する。なお、NチャネルTFT部の形成
時と同様に、ゲート電極をマスクとして、約1×1013
/cm2 〜約3×1013/cm2 のドーズ量で低濃度の
不純物(ボロンイオン)を導入して、ポリシリコン膜に
低濃度領域を形成した後、ゲート電極よりの幅の広いマ
スクを形成して高濃度の不純物(ボロンイオン)を約1
×1015/cm2 〜約3×1015/cm2 のドーズ量で
打ち込み、LDD構造(ライトリー・ドープト・ドレイ
ン構造)のソース領域およびドレイン領域を形成しても
よい。また、低濃度の不純物の打ち込みを行わずに、ゲ
ート電極より幅の広いマスクを形成した状態で高濃度の
不純物(リンイオン)を打ち込み、オフセット構造のソ
ース領域およびドレイン領域を形成してもよい。これら
のイオン打ち込み工程によって、CMOS化が可能にな
り、周辺駆動回路の同一基板内への内蔵化が可能とな
る。
【0037】次に、図6(A)に示すように、ゲート電
極21および第2の配線層14の表面側に、CVD法な
どによりたとえば800℃程度の温度条件下で厚さが約
5000オングストローム〜約15000オングストロ
ームのNSG膜(ボロンやリンを含まないシリケートガ
ラス膜)などからなる第1層間絶縁膜53を形成した後
(第1層間絶縁膜堆積工程)、図6(B)に示すよう
に、画素TFT部の側では、フォトリソグラフィ技術を
用いて、第1層間絶縁膜53のうち、ソース領域521
に対応する部分にコンタクトホール56を形成する(ソ
ース電極導通部開孔工程)。
【0038】次に、図6(C)に示すように、第1層間
絶縁膜53の表面側に、ソース電極を構成するためのア
ルミニウム膜300などの低抵抗導電膜をスパッタ法な
どで形成した後(ソース電極膜堆積工程)、図6(D)
に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、アル
ミニウム膜300をパターニングし、画素TFT部で
は、データ線30の一部としてソース電極301を形成
し、セルギャップ制御領域では、シフトレジスタ610
とサンプルホールド回路620とを接続する第1の配線
層13(画像信号サンプリング用配線パターン64)を
形成する(ソース電極フォト・エッチング工程)。
【0039】次に、図7(A)に示すように、ソース電
極301および第1の配線層13の表面側に、CVD法
などによりたとえば500℃程度の低い温度条件下で厚
さが約5000オングストローム〜約15000オング
ストロームのBPSG膜(ボロンやリンを含むシリケー
トガラス膜)などからなる第2層間絶縁膜54を形成し
た後(第2層間絶縁膜形成工程)、図7(B)に示すよ
うに、画素TFT部の側では、フォトリソグラフィ技術
およびドライエッチング法などを用いて、第1層間絶縁
膜53および第2層間絶縁膜54のうち、ドレイン領域
522に対応する部分にコンタクトホール57を形成す
る(画素電極導通部開孔工程)。
【0040】次に、図7(C)に示すように、第2層間
絶縁膜54の表面側に、ドレイン電極を構成するための
厚さが約1500オングストロームのITO膜550
(Indium Tin Oxide)をスパッタ法な
どで形成した後(画素電極膜堆積工程)、図7(D)に
示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、ITO
膜550をパターニングし、画素TFT部では画素電極
55を形成し、セルギャップ制御領域では、ITO膜5
50を完全に除去する。(画素電極フォトエッチング工
程)ここで、画素電極55としては、ITO膜に限ら
ず、SnOX 膜やZnOX 膜などの高融点の金属酸化物
などからなる透明電極材料を使用することも可能であ
り、これらの材料であれば、コンタクトホール57内で
のステップカバレージも実用に耐えるものである。
【0041】このようにして、画素TFT部に画素スイ
ッチング用のTFT50を形成する際には、図5
(D)、(E)、(F)に示す工程を利用して第2の配
線層14を形成でき、かつ、図6(C)、(D)に示す
工程を利用して第1の配線層13を形成できるので、そ
れらが部分的に重なるように形成するだけで、図7
(D)に示すように、ほぼ均一に突出したセルギャップ
制御領域15を形成できる。また、図3を参照して説明
