JPH1193531A - ふすま紙の簡単な貼着方法 - Google Patents

ふすま紙の簡単な貼着方法

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JPH1193531A
JPH1193531A JP25571997A JP25571997A JPH1193531A JP H1193531 A JPH1193531 A JP H1193531A JP 25571997 A JP25571997 A JP 25571997A JP 25571997 A JP25571997 A JP 25571997A JP H1193531 A JPH1193531 A JP H1193531A
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JP
Japan
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paper
bran
fusuma
frame
stuck
Prior art date
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Pending
Application number
JP25571997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Muramatsu
正仁 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASEN WASHI KOGYO KK
Original Assignee
KASEN WASHI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KASEN WASHI KOGYO KK filed Critical KASEN WASHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ふすま外縁の枠を外さないで、両面粘着テ−プ
をふすま芯体の4周に貼り、その上から少量の水を霧吹
きしたふすま紙を貼着することにより、ふすま外縁の枠
を外さないで簡単にふすま紙を貼ることができるふすま
紙の簡単な貼着方法を提供しようとするものである。 【解決手段】ふすま外縁の枠を外さないで、両面粘着テ
−プをふすま芯体の4周に貼り、その上から少量の水を
霧吹きしたふすま紙を貼着することを特徴とするふすま
紙の簡単な貼着方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、枠を外さずに両
面粘着テープを用いて簡単にふすま紙を貼ることができ
るようにした、張り替えが手間をかけないで行なえるふ
すま紙の簡単な貼着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、古くなったふすまの張り替え作業
は、通常下記のような手段で行なわれていた。 1)ふすま外縁の枠を外してふすま紙を貼る方法 a)ふすま外縁の枠を外す際に、芯材と枠との取り付け
方法が、枠の内側に削り取ってある穴に骨を組み込むよ
うにできている「印籠」 b)折れ合いクギで取り付ける「折れ合い」 c)木ネジで取り付ける「木ネジ」 d)ピンパクギで直接打ちつけている「打付(ぶっつ
け)」 等の種類がある。 2)ふすま外縁の枠を外さないでふすま紙を貼る方法 a)再湿のり・・ふすま紙全体に塗布してある再湿のり
を水で濡らして貼る。
【0003】b)アイロン・・紙全体に塗布してある熱
接着樹脂をアイロンを当てて貼る。
【0004】c)粘着のり・・粘着のりを芯体の周囲に
塗って、その上から貼る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
1)のふすま外縁の枠を外してふすま紙を貼る方法にお
いては、貼り替えようとするふすまが、ふすま外縁の枠
がどの取り付け方法で取り付けられているか、熟練者で
なければ容易に見分けがつかず、そのため張り替えに手
間取ったり、ふすまを壊したりするという欠点があっ
た。
【0006】また、後者2)のふすま外縁の枠を外さな
いでふすま紙を貼る方法においては、まず再湿のりを使
用するa)の場合、枠が汚れるのでマスキングテ−プが
必要となる。同様にアイロンを当てて貼るb)の場合
も、ふすま外縁の枠に触れた箇所に紙が接着し、汚れる
のでマスキングテ−プが必要となる。
【0007】さらに粘着のりを芯体の周囲に塗って、そ
の上からふすま紙を貼るc)の場合も、粘着のりが均一
に塗れないでふすま外縁の枠にのりが付着して汚れるの
で、マスキングテ−プが必要となる。
【0008】この発明のふすま紙の簡単な貼着方法は、