した画像信号サンプリング用配線パターン65、および
走査側駆動回路部70近くの走査線20に対しても、2
層の配線層が重なったセルギャップ制御領域15を形成
できる。
【0042】(本形態の効果)以上説明したように、本
形態では、データ側駆動回路部60の第1の回路形成領
域61、第2の回路形成領域62、および配線層形成領
域63のうち、配線層形成領域63に重なるようにシー
ル層80を形成することによって、第1の回路形成領域
62が液晶封入領域12内に位置するように構成してあ
る。すなわち、図14および図15を参照して説明した
構造からみれば、図3に示すように、シール層80より
も内側部分に第2の回路形成領域62を形成した分だ
け、シール層80よりも外側部分において第1の回路形
成領域61を幅L4にまで拡張できる。また、第2の回
路形成領域62についてもブラックマトリクス91で隠
れている部分を利用しているので、幅L5にまで拡張で
きる。それ故、本形態によれば、液晶表示パネルの表示
の品位を高めることを目的に、データ側駆動回路部60
に対してはそれを構成するTFTのチャネル幅の拡張に
よるオン電流の増大(動作速度の向上)、あるいは大規
模回路の導入などを行うことができる。すなわち、本形
態の液晶表示パネルでは、アクティブマトリクス基板1
を大型化せずに、かつ、画素部11を含む液晶封入領域
12やシール層80が占めている部分を縮小することな
く、データ側駆動回路部60の形成領域を実質的に拡張
することができる。また、逆にいえば、シール層80よ
りも内側部分に第2の回路形成領域62を形成したの
で、シール層80よりも外側には第1の回路形成領域6
1だけを確保すればよい。すなわち、シール層80より
も外側にはシフトレジシタ回路610を構成すればよ
い。それ故、アクティブマトリクス基板の周辺部分を縮
小できるので、同じ大きさの表示領域を有しながらも周
辺部分が狭い液晶表示パネルを構成することができる。
【0043】さらに、データ線駆動回路部60全体を液
晶封入領域12内に形成すると、液晶に印加される直流
成分の電位の影響を受けて液晶中の不純物イオンが配向
膜との界面に吸着し分極発生を招くおそれがあるが、本
形態では、極性反転した画像信号をサンプリングするサ
ンプルホールド回路620が液晶封入領域12内にある
ので、液晶の劣化を防ぐことができる。しかも、サンプ
ルホールド回路620ブラックマトリクス91で覆われ
ているので、対向基板側から入射される光の影響でTF
Tがオフ状態でリークする心配がなく、表示の品位を落
とさない。
【0044】さらにまた、データ線駆動回路部60の
側、および走査線駆動回路部70の側の双方において、
シール層80に含有されているギャップ材は、画像信号
線66までも利用したセルギャップ制御領域15と対向
基板5との間に挟まれてそれらの間に所定の隙間を確保
しており、このような構造であれば、アクティブマトリ
クス基板1の側を損傷しない。すなわち、駆動回路の一
部をシール層80に重ねるといっても、シール層80が
駆動回路のTFTに重なるような構成であれば、TFT
と対向基板との間に挟まれたギャップ材はTFTを損傷
させてしまう恐れがあるが、このような問題は本形態で
は発生しない。しかも、セルギャップ制御領域15に位
置する配線を冗長配線構造にしておけば、そこではギャ
ップ材によって断線するという不具合を確実に防止でき
る。
【0045】また、アクティブマトリクス基板1の外周
領域のシール材形成領域の全面にアルミニウム層などを
形成し、そこにシール層80を形成する構成では、シー
ル層80を光硬化させる場合には対向基板5の方から紫
外線を照射しなればならず、対向基板5としては光透過
性のかなり高い石英基板などを使用せざるを得ないとい
う制約がある。これに対して、本形態では、アクティブ
マトリクス基板1の側から紫外線を照射しても配線層同
士の隙間(例えば、配線層の幅約10μmに対して、隙
間の幅は約10μm程度)を通って紫外線がシール層8
0に到達し、硬化させるので、対向基板5との未硬化を
防ぐことができる。それ故、本形態によれば、対向基板
5として光透過性の低い基板等、安価なネオセラム等の
ガラス基板を使用できるという利点もある。
【0046】(その他の形態)なお、上記実施形態で
は、アクティブマトリクス基板において画素部の一方の
側のみにデータ側駆動回路部60を構成した場合を例に
説明したが、図8(A)、(B)に示すように、アクテ
ィブマトリクス基板1において画素部11の両側にデー
タ線駆動回路部60を構成してもよい。この場合にも、
2つのデータ線駆動回路部60のいずれにおいても、第
1の回路形成領域61、第2の回路形成領域62、およ
び配線層形成領域63のうち、配線層形成領域63に重
なるように前記のシール層80(図中、一点鎖線により
シール層80の外周縁を示す。)を形成することによっ
て、いずれのデータ線駆動回路部60においても、第2
の回路形成領域62が液晶封入領域12内に位置するよ
うに構成する。このように構成するにあたっては、図8
(A)に示すように、画素部11の両側にある2つのデ
ータ線駆動回路部60から同一のデータ線30に対して
同一の画像信号を同一のタイミングで供給するように構
成して歩留りなどを向上させてもよい。また、図8
(B)に示すように、画素部11の両側にある2つのデ
ータ線駆動回路部60のそれぞれが、複数のデータ線3
0のうち一本おきに画像信号を供給するように構成し、
安価な構成でサンプリング周波数を2倍に高めてもよ
い。
【0047】また、上記いずれの実施の形態でも、デー
タ線駆動回路部60において、第1の回路形成領域6
1、第2の回路形成領域62、および配線層形成領域6
3のうち、配線層形成領域63に重なるように前記のシ
ール層80を形成したが、走査側駆動回路70において
も、基板外周側に位置する第1の回路形成領域(Yシフ
トレジスタ形成領域)と、この第1の回路形成領域と画
素部11との間に位置する第2の回路形成領域(バッフ
ァ回路形成領域)と、この第2の回路形成領域と第1の
回路形成領域との間に位置する配線層形成領域とを設
け、この配線層形成領域に重なるように前記のシール層
80を形成してもよい。この場合には、第2の回路形成
領域(バッファ回路)は液晶封入領域12内に位置する
ことになるので、走査側駆動回路70においてもその形
成領域を実質的に拡張できるので、走査速度の向上など
といった表示の品位を向上させることができる。この場
合にも、Yシフトレジスタとバッファ回路とを接続する
配線層としては、データ線30と同時形成された第1の
配線層13と、この第1の配線層13と重なるように走
査線20と同時形成された第2の配線層14との重なり
部分をセルギャップ制御領域として利用することが好ま
しい。また、液晶封入領域12内に形成するバッファ回
路についても対向基板5のブラックマトリクス91から
内側にはみ出ないように形成する。
【0048】(液晶表示パネルの使用例)上記実施の形
態に係る液晶表示パネルを透過型で構成した場合の電子
機器への使用例を、図9ないし図13を参照して説明す
る。
【0049】上記形態の液晶表示パネルを用いて構成さ
れる電子機器は、図9のブロック図に示すように、表示
情報出力源1000、表示情報処理回路1002、表示
駆動装置1004、液晶表示パネル1006(表示駆動
装置1004と液晶表示パネル1006は同一基板に形
成されている)、クロック発生回路1008、および電
源回路1010を含んで構成される。表示情報出力源1
000は、ROM、RAMなどのメモリ、テレビ信号な
どを同調して出力する同調回路などを含んで構成され、
クロック発生回路1008からのクロックに基づいて表
示情報を処理して出力する。この表示情報出力回路10
02は、たとえば増幅・極性反転回路、相展開回路。ロ
ーテーション回路、ガンマ補正回路、あるいはクランプ
回路等を含んで構成され、液晶表示パネル1006を駆
動する。電源回路1010は、上述の各回路に電力を供
給する。
【0050】このような構成の電子機器としては、図1
0に示す液晶プロジェクタ、図11に示すマルチメディ
ア対応のパーソナルコンピュータ(PC)、およびエン
ジニアリング・ワークステーション(EWS)、図12
に示すページャ、あるいは携帯電話、ワードプロセッ
サ、テレビ、ビューファインダ型またはモニタ直視型の
ビデオテープレコーダ、電子手帳、電子卓上計算機、カ
ーナビゲーション装置、POS端末、タッチパネルを備
える装置などを挙げることができる。