従来例の上記欠点を解消しようとするもので、ふすま外
縁の枠を外さないで、両面粘着テ−プをふすま芯体の4
周に貼り、その上から少量の水を霧吹きしたふすま紙を
貼着することにより、ふすま外縁の枠を外さないで簡単
にふすま紙を貼ることができるふすま紙の簡単な貼着方
法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明のふす
ま紙の簡単な貼着方法は、ふすま外縁の枠を外さない
で、両面粘着テ−プをふすま芯体の4周に貼り、その上
から少量の水を霧吹きしたふすま紙を貼着することを特
徴とするものである。
【0010】またこの発明のふすま紙の簡単な貼着方法
は、ふすま外縁の枠を外さないで、両面粘着テ−プをふ
すま芯体の4周に貼り、その上から少量の水を霧吹きし
たふすま紙を貼着し、その後余分なふすま紙を切り落と
すようにしたことをも特徴としている。
【0011】この発明のふすま紙の簡単な貼着方法によ
れば、ふすま外縁の枠を外さないため張り替え作業に手
間がほとんどかからず、非常に簡単にふすま紙を貼るこ
とができるようになった。
【0012】またこの発明のふすま紙の簡単な貼着方法
によれば、ふすま外縁の枠を汚すことがないためマスキ
ングテープが不要となり、したがって張り替え作業の手
間を大幅に省くことができ、かつ非常にきれいにふすま
紙を貼ることができるようになった。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明のふすま紙の簡単
な貼着方法の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明
する。
【0014】図1ないし図7にこの発明のふすま紙の簡
単な貼着方法の1実施例を示す。図1はふすま11から
引手12を外した状態を示す正面図、図2はふすま外縁
の枠13を外さないで、両面粘着テ−プ14をふすま芯
体15の4周に貼り付けた状態を示す正面図、図3はふ
すま紙16の表面に霧吹き等によって少量の水を付着さ
せ、これをロール(紙管)17に巻き取る状態を示す斜
視図、図4は、両面粘着テ−プ14の離型紙18を剥す
状態を示す斜視図、図5はロール17に巻き取ったふす
ま紙16を離型紙18を剥した両面粘着テ−プ14上に
貼り付ける状態を示す正面図、図6はふすま芯体15の
前面にふすま紙16を貼り付けた状態を示す正面図、図
7はふすま紙16の周囲を竹べら等でふすま外縁の枠1
3との間にきめ込んだ状態を示す斜視図、図8は余分な
ふすま紙16を切り落としてふすま紙16のふすま芯体
15への貼着が完成した状態を示す正面図である。
【0015】以下、この発明のふすま紙の簡単な貼着方
法の施工過程を詳細に説明する。先ず図1のように、ふ
すま11から引手12を外し、今まで貼ってあった既存
ふすま紙21の表面に汚れや埃などがないように取り除
いておく。
【0016】次に図2のように、ふすま外縁の枠13を
外さないで両面粘着テ−プ14を貼り付ける。すなわ
ち、ロール状の両面粘着テ−プ14を巻き戻しながら、
両面粘着テ−プ14をふすま外縁の枠13の内側に位置
するふすま芯体15の4周に貼っておく。この両面粘着
テ−プ14は、連結部分に凹凸ができないように注意深
く貼ることが望ましい。
【0017】他方、別途用意したふすま紙16は、図3
に示すように、表面に薄く均一に霧吹きをしてから、絵
柄のある面を内側にして絵柄の頭の方からロール17に
巻き取っておく。
【0018】次に、図4のように両面粘着テープ14表
面の離型シート18を剥がす。そして、ふすま11の下
の方からロール17に巻き取ったふすま紙16をよく押
さえて接着する。
【0019】そして図5のように、ふすま紙16を転が
しながらふすま芯体15上を展開していき、弛まないよ
うに強く引っ張りながらふすま紙16の上の方を押さえ
て接着する。次いで、図6のようにふすま紙16の弛み
を中心から両サイドに逃がすように拡げながら、ふすま
紙16の両サイドを押さえて接着する。
【0020】最後に、図7のようにふすま紙16の周囲
を竹べら等でふすま外縁の枠13との間にきめ込んでか
ら、4隅にナイフ等で斜めに切り込み19を入れ、図8
のようにカッティング定規20を当ててカッターナイフ
21で余計なふすま紙16を切り落としてふすま紙の貼
着が完了する。
【0021】上記両面粘着テ−プ14で接着すべき対象
物の組み合わせとして、紙と紙、木と紙または紙と塩ビ
シート等がある。そのため、両面粘着テ−プ14の基材
としては和紙、不織布、布、ポリエチレンフォ−ム、ウ
レタンフォ−ムまたはポリエステルの各シートを使用
し、粘着材料としてはアクリル系または合成ゴム系の粘
着剤を使用することが望ましい。
【0022】
【発明の効果】この発明のふすま紙の簡単な貼着方法に
よれば、下記のような顕著な効果を奏することができ