【0051】図10に示す投写型表示装置は、液晶表示
パネルをライトバルブとして用いた投写型プロジェクタ
であり、たとえば3枚プリズム方式の光学系を用いてい
る。図10において、液晶プロジェクタ1100では、
白色光源のランプユニット1102から出射された投写
光がライトガイド1104の内部で、複数のミラー11
06および2枚のダイクロイックミラー1108によっ
て、R、G、Bの3原色に分離され(光分離手段)、そ
れぞれの色の画像を表示する3枚の液晶表示パネル11
10R、1110G、1110Bに導かれる。そして、
それぞれの液晶表示パネル1110R、1110G、1
110Bによって変調された光は、ダイクロイックプリ
ズム1112(光合成手段)に3方向から入射される。
ダイクロイックプリズム1112では、レッドRおよび
ブルーBの光が90°曲げられ、グリーンGの光は直進
するので、各色の光が合成され、投写レンズ1114を
通してスクリーンなどにカラー画像が投写される。
【0052】図11に示すパーソナルコンピュータ12
00は、キーボード1202を備える本体部1204
と、液晶表示パネル1206(液晶表示画面)とを有す
る。
【0053】図12に示すページャ1300は、金属製
のフレーム1302内に、液晶表示基板1304、バッ
クライト1306aを備えたライトガイド1306、回
路基板1308、第1および第2のシールド板131
0、1312、2つの弾性電導体1314、1316、
およびフィルムキャリヤテープ1318を有する。2つ
の弾性電導体1314、1316、およびフィルムキャ
リヤテープ1318は、液晶表示基板1304と回路基
板とを接続するものである。
【0054】ここで、液晶表示基板1304は、2枚の
透明基板1304a、1304bの間に液晶を封入した
もので、これにより少なくともドットマトリクス型の液
晶表示パネルが構成される。一方の透明基板には図13
に示す駆動回路1004、あるいはこれに加えて表示情
報処理回路1002を構成することができる。液晶表示
基板1304に搭載されない回路は、液晶表示基板13
04の外付け回路とされ、図12に示す例であれば、回
路基板1308に搭載できる。
【0055】図12はページャの構成を示すものである
から、液晶表示基板1304以外に回路基板1308が
必要であるが、電子機器用の一部品として液晶表示パネ
ルが使用される場合であって、透明基板上に表示駆動回
路が搭載される場合には、その液晶表示装置としての最
小単位は液晶表示基板1304である。あるいは、液晶
表示基板1304を筐体としての金属フレーム1302
に固定したものを、電子機器用の一部品である液晶表示
装置として用いることもできる。これらに代えて、図1
3に示すように、液晶表示基板1304を構成する2枚
の透明基板1304a、1304bの一方に、金属の導
電膜が形成されたポリイミドテープ1322にICチッ
プ1324を実装したTCP(Tape Carrie
r Package)1320を接続して、電子接続用
の一部品である液晶表示装置として使用することもでき
る。
【0056】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、配線層形成領域にシール層を形成するという本
発明の要旨の範囲内で種々変形した形態で実施が可能で
ある。たとえば、本発明は上述の各種の液晶表示パネル
の駆動に適用されるものに限らず、エレクトロルミネッ
センス、プラズディスプレー装置にも適用できるもので
ある。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る液晶
表示パネルでは、アクティブマトリクス基板の外周部分
において、データ線駆動回路部の配線層形成領域に重な
るようにシール層を形成することによって、第2の回路
形成領域を液晶封入領域内に構成してある。従って、本
発明によれば、シール層よりも内側部分に第2の回路形
成領域を形成した分だけ、シール層よりも外側部分にお
いて第1の回路形成領域を拡張できる。よって、データ
側駆動回路に対してはそれを構成するTFTのチャネル
幅の増大によるオン電流の増大、すなわちTFTの動作
速度の向上、あるいはデータ側駆動回路への大規模回路
の導入などを行うことができる。それ故、アクティブマ
トリクス基板を大型化せずに、かつ、画素部を含む液晶
封入領域やシール領域が占めている部分を縮小すること
なく、データ側駆動回路の形成領域を実質的に拡張する
ことができるので、液晶表示パネルの表示の品位を高め
ることがとができる。また、シール層よりも内側部分に
第2の回路形成領域を形成したので、シール層よりも外
側領域には第1の回路形成領域だけを確保すればよいの
で、同じ大きさの表示領域を有しながらも、周辺部分が
狭い液晶表示パネルを構成することができる。さらに、
データ線駆動回路のうち、第2の回路形成領域のみが液
晶封入領域内にあるので、液晶の劣化を招かない。しか
も、アクティブマトリクス基板の外周領域のシール材形
成領域の全面にギャップを制御するための層、あるいは
アルミニウム等の配線層などを形成してそこにシール層
を形成する場合と違って、本発明では、配線層形成領域
にシール層を形成するので、アクティブマトリクス基板
の側から光照射しても、照射した光は配線層同士の隙間
を通ってシール層に到達し、シール層を十分硬化させ
る。よって、対向基板として光透過性の低い基板、安価
なガラス基板を使用できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示パネルのアクティブマト
リクス基板のブロック図である。
【図2】(A)は図1に示すアクティブマトリクス基板
に対向基板を貼り合わせた構造を示す平面図、(B)は
(A)のH−H’の断面図である。
【図3】図2のL12で示す領域を拡大して示す説明図
である。
【図4】(A)は、図1に示すアクティブマトリクス基
板に形成した画素スイッチング用TFTの平面図、
(B)は、駆動回路の配線層形成領域に形成したセルギ
ャップ制御領域を示す平面図、(C)は、このセルギャ
ップ制御領域において画像信号サンプリング用配線パタ
ーンを冗長配線構造とするための構造を示す平面図であ
る。
【図5】(A)〜(F)は、図4に示すTFTおよびセ
ルギャップ制御領域を形成するための工程断面図であ
る。
【図6】(A)〜(D)は、図5に続いて行う工程を示
す工程断面図である。
【図7】(A)〜(D)は、図6に続いて行う工程を示
す工程断面図である。
【図8】(A)、(B)は、本発明の変形例を示すアク
ティブマトリクス基板のブロック図である。
【図9】本発明を適用した液晶表示パネルを用いた電子
機器のブロック図である。
【図10】本発明を適用した液晶表示パネルを用いた投
写型表示装置の光学系を示す説明図である。
【図11】本発明を適用した液晶表示パネルを用いたパ
ーソナルコンピュータの説明図である。
【図12】本発明を適用した液晶表示パネルを用いたペ
ージャの説明図である。
【図13】図12のページャに用いた液晶表示基板の説
明図である。
【図14】従来の液晶表示パネルのアクティブマトリク
ス基板のブロック図である。
【図15】図14に示すアクティブマトリクス基板の部
分拡大図である。
【符号の説明】
1 アクティブマトリクス基板 5 対向基板 10 基板 11 画素部 12 液晶封入領域 13 第1の配線層 14 第2の配線層 15 セルギャップ制御領域 20 走査線 30 データ線 40 画素領域 50 画素スイッチング用のTFT 60 データ線駆動回路部 61 第1の回路形成領域 62 第2の回路形成領域 63 配線層形成領域 64 サンプリング信号入力用配線パターン 66 画像信号線 65 画像信号サンプリング用配線パターン 70 走査線駆動回路部 80 シール層 610 Xシフトレジスタ 620 サンプルホールド回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09F 9/30 338 G09F 9/30 338 H01L 29/786 H01L 29/78 612B 612C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にマトリクス状に配列された複数
    の走査線および複数のデータ線と、該走査線および該デ
    ータ線に接続されたスイッチング用の薄膜トランジスタ
    とが形成された画素部と、該画素部の周辺領域に該複数