る。 1)ふすまの外縁の枠を外さないので、熟練者でなくて
も簡単に貼ることができる。 2)今までの古いふすま紙の上からでも重ね貼りができ
る。 3)両面粘着テ−プで貼ることによって、マスキングテ
−プを使用しなくてもふすまの外縁の枠を汚さずに貼る
ことができる。 4)全面が両面粘着テ−プ等で貼り付けられているわけ
ではないので、古いふすま紙等からなる下地の凸凹が表
面に現れる心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】既存ふすまから引手を外した状態を示す正面図
である。
【図2】ふすま外縁の枠を外さないで両面粘着テ−プを
ふすま芯体の4周に貼り付けた状態を示す正面図であ
る。
【図3】ふすま紙の表面に霧吹き等によって少量の水を
付着させ、これをロールに巻き取る状態を示す斜視図で
ある。
【図4】両面粘着テ−プの離型紙を剥す状態を示す斜視
図である。
【図5】ロールに巻き取ったふすま紙を離型紙を剥した
両面粘着テ−プ上に貼り付ける状態を示す正面図であ
る。
【図6】ふすま芯体の前面にふすま紙を貼り付けた状態
を示す正面図である。
【図7】ふすま紙の周囲を竹べら等でふすま外縁の枠と
の間にきめ込んだ状態を示す斜視図である。
【図8】余分なふすま紙を切り落とし、ふすま紙のふす
ま芯体への貼着が完成した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
11 ふすま 12 引手 13 枠 14 両面粘着テ−プ 15 ふすま芯体 16 ふすま紙 17 ロール 18 離型紙 19 切り込み 20 カッティング定規 21 カッターナイフ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ふすま外縁の枠を外さないで、両面粘着
    テ−プをふすま芯体の4周に貼り、その上から少量の水
    を霧吹きしたふすま紙を貼着することを特徴とするふす
    ま紙の簡単な貼着方法。
  2. 【請求項2】 ふすま外縁の枠を外さないで、両面粘着
    テ−プをふすま芯体の4周に貼り、その上から少量の水
    を霧吹きしたふすま紙を貼着し、その後余分なふすま紙
    を切り落とすようにしたことを特徴とするふすま紙の簡
    単な貼着方法。
JP25571997A 1997-09-19 1997-09-19 ふすま紙の簡単な貼着方法 Pending JPH1193531A (ja)

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JP25571997A JPH1193531A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 ふすま紙の簡単な貼着方法

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JP (1) JPH1193531A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2814982A1 (fr) * 2000-10-06 2002-04-12 Makdad Hammadi El Procede et dispositif pour la pose d'une bande en tissu de fibres de verre sur une paroi verticale
FR2814981A1 (fr) * 2000-10-06 2002-04-12 Makdad Hammadi El Procede et dispositif pour la pose d'une bande en tissu de fibres de verre sur une paroi verticale

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2814982A1 (fr) * 2000-10-06 2002-04-12 Makdad Hammadi El Procede et dispositif pour la pose d'une bande en tissu de fibres de verre sur une paroi verticale
FR2814981A1 (fr) * 2000-10-06 2002-04-12 Makdad Hammadi El Procede et dispositif pour la pose d'une bande en tissu de fibres de verre sur une paroi verticale

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