    のデータ線に画像信号を供給するデータ線駆動回路とが
    形成されてなり、該基板と対向基板との間はギャップ材
    含有のシール層によって液晶が挟持されてなる液晶表示
    パネルにおいて、 該データ線駆動回路は、第1の回路と、該第1の回路と
    該画素部との間に位置する第2の回路と、該第2の回路
    と該第1の回路との間に位置する配線層とを備え、該シ
    ール層は該配線層に重なるように形成されてなり、該第
    2の回路は該シール層の内側に位置していることを特徴
    とする液晶表示パネル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該シール層よりも外
    側に該複数の走査線に走査信号を供給する走査線駆動回
    路が構成されていることを特徴とする液晶表示パネル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、該第2の回
    路には、該配線層に形成されているサンプリング信号入
    力用配線パターンを介して該第1の回路に形成されてい
    るシフトレジスタからの信号が入力されるサンプルホー
    ルド回路が構成されていることを特徴とする液晶表示パ
    ネル。
  4. 【請求項4】 請求項3において、該サンプリング信号
    入力用配線パターンは、該データ線と同時形成された第
    1の配線層と、該第1の配線層と重なるように該走査線
    と同時形成された第2の配線層とを備え、 該第2の配線層および該第1の配線層上に該シール層が
    形成されていることを特徴とする液晶表示パネル。
  5. 【請求項5】 請求項4において、該サンプリング信号
    入力用配線パターンと、該配線層に交差する画像信号線
    との重なり領域に該シール層が形成されていることを特
    徴とする液晶表示パネル。
  6. 【請求項6】 請求項3において、該配線層に交差する
    画像信号線と該サンプルホールド回路とを接続する画像
    信号サンプリング用配線パターンは、該データ線と同時
    形成された第1の配線層と、該第1の配線層と重なるよ
    うに該走査線と同時形成された第2の配線層とを備え、 該第2の配線層および該第1の配線層上に該シール層が
    形成されていることを特徴とする液晶表示パネル。
  7. 【請求項7】 請求項6において、該画像信号サンプリ
    ング用配線パターンと、該配線層形成領域を通る画像信
    号線との重なり領域に該シール層が形成されていること
    を特徴とする液晶表示パネル。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし7のいずれかにおいて、
    互いに重なる該第1の配線層と該第2の配線層とは、コ
    ンタクトホールを介して少なくとも1箇所で電気的接続
    していることを特徴とする液晶表示パネル。
  9. 【請求項9】 請求項4ないし8のいずれかにおいて、
    該第1の配線層はアルミニウム層で構成されていること
    を特徴とする液晶表示パネル。
  10. 【請求項10】 請求項4ないし9のいずれかにおい
    て、該第2の配線層はポリシリコン層で構成されている
    ことを特徴とする液晶表示パネル。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかにおい
    て、該対向基板の側には該シール層の内側にブラックマ
    トリクスが形成され、該第2の回路は前記ブラックマト
    リクスの開口部より外側に位置することを特徴とする液
    晶表示パネル。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに規定
    する液晶表示パネルを用いた投写型表示装置であって、
    光源部と、該光源部から出射された光を前記液晶表示パ
    ネルで光変調した光をスクリーンなどの投写面に投写す
    る投写手段とを有することを特徴とする投写型表示装
    置。
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